Similar documents
(2)大学・学部・研究科等の理念・目的が、大学構成員(教職員および学生)に周知され、社会に公表されているか

学校教育法等の一部を改正する法律の施行に伴う文部科学省関係省令の整備に関する省令等について(通知)

●幼児教育振興法案

●電力自由化推進法案

学校安全の推進に関する計画の取組事例

Microsoft PowerPoint - 報告書(概要).ppt

Microsoft Word - 02第3期計画(元データ).doc

Microsoft Word 行革PF法案-0概要

<4D F736F F D D3188C091538AC7979D8B4B92F F292B98CF092CA81698A94816A2E646F63>

2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 平 成 27 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 役 名 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 2,142 ( 地 域 手 当 ) 17,205 11,580 3,311 4 月 1

<4D F736F F D B8E968BC695E58F CA A2E646F63>

Microsoft Word - 交野市産業振興基本計画 doc

Microsoft Word - 目次.doc

預 金 を 確 保 しつつ 資 金 調 達 手 段 も 確 保 する 収 益 性 を 示 す 指 標 として 営 業 利 益 率 を 採 用 し 営 業 利 益 率 の 目 安 となる 数 値 を 公 表 する 株 主 の 皆 様 への 還 元 については 持 続 的 な 成 長 による 配 当 可

自衛官俸給表の1等陸佐、1等海佐及び1等空佐の(一)欄又は(二)欄に定める額の俸給の支給を受ける職員の占める官職を定める訓令

頸 がん 予 防 措 置 の 実 施 の 推 進 のために 講 ずる 具 体 的 な 施 策 等 について 定 めることにより 子 宮 頸 がんの 確 実 な 予 防 を 図 ることを 目 的 とする ( 定 義 ) 第 二 条 この 法 律 において 子 宮 頸 がん 予 防 措 置 とは 子 宮

<6D313588EF8FE991E58A778D9191E5834B C8EAE DC58F4992F18F6F816A F990B32E786C73>

1 リーダーシップと 意 思 決 定 1-1 事 業 所 が 目 指 していることの 実 現 に 向 けて 一 丸 となっている 評 価 項 目 事 業 所 が 目 指 していること( 理 念 基 本 方 針 )を 明 確 化 周 知 している 1. 事 業 所 が 目 指 していること

平成25年度 独立行政法人日本学生支援機構の役職員の報酬・給与等について

公 的 年 金 制 度 について 制 度 の 持 続 可 能 性 を 高 め 将 来 の 世 代 の 給 付 水 準 の 確 保 等 を 図 るため 持 続 可 能 な 社 会 保 障 制 度 の 確 立 を 図 るための 改 革 の 推 進 に 関 する 法 律 に 基 づく 社 会 経 済 情

スライド 1

1 林 地 台 帳 整 備 マニュアル( 案 )について 林 地 台 帳 整 備 マニュアル( 案 )の 構 成 構 成 記 載 内 容 第 1 章 はじめに 本 マニュアルの 目 的 記 載 内 容 について 説 明 しています 第 2 章 第 3 章 第 4 章 第 5 章 第 6 章 林 地

別 紙 第 号 高 知 県 立 学 校 授 業 料 等 徴 収 条 例 の 一 部 を 改 正 する 条 例 議 案 高 知 県 立 学 校 授 業 料 等 徴 収 条 例 の 一 部 を 改 正 する 条 例 を 次 のように 定 める 平 成 26 年 2 月 日 提 出 高 知 県 知 事 尾

2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 役 名 法 人 の 長 理 事 理 事 ( 非 常 勤 ) 平 成 25 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 16,936 10,654 4,36

国立研究開発法人土木研究所の役職員の報酬・給与等について


02【発出】280328福島県警察職員男女共同参画推進行動計画(公表版)

m07 北見工業大学 様式①

1 農 地 中 間 管 理 機 構 のねらい (1)24 年 度 から 開 始 した 各 市 町 村 における 人 農 地 プラン ( 地 域 の 農 業 者 の 徹 底 した 話 合 いにより 人 農 地 問 題 の 解 決 方 向 や 地 域 農 業 の 将 来 のあり 方 を 明 確 にしてい

学校法人日本医科大学利益相反マネジメント規程

就 学 前 教 育 保 育 の 実 施 状 況 ( 平 成 23 年 度 ) 3 歳 以 上 児 の 多 く(4 歳 以 上 児 はほとんど)が 保 育 所 又 は 幼 稚 園 に 入 所 3 歳 未 満 児 (0~2 歳 児 )で 保 育 所 に 入 所 している 割 合 は 約 2 割 就 学

とする (1) 多 重 債 務 や 過 剰 債 務 を 抱 え 返 済 が 困 難 になっている 人 (2) 債 務 整 理 を 法 律 専 門 家 に 依 頼 した 直 後 や 債 務 整 理 途 上 の 人 (3) 収 入 よりも 生 活 費 が 多 くお 金 が 不 足 がちで 借 金 に 頼

私立大学等研究設備整備費等補助金(私立大学等

Ⅰ 調 査 の 概 要 1 目 的 義 務 教 育 の 機 会 均 等 その 水 準 の 維 持 向 上 の 観 点 から 的 な 児 童 生 徒 の 学 力 や 学 習 状 況 を 把 握 分 析 し 教 育 施 策 の 成 果 課 題 を 検 証 し その 改 善 を 図 るもに 学 校 におけ

公表表紙

<4D F736F F D C482C682EA817A89BA90BF8E7793B1834B A4F8D91906C8DDE8A A>


16 日本学生支援機構

福山市立駅家南中学校P T A 規約

<4D F736F F D2091E F18CB48D C481698E7B90DD8F9590AC89DB816A2E646F63>

(2) 地 域 の 実 情 に 応 じた 子 ども 子 育 て 支 援 の 充 実 保 育 の 必 要 な 子 どものいる 家 庭 だけでなく 地 域 の 実 情 に 応 じた 子 ども 子 育 て 支 援 の 充 実 のために 利 用 者 支 援 事 業 や 地 域 子 育 て 支 援 事 業 な

PowerPoint プレゼンテーション

2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 平 成 27 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 役 名 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 法 人 の 長 A 18,248 11,166 4, ,066 6,42

老発第    第 号

17 外 国 人 看 護 師 候 補 者 就 労 研 修 支 援 18 看 護 職 員 の 就 労 環 境 改 善 運 動 推 進 特 別 20 歯 科 医 療 安 全 管 理 体 制 推 進 特 別 21 在 宅 歯 科 医 療 連 携 室 整 備 22 地 域 災 害 拠 点 病

<4D F736F F D F8D828D5A939982CC8EF68BC697BF96B38F9E89BB82CC8A6791E52E646F63>

(2) 広 島 国 際 学 院 大 学 ( 以 下 大 学 という ) (3) 広 島 国 際 学 院 大 学 自 動 車 短 期 大 学 部 ( 以 下 短 大 という ) (4) 広 島 国 際 学 院 高 等 学 校 ( 以 下 高 校 という ) ( 学 納 金 の 種 類 ) 第 3 条

Microsoft Word 利子補給金交付要綱

係 に 提 出 する 2 財 形 担 当 係 は 前 項 の 規 定 による 財 形 貯 蓄 等 の 申 込 みがあった 場 合 には 当 該 申 込 みの 内 容 を 点 検 し 財 形 貯 蓄 等 の 契 約 の 要 件 ( 第 6 条 に 規 定 する 基 準 を 含 む )を 満 たしている

