ウ 公 判 被 疑 者 が 起 訴 され 公 判 が 開 かれる 日 が 決 められた 後 審 理 が 行 われ 判 決 が 下 されます 判 決 について 検 察 官 や 被 告 人 がその 内 容 に 不 服 がある 場 合 には さらに 上 級 の 裁 判 所 ( 高 等 裁 判 所 等 )に



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する 婦 人 相 談 所 その 他 適 切 な 施 設 による 支 援 の 明 記 禁 止 命 令 等 をすることが できる 公 安 委 員 会 等 の 拡 大 等 の 措 置 が 講 じられたものである 第 2 改 正 法 の 概 要 1 電 子 メールを 送 信 する 行 為 の 規 制 ( 法

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犯 罪 の 被 害 にあわれた 方 へ はじめに このパンフレットは 皆 様 に 捜 査 や 裁 判 はどのように 進 み 犯 人 はどのような 手 続 で 処 罰 されるのか また そこでは どのようなご 協 力 をお 願 いすることになるのか 利 用 できる 制 度 には どのようなものがあるのか といったことをわかり 易 くお 知 らせするためのものです 1 刑 事 手 続 の 概 要 犯 人 や 犯 罪 の 事 実 を 明 らかにし 科 すべき 刑 罰 を 定 める 手 続 のことを 刑 事 手 続 とい い これは 大 きく 捜 査 起 訴 公 判 の 三 つの 段 階 に 分 かれ 犯 人 が 成 人 と 少 年 の 場 合 には これらの 手 続 が 異 なります (1) 犯 人 が 成 人 の 場 合 ア 捜 査 犯 人 を 捕 まえ 証 拠 を 収 集 して 事 実 を 明 らかにし 事 件 を 解 決 するために 行 う 活 動 を 捜 査 といいます 警 察 が 一 定 の 証 拠 に 基 づいて 犯 人 であると 認 めた 者 を 被 疑 者 といい 警 察 は 必 要 な 場 合 には 被 疑 者 を 逮 捕 してから48 時 間 以 内 に その 身 柄 を 検 察 官 に 送 りま す(これを そ う ち 送 致 といいます ) 送 致 を 受 けた 検 察 官 が その 後 も 継 続 して 被 疑 者 の 身 柄 を 拘 束 する 必 要 がある と 認 める 場 合 には 24 時 間 以 内 に 裁 判 官 に 対 して 身 柄 拘 束 の 請 求 を 行 い(この 身 柄 拘 束 を こうりゅう 勾 留 といいます ) 裁 判 官 がその 請 求 を 認 めると 被 疑 者 は 最 長 で20 日 間 勾 留 されることになります 被 疑 者 が 勾 留 されている 間 にも 警 察 は 様 々な 捜 査 活 動 を 行 います なお 被 疑 者 が 逃 走 するおそれがない 場 合 などには 被 疑 者 を 逮 捕 しないまま 取 り 調 べ 証 拠 を 揃 えた 後 捜 査 結 果 を 検 察 官 に 送 ることとなります イ 起 訴 送 致 を 受 けた 検 察 官 は 勾 留 期 間 内 に 警 察 から 送 致 された 書 類 や 証 拠 を 精 査 し 検 察 官 自 身 で 被 疑 者 の 取 調 べなど 必 要 な 捜 査 を 行 い 被 疑 者 を 裁 判 にかける かどうかの 決 定 を 行 います 裁 判 にかける 場 合 を 起 訴 かけない 場 合 を 不 起 訴 と いいます( 起 訴 された 被 疑 者 を ひ こ く に ん 被 告 人 といいます ) また 起 訴 には 通 常 の 公 開 の 法 廷 での 裁 判 を 請 求 する 公 判 請 求 と 一 定 の 軽 微 な 犯 罪 について 書 面 審 理 だけを 請 求 する 略 式 命 令 請 求 等 があります なお 被 疑 者 を 逮 捕 しない 事 件 送 致 の 場 合 には 送 致 を 受 けた 検 察 官 は 事 件 について 必 要 な 捜 査 を 行 った 後 に 被 疑 者 を 裁 判 にかけるかどうかの 決 定 を 行 い ます - 1 -

ウ 公 判 被 疑 者 が 起 訴 され 公 判 が 開 かれる 日 が 決 められた 後 審 理 が 行 われ 判 決 が 下 されます 判 決 について 検 察 官 や 被 告 人 がその 内 容 に 不 服 がある 場 合 には さらに 上 級 の 裁 判 所 ( 高 等 裁 判 所 等 )に 訴 えることとなります (2) 犯 人 が14 歳 以 上 20 歳 未 満 の 少 年 である 場 合 ア 捜 査 等 警 察 では 14 歳 以 上 の 少 年 については 刑 事 手 続 と 同 様 に 捜 査 を 行 います 法 定 刑 が 懲 役 禁 錮 等 の 比 較 的 重 い 犯 罪 を 犯 した 場 合 は 検 察 庁 に 事 件 を 送 り ます 送 致 を 受 けた 検 察 官 は 取 調 べなど 必 要 な 捜 査 をした 後 少 年 をどのよう な 処 分 にするのがよいのかの 意 見 を 付 けて 事 件 を 家 庭 裁 判 所 に 送 ります 法 定 刑 が 罰 金 以 下 の 犯 罪 を 犯 した 場 合 は 警 察 から 直 接 家 庭 裁 判 所 に 事 件 を 送 ります イ 審 判 家 庭 裁 判 所 では 送 られてきた 事 件 について 審 判 ( 刑 事 手 続 でいう 裁 判 )を 開 始 するかどうかを 決 定 します これまでの 手 続 の 過 程 で 少 年 が 十 分 改 心 しもはや 審 判 に 呼 び 出 す 必 要 がない と 判 断 された 場 合 は 審 判 手 続 を 開 始 せず その 時 点 で 終 了 します(これを し ん ぱ ん 審 判 ふ か い し 不 開 始 といいます ) 他 方 少 年 に 対 する 処 遇 を 決 めるために 裁 判 官 が 直 接 審 理 することが 必 要 であ ると 認 められる 場 合 は 審 判 手 続 を 開 始 します 審 判 では 保 護 処 分 ( 少 年 を 施 設 内 に 収 容 し 矯 正 教 育 を 行 う 少 年 院 送 致 や 社 会 内 において 保 護 観 察 官 と 保 護 司 が 協 働 して 少 年 の 再 非 行 防 止 改 善 更 生 を 図 る 保 護 観 察 等 )の 決 定 を 行 うほか 保 護 処 分 の 必 要 がないと 認 められた 場 合 には 不 処 分 の 決 定 を 行 います なお 少 年 が 凶 悪 な 犯 罪 を 犯 した 場 合 等 成 人 と 同 様 の 刑 事 処 分 とするべきで あると 認 められた 場 合 には 事 件 を 検 察 庁 へ 送 り 返 します この 場 合 少 年 は 原 則 として 裁 判 にかけられ 通 常 の 刑 事 事 件 と 同 様 に 刑 罰 を 科 すかどうかの 決 定 を 受 けます (3) 犯 人 が14 歳 未 満 の 少 年 である 場 合 ア 調 査 等 14 歳 未 満 の 少 年 については 法 律 上 罰 することができないことから 警 察 に おいて 調 査 を 行 います 14 歳 未 満 の 少 年 に 対 する 調 査 の 手 続 では 少 年 に 対 し 逮 捕 等 の 身 柄 拘 束 はできませんが 押 収 捜 索 等 の 強 制 処 分 ができます 警 察 は 調 査 の 結 果 当 該 事 件 を 児 童 相 談 所 に 通 告 することができるほか 少 年 について 家 庭 裁 判 所 の 審 判 に 付 すべきと 思 料 するときは 当 該 事 件 を 児 童 相 談 所 に 送 致 し ます イ 児 童 相 談 所 における 措 置 - 2 -

