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事 業 概 要 利 用 時 間 休 館 日 使 用 方 法 使 用 料 施 設 を 取 り 巻 く 状 況 や 課 題 < 松 山 駅 前 駐 輪 場 > JR 松 山 駅 を 利 用 する 人 の 自 転 車 原 付 を 収 容 する 施 設 として 設 置 され 有 料 駐 輪 場 の 利 用

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(3) 育 児 休 業 (この 号 の 規 定 に 該 当 したことにより 当 該 育 児 休 業 に 係 る 子 について 既 にし たものを 除 く )の 終 了 後 3 月 以 上 の 期 間 を 経 過 した 場 合 ( 当 該 育 児 休 業 をした 教 職 員 が 当 該 育 児 休 業

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別紙3

(2) 国 民 年 金 の 保 険 料 国 民 年 金 の 第 1 号 被 保 険 者 および 任 意 加 入 者 は, 保 険 料 を 納 めなければなりま せん また,より 高 い 老 齢 給 付 を 望 む 第 1 号 被 保 険 者 任 意 加 入 者 は, 希 望 により 付 加 保 険

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(5 ) 当 該 指 定 居 宅 介 護 事 業 所 の 新 規 に 採 用 し た 全 て の 居 宅 介 護 従 業 者 に 対 し 熟 練 し た 居 宅 介 護 従 業 者 の 同 行 に よ る 研 修 を 実 施 し て い る こ と (6 ) 当 該 指 定 居 宅 介 護 事 業

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ミニ統計平成27年(HP用 訂正版)

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社 会 保 障 税 一 体 改 革 ( 年 金 分 野 )の 経 緯 社 会 保 障 税 一 体 改 革 大 綱 (2 月 17 日 閣 議 決 定 ) 国 年 法 等 改 正 法 案 (2 月 10 日 提 出 ) 法 案 を 提 出 する または 法 案 提 出 を 検 討 する と された 事

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続 に 基 づく 一 般 競 争 ( 指 名 競 争 ) 参 加 資 格 の 再 認 定 を 受 けていること ) c) 会 社 更 生 法 に 基 づき 更 生 手 続 開 始 の 申 立 てがなされている 者 又 は 民 事 再 生 法 に 基 づき 再 生 手 続 開 始 の 申 立 てがなさ

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5 次 のいずれにも 該 当 する 従 業 員 は 子 が1 歳 6ヶ 月 に 達 するまでの 間 で 必 要 な 日 数 について 育 児 休 業 をするこ とができる なお 育 児 休 業 を 開 始 しようとする 日 は 原 則 として 子 の1 歳 の 誕 生 日 に 限 るものとする (1

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3 保 険 料 ( 掛 金 )を 納 めていること 原 則 として 初 診 日 月 前 々 月 まで 国 民 年 金 加 入 期 間 全 体 うち 3 分 2 以 上 きち んと 納 めている( 保 険 料 免 除 期 間 も 含 む)ことが 必 要 です 現 在 は 特 例 として 初 診 日 が

2 条 ) ア 育 児 休 業 の 対 象 とならない 職 員 ( 法 第 2 条 及 び 条 例 第 2 条 関 係 ) (ア) 臨 時 的 に 任 用 される 職 員 (イ) 育 児 休 業 に 係 る 期 間 を 任 期 と 定 めて 採 用 された 職 員 (ウ) 勤 務 延 長 職 員 (

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(2) 特 別 障 害 給 付 金 国 民 年 金 に 任 意 加 入 していなかったことにより 障 害 基 礎 年 金 等 を 受 給 していない 障 がい 者 の 方 に 対 し 福 祉 的 措 置 として 給 付 金 の 支 給 を 行 う 制 度 です 支 給 対 象 者 平 成 3 年 3

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Transcription:

