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イ留意事項 ( ア ) 対処基本方針が廃止された場合は 救援の継続や復帰のための措置について 何らかの措置により行います ( イ ) 復帰のための措置 a 誘導以外の措置 b 市長 知事による誘導 (2) 別紙第 1 情報計画 参照 2 構想 (1) 活動方針市 ( 環境防災課ほか各課 ) は 県

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Transcription:

2.4.3 雨水調整池 現状 市民温水プールの敷地は南側の雨水調整池と同じ地上レベル ( 前面道路から下げ 建物は嵩上げ ) としてあり 一体で雨水排水を計画している しかし 第二工場ごみ処理施設の改築における計画では 市民温水プールの敷地を除いた雨水排水計画となっていることを確認した よって 市民温水プールの改築においても 本敷地内で計画をすればよい 図 2.4.2 第二工場ごみ処理施設配置図 35

36

第 3 章基本計画案の検討 評価 3.1 基本的な考え方 3.1.1 コンセプト 住民還元施設は 東埼玉資源環境組合第二工場ごみ処理施設の建て替えに伴い整備される施設であり 地域住民からの要望や 草加市として必要と考える施策から 以下のように設定する 余熱利用型健康運動施設 3.1.2 考え方の整理 住民還元施設を 草加市の公共施設として整備するにあたり 基本的な考え方について以下の通り整理する Ⅰ 市民の健康づくりの拠点として 運動するきっかけとなるような施設とする 市民が健康づくりに取り組めるよう スポーツに特化することなく 軽運動など市民が気軽に取り組める施設とする必要がある Ⅱ 癒しの空間として 市民が体を休め リラックスして過ごせるような施設とする多くの方が訪れるよう 運動だけでなく 運動後の休息や 運動以外の目的でも利用したいと思える施設とする必要がある Ⅲ 市民が交流できる空間として 世代間の交流 地域活動が行えるような施設とする地域のコミュニティ醸成のため 地域住民が気軽に訪れ 高齢者と子供の交流や 活動を行える施設とする必要がある Ⅳ バリアフリーの施設として 誰もが気軽に利用できるような施設とする 誰もが楽しむことができるよう 使いやすいデザイン 高齢者や障害者でも利用しやすい施設とする必要がある 37

3.1.3 求められる機能 住民還元施設として 草加市の上位計画 関連する施策 住民要望 市民意識調査から求められる機能を以下の通り整理する 1 健康増進機能草加市総合振興計画において 地域で健康 文化 スポーツ プロジェクトを設定しており 地域スポーツの拠点づくりが求められている また 地域住民からの要望として健康増進施設の設置が求められている 加えて 草加市では SKT24 推進事業として 市民の健康保持 増進を目的に様々なプログラムを通じて健康づくりに取り組んで頂くよう呼びかけている このようなことから 子供から高齢者まで 誰もが気軽に参加することができる 体力づくりのプログラムや 軽運動などに取り組める健康増進機能の導入が必要である 2 癒しの機能癒しの機能は 単に心地よいというだけでなく 病気の予防 回復に向けた健康増進を促すものであり 草加市が目指す 多くの市民が健康でいられるようにするための機能として必要なものと考える また 地域住民による検討会議において リラックスして過ごすことができるような施設の設置が求められている このようなことから 運動 スポーツだけでなく 利用者がリラックスでき 心地よいと思える癒しの機能の導入が必要である 3 交流機能公共施設として多くの方に利用していただける施設とする必要がある 多くの方にご利用いただくことで地域の活性化にもつながる そこで 地域の活性化の拠点として多くの方に訪れていただけるよう地域と連携して特産物の販売や 地域住民の活動 さらには高齢者と子供の交流など スポーツをしなくても立ち寄る理由のある また 人と人とが交流できる機能の導入が必要である 4 防災機能草加市地域防災計画では 避難所として学校や公共施設の屋内運動場又は集会室等を利用した 55 ヶ所を指定している 本施設も避難所として 防災機能を備えた施設とする必要がある また 災害が発生又は発生する恐れがある場合に 迅速 適切かつ柔軟に対応できるよう 備えを充実させることが必要である 38

