学 校 経 営 基 礎 学 校 経 営 基 礎 Ⅰ 学 校 経 営 と 組 織 マネジメント 学 校 の 経 営 管 理 ( ) 学 校 経 営 経 営 とは 一 般 的 に 目 標 を 達 成 するために 人 材 予 算 設 備 などの 経 営 環 境 を 最 も 有 効 な 手 段 を 活 用 して 組 織 活 動 を 営 む ことを 意 味 することばとして 用 いられる * *2 学 校 経 営 とは 校 長 が 学 校 のミッション とビジョン を 含 めた 学 校 経 営 方 針 ( 都 立 学 校 では 学 校 経 営 計 画 以 下 学 校 経 営 方 針 と 称 す )を 策 定 し 目 指 す 学 校 を 具 現 化 する ために 各 学 校 の 教 職 員 予 算 設 備 情 報 その 他 の 経 営 資 源 を 活 用 し 最 も 有 効 な 手 段 により 学 校 運 営 を 行 い 教 育 の 質 の 維 持 向 上 を 目 指 すことである 経 営 は 学 校 のミ ッションである 教 育 目 標 の 達 成 に 向 けて 学 校 経 営 方 針 ( 学 校 経 営 計 画 )に 基 づいて 必 要 な 諸 条 件 ( 人 物 金 情 報 )を 駆 使 して 計 画 実 施 評 価 改 善 のサイクルに 従 っ て 行 われる 活 動 である このサイクルをマネジメント サイクルといい 教 育 活 動 のあら ゆる 場 面 で 継 続 的 に 学 校 経 営 の 改 善 充 実 を 図 るためのプロセスである さらに 学 校 経 営 方 針 の 具 現 化 を 図 るためには マネジメント サイクルに 沿 って 教 育 活 動 を 推 進 し 適 切 に 運 営 することが 大 切 である 学 校 運 営 を 行 うためには 校 務 分 掌 の 組 織 や 職 員 会 議 及 びその 他 の 学 校 が 必 要 とする 委 員 会 等 をもうける 必 要 がある それらの 組 織 には 一 般 的 に 教 育 指 導 の 組 織 研 究 研 修 の 組 織 学 校 事 務 の 組 織 の3 つがある ( 2) 学 校 における 管 理 管 理 とは 一 般 的 には 確 立 した 組 織 の 中 で 常 軌 化 された 活 動 を 適 切 に 進 めること と 言 える 管 理 は 経 営 者 が 決 定 した 方 針 を 具 体 的 な 行 動 として 進 めていく 過 程 において 予 測 ( 計 画 )し 組 織 し 命 令 ( 指 揮 )し 調 整 し 統 制 する 活 動 である 計 画 とは 予 算 等 を 中 心 とした 実 行 計 画 を 立 てること 組 織 化 とは 計 画 を 遂 行 するた め 経 営 活 動 をいくつかの 共 通 項 目 でくくり 職 員 一 人 一 人 に 仕 事 を 割 り 当 てると 同 時 に 適 切 な 職 務 責 任 を 与 え 全 体 が 一 つの 方 向 に 向 かって 整 然 と 行 動 できるようにすること 指 揮 とは 職 員 に 割 り 当 てた 仕 事 が 手 際 よく 行 われるように 配 慮 すること 調 整 とは す べての 活 動 を 統 合 し 全 体 として 調 和 がとれムダのないようにすること 統 制 とは 組 織 の 各 部 門 の 計 画 や 指 揮 に 従 って 行 動 しているかどうかを 確 かめそれから 外 れていれば 修 正 することである 学 校 における 管 理 は 憲 法 や 教 育 基 本 法 をはじめとする 法 令 に 基 づいており 法 は 上 位 の 法 規 を 補 完 するかたちで 体 系 的 な 整 備 がなされている 学 校 教 育 の 管 理 に 即 して 考 えれ ば 地 方 教 育 行 政 の 組 織 及 び 運 営 に 関 する 法 律 第 33 条 の 規 定 の 学 校 管 理 規 則 を 根 拠 に 行 われている 物 的 管 理 人 的 管 理 運 営 管 理 の3つが 挙 げられる * ミッション: 公 共 的 組 織 の 目 的 目 標 使 命 任 務 存 在 意 義 等 *2 ビジョン: 学 校 の 教 育 目 標 の 実 現 に 向 け 将 来 の 学 校 がどうあるべきか というべき 方 向 性 ( 将 来 構 想 ) を 示 すもの --