送 致 又 は 通 告 を 受 けた 児 童 相 談 所 では 少 年 に 対 し 児 童 福 祉 法 上 の 措 置 ( 児 童 自 立 支 援 施 設 への 入 所 や 里 親 への 委 託 等 )をとり 事 案 を 終 了 させるほか 家 庭 裁 判 所 での 審 判 が 必 要 であると 判 断 した 場 合 は 事 案 を 家 庭 裁 判 所 に 送 ります 児 童 相 談 所 は 警 察 から 送 致 を 受 けた 事 件 については 原 則 として 家 庭 裁 判 所 に 送 らなければならないこととされています 家 庭 裁 判 所 に 送 られた 少 年 は 1 4 歳 以 上 の 少 年 と 同 様 に 審 判 を 開 始 するかどうかの 決 定 を 受 けます 2 捜 査 へのご 協 力 のお 願 い 皆 様 には 刑 事 手 続 上 必 要 なご 協 力 をお 願 いすることになりますが そのことでご 負 担 をおかけすることもあります 犯 人 を 捕 まえ 処 罰 するため そして 同 じような 被 害 にあう 人 をなくすためにも 是 非 ともご 協 力 いただきたいと 思 います 具 体 的 には 次 のようなことがあります (1) 事 情 聴 取 担 当 の 捜 査 員 が 犯 行 の 状 況 や 犯 人 の 様 子 などについて 詳 しく 事 情 をお 聞 きし ます 思 い 出 したくない 言 いたくないこともあるかと 思 いますが 犯 人 や 犯 罪 事 実 を 明 らかにするため 必 要 があってお 尋 ねするものです 詳 しいことが 分 かれば 分 かるほど 捜 査 もスムーズになり 犯 人 の 早 期 検 挙 につ ながりますので ご 協 力 をお 願 いします 警 察 に 事 情 を 話 したことで 犯 人 から 仕 返 しをされるのではという 不 安 をも たれるかも 知 れませんが 警 察 は 犯 人 から 再 び 被 害 を 受 けることのないよう 安 全 対 策 に 万 全 を 期 しています 詳 しくは 3(5) 安 全 の 確 保 に 関 する 制 度 の 項 目 をお 読 みください 被 害 にあわれた 女 性 の 方 で 女 性 警 察 官 による 事 情 聴 取 を 希 望 される 場 合 や 子 供 さんが 被 害 にあい 事 情 聴 取 に 親 の 同 席 を 必 要 とお 考 えの 場 合 には あらかじめ 担 当 捜 査 員 にご 相 談 ください 警 察 官 による 事 情 聴 取 のほかに 検 察 官 からも 事 情 を 聞 かれることもあり ます どうして 同 じことを 繰 り 返 し 聴 かれるのだろうと 思 われるかもしれま せんが 検 察 官 が 起 訴 不 起 訴 の 判 断 をするために 重 要 なものですからご 理 解 ください (2) 証 拠 品 の 提 出 犯 人 や 犯 罪 事 実 を 明 らかにするため 被 害 にあわれた 方 が 被 害 当 時 に 着 ていた 服 持 っていた 物 等 を 証 拠 品 として 提 出 していただくことがありますが これは 犯 罪 を 立 証 するため 必 要 となりますので ご 協 力 をお 願 いします 提 出 していただいたものについては 証 拠 品 として 保 管 する 必 要 がなくな れば 裁 判 が 終 わらない 段 階 でもお 返 しいたします(これを か ん ぷ 還 付 といい ます ) その 証 拠 品 をまだ 保 管 する 必 要 がある 場 合 でも 所 有 者 の 方 の 請 求 により - 3 -

仮 にお 返 しできる 場 合 もあります(これを か り か ん ぷ 仮 還 付 といいます ) また これら 証 拠 品 について 所 有 者 の 方 が 返 却 の 必 要 がないと 思 われるも のは 提 出 の 時 に ほ う き 放 棄 の 手 続 をしていただければ 証 拠 品 として 保 管 す る 必 要 がなくなった 時 に 処 分 されることになります (3) 実 況 見 分 等 への 立 会 い 皆 様 には 警 察 官 が 犯 罪 の 現 場 等 について 確 認 する 際 に 立 ち 会 いをしていただく ことがあります( 現 場 等 の 状 況 を 確 認 することを じっきょう け ん ぶ ん 実 況 見 分 といい 裁 判 所 の 令 状 に 基 づいて 行 う 確 認 を けんしょう 検 証 といいます ) ある 程 度 の 時 間 がかかりますが 事 実 の 解 明 や 犯 罪 の 立 証 に 必 要 な 場 合 に 行 うも のですので ご 協 力 をお 願 いします (4) 裁 判 での 証 言 皆 様 には 犯 罪 の 立 証 のため 公 判 で 証 言 していただくことがあります(これを じ ん も ん 証 人 尋 問 といいます ) しょうにん 裁 判 においては 様 々な 制 度 が 用 意 されています 詳 しくは 3(3) 裁 判 で 利 用 できる 制 度 の 項 目 をお 読 みください 3 被 害 者 等 * の 方 が 利 用 できる 制 度 (1) 被 害 者 等 に 対 する 支 援 要 員 制 度 指 定 被 害 者 支 援 要 員 制 度 警 察 では 殺 人 強 姦 傷 害 等 の 身 体 犯 ひき 逃 げ 事 件 交 通 死 亡 事 故 等 の 専 門 的 な 被 害 者 支 援 が 必 要 とされる 事 案 が 発 生 したときに 捜 査 員 とは 別 に 指 定 さ れた 警 察 職 員 が 被 害 者 等 への 付 き 添 い ヒアリングなどの 事 件 発 生 直 後 におけ る 被 害 者 支 援 活 動 を 行 う 指 定 被 害 者 支 援 要 員 制 度 を 導 入 しています 指 定 被 害 者 支 援 要 員 は 次 のような 活 動 を 行 っています ア 付 き 添 い 事 件 発 生 直 後 早 期 に 臨 場 し 自 己 紹 介 医 師 の 診 察 が 必 要 な 場 合 の 病 院 の 手 配 付 き 添 い 実 況 見 分 の 立 会 い 自 宅 等 への 送 迎 イ ヒアリング * 犯 罪 により 被 害 にあわれた 方 やその 家 族 遺 族 の 方 をこのパンフレットでは 被 害 者 等 と 記 載 します - 4 -

