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Microsoft PowerPoint - 退職手当制度について

職手当/財形貯蓄/児童手当個人型確定拠出年金第 4 章 退職手当 ( 県費負担教職員対象 ) 1 退職手当とは 69 2 請求手続 69 3 支給予定日 69 4 退職手当の計算 69 (1) 退職手当の基本額 69 (2) 退職手当の調整額 70 (3) 応募認定による定年前早期退職者の特例 70

退職金についての市県民税はどうなるの? 私は平成 28 年 4 月に退職しました 勤続 30 年で退職金は 2,100 万円ですがこの退職 金に対する市県民税はいくらですか 通常の市県民税の課税は前年中の所得に対し翌年課税されるしくみになっていますが 退職金に対する課税については 他の所得と分離して

附則第 2 項 第 3 項及び第 5 項 第 6 項又は第 14 条の規定による退職手当を受けたときは 当該職員の退職手当の基本額から 退職手当支給条例第 3 条第 1 項の規定によりその者の退職手当額を計算して得た額を差引いた残りの金額に相当する額を 退職の日におけるその者の給料月額により算定した

筑紫野市学童保育連絡協議会学童クラブ指導員就業規則

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本文(退職手当)

ワンストップ特例制度を利用するためには 申請書と次の 1 と 2 の提出が必 要です ワンストップ特例申請書 ( 寄附金税額控除に係る申告特例申請書 ) 1 個人番号 ( マイナンバー ) 確認の書類 2 本人確認の書類 なお 1 個人番号確認書類の種類によって 必要となる 2 本人確認書類が異なり

退職手当関係 1 提出書類 下記により作成し提出してください 区分 記入上の注意事項 (1) 退職手当支給申請書 県立学校は当該校長名 市町村立学校は当該所管市町村 ( 支給規則様式第 2 号 ) 教育委員会教育長名を申請欄に記入してください ( 関係様式集 P141) 退職時の給料月額 住所 フリ

平成21年12月に支給する期末手当に関する特例措置に関する規則

職員退職手当支給規程

休暇

Ⅰ 年の中途で行う年末調整の対象となる人 年末調整は 原則として給与の支払者に 給与所得者の扶養控除等 ( 異動 ) 申告書 ( 以下 扶養控除等申告書 といいます ) を提出している人について その年最後に給与の支払をする時に行うことになっていますので 通常は12 月に行うこととなりますが 次に掲

(4) 勤続 20 年を超え 30 年までの期間については 勤続 1 年につき 100 分の 200 (5) 勤続 30 年を超える期間については 勤続 1 年につき 100 分の 100 ( 退職手当の調整額 ) 第 5 条の3 退職手当の調整額は その者の在職期間の初日の属する月からその者の在職

独立行政法人中小企業基盤整備機構職員退職手当支給規程

住民税 所得税の税率国から地方への税源移譲に伴い 平成 19 年度から住民税所得割の税率が 10% に統一され 所得税の税率が 4 段階から 7 段階の累進税率に改正されています 住民税については平成 19 年度分 ( 平成 19 年 6 月納付分 ) 所得税については平成 19 年分 ( 平成 1

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第14章 国民年金 

凡例 この Q&A で使用する用語について解説します 特定役員手当等 役員等勤続数が 5 以下である人が その役員等勤続数に対応する手当等として支払を受けるものをいいます 役員等勤続期間 所得税法施行令第 69 条第 1 項第 1 号の規定に基づき算出した手当等に係る勤続期間 ( 調整後勤続期間 )

参考資料

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公的年金からの特別徴収制度の見直しについて ( 平成 28 年 10 月以降適用 ) 公的年金からの特別徴収制度の見直しが行われ 平成 28 年 10 月以降に実施 される特別徴収より 下記のとおり制度が改正されました 1 特別徴収税額の算定方法の見直し 年間の公的年金からの特別徴収税額の平準化を図

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1: とは 居住者の配偶者でその居住者と生計を一にするもの ( 青色事業専従者等に該当する者を除く ) のうち 合計所得金額 ( 2) が 38 万円以下である者 2: 合計所得金額とは 総所得金額 ( 3) と分離短期譲渡所得 分離長期譲渡所得 申告分離課税の上場株式等に係る配当所得の金額 申告分

本文_72回

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平成 28 年度市民税 県民税申告の手引き 申告書を提出しなければならない人平成 28 年 1 月 1 日現在 幸手市内に住所を有する人 (1 月 2 日以降に幸手市に転入した人は従前の住所地で申告を行ってください ) ただし 次に該当する人は この申告をする必要はありません 1 平成 27 年分の

05【特区連】行政系人事制度の改正について(最終案)

の他の臨時又は緊急の必要により週休日等以外の日の午前零時から午前 5 時までの間であって正規の勤務時間以外の時間に勤務した場合は 当該職員には 管理職員特別勤務手当を支給する 第 16 条の2 第 3 項中 前 2 項 を 前 3 項 に改め 同項を同条第 4 項とし 同条第 2 項の次に次の1 項

基金からの支給に関する手続きのご案内

スライド 1

市 県民税 ( 住民税 ) 市民税は 県民税と合わせて住民税と呼ばれ 住民のみなさんがそれぞれの税の負担能力に応じて分担し合うという性格をもつ税金で 個人が負担する個人市民税と 会社などが負担する法人市民税があります 市民税には 均等の額によって納めていただく均等割と 個人の所得に応じて納めていただ

特別徴収税額の変更特別徴収税額を通知した後 その税額に誤りがあったり また これを変更する理由が生じたときは 市役所から 市民税 県民税特別徴収税額の変更通知書 ( 特別徴収義務者用 ) および 市民税 県民税特別徴収税額の変更通知書 ( 納税義務者用 ) を送付いたします これらの通知書が届いた際

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名古屋市職員給与実態調査の概要

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ご注意ください! ワンストップ特例の申請には マイナンバーの記載と添付書類の提出が必要です 1. 寄附金税額控除に係る申告特例申請書 にマイナンバー ( 個人番号 ) を記入して下さい 記入にあたっては 下記及び別紙記入例を参考にご記入下さい 2. 本人確認と個人番号確認の書類を手元に用意して下さい

第1章

聖籠町職員の育児休業等に関する条例及び聖籠町職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例をここに公布する

平成19年度分から

職員給与関係

所得控除 基礎控除 配偶者控除などの下記の表に記載されたものをいいます それぞれ一定の要件を満たしている場合は 課税所得金額を計算する際に それぞれの控除が受けられます 個人の県民税 個人の市町村民税 12

18職員給与

確認書類一覧表 個人番号カード を 持っている人 通知カード を 持っている人 どちらも持って いない人 2 個人番号確 個人番号カード 通知カードのコピー 個人番号が記載された 認の書類 の裏のコピー 民票のコピー 個人番号カード 下記いずれかの身分証の 下記いずれかの身分証の の表のコピー コピ

名古屋市職員給与実態調査の概要 職員の給与は 各表とも すべて平成 25 年 4 月 1 日現在の全職員について調査したものである ただし 次のものは集計から除外した 1 組合専従職員 2 派遣職員 3 育児休業職員集計にあたっては 上記対象職員を給料表の種類により分類した その分類は下表のとおりで

ったと判断します なお 一時的に認定基準月額以上の収入がある月があっても 認定基準年額を超えるまでの間は認定できます また 勤務した月の給与が翌月以降に支払われる場合でも 原則 勤務月の収入として取扱います 継続して認定できる事例 認定基準月額未満であるので 継続して認定できます 認定基準月額以上の

申告者と配偶者の合計所得金額の入力フォーム 申告者 ( 給与の支払いを受ける人 ) の事業所得 雑所得 配当所得 不動産所得 その他の所得の収入金額と必要経費を入力して合計所得金額を計算します 申告者の合計所得金額が 900 万円を超えると 配偶者控除または配偶者特別控除の控除額が変動します 申告者

( その 1) 月収額の計算のしかた 給与所得者の場合 1. 年間総収入の計算あなたが仕事を始めた時期 対 象 の 収 入 金 額 1 現在の勤務先に前年 1 月 1 日以前から引 前年中の年間総収入金額 き続き勤務している方 ( 源泉徴収票の支払金額の欄 ) 2 現在の勤務先に前年 1 月 2 日

