パーキンソン 病 の 治 療 をしている 方 の 日 常 生 活 を 応 援 する 監 修 : 熊 本 機 能 病 院 総 合 リハビリテーションセンター 山 永 裕 明 中 西 亮 二 野 尻 晋 一
2 REHABILITATION HANDBOOK 生 活 の 質 を 向 上 させるリハビリテーション パーキンソン 病 の 患 者 さんは いろいろな 症 状 のため 運 動 不 足 になりがちです しかし 長 い 間 身 体 を 動 かさないでいると 体 力 が 低 下 し 筋 肉 や 関 節 も 硬 くなって ま すます 体 を 動 かすことがおっくうになってしまいます こうした 悪 循 環 を 断 ち 切 り 身 体 の 機 能 を 維 持 回 復 させて 自 立 した 生 活 を 送 るためには 毎 日 の 生 活 にリハビ リテーションを 取 り 入 れることが 重 要 になります リハビリテーションの 効 用 は 病 状 の 改 善 や 体 力 の 回 復 といった 身 体 機 能 の 向 上 だけではありません 目 標 を 定 め 決 めたことをやった という 満 足 感 は 自 信 の 回 復 にもつながり 精 神 面 でも 非 常 に よい 影 響 を 与 えます このハンドブックでは ご 家 庭 で 無 理 なくできるリハビリテーションを 中 心 に 日 常 動 作 の 対 処 法 や 暮 らしの 工 夫 も 併 せてご 紹 介 しています 適 切 な 運 動 の 種 類 と 運 動 量 は 患 者 さんによって 異 なりますので 下 記 にあげた リハビリテーションの 原 則 を 守 りながら 医 師 や 理 学 療 法 士 作 業 療 法 士 からアドバイスを 受 け 自 分 に 合 った 運 動 を 行 うように 心 掛 けて 下 さい
ステージ1 ステージ 2 ステージ 3 ステージ 4 ステージ 5 パーキンソン 病 の パーキンソン 重 症 度 病 の 重 症 度 ールによるパーキンソン 病 の 分 片 側 の 手 足 の 軽 い 障 害 両 側 に 障 害 はあるがバ ランスはよい バランスが 悪 く 方 向 転 換 が 難 しい 立 った とき 体 を 押 されると 不 安 定 になる 仕 事 は 内 容 しだいで 可 能 で 日 常 生 活 には 手 助 けを 必 要 としない 歩 くことや 立 つことに は 手 助 けを 必 要 としな いが 日 常 生 活 は 困 難 で 手 助 けを 必 要 とする 日 常 生 活 のほとんどに 手 助 けを 必 要 とする リ ハビリテーションの 原 則 薬 の 効 果 があるときに 行 います 決 して 無 理 をせず 疲 れない 程 度 に 行 います 強 い 痛 みを 起 こすような 運 動 は 禁 物 です できるものから できる 範 囲 で 始 めてだんだん 難 しい 運 動 に 進 みます 運 動 量 を 少 しずつ 増 やし 最 終 的 には 1 回 につき 10 分 から 20 分 ほどの 運 動 を 日 に 2 3 回 行 うように します 長 続 きさせるためのコツ 気 持 ちを 楽 にして 十 分 な 時 間 をかけて 行 います グループを 作 ったり 遊 びを 取 り 入 れたりして 楽 しみ ながら 行 うのもよい 方 法 です 音 楽 に 合 わせてやると より 楽 しく 行 えます 目 標 を 作 ってそれを 達 成 するようにします ご 家 族 の 方 は 一 緒 に 運 動 したり 掛 け 声 をかけたり して 絶 えず 見 守 り 励 ましてあげるようにしましょう 3
