PowerPoint プレゼンテーション

Similar documents
栄養成分表示ハンドブック-本文.indd

保健機能食品制度 特定保健用食品 には その摂取により当該保健の目的が期待できる旨の表示をすることができる 栄養機能食品 には 栄養成分の機能の表示をすることができる 食品 医薬品 健康食品 栄養機能食品 栄養成分の機能の表示ができる ( 例 ) カルシウムは骨や歯の形成に 特別用途食品 特定保健用

Taro-4

栄養成分表示ハンドブック-本文.indd

栄養成分等の分析方法等及び「誤差の許容範囲」の考え方について

シェイクイット! ダイエットプロテインシェイク ( シリアルフレーバー ) [ID 201-JP] 15,000 ( 税込 ) 植物性タンパク質を主原料に グルコマンナン 穀物 ビタミン ミネラル 乳酸菌などを含む 栄養の偏りがちな現代人におすすめの栄養補助食品です ダイエットのために 1 食分の置

栄養表示に関する調査会参考資料①

PowerPoint プレゼンテーション

Taro-①概要.jtd

Q ふだん どんな食事を食べていますか? よく食べる料理は? あまり食べない料理は? よく食べる料理に をつけてみましょう 副菜 野菜やいも 海藻などを主な材料とした料理主食や主菜で不足する栄養面の補強をし 食事に味や彩りなどの多様さをもたらす 主菜 魚や肉 卵や大豆などを主な材料とした料理副食の中

(3) 栄養強調表示 ( 一般用加工食品の場合 基準第 7 条第 1 項 一般用生鮮食品の場合 任意表示 ( 第 21 条第 1 項 ) 別表第 12 13) 別表第 に掲げている栄養成分及び熱量を強調する場合は 当該栄養成分の量及び熱量は 別表第 9 の第 3 欄 ( 測定及び算出の方

記 第 1 平成 13 年通知の 第 1 栄養機能食品の取扱いについて の一部を次の ように改正する 2の表を次のように改める ( ミネラル類 ) 亜鉛 カルシウム 鉄 銅 マグネシウム 上限値 15mg 600mg 10mg 6mg 300mg 下限値 2.10mg 210mg 2.25mg 0.

具体的論点 1( 栄養成分 ) ( 案 ) 平成 28 年 2 月 16 日第 2 回検討会資料 2 から抜粋 1 栄養成分を機能性表示食品制度の対象とする意義 2 安全性の確保 対象となる食品 成分の範囲 摂取量の在り方 3 機能性の表示 適切な機能性表示の範囲 消費者に誤解を与えないための情報の

2. 栄養管理計画のすすめ方 給食施設における栄養管理計画は, 提供する食事を中心とした計画と, 対象者を中心とした計画があります 計画を進める際は, それぞれの施設の種類や目的に応じて,PDCA サイクルに基づき行うことが重要です 1. 食事を提供する対象者の特性の把握 ( 個人のアセスメントと栄

スライド 1

Microsoft PowerPoint - ④(資料3)食品表示法(保健事項(2017)

補正票.indd

<4D F736F F D CB48D655F94928D95445F90488E9690DB8EE68AEE8F802E646F63>

PowerPoint プレゼンテーション

1 栄養成分表示を活用してみませんか? 媒体の内容 1 ページ 導入 ねらい : 栄養成分表示 とは 食品に含まれているエネルギー及びたんぱく質 脂質 炭水化物 食塩相当量などを表示したものであることを理解する 栄養成分表示を見たことがありますか? と問いかけ 普段から栄養成分表示を見ているか 見て

Microsoft PowerPoint 【資料3】主な改定内容と課題について0405

1カップ 74gあたり エネルギー (kcal) 57 ビタミンE(mg) 14 ブイ クレスゼリーカップタイプりんご水分 (g) 59 ビタミンB1(mg) 2.1 たんぱく質 (g) 0.5 ビタミンB2(mg) 2.1 脂質 (g) 0 ナイアシン (mg) 10.5 炭水化物 (

具体的論点 1( 栄養成分 ) ( 案 ) 平成 28 年 2 月 16 日第 2 回検討会資料 2 から抜粋 1 栄養成分を機能性表示食品制度の対象とする意義 2 安全性の確保 対象となる食品 成分の範囲 摂取量の在り方 3 機能性の表示 適切な機能性表示の範囲 消費者に誤解を与えないための情報の

目次 < 栄養表示の特徴 > 栄養表示の特徴 1 < 健康 栄養政策と栄養表示の関係 > 健康 栄養政策と栄養表示基準 2 健康 栄養政策と栄養表示 3 健康 栄養政策と栄養表示の関係 4 21 世紀における国民健康づくり運動 ( 健康日本 21) の具体的な推進について 5 < 栄養表示の重要性の

1カップ 74gあたり 6311 エネルギー (kcal) ブイ クレスゼリーカップタイプりんご水分 (g) たんぱく質 (g) 脂質 (g) ナイアシン (mg) 1.5 炭水化物 (g) ナトリウム (mg) 22 ビタミンB12(μg)

PowerPoint プレゼンテーション

旧制度からの主な変更点 1 加工食品と生鮮食品の区分の統一 JAS 法と食品衛生法において異なる食品の区分について JAS 法の考え方に基 づく区分に統一 整理 新たに加工食品に区分されるもの さん現行の食品衛生法では表示対象とはされていない 軽度の撒塩 生干し 湯通し 調味料等により 簡単な加工等

販売に供する食品( 特別用途食品を除く ) につき 栄養表示 ( 栄養成分 ( 法第 30 条の2 第 2 項第 2 号イ又はロの厚生労働省令で定める栄養素を含むものに限る ) 又は熱量に関する表示をいう ) をしようとする者及び栄養表示食品 ( 本邦において販売に供する食品であって 栄養表示がされ