[Q1] 復興特別所得税の源泉徴収はいつから行う必要があるのですか 平成 25 年 1 月 1 日から平成 49 年 12 月 31 日までの間に生ずる所得について源泉所得税を徴収する際 復興特別所得税を併せて源泉徴収しなければなりません ( 復興財源確保法第 28 条 ) [Q2] 誰が復興特別所

( 休憩時間 ) 第 3 条 任命権者は 1 日の勤務時間が 6 時間を超える場合においては 少な くとも45 分 8 時間を超える場合においては 少なくとも1 時間の休憩時間を それぞれ所定の勤務時間の途中に置かなければならない 2 前項の休憩時間は 職務の特殊性又は当該公署の特殊の必要がある場合

公布された条例のあらまし 職員の退職手当に関する条例の一部改正について 1 条例の改正理由地方公務員等共済組合法及び地方独立行政法人法の一部改正に伴い 所要の改正を行う 2 条例の概要 (1) 自己の都合による退職等の場合の退職手当の基本額について定めた規定中 引用している地方公務員等共済組合法の条

3 年次休暇の計算例 (1) 昨年 4/1~12/31 までとして勤務 ( 年休取得なし ) = 前年からの繰越し 15 1 今年もとして下記の期間に任用された場合 ( 年次休暇 3 使用 ) < 年次休暇の付与数 > = ( 当初の ) + ( 更新後の

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所得控除 雑損控除 医療費控除 社会保険料控除等 旧生命保険料控除 旧個人年金保険料控除 ( 実質損失額 - 総所得金額等の合計額 10%) 又は ( 災害関連支出の金額 -5 万円 ) のうち いずれか多い方の金額医療費の実質負担額 -(10 万円と総所得金額等の 5% のいずれか低い金額 ) 限

第11 源泉徴収票及び支払調書の提出

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職員給与概要

中小企業の退職金制度への ご提案について

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ふるさと納税ワンストップ特例申請書の送付について この度は那須町へふるさと納税いただきまして誠にありがとうございます さて ふるさと納税による税の軽減を受けるためには確定申告を行っていただく必要がありますが ふるさと納税ワンストップ特例制度 に該当し 制度の適用を受けた場合 確定申告等の申告を行わな

労災年金のスライド

企業年金のポータビリティ制度 ホ ータヒ リティ制度を活用しない場合 定年後 : 企業年金なし A 社 :9 年 B 社 :9 年 C 社 :9 年 定年 ホ ータヒ リティ制度を活用する場合 ホ ータヒ リティ制度活用 ホ ータヒ リティ制度活用 定年後 :27 年分を通算した企業年金を受給 A

所得控除 基礎控除 配偶者控除などの下記の表に記載されたものをいいます それぞれ一定の要件を満たしている場合は 課税所得金額を計算する際に それぞれの控除が受けられます 個人の県民税 個人の市町村民税 12

( 各自の総を計算してください ) (3) 収入のある人の総を合算し 世帯の総を計算 本人の総 + 家族の総 = 世帯の総 (4) 世帯の総から控除額を差し引いたのち 12 で割って政令月収額を計算 世帯の総 - 控除額合計 12= 政令月収額 4 ページの 控除額一覧表 を参照して合計額を計算して

3 平成 25 年 4 月に給与の支給規程を改訂し 平成 24 年分 10 月にまでさかのぼって実施する こととなり 平成 25 年 4 月の給与支給日に支払うこととなった平成 24 年 10 月から平成 25 年 3 月までの給与改訂差額 A 3 1 給与所得の収入金額の収入すべき時期は 契約又は

議案第72号 向日市職員の給与に関する条例及び向日市長及び副市長の給与に関する条例の一部改正について_議案・改正文

Microsoft Word - ③(様式26号)特別徴収実施確認・開始誓約書

Microsoft Word - 資料6-1 個人住民税の特別徴収に係るQ&A(事業者向け)

災害補償事務請求書等様式集

(2) 再就職後 年金受給権が発生した場合正規職員無職一般企業無職 共済組合員 A 厚生年金 B ( 一般厚生年金 ) 退職 再就職 老齢厚生年金支給開始年齢 1 年金待機者登録 2 公的年金加入 ( 一部又は全額支給停止 ) 3 年金決定請求 1 退職した際は 年金の受給権発生まで期間がありますの

市県民税所得課税証明書から年間所得金額を見る場合 平成 年度 ( 平成 年分 ) 市県民税所得課税証明書 住所 羽生市 134 番地 1 氏名 羽生田羽生子 所得の区分 所得金額 所得の区分 所得金額 総所得金額 330,000 所得控除金額 1,500,000 合計所得金額 330,000 課税標

目 次 平成 0 年職員給与等実態調査の要領 平成 0 年職員給与等実態調査の概要 () 職員数 第 表 給料表別職員数対前年比較 第 表 給料表別 部局別職員構成 第 図 給料表別職員構成 第 図 部局別職員構成 第 表 給料表別平均年齢対前年比較 第 図 年齢別職員構成 6 第 表 給料表別 学

(2) 報酬日額の算出方法休業給付の給付日額を算出する際の 標準報酬日額 の算定は 標準報酬月額の1/22 支給割合 となりますが 比較の対象となる 報酬日額 については 次表の区分に応じて算出します 報酬日額の算出方法 ( 手当等の金額に乗じる率 ) 区分手当等の種類算出に用いる率 日々の勤務に対

Microsoft PowerPoint 寄附金控除制度概要.ppt

特別控除について 3 特別控除について 次の 控除の種類 にあてはまる場合には 1 の場合は申込世帯の合計から 2 の場合はその方のから それぞれの特別控除金額を差し引きます 1 申込世帯の合計から差し引くもの ( 申込者 同居親族 遠隔地扶養者が対象です ) 控除の種類 ア老人扶養控除 イ特定扶養

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議第 18 号 ( 趣旨 ) 三島市職員の公益的法人等への派遣等に関する条例案 第 1 条 この条例は 公益的法人等への一般職の地方公務員の派遣等に関する法律 ( 平成 12 年法律第 50 号 以下 法 という ) 第 2 条第 1 項及び第 3 項 第 5 条第 1 項 第 6 条第 2 項 第

   

早期退職に係る募集実施要項 平成 27 年 8 月 24 日 三好市長黒川征一三好市議会議長大浦忠司三好市教育委員会三好市代表監査委員平田健一三好市農業委員会 今般 組織の年齢別人員構成を適正化し 組織の活性化を図ることを目的として 三好 市定年前に退職する意思を有する職員の募集及び認定に関する条例

カツデンアーキテック株式会社退職金規程 退職金規程 ( 目的 ) 第 1 条この規程は 就業規則第 47 条に基づき 社員の退職金に関して 定めたものである 但し パートタイマー アルバイトおよび 契約社員 嘱託社員その他臨時に採用された者については適用しない ( 摘用 ) 第 2 条社員が勤務年数

退職後の医療保険制度共済組合の年金制度退職後の健診/宿泊施設の利用済組合貸付金/私的年金退職手当/財形貯蓄/児童手当個人型確定拠出年金22 共イ特別支給の老齢厚生年金老齢厚生年金は本来 65 歳から支給されるものです しかし 一定の要件を満たせば 65 歳未満でも 特別支給の老齢厚生年金 を受けるこ

平成19年度税制改正.xls

2 返還額の算定方法 (1) 前記 1の (1) (2) (5) 及び (6) の退職一時金に係る返還額 退職一時金の額に利子に相当する額を加えた額とされており この利子に相当する 額は当該一時金の支給を受けた日の属する月の翌月から退職共済年金等を受ける権利 を有することとなった日の属する月までの期

【最終】給与条例改正文

株式等の譲渡(前年からの繰越損失を譲渡所得及び配当所得から控除)編

表 2 イ特別支給の老齢厚生年金老齢厚生年金は本来 65 歳から支給されるものです しかし 一定の要件を満たせば 65 歳未満でも 特別支給の老齢厚生年金 を受けることができます 支給要件 a 組合員期間が1 年以上あること b 組合員期間等が25 年以上あること (P.23の表 1 参照 ) c

退職後の健康保険制度について 退職後は 以下の3つの選択肢の中からご自分が加入する制度を選ぶことになります 必ずしもヤマトグルー プ健康保険組合の任意継続に加入する必要はありません 月々の保険料や加入条件等をよく比較して ご自身に 合った健康保険を選択してください A ご家族の扶養に入る B 国民健

