資料 3 山口県立大学の取組と活用について ~ 山口市 生涯活躍のまち構想 への貢献 ~ 1
山口県立大学の概要 新キャンパス建設中! 沿革 1941 年 ( 昭和 16 年 ) 山口県立女子専門学校設立 1950 年 ( 昭和 25 年 ) 山口女子短期大学設置 1975 年 ( 昭和 50 年 ) 山口女子大学設置 1996 年 ( 平成 8 年 ) 山口県立大学に名称変更 ( 男女共学化 ) 2006 年 ( 平成 18 年 ) 公立大学法人化 2016 年 ( 平成 28 年 ) 現在に至る ( 創立 75 周年 ) 山口大学 国文科 家政科から国際文化 健康福祉へ 2
山口県立大学の概要 学部 大学院等 国際文化学部文化の交流 想像 発信のエキスパート 国際文化学科 ( 語学 留学 ) 文化創造学科 ( デザイン 文化 ) 国際文化学研究科文化の多様性の理解とその共存 想像 修士課程 (2 年 ) 社会福祉学部目指せ ソーシャルワークの達人 社会福祉学科 ( 社会福祉士 ) 健康福祉学研究科多角的な視点から健康福祉を分析 博士前期課程 (2 年 ) 博士後期課程 (3 年 ) 看護栄養学部健康を支えるプロフェッショナル 看護学科 ( 看護師 保健師 ) 栄養学科 ( 管理栄養士 ) 別科助産専攻いのちを育むスペシャリスト ( 助産師 1 年 ) 学生数 (H28.4.5 現在 ) 学部 1,338 名 大学院等 62 名計 1,400 名 男子 201 名 (14%) 女子 1,199 名 (86%) 計 1,400 名 (100%) 県内 673 名 (48%) 県外 727 名 (52%) 計 1,400 名 (100%) 職員数 (H28.4.1 現在 ) 教員 109 名 事務職員 94 名計 203 名 3
山口県立大学の特色 人間性の尊重 シンボルマークに込めた教育理念 生活者の視点の重視 地域社会との共生 国際化への対応 地域貢献型大学 としての存在感 教育 地域マインド 豊かな人材の育成 研究地域課題の解決に向けた研究創作 社会貢献教育研究成果の地域への還元 地域志向科目 未来創生人材 地域志向研究 P 受託 共同研究 公開授業 地域に出向く講座 正課外活動 Inter-Local 人材 地の拠点型研究 学術指導 講演会 セミナー 専門職向け研修 4
山口県立大学の取組 生涯活躍のまち構想 へ活用できる可能性があるもの 1. 桜の森アカデミー 移住者の居場所 役割の提供 2. 地域交流スペース Yucca( ユッカ ) アクティブシニア拠点として 3. 社会人のための大学院 シニアライフを モニタリング 4. その他の企画案 退職研究者の UJI ターン受入れ ( 仮 ) ふるさと探求講座 5
1. 桜の森アカデミー 生涯現役社会を主体的に担う人材や地域リーダーを育成する 共生教育 の場 120 時間以上のカリキュラムを修了 平成 25 年度県内唯一採択!! 観光ボランティア地旅プランナー 子育てリーダー子育て支援員資格 家庭 地域での介護介護職員初任者研修 6
1. 桜の森アカデミー H25~27 年度受講生数 在宅マイスターは H26~27 年度のみ 一般 コース やまぐち学マイスター 子育てマイスター 在宅ケアマイスター 合計 計 113(21) 63(21) 39(35) 215(77) 全体受講 35 37 39 111 部分受講 78 26-104 多くのシニア層が受講 計 47(13) 27(0) 29(25) 103(38) 学生 合計 全体受講 25 7 29 61 部分受講 22 20-42 計 160(34) 90(21) 68(60) 318(115) 全体受講 60 44 68 172 部分受講 100 46-146 ( 赤字 ) はマイスター取得者数 7
1. 桜の森アカデミー やまぐち学マイスターコース 単元 科目 やまぐち学入門 地域学 ツーリズム (1) 観光 ボランティア ツーリズム (2) 地旅のプランニング やまぐち学各論 (1) 近代日本を創った人々 やまぐち学各論 (2) やまぐちのアート やまぐち学各論 (3) やまぐちの産業 やまぐち学各論 (4) やまぐちの文学 やまぐち学各論 (5) 地域学特論 国際コミュニケーション 外国語 おもてなし おもてなしとケアアテンタ ント 総合 振り返り レポート やまぐちの酒造りについて ツーリズム岩国 吉川めぐり 地旅のプランニング 8
1. 桜の森アカデミー 子育てマイスターコース 単元 子どもと子育ての理解 心とからだを育てるスキル (1) 科目 子ども家庭福祉発達理解子育てと支援 健康 気持ちを文字に ~ 俳句 ~ 遊びの達人 海辺のアクティビティを通して 心とからだを育てるスキル (2) 心とからだを育てるスキル (3) 心とからだを育てるスキル (4) 心とからだを育てるスキル (5) 心とからだを育てるスキル (6) 異世代コミュニケーション総合 食育 自然 表現 放課後の子ども達 癒し 親子育ちコーチング 子育て支援活動振り返り レポート 心とからだを育てるスキル 癒し 9