ハーフマラソン 挑 戦 記 盛 田 常 夫 2004 年 9 月 5 日 ブダペストの 国 際 ハーフマラソン 大 会 を 走 った この 大 会 は 日 本 人 選 手 が 1997 年 から 1999 年 までの 3 年 間 男 女 とも 3 連 勝 した 大 会 だ とくに 女 子 は 3 年 連 続 で 上 位 3 位 を 独 占 し アテネ 五 輪 のマラソン 代 表 だった 油 谷 選 手 は 1998 年 に 2 位 に 入 っ た 私 にとって 今 年 の 大 会 が 人 生 最 初 のハーフマラソン だが 何 とも 形 容 のしようのな い 初 体 験 になった とにかくゴールしたのだから 達 成 感 で 満 たされても 良 いはずだが と にかく 走 り 切 った としか 言 いようのない 初 挑 戦 になってしまった 痛 風 との 付 合 い 今 年 はとことん 付 いていなかった 春 の 12 キロ 走 は 予 想 外 の 好 記 録 で 出 だし 好 調 だった が その 直 後 から 痛 風 の 炎 症 に 悩 まされた 菜 食 主 義 ではないが 肉 食 はなるべく 避 けて いるし 暴 飲 することもないから 私 の 痛 風 症 は 贅 沢 病 とは 言 えない 粗 食 で 育 った 父 が やはり 痛 風 炎 症 で 苦 しんでいたので 私 の 痛 風 は 遺 伝 に 違 いない だから 炎 症 と 食 事 の 関 係 は 希 薄 だが レバー 類 にはすぐに 反 応 する フォアグラなどを 食 べようものなら 翌 日 にはもう 炎 症 反 応 が 出 る だから レバーを 初 め 臓 物 類 には 気 を 遣 っている 今 年 の 痛 風 炎 症 の 発 症 は 多 分 トレーニングによる 体 重 減 が 原 因 どの 程 度 のスピー ドで 走 るかにもよるが 私 の 場 合 は 12 キロ 走 ればおよそ 1kgの 体 重 減 になる 水 分 をす ぐに 補 給 しないと 血 液 濃 度 が 濃 くなり 尿 酸 値 が 上 がるようだ 2 年 前 の 春 には 足 の 甲 と 踵 が 腫 れあがり ほぼ1ヶ 月 歩 行 困 難 な 状 態 が 続 いた 今 年 は 軽 い 炎 症 が 断 続 的 に い ろいろな 箇 所 に 出 た 足 の 甲 踵 膝 そして 稀 に 肩 の 付 け 根 あたりにも 炎 症 が 出 る 痛 風 患 者 を 診 ていない 内 科 医 にこういう 話 をすると そんな 所 に 出 るはずがない と 一 笑 さ れるが 痛 風 の 専 門 医 なら 良 く 分 かっている 今 年 はレースが 近 づくと 炎 症 の 兆 候 が 出 た 炎 症 の 初 期 には 血 行 を 良 くし 十 分 に 水 分 を 補 給 し 炎 症 が 重 くならないようにぬるま 湯 でマッサージをしたり 水 泳 で 関 節 の 動 きを 柔 らかくしたりする こうすると 大 概 炎 症 が 治 まっていく ただ 炎 症 はすぐ には 退 かず 1 週 間 や 10 日 ほど 残 り この 期 間 は 軽 いランニングはできるが 長 い 距 離 や スピードの 練 習 ができない 今 年 は 9 月 のハーフマラソンを 走 ってみたいと 思 っていたが 春 のレース 以 後 実 のある 練 習 ができないまま 夏 を 迎 えてしまった 脚 力 をどう 付 ける 10 キロ 程 度 の 距 離 ならそれほど 練 習 しなくても 走 れるが ハーフマラソンになるとそう はいかない 20 キロの 距 離 は 歩 くだけでもたいへんだ 100 分 近 い 時 間 を 走 り 続 ける 脚 力 を 付 けないと 参 加 しても 意 味 がない しかし 痛 風 の 炎 症 が 断 続 的 に 出 る 状 態 で どう 1

