平成 26 年度補正予算 :200 億円 1

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【千葉県事業計画】別記様式第3号別添

( 別記 ) 大玉村地域農業再生協議会水田フル活用ビジョン ( 案 ) 1 地域の作物作付の現状 地域が抱える課題 当該地域は 水田面積に占める主食用水稲の割合が 69% で 転作作物に占める割合としては飼料作物が多く 次にそば 野菜がある しかしながら 主食用米の需要が減少する中で さらに他の転作

( 別添様式 )( 別記様式第 3 号関係 ) 攻めの農業実践緊急対策事業都道府県事業計画 神奈川 県農業再生協議会 策定 : 26 年 8 月 1 日 変更 : 26 年 10 月 9 日 第 1 第 2 目標年度 : 平成 27 年度 ( 事業実施最終年度の翌年度 ) 地域の農業生産に係る現状と

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山形県における 水稲直播栽培の実施状況 平成 28 年 8 月 26 日 ( 金 ) 山形県農業総合研究センター 1 1 山形県における水稲直播栽培の現状 1 (ha) 2,500 2,000 1,500 1, 乾田直播 湛水 ( 点播 ) 湛水 ( 条播 ) 湛水 ( 散播 )

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農林水産統計調査専門調査員の募集について この度 農林水産省が実施している各種農林水産統計調査に関し 専門調査員を募集しています ( 別添資料参照 ) 任命期間中は非常勤の一般職の国家公務員となるため シルバー人材センターがその業務を受託することはできませんが 高齢者の経験及び能力等の活用に資するも

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附則この要領は 平成 4 年 1 月 16 日より施行する この要領は 平成 12 年 4 月 3 日より施行する この要領は 平成 30 年 4 月 1 日より施行する 2

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( 産地パワーアップ計画の重要な変更 ) 第 7 条産地パワーアップ計画ごとに 次に定める変更を行う場合は 第 4 条及び第 5 条の手続きに準じて行うものとする (1) 成果目標の変更 (2) 事業内容の変更 (3) 取組主体事業計画の変更 (4) 取組主体の補助事業費の3 割を超える変更 2 前

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2 農業委員会の運営 2 農業委員会は 市町村長が議会の同意を得て任命した 農業委員 で組織され 農業委員は 合議体としての意思決定 ( 農地の権利移動の許可 不許可の決定など ) を担当 農業委員会は 農地利用最適化推進委員 ( 以下 推進委員 という ) を委嘱し 推進委員は 担当区域における農

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国産粗飼料増産対策事業実施要綱 16 生畜第 4388 号平成 17 年 4 月 1 日農林水産事務次官依命通知 改正 平成 18 年 4 月 5 日 17 生畜第 3156 号 改正 平成 20 年 4 月 1 日 19 生畜第 2447 号 改正 平成 21 年 4 月 1 日 20 生畜第 1

目 的 大豆は他作物と比較して カドミウムを吸収しやすい作物であることから 米のカドミウム濃度が相対的に高いと判断される地域では 大豆のカドミウム濃度も高くなることが予想されます 現在 大豆中のカドミウムに関する食品衛生法の規格基準は設定されていませんが 食品を経由したカドミウムの摂取量を可能な限り

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住宅の省エネエネ改修改修に伴う固定資産税固定資産税の減額制度減額制度について 平成 20 年 1 月 1 日以前に建てられた住宅 ( 賃貸住宅を除く ) について 平成 20 年 4 月 1 日から平成 32 年 3 月 31 日までの間に 一定の要件を満たす省エネ改修工事を行った場合 120 m2

目 次 Ⅰ 集落営農数 Ⅱ 集落営農数 ( 詳細 ) 1 組織形態別集落営農数 2 農業経営を営む法人となる画の策定状況別集落営農数 3 設立年次別集落営農数 4 経営所得安定対策への加入状況別集落営農数 5 人 農地プランにおける位置づけ状況別集落営農数 (1) 中心経営体として位置づけの有無別

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スマート農業はもうはじまっている!

