安城土地改良区賦課金徴収システム仕様書 目次 ( 概要及び開発条件等 ) 1. 目的 2. システム概要 3. 契約期間と支払い条件等 4. ソフトウエア ハードウエア条件 5. セキュリティ関係 6. 保守体性 7. システム運用年間スケシ ュール 8. システムメニュー体系図 ( 画面操作関係 ) 9.< 稼動前 > 農家マスタセットアップ 10.< 稼動前 > 農地マスタセットアップ 11. 毎年 6 月年度当初マッチング処理 11-1. 帳票 土地マッチンク 確認リスト 11-2. 資料 土地改良区除外地域一覧 12. 土地情報入力修正仕様 12-1 画面例 土地情報入力修正 13.. 組合員情報入力修正仕様 13-1. 画面例 組合員情報画面例 13-2. 画面例 組合員別収納状況画面 14. 新年度賦課マスター作成 15. 賦課通知書等作成 16. 口座振替処理 ( 後日 ) 17. 各種台帳印刷 データ出力 ( 帳票 データ出力関係 ) 18. 法 5 月 選挙人名簿 (4 年に 1 回 ) 19. 法 7 月 組合員名簿 20. 法 7 月 土地原簿 21. 帳 7-12 月 賦課通知書 22. 帳 7 月 当初賦課発送簿仕様 22-1. 帳 7 月 当初賦課発送簿サンフ ル 23. 資 7 月 経常賦課金町別集計表 23-1. 資 7 月 経常賦課金町別集計サンフ ル 24. 資 7 月 耕作農地町別集計表 24-1. 資 7 月 耕作農地町別集計表サンフ ル 25. 資随時 口座登録一覧表仕様 25-1. 資随時 口座登録一覧表サンフ ル 26. 簿 9 月 振替不能者一覧表仕様 26-1. 簿 9 月 振替不能者一覧表サンフ ル 27. 簿 10 12 月 督促 催告発送簿仕様 27-1. 簿 10 12 月 督促 催告発送簿サンフ ル 28. 簿 6 月 過去 4 年分催告発送簿 28-1. 簿 6 月 過去 4 年分催告発送簿サンフ ル 1 安城土地改良区
1 目的 安城土地改良区の受益地管理 組合員管理 賦課金徴収事務を迅速かつ適正に行うシステムを構築し その後保守を 4 年間行うことを目的とする 2 システム概要 (1) (2) (3) (4) 現金納入の場合は OCRデータをシステムに反映できること注 : 安城市会計課所有のOCRシステムの改修は 別契約で行なう ( 本契約に含まれない ) 読み取ったデータはテキスト形式で USBメモリ等で会計課所有のPCから 本システムのPCに移す (5) 安城市農地基本台帳のデータと突合できること ( 別途 詳細有り 13) (6) 安城市住民異動記録データと突合できること ( 別途 詳細有り 11) (7) (8) (9) 運用は パーソナルコンピュター 2 台で行なうが 1 台は新規購入 もう 1 台は 既存のパソコンを利用する 既存のパソコンを使用するのは 繁忙期のみとなる予定である 2 台のパソコンは 安城市役所の庁内 LAN に接続して使用する 庁内 LAN 上の共用プリンタで 台帳 通知書等大量打ち出しを行なう ( 別途 共用プリンタ仕様あり ) 少量打ち出しは事務室内のプリンタ ( 庁内 LAN 接続 ) で行なう 庁内 LAN は 基幹系で 外部とのメールのやり取りや インターネット接続できないものである 全国銀行協会の形式のフォーマットで口座振替ができ 振替結果をシステムに反映できること 最低 5 年分以上のデータを蓄積し いつでも過去データを検索できること カナ氏名 個人コード 土地地番から検索できること データの蓄積の仕方は 以下の方法の A B どちらでもよい A B データベース形式で 現年度を含めて 5 年分蓄積する 6 年以上前の過去データは ファイル形式で DVD の媒体で保存する 過年度未納分の消し込み処理を行なう場合など 必要がある時は 運用中のデータベース ( 現年度を含めて 5 年分 ) をハードディスク ( 又は DVD) に退避し DVD 保存してある過去データをデータベースに読み込んで 検索更新する この場合 データベースの容量が大きくなることを見積もり 運用開始から契約期間中に データベース再構築などする必要がないようにすること 