4 REHABILITATION HANDBOOK パーキンソン 体 操 パーキンソン 体 操 は 体 力 の 低 下 を 防 ぎ 筋 肉 や 関 節 を 軟 らかくして 動 作 をなめらかにするための 体 操 です 方 法 と ポイント 順 序 どおりに 全 部 の 運 動 を 行 う 必 要 はありません 自 分 に 合 った 運 動 を 選 んで 行 いましょう 初 めは ひとつひとつの 運 動 を2 3 回 ずつ 繰 り 返 し 徐 々に 増 やして 最 終 的 に は8 10 回 繰 り 返 すようにします 特 に 指 示 がないものは 立 って 行 っても 座 って 行 っても 構 いません の 1 2 3 4 口 を 大 きく 開 けたり 閉 じたりする 顔 をしかめたり ゆるめたりする 両 頬 に 息 をためて ふくらませる 口 をすぼめて 息 を 吐 く
頭と首の運動 6 5 7 8 首の運動は 痛みが でない程度に行いま しょう 舌でくちびるのまわ りをナメる 口を左右に引き 引い た側の目を閉じる 肩 腕 手 指の運動 関節の柔軟性を高めて動かしやすくします 9 10 両手をあわせ腕を ゆっくり上げる 11 手を背中の後ろで握り 上げ下げする 頭を左右にゆっくり 回す 頭を左右にゆっくり 倒す 12 両手を胸の前であわせ 手首を左右に倒す 腕を上げ 手を握ったり 開いたりする 5
6 REHABILITATION HANDBOOK パーキンソン 体 操 を10 20 くと 体 が 安 定 します 柔 軟 運 動 腰 と 脚 の 筋 肉 を 軟 ら かくします ねじり 運 動 体 の 横 側 の 筋 肉 を 軟 ら かくします 背 筋 を 伸 ばす 運 動 体 や 腕 の 筋 肉 を 伸 ばし 姿 勢 をよくします 13 14 15 16 壁 に 向 かって 立 ち 両 手 を 壁 に つ い て 胸 を 壁 につけ るつもりで 背 筋 を 伸 ばす 立 ったまま 体 をゆっくり 前 に 曲 げる 立 ったまま 体 をゆっくり 左 右 にひねる 壁 を 背 にして 立 ち 背 中 を 壁 につける ようにする 着 するときはイスに 分 に 近 き 体 をできるだけ にかがめて っくりと 腰 をおろします
17 19 18 イスまたは ベッド の 端 に 座り 両 手を 頭の後ろに組 み 体 を ゆっ くり前 後に曲 げ伸ばす 横になって行う運動 両手を頭の後 ろに組み 体を ゆっくり左右に ひねる アゴを引いて体を 前に曲げて立ち上 がり 体を前に曲 げて座る 20 あおむけに寝て自転車をこぐように 両足をクルクル回す 21 23 あおむけに寝て両足を曲げ 左 右に ゆっくりひねる 24 あおむけに寝て両足 を曲げ起き上がる 立ったり座ったりしにくい患者さ んでも畳やフトンの上でできる 運動です 22 あおむけに寝て両足を曲げお尻を 上げる うつぶせに寝てゆっくり 上肢と上体を起こす 7
8 REHABILITATION HANDBOOK 筋肉や関節を軟らかくする訓練 ゆっくりと痛みのない範囲 で行ってください 体の動きが少なくなると 関節や筋肉が硬くなり拘縮が起こりやすくなります 拘縮予防のためには 関節の曲げ 伸ばしの運動や前屈姿勢を矯正する訓練 バランス訓練等が大切です 変形 拘縮を起こしやすい部位 背筋を伸ばす訓練 壁に向かって立ち 両手を 壁について 胸を壁につけ るつもりで背を伸ばす アゴが前に出て 首が曲がる うつぶせに寝て 床に両手をつい て ゆっくり上体 を起こす 肩が前へ出る 体が前に曲がる 手首が上にあがり 指のつけ根が曲がる 両手を頭の後ろに 上げて胸を広げる ヒザが曲がる 足指が曲がる 拘縮予防の訓練 これらの訓練は医師や理学療 法士 作業療法士によって行 われます ヒジが曲がる 肩を上げ下げする
ヒジを 曲 げ 伸 ばす 足 を 外 に 広 げる 脚 の 裏 の 筋 肉 を 伸 ばす ❶ 片 方 の 手 で 股 関 節 と 膝 関 節 を 曲 げる ❷ 次 に 反 対 の 手 で 太 ももを 下 に 押 す 手 首 を 上 げ 下 げする 親 指 を 横 に 広 げ 他 の 指 を 伸 ばす 片 方 の 手 で 足 を 固 定 し 反 対 側 の 手 でかかとを 握 り 腕 で 足 の 裏 を 押 す 9