社 会 保 障 税 一 体 改 革 ( 年 金 分 野 )の 経 緯 社 会 保 障 税 一 体 改 革 大 綱 (2 月 17 日 閣 議 決 定 ) 国 年 法 等 改 正 法 案 (2 月 10 日 提 出 ) 法 案 を 提 出 する または 法 案 提 出 を 検 討 する と された 事

(5) 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しの 実 施 状 況 について 概 要 の 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しにおいては 俸 給 表 の 水 準 の 平 均 2の 引 き 下 げ 及 び 地 域 手 当 の 支 給 割 合 の 見 直 し 等 に 取 り 組 むとされている

通 知 カード と 個 人 番 号 カード の 違 い 2 通 知 カード ( 紙 )/H27.10 個 人 番 号 カード (ICカード)/H28.1 様 式 (おもて) (うら) 作 成 交 付 主 な 記 載 事 項 全 国 ( 外 国 人 含 む)に 郵 送 で 配 布 希 望 者 に 交

1.はじめに わが 国 での 急 速 な 少 子 化 の 進 行 等 を 踏 まえ 次 代 の 社 会 を 担 う 子 どもが 健 やかに 生 まれ 育 成 される 環 境 の 整 備 を 目 的 とした 次 世 代 育 成 支 援 対 策 推 進 法 が 平 成 15 年 7 月 に 制 定 され

定款

安 芸 太 田 町 学 校 適 正 配 置 基 本 方 針 の 一 部 修 正 について 1 議 会 学 校 適 正 配 置 調 査 特 別 委 員 会 調 査 報 告 書 について 安 芸 太 田 町 教 育 委 員 会 が 平 成 25 年 10 月 30 日 に 決 定 した 安 芸 太 田

(6) 事 務 局 職 場 積 立 NISAの 運 営 に 係 る 以 下 の 事 務 等 を 担 当 する 事 業 主 等 の 組 織 ( 当 該 事 務 を 代 行 する 組 織 を 含 む )をいう イ 利 用 者 からの 諸 届 出 受 付 事 務 ロ 利 用 者 への 諸 連 絡 事 務

一般社団法人泉青年会議所

第2分野 男女共同参画の視点に立った社会制度・慣行の見直し、意識の改革

スライド 1

<4D F736F F F696E74202D208CE38AFA8D8297EE8ED288E397C390A CC8A AE98EBA8DEC90AC816A2E707074>

1 正 規 団 員 希 望 者 は 入 団 希 望 日 から1ヶ 月 間 の 仮 団 員 期 間 を 経 て 団 員 となることができる 仮 団 員 期 間 は 団 費 は 発 生 せず 入 団 届 けに 明 記 した 入 団 日 がその 月 の15 日 以 前 ならば 当 月 16 日 以 降 な

個人住民税徴収対策会議

<8BB388F58F5A91EE82A082E895FB8AEE967B95FB906A>

(3) 調 査 の 進 め 方 2 月 28 日 2 月 28 日 ~6 月 30 日 平 成 25 年 9 月 サウンディング 型 市 場 調 査 について 公 表 松 戸 市 から 基 本 的 な 土 地 情 報 サウンディングの 実 施 活 用 意 向 アイデアのある 民 間 事 業 者 と

子 ども 手 当 の 支 給 対 象 や 支 給 額 等 の 仕 組 みはどのようになっていますか 平 成 22 年 度 の 子 ども 手 当 は 中 学 校 修 了 までの 子 ども 一 人 に つき 月 額 1 万 3 千 円 を 父 母 等 に 支 給 します 支 給 要 件 は 子 どもを

岡山県警察用航空機の運用等に関する訓令

代 議 員 会 決 議 内 容 についてお 知 らせします さる3 月 4 日 当 基 金 の 代 議 員 会 を 開 催 し 次 の 議 案 が 審 議 され 可 決 承 認 されました 第 1 号 議 案 : 財 政 再 計 算 について ( 概 要 ) 確 定 給 付 企 業 年 金 法 第

Microsoft Word - 佐野市生活排水処理構想(案).doc

Microsoft Word 役員選挙規程.doc

4 松 山 市 暴 力 団 排 除 条 の 一 部 風 俗 営 業 等 の 規 制 及 び 業 務 の 適 正 化 等 に 関 する 法 律 等 の 改 正 に 伴 い, 公 共 工 事 から 排 除 する 対 象 者 の 拡 大 等 を 図 るものです 第 30 号 H H28.1

別記

<6D33335F976C8EAE CF6955C A2E786C73>

●労働基準法等の一部を改正する法律案

18 国立高等専門学校機構

独立行政法人国立病院機構呉医療センター医療機器安全管理規程

目 次 < 平 成 26 年 度 10 年 経 験 者 研 修 教 員 用 > 1 10 年 経 験 者 研 修 実 施 要 綱 平 成 26 年 度 福 岡 県 10 年 経 験 者 研 修 実 施 要 綱 2 10 年 経 験 者 研 修 実 施 細 目 平 成 26 年 度 福 岡 県 10

守 口 市 立 東 小 学 校 大 久 保 小 学 校 の 統 合 実 施 計 画 目 次 第 1 守 口 市 における 学 校 統 合 の 背 景 1 第 2 東 小 学 校 と 大 久 保 小 学 校 の 統 合 について 1 第 3 統 合 校 の 学 校 づくりについて 2 第 4 東 小

平成16年年金制度改正 ~年金の昔・今・未来を考える~

文化政策情報システムの運用等

った 場 合 など 監 事 の 任 務 懈 怠 の 場 合 は その 程 度 に 応 じて 業 績 勘 案 率 を 減 算 する (8) 役 員 の 法 人 に 対 する 特 段 の 貢 献 が 認 められる 場 合 は その 程 度 に 応 じて 業 績 勘 案 率 を 加 算 することができる

参 考 様 式 再 就 者 から 依 頼 等 を 受 けた 場 合 の 届 出 公 平 委 員 会 委 員 長 様 年 月 日 地 方 公 務 員 法 ( 昭 和 25 年 法 律 第 261 号 ) 第 38 条 の2 第 7 項 規 定 に 基 づき 下 記 のとおり 届 出 を します この

Microsoft Word 第1章 定款.doc


< F2D95BD90AC E93788BB388E7835A E815B82BE82E6>

国 家 公 務 員 の 年 金 払 い 退 職 給 付 の 創 設 について 検 討 を 進 めるものとする 平 成 19 年 法 案 をベースに 一 元 化 の 具 体 的 内 容 について 検 討 する 関 係 省 庁 間 で 調 整 の 上 平 成 24 年 通 常 国 会 への 法 案 提

社会保険加入促進計画に盛込むべき内容

<4D F736F F D208C6F D F815B90A BC914F82CC91CE899E8FF38BB582C982C282A282C42E646F63>

新 行 財 政 改 革 推 進 大 綱 実 施 計 画 個 票 取 組 施 策 国 や 研 究 機 関 への 派 遣 研 修 による 資 質 向 上 の 推 進 鳥 インフルエンザ 等 新 たな 感 染 症 等 に 対 する 検 査 技 術 の 習 得 など 職 員 の 専 門

<819A955D89BF92B28F BC690ED97AA8EBA81418FA48BC682CC8A8890AB89BB816A32322E786C7378>

検 討 検 討 の 進 め 方 検 討 状 況 簡 易 収 支 の 世 帯 からサンプリング 世 帯 名 作 成 事 務 の 廃 止 4 5 必 要 な 世 帯 数 の 確 保 が 可 能 か 簡 易 収 支 を 実 施 している 民 間 事 業 者 との 連 絡 等 に 伴 う 事 務 の 複 雑

