2014 年 度 の 路 線 価 が 発 表 されました! 2014 年 7 月 1 日 ( 火 )に 今 年 分 の 路 線 価 が 発 表 されました 路 線 価 とは 国 が 定 め る 相 続 税 の 計 算 をするための 基 準 となる 価 格 のことを 言 います 毎 年 7 月 国 税



Similar documents
2014_06_04 相続税関係セミナー [互換モード]

く) 取 得 した 特 例 対 象 宅 地 が 2 区 分 にまたがるときは 下 記 の 算 式 を 限 度 とする A 200/400 + B 200/330 + C 200 m2 A 選 択 特 例 対 象 宅 地 等 である 特 定 事 業 用 等 宅 地 等 の 面 積 の 合 計 B 選

国税

(1) 率 等 一 覧 ( 平 成 26 年 度 ) 目 課 客 体 及 び 納 義 務 者 課 標 準 及 び 率 法 内 に 住 所 を 有 する ( 均 等 割 所 得 割 ) 内 に 事 務 所 事 業 所 又 は 家 屋 敷 を 有 する で 内 に 住 所 を 有 し ないもの( 均 等

スライド 1

<4D F736F F D2095BD90AC E937890C590A789FC90B38FDA8DD72E747874>

生保マーケット共同開拓の ご提案

Microsoft Word - 6相続対策.doc

2. 賃 貸 アパートの 事 例 [1] 空 室 がある 賃 貸 アパート Q. 被 相 続 人 Aの 相 続 が 開 始 し Aが 所 有 していた 賃 貸 アパート1 棟 ( 貸 室 12 室 )とその 敷 地 は Aの 子 Bが 相 続 により 取 得 し 相 続 税 の までアパートの 貸

平成16年度

Ⅲ 相 続 財 産 の 分 割 に 関 する 確 認 事 項 1 遺 言 がありますか? 有 遺 言 公 正 証 書 又 は 家 公 証 人 役 場 等 要 月 日 無 庭 裁 判 所 の 検 認 を 受 否 ( 通 ) けた 遺 言 書 2 死 因 贈 与 があります 有 贈 与 契 約 書 要

3. 選 任 固 定 資 産 評 価 員 は 固 定 資 産 の 評 価 に 関 する 知 識 及 び 経 験 を 有 する 者 のうちから 市 町 村 長 が 当 該 市 町 村 の 議 会 の 同 意 を 得 て 選 任 する 二 以 上 の 市 町 村 の 長 は 当 該 市 町 村 の 議

(2) 単 身 者 向 け 以 外 の 賃 貸 共 同 住 宅 等 当 該 建 物 に 対 して 新 たに 固 定 資 産 税 等 が 課 税 される 年 から 起 算 して5 年 間 とする ( 交 付 申 請 及 び 決 定 ) 第 5 条 補 助 金 の 交 付 を 受 けようとする 者 は

損 益 計 算 書 自. 平 成 26 年 4 月 1 日 至. 平 成 27 年 3 月 31 日 科 目 内 訳 金 額 千 円 千 円 営 業 収 益 6,167,402 委 託 者 報 酬 4,328,295 運 用 受 託 報 酬 1,839,106 営 業 費 用 3,911,389 一

一 時 払 いの 終 身 保 険 を 掛 ける 人 のデータ 一 時 払 いの 終 身 保 険 を 掛 ける 前 の 相 続 財 産 のデータから 課 税 される 相 続 税 をシミュレーションします 被 相 続 人 と 相 続 人 相 続 財 産 債 務 と 葬 式 費 用 のデータ 法 定 相

c. 投 資 口 の 譲 渡 に 係 る 税 務 個 人 投 資 主 が 投 資 口 を 譲 渡 した 際 の 譲 渡 益 は 株 式 等 に 係 る 譲 渡 所 得 等 として 原 則 20%( 所 得 税 15% 住 民 税 5%)の 税 率 による 申 告 分 離 課 税 の 対 象 となりま

養 老 保 険 の 減 額 払 済 保 険 への 変 更 1. 設 例 会 社 が 役 員 を 被 保 険 者 とし 死 亡 保 険 金 及 び 満 期 保 険 金 のいずれも 会 社 を 受 取 人 とする 養 老 保 険 に 加 入 してい る 場 合 を 解 説 します 資 金 繰 りの 都

<4D F736F F D2095BD90AC E937890C590A789FC90B382CC8EE582C893E09765>

所令要綱

賦課の根拠となった法律及び条例(その2)

40 総 論 41 法 人 課 税 01 租 税 法 概 論 ( 4001 ) 02 税 制 の 動 向 ( 4002 ) 91 事 例 研 究 ( 4091 ) 99 その 他 ( 4099 ) 01 法 人 税 ( 4101 ) 3. 税 務 官 庁 の 組 織 4. 不 服 申 立 て 税 務

住宅税制について

回 答 Q3-1 土 地 下 落 の 傾 向 の 中 固 定 資 産 税 が 毎 年 あがるのはなぜですか? 質 問 : 土 地 下 落 の 傾 向 の 中 土 地 の 固 定 資 産 税 が 毎 年 あがるのはなぜですか? 答 : あなたの 土 地 は 過 去 の 評 価 替 えで 評 価 額 が

第 40 回 中 央 近 代 化 基 金 補 完 融 資 推 薦 申 込 み 公 募 要 綱 1 公 募 推 薦 総 枠 30 億 円 一 般 物 流 効 率 化 促 進 中 小 企 業 高 度 化 資 金 貸 付 対 象 事 業 の 合 計 枠 2 公 募 期 間 平 成 28 年 6 月 20

不 動 産 所 得 の 赤 字 < 土 地 等 の 取 得 の 負 債 利 子 なら 300 万 500 万 不 動 産 所 得 の 赤 字 300 万 のうち 利 子 分 の500 万 は 通 算 できない = 赤 字 分 の300 万 は 全 額 通 算 できないことになる = 損 益 通 算

