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学習指導要領

学習指導要領

学習指導要領

指導内容科目国語総合の具体的な指導目標評価の観点 方法 読むこと 書くこと 対象を的確に説明したり描写したりするなど 適切な表現の下かを考えて読む 常用漢字の大体を読み 書くことができ 文や文章の中で使うことができる 与えられた題材に即して 自分が体験したことや考えたこと 身の回りのことなどから 相

教科 : 外国語科目 : コミュニケーション英語 Ⅰ 別紙 1 話すこと 学習指導要領ウ聞いたり読んだりしたこと 学んだことや経験したことに基づき 情報や考えなどについて 話し合ったり意見の交換をしたりする 都立工芸高校学力スタンダード 300~600 語程度の教科書の文章の内容を理解した後に 英語

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平成 30 年 1 月平成 29 年度全国学力 学習状況調査の結果と改善の方向 青森市立大野小学校 1 調査実施日平成 29 年 4 月 18 日 ( 火 ) 2 実施児童数第 6 学年 92 人 3 平均正答率 (%) 調 査 教 科 本 校 本 県 全 国 全国との差 国語 A( 主として知識

第 1 学年国語科学習指導案 日時 平成 27 年 11 月 11 日 ( 水 ) 授業 2 場所 八幡平市立西根中学校 1 年 2 組教室 学級 1 年 2 組 ( 男子 17 名女子 13 名計 30 名 ) 授業者佐々木朋子 1 単元名いにしえの心にふれる蓬莱の玉の枝 竹取物語 から 2 単元

ひょうごつまずきポイント指導事例集について 次ページ 示 ポイント 過去 全国学力 学習状況調査 結果 うち 特 課題 あた問題をも 作成したひう 状況調査 等 結果 明 したも あ 各学年 領域 共通 内容 い た4ページ~5ページポイントをも 各領域 やそ 学習内容を整理した系統表を掲載しい 各

調査の概要 1 目的義務教育の機会均等とその水準の維持向上の観点から 全国的な児童生徒の学力や学習状況を把握 分析し 教育施策の成果と課題を検証し その改善を図るとともに そのような取組を通じて 教育に関する継続的な検証改善サイクルを確立する また 学校における児童生徒への教育指導の充実や学習状況の

Taro-小学校第5学年国語科「ゆる

学習者用デジタル教材リスト 国語 1 年 国語 1 年上コンテンツ上 8 あいさつをしよう 8 関連ページ 内容 趣旨など 場面の様子を想像する ( 音声付 場面や状況に合わせた言葉遣いの確認 ) 国語 1 年上 コンテンツ 上 10 じこしょうかいをしよう 10 場面の様子を想像する ( 音声付

使用教科書 高等学校総合 ( 明治書院 ) 総合 1 様々な分野の文章に親しみ 筆者や登場人物の意見 心情を理解する 基礎的言語知識を身に付ける 3 古典の基本的な知識を習得する 対 学習内容 時間配当 教 材 等 中島敦 山月記 小説を読み 登場人物の心情ならびに表現の美しさを味わう 評論文を読み

作中の価値観や人生観がどのように異なっているか または同じところはどこかなどを考えさせる 枕草子 については主に季節感を捉えさせ 自分の季節感を記述し発表したり 互いに鑑賞し合ったりする学習活動としていく さらに 矛盾 では 漢文に慣れるとともに様々な故事成語について知識を深め 我が国の文化に根ざし

調査の概要 1 目的義務教育の機会均等とその水準の維持向上の観点から 的な児童生徒の学力や学習状況を把握 分析し 教育施策の成果と課題を検証し その改善を図るとともに 学校における児童生徒への教育指導の充実や学習状況の改善等に役立てる さらに そのような取組を通じて 教育に関する継続的な検証改善サイ

(Microsoft Word - \207U\202P.doc)

