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1)~ 2) 3) 近位筋脱力 CK(CPK) 高値 炎症を伴わない筋線維の壊死 抗 HMG-CoA 還元酵素 (HMGCR) 抗体陽性等を特徴とする免疫性壊死性ミオパチーがあらわれ 投与中止後も持続する例が報告されているので 患者の状態を十分に観察すること なお 免疫抑制剤投与により改善がみられた

アーゼラ点滴静注液100mg・アーゼラ点滴静注液1000mg「添付文書」2017年11月改訂

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1. 医薬品リスク管理計画を策定の上 適切に実施すること 2. 国内での治験症例が極めて限られていることから 製造販売後 一定数の症例に係るデータが集積されるまでの間は 全 症例を対象に使用成績調査を実施することにより 本剤使用患者の背景情報を把握するとともに 本剤の安全性及び有効性に関するデータを

使用上の注意 1. 慎重投与 ( 次の患者には慎重に投与すること ) 1 2X X 重要な基本的注意 1TNF 2TNF TNF 3 X - CT X 4TNFB HBsHBcHBs B B B B 5 6TNF 7 8dsDNA d

査を実施し 必要に応じ適切な措置を講ずること (2) 本品の警告 効能 効果 性能 用法 用量及び使用方法は以下のとお りであるので 特段の留意をお願いすること なお その他の使用上の注意については 添付文書を参照されたいこと 警告 1 本品投与後に重篤な有害事象の発現が認められていること 及び本品

この薬を使う前に 確認すべきことは? 患者さんや家族の方はこの薬の効果や注意すべき点などについて十分理解できるまで説明を受けてください 説明に同意した場合に使用が開始されます 次の人は この薬を使用することはできません 過去にイストダックス点滴静注用に含まれる成分で過敏な反応を経験したことがある人

保医発 第 9 号平成 2 9 年 3 月 2 日 地方厚生 ( 支 ) 局医療課長都道府県民生主管部 ( 局 ) 国民健康保険主管課 ( 部 ) 長都道府県後期高齢者医療主管部 ( 局 ) 後期高齢者医療主管課 ( 部 ) 長 殿 厚生労働省保険局医療課長 ( 公印省略 ) 公知申

(事務連絡)公知申請に伴う前倒し保険適用通知廃止

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スライド 1

はじめに リツキサン注 10mg/mL はリツキシマブ ( 遺伝子組換え ) を含有する点滴静注用製剤です リツキシマブはヒト B リンパ球表面に存在する分化抗原 CD 20( リンタンパク質 ) を認識する部位 ( 可 変部領域 ) がマウス由来 それ以外の部分 ( 定常部領域 ) がヒト由来 (

保医発 第 1 号平成 2 9 年 6 月 2 6 日 地方厚生 ( 支 ) 局医療課長都道府県民生主管部 ( 局 ) 国民健康保険主管課 ( 部 ) 長都道府県後期高齢者医療主管部 ( 局 ) 後期高齢者医療主管課 ( 部 ) 長 殿 厚生労働省保険局医療課長 ( 公印省略 ) 公

スライド 1

Ⅰ. 改訂内容 ( 部変更 ) ペルサンチン 錠 12.5 改 訂 後 改 訂 前 (1) 本剤投与中の患者に本薬の注射剤を追加投与した場合, 本剤の作用が増強され, 副作用が発現するおそれがあるので, 併用しないこと ( 過量投与 の項参照) 本剤投与中の患者に本薬の注射剤を追加投与した場合, 本

鑑-H リンゼス錠他 留意事項通知の一部改正等について

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患者向け医薬品ガイド

審査結果 平成 26 年 1 月 6 日 [ 販 売 名 ] ダラシン S 注射液 300mg 同注射液 600mg [ 一 般 名 ] クリンダマイシンリン酸エステル [ 申請者名 ] ファイザー株式会社 [ 申請年月日 ] 平成 25 年 8 月 21 日 [ 審査結果 ] 平成 25 年 7

はじめに リツキサン注 10mg/mL はリツキシマブ ( 遺伝子組換え ) を含有する点滴静注用製剤です リツキシマブはヒト B リンパ球表面に存在する分化抗原 CD 20( リンタンパク質 ) を認識する部位 ( 可変部領域 ) がマウス由来 それ以外の部分 ( 定常部領域 ) がヒト由来 (I


より詳細な情報を望まれる場合は 担当の医師または薬剤師におたずねください また 患者向医薬品ガイド 医療専門家向けの 添付文書情報 が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています

5_使用上の注意(37薬効)Web作業用.indd

ポテリジオ点滴静注20mg

ハイゼントラ20%皮下注1g/5mL・2g/10mL・4g/20mL

減量・コース投与期間短縮の基準

アビガン錠 200mg に係る 医薬品リスク管理計画書 (RMP) の概要 販売名 アビガン錠 200mg 有効成分 ファビピラビル 製造販売業者 富士フイルム富山化学株式会社 薬効分類 提出年月 平成 30 年 10 月 1.1. 安全性検討事項 重要な特定されたリスク 頁 重要な潜在

2017 年 9 月 画像診断部 中央放射線科 造影剤投与マニュアル ver 2.0 本マニュアルは ESUR 造影剤ガイドライン version 9.0(ESUR: 欧州泌尿生殖器放射線学会 ) などを参照し 前マニュアルを改訂して作成した ( 前マニュアル作成 2014 年 3 月 今回の改訂