心 配 事 の 相 談 受 理 ( 身 の 回 りの 世 話 など) 事 情 聴 取 や 被 害 者 調 書 の 作 成 又 はそれらの 補 助 ウ 民 間 被 害 者 支 援 団 体 部 外 のカウンセラー 等 の 紹 介 引 継 ぎ 詳 しくは 最 寄 りの 警 察 署 警 察 本 部 にお 問 い 合 わせください 検 察 庁 における 被 害 者 支 援 員 制 度 被 害 者 等 の 方 々の 負 担 や 不 安 をできるだけ 和 らげるため 被 害 者 の 支 援 に 携 わ る 被 害 者 支 援 員 が 全 国 の 検 察 庁 に 配 置 されています 被 害 者 支 援 員 は 被 害 者 等 の 方 々からの 様 々な 相 談 への 対 応 法 廷 への 案 内 付 添 い 事 件 記 録 の 閲 覧 証 拠 品 の 返 還 などの 各 種 手 続 の 手 助 けをするほか 被 害 者 等 の 方 の 状 況 に 応 じて 精 神 面 生 活 面 経 済 面 等 の 支 援 を 行 っている 関 係 機 関 や 団 体 等 を 紹 介 するなどの 支 援 活 動 を 行 います (2) 刑 事 手 続 捜 査 状 況 の 情 報 に 関 する 制 度 等 被 害 者 連 絡 制 度 警 察 では 殺 人 強 姦 傷 害 等 の 身 体 犯 ひき 逃 げ 事 件 危 険 運 転 致 死 傷 罪 に 該 当 する 事 件 等 の 重 大 な 交 通 事 故 事 件 等 の 被 害 者 等 の 方 に 対 して 適 時 適 切 に 次 の 事 項 について 連 絡 する 被 害 者 連 絡 制 度 を 運 用 しています ア 刑 事 手 続 及 び 犯 罪 被 害 者 のための 制 度 被 害 者 の 方 から 事 情 聴 取 を 行 った 捜 査 員 が 刑 事 手 続 及 び 犯 罪 被 害 者 のため の 制 度 について 連 絡 します イ 捜 査 状 況 被 疑 者 の 検 挙 に 至 っていない 場 合 には 捜 査 に 支 障 のない 範 囲 内 で 捜 査 状 況 について 連 絡 します ウ 被 疑 者 の 検 挙 状 況 被 疑 者 を 検 挙 した 場 合 には 捜 査 に 支 障 のない 範 囲 内 で 被 疑 者 検 挙 の 旨 被 疑 者 の 人 定 等 について 連 絡 します エ 逮 捕 被 疑 者 の 処 分 状 況 逮 捕 後 勾 留 が 行 われた 事 件 については 事 件 を 送 致 した 検 察 庁 起 訴 不 起 訴 等 の 処 分 結 果 公 訴 を 提 起 した 裁 判 所 等 について 連 絡 します なお 被 害 者 等 の 方 の 中 には 事 件 のことを 思 い 出 したくないので 知 らせ て 欲 しくないという 方 もおられると 思 いますが その 場 合 には 捜 査 員 にその 旨 を 話 してください また 被 疑 者 が 少 年 の 場 合 には 連 絡 の 内 容 に 若 干 の 違 いがあります 法 務 省 の 各 機 関 における 被 害 者 等 通 知 制 度 等 検 察 庁 地 方 更 生 保 護 委 員 会 又 は 保 護 観 察 所 から 被 害 者 等 の 方 々に 対 し そ の 方 々の 希 望 に 応 じ 事 件 の 処 分 結 果 刑 事 裁 判 の 結 果 や 有 罪 裁 判 確 定 後 の 加 害 者 の 処 遇 状 況 等 について 通 知 する 制 度 があります 通 知 を 受 けることができる 事 項 は ア 事 件 の 処 分 結 果 ( 公 判 請 求 略 式 命 令 請 求 不 起 訴 家 庭 裁 判 所 送 致 等 ) - 5 -

イ 裁 判 を 行 う 裁 判 所 及 び 裁 判 が 行 われる 日 ウ 裁 判 の 結 果 ( 裁 判 の 主 文 と 上 訴 確 定 の 有 無 ) エ 身 柄 の 状 況 起 訴 事 実 不 起 訴 の 理 由 の 概 要 等 アからウに 準 じる 事 項 オ 刑 の 執 行 終 了 予 定 時 期 ( 刑 の 執 行 終 了 の 予 定 年 月 ) カ 受 刑 中 の 刑 事 施 設 における 処 遇 状 況 に 関 する 事 項 ( 収 容 されている 刑 事 施 設 の 名 称 所 在 地 懲 役 刑 の 作 業 名 改 善 指 導 事 項 等 ) キ 仮 釈 放 又 は 刑 の 執 行 終 了 による 釈 放 に 関 する 事 項 ( 釈 放 された 刑 事 施 設 の 名 称 所 在 地 釈 放 年 月 日 釈 放 事 由 等 ) ク 仮 釈 放 審 理 に 関 する 事 項 ( 仮 釈 放 審 理 の 開 始 年 月 日 仮 釈 放 審 理 の 結 果 等 ) ケ 保 護 観 察 中 の 処 遇 状 況 等 に 関 する 事 項 ( 保 護 観 察 の 開 始 年 月 日 特 別 遵 守 事 項 の 内 容 保 護 観 察 の 終 了 年 月 日 等 ) 等 です これらの 通 知 の 申 出 先 は 事 件 を 取 り 扱 った 検 察 庁 です また 少 年 院 地 方 更 生 保 護 委 員 会 又 は 保 護 観 察 所 から 被 害 者 等 の 方 に 対 し その 希 望 に 応 じ 保 護 処 分 を 受 けた 加 害 者 に 係 る 通 知 ( 少 年 審 判 後 の 通 知 )を 行 っています ア 収 容 されている 少 年 院 の 名 称 等 の 事 項 ( 入 院 年 月 日 収 容 されている 少 年 院 の 名 称 所 在 地 ) イ 少 年 院 在 院 中 の 教 育 状 況 等 に 関 する 事 項 ( 教 育 予 定 期 間 処 遇 の 段 階 個 人 別 教 育 目 標 仮 退 院 の 申 出 年 月 日 等 ) ウ 出 院 に 関 する 事 項 ( 出 院 後 に 出 院 年 月 日 出 院 事 由 等 ) エ 仮 退 院 審 理 に 関 する 事 項 ( 仮 退 院 審 理 の 開 始 年 月 日 仮 退 院 審 理 の 結 果 等 ) オ 保 護 観 察 中 の 処 遇 状 況 等 に 関 する 事 項 ( 保 護 観 察 の 開 始 年 月 日 特 別 遵 守 事 項 の 内 容 保 護 観 察 の 終 了 年 月 日 等 ) 等 です これらの 通 知 の 申 出 先 は 加 害 者 が 少 年 院 送 致 処 分 を 受 けた 場 合 はお 近 くの 少 年 鑑 別 所 保 護 観 察 処 分 を 受 けた 場 合 はお 住 まいの 都 道 府 県 にある 保 護 観 察 所 で す なお 検 察 庁 において 被 害 者 等 の 方 々が 再 び 被 害 にあうことのないように 転 居 その 他 犯 人 との 接 触 を 避 ける 措 置 をとる 必 要 があり 検 察 官 が 通 知 を 行 った 方 がよいと 認 めたときには 受 刑 者 の 釈 放 直 前 における 釈 放 予 定 の 時 期 や 釈 放 され た 後 の 住 所 地 について 通 知 がなされることがあります これらの 制 度 の 詳 しい 説 明 については 担 当 の 検 察 官 や 被 害 者 支 援 員 等 にお 問 い 合 わせください 心 神 喪 失 等 の 状 態 の 者 から 被 害 を 受 けた 方 の 審 判 の 傍 聴 及 び 結 果 通 知 心 神 喪 失 等 の 状 態 で 一 定 の 重 大 な 他 害 行 為 ( 殺 人 放 火 等 )を 行 った 者 が 心 神 喪 失 等 であると 認 められて 不 起 訴 処 分 あるいは 無 罪 となった 場 合 等 には 明 らか に 必 要 がない 場 合 を 除 き 検 察 官 は 医 療 の 要 否 及 び 内 容 を 決 定 する 審 判 を 求 め て 裁 判 所 に 申 立 てをすることになります 裁 判 所 は この 申 立 てを 受 けて 審 判 を 行 い その 者 を 入 院 させるのか それと - 6 -