目次 1 個人住民税とは 1 2 特別徴収の義務 1 (1) 特別徴収義務者の指定 1 (2) 特別徴収のメリット 2 (3) 特別徴収の対象になる方 2 (4) 給与支払報告書の提出 3 (5) 特別徴収税額決定通知書の送付 5 (6) 納期と納入方法 6 (7) 税額の変更通知 6 (8) 退職

2016年 弾丸メールセミナー № 33 雇用保険法 高年齢再就職給付金

2 税金から控除される額 市区町村や都道府県に対する寄附金は 特定寄附金 と呼ばれ 所得税や住民税を計算するときに 寄附金控除が適用され 税が軽減されます 所得税の控除 総所得金額等の 40% が限度 2,000 円 所得税率 住民税の控除基本控除 総所得金額等の 30% が限度 2

別表 ( 第 3 条関係 ) 給料表 職員の区分 職務の級 1 級 2 級 3 級 4 級 5 級 6 級 7 級 8 級 号給給料月額給料月額給料月額給料月額給料月額給料月額給料月額給料月額 再任用職 1 144, , , , , ,60

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第2章 第2章 1 補償基礎額 補償基礎額 団員の補償基礎額 問 団員の補償基礎額は どのようにして決定されているのでしょうか 答 補償基礎額は 一般にいう 日当 に相当するものであり 災害補償では 療養 補償費 介護補償費を除く損害補償費並びに福祉事業のうちの休業援護金及び各種特 別給付金の算定基

別紙 1 健康保険料 介護保険料 厚生年金保険料 子ども 子育て拠出金 1. 複数資金間での負担配分について (1) 複数の外部資金間での負担配分当該外部資金管理者間の調整により任意に負担割合等を決定する (2) 外部資金と経常費間での負担配分 A. 外部資金による常勤の雇用者に経常費による手当支給

役 員 等 報 酬 規 程

( その 1) 月収額の計算のしかた 給与所得者の場合 1. 年間総収入の計算あなたが仕事を始めた時期 対 象 の 収 入 金 額 1 現在の勤務先に前年 1 月 1 日以前から引 前年中の年間総収入金額 き続き勤務している方 ( 源泉徴収票の支払金額の欄 ) 2 現在の勤務先に前年 1 月 2 日

Microsoft Word - 例規集(A4判).docx

7 単身赴任手当 公署を異にする異動等に伴い住居を移転し, やむを得ない事情により同居していた配偶者と別条例第 11 条の 8 居し, 単身で生活することを常況とし, 距離制限を満たす職員に支給する (1) 支給要件 次の ( ア ) から ( エ ) に掲げる要件をすべて満たしていること ( ア

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平成 27 年 4 月 教育委員会事務局教職員 福利課 780-0850 高知市丸ノ内 1 丁目 7-52 TEL(088)821-4905 FAX(088)821-4725 http://www.pref.kochi.lg.jp/soshiki/310601/ E-mail : 310601@ken.pref.kochi.lg.jp

この資料は 平成 27 年 4 月 1 日現在の制度に基づき作成しています 退職手当は 職員の退職手当に関する条例 に基づいて支給されます 1 教職員 福利課への提出書類 1 退職手当支給申出書 (15ページ) 2 退職所得申告書 (16ページ) 3 その他確認資料 ( 退職手当を振り込む本人名義の預金通帳の写し ) 2 支払時期 毎年 3 月末の退職者については 4 月下旬に口座振込しています 退職手当の計算方法 2 退職理由別支給率 別表 1 3 給料表別の退職手当調整額の適用区分 別表 2 別表 3 4 退職手当における勤続年数の計算について 6 退職手当の計算 8 退職手当を計算してみよう 11 退職手当 ( 退職所得 ) に係る税金 14 退職手当支給申出書 15 退職所得申告書 16 退職手当の仮計算について 17-1 -

退職手当の計算方法は次のとおりです 退職手当額 = 基本額 給料月額 退職理由別 勤続年数別支給率 + 退職手当調整額 ただし 平成 18 年 4 月 1 日の制度改正に伴う経過措置があるため 退職手当額は A: 新制度の退職手当額 ( 上記の計算方法で算出した退職手当額 ) と B: 旧制度の退職手当額 (H18.3.31 現在の額 ) を比較し 金額の多い方となります B: 旧制度の退職手当額 = 給料月額 退職理由別 勤続年数別支給率 A: 新制度の退職手当額 B: 旧制度の退職手当額 (H18.3.31 現在の額 ) 給料月額 退職時の給料月額 ( 切替えに伴う現給保障額や 教職調整額 給料の調整額を含みます ) ただし H18.4.1 から経過措置として支給されている給料月額改正前と改正後の差額 ( 現給保障額 ) は含みません H18.3.31 現在の給料月額 ( 教職調整額 給料の調整額を含みます ) 支給率 新制度の支給率 ( 別表 1 <3 ヘ ーシ > を参照 ) 旧制度 (H18.3.31 現在 ) の支給率 ( 別表 1 <3 ヘ ーシ > を参照 ) 退職理由現に退職した理由 勤続年数退職時までの期間 H18.3.31 までの期間 1 育児休業の終期が平成 4 年 4 月 1 日以降の場合のみ 子が 1 歳に達した日の属する月までの期間 1/3 を除算 2 育児短時間勤務をした期間 1/2 を除算 休職期間等の除算方法 3 休職 育児休業 ( 上記 1 を除く ) 停職等 4 配偶者同行休業 平成 26 年 7 月 8 日施行 1/2 を除算 全期間除算 制度なし 5 職員組合専従の期間 全期間除算 全期間除算 除算の対象期間は 月の初日から月の末日までのすべての期間を含む月だけを基に計算します 勧奨退職による年齢加算 ( 勤続年数 25 年以上 ) 退職手当調整額 退職年度末の年齢による割増率 ( 退職時の年齢が 50 歳以上の場合 60 歳と退職時の年齢との差に相当する年数 1 年につき 2% を乗じた率 ) 職員の区分 ( 別表 2 別表 3 <4 5ヘ ーシ > の第 1 号 ~ 第 8 号区分 ) に応じて定められた額のうち 最も多いものから順に 第 1 位から第 60 位までの額を合計した額 ( 別表 2 別表 3 <4 5ヘ ーシ > を参照 ) - 2 - H18.3.31 の年齢による割増率 (H18.3.31 の年齢が 50 歳以上の場合 60 歳と H18.3.31 の年齢との差に相当する年数 1 年につき 2% を乗じた率 ) 制度なし

