資 料 2 有 害 情 報 生 活 習 慣 の 乱 れなど 携 帯 電 話 利 用 に 伴 う 弊 害 から 社 会 総 がかりで 子 供 を 守 る( 素 案 ) - 携 帯 電 話 問 題 ワーキンググループ 取 りまとめ - ポイント 1 基 本 的 な 視 点 (1) 教 育 再 生 懇 談 会 第 一 次 報 告 に 沿 った 具 体 的 実 効 的 な 取 組 を 行 う (2) 取 組 を 行 う 前 提 として 関 係 者 は 協 力 して 保 護 者 や 子 供 に 対 して 携 帯 電 話 の 危 険 性 を 含 めた 情 報 リテラシー 教 育 を 徹 底 する 保 護 者 は 家 庭 内 でルールを 定 める 2 必 要 のない 限 り 小 中 学 生 に 携 帯 電 話 を 持 たせないための 取 組 (1) 子 供 に 携 帯 電 話 を 持 たせるかどうかは 保 護 者 が 携 帯 電 話 の 利 便 性 や 有 害 性 を 認 識 し た 上 で 子 供 の 年 齢 や 発 達 段 階 に 応 じて 主 体 的 に 決 める (2) 地 域 の 実 情 に 応 じて 地 域 住 民 団 体 などは 子 供 や 保 護 者 の 自 主 的 取 組 を 促 すための 啓 発 活 動 を 行 う 行 政 は 情 報 提 供 普 及 啓 発 などの 支 援 を 行 う (3) 教 育 委 員 会 や 学 校 は 小 中 学 校 への 原 則 持 込 禁 止 など 学 校 における 携 帯 電 話 の 取 扱 い に 関 する 方 針 を 明 確 化 する (4) 公 衆 電 話 事 業 者 などは 一 定 台 数 の 公 衆 電 話 の 確 保 や 公 衆 電 話 の 利 便 性 向 上 に 配 慮 する 3 通 話 機 能 などに 限 定 した 携 帯 電 話 の 普 及 のための 取 組 (1) 子 供 に 携 帯 電 話 を 持 たせる 場 合 保 護 者 は 携 帯 電 話 の 危 険 性 も 十 分 踏 まえた 上 で 必 要 な 機 能 に 限 定 した 携 帯 電 話 を 持 たせる (2) 携 帯 電 話 事 業 者 と 保 護 者 青 少 年 育 成 団 体 学 校 などが 連 携 し 機 能 限 定 携 帯 電 話 の 周 知 を 行 うとともに 新 たな 販 売 チャネルを 開 拓 して 需 要 を 拡 大 する 携 帯 電 話 事 業 者 は ニーズに 合 った 機 種 の 開 発 販 売 などに 取 り 組 む 行 政 は 普 及 啓 発 などの 支 援 を 行 う 4 フィルタリングサービス 利 用 推 進 のための 取 組 (1) 子 供 がインターネット 接 続 機 能 の 付 いた 携 帯 電 話 を 使 用 する 場 合 保 護 者 は 子 供 の 年 齢 や 発 達 段 階 に 応 じたフィルタリングサービスを 利 用 させる (2) 携 帯 電 話 事 業 者 フィルタリング 会 社 は 販 売 店 における 説 明 の 徹 底 や 地 方 自 治 体 や 学 校 との 連 携 などを 通 じて フィルタリングの 普 及 啓 発 精 度 向 上 年 齢 別 のサービス 提 供 などに 取 り 組 む サイトの 運 営 事 業 者 は 監 視 体 制 や 閲 覧 防 止 体 制 の 強 化 に 取 り 組 む 行 政 はフィルタリングの 普 及 啓 発 や 技 術 開 発 などの 支 援 を 行 う 5 最 後 に 教 育 再 生 懇 談 会 としては 全 ての 関 係 者 に 対 して 以 上 に 述 べた 取 組 を 早 急 に 講 ずるこ とを 強 く 求 めたい また 国 に 対 しては おおむね3 年 後 を 目 途 に 施 策 全 体 の 検 証 を 行 い その 結 果 に 基 づ いて 法 的 措 置 を 含 め 必 要 な 対 応 策 を 迅 速 に 講 ずることを 要 請 する
有 害 情 報 生 活 習 慣 の 乱 れなど 携 帯 電 話 利 用 に 伴 う 弊 害 から 社 会 総 がかりで 子 供 を 守 る( 素 案 ) ー 携 帯 電 話 問 題 ワーキンググループ 取 りまとめ ー 近 年 の 情 報 化 の 進 展 により パソコンや 携 帯 電 話 ゲーム 機 などを 利 用 した 様 々なコミ ュニケーションが 子 供 の 生 活 に 急 速 に 浸 透 しつつある これらの 情 報 機 器 は 生 活 上 有 益 なものではあるが 一 面 では 猥 褻 情 報 や 暴 力 犯 罪 いじめを 誘 発 する 情 報 などの 有 害 情 報 が 子 供 に 悪 影 響 を 与 えるとともに 子 供 の 生 活 習 慣 の 乱 れ 対 人 関 係 の 希 薄 化 本 離 れ 地 域 との 触 れ 合 いの 減 少 などの 弊 害 も 指 摘 されるよ うになり 大 人 社 会 としての 対 応 が 求 められている 特 に 携 帯 電 話 は 近 年 著 しく 高 機 能 化 が 進 み 子 供 からみた 利 便 性 が 増 す 一 方 で パソ コンと 異 なり 子 供 各 人 が 一 台 所 有 し 保 護 者 の 目 が 行 き 届 かなくなりがちという 特 徴 がある ため 子 供 による 携 帯 電 話 の 使 用 利 用 について 特 段 の 教 育 的 配 慮 が 