1. 桜の森アカデミー 在宅ケアマイスターコース 職務の理解 単元 移動 移乗に関連したこころとからだのしくみと自立に向けた介護 介護における尊厳の保持と自立支援 介護の基本 介護 福祉サービスの理解と医療との連携 介護におけるコミュニケーション技術老化の理解認知症の理解障害の理解こころとからだのしくみと生活支援技術振り返り 整容に関連したこころとからだのしくみと自立に向けた介護 死にゆく人に関連したこころとからだのしくみと自立に向けた終末期介護 10
1. 桜の森アカデミー 生涯活躍のまち への活用 ( アイデア ) 移住者の特性 仲間 ( 居場所 ) を求めている 山口を詳しく知りたい 役割 ( 仕事 ) を求めている 受講による効果 仲間 ( 居場所 ) ができる 山口を詳しく学べる 地域で活躍できる人材 平成 25~29 年度文部科学省 地 ( 知 ) の拠点整備事業 により開講 平成 30 年度以降の事業継続方法について 検討を始める時期 移住者のニーズに合わせて内容 方法を見直すことも可能 11
2. 地域交流スペース Yucca( ユッカ ) 12
2. 地域交流スペース Yucca( ユッカ ) 活動内容子育て支援活動文化活動語学講座 ( 留学生 ) etc. 13
2. 地域交流スペース Yucca( ユッカ ) 活動内容心とからだの相談室親子 ママ向け開放日クールシェア ウォームシェア いろんな使い方 etc. 14
2. 地域交流スペース Yucca( ユッカ ) 生涯活躍のまち への活用 ( アイデア ) 平成 29 年度 ~ ~ 将来像 ~ 9 号線沿い ( 旧コンビニ ) 地域と大学の交流拠点 子育て支援文化 語学相談室など キャンパス移転に伴う空き部屋活用 Yucca の本部移転 アクティブシニア拠点としての機能を追加交流スペースの整備活動支援事業の受託 新キャンパスの 顔 として整備 地域貢献型大学 の象徴市民が集い 活動する大学 15
3. 社会人のための大学院 国際文化学研究科文化の多様性の理解とその共存 想像 修士課程 (2 年 ) 入学定員 10 名 入学定員 13 名 健康福祉学研究科多角的な視点から健康福祉を分析 博士前期課程 (2 年 ) 博士後期課程 (3 年 ) 地域密着型 少人数教育 社会人の学び直し 地域連携授業 地域公開研究会 合同研究発表会 社会人入試英語 小論文 ( 健康福祉学研究科 ) 長期履修制度 2 年 3~4 年授業料も按分 昼夜開講制度夜間 + 土曜隔年開講仕事しながら通学できる 教育訓練給付制度対象として指定上限 10 万円が給付 16
3. 社会人のための大学院 研究テーマ例 生活 暮らし地域おこし 健康 生きがい 国際文化学研究科 心地よさから発想を得た生活道具の研究 自然的循環型畜産についての考察 地域資源を活かした商品開発に関する実践的研究 - 徳地和紙と柳井縞を事例として - 国際観光を活かした地域振興に関する研究 生活や習慣の中にある文化から発想を得たプロダクト制作 子育てサロンから生まれる地域交流 高齢者の生きがい感に関する研究 健康福祉学研究科 介護支援ボランティア活動がもたらす介護予防効果の考察 韓国の農村地域における敬老堂の機能と役割 高齢者の自己概念に働きかけるレクリエーションの効用 保護者 ( 料理の作り手 ) の食経験が児童生徒の食生活に及ぼす影響 スポーツ観戦での感動が日常生活における意識や態度に及ぼす影響とそれに関連する要因 17
3. 社会人のための大学院 生涯活躍のまち への活用 ( アイデア ) 社会人のための大学院 ( 仮 ) アクティブシニア研究所 大学院の課外コースとして実施 成果のとりまとめ 調査研究 都市圏からの移住者受入 遊学 プログラムの設置 ~ 山口市のシニアライフを モニタリング ~ 都市在住のモニターが山口市に数週間滞在して 魅力を発見する プログラムのメリット 課題 1 いかに特徴を出すか 何をセールスポイントにするか 外部の者にしか見えない 多くの 発見 がある 超有力ターゲットの視点に合った特徴づけができる 都市居住者の こだわり を 山口に持ち込むことができる 課題 2 情報発信のあり方 ユーザー情報 ( 体験談 ) は 信頼性が高い プレゼンやビデオレポートなどで ユーザー本人の声を発信 東京での口コミにより 次年度モニターの獲得 ( 連鎖 ) 山口市の魅力をビデオでプレゼン 18
4. その他の企画案 退職研究者の UJI ターン受入れ ( 仮 ) ふるさと探求講座 山口市の地域文化を紹介する公開講座を開催 ( 現キャンパス ) ( 新キャンパス ) キャンパス移転に伴う 空き部屋 ( 研究室 ) 活用 + 共同研究員制度 学外の研究者を受入れ 必要な施設等の使用を認める 東京圏等で退職した研究者を受入れ サポート 移住へ誘引 ( 和紙による創作 ) ( 郷土食 ) 開催地 : 山口銀行豊洲支店 ( 東京都江東区 ) 対象 : 山口出身者ほか 山口市の暮らしの魅力を PR 移住へ誘引 19
最後に 山口県立大学は 地域の皆様との連携により 地域の課題 ニーズに応えます ぜひ 一緒に 生涯活躍のまち を実現しましょう! 20