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Transcription:

基 金 だより 重 要 なお 知 らせ 事 業 主 並 びに 加 入 員 の 皆 さまへ 東 日 本 硝 子 業 厚 生 年 金 基 金 は 方 針 を 議 決 しました 日 頃 より 当 基 金 の 事 業 運 営 にご 理 とご 協 力 をいただき 感 謝 申 し 上 げます さて 平 成 25 年 6 月 に 厚 生 年 金 基 金 制 度 の 原 則 廃 止 を 旨 とする 厚 生 年 金 基 金 制 度 見 直 し 法 が 成 立 し 平 成 26 年 4 月 から 施 行 になりました この 基 金 制 度 見 直 し 法 では 基 金 の 保 有 する 年 金 資 産 額 が 国 の 年 金 を 代 行 している 部 分 で 時 に 国 へ 返 却 する 額 である 最 低 責 任 準 備 金 を 下 回 る 場 合 ( 代 行 割 れ)に 施 行 日 から5 年 以 内 の 基 金 を 求 めています また 仮 に 上 回 る 場 合 でも5 年 経 過 後 は 一 定 の 存 続 基 準 ( 最 低 責 任 準 備 金 の1.5 倍 もしくは 上 乗 せ 部 分 を 含 む 全 給 付 に 見 合 う 積 立 額 を 示 す 最 低 積 立 基 準 額 )を 満 たす 基 金 のみ 存 続 を 認 められる 旨 が 規 定 されており 基 金 制 度 見 直 し 法 が 定 める 存 続 基 準 は 極 めて 高 いハードルと なっております つまり 大 多 数 の 厚 生 年 金 基 金 は や 代 行 返 上 を 余 儀 なくされる 状 況 にあり 厚 生 労 働 省 は 実 質 的 な 厚 生 年 金 基 金 制 度 の 廃 止 に 踏 み 切 ったものと 断 言 できます そのような 状 況 を 踏 まえて 当 基 金 では 昨 年 から 厚 生 労 働 省 の 政 省 令 の 進 捗 状 況 を 注 視 しつつ 当 基 金 のとりうる 選 択 肢 の 検 討 を 重 ねてきました また 今 回 の 基 金 制 度 見 直 し 法 によって 各 基 金 は 今 後 5 年 以 内 に 存 続 代 行 返 上 して 他 制 度 へ 移 行 基 金 のいずれかを 選 択 して 本 年 4 月 末 までに 当 該 計 画 を 行 政 に 提 出 することが 必 要 となりました 当 基 金 の 積 立 水 準 は 平 成 24 年 度 決 算 ( 平 成 25 年 3 月 末 )において0.91と 代 行 割 れの 状 況 となって おり 5 年 経 過 後 の 存 続 条 件 である 最 低 責 任 準 備 金 の1.5 倍 は 極 めて 高 いハードルです 一 方 代 行 返 上 による 他 制 度 への 移 行 については 当 基 金 の 現 状 の 設 立 形 態 が 代 行 型 で 新 たに 制 度 を 立 ち 上 げ るには 保 有 資 産 参 加 人 員 コスト 面 などから 困 難 であると 判 断 しました また 今 後 時 間 の 経 過 とともに 財 政 状 況 は 益 々 厳 しくなる 見 込 みであること 等 の 状 況 を 踏 まえ 当 基 金 においては 早 期 に することが 最 善 であるという 結 論 に 至 りました そして 去 る2 月 26 日 に 開 催 されました 第 105 回 代 議 員 会 におきまして 当 基 金 の 方 針 が 議 決 されました これにより 当 基 金 は 今 後 を 目 指 して 準 備 を 進 めていくこととなりました このお 知 らせにおいては 改 正 法 の 内 容 および 当 基 金 の 現 状 と を 選 択 する 理 由 後 の 給 付 今 後 のスケジュール 等 についてご 説 明 いたします 皆 さまには 現 行 よりも 不 利 益 となる 変 更 であり ご 迷 惑 をお 掛 けすることとなりますが 今 後 の 企 業 経 営 と 雇 用 の 安 定 化 を 図 ると 同 時 に 国 