必 要 である 1 基 本 的 な 視 点 (1) 教 育 再 生 懇 談 会 第 一 次 報 告 に 沿 った 具 体 的 実 効 的 な 取 組 を 行 う 携 帯 電 話 利 用 に 伴 う 弊 害 から 子 供 を 守 るため 教 育 再 生 懇 談 会 第 一 次 報 告 ( 平 成 20 年 5 月 26 日 )に 従 い 1 必 要 のない 限 り 小 中 学 生 が 携 帯 電 話 を 持 つことがないよう 保 護 者 学 校 はじめ 関 係 者 が 協 力 する 2 安 全 確 保 などの 観 点 から 小 中 学 生 に 携 帯 電 話 を 持 たせる 場 合 まず 通 話 機 能 などに 限 定 した 携 帯 電 話 を 推 進 する 3インターネット 接 続 機 能 の 付 いた 携 帯 電 話 を 持 たせる 場 合 必 ずフィルタリングサ ービスを 利 用 する という 方 向 で 具 体 的 実 効 的 な 取 組 を 講 ずる 特 に 小 学 生 について 携 帯 電 話 を 持 つことがないようにする やむを 得 ず 携 帯 電 話 を 持 たせる 場 合 は 機 能 限 定 携 帯 電 話 とする との 取 組 を 重 視 すべきである (2) 取 組 を 行 う 前 提 として 関 係 者 は 協 力 して 保 護 者 や 子 供 に 対 して 携 帯 電 話 の 危 険 性 を 含 めた 情 報 リテラシー 教 育 を 徹 底 する 保 護 者 は 家 庭 内 でルールを 定 める 子 供 は 大 人 への 成 長 の 過 程 で インターネットの 安 全 な 利 用 法 を 身 に 付 けなければ ならず 保 護 者 学 校 はじめ 関 係 者 は 子 供 一 人 一 人 の 年 齢 や 発 達 段 階 に 合 った 対 策 を 講 ずる 必 要 がある 携 帯 電 話 をめぐる 現 状 は 深 刻 であり 安 易 に 対 応 を 保 護 者 任 せ 業 界 任 せ 学 校 任 せ にせず 社 会 全 体 で 取 り 組 む 課 題 であることを 強 く 自 覚 すべきである [ 参 考 1~5] -1-
子 供 の 教 育 の 原 点 は 家 庭 にある 保 護 者 は 適 切 に 情 報 を 取 捨 選 択 する 情 報 リテラ シー 能 力 を 自 ら 身 に 付 けるとともに 子 供 との 話 合 いを 通 じて 子 供 の 携 帯 電 話 の 使 用 や 利 用 に 関 する 家 庭 内 のルールを 作 らなければならない 保 護 者 は 携 帯 電 話 の 利 用 のルールに 関 する 子 供 との 認 識 に 乖 離 が 生 じている 事 例 があることに 留 意 した 上 で ルールの 徹 底 や 点 検 に 努 めなければならない [ 参 考 6] 携 帯 電 話 事 業 者 学 校 関 係 団 体 行 政 は 互 いに 協 力 し 保 護 者 や 子 供 の 情 報 リ テラシー 能 力 を 高 める 取 組 を 行 わなければならない その 際 携 帯 電 話 事 業 者 は 携 帯 電 話 が 子 供 を 危 険 にさらすおそれがあることを 強 く 自 覚 して 積 極 的 に 協 力 すべきで ある 2 必 要 のない 限 り 小 中 学 生 に 携 帯 電 話 を 持 たせないための 取 組 (1) 子 供 に 携 帯 電 話 を 持 たせるかどうかは 保 護 者 が 携 帯 電 話 の 利 便 性 や 有 害 性 を 認 識 した 上 で 子 供 の 年 齢 や 発 達 段 階 に 応 じて 主 体 的 に 決 める 保 護 者 や 子 供 が 携 帯 電 話 の 危 険 性 を 十 分 理 解 しないまま 強 制 的 に 子 供 から 携 帯 電 話 を 取 り 上 げようとしても 反 発 を 招 いて 効 果 が 期 待 できない 上 携 帯 電 話 の 利 用 に 関 する 正 確 な 知 識 を 持 たない 使 用 を 誘 発 しトラブルへの 的 確 な 対 応 が 難 しくなるおそ れもあり 問 題 の 解 決 につながらない 子 供 に 携 帯 電 話 を 持 たせるかどうかは 一 義 的 には 保 護 者 が 携 帯 電 話 の 利 便 性 や 危 険 性 を 十 分 認 識 した 上 で 子 供 の 年 齢 や 発 達 段 階 に 応 じ 子 供 と 十 分 話 し 合 って 決 めなければならない 保 護 者 は 子 供 を 守 る 責 任 を 強 く 自 覚 した 上 で 毅 然 とした 判 断 をすべきである (2) 地 域 の 実 情 に 応 じて 地 域 住 民 団 体 などは 子 供 や 保 護 者 の 自 主 的 取 組 を 促 すため の 啓 発 活 動 を 行 う 行 政 は 情 報 提 供 普 及 啓 発 などの 支 援 を 行 う ののいちまち 石 川 県 野 々 市 町 では 地 域 住 民 団 体 が 主 体 となり 小 中 学 生 に 携 帯 電 話 は 必 要 ない ことを 小 中 学 生 保 護 者 町 民 に 浸 透 させる 啓 発 活 動 を 推 進 している 本 取 組 は 携 帯 電 話 の 利 便 性 や 危 険 性 を 説 明 した 上 で 子 供 や 保 護 者 の 自 主 的 取 組 を 促 すものであ り 広 く 保 護 者 町 民 の 支 持 を 集 めている 東 京 都 ( 教 育 庁 )や 群 馬 県 伊 勢 崎 市 (PTA 団 体 校 長 会 市 教 委 )では 本 年 10 月 に 必 要 のない 限 り 子 供 に 携 帯 電 話 を 持 たせないことなどの 呼 びかけを 行 っ ており 他 の 地 域 においても 同 様 の 取 組 がなされている [ 参 考 7] -2-
