A 話すこと 聞くこと ア話題について様々な角度から検討して自分の考えをもち 根拠を明確にするなど論理の構成や展開を工夫して意見を述べること イ目的や場に応じて 効果的に話したり的確に聞き取ったりすること スタンダード 基礎 話すこと 聞くこと自分の考えをもち 筋道立てて話をすることができる 具体的な設定例 教員の発問に対し 教材文の中から根拠を示して答えることができる 調べた事柄などについて 具体例や根拠等を示しながら 発表できる 目的や相手を考えて話したり 間違いなく過不足なく聞き取ったりすることができる 具体的な設定例 聞き手を意識してスピーチや説明をすることができる 話の内容を理解しようとして 注意深く聞くことができる ウ課題を解決したり考えを深めたりするために 相手の立場や考えを尊重し 表現の仕方や進行の仕方などを工夫して話し合うこと 相手の考えを理解し 相手の立場を尊重して 話し合うことができる 具体的な設定例 課題について少人数グループの中で話し合って合意を図ることができる 話の構成や展開 言葉遣いを工夫して自分の意見を話すことができる エ話したり聞いたり話し合ったりしたことの内容や表現の仕方について自己評価や相互評価を行い 自分の話し方や言葉遣いに役立てるとともに ものの見方 感じ方 考え方を豊かにすること 話し合いの内容や表現の仕方を評価する力を身に付け 自分の表現や思考に役立てる 具体的な設定例 自己評価 相互評価をシートの項目に沿って行うことができ 具体的な改善策を考えることができる B 書くこと ア 相手や目的に応じて題材を選び 文章の形態 や文体 語句などを工夫して書くこと 書くこと目的に応じて書く事柄を選び 常体か敬体かに統一させて 書き言葉で書くことができる 具体的な設定例 正しい国語の表記の仕方で 作文や意見文を書くことができる 原稿用紙の使い方を守って書くことができる
スタンダード 基礎 イ 論理の構成や展開を工夫し 論拠に基づいて 自分の考えを文章にまとめること 論理的に文章を組み立て 根拠を示して自分の考えをまとめることができる 具体的な設定例 自分の立場を明らかにして 根拠を示して意見文を書くことができる B 書くこと ウ 対象を的確に説明したり描写したりするな ど 適切な表現の仕方を考えて書くこと 順序や論理を追って説明したり 読み手が想像しやすいような表現の仕方を考えて文章を書いたりすることができる 具体的な設定例 読み手に感動が伝わるような表現を考えて読書感想文を書くことができる 前後の辻褄や効果的な情景描写や心理描写を考えて 小説の続きを考えることができる エ優れた表現に接してその条件を考えたり 書いた文章について自己評価や相互評価を行ったりして 自分の表現に役立てるとともに ものの見方 感じ方 考え方を豊かにすること 自他の文章の内容や表現の仕方を評価する力を身に付け 自分の表現や思考に役立てる 具体的な設定例 互いに自分の書いた文章を読み合い 優れた点を発表し合うことができる C 読むこと ア 文章の内容や形態に応じた表現の特色に注意 して読むこと 読むこと 現代文 文学的な文章 論理的な文章について 表現の特色に注意して読むことができる 具体的な設定例 様々な表現技法や言葉の選び方 論の運び方に注意して内容を読み取ることができる 小説の表現や韻文のリズムを 音読 暗唱 朗読などを通して味わうことができる 古典 比較的短く難易度も易しい文章について 文章の特色や文体を理解し 表現技法や語句の使い方を理解することができる 具体的な設定例 古文 音読 朗読 暗唱を行い 表現やリズムを味わい 読みを深めることができる
スタンダード 基礎 ジャンルの違いとその特質を理解し それぞれの代表作品に関する知識を持つことができる 漢文 音読 朗読 暗唱を行い 表現やリズムを味わい 読みを深めることができる 詩の形態や押韻 対句表現を理解して 読みを深めることができる C 読むこと イ 文章の内容を叙述に即して的確に読み取った り 必要に応じて要約や詳述をしたりすること 現代文 文章の文脈を捉え 語句や表現に注意して要約をしたり 抽象的な事柄を 具体例を示して詳しく説明したりすることができる 具体的な設定例 文章中のキーワードを捉え 指示語や接続語に注意して段落ごとの要約を書くことができる 文と文の関係 段落間の構成を考えて文章全体を要約し 筆者の主張を捉えることができる 文章中の抽象的な事柄を 具体例を探して分かりやすく説明することができる 古典 様々なジャンルの文章を 文語のきまりや訓読のきまりに従って読み取り 内容を理解できる 古文 単語の意味 用言 係り結び 和歌の修辞などを理解して口語訳を書き 内容を読み取ることができる 漢文 単語の意味 訓点 再読文字 置き字 句法について理解して書き下し文を書き 内容を読み取ることができる ウ 文章に描かれた人物 情景 心情などを表現 に即して読み味わうこと 現代文 文学的な文章における人物 情景 心情がどのように描かれているのか 表現に即して主体的に読み取ることができる 具体的な設定例 発問やワークシートの設問などから 場面ごとの人物 情景 心情について表現に即して自分で考えることができる 古典