やって 脚 力 を 付 けるか これが 課 題 だった 私 のトレーニングはランニングマシーンが 中 心 屋 外 を 走 ることはない 会 社 からの 帰 り 道 に Helia ホテルのフィットネスクラブで 走 るのが 日 課 しかし いくらなんでも 毎 日 マシーンの 上 で1 時 間 以 上 も 走 るというのは 気 が 進 まないし 耐 えられない かといって 交 通 量 が 多 く 排 気 ガスに 包 まれたブダペストの 街 路 を 走 る 気 もしない そこで 考 えつい たのが 会 社 の 建 物 の 階 段 昇 降 だ これで 脚 力 を 付 け ランニングマシーンで 走 力 を 付 け ようと 考 えた 事 務 所 のある 建 物 は6 階 建 て 夕 方 にこの 昇 降 トレーニングを 始 める 歩 くように 昇 り 初 め 次 第 にスピードを 上 げ 二 段 飛 びで 昇 っていく 5 往 復 単 位 で 時 間 を 測 りながら 15 往 復 あるいは 20 往 復 する これで 30~35 分 程 度 のトレーニングになる これをウォー ムアップと 考 えて フィットネスクラブに 移 動 して ランニングマシーンで 10 キロ 走 る 合 わせて 80~90 分 のトレーニングだから ハーフマラソンに 要 求 される 運 動 量 に 近 くなる 何 度 か 階 段 の 40 往 復 や 50 往 復 を 試 みた これだと 75~80 分 程 度 のトレーニング 傍 から 見 れば 狂 気 の 沙 汰 だが この 程 度 のトレーニングをやらないと ハーフマラソンを 走 る 脚 力 がつかないのだ ハーフマラソンをどう 走 るか 初 めて 長 い 距 離 を 走 る 時 には 誰 もが 距 離 にたいする 不 安 をもつ マラソンマニアにな れば 別 だが 選 手 でもない 限 り 毎 日 20 キロも 走 る 人 はいないだろう ふつうは 10 キロ 前 後 が 手 頃 な 練 習 距 離 だ しかし この 程 度 の 練 習 だけだと ハーフマラソンの 距 離 への 不 安 は 払 拭 されない この 不 安 を 克 服 するために レース2ヶ 月 前 から 週 に1 度 は 15 キ ロ 走 をおこなうことにした 15 キロの 距 離 を 余 裕 をもって 走 りきることができれば 21 キロは 惰 性 で 行 ける 15 キロの 距 離 が 苦 にならなくなれば 後 はペースを 考 えるだけで 良 い ハーフマラソンのペースの 考 え 方 は 幾 通 りかある 一 つは 21 キロを3 分 割 して 7キロごとのタイムでペースを 決 める 7キロを 30 分 で いけば ハーフは 90 分 で 走 りきることになる 時 速 14 キロのスピードである ハーフ 90 分 フルマラソン 180 分 は 市 民 ランナーの 一 つの 壁 だから 7キロ 単 位 でハーフマラソン を 考 えるのは 理 に 適 っている 二 つ 目 は 10 キロを 2 度 走 ると 考 えて 前 半 と 後 半 のタイムを 設 定 する もちろん 最 後 の1キロを 付 け 加 えないとハーフマラソンの 最 終 タイムが 出 ないが 10 キロという 基 本 単 位 の 距 離 をどの 程 度 のタイムで 走 るかは 長 距 離 走 の 基 本 的 な 目 安 になる 前 半 と 後 半 であまりタイム 差 がないように 走 るのがベスト 10 キロの 自 己 最 高 タイムを 1 割 あるいは 1 割 五 分 ほど 落 としたペースで 前 半 の 10 キロを 走 ると ほぼ 同 じペースで 後 半 の 10 キロ を 走 ることができる 脚 力 があると 前 提 しての 話 だが 三 つ 目 は 5キロを4 度 走 ると 考 えて それぞれのタイムを 設 定 する この 場 合 も イ 2

