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医師が治療により回復が期待できないと判断する 終末期 であると医療チームおよび本人 家族が判断する 患者の意志表明は明確であるか? いいえ はい 意思は文書化されているか? はい 患者には判断能力があるか? 医療チームと患者家族で治療方針を相談する 患者の意思を推量できる場合には それを尊重する はい はい 患者の意思を再確認する はい 合意が得られたか? はい いいえ 倫理委員会などで議論する はい 患者の意思に基づいて対処する 合意に基づいて対処する 決定に基づいて対処する
相談支援センターとはどんなことをするの? 目的 1. がんに関する情報の提供や相談 2. がんの治療に関する情報提供や相談 3. 在宅での不安, 過ごし方についての相談 4. 医療費についての相談 5. 転院についての相談
100% 50% 25% 10% B A B A 0% 1.5M 6M 1 2 3 4 5 10 : A B B B A B B H.18
N 因子
表 1. ステージ分類 ステージ 0 : 癌が粘膜の中にとどまっている. ステージ I : 癌が大腸の壁にとどまっている. ステージ II : 癌が大腸の壁の外まで浸潤している. ステージ Ⅲ : リンパ節転移がある. ステージ Ⅳ : 血行性転移 ( 肝転移 肺転移 ) または腹膜播種がある. Stage 0( 粘膜癌 ) Stage I 2cm 未満 内視鏡治療 図 1. ステージ 0 ステージ III 大腸癌の治療方針 Stage 0 2cm 以上 Stage I Stage II Stage III 腸管切除 + リンパ節郭清 経過観察
遠隔転移巣の切除 原発巣の切除 図 2. ステージ IV 大腸癌の治療方針 可能 可能 原発巣根治切除 + 転移巣切除 不可能 不可能 原発巣 転移巣とも切除以外の対応 原発巣による合併症 ( 出血 穿孔 狭窄 ) ない 可能 ある 原発巣切除 + 転移巣切除以外の治療
化学療法 アドリアマイシンやファルモルビシンなどのアンソラサイクリン系と言われる抗癌剤 や タキソールやタキソテールなどのタキサン系と言われる抗癌剤 更にはエンドキサンや5-FU などの抗癌剤があり これらを単独で あるいは組み合わせて投与する 術後の経過観察 基本的な補助療法期間は LH-RHアゴニストで2 3年 抗エストロゲン剤やアロマター ゼ阻害剤で5年 化学療法は6 8クール 1クールは3 4週間 である 術後2年までは月 1回 2年目以降5年目までは最低3ヶ月に1回 5年目以降10年目までは年2回 10年目以 降は年1回の通院を推奨している 来院時には必ず視触診を行うが 乳房温存術後では局所再発チェックのため 術後2年 までは半年毎にマンモグラフィを実施する そのほかに腫瘍マーカーのチェック CTおよ び骨シンチなども場合により実施する これら検査を定期的に実施する有用性に関して明 確な根拠は存在せず 検査の頻度は術後2 3年目までは腫瘍マーカーで年1 2回 CTや 骨シンチは年1回で十分と考えられるが 再発の危険性が高い症例ではこの限りではな い 文責 外科 前村 道生 16
肝障害度 A B C 腹水なし治療効果あり治療効果少ない 血清ビリルビン値 (mg/ dl) 2.0 未満 2.0 3.0 3.0 超 血清アルブミン値 (g/dl) 3.5 超 3.0 3.5 3.0 未満 ICG R15(%) 15 未満 15 40 40 超 プロトロンビン値 (%) 80 超 50 80 50 未満 図 1 肝細胞癌治療図 肝細胞癌 肝障害度 B C 腫瘍数 単発 3 個 4 個以上 1 3 個 4 個以上 腫瘍径 3cm 以内 3cm 超 3cm 以内 治療 切除 局所療法 塞栓療法 塞栓療法 局所療法 塞栓療法 動注 移植 緩和療法
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図 3 放射線治療全登録症例の生存率曲線 % 100 80 生 60 存率 40 20 0 1000 3000 5000 7000 日 5 年
11 22 33