退職理由別支給率 別表 1 平成 27 年 1 月 1 日から適用 区分 定年 勧奨等 自己都合 整理 公務死傷病 勤務公署移転等 公務外傷病その他 勤続年数 旧条例 新条例 旧条例 新条例 旧条例 新条例 旧条例 新条例 旧条例 新条例 年 1 0.87 0.87 0.522 0.522 1.305 1.305 1.0875 1.0875 0.87 0.87 2 1.74 1.74 1.044 1.044 2.61 2.61 2.175 2.175 1.74 1.74 3 2.61 2.61 1.566 1.566 3.915 3.915 3.2625 3.2625 2.61 2.61 4 3.48 3.48 2.088 2.088 5.22 5.22 4.35 4.35 3.48 3.48 5 4.35 4.35 2.61 2.61 6.525 6.525 5.4375 5.4375 4.35 4.35 6 5.22 5.22 3.915 3.132 7.83 7.83 6.525 6.525 5.22 5.22 7 6.09 6.09 4.5675 3.654 9.135 9.135 7.6125 7.6125 6.09 6.09 8 6.96 6.96 5.22 4.176 10.44 10.44 8.7 8.7 6.96 6.96 9 7.83 7.83 5.8725 4.698 11.745 11.745 9.7875 9.7875 7.83 7.83 10 8.7 8.7 6.525 5.22 13.05 13.05 10.875 10.875 8.7 8.7 11 9.657 12.07125 7.7256 7.7256 14.4855 14.4855 12.07125 12.07125 9.657 9.657 12 10.614 13.2675 8.4912 8.4912 15.921 15.921 13.2675 13.2675 10.614 10.614 13 11.571 14.46375 9.2568 9.2568 17.3565 17.3565 14.46375 14.46375 11.571 11.571 14 12.528 15.66 10.0224 10.0224 18.792 18.792 15.66 15.66 12.528 12.528 15 13.485 16.85625 10.788 10.788 20.2275 20.2275 16.85625 16.85625 13.485 13.485 16 14.442 18.59625 11.5536 13.3893 21.663 21.663 18.0525 18.59625 14.442 14.877 17 15.399 20.33625 12.3192 14.6421 23.0985 23.0985 19.24875 20.33625 15.399 16.269 18 16.356 22.07625 13.0848 15.8949 24.534 24.534 20.445 22.07625 16.356 17.661 19 17.313 23.81625 13.8504 17.1477 25.9695 25.9695 21.64125 23.81625 17.313 19.053 20 22.8375 25.55625 18.27 20.445 27.405 27.405 22.8375 25.55625 18.27 20.445 21 24.1425 27.29625 19.314 22.185 28.971 28.8405 24.1425 27.29625 19.314 22.185 22 25.4475 29.03625 20.358 23.925 30.537 30.276 25.4475 29.03625 20.358 23.925 23 26.7525 30.77625 21.402 25.665 32.103 31.7115 26.7525 30.77625 21.402 25.665 24 28.0575 32.51625 22.446 27.405 33.669 33.147 28.0575 32.51625 22.446 27.405 25 35.235 34.5825 29.3625 29.145 35.235 34.5825 29.3625 34.5825 29.3625 29.145 26 36.801 36.1485 30.6675 30.537 36.801 36.1485 30.6675 36.1485 30.6675 30.537 27 38.367 37.7145 31.9725 31.929 38.367 37.7145 31.9725 37.7145 31.9725 31.929 28 39.933 39.2805 33.2775 33.321 39.933 39.2805 33.2775 39.2805 33.2775 33.321 29 41.499 40.8465 34.5825 34.713 41.499 40.8465 34.5825 40.8465 34.5825 34.713 30 43.065 42.4125 35.8875 36.105 43.065 42.4125 35.8875 42.4125 35.8875 36.105 31 44.37 43.9785 36.975 37.149 44.37 43.9785 36.975 43.9785 36.975 37.149 32 45.675 45.5445 38.0625 38.193 45.675 45.5445 38.0625 45.5445 38.0625 38.193 33 46.98 47.1105 39.15 39.237 46.98 47.1105 39.15 47.1105 39.15 39.237 34 48.285 48.6765 40.2375 40.281 48.285 48.6765 40.2375 48.6765 40.2375 40.281 35 49.59 49.59 41.325 41.325 49.59 49.59 41.325 49.59 41.325 41.325 36 49.59 42.369 49.59 49.59 42.369 37 49.59 43.413 49.59 49.59 43.413 38 49.59 44.457 49.59 49.59 44.457 39 49.59 45.501 49.59 49.59 45.501 40 49.59 46.545 49.59 49.59 46.545 41 49.59 47.589 49.59 49.59 47.589 42 49.59 48.633 49.59 49.59 48.633 43 49.59 49.59 49.59 49.59 49.59 44 49.59 49.59 49.59 49.59 49.59 45 49.59 49.59 49.59 49.59 49.59 旧条例 : 平成 18 年 3 月 31 日まで ( 平成 18 年改正条例に係る経過措置関係 ) 新条例 : 平成 18 年 4 月 1 日以降 - 3 -

特 2 級 は平成 21 年 4 月 1 日追記 別表 2 調整額区分 第 1 号区分 給料表別の退職手当調整額の適用区分 ( 平成 18 年 4 月 1 日以降 ) 調整月額 ( 単位 : 円 ) 給料表 小 中学校教育職高等学校等教育職行政職医療 ( 二 ) 技能職 50,000 9 級 第 2 号区分 45,850 4 級管理職手当 16% (69,500 円 ) 4 級管理職手当 16% (72,800 円 ) 8 級 第 3 号区分 41,700 4 級管理職手当 14% (60,800 円 ) 4 級管理職手当 14% (63,700 円 ) 7 級 7 級 第 4 号区分 33,350 4 級管理職手当 12% (52,100 円 ) 3 級管理職手当 12% (52,000 円 ) 4 級管理職手当 12% (54,600 円 ) 3 級管理職手当 12% (52,900 円 ) 6 級 6 級 ( 任用等級 2 等級 ( 任用等級 2 等級の者に限る ) の者に限る ) 第 5 号区分 25,000 3 級管理職手当 10% (43,700 円 ) 特 2 級 (4 年制大学卒業後の経験年数が 28 年を超える者又は在級年数が 9 年を超える者 ) 2 級 (4 年制大学卒業後の経験年数が 28 年を超える者 < 教諭 養護教諭 栄養教諭に限る >) 3 級管理職手当 10% (44,100 円 ) 特 2 級 (4 年制大学卒業後の経験年数が 28 年を超える者又は在級年数が 9 年を超える者 ) 2 級 (4 年制大学卒業後の経験年数が 28 年を超える者 < 教諭 養護教諭 栄養教諭に限る >) 6 級 ( 第 4 号区分に掲げる者を除く ) 5 級 6 級 ( 第 4 号区分に掲げる者を除く ) 5 級 ( 任命権者が定める者 ) 第 6 号区分 20,850 特 2 級 2 級 (4 年制大学卒業後の経験年数が 16 年を超える者 ) 特 2 級 2 級 (4 年制大学卒業後の経験年数が 16 年を超える者 ) 4 級 5 級 ( 第 5 号区分に掲げる者を除く ) 4 級 (H19.4.1 以降は 3 級に切替 ) 第 7 号区分 16,700 2 級 1 級 (4 年制大学卒業後の経験年数が 9 年を超える者 ) 2 級 1 級 (4 年制大学卒業後の経験年数が 9 年を超える者 ) 3 級 4 級 3 級 3 級 第 8 号区分 0 2 級 1 級 (4 年制大学卒業後の経験年数が 9 年以下の者 ) 2 級 1 級 (4 年制大学卒業後の経験年数が 9 年以下の者 ) 2 級 1 級 2 級 1 級 2 級 1 級 短大卒業の場合 表中の経験年数は それぞれ2 年を加算します 平成 19 年 4 月から管理職手当が定額になっています 勤続期間が24 年以下の場合 調整額は下表のとおりになります 区分調整額 自己都合退職以外 自己都合退職 勤続 5 年以上 24 年以下 勤続 4 年以下 勤続 10 年以上 24 年以下 勤続 9 年以下 全額加算 調整額の 2 分の 1 を加算 調整額の 2 分の 1 を加算 加算なし < 例 > 退職区分 自己都合退職 勤続 20 年 調整額区分 1 第 6 号区分 =48 月 20,850 円 48 月 = 1,000,800 円 2 第 7 号区分 =12 月 16,700 円 12 月 = 200,400 円 調整額 ( 11,000,800 円 + 2200,400 円 ) 1/2 = 600,600 円 - 4 -

第 1 号区分 別表 3 給料表別の退職手当調整額の適用区分 ( 平成 8 年 4 月 1 日 ~ 平成 18 年 3 月 31 日まで ) 調整額区分 調整月額 ( 単位 : 円 ) 給料表 小 中学校教育職高等学校等教育職行政職医療 ( 二 ) 技能職 50,000 11 級 第 2 号区分 45,850 4 級 管理職手当 16% 4 級 管理職手当 16% 10 級 第 3 号区分 41,700 4 級 管理職手当 14% 4 級 管理職手当 14% 9 級 7 級 第 4 号区分 33,350 4 級 3 級 管理職手当 12% 4 級 3 級 管理職手当 12% 8 級 6 級 ( 任用等級 2 等級 ( 任用等級 2 等級の者に限る ) の者に限る ) 第 5 号区分 25,000 3 級 2 級 (4 年制大学卒業後の経験年数が 28 年を超える者 < 教諭 養護教諭 栄養教諭に限る >) 3 級 2 級 (4 年制大学卒業後の経験年数が 28 年を超える者 < 教諭 養護教諭 栄養教諭に限る >) 8 級 ( 第 4 号区分に掲げる者を除く ) 7 級 ( 任命権者が定める者 ) 6 級 ( 第 4 号区分に掲げる者を除く ) 5 級 ( 任命権者が定める者 ) 第 6 号区分 20,850 2 級 (4 年制大学卒業後の経験年数が 16 年を超える者 ) 2 級 (4 年制大学卒業後の経験年数が 16 年を超える者 ) 7 級 ( 第 5 号区分に掲げる者を除く ) 6 級 ( 任用等級 3 等級の者に限る ) 5 級 ( 任用等級 3 等級の者に限り 第 5 号区分に掲げる者を除く ) 6 級 第 7 号区分 16,700 2 級 1 級 (4 年制大学卒業後の経験年数が 9 年を超える者 ) 2 級 1 級 (4 年制大学卒業後の経験年数が 9 年を超える者 ) 6 級 5 級 ( 第 6 号区分に掲 ( 第 6 号区分に掲げる者を除く ) げる者を除く ) 5 級 4 級 ( 任用等級 4 等級の者に限る ) 4 級 3 級 ( 任用等級 4 等級の者に限る ) 5 級 4 級 第 8 号区分 0 2 級 1 級 (4 年制大学卒業後の経験年数が 9 年以下の者 ) 2 級 1 級 (4 年制大学卒業後の経験年数が 9 年以下の者 ) 4 級 3 級 ( 第 7 号区分に掲 ( 第 7 号区分に掲げる者を除く ) げる者を除く ) 3 級 2 級 1 級 2 級 1 級 3 級 2 級 1 級 短大卒業の場合 表中の経験年数は それぞれ 2 年を加算します - 5 -

