製 品 安 全 データシート 1. 製 品 及 び 会 社 情 報 製 品 名 : 整 理 番 号 : 504530 会 社 名 : 東 邦 化 学 工 業 株 式 会 社 事 業 所 : 千 葉 工 場 住 所 : 千 葉 県 袖 ヶ 浦 市 北 袖 10 担 当 部 門 : 品 質 保 証 部 電 話 番 号 : 0438-62-5761 FAX 番 号 : 0438-62-3215 緊 急 時 連 絡 先 : 0438-62-3211 メールアドレス : msds@toho-chem.co.jp 2. 危 険 有 害 性 の 要 約 重 要 または 特 有 な 危 険 有 害 性 引 火 性 長 期 的 影 響 により 水 生 生 物 に 毒 性 GHS 分 類 物 理 化 学 的 危 険 性 引 火 性 液 体 : 区 分 3 健 康 に 対 する 有 害 性 急 性 毒 性 ( 経 口 ) 急 性 毒 性 ( 経 皮 ) 急 性 毒 性 ( 吸 入 :ガス) 急 性 毒 性 ( 吸 入 : 蒸 気 ) 急 性 毒 性 ( 吸 入 : 粉 塵 ミスト) : 分 類 対 象 外 皮 膚 腐 食 性 刺 激 性 : 区 分 2 眼 に 対 する 重 篤 な 損 傷 性 眼 刺 激 性 呼 吸 器 感 作 性 皮 膚 感 作 性 生 殖 細 胞 変 異 原 性 発 がん 性 : 区 分 2A 生 殖 毒 性 : 区 分 2 標 的 臓 器 全 身 毒 性 ( 単 回 暴 露 ) : 区 分 2 標 的 臓 器 全 身 毒 性 ( 反 復 暴 露 ) 吸 引 性 呼 吸 器 有 害 性 環 境 に 対 する 有 害 性 水 生 環 境 有 害 性 ( 急 性 ) : 区 分 2 水 生 環 境 有 害 性 ( 慢 性 ) : 区 分 2 1/9 東 邦 化 学 工 業 株 式 会 社
GHSラベル 要 素 絵 表 示 またはシンボル 注 意 喚 起 語 警 告 危 険 有 害 性 情 報 引 火 性 液 体 および 蒸 気 皮 膚 刺 激 強 い 眼 刺 激 生 殖 能 又 は 胎 児 への 悪 影 響 のおそれの 疑 い 臓 器 の 障 害 のおそれ( 腎 臓 中 枢 神 経 系 全 身 毒 性 ) 水 生 生 物 に 毒 性 長 期 的 影 響 により 水 生 生 物 に 毒 性 注 意 書 き 安 全 対 策 応 急 処 置 使 用 前 に 取 扱 説 明 書 を 入 手 すること 全 ての 安 全 注 意 を 読 み 理 解 するまで 取 り 扱 わないこと 熱 / 火 花 / 裸 火 / 高 温 のもののような 着 火 源 から 遠 ざけること 禁 煙 容 器 を 密 閉 しておくこと 容 器 を 接 地 すること/アースをとること 防 爆 型 の 電 気 機 器 / 換 気 装 置 / 照 明 機 器 / 作 業 機 器 を 使 用 すること 静 電 気 放 電 に 対 する 予 防 措 置 を 講 ずること 粉 じん/ 煙 /ガス/ミスト/ 蒸 気 /スプレーを 吸 入 しないこと 取 扱 後 はよく 洗 うこと この 製 品 を 使 用 する 時 に 飲 食 または 喫 煙 をしないこと 環 境 への 放 出 を 避 けること 保 護 手 袋 / 保 護 衣 / 保 護 眼 鏡 / 保 護 面 を 着 用 すること 飲 み 込 んだ 場 合 : 気 分 が 悪 い 時 は 医 師 に 連 絡 すること 皮 膚 に 付 着 した 場 合 : 多 量 の 水 と 石 鹸 で 洗 うこと 皮 膚 (または 髪 )に 付 着 した 場 合 : 直 ちに 汚 染 された 衣 類 をすべて 脱 ぐこと/ 取 り 除 くこと 皮 膚 を 流 水 /シャワーで 洗 うこと 皮 膚 刺 激 が 生 じた 場 合 : 医 師 の 診 断 / 手 当 てを 受 けること 眼 