も 通 院 させるのかなどの 決 定 をします 被 害 にあわれた 方 等 は 申 出 をすることによって 審 判 を 傍 聴 することができ また 審 判 の 結 果 等 について 裁 判 所 からの 通 知 を 受 けることができます 詳 しくは 事 件 を 担 当 する 検 察 官 や 裁 判 所 にお 問 い 合 わせください 検 察 審 査 会 への 審 査 申 立 て 検 察 官 は 事 件 の 捜 査 を 行 った 上 で 被 疑 者 を 処 罰 する 必 要 があると 判 断 したと きに 起 訴 をしますが いろいろな 事 情 から 起 訴 をしない 処 分 ( 不 起 訴 処 分 )をす る 場 合 があります 検 察 審 査 会 は 検 察 官 がした 不 起 訴 処 分 の 当 否 を 審 査 する 機 関 で 地 方 裁 判 所 と 主 な 地 方 裁 判 所 支 部 の 中 に 設 置 されております 検 察 審 査 会 は 被 害 者 等 の 方 や 犯 罪 を 告 訴 告 発 した 人 から 検 察 官 の 不 起 訴 処 分 を 不 服 として 申 立 てがあったときに 審 査 を 始 めます また 被 害 者 等 からの 申 立 てがなくても 新 聞 記 事 等 をきっかけに 自 ら 審 査 を 始 めることもあります 検 察 審 査 会 への 審 査 の 申 立 てや 相 談 については 一 切 費 用 がかかりません 詳 しくは 最 寄 りの 検 察 審 査 会 事 務 局 までお 問 い 合 わせください (3) 裁 判 で 利 用 できる 制 度 被 害 者 等 の 方 には 民 事 裁 判 や 刑 事 裁 判 において 証 人 等 として 証 言 等 していた だくことがあります その 際 に 被 害 者 等 の 方 に 配 意 して 次 のような 各 制 度 が 定 められています 裁 判 所 が 認 める 適 当 な 人 に 付 き 添 ってもらうこと 被 害 者 等 の 方 が 被 告 人 加 害 者 や 傍 聴 人 から 見 えないように 間 に 遮 へい 物 を 設 置 してもらうこと 別 室 から ビデオモニターを 通 じて 証 言 すること この 他 刑 事 裁 判 に 関 して 次 のような 制 度 があります 被 害 者 等 の 方 は 第 1 回 の 公 判 期 日 の 後 原 則 として 裁 判 所 にある 刑 事 事 件 の 事 件 記 録 の 閲 覧 コピーができます また いわゆる 同 種 余 罪 の 被 害 者 等 の 方 も 民 事 の 損 害 賠 償 請 求 のため 必 要 があり 相 当 と 認 められる 場 合 には 裁 判 所 にある 刑 事 事 件 の 事 件 記 録 の 閲 覧 コピーができます 被 害 者 等 の 方 は 刑 事 裁 判 の 手 続 において 性 犯 罪 等 の 被 害 者 の 氏 名 等 を 公 開 の 法 廷 で 明 らかにしない 旨 の 決 定 をするよう 裁 判 所 に 申 し 出 ることができ ます この 決 定 があったときは 起 訴 状 の 朗 読 等 の 訴 訟 手 続 は 被 害 者 の 氏 名 等 を 明 らかにしない 方 法 で 行 われます 刑 事 事 件 の 裁 判 で 犯 罪 被 害 に 関 する 心 情 や 意 見 を 述 べることができます 被 害 者 等 の 方 の 申 し 出 があれば 公 判 を 優 先 して 傍 聴 することができるよう に できる 限 りの 配 慮 がされます 被 告 人 との 間 で 示 談 した 場 合 に 別 に 民 事 訴 訟 を 起 こさなくてもいいように その 示 談 内 容 を 刑 事 裁 判 の 調 書 に 記 載 してもらうことができます 検 察 庁 で 冒 頭 陳 述 の 要 旨 を 記 載 した 書 面 を 受 け 取 ることができます 被 害 者 参 加 制 度 ( 平 成 20 年 12 月 1 日 から 実 施 ) - 7 -

殺 人 傷 害 等 の 故 意 の 犯 罪 行 為 により 人 を 死 傷 させた 罪 自 動 車 運 転 過 失 致 死 傷 罪 等 の 被 害 者 等 の 方 は 裁 判 所 の 許 可 を 得 て 被 害 者 参 加 人 という 訴 訟 手 続 上 の 地 位 を 得 た 上 で 刑 事 裁 判 に 参 加 することができます 具 体 的 には 公 判 期 日 に 出 席 し 一 定 の 要 件 の 下 で 証 人 や 被 告 人 に 対 して 質 問 をしたり 事 実 又 は 法 律 の 適 用 についての 意 見 を 述 べたりすることができま す 被 害 者 国 選 弁 護 制 度 ( 平 成 20 年 12 月 1 日 から 実 施 ) 被 害 者 参 加 人 となった 被 害 者 等 は 公 判 期 日 への 出 席 や 被 告 人 質 問 等 の 行 為 を 弁 護 士 に 委 託 することもできますが その 資 力 ( 現 金 預 金 等 の 合 計 額 )か ら 療 養 費 等 の 額 ( 犯 罪 行 為 を 原 因 として 請 求 の 日 から6か 月 以 内 に 支 出 するこ ととなると 認 められる 治 療 費 その 他 の 費 用 の 合 計 額 )を 控 除 した 額 が 基 準 額 (200 万 円 )に 満 たない 場 合 には 裁 判 所 に 対 して 弁 護 士 の 援 助 を 受 けら れるようにするため 弁 護 士 ( 被 害 者 参 加 弁 護 士 )の 選 定 を 請 求 することがで きます この 弁 護 士 の 報 酬 及 び 費 用 は 国 が 負 担 することになります 損 害 賠 償 命 令 制 度 ( 平 成 20 年 12 月 1 日 から 実 施 ) 殺 人 傷 害 等 の 故 意 の 犯 罪 行 為 により 人 を 死 傷 させた 罪 等 の 被 害 者 等 の 方 は 刑 事 事 件 が 地 方 裁 判 所 に 係 属 している 場 合 に その 刑 事 事 件 を 担 当 してい る 裁 判 所 に 対 し 刑 事 事 件 で 起 訴 されている 犯 罪 事 実 を 原 因 とした 不 法 行 為 に よる 損 害 賠 償 を 被 告 人 に 命 ずるよう 求 める 申 立 てをすることができます この 手 続 は 被 告 人 に 対 し 有 罪 の 言 渡 しがあった 場 合 直 ちに 損 害 賠 償 命 令 事 件 の 審 理 が 開 始 され 原 則 として4 回 以 内 の 期 日 で 簡 易 迅 速 に 行 われ 刑 事 事 件 を 担 当 した 裁 判 所 が 刑 事 記 録 を 職 権 で 取 り 調 べるなど 被 害 者 等 による 被 害 事 実 の 立 証 が 容 易 になっています なお 4 回 以 内 の 期 日 では 終 わらない 場 合 や 損 害 賠 償 命 令 の 申 立 てについて の 裁 判 に 対 して 異 議 の 申 立 てがあった 場 合 等 は 通 常 の 民 事 訴 訟 手 続 に 移 行 し ます 詳 しくは 担 当 の 検 察 官 事 件 を 担 当 する 検 察 庁 や 裁 判 所 にお 問 い 合 わせくださ い また 少 年 犯 罪 による 被 害 者 等 の 方 には 次 のような 制 度 があります 被 害 者 等 の 方 は 審 判 開 始 の 決 定 があった 後 原 則 として 裁 判 所 にある 少 年 事 件 の 事 件 記 録 ( 少 年 の 要 保 護 性 に 関 して 行 われる 調 査 についての 記 録 であ る いわゆる 社 会 記 録 は 除 く )の 閲 覧 コピーができます( 平 成 20 年 12 月 15 日 から 範 囲 拡 大 ) 裁 判 官 や 家 庭 裁 判 所 調 査 官 に 対 して 犯 罪 被 害 に 関 する 心 情 や 意 見 を 述 べる ことができます 殺 人 傷 害 等 の 故 意 の 犯 罪 行 為 により 人 を 死 傷 させた 罪 自 動 車 運 転 過 失 致 死 傷 罪 等 (いずれも 傷 害 の 事 案 にあっては これにより 生 命 に 重 大 な 危 険 を 生 じさせた 場 合 に 限 られます )の 被 害 者 等 の 方 は 少 年 審 判 の 傍 聴 が 認 められ る 場 合 があります( 平 成 20 年 12 月 15 日 から 実 施 ) 家 庭 裁 判 所 から 審 判 期 日 における 審 判 の 状 況 について 説 明 を 受 けることが - 8 -