ーヴン ペースで 走 るのがベスト 少 し 遅 めに 入 って 徐 々にスピードを 上 げることがで きれば 最 高 私 の 今 年 の 目 標 は 5キロ 22 分 のペースで 走 り 切 ること 今 年 はスピード 練 習 ができていないので 90 分 は 切 れない その 目 標 は 来 年 に 残 して それに 近 づくことが 今 年 の 目 標 だった このペースで 走 れれば ハーフ 93 分 程 度 になる 7キロ 単 位 で 見 ると 今 年 の 目 標 はおよそ 31 分 のペース 14 キロを 62 分 前 後 で 走 り その 時 点 でどれだけの 余 力 があるかで 最 終 タイムが 予 想 できる 10 キロ 単 位 で 見 ると 速 く 入 って 43 分 これより 速 く 入 ると 後 がばてる 遅 く 入 って も 44 分 をあまり 超 えないタイムが 理 想 好 事 魔 多 し 7 月 に 入 って ラニングマシーン 上 の 15 キロ 走 は 順 調 に 進 んだ 66 分 強 で 走 れる 状 態 ま でペースを 上 げることができた 後 はこのペースを 最 後 まで 続 けるだけ 8 月 の 夏 季 休 暇 で 屋 外 道 路 を 走 り ハーフマラソンの 最 後 の 準 備 を 終 える 予 定 だった 毎 年 休 暇 を 過 ごすスペインの 保 養 地 には 別 荘 地 とゴルフ 場 を 囲 む 5 キロの 周 回 道 路 が ある 道 幅 10m で 交 通 量 が 少 ない 高 低 差 が 20mほどある 起 伏 に 富 んだコースで 長 距 離 の 練 習 にはもってこいの 場 所 ちょうど 大 会 1 ケ 月 前 にこの 保 養 地 に 入 った 初 日 には 強 い 海 風 を 受 けながら 500mのきつい 上 りがあるこのコースを3 周 した 毎 日 でも 15 キ ロを 走 れると 思 っていたが 実 際 に 走 ってみると 毎 日 は 無 理 1 日 置 きに 15 キロを 走 り その 間 に 5 キロあるいは 10 キロを 走 ることにした しかし この 予 定 は 5 日 目 にご 破 算 になった 今 まで 故 障 したことのない 右 膝 に 急 に 水 が 溜 まり 出 した 水 といっても 関 節 を 包 む 粘 液 だが 半 日 のうちに 増 えだし 膝 を 曲 げる ことができなくなった これはショックだった 万 が 一 のためにと 持 参 したテーピング 用 具 と 湿 布 薬 を 使 う 羽 目 になるとは ハーフマラソン 出 場 まで 3 週 間 しかない 今 年 は 諦 め るか 水 が 抜 けるまでは 数 週 間 はかかるからだ 翌 日 は 丸 1 日 安 静 にして 様 子 を 見 た 軟 骨 を 痛 めたのか それとも 痛 風 の 炎 症 か あるいはその 両 方 が 一 緒 に 出 たのか 粘 液 が 増 え 続 け 膝 がパンパンに 腫 れてしまえば どう 処 置 しても1カ 月 は 何 もできない 幸 いにも 粘 液 の 増 加 は1 日 で 止 まった 10ml ほ どの 粘 液 が 膝 の 深 いところに 溜 まっている 感 じだった これまでの 経 験 から 医 者 に 行 く ほどの 重 症 ではないと 判 断 した 階 段 を 下 りることは 難 しいが テーピングをして 平 地 を 歩 くことはできた この 時 点 で 選 択 肢 は2つ トレーニングを 止 め 安 静 にして 水 が 退 くのを 待 つか それと もリスクを 犯 して 少 しずつトレーニングを 開 始 して 膝 の 様 子 をみるか 私 は 後 者 を 選 択 し た 多 分 1 週 間 や 10 日 ほど 安 静 にすれば 水 が 抜 けそうだが それでは 今 年 のハーフマラ ソンには 間 に 合 わない 今 年 のレースに 出 るためには 足 の 筋 力 が 衰 えないように とに かくトレーニングを 再 開 するしかない 丸 3 日 間 走 るのを 止 めて 4 日 目 の 朝 から5キロ 走 を 始 めた 膝 関 節 が 曲 がらないよ 3