(Microsoft Word - \220\305\220\247\211\374\220\263.doc)

賦課の根拠となった法律及び条例(その2)

内 において 管 理 されている 上 場 株 式 等 のうち 非 課 税 管 理 勘 定 に 係 るもの( 新 規 投 資 額 で 毎 年 80 万 円 を 上 限 とします )に 係 る 配 当 等 で 未 成 年 者 口 座 に 非 課 税 管 理 勘 定 を 設 けた 日 から 同 日 の 属

国 税 クレジットカード 納 付 の 創 設 国 税 のクレジットカード 納 付 については マイナンバー 制 度 の 活 用 による 年 金 保 険 料 税 に 係 る 利 便 性 向 上 に 関 するアクションプログラム( 報 告 書 ) においてその 導 入 の 方 向 性 が 示 されている

後期高齢者医療制度

平成18年1月4日

[ 組 合 員 期 間 等 の 特 例 ] 組 合 員 期 間 等 については 年 齢 職 種 などにより 過 去 の 制 度 からの 経 過 措 置 が 設 けられ ており 被 用 者 年 制 度 の 加 入 期 間 ( 各 共 済 組 合 の 組 合 員 期 間 など)については 生 年 月 日

空 き 家 を 売 却 した 場 合 の,000 万 円 控 除 特 例 の 創 設 被 相 続 人 が 住 んでいた 家 屋 及 びその 敷 地 を 相 続 があった 日 から 年 を 経 過 する 年 の 月 日 までに 耐 震 工 事 をしてから あるいは 家 を 除 却 し てから 売 却

平 成 9 年 2 月 号 税 制 改 正 情 報 第 0 号 今 回 のテーマ 大 久 保 久 美 子 年 末 調 整 の 今 年 の 変 更 点 今 年 も 残 すところヶ 月 ほどとなり 年 末 調 整 の 時 期 となりました そこで 今 回 は 今 年 の 年 末 調 整 における 変 更

弁護士報酬規定(抜粋)

Microsoft Word - 【溶け込み】【修正】第2章~第4章

<4D F736F F D2095BD90AC E ED957D977B8ED28E918A6982C982C282A282C42E646F63>

年末調整

第 2 問 問 4 問 5 1ロ 2チ 3ヲ 4ホ ⅰ)Aさんは 今 年 の 誕 生 日 で 40 歳 となるので 公 的 介 護 保 険 の(1 第 2 号 ) 被 保 険 者 資 格 を 取 得 し 介 護 保 険 料 を 負 担 することになる 40 歳 以 上 65 歳 未 満 の 医 療

は 共 有 名 義 )で 所 有 権 保 存 登 記 又 は 所 有 権 移 転 登 記 を された も の で あ る こと (3) 居 室 便 所 台 所 及 び 風 呂 を 備 え 居 住 の ために 使 用 す る 部 分 の 延 べ 床 面 積 が 5 0 平 方 メ ー ト ル 以 上

税制面での支援

平成22年分 給与所得の源泉徴収票等の法定調書の作成と提出の手引

海 外 出 向 者 ( 非 居 住 者 )に 対 する 税 務 1. 所 得 税 法 上 の 居 住 者 非 居 住 者 の 定 義 所 得 税 法 では 個 人 の 日 本 居 住 者 を 納 税 義 務 者 と 定 義 しています 居 住 者 とは 日 本 に 住 所 があるか あるいは 過 去


固 定 資 産 税 について( 市 税 ) 1 固 定 資 産 税 の 概 要 固 定 資 産 税 とは その 年 の1 月 1 日 (これを 賦 課 期 日 といいます ) 現 在 で 土 地 家 屋 及 び 償 却 資 産 (これらを 固 定 資 産 といいます )を 所 有 している 人 が

< 問 3> 正 解 2 教 育 資 金 や 老 後 資 金 住 宅 ローンの 返 済 などのライフイベントについて 資 金 計 画 を 立 て る 際 積 立 目 標 額 や 元 利 合 計 額 年 金 額 やローン 返 済 額 などを 計 算 することは 重 要 である これらの 金 額 を 複

第一部【証券情報】


土 購 入 土 借 用 土 所 有 権 移 転 登 記 確 約 書 農 転 用 許 可 書 ( 写 ) 農 転 用 届 出 受 理 書 ( 写 ) 土 不 動 産 価 格 評 価 書 土 見 積 書 ( 写 ) 又 は 売 買 確 約 書 ( 写 ) 土 売 主 印 鑑 登 録 証 明 書 売 主

給 与 所 得 控 除 所 得 税 の 簡 易 給 与 所 得 表 により 給 与 所 得 の 金 額 を 求 めますが 控 除 額 の 計 算 については 次 のとおりです 給 与 等 の 収 入 金 額 給 与 所 得 控 除 額 180 万 円 以 下 の 場 合 180 万 円 を 超 え

年 支 給 開 始 年 齢 図 特 別 支 給 の 老 齢 厚 生 年 ( 給 料 比 例 部 分 ) 昭 和 29 年 10 月 1 日 生 まれ 以 前 ~ 特 別 支 給 の 退 職 共 済 年 老 齢 厚 生 年 昭 和 25 年 10 月 1 日 生 まれ 以 前 ~ 退 職 共 済 年

< C A2E6169>

目 次 1 報 酬 給 与 額 事 例 1 報 酬 給 与 額 に 含 める 賞 与 の 金 額 が 誤 っていた 事 例 1 事 例 2 役 員 退 職 金 ( 役 員 退 職 慰 労 金 )を 報 酬 給 与 額 として 申 告 して いなかった 事 例 1 事 例 3 持 株 奨 励 金 を