3.1.4 導入施設の整理 求められる機能から必要となる施設を検討し 下図に整理した 図 3.1.1 導入施設の検討 39

導入施設内容について以下のとおり整理する 1 温水プール競泳だけでなく 水中歩行など 健康づくり 体力づくりなど 市民の健康増進を目的として導入する 2 屋内体育施設スポーツや軽運動 レクリエーション等を通じて 体力づくりを行うなど 市民の健康増進を目的として導入する 3スタジオフィットネスなど健康づくりの取り組みを通じて 市民の健康増進を目的として導入する 4トレーニング室体力づくりができる運動の機会を提供し 市民の健康増進を目的として導入する 5 温浴施設運動後の体を休めるため また 癒しや憩いの場 交流の場となることを目的として導入する 6 休憩室運動後の体を休めるため また くつろぎの場 交流の場となることを目的として導入する 7 交流スペース地域の方々の交流の場 地域コミュニティづくりの場となることを目的として導入する 8フリースペース企画イベントや健康チェックを実施するためのスペースとして また 施設の利用者需要に応じて売店などを設置する場を確保することを目的として導入する 9 防災倉庫災害時に避難所として機能するよう 防災物資を備蓄する防災備蓄倉庫を導入する 40

導入する施設を検討するため 各施設のメリット デメリットについて下表に整理した 表 3.1.1 導入施設の評価 機能導入施設メリットデメリット 1 温水プール 大会等での使用が可能となる 個人利用の固定客が見込める 多様な健康づくりのプログラムが実施できる 大きな空間が必要となる 衛生管理ための費用や光熱費がかかる 監視員等の人件費がかかる 1 健康づくりの空間 2 屋内体育施設 3スタジオ 大会等での使用が可能となる 幅広い運動に対応することができる 子供から高齢者まで幅広い世代が利用できる 設備的なコストが掛からない 多様な健康づくりのプログラムを実施できる 集客を見込むことができる 大きな空間が必要となる 光熱費等の維持管理費用がかかる 運営方法によっては 利用率の低い施設となってしまう プログラム作成の手間がかかる インストラクター等の人件費がかかる 市民ニーズの変化に対応する必要がある 4 トレーニング室 集客を見込むことができる トレーニングを通じた健康づくりに取り組める トレーニングの習慣化による固定客が見込める トレーニング機器の導入費用がかかる 機器取り扱い上安全を確保する必要がある トレーナー等の人件費がかかる 2 癒しの空間 5 温浴施設 6 休憩室 癒しやリラックスの効果が高い 高齢者の集客が見込める 施設利用者の満足度向上につながる 入浴後の休憩ができる 飲食の場とすることができる 施設利用者の満足度向上につながる 衛生管理のための費用と技術が必要となる 光熱費等の維持管理費用がかかる 魅力的な施設にするためにはある程度の規模が必要となる スペースを確保する必要がある 清掃やごみ処理などの費用や光熱費がかかる 快適な空間とするためのルールづくりと管理体制が必要となる 3 交流の空間 7 交流スペース 8フリースペース 地域の交流が図れる 子供と高齢者との世代間交流が図れる 地域活性化の拠点となる 市民ニーズに対応することができる 多目的に使用することができる 地域活性化の拠点となる スペースを確保する必要がある 有効に活用するためには人的関与が必要となる 活用しきれず 不要な空間となってしまう恐れがある イベントの企画立案が必要となる 売店などを設置する場合 運営コストがかかる 活用しきれず 不要な空間となってしまう恐れがある 4 防災拠点 9 防災倉庫 非常時に備えることができる 平時は使用することはない 41