学校経営基礎 2 学校経営方針 学校経営計画 学校経営方針は 校長が学校のビジョンを明らかにし 全ての学校が長期 中期 短期的 な展望に立ち 当該年度の学習指導 生活指導 進路指導 学校運営等の教育活動の具体的 な目標と方策を設定するとともに 教職員全員がその具体的な目標に向かい協働体制を確立 し 学校の自律的な改革と教育の質的な向上を図るために 策定するものである 学校経営 方針は 学校が都民 保護者への説明責任を果たす手段となり 校長が自校の学校教育活動 について都民 保護者に明らかにする 公約 の役割をもつものと言える 目標具現化の要素 限られた時間のなかで方法 手段を駆使し 成果をあげるために 目標達成の可能性 具現化に向けての可能性を見据えて実践的な手立てを考える 達成の測定の可能性 測定を可能にする工夫をこらし 手立てを考える 達成までの時間 設定した目標をいつまでに達成するのかを考える 学校経営方針の策定内容 () 学校のミッション 使命 存在意義 (2) 学校のビジョン 目指す学校像 (3) 長期的 中期的 短期的目標 (4) 今年度の取組目標 ① 教育活動の目標とその方策 ③ 具体的な取組計画 内容 ② ④ 重点目標と方策 達成目標 評価 学校経営ビジョンの展開例 管理職の役割 ミ ッ シ ョ ン ビ ジ ョ ン 管理職 主幹教諭 主任の役割 長期的目標 内容 今年度の取組目標 中期的目標 内容 教育活動の目 標とその方策 重点目標と方 策 短期的目標 内容 トップダウン 校長 教員の役割 具体的な取組 計画 内容 評価 具体的な取組 計画 内容 評価 具体的な取組 計画 内容 評価 ミドルアップ 副校長 主幹 ミドルダウン 副校長 主幹 ボトムアップ 教諭 目的 目的 手段 目的 手段 手段 学校評価 目標の具現化に向けた取り組みの手順例 中 長期的 目標 中 長期的目標 の内容と現状 今年度の 取組目標 具体的な 取組計画 具体的な 取組内容 評 価 内容 現状 独立行政法人教員研修センター 組織マネジメント テキストより -2-
学校経営基礎 学校経営方針の策定者は校長であり 学校経営方針は組織目標となるものである 校長は 学校経営方針を機能させるためにリーダーシップを発揮し 教職員がマネジメント サイク ルの計画 実施 評価 改善に取り組む段階において 積極的に参画し 主体的に組織的な 取り組みを行うよう指導し 教育の質の維持 向上を図るように努めなければならない また 組織目標形成の流れは 校長の立てた学校経営方針に基づいて副校長が 運営方針 を作成し 主幹教諭 主任 教員への具体的な指示 伝達を行う これを受けて 主幹教諭 主任は 校内の分掌 学年 教科等 領域におけるそれぞれの組織目標を設定する それ らを踏まえて 教職員一人一人が職務目標を設定するように計画することが重要である 学校における組織マネジメントのサイクル 学校教育目標 学校の外部環境の分析 学校の内部環境の分析 PLAN 学校経営ビジョンづくり 具体的な年度計画づくり DO 活動の充実 CHECK 活動の評価 ACTION 次期への反映 独立行政法人教員研修センター 組織マネジメント テキストより作成 学校組織が目標を達成するためには 教職員が組織目標の達成に向けた共通の意思の形成 を図るとともに協働体制の確立に取り組むことが大切である したがって 管理職は 学校 経営を組織として進めるために 教職員とのコミュニケーションを重視して しっかりとし た学校経営方針を策定し実施することを最も重視しなければならない -3-