土 地 ( 自 用 地 )の 評 価 1. 概 要 相 続 贈 与 の 税 務 上 の 土 地 の 評 価 は 路 線 価 方 式 または 固 定 資 産 税 の 倍 率 方 式 で 評 価 します( 財 基 通 11) 市 街 地 の 宅 地 は 相 続 税 の 評 価 額 として 課 税 当 局

目 次 1. 社 会 保 障 分 野 でできること 1 1 高 額 医 療 高 額 介 護 合 算 制 度 の 改 善 2 保 険 証 機 能 の 一 元 化 3 自 己 診 療 情 報 の 活 用 4 給 付 可 能 サービスの 行 政 側 からの 通 知 2. 年 金 分 野 でできること 5

Microsoft Word - Łsfi®”YŠ¬™Ê‰Æ.doc

贈 与 税 の 概 要 贈 与 税 の 申 告 納 付 手 続 の 概 要 は 以 下 の 通 りです 1. 概 要 個 人 から 個 人 が 贈 与 によって 財 産 を 取 得 した 場 合 には 以 下 のように 贈 与 税 が 課 税 されます 贈 与 税 という 発 想 が ないと 相 続

マスミューチュアル 定 額 終 身 保 険 の 特 徴 としくみ Point 1 健 康 状 態 の 告 知 は Point 2 ありません 固 定 利 率 で る 保 険 す 契 約 積 立 す * 被 保 険 者 が 入 院 中 の 場 合 など ご 加 入 いただけない 場 合 がございます

[2] 控 除 限 度 額 繰 越 欠 損 金 を 有 する 法 人 において 欠 損 金 発 生 事 業 年 度 の 翌 事 業 年 度 以 後 の 欠 損 金 の 繰 越 控 除 にあ たっては 平 成 27 年 度 税 制 改 正 により 次 ページ 以 降 で 解 説 する の 特 例 (

都市農地の継承に向けた相続2014_本文_13.indd

兵庫県公立学校教職員等財産形成貯蓄事務取扱細則

スライド タイトルなし

PowerPoint プレゼンテーション

Microsoft Word - 【第17期】有価証券報告書(課税上の取り扱い)

WEB版「新・相続対策マスター」(ご利用の手引き)

(2) 本 人 本 人 の 配 偶 者 及 び 扶 養 義 務 者 の 前 年 (1 月 から3 月 までの 間 に 申 請 する ときは 前 々 年 )の 所 得 を 確 認 できる 書 類 (3) その 他 市 長 が 必 要 と 認 めた 書 類 2 市 長 は 前 項 の 申 請 書 に 添

1. 固 定 資 産 税 ( 村 税 ) 会 に 対 して 審 査 の 申 し 出 をすることができます 1 納 める 人 および 毎 年 1 月 1 日 現 在 の 所 有 者 賦 課 期 日 2 税 率 課 税 標 準 額 1.4% 3 土 地 の 免 税 点 課 税 標 準 額 となるべき 額

<4D F736F F D F5A91EE8BC F368C8E3393FA8DC48D F C8E323893FA916493C B95AA8D CE3816A>

Microsoft Word - ★HP版平成27年度検査の結果

Microsoft Word - H27市・府民税のしくみ原稿(白黒)

Microsoft Word - ☆f.doc

<4D F736F F F696E74202D20838C837C815B B F A2E B93C782DD8EE682E890EA97705D>

1 事 業 の 目 的 本 事 業 は 湯 沢 町 に 新 築 住 宅 や 中 古 住 宅 を 取 得 し 新 潟 県 外 から 湯 沢 町 へ 移 住 する 若 者 世 帯 に 住 宅 に 係 る 固 定 資 産 税 相 当 額 の 補 助 金 を5 年 間 交 付 することで 新 潟 県 外 か

種 類 控 除 額 小 規 模 企 業 共 済 等 掛 金 控 除 生 命 保 険 料 控 除 地 震 保 険 料 控 除 支 払 った 小 規 模 共 済 心 身 障 害 者 扶 養 共 済 の 掛 金 の 金 額 生 命 保 険 料 控 除 額 = 一 般 生 命 保 険 料 控 除 額 + 個

<4D F736F F D A6D92E894C5817A30318F5A91EE838D815B839392CA926D95B62E646F6378>

Microsoft PowerPoint - 総合型DB資料_県版基金説明用.pptx

6. 共 有 等 に 係 る 固 定 資 産 の 判 定 3 共 有 に 係 る 固 定 資 産 については それぞれの 共 有 者 が 他 に 固 定 資 産 を 所 有 している 場 合 であっても その 資 産 とは 別 個 に 共 有 されている 固 定 資 産 を 別 の 人 格 が 所

豆 知 識 2 やまがた 緑 環 境 税 について ~やまがた 緑 環 境 税 とは?~ やまがた 緑 環 境 税 は 荒 廃 が 進 む 森 林 の 整 備 や 県 民 参 加 による 森 づくり 活 動 に 取 り 組 むことなどを 目 的 として 県 民 の 皆 様 から 広 く ご 負 担

図 表 1 住 開 始 分 ま で の 5 年 間 延 長 さ れ ま し た 住 宅 ロ ー ン 控 除 の た め の フ ロ ー チ ャ ー ト 住 宅 ローンで 住 宅 及 びその 敷 地 を 取 得 し 取 得 の 日 から6か 月 以 内 に 居 住 して いますか? 所 得 金 額 が

国民年金

個 人 所 得 課 税 ~ 住 宅 ローン 控 除 等 の 適 用 期 限 の 延 長 2 4. 既 存 住 宅 に 係 る 特 定 の 改 修 工 事 をした 場 合 の 所 得 税 額 の 特 別 控 除 居 住 年 省 エネ 改 修 工 事 控 除 限 度 額 バリアフリー 改 修 工 事 平

平 成 24 年 分 年 末 調 整 作 業 手 順 1. 書 類 の 確 認 年 末 調 整 を 行 なうにあたって 以 下 の 書 類 を 受 理 及 び 確 認 を 行 います 平 成 24 年 分 給 与 所 得 者 の 扶 養 控 除 等 ( 異 動 ) 申 告 書 平 成 24 年 分