に 入 った 場 合 : 水 で 数 分 間 注 意 深 く 洗 うこと 次 にコンタクトレンズを 着 用 していて 容 易 に 外 せる 場 合 は 外 すこと その 後 も 洗 浄 を 続 けること 眼 の 刺 激 が 続 く 場 合 : 医 師 の 診 断 / 手 当 てを 受 けること 暴 露 または 暴 露 の 懸 念 がある 場 合 : 医 師 の 診 断 / 手 当 てを 受 けること 汚 染 された 衣 類 を 脱 ぎ 再 使 用 する 場 合 には 洗 濯 をすること 火 災 の 場 合 : 消 火 に 粉 末 消 火 薬 剤 水 溶 性 液 体 用 泡 消 火 薬 剤 二 酸 化 炭 素 砂 霧 状 水 を 使 用 すること 漏 出 物 を 回 収 すること 2/9 東 邦 化 学 工 業 株 式 会 社
保 管 廃 棄 換 気 の 良 い 場 所 で 保 管 すること 涼 しいところに 置 くこと 施 錠 して 保 管 すること 内 容 物 / 容 器 を 国 際 / 国 / 都 道 府 県 / 市 町 村 の 規 則 に 従 って 廃 棄 すること 3. 組 成 成 分 情 報 単 一 製 品 混 合 物 の 区 別 : 混 合 物 成 分 及 び 含 有 量 :1 ノニオン 界 面 活 性 剤 2 30% 3 両 性 界 面 活 性 剤 4 イソプロピルアルコール 7% 5 水 30% 官 報 公 示 整 理 番 号 ( 化 審 法 ) :1~3 非 公 開 4 2-207 官 報 公 示 整 理 番 号 ( 安 衛 法 ) : 既 存 CAS 番 号 :1~3 非 公 開 4 67-63-0 5 7732-18-5 4. 応 急 措 置 吸 入 した 場 合 皮 膚 に 付 着 した 場 合 眼 に 入 った 場 合 飲 み 込 んだ 場 合 応 急 措 置 をする 者 の 保 護 医 師 に 対 する 特 別 注 意 事 項 : 空 気 の 新 鮮 な 場 所 に 移 し 呼 吸 しやすい 姿 勢 で 休 息 させること 必 要 に 応 じて 医 師 の 診 断 / 手 当 てを 受 けること 暴 露 または 暴 露 の 懸 念 がある 場 合 は 医 師 の 診 断 / 手 当 てを 受 けること : 多 量 の 水 と 石 鹸 で 洗 うこと 直 ちに 汚 染 された 衣 類 をすべて 脱 ぐこと/ 取 り 除 くこと 皮 膚 を 流 水 /シャワーで 洗 うこと 皮 膚 刺 激 が 生 じた 場 合 は 医 師 の 診 断 / 手 当 てを 受 けること : 水 で 数 分 間 注 意 深 く 洗 うこと 次 にコンタクトレンズを 着 用 していて 容 易 に 外 せる 場 合 は 外 すこと その 後 も 洗 浄 を 続 けること 眼 の 刺 激 が 続 く 場 合 は 医 師 の 診 断 / 手 当 てを 受 けること : 気 分 が 悪 い 時 は 医 師 に 連 絡 すること : 救 助 者 は ゴム 手 袋 ゴーグル 等 の 適 切 な 保 護 具 を 着 用 する : 具 体 的 な 治 療 法 が 明 確 でない 時 は 日 本 中 毒 情 報 センター 等 へ 連 絡 する 5. 火 災 時 の 措 置 消 火 剤 : 粉 末 消 火 薬 剤 水 溶 性 液 体 用 泡 消 火 薬 剤 二 酸 化 炭 素 砂 霧 状 水 使 ってはならない 消 火 剤 : 棒 状 の 水 火 災 時 の 特 定 危 険 有 害 性 : 燃 焼 ガスには 一 酸 化 炭 素 硫 黄 酸 化 物 等 の 有 毒 ガスが 含 まれるので 消 火 作 業 の 際 には 煙 の 吸 入 を 避 ける 特 定 の 消 火 方 法 : 火 元 への 燃 焼 源 を 断 ち 適 切 な 消 火 剤 を 使 用 して 消 火 する 消 火 作 業 