企 画 課 企 画 部 満 了 2 55 総 務 部 企 画 室 設 置 認 可 学 部 佐 賀 大 学 附 属 図 書 館 医 学 分 館 設 置 申 請 書 企 画 室 企 画 調 査 係 2004/4/1 30 年 2005/4/1 2035/3/31 ファイル 事 務 室 企 画 部 企 画

Microsoft PowerPoint - 14説明資料

< F2D8AC493C CC81698EF3928D8ED2816A2E6A7464>

資 料 年 オリンピック パラリンピック 東 京 大 会 における ホストシティ タウン 構 想 (イメージ) 1. 趣 旨 経 済 財 政 運 営 と 改 革 の 基 本 方 針 2014( 平 成 26 年 6 月 24 日 閣 議 決 定 )を 踏 まえ 2020 年 オリン

4 参 加 資 格 要 件 本 提 案 への 参 加 予 定 者 は 以 下 の 条 件 を 全 て 満 たすこと 1 地 方 自 治 法 施 行 令 ( 昭 和 22 年 政 令 第 16 号 ) 第 167 条 の4 第 1 項 各 号 の 規 定 に 該 当 しない 者 であること 2 会 社

資料2-2 定時制課程・通信制課程高等学校の現状

セルフメディケーション推進のための一般用医薬品等に関する所得控除制度の創設(個別要望事項:HP掲載用)

別 紙

Microsoft Word - ★HP版平成27年度検査の結果

(3) 労 働 基 準 法 ( 昭 和 22 年 法 律 第 49 号 ) (4) 図 書 館 法 ( 昭 和 25 年 法 律 第 118 号 ) (5) 著 作 権 法 ( 昭 和 45 年 法 律 第 48 号 ) (6) 子 どもの 読 書 活 動 の 推 進 に 関 する 法 律 ( 平

Transcription:

平 成 25 年 度 (2013 年 度 ) 紀 要 108 号 Ⅳ 学 校 組 織 マネジメントグループ 組 織 力 を 高 める 学 校 体 制 づくり - 組 織 的 な 学 校 間 連 携 首 席 と 学 校 組 織 マネジメント- 学 校 組 織 マネジメントグループ < 研 究 員 > 千 里 第 二 小 学 校 副 主 査 角 本 一 省 千 里 第 三 小 学 校 主 事 西 村 留 衣 山 田 第 二 小 学 校 主 事 村 上 晃 子 東 山 田 小 学 校 副 主 査 松 田 理 香 津 雲 台 小 学 校 主 査 大 野 潤 古 江 台 小 学 校 主 事 沖 家 隆 志 桃 山 台 小 学 校 首 席 乾 修 彰 桃 山 台 小 学 校 副 主 査 古 館 学 第 二 中 学 校 主 査 浦 憲 太 第 六 中 学 校 首 席 林 泰 一 佐 井 寺 中 学 校 首 席 山 本 照 満 千 里 丘 中 学 校 主 幹 木 村 聡 竹 見 台 中 学 校 主 事 岡 部 真 希 古 江 台 中 学 校 首 席 中 野 稔 郎 <スーパ-バイザ-> 元 吹 田 市 公 立 小 中 学 校 長 福 井 博 夫

1.はじめに 情 報 化 国 際 化 少 子 高 齢 化 など 社 会 状 況 が 大 きく 変 化 する 中 で 自 立 心 の 低 下 生 活 習 慣 の 乱 れ 学 ぶ 意 欲 や 体 力 の 低 下 市 民 や 児 童 生 徒 保 護 者 の 二 -ズの 多 様 化 安 心 安 全 への 不 安 などといった 育 課 題 が 生 じ それに 対 応 することが 求 められています 平 成 10 年 9 月 の 中 央 育 審 議 会 今 後 の 地 方 育 行 政 の 在 り 方 について では 学 校 の 自 主 性 自 律 性 の 確 立 について が 取 り 上 げられ これ 以 降 学 校 評 議 員 制 の 導 人 や 学 校 評 価 システム の 構 築 などの 育 行 政 施 策 が 展 開 されてきました また 平 成 12 年 の 育 改 革 国 民 会 議 報 告 育 を 変 える 17 の 提 案 平 成 13 年 に 文 部 科 学 省 が 公 表 した 21 世 紀 育 新 生 プラン の 中 では 校 長 が 独 自 性 とリーダーシップを 発 揮 できるよう 学 校 に 組 織 マネジメントの 発 想 を 導 人 すること が 提 言 されました 最 近 では 平 成 24 年 8 月 中 央 育 審 議 会 で これからの 社 会 と 学 校 に 期 待 さ れる 役 割 の 一 つとして マネジメントカを 有 する 校 長 のリーダーシップの 下 地 域 の 力 を 活 用 し ながら チームとして 組 織 的 かつ 効 果 的 な 対 応 を 行 う 必 要 がある と 指 摘 されています また 文 部 科 学 省 組 織 マネジメントカリキュラム 等 開 発 会 議 において 学 枚 組 織 マネジメント とは 学 校 の 有 している 能 力 資 源 を 学 校 に 関 与 する 人 たちのニーズに 適 応 させながら 学 校 育 目 標 を 達 成 していく 過 程 ( 活 動 ) と 定 義 されています これらの 考 え 方 を 現 在 の 吹 田 の 学 校 に 当 てはめてみた 場 合 頭 や 首 席 を 中 心 とする 員 と 主 幹 や 主 査 をはじめとした 学 校 事 務 職 員 が それぞれの 専 門 性 を 発 揮 して 機 能 的 に 連 携 することが 重 要 と 考 えました 学 校 組 織 マネジメント 研 究 グループ は 首 席 学 校 事 務 職 員 で 構 成 され 研 究 2 年 目 を 迎 えました 昨 年 度 の 研 究 では 小 中 一 貫 育 に 向 けた 組 織 的 な 学 校 間 連 携 として 古 江 台 中 学 校 ブロッ ク 竹 見 台 中 学 校 ブロック 千 里 丘 中 学 校 ブロック 第 一 中 学 校 ブロック それぞれの 取 組 を 検 証 し 事 務 職 員 が 学 校 運 営 に 積 極 的 に 参 加 することによって 学 校 間 連 携 がスムーズに 進 むことがわ かりました また 学 校 経 営 の 要 である 首 席 の 職 務 のあり 方 について 首 席 の 各 校 での 状 況 をア ンケート 調 査 し 報 告 することで 吹 田 市 内 の 首 席 の 方 々に 多 くの 気 づきを 与 えることができたので はないかと 考 えています 今 年 度 は 昨 年 度 の 報 告 を 踏 まえ 学 校 間 連 携 における 事 務 職 員 の 役 割 については 市 全 体 に 拡 げていくための 方 策 を 学 校 運 営 組 織 における 首 席 の 役 割 については 昨 年 度 実 施 したア ンケート 調 査 結 果 を 掘 り 下 げ 見 えてくる 課 題 について 研 究 し 吹 田 市 立 小 中 学 校 の 標 準 的 なモデ ルを 提 案 することを 目 指 しました 2. 事 務 職 員 と 学 校 間 連 携 について 平 成 17 年 1 月 に 吹 田 市 小 中 一 貫 育 実 施 プラン が 策 定 され 全 中 学 校 ブロックで 小 中 一 貫 育 推 進 の 取 組 が 始 まりました 各 中 学 校 ブロックでは それぞれの 実 情 に 応 じた 取 組 が 進 められ ています しかし 連 携 の 必 要 性 は 理 解 しつつも 年 々 多 忙 化 が 進 む 中 学 校 間 が 離 れていること や 小 中 学 校 でカリキュラム 時 間 の 違 いなどの 時 間 制 約 により 取 組 を 進 めていくことの 困 難 さが 表 れています 一 方 で 平 成 15 年 4 月 からの 片 山 中 学 校 ブロックにおける 文 部 科 学 省 第 七 次 定 数 改 善 計 画 き め 細 かな 学 習 指 導 や 育 の 情 報 化 の 支 援 等 のための 事 務 部 門 の 強 化 対 応 実 施 計 画 による 事 務 職 員 の 加 配 は 現 在 の 竹 見 台 中 学 校 ブロックへ 引 き 継 がれています そこでは 特 色 ある 学 校 づくりを 推 進 するための 校 内 体 制 の 研 究 学 校 事 務 の 効 率 化 ( 標 準 職 務 の 内 容 共 同 実 施 等 )を 図 るための