資 格 給 付 関 係 ( 問 1) 外 国 人 Aさん(76 歳 )は 在 留 期 間 が3ヶ 月 であることから 長 寿 医 療 の 被 保 険 者 ではない が 在 留 資 格 の 変 更 又 は 在 留 期 間 の 伸 長 により 長 寿 医 療 の 適 用 対 象 となる 場 合 には 国

別 紙 軽 費 老 人 ホームの 収 入 認 定 について 平 成 22 年 3 月 9 日 千 葉 県 健 康 福 祉 部 高 齢 者 福 祉 課 本 紙 は 平 成 18 年 1 月 24 日 老 発 第 号 厚 生 労 働 省 老 健 局 長 通 知 老 人 保 護 措 置 費

災害時の賃貸住宅居住者の居住の安定確保について

Microsoft Word - 4 家計基準

事 業 税 の 外 形 標 準 課 税 事 業 税 は 都 道 府 県 が 所 得 ( 利 益 )に 対 して 課 税 します 1. 個 人 事 業 税 業 種 区 分 税 率 ( 標 準 税 率 ) 第 1 種 事 業 ( 物 品 販 売 業 製 造 業 金 銭 貸 付 業 飲 食 店 業 不 動

割 合 の 確 を 行 います ( は 最 大 15 まで は5 まで 対 応 できます) 本 ソフトは 複 雑 な 関 係 が 含 まるケースには 対 応 していません 本 表 の 内 容 が 後 の 計 算 に 自 動 的 に 反 映 さますので 正 確 に 入 力 してください ( 属 性 o

Taro13-01_表紙目次.jtd

(ⅴ) 平 成 28 年 4 月 1 日 から 平 成 35 年 12 月 31 日 までの 期 間 未 成 年 者 に 係 る 少 額 上 場 株 式 等 の 非 課 税 口 座 制 度 に 基 づき 証 券 会 社 等 の 金 融 商 品 取 引 業 者 等 に 開 設 した 未 成 年 者 口

既 存 建 築 物 の 建 替 市 街 化 調 整 区 域 で 許 可 を 不 要 とする 取 扱 いについて 既 存 建 築 物 の 建 替 は 以 下 の1)~3)をすべて 満 たしている 場 合 に 可 能 です 1) 建 替 前 の 建 築 物 ( 以 下 既 存 建 築 物 という )につ

住民税

ただし 区 分 は 同 一 の 譲 渡 所 得 であっても 不 動 産 の 譲 渡 損 益 は 不 動 産 の 譲 渡 損 益 どうしで また 株 式 等 の 譲 渡 損 益 は 株 式 等 の 譲 渡 損 益 どうしで それぞれ 通 算 を 行 うことになっています( 次 項 の 損 益 通 算

代 議 員 会 決 議 内 容 についてお 知 らせします さる3 月 4 日 当 基 金 の 代 議 員 会 を 開 催 し 次 の 議 案 が 審 議 され 可 決 承 認 されました 第 1 号 議 案 : 財 政 再 計 算 について ( 概 要 ) 確 定 給 付 企 業 年 金 法 第

(2) 懲 戒 については 戒 告 は 3 ヵ 月 減 給 は 6 ヵ 月 停 職 は 9 ヵ 月 4 病 気 休 暇 休 職 欠 勤 により 勤 務 しなかった 職 員 が 再 び 勤 務 するに 至 った 場 合 において 他 の 職 員 との 均 衡 上 必 要 があると 認 められるときは

修 繕 基 本 融 資 額 補 修 資 金 引 方 移 転 資 金 整 地 資 金 730 万 円 440 万 円 440 万 円 引 方 移 転 資 金 と 整 地 資 金 の 両 方 を 利 用 する 場 合 は 合 計 で 440 万 円 が 限 度 となる 引 方 移 転 資 金 および 整

Microsoft Word - 02目次.doc

目 次 1 個 人 基 本 情 報 個 人 基 本 情 報 入 力 画 面 の 分 散 4 申 告 区 分 および 申 告 種 類 の 選 択 方 法 5 繰 越 損 失 入 力 年 別 の 繰 越 損 失 額 入 力 に 対 応 6 作 成 手 順 作 成 手 順 の 流 れを 提 供 7 所 得


Microsoft PowerPoint a1.ppt

Transcription:

チェスター 相 続 クラブ summer 7 2014 2014 年 度 の 路 線 価 が 簡 単 に 分 かる! 自 用 地 と 貸 家 建 付 地 の 違 い 知 らないと 損 をする! 生 前 贈 与 は 相 続 税 対 策 のキホン 発 表 されました! 贈 与 したお 金 で 生 命 保 険 に 加 入 生 前 贈 与 と 生 命 保 険 の 組 み 合 わせ ここが 変 わる! 小 規 模 宅 地 等 の 特 例 の 税 制 改 正 ポイント 編 集 後 記