Microsoft Word - 小学校第6学年国語科「鳥獣戯画を読む」

H27 国語

平成 6 年度シラバス ( 授業計画 ) 総合 ( 現代文 ) 必修 単位数 単位 対象学年 学年 授業形態一斉授業 高等学校総合 ( 明治書院 ) 大熊近藤 新訂図説三訂版 常用漢字クリア三訂版 ( 尚文出版 ). 基礎的な読解力をつけ 文章の構成や筆者の主張を理解する. 文学作品を味わい 鑑賞す

中学校国語科シラバス 3 年間のねらい学習目標国語の授業ではいろいろな言語能力を同時進行で総合的に学習することになる たとえば 作品の感想を発 表する という学習行為一つをとっても 読む 話す 聞く という三つの言語活動が含まれている そういう学習行為を繰り返し行うことによって 高い学力を習得してほ

マークシート式問題の モデル問題例の公表に当たって 独立行政法人大学入試センターでは, 大学入学共通テスト における記述式問題の導入及び思考力 判断力 表現力を一層重視したマークシート式問題について, 問題の条件設定や採点基準, 採点体制, 試験時間等の在り方など, 問題の公表に向けた検証を行うため

(3) 文語の決まりや音読の仕方を知り, 古文を音読して古文特有のリズムを味わいながら古典の世界に 触れ, 古典には様々な種類の作品があることを知ることができる ( 伝統的な言語文化と国語の特質 に関する事項 ) 3 本単元における言語活動 昔話とその原典である古典を読み比べ, その内容の違いや古文

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平成 29 年度全国学力 学習状況調査の結果の概要 ( 和歌山県海草地方 ) 1 調査の概要 (1) 調査日平成 29 年 4 月 18 日 ( 火 ) (2) 調査の目的義務教育の機会均等とその水準の維持向上の観点から 全国的な児童生徒の学力や学習状況を把握 分析し 教育施策の成果と課題を検証し

高等学校国語科シラバス 3 年間のねらい 学習目標 人間が人間たるゆえんはどこにあるのか それは 我々が 考える 存在である というところにある 我々は 一人一人が違った考えを持つ存在である 自らの考えを他者に伝える手段として また他者の考えを理解する手段として 言葉 が必要になる 我々は 言葉 を

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第○学年○組 学習指導案

中学校第 3 学年国語科学習指導案 日時平成 28 年 月 日第 校時対象第 3 学年 組学校名 中学校授業者 1 教材名 故郷 2 単元の目標 情景や人物を描写する語句や表現を読み取り 内容への理解を深めることができる 作品を通して 社会の中での人間の生き方について考え 自分の意見をもつことができ

平成23年度第2回学力向上対策会議協議資料  <遠野市立綾織小学校>

第 2 問 A 問題のねらいインターネット上の利用者の評価情報やイラストを参考に場面にふさわしい店を推測させることを通じて, 平易な英語で書かれた短い説明文の概要や要点を捉えたり, 情報を事実と意見に整理する力を問う 問 1 6 友人, 家族, 学校生活などの身の回りの事柄に関して平易な英語で書かれ

平成 29 年度全国学力 学習状況調査の結果の概要 ( 和歌山県和歌山市 ) 1 調査の概要 (1) 調査日平成 29 年 4 月 18 日 ( 火 ) (2) 調査の目的義務教育の機会均等とその水準の維持向上の観点から 全国的な児童生徒の学力や学習状況を把握 分析し 教育施策の成果と課題を検証し

作品の情景をよりわかりやすく伝える手だてともなる 指導にあたって 1 では まず 俳句は17 音で作ることや季語を入れることと言ったきまりをおさえる そして 教科書の例を読み 想像した情景や作者の思いを想像し 良いと思うところ 工夫されていると思うところを発表できるようにする 2 の俳句を作る場面で

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(別紙様式3-②)