行 政 は 地 域 社 会 や 学 校 関 係 者 などが 中 心 となった 保 護 者 や 子 供 に 対 する 啓 発 活 動 について 取 組 契 機 取 組 概 要 成 果 などを 整 理 した 優 良 事 例 集 を 作 成 し 情 報 提 供 や 普 及 啓 発 を 行 ったり 取 組 主 体 となる 地 域 住 民 団 体 の 組 織 化 や 講 師 派 遣 先 進 地 域 視 察 各 種 会 合 の 開 催 をはじめとする 活 動 の 普 及 定 着 に 対 して 支 援 を 行 う 文 部 科 学 省 では 青 少 年 を 取 り 巻 く 有 害 環 境 対 策 の 推 進 に 取 り 組 んでおり この 中 で 子 供 や 保 護 者 の 自 主 的 取 組 を 地 域 ぐるみで 促 すための 啓 発 活 動 を 支 援 する 事 業 を 行 うことが 考 えられる [ 参 考 8] (3) 教 育 委 員 会 や 学 校 は 小 中 学 校 への 原 則 持 込 禁 止 など 学 校 における 携 帯 電 話 の 取 扱 いに 関 する 方 針 を 明 確 化 する 教 育 委 員 会 や 学 校 は 子 供 の 発 達 段 階 を 踏 まえつつ 各 学 校 や 地 域 の 実 態 に 応 じて 小 中 学 校 への 子 供 の 携 帯 電 話 の 持 込 みの 原 則 禁 止 を 内 容 とする 指 針 を 作 成 するなどし て 学 校 における 携 帯 電 話 の 取 扱 いに 関 する 方 針 を 明 確 化 し 生 徒 及 び 保 護 者 への 周 知 子 供 に 対 する 指 導 の 徹 底 を 行 う [ 参 考 5( 再 掲 )] (4) 公 衆 電 話 事 業 者 などは 一 定 台 数 の 公 衆 電 話 の 確 保 や 公 衆 電 話 の 利 便 性 向 上 に 配 慮 する 携 帯 電 話 を 持 たない 子 供 のために 連 絡 手 段 としての 公 衆 電 話 の 確 保 が 重 要 である 公 衆 電 話 事 業 者 は ユニバーサルサービスとして 一 定 台 数 の 公 衆 電 話 を 確 保 するとと もに 鉄 道 事 業 者 や 学 校 学 習 塾 なども 公 衆 電 話 事 業 者 と 協 力 して 駅 などの 利 便 性 の 高 い 場 所 での 公 衆 電 話 などの 確 保 設 置 台 の 高 さなど 子 供 が 使 いやすい 条 件 整 備 に 努 める [ 参 考 9] 3 通 話 機 能 などに 限 定 した 携 帯 電 話 の 普 及 のための 取 組 ( 1 ) 子 供 に 携 帯 電 話 を 持 たせる 場 合 保 護 者 は 携 帯 電 話 の 危 険 性 も 十 分 踏 まえた 上 で 必 要 な 機 能 に 限 定 した 携 帯 電 話 を 持 たせる 非 常 時 の 連 絡 や 通 学 時 の 安 全 確 保 などの 理 由 から 保 護 者 が 子 供 に 携 帯 電 話 を 持 たせ る 場 合 保 護 者 は 携 帯 電 話 の 利 便 性 だけでなく 危 険 性 も 十 分 踏 まえた 上 で 必 要 な 機 能 に 限 定 した 携 帯 電 話 を 持 たせるようにする その 際 相 手 先 限 定 の 通 話 機 能 やG PS 機 能 のみの 携 帯 電 話 や これらの 機 能 に 緊 急 連 絡 用 のメール 機 能 を 付 加 した 携 帯 電 話 を 持 たせることは 有 効 な 対 応 の 一 つと 考 えられる 携 帯 電 話 事 業 者 各 社 においては 教 育 再 生 懇 談 会 第 一 次 報 告 の 趣 旨 も 踏 まえ 機 能 限 定 携 帯 電 話 の 販 売 を 既 に 開 始 したり 来 春 に 向 けて 販 売 開 始 を 計 画 検 討 する 動 きがあり このような 機 能 限 定 携 帯 電 話 を 積 極 的 に 活 用 すべきである [ 参 考 10~ 13] -3-
(2) 携 帯 電 話 事 業 者 と 保 護 者 青 少 年 育 成 団 体 学 校 などが 連 携 し 機 能 限 定 携 帯 電 話 の 周 知 を 行 うとともに 新 たな 販 売 チャネルを 開 拓 して 需 要 を 拡 大 する 携 帯 電 話 事 業 者 は ニーズに 合 った 機 種 の 開 発 販 売 などに 取 り 組 む 行 政 は 普 及 啓 発 な どの 支 援 を 行 う 機 能 限 定 携 帯 電 話 の 本 格 的 普 及 のためには 携 帯 電 話 事 業 者 の 努 力 だけでは 不 十 分 である 携 帯 電 話 事 業 者 と 保 護 者 学 校 青 少 年 育 成 団 体 などが 連 携 して 機 能 限 定 携 帯 電 話 の 周 知 理 解 を 促 進 し 新 たな 販 売 チャネルを 開 拓 して 需 要 を 拡 大 しなけ ればならない [ 参 考 14 