2014 年 度 の 路 線 価 が 発 表 されました! 2014 年 7 月 1 日 ( 火 )に 今 年 分 の 路 線 価 が 発 表 されました 路 線 価 とは 国 が 定 め る 相 続 税 の 計 算 をするための 基 準 となる 価 格 のことを 言 います 毎 年 7 月 国 税 庁 がそ の 年 の1 月 1 日 時 点 の 価 格 を 公 表 します 2014 年 中 に 亡 くなった 方 の 相 続 税 の 計 算 をする 際 には この2014 年 度 の 路 線 価 を 使 用 しますが 理 論 的 にはこの 路 線 価 は 時 価 ( 売 買 価 格 )の8 割 になるように 設 定 されています つまり 路 線 価 で 計 算 すると4,000 万 円 となる 土 地 については 4,000 80%=5,000 万 円 で 売 却 できるという 計 算 になります 大 都 市 圏 では 地 価 上 昇! 2014 年 の 路 線 価 は 全 国 平 均 で0.7%の 下 落 となりましたが 大 都 市 圏 では 主 に 上 昇 となっています 特 に 東 京 や 名 古 屋 といっ た 中 心 部 では 10% 程 度 の 上 昇 となりました これは 主 に 企 業 のオフィス 需 要 の 拡 大 が 起 因 していると 考 えられます また 大 都 市 圏 以 外 でも 下 落 の 底 打 ち 感 が 見 えてきており 今 後 は 地 方 においても 路 線 価 が 上 昇 する 可 能 性 もあります そ の 結 果 路 線 価 の 上 昇 に 連 動 し 固 定 資 産 税 等 や 相 続 税 の 税 負 担 も 高 まることになります つまり 相 続 税 対 策 の 重 要 性 必 要 性 が 増 すのは 必 至 です http://www.rosenka.nta.go.jp/ 過 去 7 年 分 閲 覧 可 能 路 線 価 は 国 税 庁 のHP(www.rosenka.nta.go.jp)からどなた でも 無 料 で 閲 覧 することが 可 能 です www.rosenka.nta.go.jp 路 線 価 に 対 する 疑 問 あれこれ Q 路 線 価 発 表 前 の2 月 に 亡 くなった 場 合 相 続 税 の 申 告 は 路 線 価 発 表 までできない? その 通 りです 路 線 価 が 発 表 される7 月 まで 待 って 相 続 税 の 申 告 を 行 う 必 要 があります 全 国 で 一 番 高 い 路 線 価 は? Q 東 京 都 の 銀 座 中 央 通 りです 1m2 当 り2,360 万 円 と いう 金 額 がついています Q 路 線 価 を7 月 の 発 表 前 に 知 る 方 法 は? 4 月 に 公 示 価 格 が 発 表 されます 公 示 価 格 は 路 線 価 ほど 細 かく はないですが 前 年 と 比 べその 一 体 の 地 価 が 上 昇 するか 下 落 す るかという 予 想 はできます Q 過 去 の 路 線 価 の 調 べ 方 は? 過 去 7 年 間 分 は 国 税 庁 のHPで 閲 覧 が 可 能 です さらにそれよりも 前 の 路 線 価 は 国 会 図 書 館 などの 図 書 館 で 冊 として 閲 覧 が 可 能 です

簡 単 に 分 かる! 自 用 地 と 貸 家 建 付 地 の 違 い 自 用 地 とは 簡 単 に 言 うと 自 分 で 使 っている 土 地 です 貸 家 建 付 地 とは 自 分 の 土 地 の 上 に 建 っている 自 分 の 建 物 を 第 三 者 に 貸 している 状 態 の 土 地 のことを 言 います 相 続 税 評 価 の 考 え 方 では 自 用 地 よりも 貸 家 建 付 地 の 方 が 評 価 額 が 低 くなります その 計 算 方 法 について 簡 単 に 解 説 いたします 自 用 地 より 貸 家 建 付 地 の 方 が 約 2 割 も 相 続 税 評 価 が 低 くなる! 貸 家 建 付 地 の 相 続 税 評 価 は 下 図 の 算 式 で 求 めることができます 借 地 権 割 合 は 路 線 価 図 において 調 べることができ 多 くは60 ~ 70% また 借 家 権 割 合 は 現 在 は 全 国 一 律 30%となっていますので この 算 式 に 当 てはめるとおおよそ20% 程 度 評 価 が 下 がることになります 貸 家 が 建 っている 土 地 の 相 続 評 価 自 用 地 の 価 額 { } 自 用 地 の 価 額 借 地 権 割 合 1 借 家 権 割 合 2 賃 貸 割 合 3 例 東 京 都 北 区 の 土 地 ( 更 地 の 場 合 の 相 続 税 評 価 額 1 億 円 )に 一 棟 建 の 賃 貸 マンションが 建 っ ており 相 続 発 生 時 点 で 10 部 屋 中 10 部 屋 全 て 満 室 だった 場 合 1 億 円 -(1 億 円 70%30%100%)=7,900 万 円 1: 地 域 によって 異 なりますが 都 心 の 方 が 高 い 傾 向 にあります(30~90%) 2: 全 国 一 律 30%となっています 3: 例 えば 10 室 のアパートで5 室 を 賃 貸 に 出 している 場 合 は50%となります 仮 に 全 て 満 室 の 場 合 は 土 地 の 評 価 減 はありません 土 地 の 上 に 第 三 者 に 貸 している 建 物 があると その 土 地 の 相 続 税 評 価 は 約 2 割 * 下 がる *7,900 万 円 1 億 円 = 約 80% 2 割 の 評 価 減 ( 税 理 士 法 人 チェスター 著 相 続 はこうしてやりなさい より) 賃 貸 併 用 の 住 宅 の 場 合 はどうなる!? 賃 貸 併 用 住 宅 の 場 合 は 自 宅 部 分 と 賃 貸 部 分 の 利 用 割 合 を 考 慮 する 必 要 があります 例 えば 自 宅 部 分 の 建 物 床 面 積 が100m2 賃 貸 部 分 が100m2の 場 合 は 上 記 の 算 式 のうち 賃 貸 割 合 の 部 分 に100m2/200m2(50%)という 数 値 が 入 ります 上 記 の 例 に 当 てはめると 1 億 円 -(1 億 円 70%30%50%) =8,950 万 円 chester inheritance club summer 7 2014

