21 世紀以降の経済社会は電子マネーを主流にする! どこの政党が政権を取っても 市民から税金を集めて政治をする事には変わりはありません 市民からの税収入では十分なインフラ整備や福祉をやってあげられないのは 予算のぶん取り合戦がその照明です 機械化 ロボット化 コンピューター化が進んだ 21 世紀を迎え 予算を市民から集めるのが当たり前だ と言う考え方をそろそろ改める必要があります そのヒントは ケニアで広まっている携帯電話会社が始めている電子マネー発行事業にあります 但し 先ず 独裁者を作る電子マネー発行事業から説明します ケニアでは M ペサと言う電子マネーが普及しています 今や 1,720 万人以上が使い 電気料金 水道料金の支払や航空券を買うこともでき スーパーでの買い物もでき 嫁に行く持参金を M- ペサを使う人や 社員の給料も M- ペサで払う企業も出て来ているのです M ペサは 相手に譲渡する度に手数料が掛かります 1
それでも 換金して使うより便利なので 一気に普及したのです 日本に それより便利な電子マネー発行事業が始まっています 韓国の民間会社 ネイバー株式会社の子会社が始めているラインペイです ラインペイは 1 万円をチャージすると 1 万 cash が発行され 1 万円 =1 万 cash で使えます 他人に譲渡する場合は 手数料が無料ですが 換金する時は 216 円が掛かります さて M ペサより便利な電子マネー制度です 当然ながら 他の事業体ももっと便利な電子マネー事業を興すことでしょう ライン利用者が 国内で 5000 万人いると言われていますが 便利な電子マネー制度が急速に広がっているのです このラインペイが 若者の間で急速に使われるようになっています 日本でもそう遠からず M ペサの様に やがてスーパーや普通のお店で使える様になって来ます そうなると 手数料の掛かる面倒臭い換金行為 小銭を払う様な面倒な支払いはやらなくなるのです 何よりも 商品販売でライン cash を儲けた事業者は 換金すると税金がかかりますから 換金しないで使うようになるのです ラインペイ発行業者は 換金する時だけ手数料 216 円を取っているのですが 換金しなくなると ラインペイ発行業者はどこで儲けるのでしょうか? 2
ここに 電子マネー発行業者が独裁者になってしまう秘密があるのです しかも 日本国以外の民間企業が独裁者になるのです 換金しなくなると ライン cash 購入で入って来るお金は 電子マネー発行業者の通帳に貯まる一方となります 1 兆円でしょうか?10 兆円でしょうか? 換金に来たら出さなければならないお金ですが ライン cash が何処でも使えるようになっているのですから 誰も換金に来ないのです 更に 普及を促す為に 電子マネー発行業者は 次の一手 を打ちます ライン cash 発行業者が やらないと 他の業者が電子マネー発行でやってしまいますから ライン cash 発行業者は急がなくてはなりません 他の業者に先を越されたら 貯まった 10 兆円はすぐに換金されてしまいます さらに もっとお得な電子マネー制度が明らかに信用のある機関で始まると ラインペイで便利さを実感したユーザーは こぞって引越しをします 例えば 1 万円で 1 万 3,000 円分の電子マネーを差し上げます 換金は 1 万 3,000 電子マネー ( ポイント ) は 1 万円から 200 円引いた 9800 円です 30% お得な商品券と同じです 埼玉県の坂戸市が発行した商品券と同じですが 電子マネーは使用期限が無いので安心です また 全国で使えますから 地方自治体が発行する使用期限付商品券よりも魅力があります 3
電子マネー発行業者の中には 客の囲い込みの為に 発行する率を上げ 換金率をさげてくる事でしょう 例えば 1 万円で 2 万ポイント換金率 50% というサービスをする業者も現れて来ることでしょう 換金はできるのです 最初に倍貰っているわけですから 換金が 50% になるのは当然です どうしても換金しなければならない時のみ換金するのですが 50% の換金でも損は無いのですが なんとなく損した気分になります 何でも買える電子マネーの世界が出来上がっているのです 50 万円の給料の人は 100 万円の給料になったのと同じですから 電子マネー発行業者に感謝することになります 電子マネーで商売をする人達は 節税できる から儲かる! 換金できる から安心だ! などの思いから 電子マネーを使おうとします こんな業者も出てきます 1 万円で 4 万ポイント ( 電子マネー ) あげます 換金率は 25% です これは M- ペサのように市民に十分電子マネーが普及してから できるサービスです 4