61023 明治インスロー 1 本 200mlあたり エネルギー (kcal) 200 ビオチン (μg) 30 水分 (g) パントテン酸 (mg) 2.00 たんぱく質 (g) 10.0 ビタミンC(mg) 80 脂質 (g) 6.6 コリン (mg) 36.4 炭水化物 (g) 2

( 権限の委任等 ) 第十五条内閣総理大臣は, この法律の規定による権限 ( 政令で定めるものを除く ) を消費者庁長官に委任する 2 及び3 略 4 この法律に規定する農林水産大臣の権限に属する事務の一部は, 政令で定めるところにより, 都道府県知事又は地方自治法 ( 昭和二十二年法律第六十七号

もっと知って欲しい!健康づくりに役立つ食品表示ガイド

2214kcal 410g 9.7g 1 Point Advice

「健康食品」の定義

経管栄養食 アイソカル RTU アイソカルプラス EX ネスレヘルスサイエンス ネスレヘルスサイエンス 1.0kcal/ml の流動食さらにやさしく より確かな安全を 1.5kcal/ml の高濃度流動食 アルギニン配合 アイソカルプラス アイソカル 1K ネスレヘルスサイエンス ネスレヘルスサイエ

ウ 一 日 当 たりの 摂 取 目 安 量 粒 ~ 粒 お 召 し 上 がりください という 旨 の 幅 の 両 端 をもって 表 示 することも 可 能 です エ 栄 養 成 分 の 量 及 び 熱 量 ( 栄 養 成 分 表 示 ) 一 日 の 摂 取 目 安 量 当 たりの 栄 養 成 分 の

表1〜4 確定案.indd

平成14年8月  日

<945F96F B3816A2E786264>

次世代ヘルスケア産業協議会第 17 回健康投資 WG 資料 6 職場における食生活改善の質の向上に向けて 武見ゆかり第 6 期食育推進評価専門委員会委員 ( 女子栄養大学教授, 日本栄養改善学会理事長 )

a 主な表示媒体 (a) 容器包装 ( 別紙 1-1-1~ 別紙 1-1-5) (b) 新聞折り込みチラシ ( 別紙 1-2) (c) 新聞 ( 別紙 1-3) (d) テレビ ( 別紙 1-4) (e) ウェブサイト ( 別紙 1-5) b 表示期間 (a) 平成 13 年 12 月頃から平成 2

三 大 ( 炭 水 化 物 たんぱく 質 脂 質 ) たんぱく 質 脂 質 炭 水 化 物 水 分 灰 分 暫 定 上 限 量 目 標 量 推 定 平 均 必 要 量 目 安 量 or 推 奨 量 耐 容 上 限 量 15~34g 46g~102g 102g 29.52g 45.9g 推 定 平 均

総額表示義務に関する消費税法の特例に係る不当景品類及び不当表示防止法の 適用除外についての考え方 平成 25 年 9 月 10 日一部改定平成 27 年 4 月 1 日一部改定平成 28 年 4 月 1 日一部改定平成 28 年 11 月 28 日消費者庁 第 1 はじめに 1 法律の概要等消費税の

hyoushi

shokuji.indb

【資料1】栄養強調表示等について

カテゴリー別人数 ( リスク : 体格 肥満 に該当 血圧 血糖において特定保健指導及びハイリスク追跡非該当 ) 健康課題保有者 ( 軽度リスク者 :H6 国保受診者中特定保健指導外 ) 結果 8190 リスク重なりなし BMI5 以上 ( 肥満 ) 腹囲判定値以上者( 血圧 (130 ) HbA1

日本スポーツ栄養研究誌 vol 目次 総説 原著 11 短報 19 実践報告 資料 45 抄録

2

(3) 摂取する上での注意事項 ( 該当するものがあれば記載 ) 機能性関与成分と医薬品との相互作用に関する情報を国立健康 栄養研究所 健康食品 有効性 安全性データベース 城西大学食品 医薬品相互作用データベース CiNii Articles で検索しました その結果 検索した範囲内では 相互作用

はじめに 食品表示法は 食品に関する表示が食品を摂取する際の安全性の確保及び自主的かつ合理的な食品の選択の機会の確保に関し重要な役割を果たしていることに鑑み 販売の用に供する食品に関する表示について 基準の策定その他の必要な事項を定めることにより その適正を確保し もって一般消費者の利益の増進を図る


2013 年 4 月 26 日 消費者委員会第 22 回食品表示部会の資料に対するコメント 日本生活協同組合連合会 品質保証本部 / 安全政策推進室 鬼武一夫 実りある議論のためのコメント ( 赤字が資料に関するコメントである ) 栄養表示における重要な事項は どのような国においても 1. 表示値を

令第 8 条第 1 項第 6 号に掲げる同令別記様式第 2 号による許可証票を記載 かつお節オリゴペプチド配合 消費者庁許可保健機能食品( 特定保健用食品 ) 血圧が高めの方に適した食品です 保健機能食品 ( 特定保健用食品 ) 許可表示 : 本品はかつお節オリゴペプチドを配合した食品で 血圧が高め

Microsoft Word - 局長通知(新旧対照表).docx

学校給食摂取基準の活用 学校給食摂取基準は全国平均を示したものであるから その考え方を踏まえた上で 各学校の実態に応じた摂取基準 ( 給与栄養目標量 ) 作成する必要がある EER 算出シートに数字を打ち込めば EER( 推定エネルギー必要量 ) は算出できるが 専門職 ( 管理栄養士 栄養士 )