退職手当における勤続年数 ( 以下 勤続年数 という ) の計算について 1 1 年未満の端数の取扱い 勤続年数に 1 年未満の端数がある場合は その端数を切り捨てます ただし 退職者の在職期間が 6 月以上 1 年未満の場合には 1 年とします また 傷病又は死亡による退職 勤務公署の移転による退職 廃職 過員による整理退職については その退職者の在職期間が 1 年未満の場合には 1 年とします 計算例 : 採用 昭和 58 年 4 月 1 日 退職 平成 27 年 12 月 31 日 在職期間は 32 年 9 月となり 勤続年数は 1 年未満の端数である 9 月を切り捨て 32 年となります 2 月の途中での採用 退職における端数の取扱い 月の途中での採用や退職の場合 在職期間の計算では その月は 1 月とします 計算例 : 採用 昭和 58 年 4 月 7 日 退職 平成 27 年 12 月 20 日 昭和 58 年 4 月と平成 27 年 12 月は各々 1 月と計算し 在職期間は 32 年 9 月となり 勤続年数は 1 年未満の端数である 9 月を切り捨て 32 年となります 3 期限付講師 ( 臨時的任用職員 ) の任用期間の取扱い 高知県に正規職員として採用される前の本県での期限付講師の任用期間は 任用期間が採用日に連続している場合には在職期間に通算します ( 期限付講師として退職手当が支給されていない場合に限る ) 逆に 任用期間が採用日に連続していない場合には在職期間に通算されません 時間講師としての任用期間は 常勤でないため 在職期間に通算されません 計算例 1: 期限付講師の任用期間 昭和 58 年 4 月 7 日 ~ 昭和 59 年 3 月 31 日 採用 昭和 59 年 4 月 1 日 退職 平成 28 年 3 月 31 日 期限付講師の任用期間が採用日に連続しているので その任用期間は在職期間に通算します また 昭和 58 年 4 月は 上記 2 により 1 月と計算しますので 在職期間は 期限付講師 1 年 + 正規職員 32 年 =33 年となり 勤続年数も 33 年となります 計算例 2: 期限付講師の任用期間 昭和 58 年 4 月 7 日 ~ 昭和 59 年 3 月 24 日昭和 59 年 4 月 7 日 ~ 昭和 60 年 3 月 31 日 採用 昭和 60 年 4 月 1 日 退職 平成 28 年 3 月 31 日 昭和 58 年 4 月 7 日 ~ 昭和 59 年 3 月 24 日の期限付講師の任用期間は採用日に連続していないので その任用期間は在職期間に通算されません 一方 昭和 59 年 4 月 7 日 ~ 昭和 60 年 3 月 31 日の期限付講師の任用期間は採用日に連続しており 在職期間に通算し 昭和 59 年 4 月は 上記 2 により 1 月と計算しますので 在職期間は 期限付講師 1 年 + 正規職員 31 年 =32 年となり 勤続年数も 32 年となります - 6 -

4 休職などの除算期間の取扱い 病気休職 育児休業などがある場合 その期間の全部又は一部が勤続年数から除算されますが その除算の対象期間は 月の初日から月の末日までのすべての期間を含む月だけを基に計算します 除算する期間 ( 割合 ) については 退職手当の計算方法 の項 (2 ページ ) をご覧ください 計算例 1: 採用 昭和 58 年 4 月 1 日 退職 平成 28 年 3 月 31 日 病気休暇 平成 8 年 3 月 1 日 ~ 平成 8 年 7 月 28 日 病気休職 平成 8 年 7 月 29 日 ~ 平成 9 年 9 月 27 日 まず 除算期間を計算します 病気休暇の期間は除算の対象ではありません 病気休職は 1/2 を除算します また 平成 8 年 7 月と平成 9 年 9 月は まる 1 月ないので 除算の対象期間に該当しません したがって 平成 8 年 8 月 ~ 平成 9 年 8 月の 13 月が除算の対象期間で その 1/2 の 6.5 月が除算されます 次に 在職期間は 昭和 58 年 4 月 ~ 平成 28 年 3 月までで 33 年となります 勤続年数は 在職期間 33 年から除算期間 6.5 月を差し引いた 32 年 5.5 月の 1 年未満の端数である 5.5 月を切り捨てた 32 年となります 計算例 2: 採用 昭和 61 年 4 月 1 日 退職 平成 28 年 3 月 31 日 育児休業 平成 2 年 8 月 4 日 ~ 平成 3 年 4 月 30 日 ( 子の誕生日は平成 2 年 6 月 8 日 ) まず 除算期間を計算します 育児休業の終期が平成 4 年 4 月 1 日前ですので 育児休業の全期間の 1/2 を除算します また 平成 2 年 8 月は まる 1 月ないので 除算の対象期間に該当しません したがって 平成 2 年 9 月 ~ 平成 3 年 4 月の 8 月が除算の対象期間で その 1/2 の 4 月が除算されます 次に 在職期間は 昭和 61 年 4 月 ~ 平成 28 年 3 月までで 30 年となります 勤続年数は 在職期間 30 年から除算期間 4 月を差し引いた 29 年 8 月の 1 年未満の端数である 8 月を切り捨てた 29 年となります 計算例 3: 期限付講師の任用期間 昭和 57 年 9 月 1 日 ~ 昭和 58 年 3 月 31 日 採用 昭和 58 年 4 月 1 日 退職 平成 28 年 3 月 31 日 育児休業 昭和 63 年 11 月 20 日 ~ 平成元年 7 月 31 日 ( 子の誕生日は昭和 63 年 9 月 24 日 ) 平成 2 年 8 月 4 日 ~ 平成 3 年 4 月 30 日 ( 子の誕生日は平成 2 年 6 月 8 日 ) まず 除算期間を計算します いずれの育児休業も終期が平成 4 年 4 月 1 日前なので 育児休業の全期間の 1/2 を除算します また 昭和 63 年 11 月と平成 2 年 8 月は まる 1 月ないので 除算の対象期間に該当しません したがって 昭和 63 年 12 月 ~ 平成元年 7 月の 8 月と 平成 2 年 9 月 ~ 平成 3 年 4 月の 8 月が除算の対象期間で それぞれ 1/2 の 4 月 合計で 8 月が除算されます 次に 在職期間は 期限付講師の任用期間が採用日に連続しており通算しますので 昭和 57 年 9 月 ~ 平成 28 年 3 月までで 33 年 7 月となります 勤続年数は 在職期間 33 年 7 月から除算期間 8 月を差し引いた 32 年 11 月の 1 年未満の端数である 11 月を切り捨てた 32 年となります 計算例 4: 採用 平成 11 年 4 月 1 日 退職 平成 28 年 3 月 31 日 育児休業 平成 16 年 8 月 4 日 ~ 平成 19 年 3 月 31 日 ( 子の誕生日は平成 16 年 6 月 8 日 ) まず 除算期間を計算します 育児休業の終期が平成 4 年 4 月 1 日以降ですので 子が 1 歳に達する平成 17 年 6 月までの期間は 1/3 を除算し 平成 17 年 7 月以降の期間は 1/2 を除算します また 平成 16 年 8 月は まる 1 月ないので 除算の対象期間に該当しません したがって 平成 16 年 9 月 ~ 平成 17 年 6 月の 10 月が 1/3 除算の対象期間で約 3.3 月が除算され また 平成 17 年 7 月 ~ 平成 19 年 3 月の 21 月が 1/2 除算の対象期間で 10.5 月が除算され 合計で約 13.8 月が除算されます 次に 在職期間は 平成 11 年 4 月 ~ 平成 28 年 3 月までで 17 年となります 勤続年数は 在職期間 17 年から除算期間 13.8 月を差し引いた 15 年 10.2 月の 1 年未満の端数である 10.2 月を切り捨てた 15 年となります - 7 -