研 究 学 校 事 務 の 学 校 経 営 参 画 小 中 一 貫 育 における 事 務 職 員 の 役 割 といった 育 改 革 に 寄 与 する 学 校 事 務 の 在 り 方 を 一 貫 して 求 めてきました 学 校 間 連 携 グループでは 竹 見 台 中 学 校 ブロック 古 江 台 中 学 校 ブロック 千 里 丘 中 学 校 ブロ ック 第 一 中 学 校 ブロックが 行 っている 小 中 連 携 の 取 組 をもとに 学 校 間 の 連 携 における 事 務 職 員 の 役 割 を 研 究 してきました その 結 果 小 中 連 携 における 事 務 職 員 の 役 割 の 中 で (1)ブロック 小 中 連 携 会 議 での 事 務 職 員 の 役 割 (2) 事 務 職 員 同 士 が 連 携 して 果 たすべき 役 割 の2 点 に 着 目 し 吹 田 市 全 体 に 拡 げるた めの 方 策 要 素 を 研 究 しました (1)ブロック 小 中 連 携 会 議 での 事 務 職 員 の 役 割 ブロック 小 中 連 携 会 議 の 中 での 事 務 職 員 の 役 割 については 主 に 次 の 三 つが 考 えられます 1 育 行 政 職 としての 会 議 への 参 画 2 定 例 会 議 小 中 連 携 行 事 のサポート 3 情 報 収 集 ( 集 約 ) 蓄 積 発 信 1 育 行 政 職 としての 会 議 への 参 画 事 務 職 員 には 学 校 配 分 予 算 の 運 営 や 物 品 管 理 に 職 務 として 携 わる 者 として 小 中 連 携 会 議 に その 職 性 を 活 かして 関 わっていくことが 期 待 されます 竹 見 台 中 学 校 ブロックや 古 江 台 中 学 校 ブロック 千 里 丘 中 学 校 ブロックでは 月 に 一 回 開 催 され る 小 中 連 携 会 議 に 事 務 職 員 が 参 画 しています 特 に 竹 見 台 中 学 校 ブロックや 古 江 台 中 学 校 ブロ ックでは 事 務 職 員 が 小 中 一 貫 育 関 係 の 予 算 会 計 を 担 当 しています 予 算 会 計 を 担 当 している 事 務 職 員 が 小 中 連 携 会 議 に 参 加 することで 小 中 連 携 事 業 と 学 校 全 体 の 動 きを 把 握 し よりスム ーズな 運 営 ができます 2 定 例 会 議 小 中 連 携 行 事 のサポート 小 中 連 携 の 取 組 には 小 中 連 携 会 議 の 他 に 合 同 研 修 や 公 開 研 究 授 業 小 学 6 年 児 童 向 けに 中 学 校 で 行 われる 授 業 やクラブの 体 験 出 前 授 業 小 学 六 年 の 中 学 校 運 動 会 への 参 加 などがあり ブ ロックによって 様 々な 行 事 が 実 施 されています これらの 行 事 運 営 をサポートすることも 事 務 職 員 に 期 待 される 役 割 の 一 つと 考 えます 実 際 に 古 江 台 中 学 校 ブロックや 千 里 丘 中 学 校 ブロックでは 合 同 研 修 などの 行 事 で 事 務 職 員 が 企 画 段 階 から 関 わりを 持 ち 研 修 当 日 に 向 けて 多 くの 準 備 を 行 っています 具 体 的 には 参 加 者 の 集 約 や 名 簿 作 成 受 付 準 備 資 料 の 作 成 印 刷 必 要 物 品 の 用 意 や 会 場 準 備 講 師 謝 礼 金 の 手 続 き 写 真 記 録 などを 担 当 し 小 中 連 携 事 業 の 推 進 に 向 けた 取 組 を 実 践 しています 3 情 報 収 集 ( 集 約 ) 蓄 積 発 信 小 中 連 携 会 議 や 合 同 研 修 で 話 し 合 われた 内 容 や ブロック 内 の 職 員 が 情 報 を 共 有 できるよう に 情 報 収 集 ( 集 約 ) 蓄 積 発 信 していくことも 事 務 職 員 に 求 められる 役 割 です 竹 見 台 中 学 校 ブロックや 古 江 台 中 学 校 ブロック 千 里 丘 中 学 校 ブロックでは 小 中 連 携 会 議 に 参 加 した 事 務 職 員 が 会 議 録 を 作 成 し そこで 話 し 合 われた 内 容 の 情 報 共 有 を 行 っています 古 江 台 中 学 校 ブロックでは その 他 に 毎 学 期 ごとに 合 同 研 修 会 や 公 開 研 究 授 業 児 童 生 徒 交 流 会 な どの 概 要 をまとめた 連 携 通 信 も 発 行 しています また 竹 見 台 中 学 校 ブロックや 古 江 台 中 学 校 ブロックでは 一 年 に 一 回 それまでの 議 録 や 公 開 研 究 授 業 の 指 導 案 ブロックとしての 取 組 などを 一 冊 にまとめた 報 告 集 を 発 行 しています 年 度