別紙様式 (Ⅴ)-1-3で補足説明している 掲載雑誌は 著者等との間に利益相反による問題が否定できる 最終製品に関する研究レビュー 機能性関与成分に関する研究レビュー ( サプリメント形状の加工食品の場合 ) 摂取量を踏まえた臨床試験で肯定的な結果が得られている ( その他加工食品及び生鮮食品の場合

Chap05.indd

2) エネルギー 栄養素の各食事からの摂取割合 (%) 学年 性別ごとに 平日 休日の各食事からのエネルギー 栄養素の摂取割合を記述した 休日は 平日よりも昼食からのエネルギー摂取割合が下がり (28~31% 程度 ) 朝食 夕食 間食からのエネルギー摂取割合が上昇した 特に間食からのエネルギー摂取

は 4 段階 赤 マークは 3 段階に分けられており これらを直接の利用者だけでなく スマイルケア食 の選択に関係する誰もが利用しやすいよう配慮され た制度が提案されている 図 2 スマイルケア食の選び方 スマイルケア食の選び方 ( 案 ) 平成 27 年 12 月時点 食事に関する悩みがある 最近

Microsoft Word - P  第1部(第1表~第6表)

11_ 中国 2

Microsoft PowerPoint 講演用(武田氏)

P013-2‘Í

p

アレルギー疾患対策基本法 ( 平成二十六年六月二十七日法律第九十八号 ) 最終改正 : 平成二六年六月一三日法律第六七号 第一章総則 ( 第一条 第十条 ) 第二章アレルギー疾患対策基本指針等 ( 第十一条 第十三条 ) 第三章基本的施策第一節アレルギー疾患の重症化の予防及び症状の軽減 ( 第十四条

1 分析の主旨 ビタミン剤 うがい薬 湿布薬 保湿剤に関しては 医療費適正化の観点か ら 診療報酬改定で様々な対応を行ってきている 本分析は 2012 年度から2016 年度 ( 平成 24 年度から平成 28 年度 ) の調剤レセプトのデータを用いて これらの医薬品の薬剤料 数量等の推移を示したも

法律 出典 医薬品 医療機器等の品質 有効性及び安全性の確保等に関する法律 ( 昭和 35 年 8 月 10 日法律第 145 号 ) 政令 医薬品 医療機器等の品質 有効性及び安全性の確保等に関する法律施行令 ( 昭和 36 年 1 月 26 日政令第 11 号 ) 省令 医薬品 医療機器等の品質

Microsoft Word - 【案1】登録認証機関立入要領改正通知(Ver )

Microsoft PowerPoint - 【講習会用】食品表示法

山梨県生活習慣病実態調査の状況 1 調査目的平成 20 年 4 月に施行される医療制度改革において生活習慣病対策が一つの大きな柱となっている このため 糖尿病等生活習慣病の有病者 予備群の減少を図るために健康増進計画を見直し メタボリックシンドロームの概念を導入した 糖尿病等生活習慣病の有病者や予備

BDHQ1_3_5_151123basic.xls

Taro-再製造単回使用医療機器基準

特定保健用食品等の在り方に関する専門調査会 報告書46~63ページ

相模女子大学 2017( 平成 29) 年度第 3 年次編入学試験 学力試験問題 ( 食品学分野 栄養学分野 ) 栄養科学部健康栄養学科 2016 年 7 月 2 日 ( 土 )11 時 30 分 ~13 時 00 分 注意事項 1. 監督の指示があるまで 問題用紙を開いてはいけません 2. 開始の


平成19年6月18日

社団法人日本果汁協会 認定業務規程

【0513】12第3章第3節

Shokei College Investigation into the Physical Condition, Lifestyle and Dietary Habits of the Members of a Boy s Soccer Team and their Families (1) Ph

05-Food-JAS&Label001

14栄養・食事アセスメント(2)

薬膳食材一覧_xlsx

SoftBank 301SI 取扱説明書

< F2D816994D48D FA957493FC816A >

Microsoft PowerPoint - 資料3(梅垣).ppt

内容 1. 健康食品の全体像 2. 健康食品と医薬品の違い 3. 安全性と有効性のエビデンス 4. 安全かつ効果的な利用法 5. 食品の機能性で考慮すべきこと

野菜産地と量販店の皆様へ 国民の健康志向の高まりとともに 野菜の栄養 機能性成分について情報提供を求める声が消費者や量販店から多く寄せられています 生鮮食品の栄養成分表示については 栄養表示基準 ( 健康増進法 ) の対象外 であるため 表示規制はないものの 栄養成分等の表示に関する基準や定めがない

新しい介護食品 の考え方 平成 26 年 3 月 介護食品のあり方に関する検討会議 定義に関するワーキングチーム 平成 25 年 2 月より 介護関係者や学識経験者等による これからの介護食品をめぐる論点整理の会 ( 以下 論点整理の会 という ) を立ち上げ 同年 7 月に論点が取りまとめられた

- 2 - 第一条農林物資の規格化等に関する法律の規定に基づく公聴会等に関する内閣府令(平成二十一年内閣府令第五十四号)の一部を次のように改正する 第十一条の見出し中 都道府県知事 の下に 又は指定都市の長 を加える (健康増進法に規定する特別用途表示の許可等に関する内閣府令の一部改正)第二条健康増

標準的な健診・保健指導の在り方に関する検討会

p _小児科11月号_25.smd

< 追補 > ココデル虎の巻 平成 27 年度版 過去問題集 解説 2016 年 3 月 試験問題作成に関する手引き 正誤表対応 ここでは 2016 年 3 月に発表された正誤表による 手引き 修正で 影響のある過去問の 解説をまとめています 手引き 正誤表で影響のある( あるいは関連する ) 問題

02-08p

17004 ジャネフだし割りしょうゆ 1 個 5mlあたり エネルギー (kcal) 3 ナトリウム (mg) 155 水分 (g) 4.4 カリウム (mg) 2 たんぱく質 (g) 0.1 カルシウム (mg) 0 炭水化物 (g) 0.6 鉄 (mg) 0 食物繊維 (g) 0 食塩相当量 (