15] PTAなど 青 少 年 育 成 団 体 は 教 育 委 員 会 などと 連 携 して 機 能 限 定 携 帯 端 末 の 推 奨 制 度 や 推 奨 マークの 付 与 (シールの 貼 付 など)などの 仕 組 みを 作 る また 青 少 年 育 成 団 体 や 学 校 などが 協 力 して 機 能 限 定 携 帯 電 話 のメリットの 周 知 携 帯 電 話 の 学 校 への 持 込 ルールの 明 確 化 ( 携 帯 電 話 の 学 校 への 持 込 みを 認 める 場 合 機 能 限 定 携 帯 電 話 に 限 定 ) 学 校 を 通 じた 申 込 ルートの 構 築 などを 行 う 携 帯 電 話 事 業 者 は CSR( 企 業 の 社 会 的 責 任 )の 一 環 として 青 少 年 育 成 団 体 や 学 校 などと 連 携 して 事 業 者 の 共 同 キャンペーンも 含 めた 機 能 限 定 携 帯 電 話 の 積 極 的 なPRを 行 い 小 学 生 にできる 限 り 機 能 限 定 携 帯 電 話 を 推 奨 するほか 市 場 ニーズに 合 った 機 能 限 定 携 帯 電 話 の 開 発 販 売 に 取 り 組 む 行 政 は 青 少 年 育 成 団 体 や 携 帯 電 話 事 業 者 などが 行 う 機 能 限 定 携 帯 電 話 の 普 及 啓 発 活 動 などを 支 援 する 品 川 区 で 行 われている 機 能 限 定 携 帯 電 話 の 小 学 生 への 無 償 貸 与 も 行 政 による 支 援 の 一 方 策 である 今 後 状 況 に 応 じて 必 要 があると 認 められる 場 合 は 子 供 への 機 能 限 定 携 帯 電 話 の 無 償 貸 与 についても 検 討 する ( ) 品 川 区 では ソフトバンクから まもるっち という 機 能 限 定 携 帯 電 話 ( 通 話 機 能 居 場 所 確 認 機 能 に 限 定 ) 端 末 を 購 入 し 区 内 全 小 学 生 ( 約 1 万 3 千 人 )に 無 償 貸 与 している [ 参 考 10( 再 掲 )] 4 フィルタリングサービス 利 用 推 進 のための 取 組 (1) 子 供 がインターネット 接 続 機 能 の 付 いた 携 帯 電 話 を 使 用 する 場 合 保 護 者 は 子 供 の 年 齢 や 発 達 段 階 に 応 じたフィルタリングサービスを 利 用 させる 保 護 者 が 子 供 にインターネット 接 続 機 能 の 付 いた 携 帯 電 話 を 持 たせる 場 合 子 供 を 守 る 最 後 の 手 段 として 有 害 情 報 へのアクセスを 制 限 できるフィルタリングサービス の 利 用 が 必 要 である 子 供 の 携 帯 電 話 から 安 易 にフィルタリングサービスを 外 すこと のないよう 保 護 者 は 真 剣 に 取 り 組 まなければならない 参 考 16-4-
( ) 青 少 年 が 安 全 に 安 心 してインターネットを 利 用 できる 環 境 の 整 備 等 に 関 する 法 律 では 保 護 者 が 子 供 用 携 帯 電 話 のフィルタリングサービスを 利 用 しない 旨 の 申 出 をしない 限 り 携 帯 電 話 ISPは フィルタリングサービスの 提 供 義 務 がある 保 護 者 は いわゆる ホワイトリスト ブラックリスト などのフィルタリング サービスの 仕 組 みを 正 しく 知 った 上 で 子 供 の 携 帯 電 話 の 利 用 に 関 する 家 庭 内 のルール を 定 めることにより 子 供 の 年 齢 や 発 達 段 階 に 応 じたフィルタリングサービスを 利 用 させなければならない (2) 携 帯 電 話 事 業 者 フィルタリング 会 社 は 販 売 店 における 説 明 の 徹 底 や 地 方 自 治 体 や 学 校 との 連 携 などを 通 じて フィルタリングの 普 及 啓 発 精 度 向 上 年 齢 別 のサ ービス 提 供 などに 取 り 組 む サイトの 運 営 事 業 者 は 監 視 体 制 や 閲 覧 防 止 体 制 の 強 化 に 取 り 組 む 行 政 はフィルタリングの 普 及 啓 発 や 技 術 開 発 などの 支 援 を 行 う 携 帯 電 話 事 業 者 は 携 帯 電 話 販 売 店 での 説 明 の 徹 底 地 方 自 治 体 や 学 校 との 連 携 な どを 通 じて 保 護 者 や 子 供 に 対 し ホワイトリスト ブラックリスト などのフ ィルタリングサービスの 仕 組 みや 趣 旨 などの 周 知 徹 底 を 行 う 携 帯 電 話 事 業 者 は C SRの 一 環 として 小 学 生 の 携 帯 電 話 についてできるだけ ホワイトリスト など 家 庭 での 利 用 方 針 等 に 適 したフィルタリングサービスを 利 用 するよう 保 護 者 に 推 奨 する ほか フィルタリング 会 社 などと 連 携 して フィルタリングサービスの 精 度 向 上 や 年 齢 別 フィルタリングサービスの 提 供 などの 選 択 肢 の 多 様 化 に 努 める 子 供 がアクセスするサイトの 運 営 事 業 者 は サイトの 健 全 性 を 確 保 しつつ 学 校 や インターネットの 適 切 な 利 用 に 関 する 活 動 を 行 う 