できます( 平 成 20 年 12 月 15 日 から 実 施 ) 家 庭 裁 判 所 から 少 年 審 判 の 結 果 等 の 通 知 を 受 けることができます 詳 しくは 家 庭 裁 判 所 にお 問 い 合 わせください (4) 更 生 保 護 において 利 用 できる 主 な 制 度 意 見 等 聴 取 制 度 加 害 者 が 刑 事 施 設 や 少 年 院 に 収 容 された 場 合 申 出 をした 被 害 者 等 は 加 害 者 の 仮 釈 放 や 少 年 院 からの 仮 退 院 を 許 すか 否 かを 判 断 するために 地 方 更 生 保 護 委 員 会 が 行 う 審 理 において 仮 釈 放 仮 退 院 に 関 する 意 見 や 被 害 に 関 する 心 情 を 述 べることができます 聴 取 した 意 見 等 は 地 方 更 生 保 護 委 員 会 において 仮 釈 放 仮 退 院 の 判 断 に 当 たって 考 慮 されるほか 仮 釈 放 仮 退 院 を 許 す 場 合 の 特 別 遵 守 事 項 の 設 定 等 に 当 たって 考 慮 されます 心 情 等 伝 達 制 度 加 害 者 が 保 護 観 察 となった 場 合 被 害 者 等 の 申 出 に 応 じ 保 護 観 察 所 が 被 害 に 関 する 心 情 被 害 を 受 けられた 方 の 置 かれている 状 況 保 護 観 察 中 の 加 害 者 の 生 活 や 行 動 に 関 する 意 見 を 聴 取 し これを 保 護 観 察 中 の 加 害 者 に 伝 えます 保 護 観 察 中 の 加 害 者 に 対 しては 被 害 の 実 情 等 を 直 視 させ 反 省 や 悔 悟 の 情 を 深 めさ せるよう 指 導 監 督 を 行 います 詳 しくは 最 寄 りの 保 護 観 察 所 にお 問 い 合 わせください (5) 安 全 の 確 保 に 関 する 制 度 再 被 害 の 防 止 保 護 対 策 警 察 では 被 害 者 等 の 方 が 再 度 同 じ 加 害 者 から 生 命 身 体 に 被 害 を 受 ける おそれがある 場 合 に 再 被 害 防 止 対 象 者 として 重 点 的 な 防 犯 指 導 や 必 要 に 応 じた 所 要 の 警 戒 措 置 を 行 い 再 被 害 防 止 対 象 者 からの 要 望 があった 場 合 又 は 再 被 害 防 止 に 必 要 な 場 合 には 加 害 者 の 釈 放 等 に 関 する 情 報 等 を 提 供 して 安 全 の 確 保 に 努 めています また 加 害 者 が 暴 力 団 員 暴 力 団 関 係 者 総 会 屋 等 で これら 暴 力 団 等 からの 仕 返 しを 受 けるおそれがある 場 合 には 被 害 者 等 の 方 を 保 護 対 象 者 として 指 定 し 暴 力 団 等 からの 保 護 に 必 要 な 措 置 を 実 施 して 被 害 の 未 然 防 止 を 徹 底 して います もし 加 害 者 や 暴 力 団 等 から 生 命 身 体 に 危 害 を 加 えられるような 脅 しを 受 けた 場 合 には すぐに 警 察 へ 通 報 してください 配 偶 者 からの 暴 力 児 童 虐 待 等 の 被 害 者 の 保 護 警 察 では 配 偶 者 からの 暴 力 事 案 や 児 童 虐 待 ストーカー 事 案 等 の 被 害 にあ われた 方 が 加 害 者 から 離 れて 保 護 される 必 要 がある 場 合 には 安 全 の 確 保 につ いて 婦 人 相 談 所 や 児 童 相 談 所 と 連 携 の 上 対 応 しています 詳 しくは 担 当 の 捜 査 員 や 婦 人 相 談 所 児 童 相 談 所 にお 問 い 合 わせください プライバシー 侵 害 等 に 対 する 人 権 救 済 制 度 - 9 -

被 害 者 等 の 方 が いわれのないうわさや 中 傷 によって 傷 つけられたり プライ バシーを 侵 害 されるなどの 被 害 を 受 けた 場 合 法 務 省 の 人 権 擁 護 機 関 は 相 談 を 受 けたり 相 手 方 に 人 権 侵 害 を 止 めるよう 勧 告 するなどの 救 済 のための 措 置 を 講 じています (6) 経 済 的 支 援 や 各 種 支 援 福 祉 制 度 被 害 者 等 の 負 担 の 軽 減 警 察 では 犯 罪 により 傷 害 等 を 負 った 場 合 に 次 の 医 療 費 用 等 について 経 費 を 支 給 し 被 害 者 等 の 方 の 費 用 負 担 を 軽 減 しています ご 家 族 を 亡 くされた 方 検 案 書 料 遺 体 搬 送 費 遺 体 修 復 費 傷 害 等 を 負 われた 場 合 初 診 料 診 断 書 料 性 犯 罪 被 害 にあわれた 方 初 診 料 診 断 書 料 検 査 費 緊 急 避 妊 費 用 等 支 給 内 容 については 各 都 道 府 県 によって 異 なりますので 詳 しくは 事 件 を 担 当 する 警 察 署 又 は 警 察 本 部 にお 問 い 合 わせください 犯 罪 被 害 給 付 制 度 故 意 の 犯 罪 行 為 によって ご 家 族 の 方 を 亡 くされたご 遺 族 重 大 な 負 傷 又 は 疾 病 を 負 ったり 後 遺 障 害 が 残 った 被 害 者 の 方 に 対 して 労 災 保 険 等 の 他 の 公 的 給 付 や 加 害 者 から 十 分 な 損 害 賠 償 を 受 けることができなかった 場 合 等 において 国 が 給 付 金 を 支 給 する 制 度 です 給 付 金 は 一 時 金 として 支 給 されるもので その 種 類 は 次 のとおりです 遺 族 給 付 金 遺 族 (1 配 偶 者 2 子 3 父 母 4 孫 5 祖 父 母 6 兄 弟 姉 妹 の 順 で 第 一 順 位 の 方 )に 支 給 重 傷 病 給 付 金 重 傷 病 ( 加 療 1 月 以 上 かつ 3 日 以 上 の 入 院 を 要 す る 負 傷 又 は 疾 病 (PTSD 等 の 精 神 疾 患 については 加 療 1 月 以 上 かつ 3 日 以 上 労 務 に 服 することができな い 程 度 の 疾 病 ))を 負 った 被 害 者 の 方 に 1 年 間 を 限 度 として 保 険 診 療 による 医 療 費 の 自 己 負 担 分 と 休 業 損 害 を 考 慮 した 額 の 合 算 額 ( 上 限 120 万 円 )を 支 給 障 害 給 付 金 障 害 ( 障 害 等 級 第 1~14 級 )の 残 った 被 害 者 の 方 に 支 給 ただし 原 因 となった 犯 罪 行 為 が 行 われたときに 日 本 国 籍 を 有 しない 方 で か つ 日 本 国 内 に 住 所 を 有 しない 方 は 受 給 できません また 被 害 者 の 方 に 不 適 切 な 行 為 がある 場 合 等 には 給 付 金 の 全 部 又 は 一 部 が 支 給 されないこともあります 申 請 は 申 請 者 の 住 所 地 を 管 轄 する 都 道 府 県 公 安 委 員 会 に 対 して 行 いますが 具 体 的 な 手 続 きとしては 住 所 地 を 管 轄 する 警 察 署 又 は 警 察 本 部 に 申 請 書 と 必 要 書 類 を 提 出 することとなります なお 犯 罪 行 為 による 死 亡 重 傷 病 又 は 障 害 の 発 生 を 知 った 日 から2 年 を 経 過 したとき 又 はこれらの 被 害 が 発 生 した 日 から7 年 を 経 過 したときには 申 請 がで きません ただし 加 害 者 により 身 体 の 自 由 を 不 当 に 拘 束 されていたことなどの - 10 -