2 11. 脂肪 蓄 必 12. 競技 引退 食事 気 使 13. 日 練習内容 食事内容 量 気 使 14. 競技 目標 達成 多少身体 無理 食事 仕方 15. 摂取 16. 以外 摂取 17. 自身 一日 摂取 量 把握 18. 一般男性 ( 性. 一日 必要 摂取 把握 19. 既往歴 図

PowerPoint プレゼンテーション

医薬品たるコンビネーション製品の不具合報告等に関する Q&A [ 用いた略語 ] 法 : 医薬品 医療機器等の品質 有効性及び安全性の確保等に関する法律 ( 昭和 35 年法律第 145 号 ) 施行規則 : 医薬品 医療機器等の品質 有効性及び安全性の確保等に関する法律施行規則 ( 昭和 36 年

青年期を対象とした携帯食事手帳システムの提供 目 次 1. 目的 1 2. 携帯食事手帳システムの概要 1 (1) システムの基礎データ 1 (2) 利用方法 1 (3) 確認できる情報 1 3. 携帯食事手帳利用の手引き 2 (1) 携帯食事手帳 (QRコード) 3 (2) 料理選択の仕方 4 (

24013 パインアップルすりおろし パインアップルすりおろし エネルギー (kcal) 68 ナトリウム (mg) 10 水分 (g) 83 カリウム (mg) 81 たんぱく質 (g) 0.4 ビタミンC(mg) 48 炭水化物 (g) 16.3 食塩相当量 (g) 0 エネルギー

PowerPoint プレゼンテーション

Transcription:

13. 新しい介護食品 ( スマイルケア食 ) の選び方 に係る調査について 農林水産省食料産業局食品製造卸売課では 選び方の黄 A~ 黄 Cに該当する製品の規格等に関する情報を幅広く収集 整理することを目的として 以下の委託調査を行った ( 調査概要 ) 調査事業者 : イー マネージ コンサルティング協同組合調査期間 : 平成 27 年 1 月 ~2 月調査方法 : 書面調査 インタビュー調査回答事業者数 :36 社 ( 製造事業者 33 社 流通事業者 3 社 ) 青 D に対する事業者の声 (36 社中 8 社が言及 ) 栄養成分について 濃厚流動食には規格があるが それ以外には特に規格がない状態なので 低栄養予防食や水分補給食の規格があってもよいかと考える 低栄養予防の観点から栄養成分表示は必要であろう 青の D の運用に際しては栄養の基準が必要だと考える D に関しては カロリー基準が必要だと思う 栄養成分の規格が必要 どのようなものが青 D に該当するか分からないからである 栄養に配慮した食品については 栄養規格も必要ではないか 手作りで調理した場合 栄養価は低下し 食事は増量となる 少量でも高栄養なミキサー食 ペースト食等の各色形態で容量 (g 数 ) に対する栄養基準があればよいと思う 今後 広く在宅ケアでの利用が求められてくることが想定された場合 低栄養への対応 個別の栄養価管理などから 栄養価 に対する何らかの わかりやすい 表現が求められるものと考える また いずれのメーカ ーの商品だけでは 主菜 副菜 などの献立の一つしかないものが多いことからも 食事 としてのバランス 栄養価などについて分かりやすく標記される副材が必要と考える 19

14. 日本人の食事摂取基準 (2015 年版 ) における高齢者についての記述 ( 抜粋 ) 食事摂取基準の概要 日本人の食事摂取基準 (2015 年版 ) 策定検討会 報告書平成 26 年 3 月 28 日公表 ( 策定の目的 ) 日本人の食事摂取基準は 健康増進法 ( 平成 14 年法律第 103 号 ) 第 30 条の 2 に基づき厚生労働大臣が定めるものとされ 国民の健康の保持 増進を図る上で摂取することが望ましいエネルギー及び栄養素の量の基準を示すものである ( 使用期間 ) 平成 27(2015) 年度 ~ 平成 31(2019) 年度の 5 年間 ( ポイント ) 生活習慣病の発症予防とともに 重症化予防を追加 対象について 健康な個人並びに集団とし 高血圧 脂質異常 高血糖 腎機能低下に関して 保健指導レベルにある者までを含む エネルギーの摂取量及び消費量のバランスの維持を示す指標として 体格 (BMI:body mass index) を採用 目標とする BMI の範囲 (18 歳以上 ) 1,2 注 1) 男女共通 あくまでも参考として使用すべきである 注 2) 観察疫学研究において報告された総死亡率が最も低かった BMI を基に 疾患別の発症率と BMI との関連 死因と BMI との関連 日本人の BMI の実態に配慮し 総合的に判断し目標とする範囲を設定 注 3)70 歳以上では 総死亡率が最も低かった BMI と実態との乖離が見られるため 虚弱の予防及び生活習慣病の予防の両者に配慮する必要があることも踏まえ 当面目標とする BMI の範囲を 21.5~24.9 とした 出典 : 日本人の食事摂取基準 (2015 年版 ) 策定検討会 報告書 ( 平成 26 年 3 月 28 日公表 ) 20

