2016 年 1 月 24 日礼拝 互いに愛し合いなさい ローマ12:3-18 〇 1 年前 旧会堂で最後の教会総会 礼拝の朝を迎えました そして今日 新会堂での教会総会 礼拝を迎えました このような素晴らしい会堂が与えられたこと 奇跡のように思うのです 奇跡でこんな事を思いだしていました あるクリスチャンの男性にこういう人がいました 俺はさ 聖書の奇跡って信じないよ 水がぶどう酒にかわっただの なあ誰が信じられるつうの するとクリスチャンの男性は言いました 俺は信じるよ クリスチャンになる前の俺はお前も知っている通り ひどいのんべ 稼げば皆酒に変えて家族を悲しませていたけれど イエス様を信じて 心が変えられたら 酒になるものが子ども達に机や椅子 服になって家族が喜んでくれている 酒になるところが家族の喜びになっている おまえさ 水がぶどう酒になることだってあるさ 俺は信じるよ 皆さん 会堂建築に際して様々な困難がありましたね 大きな壁も 大きな割れ目 クレパスもありました みことばをにぎって 神の前に祈って行くと 不思議と壁は崩れ 裂け目は平地になっていきました そして今日いらっしゃっている ワールドゴスペルミッションのクバ宣教師始め宣教師の先生方 全国のインマヌエルの教会 その他親しい教会の兄弟姉妹が会堂のために祈ってくれました みんなで教会で祈り続けていたからこそ この会堂が与えられました これは奇跡です 私たちは この会堂建設を通して 1, 祈り 2, 話し合い祈る 3, 助けを頂いて祈るこのことの大切さを神様から教えられました わたしたちの力を遙かに超えた力 助けを神様はあたえてくださいました 私の恩師の蔦田眞実先生はこう仰っていました ベストを尽くしなさい 神様がレストをしてくださる 目標を定めて 祈りつつベストを尽くすと 神様が残りをしてくださいます そして蓋をあけてみると私たちがベストを尽くしたのは 全体のほんのわずかな物だったと言う事がわかるでしょう でもそのわずかなものであっても 祈りつつベストを尽くすことが大切なのですね 〇さて 今日は総会を控えた礼拝です この礼拝の為に与えられているメッセージは 互いに愛し合いましょう です 昨日から心の中に 1 つの讃美が流れています わたしたちは 1 つ 愛によって 1 つ です さて ローマ人への手紙 12 章 10 節をお読みします 12:10 兄弟愛をもって心から互いに愛し合い 尊敬をもって互いに人を自分よりまさっ -1-
ていると思いなさい 1) 私たちは多様性がある性格ホモジニアス ( みんな同じ服を着ていっしょになって一つになる ) でなくヘテロジニアス ( いろいろな多様性があっても その違いを大切にしながら一つになる ) 賜物も 性格も 経験もみな違います その違いを互いに大切にするときに 全体が健全になるのですね ローマ書 12 章では 私たちはキリストにあって一つのからだであり ひとりひとりが器官なのです と記されています 一人ひとりが器官 多様性があるということです しかもキリストにあって一つにつながっているのです しかも とりわけ 目立たない器官こそ大切だといっています 2) 私たちには賜物がある賜物 私たちはキリストにあって一つのからだであり ひとりひとりが器官なのです これは賜物にもいえます 6 節異なった賜物 預言 信仰におうじて預言奉仕であれば奉仕教える人であれば教える勧めをする人であれば勧める分け与える人は惜しみなく分け与え指導する人は熱心に指導慈善を行う人は喜んでそれをする 誰かを歓迎する思いもてなすたまもの来られた方を大切にお迎えする ホスピタリティー自分の居場所 来て良かったんだと思って頂けるような心配りが私たちには必要ですね 初めて教会にいらっしゃったからがいたら 何人火の方がさりげなく挨拶をして 隣に座られたら そっと聖書の箇所や讃美歌を開いて差し上げることも幸いでしょう 初めての方は何もかも初めてなのです そしてとても不安をかんじておられるでしょうから 3) 私たちに必要なもの愛 忍耐 敬虔さ自分よりまさっている者のギリシャ語はプロエグーノマイ *1 *1 人より先にするの意味 -2-