知 らないと 損 をする! 生 前 贈 与 は 相 続 税 対 策 のキホン 年 間 110 万 円 以 内 の 贈 与 は 非 課 税 贈 与 税 とは 財 産 を 年 間 で110 万 円 以 上 もらった 人 が 払 う 税 金 です このため 年 間 110 万 円 以 内 の 贈 与 をコツコツ 積 み 重 ねて 将 来 の 節 税 対 策 を 行 う 人 が 大 勢 いらっしゃいます 贈 与 税 は 税 制 改 正 により 減 税 に!? 平 成 27 年 1 月 以 降 相 続 税 の 基 礎 控 除 引 下 げにより 相 続 税 が 増 税 されますが 祖 父 母 や 親 から20 歳 以 上 の や 孫 への 贈 与 は 減 税 されます( 平 成 27 年 1 月 1 日 以 降 の 贈 与 から 適 用 ) 相 続 税 の 課 税 される 税 率 が 高 い 方 は 年 間 110 万 円 以 上 の 贈 与 をして 贈 与 税 を 支 払 ったとしても 有 利 な 場 合 もありますので 生 前 贈 与 プランを 立 てる 際 にはお 気 軽 にご 相 談 ください 相 続 税 の 速 算 表 現 行 改 正 後 ( 平 成 27 年 1 月 以 降 ) 基 礎 控 除 及 び 配 偶 者 控 除 後 の 課 税 価 格 200 万 円 以 下 税 率 10% 控 除 額 ー 右 記 以 外 の 通 常 の 場 合 基 礎 控 除 及 び 配 偶 者 控 除 後 の 課 税 価 格 200 万 円 以 下 税 率 10% 控 除 額 ー 直 系 尊 属 20 歳 以 上 の 者 の 場 合 基 礎 控 除 及 び 配 偶 者 控 除 後 の 課 税 価 格 200 万 円 以 下 税 率 10% 控 除 額 ー 300 万 円 以 下 15% 10 万 円 300 万 円 以 下 15% 10 万 円 400 万 円 以 下 15% 10 万 円 400 万 円 以 下 20% 25 万 円 400 万 円 以 下 20% 25 万 円 600 万 円 以 下 20% 30 万 円 600 万 円 以 下 30% 65 万 円 1,000 万 円 以 下 30% 90 万 円 600 万 円 以 下 30% 65 万 円 1,000 万 円 以 下 40% 125 万 円 1,500 万 円 以 下 40% 190 万 円 1,000 万 円 以 下 40% 125 万 円 1,500 万 円 以 下 45% 175 万 円 3,000 万 円 以 下 45% 265 万 円 1,000 万 円 超 50% 225 万 円 3,000 万 円 以 下 3,000 万 円 超 50% 55% 250 万 円 400 万 円 4,500 万 円 以 下 4,500 万 円 超 50% 55% 415 万 円 640 万 円 後 で 税 務 署 から 否 認 されないよう 注 意! 生 前 贈 与 は 相 続 発 生 時 に 最 も 税 務 署 が 目 を 光 らせ るポイントですので 否 認 されないような 準 備 が 大 切 です 基 本 的 には 右 記 の4つを 守 れば 大 丈 夫 です まだ 若 い や 孫 に 自 由 に 使 わせるのは 少 し 抵 抗 が 生 前 贈 与 対 策 では 右 記 1の 要 件 がネックとなる ことが 多 々あります しかし 親 や 祖 父 母 が 預 金 を 管 理 すると 税 務 署 が 贈 与 を 認 めてくれません そこで 生 前 贈 与 と 生 命 保 険 を 組 み 合 わせた 効 果 的 な 対 策 を 次 のページでご 紹 介 します 1 贈 与 後 は 通 帳 キャッシュカード 印 鑑 を 全 て 渡 し 自 由 に 使 わせる * 最 も 重 要 3 毎 年 贈 与 する 日 付 や 金 額 等 を 少 し 変 える * 計 画 性 を 排 除 する 2 4 毎 年 贈 与 契 約 書 を 作 成 する * 後 で 税 務 署 に 証 拠 を 示 せるため 年 間 110 万 円 以 上 の 贈 与 をした 場 合 は 贈 与 税 申 告 を 忘 れないこと

贈 与 したお 金 で 生 命 保 険 に 加 入 生 前 贈 与 と 生 命 保 険 の 組 み 合 わせ 対 策 の 流 れはシンプルです 親 や 祖 父 母 から や 孫 へ 年 間 一 定 額 のお 金 を 贈 与 し 贈 与 を 受 け 取 った や 孫 が 生 命 保 険 に 加 入 するというものです また 生 命 保 険 の 商 品 の 種 類 も 円 建 てや 外 貨 建 て 等 を 選 択 することも 可 能 です 本 対 策 にご 興 味 をお 持 ちでしたら お 気 軽 に 税 理 士 法 人 チェスターへご 相 談 下 さい 節 税 スキームのご 提 案 から 生 命 保 険 商 品 のご 紹 介 もワンストップでお 受 けいたします 特 徴 贈 与 したお 金 を や 孫 が 無 駄 遣 いせずに 将 来 のために 使 用 できる 親 に 万 が 一 のことがあった 際 の 納 税 資 金 対 策 にもなる 受 取 保 険 料 が 相 続 税 ではなく 所 得 税 の 課 税 対 象 となり 節 税 になるケースがある 契 約 形 態 ❶ 契 約 形 態 ❷ 契 約 形 態 ❸ 契 約 者 ( 保 険 料 を 払 う 人 ) 親 孫 被 保 険 者 ( 保 険 をかけられる 人 ) 親 親 死 亡 保 険 金 受 取 人 孫 課 税 方 法 相 続 税 の 対 象 供 の 所 得 税 の 対 象 ( 一 時 所 得 ) 孫 の 所 得 税 の 対 象 ( 一 時 所 得 ) 最 高 税 率 50% 25% 25% 契 約 形 態 ❷の 例 贈 与 されたお 金 で 保 険 料 金 を 支 払 う 親 310 万 円 の 贈 与 (20 万 円 の 贈 与 税 ) 290 万 円 分 の 保 険 加 入 が 可 能 親 が 亡 くなった 時 に 保 険 金 を 受 け 取 る ( 所 得 税 の 対 象 ) 保 険 会 社 chester inheritance club summer 7 2014