の 政 策 の 一 環 としての 年 金 制 度 見 直 しに 包 含 される 事 態 でありますので 何 卒 ご 理 いただきますようお 願 い 申 し 上 げます なお 今 回 はあくまで 方 針 の 議 決 であり まだ が 確 定 した 訳 ではございません 今 後 事 業 主 並 びに 加 入 員 の 皆 さまの3 分 の2 以 上 の 同 意 を 得 たうえで を 申 請 し 認 可 を 得 て 初 めて 基 金 が 確 定 します 皆 さまにおかれましては 何 卒 当 基 金 の 方 針 についてご 理 をいただ き 基 金 にご 同 意 いただきますよう お 願 い 申 し 上 げます 東 日 本 硝 子 業 厚 生 年 金 基 金

厚 生 年 金 基 金 制 度 見 直 し 法 施 行 による 当 基 金 の について 厚 生 年 金 基 金 制 度 の 見 直 しを 定 めた 厚 生 年 金 基 金 制 度 見 直 し 法 が 昨 年 6 月 に 国 会 で 成 立 し 本 年 4 月 1 日 より 施 行 されました この 見 直 し 法 は 厚 生 年 金 基 金 ( 以 下 基 金 )に 財 政 状 況 による 一 定 の 存 続 基 準 を 設 け この 基 準 を 満 たさない 場 合 に 基 金 を するか 他 制 度 へ 移 行 することを 定 めたものです 見 直 し 法 制 定 を 受 けての 当 基 金 の 現 状 及 び 今 回 の 基 金 方 針 の 議 決 経 緯 などについてご 報 告 いたします 見 直 し 法 で 定 める 基 金 の 存 続 基 準 見 直 し 法 では 基 金 を 積 立 資 産 が 国 の 代 行 部 分 の 債 務 ( 最 低 責 任 準 備 金 )を 下 回 る 代 行 割 れ 基 金 と 最 低 責 任 準 備 金 以 上 の 積 立 資 産 を 有 する 代 行 割 れしていない 基 金 とに 分 類 し 代 行 割 れ 基 金 については 施 行 日 から5 年 以 内 改 正 法 による 基 金 の 存 続 基 準 施 行 から5 年 以 内 施 行 から5 年 後 以 降 代 行 部 分 に 対 す 1.0 る 積 立 状 況 純 資 産 最 低 責 任 準 備 金 基 準 を 満 たす 代 行 割 れしていない 基 金 存 続 他 制 度 への 移 行 ( 通 常 ) 基 準 を 満 たさない 代 行 割 れ 基 金 5 年 以 内 に 特 例 制 度 等 による に 早 期 することなどを 定 めています また 代 行 割 れしていない 基 金 についても 施 行 日 から5 年 経 過 後 以 降 より 厳 しくなる 存 続 基 準 を 満 たさなければ または 他 制 度 へ の 移 行 が 求 められます 純 資 産 最 低 責 任 準 備 金 1.5 または 純 資 産 最 低 積 立 基 準 額 基 準 を 満 たす 健 全 な 基 金 基 準 を 満 たさない 代 行 割 れ 予 備 軍 存 続 他 制 度 への 移 行 他 制 度 への 移 行 施 行 日 5 年 後 当 基 金 の 現 状 当 基 金 は 平 成 24 年 度 決 算 ( 平 成 25 年 3 月 末 減 額 や 分 割 納 付 が 認 められる 特 例 制 度 を 現 在 )において 積 立 資 産 が 最 低 責 任 準 備 金 を 利 用 した を 申 請 することができます 条 件 下 回 っているため 代 行 割 れ 基 金 にあたります を 満 たさない 場 合 などは 通 常 となります よって 5 年 以 内 の 当 基 金 の 財 政 状 況 ( 平 成 25 年 3 月 末 ) < 特 例 制 度 適 用 の 要 件 > 早 期 等 が 求 め られます 積 立 比 率 業 務 運 営 について 相 当 の 努 力 が 認 められる 0.91 代 行 割 れ 基 金 に 最 低 責 任 おいては 一 定 の 条 (1) 適 正 な 掛 金 を 設 定 している 準 備 金 (2) 給 付 費 用 の 抑 制 (いずれかを 行 っている) 件 を 満 たすことに 純 資 産 28,036 25,652 百 万 円 1 給 付 水 準 の 引 き 下 げ より 国 へ 納 付 する 百 万 円 2 選 択 一 時 金 の 停 止 など 最 低 責 任 準 備 金 の 2