学校経営基礎 次の表は 学校経営方針 PLAN の考え方の手順例を示したものである 学校経営方針の作成における管理職の検討手順例 検討事項 1 学校内の状況 内部 環境 の把握と分析 検討事項の内容 児童 生徒の現状把握 教職員の協働体制の確立 学校の施設 設備等の状況を把握し分析する 学 2 校 学校を取り巻く環境 外部環境 の把握と 解釈 社会の変動 教育施策の動向 学校の外部環境 地 域 保護者 同窓会等 要因の洗い出しと学校との 関係を整理する 経 3 管理職自身の意思と目標の整理 営 ①学校のミッション 使命 存在意義 を探求する 方 ②学校のミッションを踏まえビジョンを達成するた 針 めの課題と重点事項を設定する ( ) の 学校の組織マネジ メントの構想づくり ③課題達成に向けた学校の組織や運営のしくみ 組 織目標などを整える 検 ④① ③の内容の活動が実現できるように 教職員 討 に課題を共通理解させる方策と能力や資質の開発 に向けて 自己のリーダーシップの発揮の仕方を 手 検討する 順 ⑤学校の各種活動が学期や学年末等に評価できるよ うに指標化を図る ( 2) 今後のマネジメン トの展開についての 教育活動の実施に向け 展開の方向性や具体策を検 討する 検討 独立行政法人教員研修センター 組織マネジメント テキストより作成 -4-
3 学 校 運 営 組 織 ( ) 校 内 組 織 の 基 本 的 な 枠 組 み 学 校 経 営 基 礎 学 校 の 校 内 組 織 は 学 校 の 教 育 目 標 を 効 果 的 に 達 成 するために 組 織 されるものである 校 内 組 織 の 基 本 的 な 枠 組 みは 教 育 指 導 のための 組 織 2 研 究 研 修 のための 組 織 3 学 校 事 務 のための 組 織 の3つに 大 別 される 2 3 教 育 指 導 のための 組 織 教 育 指 導 とは 学 習 指 導 生 活 指 導 進 路 指 導 特 別 活 動 等 の 学 校 教 育 活 動 の 全 てを 含 む 概 念 である 教 科 や 教 科 外 などの 教 育 指 導 を 行 う 校 内 組 織 は 学 校 における 教 育 活 動 を 効 果 的 に 行 うために 設 置 する 組 織 である 教 育 指 導 のための 組 織 には 学 年 学 級 分 掌 係 委 員 会 といったものが 含 まれる 研 究 研 修 のための 組 織 研 究 研 修 とは 教 育 指 導 を 充 実 させ その 効 果 をあげるために 教 師 一 人 一 人 が 授 業 の 質 を 高 め その 専 門 的 力 量 と 指 導 力 を 磨 き 深 めていくものでなければならない そのためには 自 己 研 修 と 共 同 研 修 が 欠 かせない このことから 学 校 には 研 究 研 修 のために 研 究 部 研 修 部 や 研 究 推 進 委 員 会 等 の 組 織 が 設 置 されている 学 校 事 務 のための 組 織 学 校 事 務 は 学 校 の 教 育 活 動 を 円 滑 に 実 施 するために 必 要 なすべての 業 務 をつかさど る 内 部 管 理 の 組 織 である つまり 人 事 給 与 服 務 福 利 厚 生 予 算 物 品 調 達 物 品 管 理 施 設 管 理 営 繕 文 書 管 理 等 々の 教 育 指 導 の 活 動 以 外 の 一 切 を 担 当 する 組 織 で ある ( 2) 組 織 運 営 の 原 則 学 校 には 組 織 体 として 学 校 経 営 方 針 に 基 づき 経 営 資 源 である 人 的 物 的 財 政 的 条 件 を 最 適 に 活 用 して 目 標 管 理 や 進 行 管 理 を 適 切 に 行 い 機 動 的 な 組 織 運 営 を 図 ることが 求 め