3.1.5 施設規模の検討 (1) 温水プール 1 一般用プール県内及び関東近県で近年整備された余熱利用施設にある温水プールの概要は 下記の通りである 表 3.1.2 温水プール参考事例 施設名 一般用プール その他のプール みかもリフレッシュセンター 25m 5コース 小プール ジャグジー なぐわし公園 PiKOA 25m 6コース 幼児用プール 健康増進プール リフレッシュプラザ柏 25m 6コース 子どもプール ジャグジー 流水プール クリーンスパ市川 25m 8コース 子供用プール レジャープール 越谷市民プール 25m 8コース 子ども用プール リラクゼーションプール ( ジャグジー ) 吉川市屋内温水プール 25m 8コース ジャグジープール ( ジャグジー ) 市民温水プール ( 既存 ) 25m 8コース 幼児用プール 住民還元施設 ( 計画 ) 25m 8コース ジャグジープール 一般用プールは 25m で 6 又は 8 コースが多いが 6 コースの施設は健康増進プールや 流水プールといった別のプールを備えていることがわかる 今回 敷地の制約により別 のプールを備えることが難しいため 一般用プールは既存同様 25m 8 コースとする なお 日本水泳連盟の公認プール ( 公称 25m 国内基準競泳プール 25m 一般プール ) として申請することを前提として 次頁の規則により計画する また 身体機能回復訓 練に使用することを目的として一方のコースの外側余裕部分を用いて スロープ及び手 すりを設置する 幼児の使用時は 台を沈めることで水深を浅くして使用する 図 3.1.2 公認プール寸法図 (L の数値は次頁参照 ) 42

表 3.1.3 プール公認規則抜粋 ( 日本水泳連盟 ) 2ジャグジープール前項の通り どの施設も幼児から利用できる水深の浅いプールやジャグジープールを設けていることがわかる 今回 幼児の使用時は 25m プールに台を沈めて使用することから 15m 7m 程度のジャグジープールを設ける 3 採暖室男女共用の 1 室 30 m2程度で計画する 4シャワー室 更衣室 便所男女別に設け 各室に障害者用も計画する 43

5ギャラリープールを競技大会等で使用する場合の観客の収容に備え プールサイドに 3 段程度の段差を設けた観覧席を計画する また 収納庫としても使用する 別途 2 階にも上部から観覧できるスペース ( 談話室 ) を計画する 6 事務室兼監視室窓口を兼ねるため出入口近くに設けるが 監視室としても機能するようプールにも面して 60 m2程度で計画する 7 救護室来場者の急病 負傷に備え プールに面して計画する 8 倉庫プールで使用する器具を収納する 9 機械室設備検討により 位置 規模を計画する 10 会議室管理者や利用者が使用する会議室を計画する 市内施設でも採用例が多い 30 名程度の収容人員とする 表 3.1.4 会議室参考事例施設名収容人員備考 市民体育館第一会議室記念体育館第一会議室第二会議室研修室勤労青少年ホーム集会室講習室クラブ室住民還元施設会議室 ( 計画 ) 30 名 60 名一体利用可 60 名 30 名 18 名一体利用可 12 名 12 名 30 名 11 談話室施設利用者が利用後 又は付添者が待合時に歓談しながら利用できる談話室を設ける 水泳の見学も可能なようにプールに面した 2 階とする 温水プールに関する補助金の規定でも設置が必要であり 面積は 100 m2以上で計画する 44

(2) 屋内体育施設体育館が主用途である市内施設は 1,000 m2を超えるものも多い 本施設における体育室はサブ的な要素であるため 記念体育館のサブアリーナや学校体育館を同程度となるバトミントンコート 3 面が入る面積を基本とする コートはバトミントン競技規則 ( ダブルス ) による 全体で 33m 18m の 594 m2程度 天井高さは 8m 程度として計画する 表 3.1.5 体育室参考事例 施設名面積備考 市民体育館記念体育館メインアリーナ記念体育館サブアリーナなぐわし公園 PiKOA 多目的ホール住民還元施設体育室 ( 計画 ) 1,189m2バトミントンコート 6 面 2,534m2バトミントンコート 15 面 577m2バトミントンコート 3 面 1,089m2 594m2バトミントンコート 3 面 図 3.1.4 屋内スポーツ必要天井高建築設計資料集成 ( 丸善 ) 図 3.1.3 バトミントンコートの大きさバトミントン競技規則 ( 諸規定集 ) 2012-2013( 日本バトミントン協会 ) 45

(3) スタジオフィットネスクラブの再生計画と新事業化戦略資料集によれば スタジオの面積が 100 m2以下になると 前後 左右の基本的な動きがとりにくくなる また 同時にできる人数も限られてきて インストラクターの指導効率も悪くなるとされている 本施設では面積的な制約もあり 参考文献最小面積の 100 m2程度で計画する 表 3.1.6 スタジオ参考事例 施設名面積備考 市民体育館軽体育室勤労青少年ホーム軽体育室参考文献最小面積参考文献最大面積住民還元施設スタジオ ( 計画 ) 36m2 114m2 100m2 300m2 100m2 写真 3.1.1 勤労青少年ホーム軽体育室 46