検 討 された 見 直 し 法 制 度 後 の 選 択 肢 選 択 肢 1 基 金 を 存 続 させる 見 直 し 法 では 基 金 の 財 政 運 営 基 準 が 年 々 引 き 上 げられるため 年 度 末 の 決 算 で 基 準 に 抵 触 し た 場 合 その 翌 々 年 度 末 までに 不 足 分 の 特 例 掛 金 を 拠 出 する 等 の 対 応 が 必 要 です なお 見 直 し 法 の 財 政 運 営 基 準 を 達 成 するに は 大 幅 な 掛 金 の 引 上 げが 必 要 となります 改 正 法 施 行 後 の 財 政 運 営 基 準 ( 非 継 続 基 準 )と5 年 経 過 後 の 存 続 基 準 1 2のいずれかを 満 たす 5 年 財 政 運 営 基 準 ( 非 継 続 基 準 ) 経 過 後 の 存 続 基 準 当 基 金 (H24 年 度 末 ) H25 年 度 末 H26 年 度 末 H27 年 度 末 H28 年 度 末 H29 年 度 末 H30 年 度 末 1 純 資 産 額 最 低 責 任 準 備 金 0.91 1.05 1.10 1.20 1.30 1.40 1.50 2 純 資 産 額 最 低 積 立 基 準 額 0.65 0.94 0.96 0.98 1.00 1.00 1.00 選 択 肢 2 代 行 返 上 して 確 定 給 付 企 業 年 金 に 移 行 する 代 行 返 上 を 行 い 新 設 する 確 定 給 付 企 業 年 金 に 移 行 します 基 金 の 給 付 のうち 代 行 部 分 の 年 金 資 産 と 支 給 義 務 は 国 に 返 還 され 厚 生 年 金 から 年 金 が 支 給 されます 上 乗 せ 部 分 の 給 付 は 新 制 度 に 引 き 継 がれ 新 制 度 か ら 給 付 されますが 設 立 形 態 が 代 行 型 の 当 基 金 には 引 き 継 がれ る 上 乗 せ 部 分 の 年 金 資 産 はあり 厚 生 年 金 基 金 上 乗 せ 部 分 の 積 立 不 足 上 乗 せ 部 分 の 年 金 資 産 代 行 部 分 の 年 金 資 産 ( 最 低 責 任 準 備 金 ) ません また 代 行 返 上 するには 基 金 のすべ ての 加 入 事 業 所 が 移 行 する 必 要 があります 移 行 代 行 返 上 確 定 給 付 企 業 年 金 上 乗 せ 部 分 の 積 立 不 足 上 乗 せ 部 分 の 年 金 資 産 厚 生 年 金 上 乗 せ 部 分 の 給 付 ( 年 金 資 産 積 立 不 足 ) が 新 制 度 に 引 き 継 がれる 国 から 支 給 選 択 肢 3 基 金 を する 基 金 を し 代 行 部 分 の 年 金 を 国 に 返 還 し ます 残 余 財 産 がある 場 合 は 規 約 にもとづいて 加 入 員 受 給 者 等 に 分 配 され 終 了 となります 後 の 代 行 部 分 は 国 から 支 給 されますが 国 に 返 還 する 代 行 部 分 の 年 金 資 産 が 不 足 する 場 厚 生 年 金 基 金 上 乗 せ 部 分 の 積 立 不 足 上 乗 せ 部 分 の 年 金 資 産 代 行 部 分 の 年 金 資 産 ( 最 低 責 任 準 備 金 ) 合 は 事 業 主 による 追 加 掛 金 の 拠 出 が 必 要 です 残 余 資 産 国 に 返 還 後 積 立 不 足 は に 伴 い 消 滅 分 配 金 厚 生 年 金 加 入 員 受 給 者 等 に 分 配 国 から 支 給 方 針 を 議 決 いたしました 上 記 のように 当 基 金 の 財 政 は 改 正 法 が 定 める 基 準 を 満 たしていくことが 困 難 な 状 況 で す 基 金 を 存 続 させるためには 基 準 に 抵 触 す るたびに 掛 金 を 引 き 上 げて 積 立 不 足 を 消 す る 必 要 があります こうした 状 況 をうけ 当 基 金 では 見 直 し 法 制 定 前 より 基 金 の 今 後 について 検 討 を 重 ねてまい りました その 結 果 基 金 を 存 続 することでこれ 以 上 会 社 の 負 担 が 増 大 すると 会 社 の 経 営 や 雇 用 に 影 響 を 及 ぼすことが 懸 念 されるため 基 金 の が 適 切 な 選 択 であるという 結 論 に 至 り 代 議 員 会 において 方 針 を 議 決 いたしました 3