10 REHABILITATION HANDBOOK 症状の改善に役立つ訓練 バランス障害 ステージが進むと体 のバランスが悪くな り 転倒しやすくなる ので バランスを保 つ訓練を行います 四つ這いでのバランス訓練 交互に足を台にあげての バランス訓練 一人の時はバラ ンスを崩したとき のため すぐつか まれるものがある ところで行う 10cm の高さ 片ヒザ立ててのバランス訓練 片方のヒザを立て てヒザ立ちをする 次に左右の手を前 に上げたり横に広 げたりする 四つ這いで片方の手を上げ 次に反対側の足を 上げる その際できるだけヒジとヒザをまっす ぐに伸ばす 簡単にできるようになったら同じ 側の手と足を上げる 二人組のものは 医師や理学療法士 作業療法士の指導で行います ボールを使ったバランス訓練 後ろや横に押 してバランス を保つ訓練
歩 行 歩き始めると歩幅がだんだん小刻みになり次いで早足になる 突進歩行 や すくみ足 などに有効な訓練です いずれも転倒の恐れ がありますので 医師や理学療法士 作業療法士の指示を受け 自宅で行う場合は介助者に横についてもらって実施して下さい 訓練の他にも毎日散歩をするのも大変効果があります スラローム歩行 ポイント 姿勢をまっすぐに保つ カカトをしっかり地面 につけて歩く 立った 姿 勢 で １ ２ ３ と号令 をかけながら 足踏みをする 狭いところ を歩く訓練 一定の間隔の目印をまたぎ歩いたり 音や合図に合わせて歩く 台やイス 壁などを利用して狭い場 所をつくって歩く 上達したら 徐々 に間隔を狭める 等間隔に目印を置き 縫う ようにして歩く 上達したら 徐々に間隔を狭める 坂道を歩く訓練 下り坂は特に突進 歩行がでやすいの で注意が必要 階段昇降訓練 転んでケガをしないように 必ず 手すりのある階段で行う 11
12 REHABILITATION HANDBOOK 症状の改善に役立つ訓練 立ち上がりと方向転換の訓練 歩きながらの方向転換の訓練 方向転換 立つときも着席するときもア ゴを引いておじぎをするのが コツ イスに倒れ込んだり 急に落下しないように 注意すること 両足を肩幅くら いに開き 足を 交差させないよ うに歩きながら 方向を変える すくみ足 すくみ足の姿勢 すくみ足 とは 足があたかも地面に張り付いたように離れなくなる状態のことです このときの姿勢は 前屈みで体のバランスが崩れていたり 目は床の上を見ていたり カカトが地面についていなかったり ヒザが曲がっていたりすることがあるので注意しましょう 深呼吸をする 視線を足元から 遠くへそらす 足をつま先か ら上げ カカト からつくよう に出す 床に目印となる 線などがある場 合は それを股 越すようにする 介助者がいる 場合は 具体 的に動作を指 示し号令など をかける
ベッドへのアプローチ すくみ足により ベッドの前まで行って 倒れ込んでしまう場合があります このような時は ベッドの側方から孤を描くようにして近づくか 両手をついてベッドに上がるのがよいでしょう 1 1 2を描くように近づく ❶ ベッドの側方から孤 2 ❷ ヒザ の 裏 が ベッド に 触れるのを確認したら 上半身を前に曲げな がらベッドに手をつく ❷ 両手をついて 片足づつ ベッドにあがる ❸ 上半身を深く前に曲げて ゆっくり腰をおろす ❸ 四つ這いでベッドの中央に 移動する ❹ 上体をゆっくり 起こす ❹ 片側のお尻から ゆっくりおろす 方法が困 ❶ 1 の2 難な場合 前方 よりヒザ前面が つくまで近づく 13