は 可 能 な 限 り 風 上 から 行 う 周 囲 の 設 備 などに 散 水 して 冷 却 する 関 係 者 以 外 は 安 全 な 場 所 に 退 避 させる 消 火 のための 放 水 等 により 製 品 もしくは 化 学 物 質 が 河 川 や 下 水 に 流 出 しないよう 適 切 な 措 置 を 行 う 消 火 を 行 なう 者 の 保 護 : 燃 焼 ガスには 一 酸 化 炭 素 硫 黄 酸 化 物 等 の 有 毒 ガスが 含 まれるので 消 火 作 業 の 際 には 適 切 な 呼 吸 用 保 護 具 を 着 用 し 煙 の 吸 入 を 避 ける 6. 漏 出 時 の 措 置 人 体 に 対 する 注 意 事 項 : 作 業 には 必 ず 保 護 具 ( 手 袋 眼 鏡 マスク 等 )を 着 用 する 多 量 の 場 合 は 人 を 安 全 な 場 所 に 退 避 させる 必 要 に 応 じた 換 気 を 確 保 する 3/9 東 邦 化 学 工 業 株 式 会 社
環 境 に 対 する 注 意 事 項 除 去 方 法 二 次 災 害 の 防 止 策 : 漏 出 物 を 河 川 や 下 水 に 直 接 流 してはいけない : 少 量 の 場 合 吸 着 剤 ( 土 砂 ウエス 等 )で 吸 着 させ 取 り 除 いた 後 残 りを ウエス 雑 巾 等 でよく 拭 き 取 る 大 量 の 水 で 洗 い 流 す 多 量 の 場 合 盛 り 土 で 囲 って 流 出 を 防 止 し 安 全 な 場 所 に 導 いてから ドラム 等 に 回 収 する : 付 近 の 着 火 源 となるものを 速 やかに 除 くとともに 消 火 剤 を 準 備 する 床 に 漏 れた 状 態 で 放 置 すると 滑 り 易 くスリップ 事 故 の 原 因 となるため 注 意 する 漏 出 物 の 上 をむやみに 歩 かない 火 花 を 発 生 しない 安 全 な 用 具 を 使 用 する 7. 取 扱 い 及 び 保 管 上 の 注 意 取 扱 い 技 術 的 対 策 : 取 扱 い 場 所 の 近 くに 洗 眼 及 び 身 体 洗 浄 のための 設 備 を 設 置 する 注 意 事 項 : 火 気 厳 禁 安 全 取 扱 い 注 意 事 項 : 作 業 場 の 換 気 を 十 分 行 う 保 護 眼 鏡 保 護 手 袋 等 の 適 切 な 保 護 具 を 着 用 取 扱 い 後 は 手 顔 等 をよく 洗 い うがいをする 保 管 適 切 な 保 管 条 件 : 換 気 の 良 い 場 所 で 保 管 すること 涼 しいところに 置 くこと 施 錠 して 保 管 すること 火 気 厳 禁 安 全 な 容 器 包 装 材 料 : 製 品 使 用 容 器 に 準 ずる 8. 暴 露 防 止 及 び 保 護 措 置 設 備 対 策 : 蒸 気 またはヒュームやミストが 発 生 する 場 合 は 局 所 排 気 装 置 を 設 置 する 取 扱 い 場 所 の 近 くに 洗 眼 および 身 体 洗 浄 のための 設 備 を 設 置 する 機 器 類 は 防 爆 構 造 とし 設 備 は 静 電 気 対 策 を 実 施 する 許 容 濃 度 管 理 濃 度 :200ppm(イソプロピルアルコール) 日 本 産 業 衛 生 学 会 (2010 年 度 版 ) :OEL 400ppm 980mg/m 3 (イソプロピルアルコール) ACGIH(2005 年 度 版 ) :TWA;200ppm STEL/C;400ppm (イソプロピルアルコール) 保 護 具 呼 吸 用 の 保 護 具 : 必 要 により 有 機 溶 剤 用 防 毒 マスク 手 の 保 護 具 : 不 浸 透 性 ( 耐 薬 品 耐 油 耐 溶 剤 ) 保 護 手 袋 眼 の 保 護 具 : 側 板 付 き 保 護 眼 鏡 ( 必 要 によりゴーグル 型 保 護 眼 鏡 ) 皮 膚 及 び 身 体 の 保 護 具 : 静 電 気 防 止 加 工 長 袖 作 業 衣 適 切 な 衛 生 対 策 : 取 り 扱 い 後 は 手 顔 等 をよく 洗 い うがいをする 9. 