526 1112 2014.
現場 記録 から 茨城事業本部 土浦事業所 石塚 憲 高圧接続部分の温度上昇 ある日 工場設備のお客さまに 入力 次に変圧器の漏洩電流を測 察を始めました 高 圧 引込ケーブ 月次 点検を行うため訪問しました 定しました が 異常を 認めません ルから高圧機 器と測定をしました そのお客さまは協会との契約が長 でした 測 定値に変 化も無く 運 が 何度 か測 定しているうちに非 く高 圧 受 電 設 備 は 設 置 後 約 30 年 転電流も前回点検時とさほど変わ 接 触 温 度 計 の 表 示 が 90 を 示し 経 過しており 室内にある組 立 式 らない事を確認しました 思わず エッ と 声 を上げ てしま の古い受電設備です 先ずお客さ いました 18 時を過ぎれば停電しての点検を を外し電線に焼損箇所が無いかを 無 停 電 年 次 点 検 導入の お 客 さ まにご挨 拶をして 連 絡責任者さ はたして何処が 90 なのか探らな 実 施してもよい と了解を頂きま 目視により確認 その後増締めを まには 高圧機器の接続部 機器 まに電 気を使 用していて何か変わ ければ なりません 再測 定して見 した 実 施して復旧させました 調査 の 本体等に示温テープを貼付 非接 ったことが無かったか問診をした るとどうやら断路 器の赤相負荷側 結果を社長に報告し翌日再度断路 触温度計による過熱診断 部分放 ところ 工場内は特に変わった事 と母 線とを接続している箇 所付近 器の温度を測定するために訪問す 電測定器により碍子部などにリー は 無 い というお返 事 でした そ と判明しました 当該お客さまの ることにしました ク音が発生していないか等の測定 れでは特に注意を払う項目は無い 断路器の負荷側は母線との接続に 翌日の日中 断路 器負荷側と母 を実 施しております 各担当検 査 なと安心し いつも通り高圧 受電 ボルトコネクタで締め付ける施 工 線の接続部分を温 度 測定してみる 員は全員非接触式温度測定器を携 設備の点検 から開始することにし 方法でした と 各相とも約 30 と異常を 示す 行し 日々 月次 点 検に活 用して ような値ではありませんでした こ いますので 今回の事例のように の時の工場機械の運転状況も昨日 接触不良から機器の異常過熱等を 次に異音 異臭などが無いか観 このままでは大 変だと思い工場 構内 1 号柱のPASの外観点検を 察点検を行います 普段から通電 の社 長に状 況を説明しました 原 一旦事務所に戻り 臨時点検の 済ませ 変電室の点検に入りました 部分は非接触温度計にて過熱して 因を究明するためには停 電をして 作 業 計 画を立て 私と同 僚 の 2 名 と変わらないとのお話でしたので 発 見 す る こ と が 出 来 ま す ま た 東京電力の電力量計指針のデータ いる場所がないか測定を行います の点検が必要である事を伝えたと で 全 停電による調査をすることと 今回は接続部の接触不良による異 機器温度状況を画面にて確認でき をいつも通り携帯端末機に入力し ので この日も同じように温 度 計 ころ 日中の停電は無理であるが し まし た 18 時 前 に 工 場 に 到 着 常過 熱と判断しました 社 長に最 るサー モ グラフィー 熱 画 像 も 順次各電圧 電流計の指針を読み のポインターを測定箇所に当て観 夕方になれば機械も停止するので 停電前に再度接続部分の温度測定 終報告して 同時に高圧受電設備 ありますので 測 定を 希望される を実 施したところ 50 と温 度 が が設置後 30 年を経過し更新時期に 場合は担当検 査 員に一声かけてく 下がっていました 恐らく工場 の 入ってい ることから 設備 の更 新 ださい 機械が停止し負荷 電 流 が 少なくな をお願いしました った 為 温 度 が 下がったと考えま 今回のように設備が老朽化すると した 接触不良や劣化などにより思わぬ 予定通り18 時から全停電し 短絡 ところか ら 過 熱 や 断 線 が 発 生し 接地を取付けて安全措置を行った 場所によっては波 及事故に繋がる あと断路 器を調べてみると 母線 場合もありますので計画的な機器 との 接続 用ボルトに緩みがありま の更新が重要となってきます ました 過熱部 10 非接触温度計 電気と保安 2 014 年11 12 月号 した これだな と思い一旦母線 保安協会では年次 点検A新方式 2 014 年11 12 月号 電気と保安 11
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