万一 再構築が必要になった場合でも 追加費用の負担は行なわない データベース形式で運用するのは 現年度のみとし ハードディスクドライブにファイル形式で保存する最低 4 年分の過去データを検索表示できるようにする ( データが持ち出された場合の対策として ファイル形式のものにパスワードをかける ) 毎年 6 月に予定している新年度用データ作成の前に 現年年度データは パソコンのハードディスク内にファイル形式で蓄積する 過年度未納分の消し込み処理を行なう場合など 必要がある時は 運用中の現年度データをいったん ファイル形式で保存し 必要な過年度データをデータベースに読みこみ後 消し込み処理をなう 6 年以上前のデータは ファイル形式で DVD の媒体で保存する データベースは Windows SQL Server 2012 を想定している これ以外のデータベースを利用する場合は 質疑の期限までに申し出ること 運用開始後 多大な別費用がかかる恐れがある場合は 入札に参加できない可能性もあります 日本語文字コードについて Unicode に対応し 安城市情報システム課が提供する外字が表示できること パソコンを起動するたびに 毎回 外字を取り込む処理を行う予定である 2 安城土地改良区
3 契約期間と支払い条件等 (1) (2) (3) この業務は 平成 27 年度末までのシステム構築業務と平成 28 年度から平成 31 年度末までの保守業務を一括で契約するものである システム構築は 平成 28 年 2 月末までに終了し 平成 27 年度の賦課データをセットアップできること 現行の本土地改良区土地原簿 組合員名簿 賦課通知書との内容を照合する検査を行なう 予定価格内で最低額を入札した者と契約を締結するが 年割り額は 各年度の上限を超えないように金額を設定する 入札書は 税抜きで記載するので 注意すること 各年度の限度額 ( 税抜き ) ( 税込み ) 平成 27 年度 6,948,000 7,503,840 平成 28 年度 680,000 734,400 平成 29 年度 680,000 734,400 平成 30 年度 680,000 734,400 平成 31 年度 680,000 734,400 例 ) 税抜き 940 万で 落札の時 ア契約可 イ契約不可 ( 税抜き ) ( 税込み ) ( 税抜き ) ( 税込み ) 平成 27 年度 6,920,000 7,473,600 6,200,000 6,696,000 平成 28 年度 620,000 669,600 800,000 864,000 平成 29 年度 620,000 669,600 800,000 864,000 平成 30 年度 620,000 669,600 800,000 864,000 平成 31 年度 620,000 669,600 800,000 864,000 入札額 9,400,000 10,152,000 9,400,000 10,152,000 ウ契約不可 ( 税抜き ) ( 税込み ) 平成 27 年度 7,800,000 8,424,000 平成 28 年度 400,000 432,000 平成 29 年度 400,000 432,000 平成 30 年度 400,000 432,000 平成 31 年度 400,000 432,000 入札額 9,400,000 10,152,000 3 安城土地改良区
4 ソフトウエア ハードウエア条件 (1) 新規導入パソコンは この契約締結後 別に下記の仕様に当てはまるまるものを入札または 見積書による競争で購入する予定である なお この購入案件の発注は 本案件の契約者と仕様について確認を取ってから行なう予定である 本業務では 下記条件の PC で稼動するシステムを構築すること ア OS は Windows 7 Professional( ダウングレード ) イ契約期間中に OS を Windows 10 にバージョンアップ可能な機種 注 : Windows10 が動作する機種を選ぶということであり Windows10 対応のために 別途システム改修費用が発生する場合は その時 別契約することになります 現在無料配信の