(4) トレーニング室フィットネスクラブの再生計画と新事業化戦略資料集によれば トレーニング室の基本的な面積としては 150~400 m2であり 150 m2以下になると バランスのとれたトレーニング室づくりが難しくなるとされている 本施設では面積的な制約から 参考文献最小面積の 150 m2程度で計画する この規模の室面積におけるマシンレイアウトの例を下記に示す 表 3.1.7 トレーニング室参考事例 施設名面積備考 記念体育館トレーニング室参考文献最小面積参考文献最大面積住民還元施設トレーニング室 ( 計画 ) 307m2 150m2 400m2 150m2 写真 3.1.2 記念体育館トレーニング室 図 3.1.5 マシンレイアウト例 ( トレーニングマシンメーカーカタログ ) 47

(5) 温浴施設浴室と洗面脱衣室を男女別に計画する 浴室は 18 m2程度の浴槽を設置可能な面積 (60 m2程度 ) で計画する ( であいの森参考 ) 図 3.1.6 であいの森浴室平面図 (6) 休憩室湯上りの休憩や交流の場として 60 畳 (100 m2 ) 程度で計画する (7) 交流スペース フリースペース地域 世代間の交流や市民ニーズに対応できるよう地域活性化の拠点とするため 両スペースを合わせて 2 階の体育室と同面積 (600 m2程度 ) で計画 ( 図面上ではオープンギャラリーとして表記 ) する 各スペースの割合は状況に応じて可変できるようにする 48

(8) 防災拠点 1 避難所草加市では 大規模地震等の発生に伴い生じる多数の被災者に安全と安心の場を提供するとともに 避難者自らが互いに励まし合い 助け合いながら生活再建に向けての次の一歩を踏み出す場として避難所を位置付けている 草加市が定めた地域防災計画では 避難所について次のように定められている 1) 避難所の機能避難所の果たす機能は次のとおりである ( ア ) 避難者の応急住宅等への入居までの生活拠点 ( イ ) 避難者及び避難所周辺居住者等への情報提供拠点 ( ウ ) 飲料水 食料及び生活必需品等の物資供給拠点 ( エ ) 傷病者等に対する医療救護活動拠点 ( オ ) 自主防災組織等による消火及び人命救助等の防災活動拠点 2) 避難者等への生活支援機能避難者の生活拠点として避難所が提供する生活支援機能の細部を下表に示す 各支援分野は避難所の開設から閉鎖までの全期間においていずれも必要であるが その緊急性または優先度は発災からの時間的推移に従って おおむね上部の生存 安全に関連深い分野から 下部の社会 生活に関連深い分野に移行していく 表 3.1.8 避難所の生活支援機能 支援分野支援項目内容 安全 生活基盤の提供保健 衛生の確保情報支援コミュニティ支援相談窓口の設置 1 安全の確保 2 水 食料 物資の提供 3 生活場所の提供 4 健康の確保 5 衛生的環境の提供 6 生活支援情報の提供 7 復興支援情報の提供 8コミュニティの維持 形成の支援 9 総合的な相談窓口の設置 生命 身体の安全確保水 食料 被服 寝具等の提供就寝 安息の場の提供最低限の暑さ 寒さ対策プライバシーの確保防犯傷病を治療する救護機能健康相談等の保健医療機能トイレ 入浴 ごみ処理営業店舗や開業医の情報生活再建 仮設住宅 復興情報避難者同士の励まし合い 助け合い従前のコミュニティの維持避難所生活に関する相談生活再建のための相談防犯相談 49