14 REHABILITATION HANDBOOK 症 状 の 改 善 に 役 立 つ 訓 練 座 る 時 ❶ イスにできるだけ 近 づきヒザの 裏 がイスに 触 れる ようにする ❷ 体 を 前 に 大 きく 曲 げ 両 手 をイス の 端 あるいはヒジ 掛 けに 置 く ❸ そしてゆっくり 腰 をおろす 立 つ 時 ❷ 足 をできるだけ 手 前 に 引 き 体 を 大 きく 前 に 曲 げアゴを 引 き 次 に 手 でイスを 押 しながら 立 ち 上 がる ❶ お 尻 をイスの 端 までずらす ❸ 助 けてもらう 時 は 前 から 引 っ 張 るの ではなく 後 ろか ら 背 中 の 上 の 方 を 押 し 上 げてもら うようにする
鼻からできるだけ深くゆっくりと息を吸い込み 次いで 口から思いきり息を吐き出す 一人の場合 風ぐるま あおむけに寝て 枕 本などでも良い を お腹の上に置き 鼻から息を吸って 口から息を吐く その際枕が上下に動く ようにお腹で呼吸する ア イ ウ エ オの音を大きな声で はっきり発音する 二人の場合 パ タ カ ラ 胸に手をあて 深呼吸する 長めのタオルやさらし などを胸に巻き 息を 吐く時に両手で引き深 呼吸する あおむけになり胸に手をあててもらい 深呼吸する 正しい呼吸ができていると 呼吸のたびに胸が風船のようにふくら んだり しぼんだりするので これを胸 に手を当てた人に確認してもらう 口に空気をためて 左右に動かす パ タ カ ラと はっきり発音し 繰り返す 唇のまわりを舌 でナメる 15
16 REHABILITATION HANDBOOK 暮らしの中 の 工夫 食事の時 パーキンソン病により日常生活に困難な問題が生じることがあります しかし人に頼らず 自分のことは できるだけ自分で行う ことは それだけでも立派なリハビリテーションですし 主体性や自立を促す意味 でもとても大切なことです 家族の方は 必要な時にだけ手を貸すことを心掛けながら 患者さんの悩みや 不安をよく理解して 温かい態度と励ましの言葉で患者さんを支えてあげて下さい ステージが進むと 食べ物の飲み込みが悪くなりがちです 固いものは柔らかく煮たり すりつぶしたり 液状の ものはトロミをつけるなど食べやすいように調理法を工夫しましょう 市販の介護食の利用も良いでしょう また食事の姿勢や食器の使い方にも注意して 時間をかけても自分で食べられるようにすることが大切です 食事中 茶わんを左手に持ちながら 右手でおかずを取るなど ２つの動作を同時にすること が困難な場合が多いので ひとつひとつの動作を確実 にするようにする しながら しながら しながら 肘掛けつきの いす 顎が引けている あるいは少し湿ったタオル 市販の滑り止めマット あるいは少し湿ったタオル スプーンやフォークは 握りが大きく 使いや すいものを選ぶ 足底が床につく すくいやすい食器や 飲みやすいコップを選ぶ 足が浮いている 調 理 やわ ら か ソ フト 食 野菜の煮物 マット 食べ物をうまく飲み込めない場合は 柔らかく煮たり すりつぶしたりする マット マット 食器やコップを固定する場合は 吸盤付き の滑り止めマットや湿したタオルをしく マット 座位が安定しないと 飲み込みにくいので 安定した座位をとる 角度が 強いものは ダメ 市販の滑り止めマット あるいは少し湿ったタオル 市販の滑り止めマット 食 器 市販の滑り止めマット あるいは少し湿ったタオル 顎が突き出している 断面図 飲み込みの状態に合わせて加工された 市販の介護食もあります
入 浴 の 時 狭 いところでは 急 に 動 きが 悪 くなる 場 合 があります お 風 呂 やトイレに 入 る 時 は 近 くの 人 が 大 丈 夫 かどうか 声 を かけて 安 全 の 確 認 をすることが 大 切 です また 安 全 のため 浴 槽 の 環 境 整 備 は 早 めに 行 いましょう 入 浴 のポイント (1) 入 浴 はできるだけ 体 調 の 良 い 時 間 帯 を 選 ぶ (2)お 湯 の 温 度 は40 度 くらいが 適 当 (3) 特 に 冬 場 などは 脱 衣 所 を 温 かくしておく (4) 入 浴 時 間 は10 分 くらいが 適 当 体 