退職手当の計算 例 福利太郎さんの場合 1 退職手当の基礎となる給料月額は? A: 新制度退職手当額を算定する場合退職時の給料月額 (H-4-37 461,400 円 ) B: 旧制度 (H18.3.31 現在 ) の額を算定する場合 H18.3.31 現在の給料月額 (H-3-21 460,800 円 ) 2 退職手当の基礎となる勤続年数等は? 福利太郎さんは 昭和 58 年 4 月 1 日に採用されて平成 28 年 3 月 31 日に定年退職します 採用前に任用期間が連続する臨時講師の期間があります また 在職中に病気で休職した期間もあります H22.4.1に校長 ( 管理職手当 12%) に任用されました 臨時講師 教諭採用 病気休職 条例改正日前日 退 職 S57.4.7~ S58.3.31 S58.4.1 H1.10.27~H2.3.30 H18.3.31 H28.3.31 H22.4.1 校長採用 勤続年数 (34 年 ) H18.3.31 までの勤続年数は 24 年 勤続期間の通算について < 通算される期間 > ( ア ) 任用期間が連続している臨時講師の期間 ( ただし 退職手当の支給制度がない 自治体の場合は 連続していても通算されません ) ( イ ) 任用期間が連続している他県や国 市町村での勤務期間 ただし 退職手当が 支給されていないことが条件になります ( 退職手当支給無 の証明が必要 ) 退職手当支給無 の証明については 教職員 福利課で手続きを行います < 通算されない期間 > ( ア ) 時間講師 ( 常勤でないため ) の期間 ( イ ) 任用期間が連続していない場合の臨時講師の期間 ( ウ ) 任用期間が連続していない他県や国 市町村での勤務期間 - 8 -

除算期間について < 在職期間から2 分の1の期間を除算するもの> 病気休職 育児休業 停職等 < 在職期間から3 分の1の期間を除算するもの> 育児休業の終期が平成 4 年 4 月 1 日以降の場合のみ 子が1 歳に達した日の属する月までを1/3 除算 育児短時間勤務をした期間 < 在職期間から全期間除算するもの> 配偶者同行休業 職員組合専従 職員組合専従の期間は 税年数も除算されます 病気休職復職 H1.10.27 H2.3.31 10 月 11 月 12 月 1 月 2 月 3 月 除算期間 除算期間 4 月 1/2=2 月となります 除算の対象期間は 月の初日から月の末日までのすべての期間を含む月だけを基に計算しますので 平成元年 10 月と平成 2 年 3 月は除算期間の対象外です A: 新制度退職手当額を算定する場合 退職時までの期間勤続年数 (34 年 )- 除算期間 (2 月 )=33 年 10 月 B:H18.3.31 現在の額を算定する場合 H18.3.31までの期間勤続年数 (24 年 )- 除算期間 (2 月 )=23 年 10 月 勤続年数は 33 年 勤続年数は 23 年 勤続年数に 1 年未満の端数がある場合は その端数を切り捨てます 税年数期間は A B とも H28.3.31 までの期間で計算し 1 年未満の端数は 1 年に 切り上げますので 34 年になります 3 平成 18 年 4 月からの新制度で創設された退職手当調整額は? 福利太郎さんは H8.4.1 以後 H28.3.31までの期間において 額が高いものから順に 60 月を算定すると H22.4.1から管理職手当 12% の校長職でしたので 第 4 号区分が60 月になります ( 詳しくは 別表 2 別表 3 (4 5ページ) をご覧ください ) - 9 -

1~3 までを参考に 例 の福利太郎さんの退職手当と税金を算定してみます (1) まず B の H18.3.31 現在の額を算定します 旧給料月額 (460,800 円 ) 旧支給率 (26.7525)= 12,327,552 円 (2)A の新制度退職手当額を算定します 新給料月額 (461,400 円 ) 新支給率 (47.1105)+ 退職手当調整額 (33,350 円 60 月 ) = 23,737,784 円 (3) 福利太郎さんの退職手当額は A と B の額を比較し 額の大きい方になりますので A の 23,737,784 円 となります (4) 次に 税金 を計算します 福利太郎さんの税金上の勤続年数は35 年ですので 課税退職所得金額は ( 退職手当 - 退職所得控除額 ) (23,737,784 円 -17,800,000 円 ) 1/2 = 2,968,892 円 1,000 円未満を切り捨て 2,968,000 円となります この課税退職所得金額を 14 ページの税額表にあてはめて 税額を算出します 所得税 復興特別所得税 (2,968,000 円 10%-97,500 円 ) 102.1% = 203,485 円 1 円未満の端数は切り捨てます 住民税 市町村民税 2,968,000 円 6% = 178,080 円 178,000 円 県民税 2,968,000 円 4% = 118,720 円 118,700 円 100 円未満の端数はそれぞれ切り捨てます 計 296,700 円 となります - 10 -

退職手当を計算してみよう ( 注 ) ここでの退職手当の試算は 旧制度による H18.3.31 現在の退職手当と比較せず 現の退職日の退職手当が H18.3.31 の額より高いとした場合で行います 退職日 退職理由 A B 退職理由によって 5 の支給率が異なりますので ご注意ください 退職時の年齢 ( 歳 ) C 退職日における満年齢です 勤続年数 ( 年 ) 退職時の給料月額 ( 円 ) D 1 退職日における勤続年数です ご自身の人事記録カードで ご確認ください なお 教職員 福利課では 人事主管課で管理している人事記録カードを使用しています 退職日の給料月額で 本給以外は一切含みません 通常 退職日が属する年度の 4 月 1 日現在の給料月額と同額となります ただし 平成 18 年 4 月 1 日から支給されている現給保障額は含みませんので ご注意ください ご自身の人事記録カードと月々の給与明細で ご確認ください 教職調整額 2 教育職給料表の適用を受け かつ その職務の級が 1 級 2 級または特 2 級である方だけに 4% 支給されています ( 校長 教頭 学校事務 技能職の方には支給されません ) ご自身の月々の給与明細で ご確認ください 給料月額の加算 給料の調整額 3 特別支援学校の教育職給料表の適用を受ける方 小 中学校の特別支援学級の担任教員の方および土佐海援丸の船員の方だけに支給されます ご自身の月々の給与明細で ご確認ください 勧奨退職の割増 4 退職理由が任命権者が承認した勧奨退職であって 退職時の年齢が 50 歳以上 かつ勤続年数が 25 年以上の方は 60 歳と 退職時の年齢 C との差に相当する年数 1 年につき 2% を乗じた率が加算されます 例えば 58 歳の方は (60-58) 2%=4% を加算し 104% 54 歳の方は (60-54) 2%=12% を加算し 112% となります 支給率 ( 別表 1 を参照 ) 5 別表 1 (3 ヘ ーシ ) で ご確認ください まず 退職理由 B で どの 区分 欄に該当するのかを確認します 次に 勤続年数 D に従い 支給率をご確認ください 退職手当基本額 ( 円未満切捨て ) 6 (1 2+3) 4 5 の計算式で求めます なお 端数処理は計算の最後で行い 円未満を切り捨てます 退職手当調整額 ( 円 ) ( 別表 2 別表 3 を参照 ) 調整額区分調整月額月数 第 1 号区分 50,000 第 2 号区分 45,850 0 第 3 号区分 41,700 0 第 4 号区分 33,350 0 第 5 号区分 25,000 0 第 6 号区分 20,850 0 第 7 号区分 16,700 0 第 8 号区分 0 0 計 (60 月 ) 7 別表 2 別表 3 (4 5 ヘ ーシ ) で ご確認ください 退職手当調整額は 別表 2 別表 3 の 調整額区分 の第 1 号 ~ 第 8 号に応じて定められた額 (50,000~0 円 ) のうち その額が最も多いものから順に その順位を付し その第 1 順位 ~ 第 60 順位までの調整月額を合計した額です 退職直前の 60 月分ではありませんので ご注意ください ご自身の人事記録カードと月々の給与明細で ご自身の給料表の種類 給料の級 教諭としての経験年数 管理職としての経験年数 ( 管理職手当別 ) などをご確認のうえ 退職手当調整額を求めてください 管理職の場合 管理職手当の額に応じて また 教諭の場合 経験年数に応じて 調整額区分が異なりますので 正確に求めるのは ご自身では難しい場合があります そこで 教諭の場合 最低限の退職手当調整額等を次にお示しします ただし 休職等の除算期間がないものとします 校長歴が 5 年以上 : 最低 2,001,000 円 ~ 最高 2,751,000 円 教頭歴が 5 年以上 : 最低 1,500,000 円 ~ 最高 2,001,000 円 大卒で勤続年数が 33 年以上 : 最低 1,500,000 円 大卒で勤続年数が 21 年以上 : 最低 1,251,000 円 大卒で勤続年数が 14 年以上 : 最低 1,002,000 円 退職手当額 ( 円 ) 6+7 の計算式で求めます 退職手当の支給額 ( 税込み ) です - 11 -