物 理 的 及 び 化 学 的 性 質 物 理 的 状 態 形 状 : 油 状 色 : 黄 色 臭 い : 弱 い 特 有 な 臭 いを 有 する ph :7.0(1% 水 溶 液 ) 物 理 的 状 態 が 変 化 する 特 定 の 温 度 / 温 度 範 囲 沸 点 融 点 ( 流 動 点 ) 分 解 温 度 引 火 点 :39 (TAG 密 閉 ) 発 火 点 4/9 東 邦 化 学 工 業 株 式 会 社
爆 発 特 性 爆 発 限 界 蒸 気 圧 蒸 気 密 度 密 度 溶 解 性 水 溶 解 性 溶 媒 溶 解 性 オクタノール/ 水 分 配 係 数 その 他 のデータ : 水 に 可 溶 10. 安 定 性 及 び 反 応 性 安 定 性 : 通 常 の 取 扱 いでは 熱 光 衝 撃 に 対 して 化 学 的 に 安 定 反 応 性 : 強 酸 化 剤 とは 反 応 して 危 険 避 けるべき 条 件 : 情 報 なし 混 触 危 険 物 質 : 強 酸 化 剤 危 険 有 害 な 分 解 生 成 物 : 硫 黄 酸 化 物 窒 素 酸 化 物 その 他 : 記 載 すべき 情 報 はない 11. 有 害 性 情 報 急 性 毒 性 経 口 投 与 イソプロピルアルコール LD 50 =3437mg/kg(ラット 複 数 文 献 からの 統 計 計 算 ) 1) LD 50 =1410~7400mg/kg (ラット EO4~9モルのデータ CIR) 2) 経 皮 投 与 イソプロピルアルコール LD 50 =4059 mg/kg(ウサギ CERIハザードデータ 集 (1999)) 1) 蒸 気 吸 入 LD 50 =2000~4400mg/kg (ウサギ EO4~9モルのデータ CIR) 2) イソプロピルアルコール LC 50 (4h 蒸 気 )=72600mg/m 3 (29512ppm), EHC(1990) PATTY(1994) SIDS(1997) 1) 粉 塵 /ミスト 吸 入 : 情 報 なし 皮 膚 腐 食 性 / 刺 激 性 イソプロピルアルコール EHC 103 (1990) PATTY (4th, 1994) ECETOC TR66 (1995) CERI ハ ザードデータ 集 (1999)のウサギ 皮 膚 刺 激 性 試 験 では 刺 激 性 なしま たは 軽 度 の 刺 激 性 の 報 告 があるが EHC 103 (1990)のヒトでのボラ ンティアおよびアルコール 中 毒 患 者 の 治 療 のため 皮 膚 適 用 した 試 験 5/9 東 邦 化 学 工 業 株 式 会 社
眼 に 対 する 重 篤 な 損 傷 性 / 刺 激 性 では 刺 激 性 を 示 さないとの 報 告 がある 1) NZWウサギ 原 液 閉 塞 塗 付 EO(2~9) 結 果 : 中 等 度 ~ 強 度 の 刺 激 性 (NITE 初 期 リスク 評 価 書 p.33) 2) イソプロピルアルコール EHC(1990) SIDS(1997) PATTY(1994) ECETO TR(1992) CERI ハザ ードデータ 集 (1999)のウサギでの 眼 刺 激 性 試 験 では 軽 度 から 重 度 の 刺 激 性 の 報 告 があるとの 記 述 があるが 重 篤 な 損 傷 性 は 記 載 され ていない 1) 呼 吸 器 感 作 性 : 情 報 なし 皮 膚 感 作 性 NZW ウサギ 原 液 0.1% 点 眼 EO(2~15) 結 果 : 中 等 度 ~ 強 度 の 刺 激 性 (NITE 