力 や 好 みにあわ せて 少 しずつ 時 間 をのばす (5) 浴 槽 への 出 入 りを 容 易 にし 手 すりや 踏 み 台 滑 り 止 めマットなどを 整 えるなど 環 境 整 備 を 行 う 浴 槽 の 出 入 り (やりやすい 方 法 を 選 んでください) ❶ 壁 に 取 り 付 けた 手 すりあるいは 簡 易 浴 槽 手 すり(バスアーム) 等 を 握 り 片 足 ずつ 浴 槽 に 入 る ❷ 浴 槽 のエプロン 部 または 台 な どに 手 をつき 片 足 ずつ 浴 槽 に 入 る ❸ 浴 槽 のエプロン 部 または 台 やイスなどにひとまず 腰 掛 け 片 足 ずつ 浴 槽 に 入 る 注 )パーキンソン 病 の 方 は 特 に 後 方 へのバランスが 悪 いので 一 般 に 指 導 される ❸の 方 法 は 難 しい 場 合 があります 理 学 療 法 士 や 作 業 療 法 士 に 適 切 な 指 導 を 受 けて 下 さい 17
18 REHABILITATION HANDBOOK 暮 らしの 中 の 工 夫 更 衣 トイレ 寝 具 着 替 えの 動 作 はバランスを 崩 しやすい ので 座 って 行 うようにしましょう トイレは 洋 式 の 方 が 立 ち 座 りが 簡 単 で す 動 作 が 緩 慢 な 場 合 はなるべく 早 め にトイレに 行 って 用 意 しておくようにし ましょう 敷 き 布 団 やマットレスは 固 めのものを 選 びましょう 床 ずれ 予 防 のエアマット 等 を 使 用 する 場 合 は 安 定 性 が 得 られに くいので 注 意 が 必 要 です 衣 服 はゆったりとした 前 開 きのものを 選 ぶ マジックテープやファス ナーで 簡 単 に 着 脱 できる ものもある 立 ち 座 り 動 作 や 座 位 の 安 定 を 助 けるために 手 す りを 設 置 する ベッドの 高 さは 足 が 床 について 立 ち 上 がりが 容 易 な 高 さにする 靴 は 着 脱 が 容 易 で 足 に 合 ったものを 選 ぶ カカトやつま 先 を 高 くして 重 心 を 調 整 する 場 合 もある 便 器 の 高 さ は 足 が つ いて 立 ち 上 がりが 容 易 な 高 さ に す る 一 般 的 に 40cm 前 後 がよい 掛 け 布 団 は 軽 くて 体 にまとわりつか ないものを 選 ぶ
住 環 境 整 備 家 事 や 家 庭 内 での 作 業 は 楽 に 体 を 動 かせるように 家 具 類 の 配 置 を 調 整 することが 大 切 です また 転 倒 防 止 のためにも 患 者 さんがよく 歩 く 場 所 へ 物 を 置 かないように 注 意 しましょう さ 硬 さ 動 バー 等 の ー は 理 して テープで 固 定 さの 度 にあわせて 中 の を 修 のプラン や な ど の 決 定 などは 理 療 法 作 療 法 ご の 方 は の 支 援 支 援 セン ターの ージ ー 等 に ご 下 さい ーキング 目 すくみ 足 のでやすい 方 は 床 に 歩 きやすい 幅 で カラーテ ープ 等 で 目 印 をつけると 歩 き やすい 場 合 があります さな 段 差 は 転 倒 の になりやすいものです 車 イス 使 用 の 方 はク ビ 状 の などでスロープをつくり 段 差 をなくしま すが 歩 くことができる 方 は 目 立 つカラーテープで 段 差 であ ることの 目 印 をつけることも 一 つの 方 法 です 参 考 文 献 山 永 裕 明 野 尻 晋 一 図 説 パーキンソン 病 の 理 解 とリハビリテーション 三 輪 書 店. 2010 提 供 協 和 発 酵 キリン 株 式 会 社 企 画 制 作 リノ メディカル 株 式 会 社 19
KK-16-01-12577 www.kksmile.com NRT0088A16B 2016 年 2 月