基 金 が するとどうなるか 基 金 が すると 給 付 と 掛 金 の 取 扱 いは 次 掛 金 について のようになります により 廃 止 になる 上 乗 せ 部 分 の 掛 金 は 給 付 について 全 額 を 事 業 主 にご 負 担 いただいているため 基 金 が 国 の 老 齢 厚 生 年 金 を 代 行 している 部 分 加 入 員 の 皆 様 の 掛 金 額 には 変 動 ありません ( 代 行 部 分 )については 給 付 に 要 する 年 金 資 代 行 部 分 の 掛 金 は 本 来 は 国 に 納 める 厚 生 年 産 を 国 に 返 納 するため 国 から 支 給 されます 金 保 険 料 の 一 部 が 基 金 に 振 り 替 えられていた 基 金 独 自 の 上 乗 せ 部 分 は 基 金 に 伴 い 終 ものです 後 はすべて 国 に 厚 生 年 金 保 険 了 となります 料 ( 労 使 折 半 )として 納 付 します 基 金 からの 給 付 と 掛 金 負 担 < 掛 金 負 担 > < 給 付 > 厚 生 年 金 基 金 後 上 乗 せ 部 分 の 掛 金 ( 全 額 事 業 主 負 担 ) 上 乗 せ 部 分 終 了 厚 生 年 金 保 険 料 を 代 行 ( 労 使 折 半 ) 代 行 部 分 厚 生 年 金 から 支 給 今 後 の 流 れ 今 後 当 基 金 では 検 討 委 員 会 により の 方 法 や 時 期 を 検 討 し 法 律 に 則 って に 向 けた 準 備 を 進 めてまいります 特 例 制 度 を 利 用 した を 申 請 する 場 合 適 用 要 件 を 満 たすために に 先 立 って 基 金 からの 給 付 内 容 を 変 更 する 必 要 が 生 じる 場 合 があります また 特 例 を 申 請 した 翌 月 から 受 給 者 の 方 の 上 乗 せ 給 付 は 停 止 されます までの 流 れ( 予 定 ) 方 法 検 討 代 議 員 方 会 針 で 決 議 同 方 意 針 取 説 得 明 国 と 基 金 の 記 録 突 合 代 議 員 会 で 決 議 上 乗 認 せ 可 給 申 付 請 停 止 認 可 同 意 記 録 突 合 へのご 協 力 のお 願 い 申 請 にあたっては 全 設 立 事 業 所 の 事 業 主 の 方 の2 /3 以 上 の 同 意 全 加 入 員 の2/3 以 上 の 方 の 同 意 などが 必 要 です また 国 の 記 録 と 当 基 金 の 記 録 とを 照 合 し 一 致 させる 突 合 作 業 を 完 了 する 必 要 があります 長 年 にわたって 継 続 してまいりました 厚 生 年 金 基 金 を することは 誠 に 残 念 ではございま すが 今 後 の 企 業 経 営 と 雇 用 の 安 定 化 を 図 ると 同 時 に 国 の 政 策 の 一 環 としての 年 金 制 度 見 直 しに 包 含 される 事 態 でありますので 事 業 主 および 加 入 員 のみなさまにおかれましては なに とぞご 理 賜 り 同 意 記 録 突 合 にご 協 力 いただきますようお 願 い 申 し 上 げます 4