ここが 変 わる! 小 規 模 宅 地 等 の 特 例 の 税 制 改 正 ポイント 以 下 12の 改 正 は 平 成 27 年 1 月 1 日 以 後 に 相 続 または 遺 贈 により 取 得 する 財 産 にかかる 相 続 税 について 適 用 されます 1 適 用 対 象 面 積 の 拡 充 特 定 居 住 用 宅 地 等 に 係 る 特 例 の 適 用 対 象 面 積 が 下 記 の 通 り 拡 充 されます! 現 行 上 限 240m2 改 正 後 上 限 330m2 2 特 定 事 業 用 等 宅 地 等 及 び 特 定 居 住 用 宅 地 等 の 併 用 改 正 前 は 事 業 用 と 居 住 用 は 限 定 的 な 併 用 しかできませんでしたが 改 正 後 は 完 全 併 用 が 可 能 となりました なお 貸 付 事 業 用 宅 地 等 を 選 択 する 場 合 における 適 用 対 象 面 積 の 計 算 については 現 行 どおり 調 整 を 行 うこととされます この 完 全 併 用 をうまく 利 用 すれば 大 幅 に 相 続 税 を 節 税 することが 可 能 です! 特 定 事 業 用 と 特 定 居 住 用 の 宅 地 を 併 用 する 場 合 の 限 度 面 積 現 行 限 定 併 用 改 正 後 完 全 併 用 事 業 用 400m2 居 住 用 240m2 繰 り 入 れ 事 業 用 400m2 居 住 用 330m2 完 全 併 用 最 大 400m2 最 大 730m2 事 業 用 宅 地 とは 農 機 具 置 場 ( 都 市 農 業 者 ) 店 舗 の 敷 地 ( 個 人 事 業 者 )など 完 全 併 用 の 例 Aさんの 前 提 条 件 ( 小 規 模 宅 地 等 の 特 例 適 用 前 ) 自 宅 350m2 路 線 価 40 万 円 /m2 相 続 税 評 価 1 億 4,000 万 円 駐 車 場 400m2 路 線 価 40 万 円 /m2 相 続 税 評 価 1 億 6,000 万 円 駐 車 場 から 太 陽 光 発 電 施 設 用 地 に 用 地 変 更 併 用 ができない 貸 付 事 業 用 地 ( 駐 車 場 )から 完 全 併 用 が 可 能 な 事 業 用 地 ( 太 陽 光 発 電 )に 変 更 することで1 億 2,800 万 円 もの 圧 縮 に 成 功! 特 例 適 用 前 自 宅 の 相 続 税 評 価 額 小 規 模 宅 地 等 の 特 例 駐 車 場 の 相 続 税 評 価 額 合 計 特 例 適 用 後 自 宅 の 相 続 税 評 価 額 小 規 模 宅 地 等 の 特 例 太 陽 光 用 地 の 相 続 税 評 価 額 小 規 模 宅 地 等 の 特 例 合 計 1 億 4,000 万 円 1 億 560 万 円 1 億 6,000 万 円 1 億 9,440 万 円 1 億 4,000 万 円 1 億 560 万 円 1 億 6,000 万 円 1 億 2,800 万 円 6,640 万 円 1 1 2 1: 特 定 居 住 用 宅 地 等 の 適 用 額 =1 億 4,000 万 円 -1 億 4,000 万 円 330m2/ 350m280% 2: 特 定 事 業 用 宅 地 等 の 適 用 額 =1 億 6,000 万 円 -1 億 6,000 万 円 400m2/400m280% 1 億 2,800 万 円 もの 差 が!