初 期 リスク 評 価 書 p.33) 2) イソプロピルアルコール SIDS(1997 のモルモットでのビューラー 法 による 皮 膚 感 作 性 試 験 では 陰 性 であった 一 方 EHC(1990)の 皮 膚 炎 発 症 例 で 2-propanol のパッ チテスト 陽 性 例 には 低 分 子 の1 級 または2 級 アルコール プロピレ ンオキサイドにも 陽 性 を 示 しており 2-プロパノールが 原 因 物 質 か 否 か 明 確 でない 1) 生 殖 細 胞 変 異 原 性 ( 変 異 原 性 ) イソプロピルアルコール SIDS(1997)のin vivo でのマウス 骨 髄 細 胞 を 用 いた 小 核 試 験 で 陰 性 である 1) EO(4,9,9.5,12) in vitro in vivo 試 験 結 果 : 全 ての 試 験 で 陰 性 (NITE 初 期 リスク 評 価 書 p.41) 2) 発 がん 性 イソプロピルアルコール IARC;Group3 ACGIH;A4 1) 生 殖 毒 性 イソプロピルアルコール EHC(19990),IARC(2005),PATTY(1994)のラットでの 飲 水 投 与 によ る2 世 代 繁 殖 試 験 では 繁 殖 能 および 出 生 仔 の 発 育 に 影 響 なかっ た 一 方 EHC(1990),SIDS(1997),ACGIH(2003)のラットでの 発 育 毒 性 催 奇 形 性 試 験 では 催 奇 形 性 はなかったが 親 動 物 に 体 重 増 加 の 低 下 麻 酔 作 用 等 の 毒 性 を 示 した 用 量 で 妊 娠 率 の 低 下 吸 収 胚 の 増 加 胎 児 死 亡 の 増 加 等 の 生 殖 毒 性 が 認 められたとの 記 述 が ある 1) 特 定 標 的 臓 器 - 単 回 暴 露 6/9 東 邦 化 学 工 業 株 式 会 社
イソプロピルアルコール PATTY(1994) ACGIH(2003)のラットでの 吸 入 暴 露 による 活 動 性 の 低 下 があるとの 記 述 および ACGIH(2003) CERI ハザードデータ 集 (1999)のヒトでの 経 口 摂 取 による 急 性 中 毒 では 消 化 管 への 刺 激 性 血 圧 体 温 等 の 低 下 中 枢 神 経 症 状 腎 障 害 が 認 められている ま た ACGIH(2003)のヒトで 鼻 喉 への 刺 激 性 が 認 められている 1) 特 定 標 的 臓 器 - 反 復 暴 露 イソプロピルアルコール EHC(1990)のラットでの86 日 間 または4ヵ 月 間 吸 入 暴 露 試 験 で 血 管 肝 臓 脾 臓 に 影 響 が 認 められたとの 記 述 から 標 的 臓 器 は 血 管 肝 臓 脾 臓 であると 判 断 した なお 区 分 2のガイダンス 値 を 超 える 投 与 量 では 腎 臓 への 影 響 および 麻 酔 作 用 が 認 められている 1) 吸 引 性 呼 吸 器 有 害 性 イソプロピルアルコール ヒトに 関 する 情 報 はないが EHC(1990) PATTY(1994)のラットでの 気 管 内 投 与 により 24 時 間 以 内 に 心 肺 停 止 による 死 亡 が 認 められてお り かつ 動 粘 性 率 は 概 略 1.6 前 後 であることから 吸 引 性 呼 吸 器 有 害 性 があると 判 断 した 1) 12. 