やむを 得 ない 理 由 により この 期 間 内 に 申 請 ができなかったときは その 理 由 の やんだ 日 から6 月 以 内 に 申 請 することができます 詳 しくは 最 寄 りの 警 察 署 警 察 本 部 にお 問 い 合 わせください 民 事 上 の 損 害 賠 償 請 求 制 度 犯 罪 は 他 人 の 権 利 を 侵 害 し これによって 他 人 に 損 害 を 生 じさせる 行 為 であ ることから 民 法 上 の 不 法 行 為 ( 民 法 第 709 条 )に 該 当 する 場 合 があり その 場 合 には 被 害 にあわれた 方 等 は 加 害 者 等 に 対 して 損 害 賠 償 を 請 求 することがで きます 不 法 行 為 による 損 害 賠 償 請 求 は 民 事 訴 訟 法 等 に 基 づく 民 事 手 続 に 従 って 行 わ れるもので 刑 事 手 続 とは 別 に 被 害 者 等 の 方 々が 申 立 てなどを 行 う 必 要 がありま す 詳 しくは 裁 判 所 や 弁 護 士 会 にお 問 い 合 わせください なお 損 害 賠 償 命 令 制 度 については 3(3)を 参 照 してください また 指 定 暴 力 団 による 不 法 行 為 については 暴 力 団 対 策 法 において 凶 器 を 使 用 した 対 立 抗 争 又 は 指 定 暴 力 団 の 名 称 を 示 すなどして 行 う 資 金 獲 得 活 動 等 に 際 して 指 定 暴 力 団 員 が 他 人 の 生 命 身 体 又 は 財 産 を 侵 害 したときは その 指 定 暴 力 団 の 代 表 者 等 がこれによって 生 じた 損 害 を 賠 償 する 責 任 を 負 うとされてい ます この 規 定 により 例 えば 対 立 抗 争 の 巻 き 添 えにあい 指 定 暴 力 団 員 から 怪 我 を 負 わされた 指 定 暴 力 団 員 から 要 求 されたみかじめ 料 の 支 払 を 断 ったために 暴 力 行 為 を 受 けた などの 場 合 に 損 害 賠 償 請 求 を 行 うに 当 たっては 被 害 者 側 の 立 証 負 担 が 軽 減 され ます 詳 しくは 警 察 本 部 や 弁 護 士 会 にお 問 い 合 わせください 税 制 医 療 費 を 支 払 ったり 障 害 を 負 った 方 あるいは 配 偶 者 と 死 別 した 方 などに は 所 得 税 の 計 算 において 次 のような 所 得 控 除 が 認 められる 場 合 がありま す 医 療 費 控 除 納 税 者 ご 本 人 や 生 計 を 一 にする 配 偶 者 その 他 の 親 族 のために 支 払 った 医 療 費 について 一 定 の 額 が 控 除 されるもの 障 害 者 控 除 納 税 者 ご 本 人 やその 納 税 者 の 配 偶 者 控 除 扶 養 控 除 の 対 象 となる 親 族 が 障 害 者 である 場 合 には 27 万 円 ( 特 別 障 害 者 である 場 合 は40 万 円 )が 控 除 され るもの 寡 婦 ( 寡 夫 ) 控 除 夫 と 死 別 した 妻 又 は 妻 と 死 別 した 夫 のうち 一 定 の 方 に27 万 円 ( 特 定 の 寡 婦 は35 万 円 )が 控 除 されるもの - 11 -

詳 しくは 最 寄 りの 税 務 署 にお 問 い 合 わせください 一 時 避 難 場 所 の 確 保 自 宅 が 犯 罪 の 現 場 となり 自 宅 が 破 壊 されるなど 居 住 が 困 難 で 自 ら 居 住 する 場 所 が 確 保 できない 場 合 等 には 公 費 により 一 時 的 に 避 難 するための 宿 泊 場 所 を 提 供 する 制 度 があります 制 度 内 容 については 各 都 道 府 県 によって 異 なりますので 詳 しくは 事 件 を 担 当 する 警 察 署 又 は 警 察 本 部 にお 問 い 合 わせください 公 営 住 宅 への 単 身 入 居 優 先 入 居 等 配 偶 者 からの 暴 力 事 案 の 被 害 者 については 同 居 親 族 要 件 が 緩 和 され 公 営 住 宅 ( 都 道 府 県 営 住 宅 市 町 村 営 住 宅 )への 単 身 での 入 居 が 可 能 です また 犯 罪 行 為 により 従 前 の 住 居 に 住 めなくなった 一 定 の 収 入 以 下 の 方 につ いて 地 方 公 共 団 体 によっては 公 営 住 宅 に 優 先 的 に 入 居 できるところがありま す その 他 緊 急 に 公 営 住 宅 へ 入 居 する 必 要 がある 方 や 単 身 者 についても 対 応 でき る 地 方 公 共 団 体 がありますので 詳 しくは 都 道 府 県 又 は 市 町 村 の 公 営 住 宅 管 理 担 当 窓 口 までお 問 い 合 わせください 福 祉 制 度 父 親 を 亡 くしたため 母 子 家 庭 となった 場 合 には 児 童 扶 養 手 当 や 母 子 福 祉 資 金 の 貸 付 などを 受 けることができる 場 合 があります また 収 入 がなくなったり 少 なくなったりしたため 生 活 が 困 っている 人 に 対 しては 困 窮 の 程 度 に 応 じて 生 活 扶 助 教 育 扶 助 住 宅 扶 助 医 療 扶 助 等 の 必 要 な 保 護 を 受 けることができる 生 活 保 護 制 度 が 準 備 されています 詳 しくは 住 所 地 の 自 治 体 や 福 祉 事 務 所 にお 問 い 合 わせください 個 別 労 働 紛 争 解 決 制 度 都 道 府 県 労 働 局 において 個 々の 労 働 者 と 事 業 主 との 間 の 労 働 関 係 に 関 する 事 項 のトラブルの 未 然 防 止 労 使 による 自 主 的 な 解 決 を 促 進 することを 目 的 とし て 総 合 労 働 相 談 コーナーにおける 情 報 提 供 相 談 都 道 府 県 労 働 局 長 による 助 言 指 導 紛 争 調 整 委 員 会 によるあっせん をしています 詳 しくは 都 道 府 県 労 働 局 総 務 部 企 画 室 又 は 総 合 労 働 相 談 コーナーにお 問 い 合 わせください (7) 精 神 的 被 害 の 支 援 犯 罪 の 被 害 により 大 変 重 いストレスにさらされると 程 度 の 差 はあっても 次 の ような 様 々な 心 身 の 反 応 があらわれることがあります - 12 -