が 変 わり 新 転 任 の 職 員 が 赴 任 しても この 報 告 集 により 前 年 のブロック 内 での 取 組 内 容 を 理 解 することができ ブロックの 小 中 一 貫 育 の 継 続 に 繋 がっていると 考 えます 報 告 集 は 市 内 全 体 の 小 中 一 貫 育 事 業 の 質 向 上 に 繋 げるため 吹 田 市 内 の 小 中 学 校 にも 配 付 しています その 他 に 千 里 丘 中 学 校 ブロックや 第 一 中 学 校 ブロックでは ブロック 内 共 通 カレンダーを 作 成 し 職 員 や 地 域 の 方 々がブロック 内 各 校 のスケジュールを 把 握 できるようにしています さら に 千 里 丘 中 学 校 では 幼 小 中 職 員 必 携 という 各 校 の 在 籍 数 職 員 室 座 席 表 日 課 表 校 務 分 掌 室 配 置 図 等 をまとめた 冊 子 も 作 成 しています このような 情 報 発 信 を 行 うことで ブロック 内 の 職 員 が 互 いの 認 識 を 深 め 各 校 の 事 情 を 把 握 した 上 で 連 携 をスムーズなものにしています (2) 事 務 職 員 同 士 が 連 携 して 果 たすべき 役 割 事 務 職 員 がブロック 内 でお 互 いに 連 携 し ヒト モノ(カネ) 情 報 を 共 有 することによって 児 童 生 徒 や 保 護 者 地 域 の 方 々 職 員 に 対 して より 効 率 的 に 職 務 を 行 うことが 求 められま す 事 務 職 員 同 士 が 連 携 して 果 たすべき 役 割 として 主 に 次 の 三 つが 考 えられます 1ヒト 業 務 支 援 OJTなど 2モノ(カネ) 物 品 共 有 予 算 の 有 効 活 用 3 情 報 情 報 共 有 情 報 交 換 1ヒト ヒト( 人 材 )の 共 有 とは 各 学 校 に 単 数 もしくは2 名 配 置 の 事 務 職 員 の 業 務 の 中 で 特 に 多 くの 人 手 が 必 要 な 状 況 に 対 処 しなければならない 時 などにその 業 務 の 支 援 をすることや 個 々の 事 務 職 員 が 持 っているスキルを 共 有 することと 考 えています 例 えば 千 里 丘 中 学 校 ブロックでは 千 里 丘 中 学 校 の 入 学 説 明 会 に 小 学 校 の 事 務 職 員 が 参 加 し 運 営 面 の 協 力 として 受 付 業 務 を 行 いました 逆 に 山 田 第 二 小 学 校 の 入 学 説 明 会 には 千 里 丘 中 学 校 の 事 務 職 員 が 参 加 しました また 竹 見 台 中 学 校 ブロックでは 平 成 24 年 度 に 事 務 職 員 の 加 配 による 兼 務 発 令 を 受 けた 竹 見 台 中 学 校 の 事 務 職 員 が 月 曜 日 に 千 里 たけみ 小 学 校 水 曜 日 に 桃 山 台 小 学 校 に 勤 務 し 情 報 化 支 援 を 行 いました 業 務 支 援 や 事 務 連 携 による 日 常 業 務 の 相 談 等 は 単 数 もしくは2 名 配 置 の 事 務 職 員 にとって 貴 重 なOJTの 場 面 でもあります ブロック 内 のメンバーには 経 験 が 浅 い 事 務 職 員 がいる 場 合 もあり ブロック 内 の 先 輩 事 務 職 員 が 支 援 することで 日 々の 疑 問 や 課 題 の 解 決 スキルの 向 上 にも 繋 がり 中 長 期 的 に 各 学 校 ブロックの 経 営 に 結 びついていくと 考 えます さらに 人 材 を 共 有 し 相 互 支 援 体 制 を 構 築 することで 人 事 異 動 によりブロック 内 のメンバーが 変 わった 時 にも スムーズな 引 き 継 ぎが 可 能 になるメリットもあります 2 モノ(カネ) 中 学 校 ブロック 内 で 物 品 を 共 有 し 効 率 的 な 学 校 予 算 運 営 を 行 うことも 事 務 職 員 に 期 待 される 役 割 の 一 つです 例 えば 竹 見 台 中 学 校 では 予 算 情 報 を 共 有 し 小 学 校 に 台 数 が 多 くあるストーブを 中 学 校 に 移 管 し 予 定 していたストーブの 購 入 を 見 送 りました また 中 学 校 ブロックにおける 研 究 授 業 研 修 会 に 用 いる 物 品 を 各 校 から 持 ち 出 し 共 通 して 使 用 するなどの 工 夫 により 多 少 ではありますが

節 約 につながっていると 考 えます 3 情 報 小 学 校 から 中 学 校 に 進 学 する 卒 業 児 童 の 名 簿 データをやり 取 りをすることでスピーディかつ 効 率 的 に 新 入 生 を 迎 える 準 備 をすることや 学 校 納 入 金 の 納 入 状 況 などについて 情 報 交 換 を 行 い き め 細 かい 児 童 や 生 徒 の 家 庭 の 実 情 に 即 した 対 応 についても 事 務 連 携 の 成 果 の 一 つだと 考 えます 他 にも 保 護 者 向 け 書 類 書 式 の 統 一 や 事 務 手 続 き システムを 同 じようにすることは 保 護 者 への 説 明 責 任 を 果 たすにも 有 効 なことと 考 えます 以 上 学 校 間 連 携 における 事 務 職 員 の 役 割 として それぞれの 役 割 と 具 体 的 な 実 践 例 を 紹 介 して きました これら 取 組 が 進 んでいるブロックの 共 通 点 として 次 のことが 挙 げることができます 各 校 の 校 務 分 掌 に 事 務 職 員 を 連 携 会 議 の 構 成 メンバーとして 位 置 づけている 幼 小 中 連 携 組 織 の 中 に 事 務 連 携 部 会 がある 事 務 職 員 が 推 進 会 議 に 出 席 し 企 画 段 階 から 小 中 一 貫 育 に 関 わっている 小 中 一 貫 育 推 進 事 業 の 予 算 会 計 会 議 記 録 などの 情 報 管 理 発 信 など 育 行 政 職 として 有 効 な 役 割 を 担 っている 事 務 連 携 部 会 等 を 定 期 的 に 行 うなど 日 常 的 に 連 携 し 主 査 ( 主 幹 )を 中 心 とした 協 力 体 制 を 構 築 している これらの 共 通 点 をベースとした 各 中 学 校 ブロックの 取 組 を 学 校 間 連 携 における 事 務 職 員 の 在 り 方 モデルと 考 えます (3) 今 後 の 課 題 吹 田 市 の 各 中 学 校 ブロックが 連 携 し 小 中 一 貫 育 をより 一 層 推 進 するには モデルで 示 した 体 制 づくりと 事 務 職 員 が 職 務 としてその 役 割 を 担 うことが 不 可 欠 です そのことは 校 内 で 指 導 部 門 と 管 理 ( 事 務 ) 部 門 がバランスよく 機 能 し 学 校 経 営 が 円 滑 に 推 進 されることと 同 様 です 今 後 は 小 中 一 貫 育 推 進 に 地 域 と 連 携 する 取 組 も 入 ってくると 考 えられます また これまで 以 上 に 小 中 各 科 領 域 の 連 続 したカリキュラムづくりのスピードが 増 すでしょう その 時 には 頭 や 首 席 と 連 携 し より 密 な 計 画 を 立 て 校 内 の 取 組 との 調 整 をして 運 営 にあたらなければなら ないでしょう 中 学 校 ブロックの 指 導 部 門 の 推 進 を 図 ると 同 時 に 管 理 ( 事 務 ) 部 門 の 充 実 が 必 要 かと 考 えます 3. 首 席 と 学 校 組 織 マネジメントについて (1) 昨 年 度 の 研 究 から 見 えてきたもの 学 校 が 自 主 的 自 律 的 に 運 営 されるためには 校 長 が 中 長 期 的 な 経 営 ビジョンを 示 し リーダー シップを 発 揮 していくことに 加 え 様 々な 課 題 に 対 し 学 校 自 らが 判 断 し 適 切 かつ 迅 速 に 対 処 で きる 組 織 的 で 機 動 的 な 学 校 運 営 体 制 の 構 築 が 必 要 です このため 学 校 運 営 組 織 において 頭 と 職 員 との 間 に 校 務 の 要 となる 職 として 首 席 が 設 置 され 学 校 運 営 体 制 機 能 の 充 実 が 求 められています 平 成 24 年 度 の 学 校 組 織 マネジメント 研 究 グループでは 各 校 における 首 席 の 仕 事 の 現 状 期 待 されている 役 割 学 校 にとっての 成 果 についてアンケート 調 査 を 実 施 し 吹 田 市 における 首 席 の 職 務 のあり 方 について 考 察 しました アンケート 結 果 については 首 席 が 配 置 された 成 果 として