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どうして GAP を導入するの? 産地や農家が安定した経営を続けるためには 次のような取組が必要です 産地の信頼を守るための体制を作りましょう 安全な農産物の生産は農家の責務です また 産地の農家のうち 1 人でも問題を起こせば 産地全体で出荷停止や商品回収を行わなければならず その後の取引にも影響

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4 奨励品種決定調査 (1) 奨励品種決定調査の種類ア基本調査供試される品種につき 県内での普及に適するか否かについて 栽培試験その他の方法によりその特性の概略を明らかにする イ現地調査県内の自然的経済的条件を勘案して区分した地域 ( 以下 奨励品種適応地域 という ) ごとに 栽培試験を行うことに

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一定規模以上の土地の形質変更時の手続きについて 改正土壌汚染対策法が平成 22 年 4 月 1 日から施行されたことにより 平成 22 年 5 月 1 日以降に 3,000 m2以上の面積の土地の形質変更をしようとする者は 工事に着手する日の 30 日前までに 法に基づき届出を行うことが義務付けられ

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認定科目表に掲げる授業科目を履修したものとみなす際の手続き及び方法について

旧なお 当該投資法人が租税特別措置法第 83 条の2 第 3 項の規定の適なお 当該投資法人が租税特別措置法第 83 条の2 第 3 項の規定の適用を受けることができる日は 当該特定資産取得後 1 年以内であるこ用を受けることができる日は 当該特定資産取得後 1 年以内であることに留意するものとする

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2 前項の申請書には 次に掲げる書類を添付しなければならない ただし 当該申請者が 当該書類に記載された事項をインターネットの利用その他適切な方法により公表している場合であって 当該事項を確認するために必要な事項を記載した書類を同項の申請書と併せて提出するときは 当該事項を記載した書類の添付を省略す

Q&A 〇税制度 Q1 生産緑地地区の指定を受けると 固定資産税は農地評価と聞いていますが 都市計画税はどうでしょうか A1 固定資産税 都市計画税が農地評価 農地課税となります Q2 主たる従事者の死亡や故障等により 生産緑地地区の指定から 30 年経過せずに指定が解除された場合 固定資産税を遡っ

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書き方 ( 例 ) 別記第 17 号様式 農業生産法人報告書 自 至 平成 年 月 日平成 年 月 日 伊達市農業委員会会長様 平成年月日 主たる事務所の所在地伊達市 町 番地 法人の名称株式会社 代表者氏名 印電話番号 次のとおり農地法第 6 条第 1

【通知】海外療養費・出産育児一時金の支給の適正化に向けた対策等について

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目次 1. やまだわら の特性 _ 1 収量特性 1 2 品質 炊飯米特性 2 3 用途別適性 3 2. 生育の特徴 4 3. 収量 品質の目標 5 4. 各地域での主な作付スケジュール 6 5. 栽植密度 7 6. 肥培管理 1 施肥量 施肥時期 8 2 生育診断 9 7. 収穫適期

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地方局等担当説明用 稲作農業の体質強化緊急対策事業の概要平成 26 年度補正事業 平成 27 年 1 月農林水産省生産局

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1. 内容及び助成対象者 平成 27 年産の主食用米の生産を行う農業者が 生産コスト低減計画を策定し それに基づいた肥料 農薬代などの資材費の低減や労働時間を短縮する取組 直播栽培 農業機械の共同利用など生産コスト低減の取組の実施を約束する場合 取組に応じて 地域農業再生協議会を通じて支援します 助成対象者は 以下のとおりです 農地中間管理機構から農地を借り受けている農業者 認定農業者 認定新規就農者 集落営農 人 農地プランに位置付けられた地域の中心となる経営体 農業者が組織する団体 ( 原則 5 戸以上 ) 2