例 1 私は昭和 30 年 6 月 3 日生まれで 大学卒業後 小学校の期限付講師として昭和 53 年 4 月 7 日から昭和 54 年 3 月 31 日まで勤務し 小学校教諭に昭和 54 年 4 月 1 日に採用され 平成 28 年 3 月 31 日に定年で退職します なお 休職等はありません また 給料月額は H( 小学校 中学校等教育職給料表 )2 級 149 号給で 415,600 円です ( 注 ) ここでの退職手当の試算は 旧制度による H18.3.31 現在の退職手当と比較せず 現の退職日の退職手当が H18.3.31 の額より高いとした場合で行います 退職日 A H28.3.31 退職日は今年度末 (H28.3.31) 退職理由 B 定年 退職理由は定年 退職時の年齢 ( 歳 ) C 60 満年齢は 60 歳 ( 定年退職 ) 勤続年数 ( 年 ) D 38 期限付講師の任用期間が採用日に連続しているので その任用期間は在職期間に通算され また 昭和 53 年 4 月は 1 月と計算しますので 期限付講師歴 1 年 正規職員歴 37 年で 勤続年数は 38 年となります 退職時の給料月額 ( 円 ) 1 415,600 給料月額は 415,600 円 教職調整額 2 104% 小学校の教諭で 教育職給料表の適用を受け かつ その職務の級が 2 級ですので 教職調整額が支給されます 給料月額の加算 給料の調整額 3 0 小学校の教諭で 特別支援学級の担任教員ではないので 給料の調整額は支給されません 勧奨退職の割増 4 100% 退職理由は定年なので 該当しません 支給率 ( 別表 1 を参照 ) 5 49.59000 退職理由 B が定年で 勤続年数 D が 38 年なので 支給率は 49.59 になります 退職手当基本額 ( 円未満切捨て ) 6 21,433,988 (1 2+3) 4 5 の計算式で求めます なお 端数処理は計算の最後で行い 円未満を切り捨てます 退職手当調整額 ( 円 ) ( 別表 2 別表 3 を参照 ) 調整額区分調整月額月数 第 1 号区分 50,000 第 2 号区分 45,850 0 0 第 3 号区分 41,700 0 0 第 4 号区分 33,350 0 0 第 5 号区分 25,000 60 1,500,000 第 6 号区分 20,850 0 0 第 7 号区分 16,700 0 0 第 8 号区分 0 0 0 小学校の教諭で 大学卒業後の 勤続年数 D が38 年ですので 調整額区分は 第 5 号区分 が最も多いものになります また 経験年数 28 年を超える年数が 10 年ありますので 60 月すべてが 第 5 号区分 になります 計 (60 月 ) 7 1,500,000 退職手当額 ( 円 ) 22,933,988 6+7 の計算式で求めます 退職手当の支給額 ( 税込み ) です - 12 -

例 2 私は昭和 34 年 8 月 18 日生まれで 大学卒業後 小学校の期限付講師として昭和 57 年 4 月 7 日から昭和 58 年 1 月 31 日まで勤務し 特別支援学校教諭に昭和 58 年 4 月 1 日に採用され 勧奨を受け平成 28 年 3 月 31 日に退職します なお 休職等はありません また 給料月額は J( 高等学校等教育職給料表 )2 級 123 号給で 420,500 円です ( 注 ) ここでの退職手当の試算は 旧制度による H18.3.31 現在の退職手当と比較せず 現の退職日の退職手当が H18.3.31 の額より高いとした場合で行います 退職日 A H28.3.31 退職日は今年度末 (H28.3.31) 退職理由 B 勧奨 退職理由は勧奨 退職時の年齢 ( 歳 ) C 56 満年齢は 56 歳 勤続年数 ( 年 ) D 33 期限付講師の任用期間が採用日に連続していないので その任用期間は在職期間に通算されませんので 勤続年数は 正規職員歴だけの 33 年となります 退職時の給料月額 ( 円 ) 1 420,500 給料月額は 420,500 円 教職調整額 2 104% 特別支援学校の教諭で 教育職給料表の適用を受け かつ その職務の級が 2 級ですので 教職調整額が支給されます 給料月額の加算 給料の調整額 3 11,000 特別支援学校の教諭なので 給料の調整額が支給されています 11,000 円 ( 調整基本額 ) 1( 調整数 )=11,000 円 勧奨退職の割増 4 108% 退職理由が勧奨で 年齢が 50 歳以上 勤続年数が 25 年以上ですので 該当します (60 歳 -56 歳 ) 2%=8% の加算となります 支給率 ( 別表 1 を参照 ) 5 47.11050 退職理由 B が勧奨で 勤続年数 D が 33 年なので 支給率は 47.1105 になります 退職手当基本額 ( 円未満切捨て ) 6 22,810,225 (1 2+3) 4 5 の計算式で求めます なお 端数処理は計算の最後で行い 円未満を切り捨てます 退職手当調整額 ( 円 ) ( 別表 2 別表 3 を参照 ) 調整額区分調整月額月数 第 1 号区分 50,000 第 2 号区分 45,850 0 0 第 3 号区分 41,700 0 0 第 4 号区分 33,350 0 0 第 5 号区分 25,000 60 1,500,000 第 6 号区分 20,850 0 0 第 7 号区分 16,700 0 0 第 8 号区分 0 0 0 特別支援学校の教諭で 大学卒業後の 勤続年数 D が33 年ですので 調整額区分は 第 5 号区分 が最も多いものになります また 経験年数 28 年を超える年数が 5 年ありますので 60 月すべてが 第 5 号区分 になります 計 (60 月 ) 7 1,500,000 退職手当額 ( 円 ) 24,310,225 6+7 の計算式で求めます 退職手当の支給額 ( 税込み ) です - 13 -