Windows10 が有料になっていれば その時購入することになります ウ エ オ (3) 少量印刷用プリンタ機種 ( 庁内 LAN 接続 ) (4) データベースは Windows SQL Server 2012 R2/Windows SQL Server 2012 に対応する機種 ( データベースソフト Standard エディション購入費用は この契約に含むものとし インストールなどの費用もこの業務の契約者が請負うものとする ) Microsoft office 2010Professional (Open License for Government) インストール済み機種 (Microsoft office 2013 をダウングレードする Office のサポート期間が終了して バージョンアップが必要な場合は 別途契約します ) メーカーは 日本国内メーカーで 愛知県内に 保守の拠点があること リコー製 IPSiO SP6320 台帳 通知書等大量打ち出しを行なう場合は 庁内 LAN に接続されている下記の共用プリンタを使用する 富士ゼロックス株式会社製 DocuPrint 5100 d (5) 繁忙期には 庁内 LAN に接続されている下記のパソコンを使用する 富士通株式会社製 LIFEBOOK A574 主な仕様 Windows 7 Professional (64bit)SP1(Windows 8.1 Pro からのダウングレード ) Core i5-4210m(2.60ghz) メモリ 4G DDR3L SDRAM HDD ハイブリッド 320GB Microsoft office 2010Professional (Open License for Government) ウイルスバスターコーポレートエディション パソコンメーカーの保守が 1 年オンサイト保守なので 不具合が生じた場合 スポットで修理をする 使用できない期間 予備機が充てられる 繁忙期の場合 予備機に賦課システムインストールしてもらい 修理後 元の PC がハードディスクの交換など重症だった場合 再度インストール作業が必要になる可能性がある これらの作業は この業務に含むものとする 4 安城土地改良区
5 セキュリティ関係 (1) (2) (3) (4) (5) (6) 賦課金システムを利用する際に ログオンアカウント及びパスワード等で利用者を特定できること 賦課金システム利用者ごとにログオン ログアウト ログオン失敗等のイベントログ管理ができること データの 参照記録 や 更新記録 が採取 管理可能で 個人情報へのアクセス記録が追跡できること 使用者情報の修正を行った場合は 修正項目ごとに 修正者の特定 及び 修正日時の追跡 ができること 個人情報保護のため Excel や CSV ファイルに抽出した場合も 誰が いつ どこから 抽出したか履歴管理ができること すべてのデータにおいて 新規作成日 最終更新日 更新時間 更新した職員が管理されていること 6 保守体制 (1) (2) (3) (4) 開発拠点及びシステム保守拠点には 常に技術者が在籍していること (5) (6) (7) 本稼動前に 詳細なシステムの操作マニュアルを作成し 操作研修を行うこと 想定できるトラブル対応集を作成し 対応方法の研修を行なうこと 原則 年 1 回 4 月から 5 月に操作研修を行なう ただし 人事異動がなく研修不要と判断される場合は 行なわない ( 研修不要な場合も 契約金額に変更なしとする ) システムの操作方法などの対応窓口としてヘルプデスク体制をとれること また 対応方法としては 電話 FAX メールによる対応がとれること 障害発生時には 速やかに担当技術者が本土地改良区事務所 ( 安城市役所内 ) 到着し 原則として 24 時間以内に復旧できる体制を整えること 毎年 6 月下旬に 年度切替 ( 新年度データベース作成 ) の作業が必要になる この作業中にトラブルが発生する可能性があるので この作業時に 保守作業の一貫として立会いを必ず行なうものとする 実際の立会いの期日は 毎年 土地改良区の担当職員と調整するものとする 金融機関マスターのメンテナンスは 