電子マネーで儲けようとする事業主は 既に換金すると損な事を分かっています 電子マネーで商品を買おうと思っている消費者は嬉しいことでしょう 10 万円が 40 万円として使えるのです この段階でも 電子マネー発行業者は 集まって来るお金を使う事はできません 換金に来たら払わなければならないお金だからです ライバル会社が 更にもっと良いサービスを提供したら と気になることでしょう さらに次の一手に早く気付いた電子マネー発行業者がめでたく独裁者になれるのです その代わりに と言う制度を導入するのです ユーザーは既に換金しなくても 電子マネーで何でも買えるようになっているのです 発行元が 韓国の会社であっても 給料が 10 倍になる事が分かる若者は 10 倍の電子マネー制度に反対する人などいないのです 現に 電話が無料になる ライン同士の通話を使っているのです 5
日本は 他国の民間企業に 日本の経済を全て握られることになるのです 電子マネー発行業者は 日本の企業に次のサービスを開始します 1 億円を融資します 融資した 1 億円で 当社発行の電子マネーを買ってもらいます 10 倍の電子マネーを上げます 10 億円と同じ価値の電子マネーを使って事業ができます 借りた 1 億円の返済はいらないのです 反対する企業はいますでしょうか? 換金が出来ないようにして 現金が出て行かないから このような事が出来るのです 現在 30 万円の給料の人は 40 万ポイント 2 年目 80 万ポイント 3 年目 120 万ポイントと毎年 40 万ポイント増やします 1 円 =1 ポイントで何でも買えます こうする事で インフレ デフレが起きません 人件費 事業費を提供されるのですから 変更する根拠がありません 6
さて 電子マネー発行業者は 何でも買えます 自分で発行した電子マネーで 日本国内の土地も買えます 好きなところにビルも建てられます 時価 1,000 万円の土地を 1 億円でも 10 億円でも買えます 1,000 万円の土地を 1 億円で買い 10 億円分の電子マネーを発行してあげるといったら ほとんどの人は土地を売ってしまうことでしょう 言うことの聞かない人 業者や個人には 電子マネーを使えないようにするだけです 電子マネーを使えない人は 現行通貨 日本円のみ使えます いかがですか? 地方自治体に電子マネー発行権を持たせたら いくらでもインフラ整備を推進出来ます 台風が来ても 竜巻が発生しても 地震が来ても 津波が来ても 大丈夫なようにインフラ整備を行うのです 住民に必要な衣食住を整えてあげられます 7
給料は 電子マネーで 地方自治体が交付するのですから 会社側の負担はありません これだけのことで 失業者を一層できます お金に困らなくなった人は 窃盗 強盗をする必要が無くなります ひと は 何も悪く無いのです 悪い人を作っていたのは 今までのお金を稼がせる経済社会 お金の争奪戦をさせていた今までの経済社会が悪いのです 企業は 機械化 ロボット化 コンピューター化をどんどん進められます 地方自治体も いくらでも使える予算でインフラ整備を整え 福祉にも惜しみない予算を出してあげられます 8
働く人も 毎年給料が増える制度ですから しかも働きたいと言う希望者には 経営者側は断れないのですから 失業者はいなくなります インフラの整っていない国には 先進国が積極的に惜しみない支援をします 戦争は 無くなるのです 戦争や紛争のない国へは安心して旅行に行けます いくらお金があっても 今のままでは 海外旅行を楽しめる可能性がどんどんなくなってしまいます いくらお金が有っても 無人島にいては 意味がないのと同じです 地方自治体が電子マネー発行事業をする場合は 徐々に市民の給料を増やしてあげます 高度成長時代のように 徐々に豊かにすることで 人は礼節を知るようになります 急激な豊かさは 飽食から起きる生活習慣病が蔓延します 人を恨む事を教えるのではなく 協力し合う事を社会全体で教えて行く必要があります 9