基 金 についてのQ&A Q1 A 1 Q2 A 2 Q3 A 3 Q4 A 4 基 金 を しなければいけないのですか? 基 金 を 存 続 していくためには 国 の 厚 生 年 金 の 運 用 利 回 りを 常 に 上 回 らなければならないとい う 運 用 リスクが 付 きまといます さらに 今 般 の 法 改 正 により 基 金 がより 高 い 水 準 で 積 立 金 を 保 有 し 積 立 不 足 が 発 生 した 場 合 は 早 期 に 穴 埋 めす ることが 求 められるようになりました 事 業 主 の みなさまには すでに 度 重 なる 掛 金 引 き 上 げをお 願 いしており これ 以 上 の 負 担 増 大 は 企 業 の 経 営 や 雇 用 に 重 大 な 影 響 を 及 ぼすおそれがあり 基 金 を 存 続 していくことは 困 難 であるという 判 断 に より 方 針 が 決 議 されました 基 金 はもう 確 定 したのですか? 現 状 では 代 議 員 会 において 基 金 方 針 が 決 議 された 段 階 です 今 後 事 業 主 ならびに 加 入 員 のみなさまの3 分 の2 以 上 の 同 意 を 得 たうえで の 決 議 を 行 い 国 へ 申 請 し 認 可 を 得 て 基 金 が 確 定 することとなります 当 基 金 がおかれた 現 状 にご 理 をいただき 何 卒 基 金 にご 同 意 いただきますよう お 願 い 申 し 上 げます 後 の 給 付 はどうなりますか? 基 金 の 年 金 のうち 代 行 部 分 ( 事 業 主 本 人 負 担 分 )の 給 付 は 国 に 支 給 義 務 が 移 転 され 国 の 厚 生 年 金 から 支 給 されます 基 金 独 自 の 上 乗 せ 部 分 ( 全 額 事 業 主 負 担 分 )の 給 付 は に 伴 い 支 給 終 了 となります 国 に 代 行 部 分 の 資 産 を 返 還 した 後 残 余 財 産 があった 場 合 は 基 金 後 規 約 にもとづい て 加 入 員 受 給 者 待 期 者 のみなさまに 分 配 さ れます 基 金 までにどれくらいかかりますか? 当 基 金 は 先 般 の 代 議 員 会 において 方 針 を 決 議 しました 今 後 は 基 金 について 事 業 主 ならびに 加 入 員 のみなさまの 同 意 をいただ き また 年 金 記 録 の 整 備 が 仮 完 了 した 時 点 で 国 に 対 して 基 金 の 認 可 申 請 を 行 い 認 可 を 受 けた 時 点 で となります 現 状 では 年 金 記 録 の 整 備 にどの 程 度 の 時 間 を 要 するか 正 確 に 予 測 できませんが 認 可 までには1 年 から1 年 半 程 度 を 要 し 事 務 局 閉 鎖 までにはさらに1 年 程 度 を 要 するものと 思 われ ます Q5 A 5 Q6 A 6 Q7 A 7 Q8 A 8 基 金 が した 場 合 の 加 入 員 の 掛 金 はどうなりますか? 加 入 員 の 方 の 場 合 本 来 国 へ 納 める 保 険 料 を 基 金 加 入 により 代 行 部 分 として 基 金 へ 納 めてい ただいておりますので 基 金 が した 場 合 で も 負 担 額 は 変 わりません ( 基 金 に 加 入 している 加 入 員 は 国 へ66.6 ( 平 成 26 年 4 月 現 在 ) 基 金 へ19 納 めていただい ておりますが 基 金 が すると 合 算 した 85.6 を 国 へ 納 めることになります) 基 金 が した 場 合 の 事 業 主 の 掛 金 はどうなりますか? 基 金 加 入 により 多 く 納 めていただいた 全 額 事 業 主 負 担 の 掛 金 (49 )はなくなり 本 来 国 へ 納 める 保 険 料 (19 )を 基 金 加 入 により 代 行 部 分 と して 基 金 へ 納 めていただいておりますので そ の 分 を 国 へ 納 めることになります 掛 金 はいつまで 支 払 わなくてはいけないのですか? 