3) 指定避難所 表 3.1.9 草加市指定避難所一覧 区分 名称 収容人員 所在地 区分 名称 収容人員 所在地 青柳中学校 1700 (210) 青柳 8-58-10 中央公民館 900 住吉 2-9-1 川柳中学校 1300 (190) 青柳 7-35-1 柿木公民館 200 柿木町 1263 栄中学校 1400 (200) 松原 3-3-1 新田西文化センタ- 260 清門町 571 新栄中学校 1500 (210) 新栄町 206 谷塚西公民館 100 新里町 1015 新田中学校 1600 (210) 長栄町 767 谷塚文化センタ- 500 谷塚仲町 440 瀬崎中学校 1500 (210) 瀬崎 5-3-1 川柳文化センタ- 300 青柳 6-45-17 草加中学校 1400 (260) 氷川町 2179-4 原町コミュニティセンタ- 110 原町 1-6-1 花栗中学校 1700 (200) 花栗 4-15-12 瀬崎コミュニティセンタ- 130 瀬崎 6-6-22 松江中学校 1800 (190) 松江 3-14-33 第 2 避難所 稲荷コミュニティセンタ- 130 稲荷 4-9-13 谷塚中学校 1800 (200) 谷塚上町 62 氷川コミュニティセンタ- 150 氷川町 568-1 両新田中学校 1500 (210) 新田西町 368- 柳島コミュニティセンタ- 130 柳島町 743-1 青柳小学校 1300 (260) 青柳 3-17-1 八幡コミュニティセンタ- 130 八幡町 259 稲荷小学校 1500 (210) 稲荷 5-11-1 高砂コミュニティセンター 130 中央 1-2-5 川柳小学校 1500 (200) 青柳 7-27-10 吉町集会所 60 吉町 3-9-24 小山小学校 1300 (210) 小山 2-8-1 勤労福祉会館 500 旭町 6-13-20 第 1 避難所 栄小学校 1400 (210) 松原 1-3-2 市民活動センター市民交流活動センタ- 300 谷塚町 752 新栄小学校 1500 (200) 新栄町 959 小計 16 箇所 新田小学校 1500 (200) 旭町 6-12-11 清門小学校 1300 (210) 清門町 552 草加高等学校 2100 (280) 青柳 5-3-1 瀬崎小学校 1300 (210) 瀬崎 2-32-1 草加東高等学校 2500 (350) 柿木町 1110 草加小学校 1600 (200) 住吉 1-11-64 草加西高等学校 2000 (320) 原町 2-7-1 高砂小学校 3000 (350) 中央 1-2-5 第 3 草加南高等学校 2000 (380) 柳島町 66 避難所 長栄小学校 1500 (190) 長栄町 762 西町小学校 1700 (210) 西町 270 新里小学校 1600 (200) 新里町 759 草加市民体育館 900 松江 1-1-8 松原小学校 1900 (200) 松原 4-2-1 小計 6 箇所 11900 4600 花栗南小学校 1500 (200) 花栗 4-3-1 スホ - ツ健康都市記念体育館 2400 瀬崎 6-31-1 氷川小学校 1700 (220) 氷川町 448 谷塚小学校 2100 (220) 谷塚仲町 440 第 4 避難所 獨協大学 10600 1990 学園町 1-1 八幡小学校 2300 (200) 八幡町 65 八幡北小学校 1600 (210) 八幡町 1148 両新田小学校 1300 (210) 両新田西町 55 小計 32 箇所 51600 6800 合計 55 箇所 78100 17500 50

2 防災倉庫草加市では 災害時の食料供給体制の整備として 指定避難所及び防災備蓄倉庫には1 日分の食料を備蓄し 2 日目以降については 事前に協定を締結した指定業者等から調達するとともに 必要に応じ埼玉県知事に応援を要請するものとしている 1) 食料の備蓄表 3.1.10 草加市に於ける食料備蓄の現況 備蓄食料 アルファ化米 (1 箱 50 食入 ) クラッカー (1 缶 70 食入 ) 全中学校 (11 校 ) 52,500 食 8,400 食 全小学校 (21 校 ) 69,650 食 6,860 食 コミュニティセンターその他の公共施設 15,650 食 0 食 合計 137,800 食 15,260 食 ( 平成 24 年 4 月 1 日現在 ) 2) 生活必需品の備蓄草加市地域防災計画において生活必需品の確保については 防災備蓄品の整備に努めるともに 協定業者等からの調達及び県等への応援要請により対応するとされている 表 3.1.11 草加市に於ける生活必需品備蓄の現況 毛布 寝袋 組立式トイレ トイレットペーパー 保存水 紙食器セット 紙おむつ 生理用品 懐中電灯 肌着セット ( 平成 24 年 4 月 1 日現在 ) 3) 応急活動用資機材の整備震災時における迅速かつ適切な救出 救護活動を実施するために必要な資機材等について備蓄品を整備する 草加市では 応急活動用資機材として次表の資機材を各避難所に備蓄している 51