られている 2 3 4 組 織 がスムーズに 機 能 するための 必 要 な 運 営 の 要 素 は 次 の4つの 項 目 に 分 けられる 情 報 伝 達 ルートの 一 本 化 重 要 情 報 の 一 本 化 と 各 組 織 における 情 報 のルートを 明 確 にする 情 報 の 及 ぶ 範 囲 の 明 確 化 組 織 として 共 通 理 解 を 図 るべき 情 報 とその 範 囲 ( 何 を 誰 に どのように) を 定 める 情 報 の 伝 達 の 仕 方 は 組 織 運 営 のポイントである 分 掌 した 校 務 の 役 割 の 明 確 化 分 掌 した 校 務 の 役 割 と 教 育 目 標 とのかかわりを 明 確 にして 目 標 達 成 に 向 けての 各 自 の 具 体 的 な 職 務 行 動 を 理 解 させ 実 行 させる 教 職 員 の 適 正 的 確 な 職 務 の 分 担 校 務 を 職 員 に 適 正 的 確 に 分 担 連 携 させることにより 校 務 の 活 性 化 が 図 られ ボトムアップにもつながる そのことにより 校 務 の 能 率 化 機 能 化 が 図 られる -5-
学 校 経 営 基 礎 ( 3) 学 校 教 育 目 標 の 効 果 的 な 達 成 のための 組 織 運 営 全 教 職 員 が 教 育 目 標 の 達 成 に 向 け マネジメント サイクルや 学 校 経 営 方 針 に 基 づい て 職 務 を 遂 行 するためには 何 よりも 組 織 としての 共 通 理 解 と 意 思 決 定 が 重 要 である 2 組 織 マネジメントを 活 用 し 効 果 的 な 組 織 運 営 現 在 企 業 で 活 用 されてきた 組 織 マネジメントが 非 営 利 組 織 ( 公 立 学 校 等 )でも 取 り 入 れられるようになり 学 校 にもその 必 要 性 が 指 摘 されている 次 の 項 目 をおさえて 組 織 運 営 を 行 うことが 肝 要 である 学 校 における 組 織 マネジメントとは 学 校 の 有 している 能 力 資 源 を 開 発 活 用 し 学 校 に 関 与 する 人 たちや 教 職 員 のニーズに 適 応 させながら 効 果 的 効 率 的 に 統 合 し 調 整 しながら 学 校 教 育 目 標 を 達 成 していく 活 動 である 組 織 目 標 を 遂 行 するために どのような 組 織 をつくり どのように 機 能 させ 運 営 する かが 重 要 である そのために 管 理 職 としては 組 織 目 標 の 明 確 化 課 題 の 共 通 理 解 取 り 組 み 内 容 方 法 の 提 示 など 教 職 員 に 対 して 目 標 達 成 に 向 けた 職 務 行 動 についての 共 通 認 識 を 図 る 営 みが 重 要 である 下 記 の5つが 主 な 観 点 として 挙 げられる ア イ ウ 学 校 として 達 成 すべき 目 標 を 明 確 にする 新 たな 教 育 課 題 について 組 織 で 共 通 理 解 を 図 り 共 通 の 認 識 を 深 める 組 織 的 な 取 り 組 みにおける 内 容 や 方 法 を 提 示 する エ 目 標 達 成 に 向 け 教 職 員 の 資 質 能 力 の 向 上 を 図 る オ 組 織 が 機 能 するための 条 件 整 備 を 図 る 管 理 職 は 組 織 マネジメントに 取 り 組 むために 上 記 の5つの 観 点 について 校 内 運 営 組 織 の 見 直 しを 図 り コミュニケーション スキルを 高 め 人 間 関 係 の 円 滑 化 を 図 りなが ら 全 教 職 員 の 共 通 理 解 を 図 ることで 協 働 意 欲 を 高 めることが 重 要 である そして 管 理 職 は 教 職 員 一 人 一 人 が 教 育 目 標 の 達 成 に 向 けた 組 織 