中学校保健体育第 3 学年 補助資料 3 23 平成 24 年度から新学習指導要領の内容を完全実施することになっています 新学習指導要領で新しく追加になった内容を新教科書より抜粋してまとめました 追加内容 体育編 3 章文化としてのスポーツの意義 保健編 4 章 1 保健 医療機関や医薬品の有効利用 保健編 4 章 16 個人の健康を守る社会の取り組み ( 一部, 新内容 )
3243 1 2 1
3263 2 1 27
3283 3 1 29
3303 4 1 31 20 2
340 1 20 2 30 4 3 32
41344 1 1 13
41364 16 137
保健編4 139 健康な生活と病気の予防 重要な言葉 かんせん感染と発病 (p.126) しんにゅう病気の原因となる病原体が体の中に侵入して増えることを感せきしょうじょうしん染という 病原体に感染し, 発熱や咳などの症状が出る, 診さつ察や検査で異常が見つかるなど, 体調に変化が認められると, 感染症が発病したことになる 感染症を予防するための原則 (p.128) 感染源 ( 病原体 ) をなくす 日光, 熱湯, 薬品なさっきんどによる消毒 殺菌 感染経路をた断ち切る 体の抵抗力を高める 栄養状態をよくする 清潔にする しゃだん遮断する 人ごみをさける 休養 睡眠をとる 免疫 (p.129) 病原体が体の中に入ってきたときに, 病原体などの異物から体を守るしくみを免疫という 性感染症 (p.130) せいてきせっしょく性的接触をとおして感染する病気 STD(Sexually Transmitted Diseases) と呼ばれることもあり, 今日, クラミジアやウイルスによる感染が増えている エイズ エイチ H アイ I V ブイ (p.132) エイズの病原体は HIV であり, 感染すると, 免疫のはたらはかいきがしだいに破壊される その結果, さまざまな感染症にかかりやすくなる エイズ (AIDS) は, Acquired( 後天性 ) Immunodeficiency ( 免疫不全 )Syndrome( 症候群 ) の 4 文字を並べたもの HIV は,Human( ヒト ) Immunodeficiency( 免疫不全 ) かしらもじ Virus( ウイルス ) の頭文字を並べたもの 保健所, 保健センター (p.134) 保健所や保健センターでは, 健康増進, 病気の予防, 環境衛生など, 人々の生活と健康に重要な役割を果たしている 医薬品の有効利用 (p.13) 医薬品は, 正しく安全な方法で, 薬の望ましい効果が得られるように利用する必要がある 個人の健康を守る社会の取り組み (p.136 137) 人々の健康は, 地域での保健活動などの社会の取り組みと深く関連している 1 20 2 体力をつける めんえき免疫をつける 学習の要点 ご そう 健康は, 主体と環境の相互作用のもとに成り立ち, 病気は, 主体の要因と環境の要因がかかわり合って発生します 健康の保持増進には, 年齢, 生活環境などに応じた食事, 運動, 休養および睡眠の調和のとれた生活を続けることが必要です 食事の量や質のかたより, 運動不足, 休養や睡眠の不足などの生活習慣の乱れは, 生活習慣病の要因となります こうい 喫煙, 飲酒, 薬物乱用などの行為は, 心身にさまざまな影響をあたえ, 健康を損なう原因となります 喫煙, 飲酒, 薬物乱用などの行為には, 個人の心理状態や人間関係, 社会環境が影響します それぞれの要因に適切 に対処し, 喫煙, 飲酒, 薬物乱用などの行為を行わない強せんたくい意志と行動選択が必要です 感染症は, 細菌やウイルスなどの病原体が主な要因となって発生します 感染症の多くは, 感染源をなくすこと, 感染経路を断ち切ること, 体の抵抗力を高めることによって予防できます 健康の保持増進や病気の予防には, 保健所や保健センター, 医療機関などを有効に利用することと, 医薬品を正しく利用することが必要です 個人の健康は, 健康を保持増進するための社会の取り組みと密接なかかわりがあります 30 3 本社 / 東京都文京区大塚 3-11-6 (03)940-8676 名古屋支社 / 名古屋市千種区内山 1-14-19 高島ビル (02)733-6662 大阪支社 / 大阪市北区東天満 2-9 -4 千代田ビル東館 6 階 (06)634-731 九州支社 / 福岡市中央区荒戸 2-4-21 ワカバビル (092)721-340