団 体 などと 連 携 して サイトパトロ ールの 実 施 などの 監 視 体 制 や 有 害 情 報 の 閲 覧 防 止 体 制 の 強 化 に 取 り 組 む 行 政 は インターネットの 適 切 な 利 用 に 関 する 活 動 を 行 う 民 間 団 体 等 に 対 して フ ィルタリング 活 用 の 普 及 啓 発 やフィルタリングソフトの 技 術 開 発 調 査 研 究 等 に 対 す る 支 援 を 行 う 国 は 子 供 の 携 帯 電 話 のフィルタリングサービスの 利 用 状 況 やインターネット 上 の 有 害 情 報 などが 子 供 に 与 える 悪 影 響 の 状 況 について おおむね3 年 後 を 目 途 に 検 証 を 行 い 必 要 があると 認 められる 場 合 は 子 供 の 携 帯 電 話 におけるフィルタリン グサービス 利 用 の 在 り 方 についても 検 討 を 行 う ( ) 青 少 年 が 安 全 に 安 心 してインターネットを 利 用 できる 環 境 の 整 備 等 に 関 する 法 律 附 則 第 三 条 にお いて 政 府 は この 法 律 の 施 行 後 三 年 以 内 に この 法 律 の 施 行 の 状 況 について 検 討 を 加 え その 結 果 に 基 づいて 必 要 な 措 置 を 講 ずるものとする とされている -5-
5 最 後 に 携 帯 電 話 の 問 題 は 家 庭 学 校 地 域 の 教 育 力 が 問 われている 問 題 である 教 育 再 生 懇 談 会 としては 携 帯 電 話 利 用 に 伴 う 弊 害 から 社 会 総 がかりで 子 供 を 守 る ため 保 護 者 携 帯 電 話 事 業 者 学 校 地 域 社 会 をはじめとする 全 ての 関 係 者 に 対 し て 以 上 に 述 べた 取 組 を 早 急 に 講 ずることを 強 く 求 めたい また 国 に 対 しては 子 供 の 携 帯 電 話 を 取 り 巻 く 状 況 が 急 速 に 変 化 することを 踏 まえ おおむね3 年 後 を 目 途 に 施 策 全 体 の 検 証 を 行 い その 結 果 に 基 づいて 法 的 措 置 を 含 め 必 要 な 対 応 策 を 迅 速 に 講 ずることを 要 請 する -6-
[ 参 考 1] 携 帯 電 話 の 所 持 状 況 (1) 平 成 20 年 度 全 国 学 力 学 習 状 況 調 査 結 果 ( 文 部 科 学 省 )より 小 学 校 6 年 生 の32% 中 学 校 3 年 生 の63%が 携 帯 電 話 を 所 持 ( 2 ) 平 成 20 年 10 月 9 日 公 表 子 供 のインターネット 携 帯 電 話 利 用 についての 実 態 調 査 ( 東 京 都 教 育 庁 )より 小 学 生 の38% 中 学 生 の66% 高 校 生 の96%が 携 帯 電 話 を 所 持 [ 参 考 2] 携 帯 電 話 の 使 用 状 況 (1) 平 成 19 年 度 子 どもとメディアに 関 する 意 識 調 査 結 果 ( 日 本 PTA 全 国 協 議 会 )より 中 学 生 が 使 っている 携 帯 電 話 やPHSについて 通 話 以 外 に 使 った 機 能 をみると メ ールは96% インターネットは56% ( 2 ) 平 成 20 年 10 月 9 日 公 表 子 供 のインターネット 携 帯 電 話 利 用 についての 実 態 調 査 ( 東 京 都 教 育 庁 )より 中 高 校 生 による 携 帯 サイトの 平 均 利 用 時 間 メールの 平 均 利 用 回 数 をみると 中 学 生 はそれぞれ35 分 21 回 高 校 生 はそれぞれ63 分 20 回 [ 参 考 3] 携 帯 電 話 のメリット デメリット 平 成 19 年 5 月 第 5 回 情 報 化 社 会 と 青 少 年 に 関 する 意 識 調 査 報 告 書 ( 内 閣 府 )より 青 少 年 側 からみた 携 帯 電 話 のメリットについてみると 友 人 とのコミュニケーショ ン 生 活 の 楽 しさ 面 白 さ 行 動 範 囲 が 広 がったとの 声 が 多 い 保 護 者 側 からみたメリットについてみると 子 どもがいる 場 所 が 把 握 しやすくなっ た 帰 りが 遅 くなっても 心 配 がなくなった 登 下 校 塾 からの 帰 宅 時 などの 安 心 感 が 増 した と 声 が 多 い [ 参 考 4]インターネット 携 帯 電 話 利 用 に 係 るトラブルや 問 題 点 ( 1 ) 平 成 20 年 10 月 9 日 公 表 子 供 のインターネット 携 帯 電 話 利 用 についての 実 態 調 査 ( 東 京 都 教 育 庁 )より 携 帯 電 話 利 用 者 のうち およそ 小 学 生 の10 人 に1 人 中 学 生 の4 人 に1 人 高 校 生 の10 人 の3 人 が メール 携 帯 ネットでのトラブルを 経 験 主 なトラブルの 種 類 は チェーンメールを 流 された メールで 悪 口 個 人 攻 撃 を 受 けた プロフィールサイトに 誹 謗 中 傷 画 像 が 掲 載 された 出 会 い 系 サイトで 被 害 に 遭 った 遭 いそうになった (2) 警 察 庁 調 べ 平 成 20 年 上 半 期 に いわゆる 出 会 い 系 サイトを 利 用 して 犯 罪 被 害 にあった 児 童 は 356 人 出 会 い 系 サイトへのアクセス 手 段 として 携 帯 電 話 を 使 用 した 被 害 児 童 は 356 人 のうち350 人 で 98%を 占 める (3)ヒヤリングの 場 で 有 識 者 より 指 摘 された 問 題 点 及 び 事 例 ( 千 葉 大 学 教 育 学 部 藤 川 准 教 授 ) 過 度 の 携 帯 電 話 依 存 による 子 供 の 生 活 習 慣 の 悪 化 -7-