Microsoft Word - 第2学年 国語科「つづき話をプログラミングで表そう」研究指導案.docx

知識・技能を活用して、考えさせる授業モデルの研究

本単元における本質的な問い 芭蕉はどのような思いで おくのほそ道 を書いたのだろうか 永続的理解 芭蕉は俳句の芸術性を高めるため旅に出て, 推敲を重ねて虚構を交えることで文学的価値を高めようとした パフォーマンス課題 江戸時代前期, 松尾芭蕉の書いた俳諧紀行文 おくのほそ道 は, 多くの人に愛され,

第 9 章 外国語 第 1 教科目標, 評価の観点及びその趣旨等 1 教科目標外国語を通じて, 言語や文化に対する理解を深め, 積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度の育成を図り, 聞くこと, 話すこと, 読むこと, 書くことなどのコミュニケーション能力の基礎を養う 2 評価の観点及びその趣旨

中学校学習指導要領解説

1 高等学校学習指導要領との整合性 高等学校学習指導要領との整合性 ( 試験名 : 実用英語技能検定 ( 英検 )2 級 ) ⅰ) 試験の目的 出題方針について < 目的 > 英検 2 級は 4 技能における英語運用能力 (CEFR の B1 レベル ) を測定するテストである テスト課題においては

国語科学習指導案

論理的な読解力を伸ばす授業 - 漢文学習における根拠を明確にした読解 - 1 科目名 国語総合 2 単元名 漢文入門 3 教材名 故事成語 ( 本時の振り返りシート ) 4 単元の内容 単元の目標と評価規準 評価方法 1 単元の目標ア文章の内容や形態に応じた表現の特色に注意して読もうとする ( 関心

Microsoft Word - 6年国語「パネルディスカッションをしよう」

評価規準の作成,評価方法等の工夫改善のための参考資料|国立教育政策研究所 National Institute for Educational Policy Research

H29現代文(3年)シラバス

調査の概要 1 目的義務教育の機会均等とその水準の維持向上の観点から 全国的な児童生徒の学力や学習状況を把握 分析し 教育施策の成果と課題を検証し その改善を図るとともに そのような取組を通じて 教育に関する継続的な検証改善サイクルを確立する また 学校における児童生徒への教育指導の充実や学習状況の

豊島高校定時制課程平成 30 年度 年間授業計画 教科国語科科目国語総合対象 1 年 A 組 ~ 1 年 B 組 教科担当者名 教科担当者名 教科担当者名 1 年 A 組 1 年 B 組印 年組年組印 年組年組印 使用教科書 使用教材 新編国語総合東京書籍 適宜プリント等配布 学期 月 指導内容 1

項目評価規準評価方法状況 C の生徒への対応 関心意欲態度 1 自の考えを持ち 積極的に交流 討論している 2 自らの言葉で 中学生にかりやすく紹介文を書こうとしている 交流 討論で得た仲間の意見を取り入れて 自らの考えを深めるよう促す 参考例を示したり 書き出しを例示したりして 参考にするように指

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第○学年 ○○科指導計画

1 平均正答率1 平均正答率1 平均正答率1 平均正答率 小学校 6 年生 1252 人 ( 小学校第 5 学年内容 ) 8 6 全国 弘前市 コメント 話すこと 聞くこと の中の 意図 立場を明確にし

< 中学校 A B 問題 > ( 単位 %) 教科 富士見市 埼玉県 全国 国語 A 国語 B 数学 A 数学 B < 中学校国語 A> ( 単位 %) 話すこと 聞くこと 書くこと

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し, 定期的に評価することで 自己の考え を自覚する場面を意図的に設定している 本教材の学習においては, 様々な情報の中から必要な情報を取り出し, 整理 分析し, それに基づいた自分の考えを表現する活動を通して, 自己の考えの深まりや広がり を実感させることによって, 課題改善につなげたいと考えてい

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3 学校教育におけるJSLカリキュラム(中学校編)(国語科)4.指導案 12 学校案内パンフレットを作ろう-共同編集・制作-