企 画 ( 推 進 ) 委 員 会 をはじめ 育 課 程 生 徒 指 導 幼 小 中 連 携 学 力 向 上 予 算 委 員 会 など 学 校 運 営 の 中 心 に 首 席 として 位 置 付 いている 学 年 や 学 級 で 課 題 や 問 題 が 発 生 した 時 のバックアップ 体 制 などが 迅 速 にできるようになった 経 験 の 浅 い 職 員 の 研 修 会 を 開 催 したり 悩 みを 聞 いたりする 機 会 が 増 えた 頭 の 仕 事 の 負 担 が 軽 減 された 学 校 全 体 を 把 握 し 日 々の 運 営 がスムーズになった 会 議 自 体 の 時 間 的 簡 素 化 が 出 来 ている といった 点 が 挙 げられました また 首 席 が 配 置 されての 課 題 として 首 席 経 験 年 数 3 年 未 満 が 半 数 以 上 と 経 験 が 浅 い 週 あたりの 持 ち 時 間 数 にばらつきがある 学 校 内 外 ともに 職 務 内 容 が 周 知 されていない 校 務 分 掌 の 役 割 が 多 い 学 年 所 属 をしていると 全 体 が 見 えなくて 調 整 役 にはなりにくい 学 校 間 で 仕 事 内 容 の 統 一 性 を 持 たせる 必 要 がある などが 挙 げられています 平 成 25 年 度 の 学 校 組 織 マネジメント 研 究 グループでは アンケート 調 査 によって 見 えてきたこ れらの 成 果 課 題 に 対 して 今 後 どのように 組 織 として 対 応 していくべきかを 研 究 してきました (2) 吹 田 市 における 首 席 の 職 務 と 機 能 役 割 大 阪 府 立 学 校 首 席 及 び 指 導 諭 の 職 務 等 に 関 する 要 綱 の 施 行 を 受 けて 吹 田 市 においても 吹 田 市 立 学 校 首 席 及 び 指 導 諭 の 職 務 等 に 関 する 要 領 ( 資 料 1)が 平 成 18 年 11 月 から 施 行 されま した 平 成 25 年 4 月 現 在 31 小 学 校 14 中 学 校 に 首 席 が 配 置 されており 今 後 は 全 校 配 置 が 予 定 さ れています ここではまず 吹 田 市 が 定 めている 首 席 の 職 務 内 容 役 割 を 具 体 的 にどのようなものかを 確 認 します 1 意 思 決 定 支 援 学 校 の 意 思 決 定 を 迅 速 化 するため 職 員 の 意 見 のとりまとめ 及 び 職 員 に 対 する 校 長 の 学 校 運 営 方 針 の 具 現 化 表 1 吹 田 市 立 小 中 学 校 首 席 の 配 置 状 況 推 移 ( 人 ) 年 度 H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25 校 種 年 度 年 度 年 度 年 度 年 度 年 度 年 度 中 学 校 2 3 7 10 12 14 14 小 学 校 0 2 6 10 15 23 31 このことにより 管 理 職 のビジョン 方 針 が 正 確 に 職 員 に 伝 わるとともに 職 員 が 抱 え る 仕 事 上 の 内 容 や 問 題 点 意 見 などが 首 席 を 通 じて 管 理 職 に 整 理 されて 伝 わるといったアップ ダウンマネジメントが 期 待 できます 2 校 務 等 の 調 整 各 々の 分 掌 等 における 横 断 的 総 合 的 な 調 整 首 席 は 担 当 業 務 の 状 況 把 握 とともに 分 掌 間 各 学 年 間 での 意 見 が 異 なる 場 合 各 分 掌 のチ ーフ 等 の 意 見 を 聞 きながら 横 断 的 総 合 的 な 調 整 を 図 り 学 校 としての 方 針 考 え 方 として 取 りまとめる 職 務 を 担 います また 分 掌 上 に 位 置 づけられない 新 たな 課 題 に 対 し 必 要 に 応 じて 分 掌 間 の 横 断 的 な 調 整 を 行 う 場 合 も 考 えられます 3 相 談 支 援 人 材 育 成

職 員 が 抱 える 仕 事 上 の 問 題 点 や 悩 みを 把 握 した 上 での 適 切 な 指 導 助 言 首 席 は 日 頃 から 職 員 のよき 相 談 相 手 として 同 じ 視 線 に 立 ちながら 職 員 に 積 極 的 にかか わることにより 一 人 ひとりが 抱 えている 職 務 上 の 悩 みを 把 握 し 適 切 な 指 導 や 助 言 を 行 うと ともに これを 管 理 職 に 伝 えていく 職 務 を 担 います また 自 らの 指 導 経 験 を 踏 まえ 適 切 な 指 導 助 言 を 行 うとともに 校 内 研 修 の 推 進 者 として 人 材 育 成 に 努 める 職 務 を 担 います 4 渉 外 広 報 地 域 の 窓 口 として 学 校 の 育 活 動 地 域 活 動 等 の 情 報 提 供 説 明 開 かれた 学 校 づくりの 推 進 として 地 域 連 携 に 係 る 施 策 がいっそう 重 視 されています 学 校 と 地 域 や 関 係 諸 機 関 との 連 携 において パイプ 役 になる 存 在 が 不 可 欠 です 学 校 育 活 動 や 運 営 状 況 を 保 護 者 や 地 域 社 会 に 情 報 提 供 し 積 極 的 な 参 画 を 得 るとともに 保 護 者 からの 相 談 や 関 係 機 関 等 への 連 絡 調 整 に 取 組 むことによって 連 携 がより 進 展 することが 期 待 されます (3) 学 校 運 営 組 織 における 首 席 の 位 置 づけ アンケート 調 査 によって 見 えてきた 成 果 課 題 を 踏 まえて 前 述 の 首 席 の 職 務 と 機 能 役 割 を 果 たすためには どのような 学 校 運 営 組 織 の 中 で 校 務 分 掌 のどこに 首 席 を 位 置 づけるかが 重 要 なポイ ントです 首 席 と 学 校 組 織 マネジメントグループでは 首 席 の 位 置 づけを 決 めるうえで ほとんどの 学 校 で 首 席 が 担 当 している 企 画 ( 推 進 ) 委 員 会 ( 以 下 企 画 委 員 会 )について 理 想 的 な 趣 旨 構 成 メンバー 持 ち 方 ( 週 1 回 月 2 回 など) 校 務 分 掌 上 の 場 所 等 について 検 討 し 提 案 すること で 首 席 の 位 置 づけが 見 えてくるのではないかと 考 えました そして 学 校 全 体 の 校 務 分 掌 モデル その 中 で 果 たすべき 首 席 の 役 割 についても 考 えました 1 企 画 委 員 会 の 位 置 づけ( 案 ) 趣 旨 : 校 務 及 び 育 活 動 の 適 正 かつ 円 滑 な 運 営 を 図 るために 企 画 委 員 会 を 設 置 する 構 成 メンバー: 企 画 委 員 会 は 校 長 頭 首 席 指 導 諭 務 主 任 生 徒 指 導 主 事 保 健 主 事 進 路 指 導 主 事 学 年 主 任 事 務 職 員 並 びに 必 要 と 認 める 職 員 をもって 構 成 する メンバーの 役 割 : 司 会 は 首 席 記 録 は 事 務 職 員 とする 協 議 事 項 についての 各 分 掌 委 員 会 等 との 調 整 は 首 席 が 行 う 開 催 時 期 : 月 2 回 を 定 例 的 に 開 催 する ただし 必 要 と 認 めたときは 臨 時 に 開 くことができ る 機 能 役 割 : 企 画 委 員 会 の 役 割 は 次 の 内 容 とする 1 各 学 年 及 び 各 分 掌 間 の 調 整 行 事 や 取 組 みに 関 する 日 程 調 整 ( 体 育 館 使 用 を 含 む) 2 職 員 会 議 提 案 の 事 前 検 討 詳 細 部 分 の 調 整 や 審 議 事 項 の 論 点 の 整 理 3 分 掌 の 担 当 外 の 事 象 についての 検 討 全 体 に 関 わる 日 程 や 対 応 の 取 り 決 め 隙 間 の 仕 事 など 企 画 委 員 会 を 上 記 のように 位 置 づけると 校 務 分 掌 上 の 位 置 づけは 学 校 全 体 を 見 渡 すことがで きる 場 所 であることが 必 要 です また 職 員 会 議 での 議 案 は 企 画 委 員 会 を 経 て 提 案 されるため 職 員 会 議 を 補 完 し 共 通 理 解 を 円 滑 に 進 め 意 思 決 定 を 支 援 できる 場 所 に 位 置 づくことが 望 ましいと 思 われます