感 情 面 : 感 情 がわかなくなる 強 い 恐 怖 不 安 眠 れない 夜 間 に 目 が 覚 め る 孤 独 感 罪 悪 感 自 責 感 いらいら 怒 り 思 考 面 : 物 事 に 集 中 できない 思 考 力 の 減 退 まひ 混 乱 その 時 の 光 景 が 何 度 も 思 い 浮 かぶ 事 件 のことを 何 度 も 夢 にみる 行 動 面 : 怒 りっぽくなる 興 奮 取 り 乱 す 閉 じこもり 飲 酒 や 喫 煙 の 増 加 生 活 が 不 規 則 になる 身 体 面 : 頭 痛 肩 こり 手 足 のだるさ 胃 のもたれ 下 痢 便 秘 息 苦 しさ 食 欲 不 振 これらは 時 間 の 経 過 とともに 次 第 に 回 復 していきますが 回 復 にかかる 時 間 は 人 それぞれです 中 には 様 々な 精 神 疾 患 (PTSD 等 )に 発 展 していく 場 合 があ ります 警 察 では 被 害 者 等 の 方 々の 精 神 的 被 害 回 復 を 支 援 するために カウンセリング の 専 門 員 を 配 置 したり 精 神 科 医 や 民 間 のカウンセラーと 連 携 するなど 被 害 者 等 のためのカウンセリング 体 制 を 整 備 しております 詳 しくは 最 寄 りの 警 察 署 又 は 警 察 本 部 にお 問 い 合 わせください また 日 常 生 活 に 支 障 を 感 じた 時 は 医 療 機 関 若 しくは 保 健 所 精 神 保 健 福 祉 セ ンターへご 相 談 ください 更 に 犯 罪 の 被 害 により 児 童 生 徒 が 心 のケアを 必 要 としている 場 合 には スクー ルカウンセラー 等 によるカウンセリングもできますので 学 校 にご 相 談 ください 4 各 種 相 談 機 関 窓 口 (1) 警 察 における 相 談 窓 口 名 称 電 話 番 号 受 付 日 時 内 容 警 察 安 全 相 談 (076)225-9110 #9110 24 時 間 警 察 業 務 に 関 する 相 談 要 望 ポリスヘルプライン Police Help Line (076)225-0555 月 ~ 金 9:00~17:00 各 都 道 府 県 警 察 の 相 談 窓 口 を 知 りたい 方 は 警 察 庁 犯 罪 被 害 者 支 援 室 ホームページ http://www.npa.go.jp/higaisya/home.htm をご 参 照 ください 来 日 外 国 人 のための 被 害 相 談 ( 英 語 中 国 語 スペイン 語 ポルトガル 語 ) (2) 検 察 庁 における 相 談 窓 口 被 害 者 等 の 方 が 検 察 庁 へ 気 軽 に 被 害 相 談 や 事 件 に 対 する 問 い 合 わせを 行 えるよ うに 専 用 電 話 として 被 害 者 ホットライン が 全 国 の 地 方 検 察 庁 に 設 けられていま す 被 害 者 ホットライン は 電 話 だけでなく ファックスでの 利 用 も 可 能 となっ ております 夜 間 や 休 日 の 場 合 でも 留 守 番 電 話 やファックスでの 利 用 が 可 能 となっ - 13 -

ていますので ご 利 用 ください 金 沢 地 方 検 察 庁 電 話 (076)221-3573 全 国 の 地 方 検 察 庁 の 被 害 者 ホットライン 窓 口 は 検 察 庁 ホームページ http://www.kensatsu.go.jp/higaisha/index.htm#hotline をご 参 照 ください (3) 保 護 観 察 所 における 相 談 窓 口 全 国 の 保 護 観 察 所 には 被 害 者 担 当 官 及 び 被 害 者 担 当 保 護 司 が 配 置 されており 被 害 者 等 の 方 からの 電 話 や 来 庁 による 相 談 や 問 い 合 わせに 応 じ 悩 みや 不 安 等 を 聞 いたり 各 種 制 度 の 説 明 や 関 係 機 関 の 紹 介 等 を 行 っています 各 保 護 観 察 所 には 専 用 の 電 話 番 号 が 設 けられていますので ご 利 用 ください 金 沢 保 護 観 察 所 所 在 地 金 沢 市 西 念 3-4-1 駅 西 合 同 庁 舎 6 階 専 用 電 話 (076)261-0089 全 国 の 保 護 観 察 所 の 所 在 地 及 び 被 害 者 等 の 方 のための 専 用 の 電 話 番 号 を 知 りたい 方 は 法 務 省 の 更 生 保 護 における 犯 罪 被 害 者 等 施 策 ホームページ http://www.moj.go.jp/hogo/victim.html をご 参 照 ください (4) 法 務 省 の 人 権 擁 護 機 関 全 国 の 法 務 局 地 方 法 務 局 又 はその 支 局 では 国 民 の 人 権 を 擁 護 するための 取 組 の 一 つとして 人 権 相 談 所 を 設 置 し 法 務 局 職 員 や 法 務 大 臣 が 委 嘱 した 人 権 擁 護 委 員 が 被 害 者 等 の 人 権 問 題 についても 人 権 相 談 に 応 じています 被 害 者 等 に 対 する 人 権 侵 害 の 疑 いのある 事 案 については 人 権 侵 犯 事 件 として 調 査 を 行 い 事 案 に 応 じた 適 切 な 措 置 を 講 じています 常 設 人 権 相 談 所 金 沢 地 方 法 務 局 人 権 擁 護 委 員 連 合 会 電 話 (0570)003-110 全 国 の 法 務 局 地 方 法 務 局 の 常 設 人 権 相 談 窓 口 は 法 務 省 ホームページ http://www.moj.go.jp/jinken/jinken20.html をご 参 照 ください インターネット 人 権 相 談 受 付 窓 口 (SOS-eメール) 法 務 省 ホームページ 上 にパソコン 携 帯 電 話 いずれも 使 用 可 能 なインター ネットによる 人 権 相 談 受 付 窓 口 を 開 設 し 24 時 間 365 日 相 談 を 受 け 付 けてい ます パソコン http://www.moj.go.jp/jinken/jinken113.html 携 帯 電 話 http://www.jinken.go.jp/soudan/mobile/001.html (5) 犯 罪 被 害 者 等 早 期 援 助 団 体 等 の 民 間 被 害 者 支 援 団 体 犯 罪 行 為 の 発 生 後 速 やかに 被 害 者 等 の 方 を 支 援 することにより 犯 罪 被 害 の 早 - 14 -