今 回 の 方 針 を 決 議 した 段 階 ですので 認 可 が 得 られるまでは 通 常 の 事 業 を 継 続 し て 運 営 していきます 年 金 給 付 につきましても 代 行 部 分 上 乗 せ 部 分 ともに 引 き 続 き 支 給 を 行 ってまいりますので 認 可 月 の 前 月 分 ま でお 願 いすることとなります 上 乗 せ 部 分 や 特 別 掛 金 は 年 金 資 産 として 積 立 てられ 国 へ 代 行 部 分 を 返 還 した 後 残 余 財 産 があれば 加 入 員 受 給 者 待 期 者 へ 分 配 金 として 精 算 されること になります ご 理 のほどよろしくお 願 いいた します 適 用 書 類 はいつまで 基 金 に 提 出 するのですか? 認 可 を 得 るまでは 通 常 の 事 業 を 継 続 して 運 営 していきますので 適 用 の 事 務 手 続 きにつ きましても 新 たに 採 用 される 方 々の 取 得 届 も 含 め 喪 失 届 月 額 変 更 届 算 定 基 礎 届 賞 与 支 払 届 等 今 まで 通 り 基 金 へ 手 続 きを 行 っていただ きますようお 願 いいたします ( 時 に 不 足 金 が 生 じた 時 の 事 業 所 の 負 担 割 合 は 平 成 26 年 2 月 末 現 在 の 各 事 業 所 の 標 準 給 与 月 額 の 合 計 によ り 按 分 計 算 いたしますので 平 成 26 年 3 月 以 降 の 異 動 は 含 みません) 5

基 金 規 約 の 一 部 を 変 更 しました 改 正 厚 生 年 金 保 険 法 及 び 年 金 機 能 強 化 法 の 施 行 に 伴 い 基 金 規 約 の 一 部 変 更 を 平 成 26 年 4 月 1 日 付 けで 行 いました その 概 要 についてご 報 告 します 1 基 金 の 業 務 概 況 の 周 知 に 関 する 変 更 基 金 の 業 務 概 況 に 関 しては 加 入 員 のみならず 受 給 者 及 び 待 期 者 にも 定 期 的 に 広 報 することが 求 められて います この 受 給 者 及 び 待 期 者 に 対 する 広 報 が 従 来 は 努 力 義 務 でしたが 今 後 は 義 務 づけられること になりました 2 中 途 脱 退 者 の 年 金 記 録 管 理 や 支 給 元 等 に 関 する 変 更 従 来 は60 歳 未 満 の 人 が 基 金 加 入 10 年 未 満 で 勤 務 先 を 退 職 すると 基 金 の 中 途 脱 退 者 になり 年 金 の 記 録 管 理 や 支 給 元 等 が 企 業 年 金 連 合 会 に 移 っていました 今 後 は 中 途 脱 退 者 の 年 金 記 録 管 理 などについても 基 金 が 取 扱 います 3 基 金 時 の 最 低 責 任 準 備 金 の 納 付 先 変 更 前 号 の 基 金 だより 第 74 号 でもお 知 らせしましたように 改 正 厚 生 年 金 保 険 法 では 代 行 割 れ 基 金 に 対 し て 法 施 行 日 ( 平 成 26 年 4 月 1 日 )から5 年 以 内 での 基 金 を 義 務 づけています 基 金 に 際 しては 老 齢 厚 生 年 金 を 基 金 が 代 行 給 付 するために 国 から 預 かっている 年 金 資 産 相 当 額 ( 最 低 責 任 準 備 金 )を 返 却 する 必 要 が あります この 最 低 責 任 準 備 金 の 実 際 の 納 付 先 が 今 後 は 企 業 年 金 連 合 会 から 国 ( 政 府 ) に 変 更 になります 4 産 前 産 後 休 業 期 間 中 の 掛 金 免 除 に 関 する 変 更 従 来 育 児 休 業 期 間 中 の 人 については 掛 金 免 除 ( 標 準 掛 金 及 び 特 別 掛 金 )をしていました 同 様 の 措 置 を 今 後 は 産 前 産 後 休 業 期 間 中 にも 拡 大 して 適 用 します 5 未 支 給 年 金 の 請 求 が 可 能 な 遺 族 範 囲 の 拡 大 に 関 する 変 更 年 金 受 給 者 が 死 亡 した 場 合 の 未 支 給 年 金 の 請 求 が 可 能 な 遺 族 範 囲 を 右 のとお り 拡 大 しました 従 来 生 計 を 同 じくしていた 下 記 の 人 ( 優 先 順 ) 配 偶 者 子 父 母 孫 祖 父 母 兄 弟 姉 妹 変 更 後 生 計 を 同 