高齢者についての記述 ( 抜粋 ) 妊婦 授乳婦 乳児 小児 高齢者については その特性上 特に注目すべき事項について参考資料が示された 高齢者については 過栄養だけではなく 低栄養 栄養欠乏の問題の重要性に鑑み フレイルティ ( 虚弱 ) やサルコペニア ( 加齢に伴う筋力の減少 ) などとエネルギー 栄養素との関連についてレビューし 最新の知見がまとめられた たんぱく質 アミノ酸 ビタミン ミネラル等のサルコペニア フレイルティに対する関与又は介入効果については 認知症発症と栄養素との関連同様結論に至っておらず 今後更なる科学的根拠 ( エビデンス ) の蓄積が望まれるとして 今後の課題 に挙げられた 今後 超高齢社会における栄養の問題として 健康寿命の延伸や介護予防の視点から 過栄養だけではなく 後期高齢者 (75 歳以上 ) が陥りやすい 低栄養 栄養欠乏 の問題の重要性が高まっている 脳卒中を始めとする疾病予防の重要性は言うまでもないが 後期高齢者が要介護状態になる原因として無視できないものとして 認知症 や 転倒 と並んで 高齢による衰弱 がある 高齢による衰弱 とはまさしく老年医学で言う 虚弱: フレイルティ (frailty) を含んでおり 低栄養との関連が極めて強い また 高齢者の身体機能障害のリスク因子 転倒リスク因子として加齢に伴う筋力の減少 又は老化に伴う筋肉量の減少 ( 以下 サルコペニア ) も注目されている この病態は栄養障害 虚弱 ( 以下 フレイルティ ) とも関連が強く 転倒予防や介護予防の観点からも重要である 将来の身体機能障害との関連が強いフレイルティとサルコペニアの予防の重要性が注目されている この予防のターゲット臓器とゴールは骨格筋とその機能維持であり 骨格筋量 筋力 身体機能は栄養素としてはたんぱく質摂取量に強い関連があるため たんぱく質の重要性が注目されている 出典 : 日本人の食事摂取基準 (2015 年版 ) 策定検討会 報告書 ( 平成 26 年 3 月 28 日公表 ) 21

15. 栄養等表示基準値 22 栄養素等表示基準値とは 食品表示基準 ( 平成 27 年内閣府令第 10 号 ) により定められている 国民の健康の維持増進等を図るために示された性別及び年齢階級別の栄養成分の摂取量の基準 ( 食事摂取基準 ) を性及び年齢階級 ( 十八歳以上に限る ) ごとの人口により加重平均した値であって別表第十の上欄の区分に応じそれぞれ同表の下欄に掲げる値をいう 食品表示基準別表第十 ( 第二条関係 ) 栄養成分 栄養素等表 栄養成分 栄養素等表 栄養成分 栄養素等表 栄養成分及び熱量 栄養素等表 示基準値 示基準値 示基準値 示基準値 たんぱく質 81g カルシウム 680mg ヨウ素 130μg ビタミンB12 2.4μg 脂質 62g クロム 10μg リン 900mg ビタミン C 100mg 飽和脂肪酸 16g セレン 28μg ナイアシン 13mg ビタミン D 5.5μg n 3 系脂肪酸 2.0g 鉄 6.8mg パントテン酸 4.8mg ビタミン E 6.3mg n 6 系脂肪酸 9.0g 銅 0.9mg ビオチン 50μg ビタミン K 150μg 炭水化物 320g ナトリウム 2900mg ビタミン A 770μg 葉酸 240μg 食物繊維 19g マグネシウム 320mg ビタミン B1 1.2mg 熱量 2200kcal 亜鉛 8.8mg マンガン 3.8mg ビタミン B2 1.4mg カリウム 2800mg モリブデン 25μg ビタミン B6 1.3mg

16. 栄養成分の補給 栄養成分又は熱量の適切な摂取ができる旨の表示 高い旨 含む旨の表示ついては それぞれ 当該栄養成分が以下の表で定められた基準値以上の場合に表示することができる 強化された旨の表示については 他の同種の食品に比べて強化された当該栄養成分の量がそれぞれ以下の表で定められた基準値以上の場合 ( たんぱく質及び食物繊維にあっては他の食品に比べて強化された割合が 25% 以上のものに限る ) に表示することができる また この場合 以下の事項を表示しなければならない 当該他の同種の食品を特定するために必要な事項 当該栄養成分の量が当該他の食品に比べて強化された量又は割合 栄養成分 高い旨の表示の基準値 含む旨の表示の基準値 強化された旨の表 示の基準値 100kcal 当たり 100kcal 当たり たんぱく質 16.2g(8.1g) 8.1g 8.1g(4.1g) 4.1g 8.1g(4.1g) 食物繊維 6g(3g) 3g 3g(1.5g) 1.5g 3g(1.5g) 亜鉛 カリウム カルシウム 鉄 栄養成分の補給 ( 高い旨 含む旨 強化された旨 ) の表示 食品表示基準 ( 平成 27 年内閣府令第 10 号 ) 別表第十二 ( 第七条関係 ) 2.64mg (1.32mg) 840mg (420mg) 204mg (102mg) 2.04mg (1.02mg) 0.88mg 280mg 68mg 0.68mg 1.32mg (0.66mg) 420mg (210mg) 102mg (51mg) 1.02mg (0.51mg) 0.44mg 140mg 34mg 0.34mg 括弧内は 一般に飲用に供する液状の食品 100ml 当たりの場合の基準値 0.88mg(0.88mg) 280mg(280mg) 68mg(68mg) 0.68mg(0.68mg) 栄養成分 高い旨の表示の基準値 銅 0.27mg (0.14mg) マグネシウム 96mg (48mg) ナイアシン 3.9mg (1.95mg) パントテン酸 1.44mg (0.72mg) ビオチン 15µg (7.5µg) ビタミンA 231µg (116µg) 100kcal 当たり 含む旨の表示の基準値 100kcal 当たり 強化された旨の表示の基準値 0.09mg 0.14mg 0.05mg 0.09mg(0.09mg) (0.07mg) 32mg 48mg(24mg) 16mg 32mg(32mg) 1.3mg 1.95mg (0.98mg) 0.65mg 1.3mg(1.3mg) 0.48mg 0.72mg 0.24mg 0.48mg(0.48mg) (0.36mg) 5µg 7.5µg 2.5µg 5µg(5µg) (3.8µg) 77µg 116µg(58µg) 39µg 77µg(77µg) 栄養成分の量又は熱量は 当該食品の 100g 若しくは 100ml 又は 1 食分 1 包装その他の 1 単位当たりの量を表示する この場合において 当該栄養成分の量及び熱量は 食品表示基準別表第九の第一欄の区分に応じ 同表の第三欄に掲げる方法によって得るものとする 23