期 の 軽 減 に 資 する 事 業 を 適 正 かつ 確 実 に 行 うことができると 認 められる 非 営 利 法 人 を 都 道 府 県 公 安 委 員 会 が 犯 罪 被 害 者 等 早 期 援 助 団 体 として 指 定 しています 犯 罪 被 害 者 等 早 期 援 助 団 体 は 次 のような 事 業 を 行 っています 犯 罪 被 害 等 に 関 する 電 話 メール 面 接 相 談 法 廷 病 院 警 察 等 への 付 き 添 い 等 による 被 害 者 等 の 援 助 犯 罪 被 害 者 等 給 付 金 の 制 度 説 明 と 申 請 補 助 被 害 者 等 に 対 する 支 援 の 必 要 性 に 関 する 広 報 活 動 及 び 啓 発 活 動 犯 罪 被 害 者 等 早 期 援 助 団 体 の 他 にも 我 が 国 における 被 害 者 支 援 活 動 を 一 層 充 実 させることを 目 的 に 構 築 された 全 国 被 害 者 支 援 ネットワーク に 加 盟 している 民 間 被 害 者 支 援 団 体 が 警 察 等 の 関 係 機 関 と 連 携 を 図 りながら 犯 罪 被 害 等 に 関 する 電 話 メール 面 接 相 談 や 法 廷 病 院 警 察 等 への 付 き 添 い 等 による 被 害 者 等 の 援 助 などの 活 動 を 行 っています 詳 しくは 下 記 の 連 絡 先 にお 問 い 合 わせください 連 絡 先 金 沢 市 平 和 町 1-3-1 石 川 県 平 和 町 庁 舎 内 石 川 被 害 者 サポートセンター 相 談 電 話 (076)226-7830 受 付 日 時 火 ~ 土 13:30~16:30 ホームページ http://www.ishikawa-vsc.org/ (6) 暴 力 追 放 運 動 推 進 センター 暴 力 追 放 運 動 推 進 センターは 暴 力 排 除 活 動 の 中 核 として 暴 力 団 に 関 するトラ ブルにあった 方 への 支 援 と 助 言 を 積 極 的 に 行 っています 特 に 暴 力 団 犯 罪 の 被 害 者 となった 方 に 対 しては 次 のような 支 援 を 行 っていま す 民 事 訴 訟 費 用 の 無 利 子 貸 付 見 舞 金 の 支 給 専 門 的 な 知 識 を 有 する 相 談 員 による 相 談 連 絡 先 金 沢 市 平 和 町 1-3-1 石 川 県 平 和 町 庁 舎 内 石 川 県 暴 力 追 放 運 動 推 進 センター 相 談 電 話 (076)247-8930 (7) 配 偶 者 暴 力 相 談 支 援 センター 婦 人 相 談 所 その 他 都 道 府 県 市 町 村 が 設 置 する 適 切 な 施 設 において 配 偶 者 暴 力 相 談 支 援 センターの 機 能 を 果 たしています 配 偶 者 暴 力 相 談 支 援 センターでは 次 のような 被 害 者 支 援 を 行 います 相 談 や 相 談 機 関 の 紹 介 カウンセリング 被 害 者 及 び 同 伴 者 の 緊 急 時 における 安 全 の 確 保 及 び 一 時 保 護 (ただし 一 時 保 護 については 婦 人 相 談 所 が 自 ら 行 うか 婦 人 相 談 所 から 一 定 の 基 準 を 満 た す 者 に 委 託 して 行 うこととなります ) 情 報 提 供 ( 自 立 生 活 促 進 のための 就 業 支 援 住 宅 確 保 援 護 等 に 関 する 制 度 - 15 -

の 利 用 保 護 命 令 制 度 の 利 用 保 護 する 施 設 の 利 用 に 関 する 情 報 提 供 等 を 行 い ます ) 詳 しくは 最 寄 りの 配 偶 者 暴 力 相 談 支 援 センターにお 問 い 合 わせください 連 絡 先 金 沢 市 本 多 町 3-1-10 石 川 県 社 会 福 祉 会 館 内 石 川 県 女 性 相 談 支 援 センター 電 話 (076)223-8655 受 付 日 時 月 ~ 金 8:30~17:15 ホームページアドレス http://www.gender.go.jp/e-vaw/index.html (8) 石 川 県 総 合 的 な 対 応 窓 口 を 設 置 し 被 害 者 等 からの 相 談 の 対 応 や 支 援 に 関 する 情 報 提 供 を 行 っています 県 民 文 化 局 県 民 生 活 課 電 話 (076)225-1387 (9) 日 本 司 法 支 援 センター( 愛 称 法 テラス ) 日 本 司 法 支 援 センターは 国 民 が 全 国 どこでも 法 的 な 紛 争 の 解 決 のために 必 要 な 情 報 や 法 律 サービスの 提 供 が 受 けられる 社 会 を 実 現 するための 総 合 法 律 支 援 の 中 核 を 担 う 法 人 で 次 のような 犯 罪 被 害 者 支 援 業 務 等 を 行 います 情 報 提 供 業 務 法 制 度 に 関 する 情 報 の 提 供 をしたり 相 談 窓 口 や 犯 罪 被 害 者 支 援 の 経 験 や 理 解 のある 弁 護 士 の 紹 介 を 無 料 で 行 います 民 事 法 律 扶 助 業 務 経 済 的 にお 困 りの 犯 罪 被 害 者 等 に 対 して 無 料 で 法 律 相 談 を 行 い 民 事 裁 判 等 手 続 における 弁 護 士 費 用 等 を 立 て 替 えます 国 選 被 害 者 参 加 弁 護 士 の 選 定 に 関 連 する 業 務 ( 平 成 20 年 12 月 1 日 から 業 務 開 始 ) 刑 事 裁 判 への 参 加 を 許 可 された 被 害 者 参 加 人 の 意 見 を 聴 いて 国 選 被 害 者 参 加 弁 護 士 の 候 補 を 裁 判 所 に 通 知 する 業 務 等 を 行 います 日 本 弁 護 士 連 合 会 委 託 援 助 業 務 日 本 弁 護 士 連 合 会 からの 委 託 を 受 けて 一 定 の 犯 罪 の 被 害 者 等 に 対 して 人 権 救 済 の 観 点 から 弁 護 士 費 用 等 の 援 助 を 行 います 詳 しくは 法 テラスにお 問 い 合 わせください 犯 罪 被 害 者 支 援 ダイヤル 0570-079714(なくことないよ) ホームページアドレス http://www.houterasu.or.jp (10) 弁 護 士 会 弁 護 士 会 では 法 律 に 関 する 相 談 を 行 っており 損 害 賠 償 請 求 等 についての 助 言 を 得 ることができます - 16 -

相 談 料 が 必 要 な 場 合 がありますので 詳 しくは 住 所 地 の 弁 護 士 会 にお 問 い 合 わ せください 連 絡 先 金 沢 市 大 手 町 15-15 金 沢 弁 護 士 会 受 付 日 時 月 ~ 金 10:00~17:00 電 話 (076)221-0242 (11) 財 団 法 人 犯 罪 被 害 救 援 基 金 人 の 生 命 又 は 身 体 を 害 する 犯 罪 行 為 により 不 慮 の 死 を 遂 げ 又 は 重 障 害 を 受 け た 者 の 子 弟 のうち 経 済 的 理 由 により 修 学 が 困 難 な 者 に 対 する 奨 学 金 又 は 学 用 品 費 の 給 与 その 他 の 犯 罪 被 害 者 に 係 る 救 援 事 業 を 行 うことを 目 的 として 設 立 された 財 団 法 人 です この 目 的 を 達 成 するため 次 のような 事 業 を 行 っております 学 生 生 徒 及 び 児 童 に 対 する 奨 学 金 又 は 学 用 品 費 の 給 与 学 生 生 徒 及 び 児 童 の 生 活 の 指 導 及 び 相 談 その 他 この 法 人 の 目 的 を 達 成 するために 必 要 な 事 業 詳 しくは 事 務 局 (Tel 03-5226-1020 1021)にお 問 い 合 わせ 下 さい ホームページアドレス http://www.koueki.jp/disclosure/ha/hanzai_higai/ - 17 -