うに 膝 周 辺 をテーピングして 36 分 もかかって5キロの 距 離 を 歩 くように 走 った 膝 の 状 態 が 悪 化 しないことを 確 認 して その 夜 には5キロを 28 分 で 走 った 翌 日 には5キロを 23 分 で 走 り 膝 の 水 の 増 え 具 合 をみた ほとんど 影 響 がなく 逆 に 関 節 を 動 かしたことで 少 しずつ 水 が 退 いていく 感 じがしたので 翌 々 日 にはペースを 上 げて 10 キロを 48 分 で 走 っ てみた このスペインの 強 化 合 宿 で 一 度 は 20 キロ 走 を 試 して 本 番 に 備 える 予 定 だっ たが 10 キロの 走 力 をなんとか 回 復 させるだけに 終 わってしまった 不 運 が 続 く 当 初 の 予 定 では ブダペストに 戻 ってからの 残 りの2 週 間 は 15 キロのスピードを 上 げ ていくトレーニングに 当 てるはずだった しかし 膝 を 痛 めたためにすべてが 元 の 木 阿 弥 走 力 を 回 復 させるために マシーンで 15 キロ 走 を 開 始 した 膝 にテーピングすれば ほと んど 膝 の 水 は 気 にならなくなった ただ 膝 の 屈 伸 運 動 ができないので ストレッチ 運 動 を 省 き ジョッギングだけで 体 を 温 めて 15 キロのタイムをとった レースまで2 週 間 一 日 置 きに5 本 の 15 キロ 走 をこなし 15 キロ 66 分 のペースを 回 復 した しかし 付 いていない 時 にはどうしようもないものだ ブダペストのレストランの 階 段 で 痛 めた 右 足 で 一 段 踏 み 外 した 幸 運 にもこれは 大 事 に 至 らなかったが レースを 3 日 後 に 控 えた 木 曜 日 最 後 のトレーニングをおこなう 日 に 急 性 気 管 支 炎 で 38 度 を 超 える 熱 が 出 てしまった 数 日 前 から 気 管 支 に 違 和 感 はあったが ブタ 草 のアレルギーか 軽 い 風 邪 の 症 状 かと あまり 気 に 留 めなかった ところが この 日 は 肺 に 近 い 気 管 支 の 奥 の 部 分 が 痛 み 熱 が 退 きそうにもないので 医 者 に 行 った ハーフマラソンに 出 るなどとは 言 わ ず 翌 週 に 日 本 への 出 張 があるからとにかく 早 く 直 したいと 抗 生 物 質 痰 の 排 出 を 促 す 薬 解 熱 剤 を 処 方 してもらった 私 は 解 熱 剤 を 使 わずに 二 つの 薬 だけを 服 用 した 熱 が 下 がらなければ 長 距 離 走 は 駄 目 だ 解 熱 剤 を 使 わずに 熱 が 下 がるかどうか それを 確 か める 必 要 があった 幸 いにして 翌 日 の 朝 には 平 熱 に 戻 った 気 管 支 の 炎 症 がどれほど 走 りに 影 響 するか それを 確 かめるために マシーンで 軽 く7キロほど 走 ってみた 思 ったほど 苦 しくなかっ たので レースに 出 場 することを 決 めた 残 された 最 後 の1 日 は4キロ 走 の 軽 いトレーニ ングと 高 濃 度 酸 素 吸 入 を 行 い ドタバタしたハーフマラソンのトレーンングを 終 えた とにかく 付 いてない こんな 不 運 が 続 くのも 走 ってはいけない という 神 の 忠 告 ではないか このまま 出 場 すると 実 年 男 性 レース 中 に 急 死 ということになるのではないかという 思 いが 一 瞬 頭 をよぎった だから そうならないように とにかく 慎 重 に 走 ろうと 心 した スタートの 人 混 みは 非 常 に 爽 快 だった とにかくスタートラインに 立 てたという 思 い だけで 満 足 感 があった 私 は 個 人 のレースと 2 人 一 組 で 走 るリレーの 第 一 走 者 を 兼 ねて いた こうすれば 最 後 の8キロは 伴 走 者 がいるから 気 持 ちに 余 裕 ができる 第 二 走 者 4