4 本単元と情報リテラシーの関わり 課題設定担任による 説明会におけるデモンストレーションを見ることを通して 本単元を貫く言語活動としての これぞ和の文化! おすすめの 和の文化 を調べて説明会を開こう を知り 見通しを持たせ学校司書による関連図書紹介を通して 和の文化への関心を高め 進んで調べよう

聞き手 の立場に立った, わかりやすく話すための工夫を施しながら, 自分の考えや価値観を紹介する また, 聞き手 は対話に発展するような なぜ の質問をする ( 指導事項 A ア イ / 言語活動ア / 伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項イ ( ア )( イ )) 3 4 状況に応じた話題を選

価 がら読んでいる 語句には性質や役割の上で類別 規 文章を読んで考えたこ があることを理解している 準 とを発表し合い 一人 指示語や接続語が文と文との意 一人の感じ方につい 味のつながりに果たす役割を理 て 違いのあることに 解し 使っている 気付いている 学 登場人物の思いを想像し 時代の状況

対象学年教科 科目名担当者名 2 学年松本直稔国語 国語総合 ( 普通科 ) 陶山千穂 高石美穂 ( 外国籍生徒向け ) 使用教科書出版社 : 大修館書店教科書名 : 新編国語総合 国語総合 は現代文 古文 漢文の基礎的な内容を総合した科目である それぞれの分野の文章の読解を通じて 人の生き様や心理

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の一部のみであるしたがって教科書の本文だけから小説 こころ の全体像を浮かび上がらせることは難しいしかし 掲載された部分だけでも 先生 と という二人の青年の揺れ動く こころ を描き 生徒たちを作品の中に引き込む力は群を抜いたものであると考える高校 3 年生である生徒たちは 心の葛藤というものを多く

国語科学習指導案 広島市立 小学校 教諭 1 日時平成 23 年 1 月 日 5 校時 2 学年 組第 5 学年 組 ( 男子 名女子 名計 名 ) 3 指導事項 (1) A 話すこと 聞くこと オ 互いの立場や意図をはっきりさせながら 計画的に話し合うこと (2) 伝統的な言語文化と国語の特質に関

H30全国HP

平成23年度全国学力・学習状況調査問題を活用した結果の分析   資料

4 学習の活動 単元 ( 配当時間 ) Lesson 1 ( 15 時間 ) 題材内容単元の目標主な学習内容単元の評価規準評価方法 Get Your Goal with English より多くの相手とコミュニケーションをとる 自己紹介活動を行う コミュニケーションを積極的にとろうとしている スピー

平成19年度全国学力・学習状況調査の結果をふまえた指導改善策

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平成 28 年度埼玉県学力 学習状況調査各学年の結果概要について 1 小学校 4 年生の結果概要 ( 平均正答率 ) 1 教科区分による結果 (%) 調査科目 羽生市 埼玉県 国語 算数 分類 区分別による結果 < 国語 > (%) 分類 区分 羽生市 埼

第 2 問 A インターネット上に掲載された料理レシピやその写真から料理の特徴の読み取りや推測を通じて, 平易な英語で書かれた短い説明文の概要や要点を捉える力や, 情報を事実と意見に整理する力を問う 問 1 6 イラストを参考にしながら, ネット上のレシピを読んで, その料理がどのような場合に向いて

知識・技能を活用して、考えさせる授業モデルの研究

評価規準の作成,評価方法等の工夫改善のための参考資料|国立教育政策研究所 National Institute for Educational Policy Research

第 2 章 知 徳 体 のバランスのとれた基礎 基本の徹底 基礎 基本 の定着 教育基本法 学校教育法の改正により, 教育の目標 義務教育の目標が定められるとともに, 学力の重要な三つの要素が規定された 本県では, 基礎 基本 定着状況調査や高等学校学力調査を実施することにより, 児童生徒の学力や学

年間授業画 国語 現代文 B 数 2 2 学年全クラス 書 教材 現代文 B( 教育出版 ) 漢字トレーニング ( いいずな書店 ) 現代語練習帳ことのは ( いいずな書店 ) 改訂増補最新国語便覧 ( 浜島書店 ) 近代以降の様々な文章を読む能力を高める 様々な文章を読むことで ものの見方 感じ方