( 全 国 web カウンセリング 協 議 会 安 川 理 事 長 ) 援 助 交 際 しているように 受 け 取 られるようなプロフィールサイトを 勝 手 に 作 られたこ とにより クラスメートに 無 視 された 上 担 任 にも 疑 いの 目 を 向 けられ 不 登 校 にな った 例 web サイトの 掲 示 板 に 学 校 を 中 傷 する 嘘 の 書 込 みが 行 われ 入 試 の 倍 率 が 大 幅 に 落 ち 込 んだ 例 なりすましメールによって 親 しい 友 人 のメールアドレスを 装 ったメールを 送 信 され 友 人 関 係 が 破 壊 された 例 実 在 する 暴 力 団 を 名 乗 ったチェーンメール( 電 子 メール 版 不 幸 の 手 紙 )が 送 信 さ れ 不 安 や 恐 怖 心 を 抱 いた 例 なお 同 協 議 会 ではいわゆる 学 校 裏 サイト をデータベース 化 し 教 育 関 係 者 に 公 開 している [ 参 考 5] 文 部 科 学 省 や 教 育 委 員 会 による 子 供 の 携 帯 電 話 利 用 の 問 題 に 対 する 最 近 の 主 な 取 組 (1) 文 部 科 学 省 の 取 組 平 成 20 年 7 月 25 日 に 都 道 府 県 教 育 委 員 会 などに 対 して 携 帯 電 話 の 利 用 の 実 態 の 把 握 学 校 における 携 帯 電 話 の 取 扱 いに 関 する 方 針 の 明 確 化 ネット 上 のいじめ 等 に 対 する 取 組 の 徹 底 学 校 における 情 報 モラル 教 育 の 取 組 有 害 情 報 に 関 する 啓 発 活 動 の 推 進 を 求 める 通 知 を 発 出 (2) 東 京 都 教 育 庁 の 取 組 平 成 20 年 10 月 9 日 に 児 童 生 徒 保 護 者 関 係 者 等 に 対 して インターネットや 携 帯 電 話 に 係 るトラブルや 被 害 の 実 態 を 理 解 してもらい 注 意 喚 起 を 促 すとともに 具 体 的 な 行 動 を 呼 びかけるため 携 帯 電 話 の 取 扱 いに 関 するアピールを 発 出 (3) 横 浜 市 教 育 委 員 会 の 取 組 ケータイ ネット から 子 どもたちを 守 るための 提 言 ( 平 成 20 年 10 月 5 日 発 表 ) を 踏 まえ 10 月 30 日 に 市 内 小 中 学 校 に 対 して 携 帯 電 話 は 学 校 教 育 に 必 ずしも 必 要 でないことを 踏 まえた 携 帯 電 話 取 り 扱 いルール をおおむね 年 度 内 を 目 途 に 策 定 し 児 童 生 徒 への 徹 底 を 求 める 通 知 を 発 出 (4) 大 阪 府 教 育 委 員 会 の 取 組 携 帯 ネット 上 のいじめ 等 課 題 対 策 検 討 会 議 による とりまとめと 提 言 ( 平 成 20 年 12 月 3 日 公 表 )を 踏 まえ 府 内 市 町 村 教 育 委 員 会 に 対 して 小 中 学 校 は 学 校 への 児 童 生 徒 の 携 帯 電 話 の 持 ち 込 みについては 原 則 禁 止 とすること( 平 成 20 年 12 月 17 日 付 け 実 施 済 ) また 府 立 学 校 に 対 して 校 内 において 原 則 使 用 禁 止 とすることなど を 求 める 通 知 を 発 出 [ 参 考 6] 携 帯 電 話 の 利 用 のルールに 関 する 保 護 者 子 供 の 意 識 平 成 20 年 10 月 9 日 公 表 子 供 のインターネット 携 帯 電 話 利 用 についての 実 態 調 査 ( 東 京 都 教 育 庁 )より ルールを 決 めて 守 っている と 回 答 した 割 合 は 子 供 より 保 護 者 の 方 が 多 く 保 護 者 と 子 供 の 意 識 の 間 に 乖 離 がある 小 学 校 中 学 校 高 等 学 校 子 供 67. 6% 45. 6% 21. 5% 保 護 者 81. 3% 66. 9% 63. 6% -8-