2 校 務 分 掌 モデル( 案 ) A 小 学 校 校 務 分 掌 表 校 長 頭 職 員 会 議 努 力 目 標 生 活 指 導 人 権 育 定 例 委 員 会 企 画 委 員 会 育 課 程 指 導 研 究 部 事 務 管 理 部 部 会 安 全 指 導 情 報 育 図 書 指 導 体 育 子 ども 支 援 学 習 環 境 特 別 活 動 学 年 1 年 2 年 3 年 4 年 5 年 6 年 支 援 学 級 フリー 科 国 語 社 会 算 数 理 科 音 楽 図 工 家 庭 体 育 道 徳 総 合 生 活 視 聴 覚 保 健 務 務 学 籍 調 査 統 計 文 書 庶 務 掲 示 庶 務 施 設 管 理 営 繕 補 修 安 全 環 境 整 備 物 品 管 理 経 理 給 与 旅 費 学 校 予 算 徴 収 金 小 中 連 携 渉 外 地 域 PTA 3その 中 で 果 たすべき 首 席 の 役 割 図 A 小 学 校 校 務 分 掌 表 首 席 の 役 割 モデル 例 校 長 縦 の 関 係 調 整 重 点 課 題 定 例 委 員 会 努 力 目 標 生 活 指 導 人 権 育 頭 職 員 会 議 首 席 ボトムアップ 参 画 提 案 フォローアップ 相 談 支 援 育 課 程 事 務 管 理 部 企 画 委 員 会 指 導 研 究 部 とりまとめ トップダウン 指 示 周 知 横 の 関 係 調 整 PTA 小 中 連 携 渉 外 地 域 経 理 旅 費 学 校 予 算 徴 収 金 給 与 施 設 管 理 環 境 整 備 物 品 管 理 営 繕 補 修 安 全 事 務 職 員 庶 務 文 書 掲 示 庶 務 調 査 統 計 務 務 学 籍 図 工 家 庭 体 育 道 徳 総 合 生 活 視 聴 覚 保 健 モデル 例 では 首 席 は 企 画 委 員 会 の 運 営 学 校 の 重 点 課 題 である 人 権 育 推 進 委 員 会 のチーフを しています 学 年 には 所 属 せずに 学 校 全 体 を 見 渡 すことができるような 体 制 になっています 6 年 支 援 学 級 フリー この 体 制 の 中 で 首 席 は 管 理 職 と 職 員 の 縦 の 関 係 のつなぎ 役 パイプ 役 となり 調 整 すること で アップダウンが 双 方 向 に 円 滑 かつ 効 果 的 に 役 割 を 果 たします 例 えば 育 課 程 の 実 施 や 校 務 科 国 語 社 会 算 数 理 科 音 楽 指 導 諭 5 年 学 年 1 年 2 年 3 年 4 年 学 習 環 境 特 別 活 動 部 会 図 書 指 導 体 育 子 ども 支 援 安 全 指 導 情 報 育

分 掌 における 課 題 等 について 管 理 職 の 意 図 や 方 針 指 示 などを 全 職 員 に 伝 え 組 織 的 に 行 動 するようにリードすること 職 員 の 職 務 遂 行 に 当 たっての 提 案 や 意 見 などを 積 極 的 に 求 め そ れらを 取 りまとめて 管 理 職 に 報 告 したり 提 案 したりすることなどが 挙 げられます また 分 掌 間 や 学 年 間 をまたぐ 課 題 について 横 の 関 係 を 調 整 し 相 談 を 受 け 助 言 サポートす る 役 割 も 果 たします 例 えば 各 分 掌 担 当 者 や 周 囲 の 声 に 耳 を 傾 け 職 務 の 滞 りや 遅 れ 欠 如 など が 生 じないように 連 絡 調 整 したり 協 力 体 制 を 組 んだりすること 事 故 等 の 発 生 には 迅 速 に 情 報 収 集 し 関 係 者 の 連 絡 が 密 になるよう 学 校 長 の 指 示 のもと 体 制 を 確 立 し 素 早 く 対 応 すること などが 挙 げられます また 頭 ~ 首 席 ~ 事 務 職 員 の 協 働 や 首 席 ~ 指 導 諭 ~ 事 務 職 員 が 協 働 できるようになれば さらに 学 校 運 営 がスムーズになると 考 えます (4) 首 席 が 機 能 するために 整 備 しなければならないこと このように 学 校 運 営 組 織 の 中 で 首 席 が 校 務 の 要 として 機 能 するためには 育 委 員 会 学 校 職 員 がそれぞれ 整 備 しなければならない 課 題 をクリアしていくことが 重 要 です 1 育 委 員 会 職 務 内 容 をより 具 体 的 にする 役 割 の 明 確 化 子 ども 達 と 向 き 合 う 時 間 を 確 保 するための 調 査 報 告 事 務 の 整 理 ミドルリーダーとしての 資 質 能 力 を 高 めるための 研 修 の 充 実 全 市 的 に 同 じ 動 きができるように 首 席 の 全 校 配 置 と 適 切 な 人 員 配 置 育 の 情 報 化 による 育 効 果 アップと 校 務 の 情 報 化 による 事 務 効 率 アップに 繋 がる ICT 化 推 進 学 校 現 場 の 現 状 について さらなる 把 握 理 解 2 学 校 校 長 のリーダーシップによる 職 員 の 役 割 の 周 知 徹 底 各 種 調 査 や 保 護 者 地 域 対 応 等 首 席 の 負 担 が 増 大 している 中 での 授 業 時 数 軽 減 文 書 情 報 の 管 理 体 制 学 校 徴 収 金 の 管 理 体 制 を 含 む 事 務 処 理 体 制 の 整 備 首 席 をはじめとする 職 員 が 機 動 的 に 動 けるような 校 務 分 掌 の 見 直 し 職 員 の 多 忙 化 解 消 のための 会 議 の 精 選 効 率 化 首 席 が 学 校 全 体 を 見 渡 すことができるよう 学 年 付 にはしない 3 職 員 職 員 の 役 割 の 把 握 各 分 掌 からの 首 席 への 意 見 提 案 相 談 首 席 を 含 む 職 員 の 責 任 感 の 醸 成 管 理 職 職 員 双 方 の 協 働 への 意 識 校 長 の 学 校 経 営 方 針 を 理 解 し 方 針 に 沿 った 行 動 学 校 現 場 の 状 況 を 伝 えるための ボトムアップ 今 年 度 は 首 席 の 職 務 について 現 状 を 把 握 し 役 割 を 再 確 認 しました また 学 校 運 営 組 織 におけ る 首 席 の 位 置 づけと 首 席 が 機 能 するためにやらなければならないことについて 研 究 してきました 今 後 は 吹 田 市 の 各 学 校 で 首 席 を 要 とした 学 校 運 営 組 織 の 新 たな 実 践 に 取 り 組 んでいくことが 重 要 だと 考 えます