じくしていた 下 記 の 人 ( 優 先 順 ) 配 偶 者 子 父 母 孫 祖 父 母 兄 弟 姉 妹 上 記 以 外 の3 親 等 以 内 の 親 族 6 70 歳 到 達 後 の 繰 下 支 給 申 出 者 の 取 扱 いに 関 する 変 更 70 歳 に 達 した 後 に 年 金 の 繰 下 支 給 の 申 出 を 行 った 場 合 に 従 来 は 申 出 を 行 った 月 の 翌 月 分 から 支 給 ( 支 給 額 は70 歳 到 達 時 と 同 額 )を 行 って いました 今 後 は70 歳 まで 遡 って 申 出 があったとみなして 70 歳 到 達 月 の 翌 月 分 まで 遡 及 して 年 金 を 支 給 します 従 来 ( 年 金 月 額 ) 9.4 万 円 6.6 万 円 変 更 後 ( 年 金 月 額 ) 9.4 万 円 6.6 万 円 65 歳 65 歳 受 給 開 始 を1ヵ 月 遅 らせる ごとに 0.7%の 割 合 で 増 額 通 常 の 受 給 額 支 給 なし 通 常 の 受 給 額 70 歳 受 給 開 始 を 遅 らせても 増 額 なし 申 し 出 申 し 出 のあった 月 の 翌 月 分 から 支 給 支 給 する 申 し 出 70 歳 さかのぼって 申 し 出 が あったものとみなす 繰 下 げ 後 の 受 給 額 繰 下 げ 後 の 受 給 額 70 歳 到 達 月 の 翌 月 分 から 支 給 受 給 開 始 年 齢 受 給 開 始 年 齢 6

平 成 26 年 度 予 算 ( 案 )が 第 105 回 代 議 員 会 で 承 認 されました 年 金 経 理 平 成 26 年 度 の 収 支 見 込 み( 予 定 損 益 計 算 書 ) 年 金 給 付 や 年 金 資 産 の 管 理 運 用 を 行 う 経 理 です ( 平 成 26 年 4 月 1 日 ~ 平 成 27 年 3 月 31 日 ) 費 用 勘 定 4,903 百 万 円 収 益 勘 定 4,903 百 万 円 給 付 費 支 給 する 年 金 拠 出 金 企 業 年 金 連 合 会 の 行 う 支 払 保 証 事 業 への 拠 出 金 運 用 報 酬 業 務 委 託 費 等 信 託 銀 行 投 資 顧 問 会 社 への 運 用 手 数 料 業 務 委 託 費 等 コンサルティング 料 指 定 年 金 数 理 人 費 責 任 準 備 金 増 加 額 責 任 準 備 金 が 前 年 度 より 増 加 する 額 当 年 度 剰 余 金 3,353 百 万 円 1 百 万 円 139 百 万 円 5 百 万 円 1 百 万 円 9 百 万 円 1,395 百 万 円 2,110 百 万 円 1,475 百 万 円 208 百 万 円 1 百 万 円 1,109 百 万 円 掛 金 等 収 入 事 業 主 と 加 入 員 からの 掛 金 運 用 収 益 年 金 資 産 運 用 における 収 益 政 府 負 担 金 年 金 給 付 に 対 する 政 府 からの 負 担 金 受 入 金 業 務 会 計 からの 受 け 入 れ 責 任 準 備 金 減 少 額 責 任 準 備 金 が 前 年 度 より 減 少 する 額 資 産 勘 定 29,360 百 万 円 年 金 資 産 信 託 資 産 預 貯 金 等 29,360 百 万 円 23,356 百 万 円 6,004 百 万 円 予 定 貸 借 対 照 表 ( 平 成 27 年 3 月 31 日 現 在 ) 負 債 勘 定 29,360 百 万 円 責 任 準 備 金 22,365 百 万 円 責 任 準 備 金 (プラスアルファ 部 分 ) 4,356 百 万 円 最 低 責 任 準 備 金 26,721 百 万 円 支 払 備 金 等 別 途 積 立 金 当 年 度 剰 余 金 883 百 万 円 4,717 百 万 円 1,395 百 万 円 業 務 会 計 基 金 を 運 営 するための 経 費 を 処 理 する 会 計 です 今 年 度 も 経 費 の 縮 減 に 努 めます 福 祉 施 設 会 計 種 々の 福 祉 事 業 を 行 う 会 計 です 業 務 会 