[ 参 考 7] 必 要 のない 限 り 子 供 に 携 帯 電 話 を 持 たせないための 各 地 域 における 取 組 事 例 (1) 石 川 県 野 々 市 町 での 取 組 例 事 例 地 域 住 民 団 体 ( 町 内 会 PTA 商 工 会 スポーツ 少 年 団 など)が 主 体 となって 地 域 ぐるみで 子 供 に 携 帯 電 話 を 持 たせない 運 動 を 実 施 同 町 の 中 学 生 の 携 帯 電 話 所 持 率 が 低 下 ( 平 成 16 年 :22% 平 成 20 年 :11%) (2) 東 京 都 での 取 組 事 例 東 京 都 教 育 委 員 会 が 平 成 20 年 10 月 9 日 に 児 童 生 徒 保 護 者 学 校 の 先 生 に 対 して 必 要 のない 限 り 子 供 に 携 帯 電 話 を 持 たせないことを 内 容 とするアピールを 発 出 [ 参 考 5(2) 参 照 ] (3) 群 馬 県 伊 勢 崎 市 での 取 組 事 例 市 内 PTA 団 体 市 学 校 校 長 会 市 教 育 委 員 会 が 共 同 で 平 成 20 年 10 月 1 日 に 小 中 学 生 は 携 帯 電 話 を 持 たないことを 原 則 とすると 呼 びかけ (4) 群 馬 県 太 田 市 での 取 組 事 例 太 田 市 教 育 長 が 平 成 20 年 7 月 に 市 内 小 中 学 校 の 保 護 者 に 対 して 子 供 に 携 帯 電 話 を 持 たせないことを 呼 びかける 緊 急 アピールを 発 出 (5) 佐 賀 県 佐 賀 市 での 取 組 事 例 佐 賀 市 教 委 は 平 成 20 年 1 月 に 小 中 学 生 に 携 帯 電 話 を 持 たせるデメリットを 踏 まえ 小 中 学 生 には 原 則 携 帯 電 話 を 持 たせないことが 望 ましいとの 見 解 を 公 表 (6) 群 馬 県 前 橋 市 での 取 組 事 例 前 橋 市 小 中 養 護 学 校 PTA 連 合 会 は 平 成 19 年 11 月 に 市 内 小 中 養 護 学 校 の 保 護 者 に 対 して 子 供 の 要 求 に 負 けて 安 易 に 携 帯 電 話 を 持 たせないことを 呼 びかける 緊 急 ア ピールを 発 出 [ 参 考 8] 平 成 21 年 度 文 部 科 学 省 概 算 要 求 青 少 年 を 取 り 巻 く 有 害 環 境 対 策 の 推 進 の 概 要 平 成 21 年 度 概 算 要 求 において 文 部 科 学 省 は 有 害 環 境 から 子 供 を 守 るための 推 進 体 制 を 構 築 するため 地 域 における 取 組 体 制 の 構 築 や 有 害 情 報 に 関 する 普 及 啓 発 資 料 の 作 成 配 布 など 地 域 における 総 合 的 な 取 組 を 支 援 するのに 必 要 な 経 費 を 要 求 してい る [ 参 考 9] 公 衆 電 話 の 利 用 設 置 収 支 の 現 況 NTT 東 日 本 NTT 西 日 本 調 べ 公 衆 電 話 設 置 台 数 ( 平 成 19 年 度 末 ):32.9 万 台 ( 対 前 年 9%) 公 衆 電 話 の 県 内 通 信 回 数 ( 平 成 19 年 度 ):3.8 億 回 ( 対 前 年 19%) 公 衆 電 話 事 業 の 収 支 状 況 は 平 成 19 年 度 で73 億 円 の 赤 字 過 去 1 年 間 の 公 衆 電 話 の 利 用 頻 度 調 査 結 果 ( 平 成 18 年 3 月 実 施 無 作 為 抽 出 した 約 3,000 サンプル)では 月 1 回 以 上 の 利 用 は 全 体 の 約 18% また 約 53%が1 年 間 に1 回 も 利 用 していない -9-
[ 参 考 10] 品 川 区 まもるっち の 概 要 GPSを 活 用 した 所 在 地 確 認 機 能 により 緊 急 事 態 が 発 生 した 場 合 防 犯 ブザーが 鳴 るひもを 引 くとセキュリティーセンターで 居 場 所 が 分 かる 仕 組 みとなっている 通 話 機 能 により セキュリティーセンター 等 との 通 話 も 可 能 オプションとして 登 録 された2 回 線 とのみ 通 話 可 能 であり 登 録 回 線 以 外 の 電 話 と は 通 話 ( 発 着 信 )できない また 保 護 者 がセキュリティーセンター 経 由 で 子 供 の 居 場 所 を 確 認 できる 基 本 料 金 と 緊 急 時 のセキュリティーセンターとの 通 話 料 は 品 川 区 がソフトバンク 側 に 支 払 い オプションの 基 本 料 金 と 通 話 料 は 保 護 者 がソフトバンク 側 に 支 払 い [ 参 考 11 ]ソフトバンクモバイルの 取 組 ( まもるっち を 除 く ) 教 育 再 生 懇 談 会 第 一 次 報 告 の 主 旨 を 踏 まえ 平 成 20 年 10 月 から 機 能 を 制 限 した2 種 類 の 専 用 機 種 のテストマーケティングを 実 施 Aコースは 音 声 通 話 GPS 機 能 ( 位 置 ナビ) 機 能 に 限 定 Bコースは 音 声 通 話 GPS 機 能 ( 位 置 ナビ イドコロメー ル ) 大 音 量 ブザー メール 機 能 ( 送 受 信 制 限 ) 機 能 に 限 定 A Bコースとも ソフトバンク 直 営 店 で 顧 客 の 同 意 を 得 た 上 でスタッフが 機 能 制 限 の 設 定 をしており 顧 客 が 勝 手 に 機 能 制 限 を 解 除 できない 平 成 21 年 1 月 に 購 入 者 へ のアンケートを 実 施 予 定 帝 塚 山 小 学 校 ( 奈 良 県 ) 等 で 児 童 の 登 下 校 通 知 と 緊 急 時 の 安 否 確 認 を 目 的 とした 通 学 ケータイ を 展 開 機 能 は 音 声 +GPS+ 緊 急 連 絡 先 メールに 限 定 [ 参 考 12]NTTドコモの 取 組 通 話 とGPSに 機 能 を 限 定 した 携 帯 電 話 端 末 