24 栄養成分の補給 ( 高い旨 含む旨 強化された旨 ) の表示 食品表示基準別表第十二 ( 第七条関係 ) 栄養成分 ビタミン B1 ビタミン B2 ビタミン B6 ビタミン B12 ビタミン C 高い旨の表示の基準値 0.36mg (0.18mg) 0.42mg (0.21mg) 0.39mg (0.20mg) 0.72µg (0.36µg) 30mg (15mg) 100kcal 当たり 0.12mg 0.14mg 0.13mg 0.24µg 10mg 含む旨の表示の基準値 0.18mg (0.09mg) 0.21mg (0.11mg) 0.20mg (0.10mg) 0.36µg (0.18µg) 15mg (7.5mg) 100kcal 当たり 0.06mg 0.07mg 0.07mg 0.12µg 5mg 強化された旨の表示の基準値 0.12mg(0.12mg) 0.14mg(0.14mg) 0.13mg(0.13mg) 0.24µg(0.24µg) 10mg(10mg) 栄養成分 高い旨の表示の基準値 ビタミンD 1.65µg (0.83µg) ビタミンE 1.89mg (0.95mg) ビタミンK 45µg (22.5µg) 葉酸 72µg (36µg) 100kcal 当たり 含む旨の表示の基準値 100kcal 当たり 強化された旨の表示の基準値 0.55µg 0.83µg (0.41µg) 0.28µg 0.55µg(0.55µg) 0.63mg 0.95mg 0.32mg 0.63mg(0.63mg) (0.47mg) 30µg 22.5µg 7.5µg 15µg(15µg) (11.3µg) 24µg 36µg(18µg) 12µg 24µg(24µg) 括弧内は 一般に飲用に供する液状の食品 100ml 当たりの場合の基準値 栄養成分又は熱量の適切な摂取ができる旨 ( 含まない旨 低い旨 低減された旨 ) の表示 含まない旨 低い旨の表示ついては それぞれ 当該栄養成分が次項の表で定められた基準値に満たない場合に表示することができる 低減された旨の表示については 他の同種の食品に比べて低減された当該栄養成分の量又は熱量の量がそれぞれ次項の表で定められた基準値以上であって 他の食品に比べて低減された割合が 25% 以上である場合に表示することができる また この場合 以下の事項を表示しなければならない 当該他の同種の食品を特定するために必要な事項 当該栄養成分の量が当該他の食品に比べて強化された量又は割合

25 栄養成分又は熱量の適切な摂取ができる旨 ( 含まない旨 低い旨 低減された旨 ) の表示 食品表示基準別表第十三 ( 第七条関係 ) 栄養成分及び熱量含まない旨の表示の基準値低い旨の表示の基準値低減された旨の表示の基準値 熱量 5kcal(5kcal) 40kcal(20kcal) 40kcal(20kcal) 脂質 0.5g(0.5g) 3g(1.5g) 3g(1.5g) 飽和脂肪酸 0.1g(0.1g) 1.5g(0.75g) ただし 当該食品の熱量のうち飽和脂肪酸に由来するものが当該食品の熱量の10パーセント以下であるものに限る コレステロール 5mg(5mg) ただし 飽和脂肪酸の量が1.5g(0.75g) 未満であって当該食品の熱量のうち飽和脂肪酸に由来するものが当該食品の熱量の10パーセント未満のものに限る 20mg(10mg) ただし 飽和脂肪酸の量が1.5g(0.75g) 以下であって当該食品の熱量のうち飽和脂肪酸に由来するものが当該食品の熱量の10パーセント以下のものに限る 1.5g(0.75g) 糖類 0.5g(0.5g) 5g(2.5g) 5g(2.5g) ナトリウム 5mg(5mg) 120mg(120mg) 120mg(120mg) 20mg(10mg) ただし 飽和脂肪酸の量が当該他の食品に比べて低減された量が 1.5g(0.75g) 以上のものに限る 括弧内は 一般に飲用に供する液状の食品 100ml 当たりの場合の基準値 栄養成分の量又は熱量は 当該食品の100g 若しくは100ml 又は1 食分 1 包装その他の1 単位当たりの量を表示する この場合において 当該栄養成分の量及び熱量は 食品表示基準別表第九の第一欄の区分に応じ 同表の第三欄に掲げる方法によって得るものとする

17. 栄養機能食品 26 栄養機能食品とは 食生活において特定の栄養成分 ( 食品表示基準別表第十一において定められたもの ) の補給を目的として摂取する者に対し 当該栄養成分の機能の表示をするもの 栄養機能食品として販売するためには 1 日当たりの摂取目安量に含まれる当該栄養成分量が定められた上 下限値の範囲内にある必要がある 個別の許可申請を行う必要がない自己認証制度となっている 栄養機能食品としての義務表示事項 栄養機能食品である旨及び当該栄養成分の名称例 : 栄養機能食品 ( ) 栄養成分の機能 ( 別表第十一の第一欄に掲げる栄養成分の量が それぞれ同表の第二欄に掲げる量以上であるものについて それぞれ同表の第三欄に掲げる事項を記載 ) 一日当たりの摂取目安量( 当該摂取目安量に含まれる別表第十一の第一欄に掲げる栄養成分の量が それぞれ同表の第四欄に掲げる量を超えるものであってはならない ) 摂取の方法 摂取をする上での注意事項 ( 別表第十一の第一欄に掲げる栄養成分の区分に応じ 同表の第五欄に掲げる事項を記載 ) バランスのとれた食生活の普及啓発を図る文言 食生活は 主食 主菜 副菜を基本に 食事のバランスを 消費者庁長官の個別の審査を受けたものではない旨 本品は 特定保健用食品と異なり 消費者庁長官による個別審査を受けたものではありません 一日当たりの摂取目安量に含まれる機能に関する表示を行っている栄養成分の量が栄養素等表示基準値に占める割合 栄養素等表示基準値の対象年齢及び基準熱量に関する文言 調理又は保存の方法に関し特に注意を必要とするものにあっては 当該注意事項 特定の対象者に対し注意を必要とするものにあっては 当該注意事項