以 下 34の 改 正 は 平 成 26 年 1 月 1 日 以 後 に 相 続 または 遺 贈 により 取 得 する 財 産 に 係 る 相 続 税 について 適 用 されます 3 老 人 ホームに 入 居 していた 場 合 改 正 前 は 被 相 続 人 が 老 人 ホームに 入 居 していた 場 合 生 活 の 本 拠 が 自 宅 から 老 人 ホームに 移 ったと 考 えられ 原 則 として 下 記 の 要 件 を 満 たさない 限 り 小 規 模 宅 地 の 特 例 の 適 用 は 受 けることができませんでした 改 定 前 (1) 被 相 続 人 の 身 体 または 精 神 上 の 理 由 により 介 護 を 受 ける 必 要 があるため 老 人 ホームへ 入 所 することとなったものと 認 められること (2) 被 相 続 人 がいつでも 生 活 できるようその 建 物 の 維 持 管 理 が 行 われていたこと (3) 入 所 後 あらたにその 建 物 を 他 の 者 の 居 住 の 用 その 他 の 用 に 供 していた 事 実 がな いこと (4) その 老 人 ホームは 被 相 続 人 が 入 所 するために 被 相 続 人 またはその 親 族 によっ て 所 有 権 が 取 得 され あるいは 終 身 利 用 権 が 取 得 されたものでないこと このような 要 件 を 満 たす 老 人 ホームは 特 別 養 護 老 人 ホーム 等 の 一 定 の 老 人 ホームに 限 られていました 改 定 後 この 取 扱 が 平 成 25 年 度 の 税 制 改 正 で 下 記 の 通 り 緩 和 されました (1) 被 相 続 人 に 介 護 が 必 要 なため 入 所 したものであること (2) 以 前 住 んでいた 自 宅 が 貸 付 等 の 別 の 用 途 に 供 されていないこと 上 記 要 件 の 緩 和 により 改 正 後 は 介 護 のため 必 要 があって 老 人 ホームに 入 所 した 場 合 には その 老 人 ホームが 特 別 養 護 老 人 ホーム 等 でなくても 小 規 模 宅 地 の 特 例 の 適 用 が 可 能 となりました 4 二 世 帯 住 宅 の 場 合 改 正 前 は 二 世 帯 住 宅 については 住 宅 内 部 で 行 き 来 ができ る 場 合 のみ 同 居 親 族 として 小 規 模 宅 地 の 特 例 の 適 用 が 可 能 で したが 平 成 25 年 度 税 制 改 正 により 住 宅 内 部 で 行 き 来 が 出 来 ず 親 世 帯 と 世 帯 で 完 全 に 独 立 している 二 世 帯 住 宅 についても 小 規 模 宅 地 の 特 例 の 適 用 が 可 能 となりました 最 近 はプライバシー の 関 係 で 親 世 帯 と 世 帯 を 独 立 させる 二 世 帯 住 宅 が 多 く 建 て られましたが このような 二 世 帯 住 宅 についても 適 用 の 対 象 とな ります ただし 区 分 登 記 をしている 二 世 帯 住 宅 については 改 正 前 は 適 用 できたものが 改 正 後 に 適 用 できなくなる 場 合 もあり ますので 注 意 が 必 要 です ご 所 有 の 二 世 帯 住 宅 が 区 分 登 記 となっている 場 合 には 合 併 登 記 など 解 消 する 方 法 もございますので 是 非 一 度 弊 社 にご 相 談 下 さい 右 記 図 の 判 定 は 下 記 前 提 に 基 づきます 敷 地 はすべて 親 ( 被 相 続 人 )が 所 有 し 世 帯 に 居 住 する ( 相 続 人 )が 全 て 相 続 する ( 相 続 人 )は 親 に 地 代 を 支 払 っていないも のとする 親 世 帯 と 世 帯 は 生 計 が 別 建 物 内 部 で 行 き 来 できる 建 物 内 部 で 行 き 来 できない ( 区 分 登 記 なし) 親 もしくは がすべて 所 有 親 と で 共 有 建 物 内 部 で 行 き 来 できない ( 区 分 登 記 あり) 世 帯 親 世 帯 世 帯 親 世 帯 親 世 帯 は 親 が 区 分 所 有 世 帯 は が 区 分 所 有 世 帯 親 世 帯 被 相 続 人 に 同 居 の 親 族 や 配 偶 者 がいない 場 合 等 上 記 以 外 の 場 合 被 相 続 人 に 同 居 の 親 族 や 配 偶 者 がいない 場 合 等 上 記 以 外 の 場 合 改 定 前 適 用 不 可 適 用 不 可 改 定 後 適 用 不 可 適 用 不 可 chester inheritance club summer 7 2014

編 集 後 記 暑 い 日 が 続 きますが 皆 様 いかがお 過 ごしでしょうか 私 は 夏 場 になると 大 好 きな 素 麺 屋 さんから 素 麺 を 大 量 購 入 して 食 欲 がなくなると 素 麺 に 頼 りがちです 栄 養 面 に 気 を 付 けて 体 調 管 理 しなければと 思 う 日 々です さて2014 年 も 折 り 返 し 地 点 を 迎 え またこれからあっという 間 に 一 年 が 過 ぎ 去 ってい くのでしょう 税 理 士 法 人 チェスターは 今 年 6 月 2 日 に 開 業 6 周 年 を 迎 え 第 7 期 目 に 入 り ました 開 業 以 来 累 計 で1000 件 以 上 の 相 続 税 に 関 するご 相 談 を 承 り 税 理 士 業 界 トッ プクラスの 相 続 税 事 務 所 へと 成 長 することができました 今 年 9 月 頃 に 税 理 士 法 人 チェスター 大 阪 事 務 所 を 開 設 することとなり 首 都 圏 を 中 心 に 展 開 しておりましたサービスを 今 後 は 日 本 全 国 へ 展 開 していきたいと 考 えております またチェスター 相 続 クラブの 会 員 数 も 有 難 いことに 増 加 傾 向 にあり 今 後 も 皆 様 に 有 用 な 情 報 をお 届 けしてまいります さて 7 月 1 日 に2014 年 度 の 路 線 価 が 国 税 庁 より 発 表 されました 本 号 でも 取 り 上 げ ましたが ご 自 身 で 所 有 されている 土 地 の 路 線 価 を 一 度 確 認 してみてはいかがでしょう か インターネットで 路 線 価 と 検 索 しますと 国 税 庁 のHPが 出 てきますので 簡 単 に 対 象 地 の 路 線 価 を 確 認 することができます バブル 崩 壊 以 降 下 落 の 一 途 を 辿 っておりまし た 路 線 価 ですが 今 年 は 久 しぶりに 大 都 市 圏 では 上 昇 基 調 に 転 じました 路 線 価 が 上 昇 す るということは 相 続 税 の 課 税 対 象 となる 財 産 も 増 加 してしまうということになりますの で 資 産 価 値 の 上 昇 を 喜 ぶ 方 がいる 一 方 で 相 続 税 の 税 負 担 が 重 い 方 にとっては いい ニュースではないかもしれません しかしそんな 時 だからこそ 将 来 の 相 続 や 今 後 の 財 産 の 保 全 についての 対 策 を 考 える 機 会 だとも 思 います 税 理 士 法 人 チェスターでは 世 代 を 超 えてお 客 様 のご 相 談 に 対 応 できるよう 今 後 も 業 務 を 行 ってまいりますので お 気 軽 にご 相 談 ください 平 成 26 年 7 月 税 理 士 法 人 チェスター 福 留 正 明 荒 巻 善 宏 角 田 壮 平 所 属 団 体 東 京 税 理 士 会 日 本 橋 支 部 相 続 に 関 するご 相 談 は お 気 軽 にお 問 い 合 わせください 0I20-390-306 受 付 時 間 : 平 日 9 時 ~21 時 土 曜 9 時 ~17 時 ホームページ: http://chester-tax.com Eメール: info@chester-tax.com