Taro-012月指導案国語.jtd

学校番号 2004 平成 30 年度英語科 教科科目単位数指導学年教材名 副教材名 英語英語理解 2 第 2 学年美誠社 Applause vol.2 1 担当者からのメッセージ ( 学習方法等 ) 基本的なレベルの英語長文を 段階を追って読んでいくことで 英語長文に慣れ 内容を素早くとらえる練習を

【分析結果】H29朝来市立大蔵小学校

2 生活習慣や学習環境等に関する質問紙調査 児童生徒に対する調査 学校意欲 学習方法 学習環境 生活の諸側面等に関する調査 学校に対する調査 指導方法に関する取組や人的 物的な教育条件の整備の状況等に関する調査 2

今年度の校内研究について.HP

補充資料 2-1 単元 Let's Read 1 の指導展開案 (1) 単元 Let's Read 1 A Magic Box 1 の指導展開案(1/5 時間 ) (1) 目標 物語を読んで 場面展開を読み取ることができる 昨日の日記 というトピックに基づき 自分について英語で書いて表現できる (2

高等学校学習指導要領解説 国語編

書いたものを発表し合い 表現の仕方に着目して助言し合うこと 本単元では 経験したことや想像したことを基に俳句をつくり 互いに読み合う言語活動を行う 身近な情景や生活の中での出来事を捉え 俳句の特徴を生かした創作を行うことによって 言葉の調子やリズムに親しみ 凝縮した表現で捉える面白さや楽しさを味わわ

トコラージュ というメディアの形態を提案する 本単元では 説明文の 構成メモ をフォトコラージュの形でまとめる このことにより 資料を活用して説明文を書くことが容易になる フォトコラージュとは次に示すように 2 枚以上の写真と それに対する説明文を対応させた情報伝達の形式である 本学級では 社会科の

(2) 指導の実際 1 話すこと 聞くこと の実践ア協働による教材研究の柱 モデルの提示について対話のためのスキルの定着や対話の深まりを目指し, 教師や代表グループによる対話のモデルを提示し, 気付いたことや発見したことを基に自分たちの対話や話合いの様子を振り返らせ, 学びの充実を図るようにする 共

0630指導案A1

2 度数分布 ( 正答数分布グラフ ) 3 の概要 学習指導要領の領域別平均正答率 評価の観点の平均正答率では 各領域とも全国平均を上回っている 特に 学習指導要領の領域別平均正答率の 読むこと で2.9ポイント 伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項 で4.1ポイント全国平均を上回っている 評価

国語科学習指導案 平成 25 年 6 月 25 日 ( 火 ) 5 校時 第 3 学年 A 組 ( 男子 12 名, 女子 15 名計 27 名 ) 授業教室 3A 教室 指導者相田健太郎 (T1) 柿内香予 (T2) 1 単元の学習指導について (1) 単元名 近現代の短歌 俳句 読もう 詠もう短

(6) 調査結果の取扱いに関する配慮事項調査結果については 調査の目的を達成するため 自らの教育及び教育施策の改善 各児童生徒の全般的な学習状況の改善等につなげることが重要であることに留意し 適切に取り扱うものとする 調査結果の公表に関しては 教育委員会や学校が 保護者や地域住民に対して説明責任を果

評価規準の作成のための参考資料 はじめに 平成 20 年 3 月に告示された中学校学習指導要領は, 平成 24 年度から全面実施されます 新しい学習指導要領のねらいを実現するためには, 各学校における生徒や地域の実態等に応じた適切な教育課程の編成 実施, 指導方法等の工夫が重要です また, 学習指導

5 月 6 学習を振り返る 作品の冒頭と結末で, 僕 はどのように変化したか それはどのような描写で表現されているか 題名の意味について, どのようなことを考えたか 文章に用いられている漢字を 漢 p 漢字を確認しよう の問題に取り組む 言 問題に取り組み, 漢字をおおむね正し 正しく読み, 小学校