食品表示基準別表第十一 ( 第二条 第七条 第九条 第二三条関係 ) 栄養成分下限値栄養成分の機能上限値摂取をする上での注意事項 n -3 系脂肪酸 0.6g n -3 系脂肪酸は 皮膚の健康維持を助ける栄養素です 2.0g 本品は 多量摂取により疾病が治癒したり より健康が増進するも 亜鉛 2.64mg 亜鉛は 味覚を正常に保つのに必要な栄養素です 亜鉛は 皮膚や粘膜の健康維持を助ける栄養素です 亜鉛は たんぱく質 核酸の代謝に関与して 健康の維持に役立つ栄養素です 15mg 本品は 多量摂取により疾病が治癒したり より健康が増進するものではありません 亜鉛の摂り過ぎは 銅の吸収を阻害するおそれがありますので 過剰摂取にならないよう注意してください 一日の摂取目安量を守ってください 乳幼児 小児は本品の摂取を避けてください カリウム 840mg カリウムは 正常な血圧を保つのに必要な栄養素です 2800mg 本品は 多量摂取により疾病が治癒したり より健康が増進するも腎機能が低下している方は本品の摂取を避けてください カルシウム 204mg カルシウムは 骨や歯の形成に必要な栄養素です 600mg 本品は 多量摂取により疾病が治癒したり より健康が増進するも 鉄 2.04mg 鉄は 赤血球を作るのに必要な栄養素です 10mg 本品は 多量摂取により疾病が治癒したり より健康が増進するも 銅 0.27mg 銅は 赤血球の形成を助ける栄養素です 銅は 多くの体内酵素の正常な働きと骨の形成を助ける栄養素です マグネシウム 96mg マグネシウムは 骨や歯の形成に必要な栄養素です マグネシウムは 多くの体内酵素の正常な働きとエネル ギー産生を助けるとともに 血液循環を正常に保つのに必 6.0mg 本品は 多量摂取により疾病が治癒したり より健康が増進するも乳幼児 小児は本品の摂取を避けてください 300mg 本品は 多量摂取により疾病が治癒したり より健康が増進するも のではありません 多量に摂取すると軟便 ( 下痢 ) になることがあ ります 一日の摂取目安量を守ってください 乳幼児 小児は本品 要な栄養素です の摂取を避けてください ナイアシン 3.9mg ナイアシンは 皮膚や粘膜の健康維持を助ける栄養素です 60mg 本品は 多量摂取により疾病が治癒したり より健康が増進するも パントテン酸 1.44mg パントテン酸は 皮膚や粘膜の健康維持を助ける栄養素で 30mg 本品は 多量摂取により疾病が治癒したり より健康が増進するも す ビオチン 15µg ビオチンは 皮膚や粘膜の健康維持を助ける栄養素です 500µg 本品は 多量摂取により疾病が治癒したり より健康が増進するも 28 27

28 食品表示基準別表第十一 ( 第二条 第七条 第九条 第二三条関係 ) 栄養成分下限値栄養成分の機能上限値摂取をする上での注意事項 ビタミンA 231µg ビタミンAは 夜間の視力の維持を助ける栄養素です ビタミンAは 皮膚や粘膜の健康維持を助ける栄養素です 600µg 本品は 多量摂取により疾病が治癒したり より健康が増進するも妊娠三か月以内又は妊娠を希望する女性は過剰摂取にならないよう注意してください 25mg 本品は 多量摂取により疾病が治癒したり より健康が増進するも 12mg 本品は 多量摂取により疾病が治癒したり より健康が増進するも 10mg 本品は 多量摂取により疾病が治癒したり より健康が増進するも ビタミンB1 0.36mg ビタミンB1は 炭水化物からのエネルギー産生と皮膚や粘膜の健康維持を助ける栄養素です ビタミンB2 0.42mg ビタミンB2は 皮膚や粘膜の健康維持を助ける栄養素で す ビタミンB6 0.39mg ビタミンB6は たんぱく質からのエネルギーの産生と皮 膚や粘膜の健康維持を助ける栄養素です ビタミンB12 0.72µg ビタミンB12は 赤血球の形成を助ける栄養素です 60µg 本品は 多量摂取により疾病が治癒したり より健康が増進するも ビタミンC 30mg ビタミンCは 皮膚や粘膜の健康維持を助けるとともに 1000mg 本品は 多量摂取により疾病が治癒したり より健康が増進するも 抗酸化作用を持つ栄養素です ビタミンD 1.65µg ビタミンDは 腸管でのカルシウムの吸収を促進し 骨の 5.0µg 本品は 多量摂取により疾病が治癒したり より健康が増進するも 形成を助ける栄養素です ビタミンE 1.89mg ビタミンEは 抗酸化作用により 体内の脂質を酸化から 150mg 本品は 多量摂取により疾病が治癒したり より健康が増進するも 守り 細胞の健康維持を助ける栄養素です ビタミンK 45µg ビタミンKは 正常な血液凝固能を維持する栄養素です 150µg 本品は 多量摂取により疾病が治癒したり より健康が増進するも 血液凝固阻止薬を服用している方は本品の摂取を避けてください 葉酸 72µg 葉酸は 赤血球の形成を助ける栄養素です 葉酸は 胎児の正常な発育に寄与する栄養素です 200µg 本品は 多量摂取により疾病が治癒したり より健康が増進するも葉酸は 胎児の正常な発育に寄与する栄養素ですが 多量摂取により胎児の発育がよくなるものではありません