計 同 様 経 費 の 縮 減 に 努 めます 予 定 損 益 計 算 書 ( 平 成 26 年 4 月 1 日 ~ 平 成 27 年 3 月 31 日 ) 費 用 勘 定 収 益 勘 定 予 定 損 益 計 算 書 ( 平 成 26 年 4 月 1 日 ~ 平 成 27 年 3 月 31 日 ) 費 用 勘 定 収 益 勘 定 事 務 費 69,870 千 円 掛 金 収 入 46,694 千 円 事 務 費 11,452 千 円 受 取 利 息 及 び 配 当 収 入 115 千 円 代 議 員 会 費 1,524 千 円 業 務 委 託 費 200 千 円 機 械 処 理 経 費 26,014 千 円 延 滞 金 受 取 利 息 及 び 配 当 収 入 650 千 円 当 年 度 不 足 金 56,532 千 円 福 祉 給 付 金 2,700 千 円 基 本 金 戻 入 金 17,249 千 円 繰 入 金 雑 支 出 100 千 円 6,168 千 円 雑 支 出 4,112 千 円 当 年 度 不 足 金 900 千 円 合 計 103,876 千 円 合 計 103,876 千 円 合 計 18,264 千 円 合 計 18,264 千 円 7

11,000 10,000 9,000 8,000 7,000 6,000 5,000 4,000 3,000 2,000 1,000 0 事 業 統 計 年 金 受 給 者 数 平 均 年 金 額 の 増 加 加 入 員 数 の 減 少 により さらに 成 熟 度 が 上 昇 主 要 事 業 事 項 の 傾 向 平 成 22 年 度 平 成 23 年 度 平 成 24 年 度 平 成 25 年 度 1.10 1.05 1.00 0.95 0.90 0.85 年 金 資 産 額 と 運 用 利 回 り ー1.28 資 産 額 ( 百 万 円 ) 運 用 利 回 り(%) 0.42 14.94 12.79 26,223 28,199 25,361 24,113 加 入 員 数 ( 人 ) 受 給 者 数 ( 人 ) 加 入 員 の 伸 び 受 給 者 の 伸 び 平 均 給 与 月 額 ( 百 円 ) 平 均 年 金 額 ( 百 円 ) 給 与 月 額 の 伸 び 年 金 額 の 伸 び 22 年 度 23 年 度 24 年 度 25 年 度 年 金 のことならなんでもご 相 談 ください 年 金 相 談 コーナー 来 所 ファクシミリ 手 紙 当 基 金 ホームページ 等 により ご 利 用 ください TEL 03-3633-6445 FAX 03-3633-7125 E-mail info@glskkn.com アクセスは 開 設 内 容 ガラス 基 金 ホームページ 東 日 本 硝 子 業 厚 生 年 金 基 金 では ホームページを 開 設 してイン ターネット 上 で 各 種 の 情 報 をご 提 供 しております ホームページ の 開 設 内 容 は 以 下 のとおりです 皆 さん 是 非 ご 利 用 ください http://www.glskkn.com/ 基 金 の 概 要 規 約 と 規 程 予 算 と 決 算 給 付 のしくみ 年 金 のご 相 談 (24 時 間 ) 基 金 の 現 況 広 報 誌 関 係 各 種 届 出 様 式 掛 金 額 表 etc 基 金 を 中 途 で 脱 退 した 場 合 の 取 り 扱 いについて 60 歳 未 満 の 人 が 短 期 間 (10 年 未 満 )で 勤 務 先 を 退 職 の 場 合 基 金 の 中 途 脱 退 者 になり 年 金 の 支 給 元 が 従 来 は 企 業 年 金 連 合 会 に 移 っ ていました ただし 今 回 の 基 金 制 度 見 直 し 法 の 施 行 により 平 成 26 年 4 月 1 日 以 降 は 中 途 脱 退 者 の 年 金 についても 当 基 金 が 取 り 扱 い ます 基 金 だより 第 75 号 (2014 年 4 月 25 日 発 行 ) 東 日 本 硝 子 業 厚 生 年 金 基 金 東 京 都 墨 田 区 両 国 4-36-6 03-3633-6445( 代 ) 8