レビューの使い方を実例で教えて! カスタマーレビューオンラインショッピングサイトには, 商品説明のページに カスタマーレビュー というコーナーが用意されています これはその商品 ( 書籍 映画 音楽 家電製品など ) の批評を, 顧客が投稿できるコーナーです 近年では, このコーナーでの批評がユーザ

知識・技能を活用して、考えさせる授業モデルの研究

国語科第 1 学年熊野町立熊野中学校指導者森島登紀子 単元名 根拠を明確にして書こう 本単元で育成する資質 能力 自ら考え判断する力, 読解力 情報収集能力 1 日 時平成 29 年 11 月 16 日 5 校時 2 場 所 1 年 3 組教室 3 学年 学級第 1 学年 3 組 (27 名男子 1

(2) 国語 B 算数数学 B 知識 技能等を実生活の様々な場面に活用する力や 様々な課題解決のための構想を立て実践し 評価 改善する力などに関わる主として 活用 に関する問題です (3) 児童生徒質問紙児童生徒の生活習慣や意識等に関する調査です 3 平成 20 年度全国学力 学習状況調査の結果 (

5 分析 3 通過率 30% 未満の児童生徒の状況 (1) 通過率 30% 未満の児童生徒の教科教科調査における調査における状況 ここでは, 基礎 基本 定着状況調査の教科調査における各教科の県の平均通過率と各教科のタイプ Ⅰ の通過率 30% 未満であった児童生徒の平均通過率をグラフと表で設問ごと

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Microsoft Word - 3年

Transcription:

A 話すこと 聞くこと ア話題について様々な角度から検討して自分の考えをもち 根拠を明確にするなど論理の構成や展開を工夫して意見を述べること イ目的や場に応じて 効果的に話したり的確に聞き取ったりすること スタンダード 基礎 話すこと 聞くこと自分の考えをもち 筋道立てて話をすることができる 具体的な設定例 教員の発問に対し 教材文の中から根拠を示して答えることができる 調べた事柄などについて 具体例や根拠等を示しながら 発表できる 目的や相手を考えて話したり 間違いなく過不足なく聞き取ったりすることができる 具体的な設定例 聞き手を意識してスピーチや説明をすることができる 話の内容を理解しようとして 注意深く聞くことができる ウ課題を解決したり考えを深めたりするために 相手の立場や考えを尊重し 表現の仕方や進行の仕方などを工夫して話し合うこと 相手の考えを理解し 相手の立場を尊重して 話し合うことができる 具体的な設定例 課題について少人数グループの中で話し合って合意を図ることができる 話の構成や展開 言葉遣いを工夫して自分の意見を話すことができる エ話したり聞いたり話し合ったりしたことの内容や表現の仕方について自己評価や相互評価を行い 自分の話し方や言葉遣いに役立てるとともに ものの見方 感じ方 考え方を豊かにすること 話し合いの内容や表現の仕方を評価する力を身に付け 自分の表現や思考に役立てる 具体的な設定例 自己評価 相互評価をシートの項目に沿って行うことができ 具体的な改善策を考えることができる B 書くこと ア 相手や目的に応じて題材を選び 文章の形態 や文体 語句などを工夫して書くこと 書くこと目的に応じて書く事柄を選び 常体か敬体かに統一させて 書き言葉で書くことができる 具体的な設定例 正しい国語の表記の仕方で 作文や意見文を書くことができる 原稿用紙の使い方を守って書くことができる