環 境 影 響 情 報 生 態 毒 性 イソプロピルアルコール 96h LC 50 >100mg/L ( 魚 類 (ヒメダカ) 環 境 省 生 態 影 響 試 験 1997) 1) 残 留 性 / 分 解 性 : 96h LC 50 =1.3~7.9mg/L(EO4~9モル 魚 類 ブルーギ ル)(NITE 初 期 リスク 評 価 書 p 18) 2) EO30~50モル 体 での 好 気 的 生 分 解 性 試 験 判 定 : 難 分 解 性 (NITE 初 期 リスク 評 価 書 ) 2) 生 態 蓄 積 性 イソプロピルアルコール 水 溶 解 度 =1.00 10 6 mg/l(physprop Database 2005) 1) 土 壌 中 の 移 動 性 : 情 報 なし 13. 廃 棄 上 の 注 意 残 余 廃 棄 物 : 引 火 性 物 質 (イソプロピルアルコール)を 含 むので 注 意 する 焼 却 する 場 合 関 連 法 規 法 令 を 遵 守 する 廃 棄 する 場 合 内 容 物 を 国 際 / 国 / 都 道 府 県 / 市 町 村 の 規 則 に 従 って 廃 棄 すること 都 道 府 県 知 事 の 許 可 を 受 けた 産 業 廃 棄 物 の 収 集 運 搬 業 者 や 処 分 業 者 と 契 約 し 廃 棄 物 処 理 法 ( 廃 棄 物 の 処 理 及 び 清 掃 に 関 する 法 律 ) 及 び 関 7/9 東 邦 化 学 工 業 株 式 会 社
汚 染 容 器 包 装 係 法 規 法 令 を 遵 守 し 適 正 に 処 理 する : 空 の 汚 染 容 器 包 装 を 廃 棄 する 場 合 内 容 物 を 除 去 した 後 に 容 器 を 国 際 / 国 / 都 道 府 県 / 市 町 村 の 規 則 に 従 って 廃 棄 すること 都 道 府 県 知 事 の 許 可 を 受 けた 産 業 廃 棄 物 の 収 集 運 搬 業 者 や 処 分 業 者 に 廃 棄 物 処 理 法 ( 廃 棄 物 及 び 清 掃 に 関 する 法 律 ) 及 び 関 係 法 規 法 令 を 遵 守 して 適 正 に 処 理 する 14. 輸 送 上 の 注 意 国 内 法 規 制 : 陸 上 輸 送 : 消 防 法 労 働 安 全 衛 生 法 等 に 定 められている 運 送 方 法 に 従 う 海 上 輸 送 : 船 舶 安 全 法 に 定 められている 運 送 方 法 に 従 う 航 空 輸 送 : 航 空 法 に 定 められている 運 送 方 法 に 従 う 国 際 法 規 制 : 航 空 輸 送 はIATA 及 び 海 上 輸 送 はIMDGの 規 則 に 従 う 国 連 番 号 (UN Number) :UN1993 国 連 輸 送 名 :FLAMMABLE LIQUID, N.O.S.(ISOPROPANOL) (Proper Shipping Name) 国 連 分 類 (UN Class) :Class 3 (Sub risk : Not applicable) 容 器 等 級 (Packing Group) :Ⅲ 海 洋 汚 染 物 質 (Marine Pollutant) :Marine Pollutant MARPOL73/78 附 属 書 Ⅱ : 適 用 されない 及 びIBCコード HSコード( 参 照 情 報 ) :3402.90-000( 16.その 他 *HSコードについて 参 照 ) 輸 送 の 特 定 の 安 全 対 策 及 び 条 件 : 輸 送 前 に 容 器 の 破 損 腐 食 漏 れ 等 がないことを 確 認 する 転 倒 落 下 損 傷 がないように 積 み 込 み 荷 崩 れの 防 止 を 確 実 に 行 う 消 防 法 危 険 物 第 4 類 第 2 石 油 類 に 該 当 するので 同 法 の 規 定 に 従 った 容 器 積 載 方 法 により 輸 送 する 船 舶 安 全 法 に 基 づく 危 規 則 引 火 性 液 体 類 に 該 当 するので 海 上 輸 送 の 場 合 は 同 法 の 規 定 に 従 って 容 器 及 び 標 識 その 他 必 要 な 措 置 を 講 じて 輸 送 する タンクローリー 等 の 荷 役 時 には 車 止 め ホースの 連 結 必 要 に 応 じてアースを 確 実 に 行 う ホースの 脱 着 時 は ホース 内 の 残 留 分 の 処 理 を 完 全 に 行 う 15. 