マネジメントの 意 識 をもてるように 意 識 的 に 働 きかける 必 要 がある 各 分 掌 の 組 織 目 標 や 教 職 員 の 職 務 目 標 の 具 現 化 に 向 けての 進 行 管 理 管 理 職 は 学 校 経 営 方 針 に 基 づいて 立 てた 各 分 掌 組 織 の 目 標 や 分 掌 組 織 の 成 員 の 役 割 等 が 当 初 の 計 画 通 りに 実 施 されているかどうかを 期 間 ( 学 期 ごとなど)を 区 切 り 各 分 掌 ごとなどに 分 けて 評 価 し 改 善 を 図 っていく 必 要 がある ( 4) 学 校 評 価 学 校 評 価 学 校 評 価 は 各 学 校 が 設 定 した 教 育 目 標 を 達 成 するために 各 学 校 が 組 織 体 として 教 育 機 能 をどの 程 度 発 揮 しているかを 全 ての 教 育 活 動 を 対 象 として 総 合 的 かつ 客 観 的 に 評 価 し その 結 果 に 基 づいて 教 育 活 動 全 般 についての 改 善 策 を 講 じ 自 校 の 教 育 の 充 実 を 図 ることである これらの 活 動 を 一 定 の 基 準 に 基 づいて 客 観 的 かつ 総 合 的 に 評 価 し 改 善 の 方 向 や 改 善 点 を 明 らかにすることが 必 要 である -6-
学 校 経 営 基 礎 学 校 評 価 の 内 容 は 教 育 目 標 や 指 導 計 画 教 科 指 導 以 外 の 各 種 活 動 等 の 教 育 課 程 に 関 する 事 項 学 校 経 営 方 針 や 人 事 予 算 施 設 設 備 等 に 関 する 学 校 運 営 の 事 項 や 外 部 評 価 による 教 育 活 動 に 関 する 事 項 等 が 含 まれる 2 学 校 経 営 方 針 の 評 価 学 校 経 営 方 針 の 評 価 とは 学 校 評 価 の 一 領 域 である 学 校 経 営 方 針 の 評 価 は 教 育 目 標 の 達 成 に 向 けて 教 育 活 動 その 他 の 学 校 運 営 の 状 況 について マネジメント サイクル に 沿 った 適 切 な 評 価 項 目 を 設 定 し 教 職 員 が 自 ら 行 う 点 検 や 学 校 としての 各 分 掌 による 自 己 評 価 及 び 学 校 運 営 連 絡 協 議 会 の 外 部 評 価 等 を 踏 まえて 校 長 が 行 うものである 3 学 校 の 自 己 評 価 の 確 立 にむけた 実 施 体 制 ア 自 己 評 価 の 実 施 組 織 と 企 画 調 整 会 議 の 活 用 イ 学 校 運 営 連 絡 協 議 会 と 学 校 の 役 割 や 機 能 の 整 理 効 果 的 な 運 営 体 制 の 整 備 ウ 学 校 の 自 己 評 価 における 主 幹 の 役 割 の 確 立 4 学 校 評 価 における 東 京 都 教 育 委 員 会 の 取 り 組 み 東 京 都 教 育 委 員 会 としても 各 学 校 の 自 己 評 価 が 円 滑 に 行 われるよう 下 記 のような 取 り 組 みを 検 討 している ア 学 校 のミッション 共 有 の 仕 組 みづくり 学 校 が 自 らのミッションの 正 当 性 を 認 識 できるように 東 京 都 教 育 委 員 会 と 学 校 と のコミュニケーションをこれまで 以 上 に 強 固 にし ミッションの 修 正 や 協 議 などの 共 有 化 作 業 を 充 実 する イ 学 校 評 価 のための 数 値 のデータ 等 の 整 理 学 校 運 営 の 指 標 となるデータの 体 系 的 な 収 集 と 分 析 ウ 自 己 評 価 ガイドラインの 作 成 エ 都 立 学 校 経 営 の 確 立 とマネジメント 層 育 成 の 総 合 的 な 計 画 づくり オ 都 立 学 校 への 経 営 支 援 -7-