スタンダード 基礎 イ 論理の構成や展開を工夫し 論拠に基づいて 自分の考えを文章にまとめること 論理的に文章を組み立て 根拠を示して自分の考えをまとめることができる 具体的な設定例 自分の立場を明らかにして 根拠を示して意見文を書くことができる B 書くこと ウ 対象を的確に説明したり描写したりするな ど 適切な表現の仕方を考えて書くこと 順序や論理を追って説明したり 読み手が想像しやすいような表現の仕方を考えて文章を書いたりすることができる 具体的な設定例 読み手に感動が伝わるような表現を考えて読書感想文を書くことができる 前後の辻褄や効果的な情景描写や心理描写を考えて 小説の続きを考えることができる エ優れた表現に接してその条件を考えたり 書いた文章について自己評価や相互評価を行ったりして 自分の表現に役立てるとともに ものの見方 感じ方 考え方を豊かにすること 自他の文章の内容や表現の仕方を評価する力を身に付け 自分の表現や思考に役立てる 具体的な設定例 互いに自分の書いた文章を読み合い 優れた点を発表し合うことができる C 読むこと ア 文章の内容や形態に応じた表現の特色に注意 して読むこと 読むこと 現代文 文学的な文章 論理的な文章について 表現の特色に注意して読むことができる 具体的な設定例 様々な表現技法や言葉の選び方 論の運び方に注意して内容を読み取ることができる 小説の表現や韻文のリズムを 音読 暗唱 朗読などを通して味わうことができる 古典 比較的短く難易度も易しい文章について 文章の特色や文体を理解し 表現技法や語句の使い方を理解することができる 具体的な設定例 古文 音読 朗読 暗唱を行い 表現やリズムを味わい 読みを深めることができる

スタンダード 基礎 ジャンルの違いとその特質を理解し それぞれの代表作品に関する知識を持つことができる 漢文 音読 朗読 暗唱を行い 表現やリズムを味わい 読みを深めることができる 詩の形態や押韻 対句表現を理解して 読みを深めることができる C 読むこと イ 文章の内容を叙述に即して的確に読み取った り 必要に応じて要約や詳述をしたりすること 現代文 文章の文脈を捉え 語句や表現に注意して要約をしたり 抽象的な事柄を 具体例を示して詳しく説明したりすることができる 具体的な設定例 文章中のキーワードを捉え 指示語や接続語に注意して段落ごとの要約を書くことができる 文と文の関係 段落間の構成を考えて文章全体を要約し 筆者の主張を捉えることができる 文章中の抽象的な事柄を 具体例を探して分かりやすく説明することができる 古典 様々なジャンルの文章を 文語のきまりや訓読のきまりに従って読み取り 内容を理解できる 古文 単語の意味 用言 係り結び 和歌の修辞などを理解して口語訳を書き 内容を読み取ることができる 漢文 単語の意味 訓点 再読文字 置き字 句法について理解して書き下し文を書き 内容を読み取ることができる ウ 文章に描かれた人物 情景 心情などを表現 に即して読み味わうこと 現代文 文学的な文章における人物 情景 心情がどのように描かれているのか 表現に即して主体的に読み取ることができる 具体的な設定例 発問やワークシートの設問などから 場面ごとの人物 情景 心情について表現に即して自分で考えることができる 古典

スタンダード 基礎 説話や物語 和歌における登場人物の行動や情景 心情がどのように描かれているのか 表現に即して主体的に読み取ることができる 古文 発問やワークシートの設問などから 場面ごとの人物 情景 心情について表現に即して想像しながら考えることができる 説話や物語における人物の行動や情景を客観的に捉え 現代の物語に書き換えることができる 漢文 発問やワークシートの設問などから 場面ごとの人物 情景 心情について表現に即して想像しながら考えることができる エ文章の構成や展開を確かめ 内容や表現の仕方について評価したり 書き手の意図をとらえたりすること 現代文 様々な文章に触れ 内容や表現の仕方について その価値 優劣 是非などについて考えることができる 具体的な設定例 素材とした古典の文章と読み比べ 登場人物の共通点やそれぞれの作品の人物設定の意図を考えることができる 古典 様々な文章に触れ 内容や表現の仕方について その価値 優劣 是非などについて考えることができる 古文 古文を素材とした現代の文章と読み比べ 登場人物の共通点や相違点について 項目に沿って考えることができる 漢文 類似した情景や心情を描いた詩を読み比べ それぞれの違いを読み取ることができる オ幅広く本や文章を読み 情報を得て用いたり ものの見方 感じ方 考え方を豊かにしたりすること 現代文 幅広いジャンルの本や文章を読み ものの見方 感じ方 考え方を広げ 読書に親しむ習慣をもつ とができる 具体的な設定例