2. 助成金額 取組内容 取組規模 助成金額の関係は次のとおりです A,B,C の各取組の取組面積に応じて助成金額を設定しています 取組メニューの A については A1~15 の中から 2 つの取組を行う必要があります 取組メニュー 取組面積の考え方 A1 新たな品種作期分散計画に導入による作期基づく作付面積の分散 A2 疎植栽培の疎植栽培を行う実施面積 A3 乳苗移植栽乳苗の移植する培の実施面積 代かきを行わな A4 無代かき移いほ場に苗を移植栽培の実施植する面積 A5 堆肥散布を堆肥散布を行い化学肥料を減ら踏まえた施肥のして施肥を行う実施面積 A6 土壌分析を土壌分析を行い分析結果を踏ま踏まえた施肥のえて施肥を行う実施面積 A7 生育診断を生育診断を行い診断結果を踏ま踏まえた施肥のえて施肥を行う実施面積 プール育苗によ A8 プール育苗り育苗した苗をの実施移植する面積 1ha 未満 2.0 3.0 助成金額 ( 万円 ) 1ha 2~20ha 以上 (1haごと 2ha に区分 ) 未満 1ha 単位で 2 万円ずつ増 20ha 以上 41.0 取組メニュー A 11 育苗箱全量施肥の実施 取組メニュー 取組面積の考え方 育苗箱全量施肥を行った苗を移植する面積 A 12 側条施肥側条施肥を行うの実施面積 A 13 農薬の苗農薬の苗箱播種同時処理を行っ箱播種同時処理た苗を移植するの実施面積 A 14 農薬の田田植えと同時に植え同時処理の農薬の処理を行実施う面積 農林水産省が承 A15 地域設定メ認した取組に基ニューの実施づき設定 B 直播栽培の直播栽培を行う実施 取組面積の考え方 7ha 未満 1ha 未満 2.0 3.0 面積 5.0 7.5 7ha 以上 10ha 未満 助成金額 ( 万円 ) 1ha 2~20ha 以上 (1haごと 2ha に区分未満 助成金額 ( 万円 ) 10ha 以上 15ha 未満 1ha 単位で 2 万円ずつ増 1ha 単位で 5 万円ずつ増 15ha 以上 20ha 未満 20ha 以上 41.0 102.5 20ha 以上 温湯種子消毒を A9 温湯種子消行い育苗した苗毒の実施を移植する面積 流し込み施肥に A10 流し込み施より追肥を行う肥の実施面積 共同利用する C 農業機械の農業機械の共同利用利用面積 25 42.5 62.5 87.5 125 3

3. 支援対象となる取組メニューと取組内容 ( 要件 ) 取組メニュー A (Aは以下のメニューから2つ選択) 支援対象となる取組内容 1 新たな品種導入による作期の分散 従来と作期が異なる新たな品種を導入 また 作期分散計画を作成 2 疎植栽培 3 乳苗移植栽培 4 無代かき移植栽培 5 堆肥散布を踏まえた施肥 6 土壌分析を踏まえた施肥 7 生育診断を踏まえた施肥 8 プール育苗 9 温湯種子消毒 10 流し込み施肥 11 育苗箱全量施肥 12 側条施肥 13 農薬の苗箱播種同時処理 14 農薬の田植え同時処理 次のいずれかを行い疎植栽培に取り組む 生産コスト低減 (26 年比 2% 以上 ) が可能な本メニューに係る新たな取組を実施 疎植対応の機械を新たに導入 疎植のめやすは 移植密度が地域の慣行栽培における80% 以下など次のいずれかを行いメニューに取り組む 生産コスト低減(26 年比 2% 以上 ) が可能な本メニューに係る新たな取組を実施 ほ場の均平化を27 年産作付前に実施 乳苗とは 2 葉未満の苗 ( 育苗日数が 7~10 日程度 ) 施肥管理計画を作成し 堆肥散布 土壌分析 生育診断を踏まえた施肥を行う 堆肥散布の取組は堆肥中の肥料成分の把握 土壌分析は ph 窒素 リン カリの分析 生育診断は草丈 茎数及び葉色値の測定が必要 15 地域設定メニューの実施農林水産省が承認した取組 次のいずれかを行いメニューに取り組む 生産コスト低減 (26 年比 2% 以上 ) が可能な各メニューに係る新たな取組を実施 専用の機械 装置 を新たに設置する 育苗用のプール 温湯消毒用の温度 時間の測定機能がある機械 流し込み施肥専用の装置 側条施 肥仕様の田植機 取組メニューの実施に係る専用の機械 B C 直播栽培の実施 農業機械の共同利用 次のいずれかを行い直播栽培に取り組む 生産コスト低減 (26 年比 4% 以上 ) が可能な本メニューに係る新たな取組を実施 直播専用の播種機を新たに導入 既存機械を廃棄し かつ 機械を新たに導入 ( 構成員が所有する法定耐用年数内の機械を共同利用に変更する場合も対象 ) 対象となる機械は トラクター 田植機 コンバイン 4