適 用 法 令 国 内 適 用 法 化 審 法 : 優 先 評 価 化 学 物 質 ポリ(オキシエチレン)= 含 有 消 防 法 : 危 険 物 第 4 類 第 2 石 油 類 ( 水 溶 性 ) 安 衛 法 :57 条 の1の 表 示 対 象 物 質 イソプロピルアルコール を 含 有 57 条 の2 第 1 項 の 通 知 対 象 物 質 を 含 有 プロピルアルコール を7% 有 機 溶 剤 中 毒 予 防 規 則 ; 第 2 種 有 機 溶 剤 等 施 行 令 別 表 第 1 第 4 号 危 険 物 引 火 性 の 物 毒 劇 物 法 : 該 当 しない 船 舶 安 全 法 : 危 規 則 第 2,3 条 危 険 物 告 示 別 表 第 1 引 火 性 液 体 類 航 空 法 : 施 行 規 則 第 194 条 危 険 物 告 示 別 表 第 1 引 火 性 液 体 火 薬 取 締 法 : 該 当 しない 高 圧 ガス 保 安 法 : 該 当 しない 化 学 物 質 管 理 促 進 法 (PRTR 法 ) : 法 第 2 条 第 2 項 施 行 令 第 1 条 別 表 第 1 第 1 種 指 定 化 学 物 質 を 含 有 政 令 番 号 410 ポリ(オキシエチレン)= を30% 海 洋 汚 染 防 止 法 :ばら 積 み 運 送 未 査 定 物 質 個 品 運 送 海 洋 汚 染 物 質 施 行 令 別 表 第 1の4 危 険 物 8/9 東 邦 化 学 工 業 株 式 会 社
海 外 物 質 登 録 情 報 TSCA( 米 国 ) : 未 登 録 EINECS(EU) : 登 録 あり( 一 部 ポリマー 免 除 ) ECL( 韓 国 ) : 未 登 録 AICS(オーストラリア) : 未 登 録 DSL(カナダ) : 未 登 録 NZIoC(ニュージーランド) : 未 登 録 PICCS(フィリピン) : 未 登 録 IECSC( 中 国 ) : 登 録 あり 16.その 他 引 用 文 献 1) 独 立 行 政 法 人 製 品 技 術 基 盤 機 構 GHS 分 類 データ 2) 日 本 界 面 活 性 剤 工 業 会 GHS 分 類 データ ここに 記 載 された 危 険 性 有 害 性 の 情 報 は 当 社 の 最 新 の 調 査 評 価 に 基 づくものですが 情 報 の 完 全 さ 正 確 さを 保 証 するものではありません 化 学 物 質 の 有 害 性 には 予 見 できないこともあり 取 扱 いには 細 心 の 注 意 を 払 って 下 さい 本 品 の 適 正 な 使 用 については 使 用 者 の 責 任 において 行 って 下 さい *HSコードについて: 参 考 情 報 としてHSコードを 記 載 していますが 解 釈 用 途 等 により 他 コードを 適 用 可 能 な 場 合 があります 輸 出 の 際 には 輸 出 者 の 責 任 において 選 択 した 上 で 税 関 の 指 示 に 従 い 適 切 に 対 応 して 下 さい MSDS 作 成 発 行 部 署 研 究 開 発 本 部 MSDS 専 任 グループ 電 話 番 号 : 046-866-5733 Eメール: msds@toho-chem.co.jp Fax 番 号 : 046-866-5731 発 行 変 更 履 歴 作 成 日 改 訂 1 改 訂 2 改 訂 3 2002 年 01 月 15 日 2008 年 05 月 13 日 2009 年 05 月 21 日 2012 年 05 月 09 日 9/9 東 邦 化 学 工 業 株 式 会 社