数年に一度ぐらいしか想定できないので メンテナンス用画面は作成しない 保守作業の一貫として 契約金額内で対応すること 口座振替が年 1 回のため 金融機関からの変更期限や修正入力に必要な時間を考慮して 実際の作業日は 土地改良区の担当職員と調整するものとする 1 名称 支店名が変更された場合 直接データベースを修正する 2 支店の統合 該当 ( 消滅する支店 ) 利用の納付義務者をエクセルに出力 3 金融機関の合併 該当 ( 消滅する銀行 ) 利用の納付義務者をエクセルに出力 4 新規金融機関の指定 直接データベースに入力する 23 の修正入力は 土地改良区職員が行なう 5 安城土地改良区
7. システム運用年間スケジュール H28 年 システム稼動前 2 月 ~3 月 データセットアップ ( 平成 27 年度のみ ) 総代選挙のない年 総代選挙のある年 ( 平成 29 年度以後 4 年ごと ) 毎年 4 月 4 月~6 月 5 月中旬 ~新年度データセットアップテスト ( 自作 家族構成変更 ) 新年度データセットアップテスト 5 月中旬 選挙用データセットアップ本番 ( 営農除く ) 5 月下旬 選挙人名簿作成 6 月 7 月初旬 新年度データセットアップテスト ( 営農 家族構成変更 ) 毎年 7 月初旬 新年度データセットアップ本番 毎年 7 月中旬 毎年 7 月下旬 新年度賦課データ修正 追加等確認 新年度賦課通知書 毎年 8 月初旬 口座振替データ 例年口座振替通知書 (5,000) 各種台帳作成 例年一般 ( 現金 ) 通知書 (1,300) 6 安城土地改良区
毎年 8 月 20 日頃 賦課通知書発送口座振替データ会計課へ 毎年 8 月 31 日 口座振替日 毎年 9 月 5 日頃 口座振替結果収納振替不能通知書作成 例年約 80 通 毎年 9 月 10 日頃 振替不能通知書発送 毎年 10 月中旬 督促状作成処理 例年約 380 通 毎年 10 月中旬 督促状発送 毎年 12 月上旬 催告書作成処理 例年約 180 通 毎年 12 月中旬 催告書発送 翌年 6 月上旬 過年度催告書 4 年分作 例年約 120 通 平行して 翌年度のセットアップテスト 翌年 6 月中旬 過年度催告書 4 年分発送 7 安城土地改良区
8. システムメニュー体系図 新年度セットアップメニュー 11 農地基本台帳突合処理 住民基本台帳突合処理 土地地番をキーにして 農業委員会の農地基本台帳と突合処理をし 土地の所有者や耕作者の変更 地目の変更を反映させ 調査確認事項についてマッチングリストに出力する 個人コードをキーにして 安城市市民課で入力した住民マスタとマッチング処理し 住所変更や世帯主変更 死亡情報を編集する 13 ( 宛名 生年月日等個人情報 ) 12 土地情報登録修正 土地地番 > 個人番号 > 納付書理 ( 賦課データ作成 ) ュー組合員情報登録修正 賦課徴収業務メニ 16 口座振替処理 検索結果 ( 該当候補者表示 ) 新規個人情報入力 検索結果 ( 該当地番以降を表示 ) 新規土地情報入力 詳細情報 ( 個人 ) 14 15 新年度賦課データ作成賦課通知書等印刷 ( 納付期限 作成基準日入力 ) 下記 [ 種別 1] から選択 1-1 賦課通知 ( 口座振替分 )21 1-2 賦課通知 ( 納付書 )_ 銀行 郵便局 21 1-3 当初賦課発送簿 22 3 振替不能通知書 4 督促状 5 催告書 全銀協データ作成金融機関指定画面 ( 作成 ) 詳細情報 ( 土地 ) データ保存 ( ファイル名指定 ) 口座振替依頼送付書印刷 17 各種台帳印刷 データ出力 振替結果データ取り込み金融機関指定画面 ( 更新 ) 台帳印刷 出力データ選択画面 ( 年度指定 ) データ更新 ( ファイル名指定 ) 01 選挙人名簿 18 05 経常賦課金町別集計 23 02 組合員名簿 19 06 耕作農地町別集計データ出力 24 03 土地原簿 20 07 口座登録一覧データ出力 25 04 地番順リスト 08 振替不能データ出力 09 督促状 催告書データ出力 10 振替不能者データ 11 督促 催告対象データ 12 事業費割賦課データ 8 安城土地改良区