4. 助成対象となる取組 例えば 次のような取組を行う場合に支援します!! 取組例 1 温湯種子消毒及びプール育苗の実施 温湯種子消毒及びプール育苗を主食用米の全作付面積 6.7ha で導入し 薬剤費及び育苗コストの低減を図る 助成金額 :13.0 万円 取組例 2 直播栽培の実施 新たに乾田直播機を導入し 主食用米の全作付面積 21.5ha で直播栽培を導入し 育苗コストの低減及び省力化を図る 助成金額 :102.5 万円 取組面積が 21.5ha のため 20ha 以上 となり 助成額は上限額となります 取組例 3 農業機械の共同利用 農業者の組織する団体 ( 主食用米 18.3ha) において構成員所有の田植機を処分 新たに共同で利用する 8 条植えの田植機を導入し 機械費の低減を図る 助成金額 :87.5 万円 ( 組織に支払い ) (P.3 助成金額参照 ) 5

5. 事業に関するスケジュール 1 月中 ~ 下旬 地域特認メニューの申請 (23 日までに県協議会から国に提出 ) 1 月 30 日 ( 金 ) 申込締切 追加申請 ( 未定 ) 1 月末の要望が予算額に満たない場合のみに実施 2 月第 1 週 申込内容を取りまとめ 提出 ( 県協議会 国 ) 取組メニュー毎の 生産コスト低減計画 の提出 ( 農業者 地域協議会 ) 2 月中旬 ( 補正予算成立以降 ) 2 月 27 日 ( 金 ) 都道府県計画の承認 交付申請等の手続き 申込締切 3 月第 1 週 3 月第 2~4 週 助成金の交付 ( 国 県協議会 ) 農業者への支払 取組メニュー毎の 生産コスト低減計画 の提出 5 月 農業者への支払 28 年 3 月末まで 実施状況報告書の提出 ( 県協議会 国 ) 2 月中旬に補正予算成立を想定したものです 補正予算の成立時期により変わる可能性があります 6

6 交付までの流れ 国 都道府県協議会から提出された計画書に基づき助成金を交付 助成金を交付 3月 計画書を取りまとめて提出 都道府県再生協議会 地域協議会から提出された計画書を取りまとめ国に提出 計画書を取りまとめて提出 地域協議会に 助成金を交付 地域農業再生協議会 農業者の計画書を取りまとめ都道府県協議会に提出 助成金を農業者に交付 農業者に助成金を交付 年度内を目途 メニューを 提示 計画書を提出 対象農業者 作成した計画に基づき取組を実施 取組実績の報告 7

7. 実績報告 生産コスト低減計画に従って 27 年産米の生産へ! 取組実績の報告を忘れずに行ってくださいね! 報告内容 コスト低減結果 実施面積 作業内容 低減効果の評価 今後に向けた取組内容 など 添付書類 取組実施が確認できるもの ( 写真 購入伝票など ) コスト低減効果に関するもの ( 作業日誌の写し 土壌診断結果 肥料購入伝票など ) 取り組んだ内容を所定の様式で地域農業再生協議会へ報告してください 提出期限はそれぞれの地域協議会に確認してください 8