プロペラのプロが付いていますが先と言う意味です 自分の先に行く方 尊敬できるでしょう 私たちが接する方は どこかに自分に持っていないもの まるで先にいっているかのような素晴らしいものをもっておられます 玉川大学に行くと 入口の付近だったか石に創設者のことばが刻まれています そこにはこう書いてあります 自分以外皆先生 皆さん 俺の方が先に行っていると思うのは兎と亀の兎そこに奢りがでてきます 〇愛について話を進めます アガペー神様の愛相手の最善を思って見返りを求めないで与える愛ヨハネ13:34 互いに愛し合いなさい 9 節愛にはいつわりがあってはなりません この愛はアガペーの愛です フィレオー兄弟愛 10 節の兄弟愛フィラデルフィア都市の名前にもありますね 教会の化粧ブロック ブロックとブロックにセメント そのセメントがあるので 1つ 1つのブロックがしっかり付きます このセメント 私たち教会にたとえるなら愛です アガペーの愛 フィラデルフィアの愛 その愛によって私たちはつながり 愛によって私たちは1つとなり 前進をしていきます 私たちの教会 礼拝の場神様と会う場所聖言を中心にして交わる 宣教内に外に私たちの教会の壁に神様が不思議な導きで与えてくださった 由緒ある聖と宣の銘の入ったらエンブレムが掲げられています 聖は聖書と神様の聖さの聖です 宣は宣教の宣です そのしたには翼が付いています 聖と宣は鳥の両翼のようなものです また 東京聖書学院の小林和夫先生が仰っていますが 私たちが聖に対して求心力をもって求めていくと 宣という遠心力の力が出るというのは まさにその通りだと思います 自分だけで聖さが完結していたら それは違います 十字架の血によって聖められた感謝 ありがたさ そして返さなければならない負債の思いが 愛という動機によって外に現れていきます 本質的で無いものには柔軟性を 柔軟性をもって前に行くものを支える祈り 経済音楽伝道賜物を生かす -3-
喜ぶものとともに喜び 泣く者とともに泣く 15 節そのような思いをいつももっていたいですね そのような教会は 温かい教会でしょう 今年の教会の目標は 恵みを受け お分かちする年 です 神様の恵みの機会を, とらえ 恵みを頂き そしてその恵みを伝えて行きましょう 〇さて 互いに愛し合いなさい ということにさらに話を進めて行きますね パウロはこう言っています 自分は ユダヤ人にはユダヤ人のように ギリシャ人にはギリシャ人のようになったと言っています *1 それは一人でも多くの人を主に導きたいという思いからです 私たちは この何とかしてという思いを大切にしましょう S さんが洗礼式のときに証しをしてくださった ニュージーランドで教会の人達が温かく迎えてくれた いいところだなあと思った 毎年来る度に温かく 家族のように迎えてくれた ホスピタリティー それは習慣とか 文化ということを越えて 相手を大切に思う, 思いやり そしてその方が主に導かれたらという願いがあったからでしょう 兄弟を持って心から互いに愛し合い 尊敬をもって互いに人を自分よりもまさっていると思いなさい 愛し合いなさいということについて積極面 1, 互いに愛し合うまず自分から愛するということが大切でしょう まわりの方に挨拶をするところから 共に喜び 痛む所があれば共有する 今週このみことばで励まされたんです という人の言葉を聞いたときに そうなんですか 素晴らしいですね 感謝ですね と共有できるでしょう ちょっと熱がでて お腹が痛いんです その時にその人は 原因究明を聞いているのではありません 痛みを共有して欲しいのです お熱がでて大変ですね お腹が痛いのですね どのようにいたいですか と言うでしょう まちがって あなたは良く熱がでますね あなたは良くお腹を壊しますね 昨日わるいものでも 無理して食べたんでしょう などと言ったら 二度と言いたくないとおもうでしょう 今このことで戦っているんです 自分にはこんな弱さがあるんです *1 Ⅰコリント 9:20 ユダヤ人にはユダヤ人のようになりました それはユダヤ人を獲得するためです 律法の下にある人々には 私自身は律法の下にはいませんが 律法の下にある者のようになりました それは律法の下にある人々を獲得するためです -4-