スタンダード 基礎 説話や物語 和歌における登場人物の行動や情景 心情がどのように描かれているのか 表現に即して主体的に読み取ることができる 古文 発問やワークシートの設問などから 場面ごとの人物 情景 心情について表現に即して想像しながら考えることができる 説話や物語における人物の行動や情景を客観的に捉え 現代の物語に書き換えることができる 漢文 発問やワークシートの設問などから 場面ごとの人物 情景 心情について表現に即して想像しながら考えることができる エ文章の構成や展開を確かめ 内容や表現の仕方について評価したり 書き手の意図をとらえたりすること 現代文 様々な文章に触れ 内容や表現の仕方について その価値 優劣 是非などについて考えることができる 具体的な設定例 素材とした古典の文章と読み比べ 登場人物の共通点やそれぞれの作品の人物設定の意図を考えることができる 古典 様々な文章に触れ 内容や表現の仕方について その価値 優劣 是非などについて考えることができる 古文 古文を素材とした現代の文章と読み比べ 登場人物の共通点や相違点について 項目に沿って考えることができる 漢文 類似した情景や心情を描いた詩を読み比べ それぞれの違いを読み取ることができる オ幅広く本や文章を読み 情報を得て用いたり ものの見方 感じ方 考え方を豊かにしたりすること 現代文 幅広いジャンルの本や文章を読み ものの見方 感じ方 考え方を広げ 読書に親しむ習慣をもつ とができる 具体的な設定例
スタンダード 基礎 夏休み等において 長短問わず 様々なジャンルの本や文章を読み ものの見方 感じ方 考え方を広げることができる 古典 幅広いジャンルの比較的短い文章をできるだけ多く読み ものの見方 感じ方 考え方を広げることができる 古文 逐語訳を通して詳細に 1つの作品の内容を読み取るのではなく 多くの文章や和歌に触れ おおまかな内容を掴むことができる 漢文 逐語訳を通して詳細に 1つの作品の内容を読み取るのではなく 多くの故事成語や格言 漢詩に触れ おおまかな内容を掴むことができる 伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項 ア伝統的な言語文化に関する事項 ( ア ) 言語文化の特質や我が国の文化と外国の文化との関係について気付き 伝統的な言語文化への興味 関心を広げること ( イ ) 文語のきまり 訓読のきまりなどを理解すること 日本の伝統文化の基本的な事柄を知るとともに 我が国は中国文化の影響を受けていることを理解することができる 具体的な設定例 和歌や短歌 俳句は我が国特有の文化であることを知り 親しみを持つことができる 基本的な古典知識 ( 月の異名 十二支 ) などを知ることができる 中国の文章からできた故事成語 格言などが昔から我が国で用いられてきたことを知り 興味 関心をもつことができる 基本的な文語のきまり 訓読のきまりを理解し 文章を音読し 内容を読み取ることができる 具体的な設定例 歴史的仮名遣いや文語文法 ( 用言の活用 係り結び ) などを理解し 音読をし 内容を読み取ることができる 訓点や再読文字 置き字 簡単な句法を理解し 書き下し文に改め 訓読し 内容を読み取ることができる 現代文
伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項 イ言葉の特徴や決まりに関する事項 ( ア ) 国語における言葉の成り立ち 表現の特色及び言語の役割などを理解すること ( イ ) 文や文章の組立て 語句の意味 用法及び表記の仕方などを理解し 語彙を豊かにすること スタンダード 基礎 語句 語彙の構造的な仕組みを理解し 日本語の表現の特色や言語の役割を理解することができる 具体的な設定例 熟語における修飾 被修飾の関係を理解することができる 日本語は和語 漢語 外来語の語彙から成り立っていることを 文章を読んで気づくことができる 言語は個人や社会の中で 認識 伝達 思考 想像などを支える機能をもっていることに気づくことができる 古典 古典の中で使われてきた言葉の意味と現代において使われている意味の違いを知ることができる 具体的な設定例 基本的な古今異義語 ( うつくし をかし等 ) の意味の違いを知り 言葉の変遷について興味をもつことができる 現代文 文の成分や文章の構成 語句の意味 用法及び表記の仕方を理解し 語彙を正しく使いこなせることができる 具体的な設定例 文の成分の順序や照応関係を理解することができる 段落相互の関係を捉えながら論理の展開や物語の展開をたどることができる 語句の意味 用法を実際の文の中で正しく理解することができる 生活で使われている語彙を正しく使いこなせることができる 古典 古語辞典や漢和辞典を引いて基本的な古語や漢語の意味を知り 覚えることができる 具体的な設定例 教科書に取り上げられている基本的な古語の 5 0 語程度の意味を覚えることができる
スタンダード 基礎 教科書に取り上げられている 基本的な漢語 2 0 語程度の意味を覚えることができる ウ漢字に関する事項 ( ア ) 常用漢字の読みに慣れ 主な常用漢字が書けるようになること 学年別漢字配当表の漢字のうち 1600 字程度 の漢字を読み 書くことができる