には 8 キロを 目 一 杯 のスピードで 走 って 良 いと 伝 えてある それに 付 いていけば 目 標 が 達 成 される 気 管 支 や 肺 に 負 担 がかからないように 最 初 はとにかく 抑 えた 10 キロ 44 分 18 秒 はほ ぼ 予 定 通 り ここまで 走 って 呼 吸 器 に 問 題 がないから 最 後 まで 行 けると 確 信 した 13 キ ロ 地 点 のリレー 中 継 地 は 余 裕 をもって 57 分 台 で 入 り さあ 最 後 の8キロを 爆 走 しようと 思 った 瞬 間 だった ここまで 私 はリレーと 個 人 の 二 枚 のゼッケンを 重 ね 合 わせに 付 けていた 私 のゼッケン 番 号 を 見 て リレー 走 者 だと 判 断 した 係 員 が 道 路 に 出 て 私 を 中 継 経 路 に 誘 導 しようとした 私 は 交 錯 するのを 避 けるために 左 足 でステップを 踏 み 右 にジャンプ して 衝 突 を 避 けようとした その 瞬 間 に 左 足 の 脹 ら 脛 が 痙 攣 してしまった 一 度 痙 攣 し た 筋 肉 はレース 中 にまず 元 に 戻 らない 付 いていない 時 は とことん 付 いていないものだ ペースメーカーの 役 割 を 果 たすはずだったリレーの 同 走 者 には 構 わず 先 へ 行 ってくれ と 伝 えたが 律 儀 にも 彼 は 残 り1キロ 地 点 まで 心 配 そうに 同 走 してくれた 走 りながら 左 足 首 をいろいろ 動 かして どうすれば 痙 攣 の 影 響 を 最 小 限 にできるか 試 してみたが ど うやっても 駄 目 逆 に そうこうもがいているうちに 右 の 脹 ら 脛 まで 痙 攣 するようにな った 仕 方 なく 競 歩 のような 走 り 方 で とにかくゴールを 目 指 した 腕 時 計 の 経 過 時 間 を 見 る 毎 に 次 第 に 予 定 時 間 が 遠 ざかっていく 後 は 意 地 でもゴールするしいない 残 り の 8 キロを 35~36 分 で 行 く 予 定 が 41 分 以 上 もかかった この 区 間 で 300 人 ほどの 走 者 に 追 い 抜 かれた 息 は 苦 しくないが 足 に 力 を 入 れると 痙 攣 するので どうしようもなか った ゴールしたタイムは 1 時 間 38 分 23 秒 このタイムは S4クラス(55~59 歳 )で 11 位 最 後 の 8 キロで 少 なく 見 積 もって 5 分 はロスした これだけ 不 運 が 続 けば 諦 めもつく これ 以 上 悪 いことはないだろうから 来 年 は 90 分 を 目 標 にできるだろう そう 考 えられるようになったことが 唯 一 の 収 穫 とにかく 走 りきっ た これが 率 直 な 気 持 ち 何 とも 最 後 まで 釈 然 としないハーフマラソン 初 挑 戦 だった 5