申請書等の記載例

申込書の記載例 生育診断を踏まえた施肥 プール育苗の実施 ( メニュー A) の場合 提出する協議会名を記載 申請者の氏名 住所等を記載する 法人 集落営農 団体の場合は代表者の記載も必要 該当する取組主体にチェックを入れる ( 取組主体の種類が確認できる書類を 生産コスト低減計画 提出時に添付 ( 例 : 集落営農 団体の場合は規約等 ) ) 平成 27 年産の主食用米の作付け予定面積を記載する 取組メニュー A にチェックを入れ 個別の取組にも 2 つチェックを入れる 生育診断を踏まえた施肥の実施 と プール育苗の実施 にチェックを入れる 上記の主食用米の作付け予定面積のうち 取り組みを行う面積を記載する メニュー A においで選択した 2 つの取組の面積が異なる場合は いずれか小さい面積を記載 プール育苗の実施 の面積は育苗面積ではなく 当該苗の移植された面積を記載 取組の詳細について 生産コスト低減計画 提出時に添付が必要 裏面をよく読んで署名 捺印を行う

取組の詳細 生育診断を踏まえた施肥の実施 記載例 草丈 茎数 葉色値は必須項目のため 様式に 記載済 追加の調査項目がある場合は その他 にチェックを付け 内容を記載 生育診断の頻度 点数を記載 筆毎に 3 地点以上調査を行うこと 生育診断を行う方法にチェックを入れる 生育診断を行うための参考資料の出典を記載 生育診断を踏まえた施肥設計となる必要があります 生育診断及び追肥の時期等を別紙様式 施肥管理計画 に記載 ( 必須 ) 施用する資材の名称を記載 従来の施肥量を記載 その他にコスト低減を図る狙いがある場合は 3 にチェックを入れ具体的に記載 太枠の項目には 1 つ以上チェックを入れる ( 必須 ) ( 実績報告時には 申請者自身がこの内容について評価を実施 )

取組の詳細 プール育苗の実施 記載例 取組の規模を ハウス面積及び苗箱数で記載 生産コストを 26 年産に比べて 2% 以上低減できる取組の内容を 効果向上取組計画 として別途記載して添付 新たに行う取組の内容と取組を行う背景について具体的に記載 ( 実績報告時には 申請者自身がこの内容についてコスト低減の評価を実施 ) プール育苗を既に導入済の場合は プール育苗に関して生産コストが 26 年産に比べて 2% 以上低減できる取組を新たに行うことで 2 にチェックを入れ申請が可能 その場合 新たな取組の内容についての 効果向上取組計画 を添付する必要 ( 必須 ) 太枠の項目には 1 つ以上チェックを入れる ( 必須 ) ( 実績報告時には 申請者自身がこの内容について評価を実施 ) その他にコスト低減を図る狙いがある場合は 3 にチェックを入れ具体的に記載

申込書の記載例 農業機械の共同利用 ( メニュー C) の場合 提出する協議会名を記載 申請者の氏名 住所等を記載する 本取組は集落営農又は農業者の組織する団体のみが対象となるため代表者の記載も必要 該当する取組主体にチェックを入れる ( 取組主体が団体に該当するため 生産コスト低減計画 提出時には規約等 農業者の組織する団体に該当することが確認できる書類を添付 ) 平成 27 年産の主食用米の作付け予定面積を記載する 取組メニュー C 農業機械の共同利用 にチェックを入れる 上記の主食用米の作付け予定面積のうち 取り組みを行う面積を記載する 取組の詳細について 生産コスト低減計画 提出時に添付が必要 裏面をよく読んで署名 捺印を行う

取組の詳細記載例 農業機械の共同利用 の場合 団体を構成する農業者すべて記載してください 特定高性能農業機械の導入に関する計画に定められた利用規模の下限面積がわからない場合は 各農業再生協議会等にお問い合わせください 廃棄する機械 ( 共同利用する農業機械と同じ種類のもの ) と 平成 25 年度の利用面積を記載 ( 実績報告時には廃棄した証明が必要 ) 太枠の項目には 1 つ以上チェックを入れる ( 必須 ) ( 実績報告時には 申請者自身がこの内容について評価を実施 ) その他にコスト低減を図る狙いがある場合は 3 にチェックを入れ具体的に記載 取組主体の規約と 機械の管理規程を添付することを忘れずに ( 必須 )