退職手当 ( 退職所得 ) に係る税金 1 退職手当は分離課税ですので 支給時に所得税 復興特別所得税及び住民税が源泉 ( 特別 ) 徴収されて課税は終了します 2 勤務年数による退職所得控除を受けることができますが その他の所得控除はありません 退職所得控除額は 下の 1 の表に当てはめて求めます この場合 勤務年数に 1 年未満の端数があるときは 1 年に切り上げます 3 税金が課税される課税退職所得金額は次の算式で求め 1,000 円未満の端数は切り捨てます 課税退職所得金額 <A> =( 退職手当 - 退職所得控除額 ) 1/2 4 税金は 下の 2 及び 3 の算式に当てはめて求めます 1 退職所得控除額 ( 所得税法別表第六 ) ( 単位 : 千円 ) 退職所得控除額 退職所得控除額 退職所得控除額 勤続年数 一般退職の場合 障害退職の場合 勤続年数 一般退職の場合 障害退職の場合 勤続年数 一般退職の場合 障害退職の場合 2 年以下 800 1,800 16 年 6,400 7,400 30 年 15,000 16,000 3 年 1,200 2,200 17 年 6,800 7,800 31 年 15,700 16,700 4 年 1,600 2,600 18 年 7,200 8,200 32 年 16,400 17,400 5 年 2,000 3,000 19 年 7,600 8,600 33 年 17,100 18,100 6 年 2,400 3,400 20 年 8,000 9,000 34 年 17,800 18,800 7 年 2,800 3,800 21 年 8,700 9,700 35 年 18,500 19,500 8 年 3,200 4,200 22 年 9,400 10,400 36 年 19,200 20,200 9 年 3,600 4,600 23 年 10,100 11,100 37 年 19,900 20,900 10 年 4,000 5,000 24 年 10,800 11,800 38 年 20,600 21,600 11 年 4,400 5,400 25 年 11,500 12,500 39 年 21,300 22,300 12 年 4,800 5,800 26 年 12,200 13,200 40 年 22,000 23,000 13 年 5,200 6,200 27 年 12,900 13,900 14 年 5,600 6,600 28 年 13,600 14,600 41 年以上 *1 *2 15 年 6,000 7,000 29 年 14,300 15,300 *1:22,000 千円に 勤続年数が40 年を超える1 年毎に700 千円を加算した金額 *2:23,000 千円に 勤続年数が40 年を超える1 年毎に700 千円を加算した金額 2 所得税 復興特別所得税 課税退職所得金額 <A> 195 万円以下 195 万円超 330 万円以下 330 695 695 900 900 1,800 税額 (1 円未満の端数は切り捨て ) ( 平成 25 年 1 月 1 日 ~ 平成 49 年 12 月 31 日の間 復興特別所得税 (2.1%) が徴収されます ) ( <A> 5% ) 102.1% ( <A> 10% - 97,500 円 ) 102.1% ( <A> 20% - 427,500 円 ) 102.1% ( <A> 23% - 636,000 円 ) 102.1% ( <A> 33% - 1,536,000 円 ) 102.1% ( 単位 : 円 ) 3 住民税 ( 単位 : 円 ) 課税退職所得金額 <A> 税額 (100 円未満の端数は切り捨て ) 市町村民税県民税 一律 <A> 6% <A> 4% 参考 年度末退職者の給料から徴収されている 住民税 の取扱いについて毎月の給料から徴収されている 住民税 は 前年の1 月から12 月の給料に対して課税されているもので 当該年の 6 月から翌年 5 月までの間 毎月 給料から徴収されます しかし 年度末に退職される方は 退職後の4 月 5 月の給料が支給されないので 4 月 5 月の給料から徴収されるべき 住民税 を徴収できません そのため 高知県に再任用される方を除き その 住民税 を退職手当から 未徴収税 として控除されます - 14 -

退職手当支給申出書 退職時の所属 職名 - 住 所 都 区 町 道 市 村 府 郡 県 番地 電話番号 - - 住所以外の連絡先 電話番号 - - 1 普通 2 当座口座番号 振込口座 銀行 金庫 支店 名義 退職年月日 平成 年月日 退職後 ( 退職の日又はその翌日に ) 引続いて国家公務員又は地方公務員等となる場合は その就職先及び職名を 記入して下さい ならない場合は 記入の必要はありません 就職先職名 退職手当を上記のとおり支給されるよう申し出ます 平成 年月日 高知県教育長田村壮児様 申 職員番号 出 者 氏 名 印 - 15 -

平成年月日税務署長市町村長殿 退支 職払 手 者当 のの 所在地 ( 住所 ) 名称 ( 氏名 ) 平成 年分 退職所得の受給に関する申告書 退職所得申告書 支払者受付印 高知市丸ノ内一丁目 7-52 氏名あ 印 高知県教育長 なたの 現住所その年 1 月 1 日現在の住所 A B この A 欄には 全ての人が 記載してください ( あなたが 前に退職手当等の支払を受けたことがない場合には 下の B 以下の各欄には記載する必要がありません ) 1 退職手当等の支払を受けることとなった年月日 2 退職の区分等 有 無 年月日 一般生活 ( ) の有 無障害扶助 3 この申告書の提出先から受ける退職手当等についての勤続期間うち有特定役員等勤続期間無うち有重複勤続期間無 無 有 無 自年月日 至年月日 年 自年月日年 至 年 月 日 自 年 月 日 年 至年月日 あなたが本年中に他にも退職手当等の支払を受けたことがある場合には このB 欄に記載してください 5 年自年月日 4 本年中に支払を受けた自年月日 3と4の通算勤続期間他の退職手当等について至年月日の勤続期間至年月日有自年月日年 うち特定役員等勤続期間 うち特定役員等勤続期間 自 年 月 日 年 うち 至 年 月 日 重複勤続期間 至 年 月 日 自 年 月 日 年 至年月日 あなたが前年以前 4 年内 ( その年に確定拠出年金法に基づく老齢給付金として支給される一時金の支払を受ける場合には 14 年以内 ) に退職手当等の支払を受けたことがある場合には このC 欄に記載してください 6 前年以前 4 年内 ( その年 7 3 又は5の勤続期間の自年月日年 C に確定拠出年金法に基づく老齢自年月日うち 6 の勤続期間と重複給付金として支給される一時金している期間至年月日の支払を受ける場合には 14 年以内 ) の退職手当等についての至年月日イうち特定役員等勤続有自年月日年勤続期間期間との重複勤続期間無至年月日 D A 又はBの退職手当等についての勤続期間のうちに 前に支払を受けた退職手当等についての勤続期間の全部又は一部が通算されている場合 には その通算された勤続期間等について このD 欄に記載してください 8 Aの退職手当等についての 自 年 月 日 年 10 3 又は5の勤続期間の 自 年 月 日 年 勤続期間 (3) に通算された前のうち 8 又は9の勤続期間退職手当等についての勤続期間至年月日だけからなる部分の期間 至 年 月 日 うち 有 自 年 月 日 年 ロうち 有 自 年 月 日 年 特定役員等勤続期間 無 至 年 月 日 特定役員等勤続期間 無 至 年 月 日 9 Bの退職手当等についての自年月日年自年月日年勤続期間 (4) に通算された前の 11 7と10の通算期間退職手当等についての勤続期間至年月日至年月日 うち特定役員等勤続期間 有 無 自 年 月 日 年 ハ うち 自 年 月 日 年 至 年 月 日 イとロの通算期間 至 年 月 日 B 又は C の退職手当等がある場合には この E 欄にも記載してください E B 区 分 退職手当等の支払を受けることとなった年月日 一般 特定役員 C 収入金額 ( 円 ) 源泉徴収税額 ( 円 ) 市町村民税 ( 円 ) 特別徴収税額 道府県民税 ( 円 ) 支払を受けた年月日 退職の区分 一般障害一般障害一般障害 支払者の所在地 ( 住所 ) 名称 ( 氏名 ) ( 注意 )1 この申告書は 退職手当等の支払を受ける際に支払者に提出してください 提出しない場合には 所得税及び復興特別所得税の源泉徴収税額は 支払を受ける金額の20.42% に相当する金額となります また 市町村民税及び道府県民税については 延滞金を徴収されることがあります 2 Bの退職手当等がある人は その退職手当等についての退職所得の源泉徴収票 ( 特別徴収票 ) 又はその写しをこの申告書に添付してください 3 支払を受けた退職手当等の金額の計算の基礎となった勤続期間に特定役員等勤続期間が含まれる場合は その旨並びに特定役員等勤続期間 年数及び収入金額等を所定の欄に記載してください - 16 -

退職手当の仮計算について 教職員 福利課では 退職を予定されている方の退職手当の仮計算を次のとおり行います ただし 退職予定日は 3 月 31 日として計算します (1) 定年退職の方 12 月下旬に 退職手当仮計算書 を学校 所属 ( 個人宛親展 ) へ送付します 仮計算の申し込みの必要はありません (2) その他の方 ( 勧奨及び普通退職予定者 ) 退職を予定されている方で 退職手当の仮計算を希望される場合は 退職手当仮計算申込書 ( 下の記入例を参考にしてください ) 返信用封筒 返信先住所 氏名を記入しておいてください 切手 (82 円 ) を貼り付けておいてください を教職員 福利課職員厚生担当までご提出ください 提出期間 1: 6 月 1 日 ~ 11 月 30 日 2:12 月 10 日 ~ 1 月 10 日 退職手当仮計算書 の送付 1の提出期間受付の場合 12 月下旬に送付 2の提出期間受付の場合 1 月下旬に送付 提出先 780-0850 高知市丸ノ内 1 丁目 7-52 高知県教育委員会事務局教職員 福利課職員厚生担当あて TEL(088)821-4905 記入例 教職員 福利課長 様 平成 年 3 月 31 日付けで退職した場合の退職手当の仮計算を申し込みます 平成 年 月 日 所属 職名 学校 氏名 印 職員番号 注意 退職手当の仮計算は 申込日の属する年度内のみとなります 翌年度以降の仮計算については 給与額が決定されていませんので 計算できません - 17 -