4.おわりに 平 成 22 年 度 の 学 校 組 織 マネジメント 研 究 グループでは 事 務 職 員 と 首 席 の 協 働 について 報 告 さ れました 現 在 その 取 組 が 吹 田 市 において 広 がりを 見 せているかというと そうではありません このような 中 で 昨 年 度 より2 年 間 学 校 組 織 マネジメント 研 究 グループでは 学 校 間 連 携 と 首 席 と 学 校 組 織 マネジメント について 研 究 してきました 事 務 職 員 が 学 校 運 営 組 織 に 関 わることの 重 要 性 や 首 席 のあるべき 姿 を 整 理 し 再 確 認 できたことは 大 きな 成 果 だと 考 えます この 研 究 成 果 を 活 かし 吹 田 市 の 各 学 校 で 育 委 員 会 や 学 校 長 のリーダーシップの 下 事 務 職 員 や 首 席 を 機 能 させる 取 組 が 一 つでも 多 く 行 われることを 期 待 して 報 告 とさせていただきます ( 資 料 1) 吹 田 市 立 学 校 首 席 及 び 指 導 諭 の 職 務 等 に 関 する 要 領 吹 田 市 育 委 員 会 第 1 章 総 則 ( 目 的 ) 第 1 条 この 要 領 は 吹 田 市 立 小 学 校 及 び 中 学 校 の 管 理 運 営 に 関 する 規 則 第 4 条 第 3 項 及 び 第 4 条 の 2 第 3 項 の 規 定 に 基 づき 首 席 及 び 指 導 諭 の 職 務 内 容 等 に 関 して 必 要 な 事 項 を 定 めるものとする 第 2 章 首 席 ( 首 席 設 置 の 趣 旨 ) 第 2 条 学 校 が 主 体 的 自 律 的 に 運 営 されるためには 校 長 が 中 長 期 的 な 経 営 ビジョンを 示 し リーダーシッ プを 発 揮 していくことに 加 え 様 々な 課 題 に 対 し 学 校 自 らが 判 断 し 適 切 かつ 迅 速 に 対 処 できる 組 織 的 で 機 動 的 な 学 校 運 営 体 制 の 構 築 が 必 要 である このため 学 校 運 営 組 織 において 頭 と 職 員 との 間 に 校 務 の 要 となる 職 として 首 席 を 設 置 し 学 校 運 営 体 制 機 能 の 充 実 を 図 る ( 首 席 の 職 務 ) 第 3 条 首 席 は 校 長 の 命 を 受 け 一 定 の 校 務 について 職 員 のリーダーとして 組 織 を 円 滑 に 機 能 させるとと もに その 校 務 を 着 実 に 遂 行 していく 上 で 他 の 職 員 に 対 して 必 要 な 指 導 総 括 にあたる 2 首 席 は 前 項 の 職 務 を 遂 行 するために 学 校 運 営 において 次 に 掲 げる 職 責 ( 機 能 )を 担 う

1 意 思 決 定 支 援 学 校 の 意 思 決 定 を 迅 速 化 するため 職 員 の 意 見 のとりまとめ 及 び 職 員 に 対 する 校 長 の 学 校 運 営 方 針 の 具 現 化 2 校 務 等 の 調 整 各 々の 分 掌 等 における 横 断 的 総 合 的 な 調 整 3 相 談 支 援 人 材 育 成 職 員 が 抱 える 仕 事 上 の 問 題 点 や 悩 みを 把 握 した 上 での 適 切 な 指 導 助 言 4 渉 外 広 報 地 域 の 窓 口 として 学 校 の 育 活 動 地 域 活 動 等 の 情 報 提 供 説 明 3 職 務 の 具 体 的 な 内 容 は 各 学 校 の 実 情 に 応 じ 校 長 が 決 定 する ( 首 席 の 選 考 及 び 任 命 ) 第 4 条 首 席 は 諭 及 び 養 護 諭 のうちから 大 阪 府 育 委 員 会 が 命 ずる また 選 考 は 吹 田 市 育 委 員 会 育 長 の 推 薦 に 基 づき 大 阪 府 育 委 員 会 が 行 う ( 首 席 の 配 置 先 及 び 配 置 数 ) 第 5 条 吹 田 市 立 小 学 校 及 び 中 学 校 に 課 題 等 の 実 情 に 応 じて 配 置 する 第 3 章 指 導 諭 ( 指 導 諭 設 置 の 趣 旨 ) 第 6 条 職 員 一 人 ひとりに 対 して 学 習 指 導 をはじめ 生 徒 指 導 など 児 童 生 徒 を 指 導 していく 育 の 専 門 職 として 高 い 能 力 が 求 められている このため 学 校 において 指 導 力 に 卓 越 した 指 導 諭 を 設 置 し 職 員 の 指 導 力 の 向 上 を 図 る ( 指 導 諭 の 職 務 ) 第 7 条 指 導 諭 は 学 校 に 配 置 され 育 長 及 び 校 長 の 命 を 受 け 専 門 的 な 知 識 や 経 験 を 活 用 し 次 に 掲 げ る 職 責 ( 機 能 )を 担 う 1 員 の 育 成 指 導 諭 の 勤 務 校 及 び 市 内 各 学 校 の 員 に 対 する 授 業 改 善 等 の 指 導 2 研 究 研 修 支 援 市 育 センターなどへの 研 究 研 修 の 支 援 3 地 域 連 携 市 内 各 学 校 や 関 係 団 体 などへの 情 報 提 供 及 び 保 護 者 に 対 する 相 談 活 動 2 職 務 の 具 体 的 な 内 容 は 各 学 校 各 学 校 地 域 の 実 情 に 応 じ 校 長 が 決 定 する ( 指 導 諭 の 選 考 及 び 任 命 ) 第 8 条 指 導 諭 は 諭 及 び 養 護 諭 のうちから 大 阪 府 育 委 員 会 が 命 ずる また 選 考 は 吹 田 市 育 委 員 会 育 長 の 推 薦 に 基 づき 大 阪 府 育 委 員 会 が 行 う ( 指 導 諭 の 配 置 先 及 び 配 置 数 ) 第 9 条 吹 田 市 立 小 学 校 及 び 中 学 校 に 科 等 を 配 慮 し 配 置 する 附 則 この 要 領 は 平 成 18 年 11 月 1 日 から 施 行 する