スタンダード 基礎 夏休み等において 長短問わず 様々なジャンルの本や文章を読み ものの見方 感じ方 考え方を広げることができる 古典 幅広いジャンルの比較的短い文章をできるだけ多く読み ものの見方 感じ方 考え方を広げることができる 古文 逐語訳を通して詳細に 1つの作品の内容を読み取るのではなく 多くの文章や和歌に触れ おおまかな内容を掴むことができる 漢文 逐語訳を通して詳細に 1つの作品の内容を読み取るのではなく 多くの故事成語や格言 漢詩に触れ おおまかな内容を掴むことができる 伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項 ア伝統的な言語文化に関する事項 ( ア ) 言語文化の特質や我が国の文化と外国の文化との関係について気付き 伝統的な言語文化への興味 関心を広げること ( イ ) 文語のきまり 訓読のきまりなどを理解すること 日本の伝統文化の基本的な事柄を知るとともに 我が国は中国文化の影響を受けていることを理解することができる 具体的な設定例 和歌や短歌 俳句は我が国特有の文化であることを知り 親しみを持つことができる 基本的な古典知識 ( 月の異名 十二支 ) などを知ることができる 中国の文章からできた故事成語 格言などが昔から我が国で用いられてきたことを知り 興味 関心をもつことができる 基本的な文語のきまり 訓読のきまりを理解し 文章を音読し 内容を読み取ることができる 具体的な設定例 歴史的仮名遣いや文語文法 ( 用言の活用 係り結び ) などを理解し 音読をし 内容を読み取ることができる 訓点や再読文字 置き字 簡単な句法を理解し 書き下し文に改め 訓読し 内容を読み取ることができる 現代文

伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項 イ言葉の特徴や決まりに関する事項 ( ア ) 国語における言葉の成り立ち 表現の特色及び言語の役割などを理解すること ( イ ) 文や文章の組立て 語句の意味 用法及び表記の仕方などを理解し 語彙を豊かにすること スタンダード 基礎 語句 語彙の構造的な仕組みを理解し 日本語の表現の特色や言語の役割を理解することができる 具体的な設定例 熟語における修飾 被修飾の関係を理解することができる 日本語は和語 漢語 外来語の語彙から成り立っていることを 文章を読んで気づくことができる 言語は個人や社会の中で 認識 伝達 思考 想像などを支える機能をもっていることに気づくことができる 古典 古典の中で使われてきた言葉の意味と現代において使われている意味の違いを知ることができる 具体的な設定例 基本的な古今異義語 ( うつくし をかし等 ) の意味の違いを知り 言葉の変遷について興味をもつことができる 現代文 文の成分や文章の構成 語句の意味 用法及び表記の仕方を理解し 語彙を正しく使いこなせることができる 具体的な設定例 文の成分の順序や照応関係を理解することができる 段落相互の関係を捉えながら論理の展開や物語の展開をたどることができる 語句の意味 用法を実際の文の中で正しく理解することができる 生活で使われている語彙を正しく使いこなせることができる 古典 古語辞典や漢和辞典を引いて基本的な古語や漢語の意味を知り 覚えることができる 具体的な設定例 教科書に取り上げられている基本的な古語の 5 0 語程度の意味を覚えることができる

スタンダード 基礎 教科書に取り上げられている 基本的な漢語 2 0 語程度の意味を覚えることができる ウ漢字に関する事項 ( ア ) 常用漢字の読みに慣れ 主な常用漢字が書けるようになること 学年別漢字配当表の漢字のうち 1600 字程度 の漢字を読み 書くことができる