そんなとき そうですか 私にも同じです 祈りましょう と言うとき 互いに愛し合う時になり 互いに信頼 絆を深めることになります 2, 互いに自分よりもまさっていると思うまず自分から自分と違う賜物 良きものを持っておられるこころから素晴らしいと思うものを見つける私はこれを教会でやってみたい 例えば子どものために 教会学校のために何かできないか 実りの会応援してお祈りして下さい 自分が考えもしなかったまさったアイデアをもっている人 互いにそう思って祈り相談し またそのように活動している人達を 祈り応援しましょう 宣教のために自分は こんな事をしたい 末期癌の患者さんや家族のために 何かしたいと思います 祈り応援しましょう 宣教の為に 牧師 宣教師になりたいと子どもや青年 リタイヤした方が言うときに 祈り応援しましょう マクラケン先生が 18 才ぐらいのときに 日本宣教を考えたときに 応援してくれた人がいたのです 自分にない 賜物 積極性 信仰 敬虔さ 祈り 真実さを尊敬して応援してくれた人達がいたのです 消極面 3, うわさ話をしない昨日アメリカのサドルバック教会の本を読んでいました 牧師のリック ウォーレンは 健全な教会 という本を書いている人です 16 年前 7 人の開拓教会から今 16000 人の教会になっています 教会が最初から心掛けていたのはこの うわさ話をしない 悪いことばをいっさい口から出してはいけません ただ 必要なとき 人の徳を養うのに役立つことばを話し 聞く人に恵みを与えなさいエペソ4:29 なぜそんなに大きく成長したかというと過去 16 年間一度も分裂しなかったからで 互いにいがみあうようなグループが一つもなかったから つまりうわさ話しが陰口をしないことを当初から徹底していたから もし 悪いうわさを聞いてしまったとき 1, 本人のところにいって直接確かめる 2, 牧師のひとりに事情を説明してください *1 先週日曜日には体調崩されて来られなかったライル先生が水曜日の祈祷会にいらっしゃいました 椅子を3つ用意して 左の椅子はマクラケン先生や前の兄弟姉妹 彼らが福音を伝えてくれたので今の私がいる 真ん中に今自分が座っている 私たちは 今座っている自分達 *1 クリスチャンライフシリーズ1 神の家族へようこそ! リック ウォーレンパーパス ドリブン ジャパン 2007-5-
を大切に考える以上に 次に救われる方のことを考えましょう ということを話してくださいました ライル先生のご次女は リオンという男性と結婚しました 彼は小さいころ洗礼を受けていたようですが 信仰から離れ とても短気でけんかっ早い人でした 彼の父親は牧師でした 父親は彼のことを大切にし 祈っていましたが リオンは神様から離れ粗暴な性格でした まわりの人達は祈っていました ライル先生もあったときに福音を語っていましたが 心を閉ざしていました そのような中 リオンのお父様が亡くなったのです その後 リオンがキリスト教とは関係のない お金を扱う本を読んでいました そこにあるお父さんのことがでていて その時に聖霊が彼の心に父親に対する申し訳無い思い 父なる神様の愛が示されて イエス様の信仰を回復されたのです 今は表情がとてもよくなって ライル先生と主を感謝し ハグできるようになった というのです 先生は今心頑なであっても 祈り機会があったら福音を語ることが幸いだということを話しておられました 愛し祈り続けた結果 リオンは主に立ち返り 義母のライル先生とも愛し合えるようになったのです 最後にローマ 12:10 をいっしょに読みましょう そしてしばらく黙祷をしましょう 神様が互いに愛し合いなさい 自分よりまさっていると思いない 12:10 兄弟愛をもって心から互いに愛し合い 尊敬をもって互いに人を自分よりまさっていると思いなさい -6-