18. 食品に関する虚偽 誇大広告の規制 1 健康増進法 ( 平成 14 年法律第 103 号 )( 抄 ) 第 31 条第 1 項何人も 食品として販売に供するものに関して広告その他の表示をするときは 健康の保持増進の効果その他内閣府令で定める事項 ( 以下 健康保持増進効果等 という ) について 著しく事実に相違する表示をし 又は著しく人を誤認させるような表示をしてはならない 健康の保持増進の効果等 とは 疾病の治療又は予防を目的とする効果 身体の組織機能の一般的増強 増進を主たる目的とする効果 特定の保健の用途に適する旨の効果 栄養成分の効果 内閣府令で定める事項 内閣府令で定める事項 含有する食品又は成分の量 特定の食品又は成分を含有する旨の表示 熱量 人の身体を美化し 魅力を増し 容ぼうを変え 又は皮膚若しくは毛髪をすこやかに保つことに資する効果 景品表示法 ( 昭和 37 年法律第 134 号 )( 抄 ) 第 4 条第 1 項事業者は 自己の供給する商品又は役務の取引について 次の各号のいずれかに該当する表示をしてはならない 一商品又は役務の品質 規格その他の内容について 一般消費者に対し 実際のものよりも著しく優良であると示し 又は事実に相違して当該事業者と同種若しくは類似の商品若しくは役務を供給している他の事業者に係るものよりも著しく優良であると示す表示であつて 不当に顧客を誘引し 一般消費者による自主的かつ合理的な選択を阻害するおそれがあると認められるもの 著しく優良であると示す とは 当該表示の誇張の程度が 社会一般に許容される程度を超えて 一般消費者による商品 サービスの選択に影響を与える場合をいい 表示上の特定の文章 図表 写真等から一般消費者が受ける印象 認識ではなく 表示内容全体から一般消費者が受ける印象 認識が判断の基準となる 平成 25 年 4 月 4 日規制改革会議第 2 回健康 医療 WG 資料を基に作成 29

18. 食品に関する虚偽 誇大広告の規制 2 医薬品 医療機器等の品質 有効性及び安全性の確保等に関する法律 ( 旧薬事法 )( 昭和 35 年法律第 145 号 )( 抄 ) 第 68 条何人も 第 14 条第 1 項 第 23 条の2の5 第 1 項若しくは第 23 条の2の23 第 1 項に規定する医薬品若しくは医療機器又は再生医療等製品であつて まだ第 14 条第 1 項 第 19 条の2 第 1 項 第 23 条の2の5 第 1 項 第 23 条の2の17 第 1 項 第 23 条の25 第 1 項若しくは第 23 条の37 第 1 項の承認又は第 23 条の2の23 第 1 項の認証を受けていないものについて その名称 製造方法 効能 効果又は性能に関する広告をしてはならない 同法上 医薬品は人の疾病の診断 治療又は予防に使用されること 人の身体の構造機能に影響を及ぼすこと等を目的とする物とされており 承認を受けていない医薬品について 効能効果等を表示 広告することは 禁止されている このため 健康食品 ( 例えばサプリメントなど ) に医薬品的な効能効果の表示や広告を行うことはできない 無承認無許可医薬品の指導取締りについて ( 昭和 46 年 6 月 1 日薬発第 476 号 )( 抄 ) ただし 次の物は 原則として 通常人が医薬品としての目的を有するものであると認識しないものと判断して差し支えない 1 野菜 果物 調理品等その外観 形状等から明らかに食品と認識される物 2 健康増進法 ( 平成 14 年法律第 103 号 ) 第 26 条の規定に基づき許可を受けた表示内容を表示する特別用途食品 3 食品表示法 ( 平成 25 年法律第 70 号 ) 第 4 条第 1 項の規定に基づき制定された食品表示基準 ( 平成 27 年内閣府令第 10 号 ) 第 2 条第 1 項第 10 号の規定に基づき届け出た表示内容を表示する機能性表示食品 上記のものは 原則として 医薬品とはみなされず 医薬品 医療機器等の品質 有効性及び安全性の確保等に関する法律 ( 旧薬事法 ) の対象外 平成 25 年 4 月 4 日規制改革会議第 2 回健康 医療 WG 資料を基に作成 30

31 19. 栄養に関する既存の簡易チェックツール 1 MNA-SF(Mini Nutritional Assessment)( ネスレヘルスサイエンスカンパニー ) 高齢者の栄養評価スケール ( 最大 14 ポイントで 食欲不振 体重減少 歩行の状況 ストレス 神経 精神的問題の有無 BMI(BMI が測定できない人はふくらはぎの周囲長で判定 ) 低栄養 :0~7 ポイント 低栄養のおそれあり :8~11 ポイント

32 19. 栄養に関する既存の簡易チェックツール 2 食事バランスガイド ( 厚生労働省 農林水産省決定 ) 毎日の食事を主食 / 副菜 / 主菜 / 牛乳 乳製品 / 果物の 5 つに区分し 区分ごとに つ (SV) という単位を用いて表しているもの 食事の適量 ( どれだけ食べたらよいか ) は性別 年齢 身体活動量によって異なる