を 平 成 21 年 春 を 目 途 に 準 備 中 [ 参 考 13]KDDIの 取 組 平 成 20 年 10 月 27 日 より 音 声 通 話 とGPS( 安 心 ナビ) 機 能 に 限 定 した 携 帯 電 話 端 末 を 提 供 開 始 [ 参 考 14] 東 京 女 学 館 小 学 校 ( 東 京 都 渋 谷 区 )の 取 組 同 小 学 校 では 校 内 に 持 込 可 能 な 携 帯 電 話 は 家 庭 ( 家 族 ) 学 校 と 児 童 など 三 者 間 だけで 通 じるものに 限 定 した 上 で 学 校 が 機 種 を 指 定 している( 原 則 としてウィルコ ムの 安 心 だフォン のみ ) 携 帯 電 話 の 持 込 みに 当 たっては 学 校 の 許 可 が 必 要 で あり 学 校 はEメールを 使 用 しないことを 条 件 付 けている [ 参 考 15]ソフトバンクモバイルによる 機 能 限 定 携 帯 の 試 行 的 販 売 ソフトバンクモバイルが 平 成 20 年 10 月 から 試 行 販 売 中 の 機 能 限 定 携 帯 ( 参 考 11 参 照 ) の 販 売 実 績 は 対 象 店 舗 のコドモバイル 販 売 127 台 中 7 台 (10 月 1 日 ~12 月 11 日 の 間 全 国 16の 直 営 店 舗 ) 現 状 では 消 費 者 は 低 価 格 の 機 能 限 定 携 帯 電 話 より 別 のフル 機 能 の 携 帯 電 話 を 選 択 する 傾 向 にあり 機 能 限 定 携 帯 電 話 の 市 場 規 模 は 非 常 に 小 さいと 考 えられる -10-
[ 参 考 16]フィルタリングサービスの 利 用 状 況 (1) 平 成 20 年 10 月 20 日 公 表 携 帯 電 話 PHS 事 業 者 各 社 のフィルタリングサービス 利 用 者 数 実 績 ( 社 団 法 人 電 気 通 信 事 業 者 協 会 )より 平 成 20 年 9 月 末 : 4,545,810 平 成 20 年 3 月 末 : 3,426,000 平 成 19 年 9 月 末 : 2,101,000 ( 2 ) 平 成 20 年 10 月 9 日 公 表 子 供 のインターネット 携 帯 電 話 利 用 についての 実 態 調 査 ( 東 京 都 教 育 庁 )より 携 帯 電 話 を 持 っている 児 童 生 徒 及 びフィルタリング 付 加 の 割 合 携 帯 電 話 保 有 の 割 合 保 有 携 帯 電 話 における フィルタリング 付 加 の 割 合 小 学 生 38. 4% 37. 6% 中 学 生 66. 4% 33. 6% 高 校 生 96. 2% 15. 0% (3) 最 近 の 動 き フィルタリングサービスの 精 度 向 上 によりフィルタリングサービスの 多 様 性 選 択 性 を 確 保 するため 特 定 のサイトが 青 少 年 保 護 に 配 慮 したものか 否 かを 客 観 的 に 評 価 す る 第 三 者 機 関 (EMA(モバイルコンテンツ 審 査 運 用 監 視 機 構 ) I-ROI(イ ンターネットコンテンツ 審 査 監 視 機 構 ))の 活 動 が 開 始 されている -11-
携 帯 電 話 問 題 ワーキングチームにおけるヒヤリング 出 席 者 ( 一 覧 ) 敬 称 略 ( 青 少 年 育 成 団 体 等 ) 加 藤 秀 次 日 本 PTA 全 国 協 議 会 専 務 理 事 山 本 邦 継 石 川 県 野 々 市 町 ののいちっ 子 を 育 てる 町 民 会 議 事 務 局 長 安 川 雅 史 全 国 web カウンセリング 協 議 会 理 事 長 ( 学 校 ) 高 柳 信 夫 東 京 女 学 館 小 学 校 副 校 長 ( 携 帯 電 話 事 業 者 ) 嶋 聡 ソフトバンク 株 式 会 社 社 長 室 長 榊 原 啓 治 株 式 会 社 NTTドコモ 経 営 企 画 部 料 金 制 度 担 当 部 長 江 口 研 一 KDDI 株 式 会 社 渉 外 部 担 当 部 長 (サイト 運 営 事 業 者 ) 関 聡 司 楽 天 株 式 会 社 執 行 役 員 渉 外 室 室 長 ( 公 衆 電 話 事 業 者 ) 宇 都 宮 祐 子 東 日 本 電 信 電 話 株 式 会 社 コンシューマ 事 業 推 進 本 部 企 画 部 公 衆 電 話 サ ービス 部 門 部 門 長 ( 鉄 道 事 業 者 ) 鈴 木 浩 之 東 日 本 旅 客 鉄 道 株 式 会 社 事 業 創 造 本 部 課 長 三 九 二 和 孝 東 日 本 旅 客 鉄 道 株 式 会 社 事 業 創 造 本 部 課 長 ( 学 識 経 験 者 ) 藤 川 大 祐 千 葉 大 学 教 育 学 部 准 教 授 ( 行 政 ) 滝 渕 正 史 品 川 区 教 育 委 員 会 事 務 局 指 導 課 指 導 主 事 西 田 義 貴 東 京 都 教 育 庁 指 導 部 主 任 指 導 主 事 大 内 康 次 総 務 省 総 合 通 信 基 盤 局 電 気 通 信 事 業 部 消 費 者 行 政 課 課 長 補 佐 池 田 輝 司 文 部 科 学 省 スポーツ 青 少 年 局 青 少 年 課 長 岸 田 憲 夫 文 部 科 学 省 初 等 中 等 教 育 局 児 童 生 徒 課 生 徒 指 導 室 長 -12-