表 3.1.12 草加市に於ける応急活動用資機材備蓄の現況 発電機(2.2kW) 投光器一式 ガソリン缶詰( 混合ガソリンを含む ) 救助用具セット( バール 大ハンマー 油圧ジャッキ のこぎり等 ) エンジンカッター チェーンソー 可搬式ウインチ 車両移動器具 担架 大型救急箱 防水シート 電子メガホン かまどセット 風船式水槽 移送 移動用具( 折り畳み式リヤカー 自転車 ) ( 平成 24 年 4 月 1 日現在 ) 52

3.2 改修 建て替え計画案の作成 求められる機能を整備するにあたり 建設コスト等を検討するため 施設の増築 解体 建て替えを含め 改修 建て替え計画案を下記の 3 案で作成する [ 案 1] 既存施設をリニューアルする案 (+ 増築 ) [ 案 2] 既存施設を全て解体し建て替える案 ( スポーツ施設のみ ) [ 案 3] 既存施設を全て解体し建て替える案 ( スポーツ施設 + 温浴施設 ) 3.2.1 配置計画 動線計画 平面計画 (1)[ 案 1] 既存施設をリニューアルする案 (+ 増築 ) 既存施設をリニューアルする案では 第二工場建て替えに伴う設備機器改修 ( 機器入れ替えに伴う付帯工事共 ) を行う必要があり 内外装の仕上改修を行うことも考慮する 但し 前述の理由により既存建物の一部解体は困難なため 増床のため一部増築する案とする 存置する既存施設の配置 動線 平面計画は変更できないが 増築建物については 敷地の中で一番大きく面積を確保できる既存施設北側の駐車場部分に新設建物を配置する 既存施設の入口位置は変更できないため 増築建物の入口を西側に配置し 動線を確保する 西側に入口を配置したことで体育室は東側に配置され 階高の低い西側には上階が設置できる 床レベルを既存プールと同レベルに高くすることで 下階に駐車場を配置することが可能となる (2)[ 案 2] 既存施設を全て解体し建て替える案 ( スポーツ施設のみ ) 東西に長い敷地に温水プールと体育室を配置するため それぞれ長手方向を南北に配置する 西側の第二工場から熱 電力供給を受けるため 配管がなるべく短くなるよう プールを西側に配置する 敷地南側の貯水池を引き続き駐車場として利用するため 敷地東側に車路と敷地内駐車場を配置する 建物の入口や事務室 更衣室等は温水プールと体育室の双方に近くなるよう中央に配置するが 敷地北側の前面道路は第二工場の建て替えに伴い 敷地中央付近から西側が廃止され 第二工場の敷地に変更されたため 建物の入口は前面道路が残る範囲に配置する (3)[ 案 3] 既存施設を全て解体し建て替える案 ( スポーツ施設 + 温浴施設 ) [ 案 2] を基に 階高の低い中央部分に3 階を追加し 温浴施設を配置する 53

3.2.2 断面計画 (1)[ 案 1] 既存施設をリニューアルする案 (+ 増築 ) 新設建物のメインフロアの床レベルを既存プールと同レベルにすることで 廊下をギャラリーとして利用することができる また このことで下階に駐車場を配置することが可能となる (2)[ 案 2] 既存施設を全て解体し建て替える案 ( スポーツ施設のみ ) 及び [ 案 3] 既存施設を全て解体し建て替える案 ( スポーツ施設 + 温浴施設 ) 体育室を 2 階に配置するため 梁が大きくなることと 床下の空間が必要になるため 2 階の階高が通常より高くなる 体育室の天井高はバトミントンで必要な 8m 以上を確保する 温水プールは 2 階の観覧席から見えるよう天井高を確保する 3.2.3 意匠概略計画 施設機能が大きく温水プール 関係諸室 体育室の 3 つに分かれ それぞれ必要となる高さも異なる 無理に高さを揃えることなく 3 つのボリュームを生かしながら一体とすることで 建物全体のまとまりを持たせる計画とする 温水プールということで 外光を多く取り入れられるようガラスを多用するため 建物全体をガラスをアクセントとする意匠で計画する 54