301128_課_薬生薬審発1128第1号_ニボルマブ(遺伝子組換え)製剤の最適使用推進ガイドラインの一部改正について

Microsoft Word - LIA RMP_概要ver2.docx

第169・218回関東支部-9indd.indd

10,000 L 30,000 50,000 L 30,000 50,000 L 図 1 白血球増加の主な初期対応 表 1 好中球増加 ( 好中球 >8,000/μL) の疾患 1 CML 2 / G CSF 太字は頻度の高い疾患 32

患者向医薬品ガイド

「             」  説明および同意書

1. 今回の変更に関する整理 効能 効果及び用法 用量 ( 添付文書より転載 ) 従来製剤 ( バイアル製剤 ) と製法変更製剤 ( シリンジ製剤 ) で変更はない 効能 効果 用法 容量 B 型肝炎の予防通常 0.5mL ずつ4 週間隔で2 回 更に 20~24 週を経過した後に1 回 0.5mL

患者向医薬品ガイド

BD( 寛解導入 ) 皮下注療法について お薬の名前と治療のスケジュール ( 副作用の状況を考慮して 抗がん剤の影響が強く残っていると考えられる場合は 次回の治療開始を延期することがあります ) 薬の名前作用めやすの時間 1 日目

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改訂後 ⑴ 依存性連用により薬物依存を生じることがあるので 観察を十分に行い 用量及び使用期間に注意し慎重に投与すること また 連用中における投与量の急激な減少ないし投与の中止により 痙攣発作 せん妄 振戦 不眠 不安 幻覚 妄想等の離脱症状があらわれることがあるので 投与を中止する場合には 徐々に

タペンタ 錠 25mg タペンタ 錠 50mg タペンタ 錠 100mg に係る 販売名 タペンタ 錠 25mg タペンタ 錠 50mg 医薬品リスク管理計画書 (RMP) の概要 有効成分 タペンタ 錠 100mg 製造販売業者 ヤンセンファーマ株式会社 薬効分類 821 提出年月 平成 30 年

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第1回肝炎診療ガイドライン作成委員会議事要旨(案)

オキサゾリジノン系合成抗菌剤リネゾリド点滴静注液 リネゾリド注射液 配合変化表リネゾリド点滴静注液 組成 性状 1. 組成 本剤は 1 バッグ中 (300mL) に次の成分を含有 有効成分 添加物 リネゾリド 600mg ブドウ糖 g クエン酸ナトリウム水和物 クエン酸水和物 ph 調節

モビコール 配合内用剤に係る 医薬品リスク管理計画書 (RMP) の概要 販売名 モビコール 配合内用剤 有効成分 マクロゴール4000 塩化ナトリウム 炭酸水素ナトリウム 塩化カリウム 製造販売業者 EA ファーマ株式会社 薬効分類 提出年月 平成 30 年 10 月 1.1. 安全

用法 用量 発作性夜間ヘモグロビン尿症における溶血抑制 mg mg mg mg kg 30kg 40kg 20kg 30kg 10kg 20kg 5kg 10kg 1900mg mg mg mg

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患者向け医薬品ガイド

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次の人は 慎重に使う必要があります 使い始める前に医師または薬剤師にその旨を告げてください 低カルシウム血症の人または低カルシウム血症をおこす可能性のある人 腎臓に重い障害がある人 肺に転移がある骨巨細胞腫の人 この薬には骨粗鬆症の薬であるプラリア皮下注 60mg シリンジと同じ成分のデノスマブが含

米国で承認された エロツズマブ という新薬について Q&A 形式でご紹介します Q&A の監修は 新潟県立がんセンター新潟病院内科臨床部長張高明先生です Q1: エロツズマブという薬が米国で承認されたと聞きましたが どのような薬ですか? エロツズマブについてエロツズマブは 患者さんで増殖しているがん

針刺し切創発生時の対応

緒言

Microsoft Word - 日薬連宛抗インフル薬通知(写).doc

添付文書情報 の検索方法 1. 検索条件を設定の上 検索実行 ボタンをクリックすると検索します 検索結果として 右フレームに該当する医療用医薬品の販売名の一覧が 販売名の昇順で表示されます 2. 右のフレームで参照したい販売名をクリックすると 新しいタブで該当する医療用医薬品の添付文書情報が表示され

情報提供の例

目次 C O N T E N T S 1 下痢等の胃腸障害 下痢について 3 下痢の副作用発現状況 3 最高用量別の下痢の副作用発現状況 3 下痢の程度 4 下痢の発現時期 4 下痢の回復時期 5 下痢による投与中止時期 下痢以外の胃腸障害について 6 下痢以外の胃腸障害の副

の状態により適宜減量する 成人 A 法 : 他の抗悪性腫瘍剤との併用において ブスルファンとして 1 回 0.8 mg/kg を生理食塩液又は 5% ブドウ糖液に混和 調製して 2 時間かけて点滴静注する 本剤は 6 時間毎に 1 日 4 回 4 日間投与する なお 年齢 患者の状態により適宜減量す

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保険薬局の登録 ~ クロザリルは CPMS に登録された保険薬局で調剤され 通院患者に渡されることにな っています CPMS 登録にあたり薬局には下記要件が求められます < 要件 1> 1) インターネットが使えること (ecpms(web site) にアクセス可能であること ) 2) 処方元の医

社内資料 ph 変動試験 セファゾリン Na 注射用 1g NP 2014 年 6 月ニプロ株式会社 セファゾリン Na 注射用 1g NP の ph 変動試験 1. 試験目的セファゾリン Na 注射用 1g NP は セファゾリンナトリウムを有効成分とするセファロスポリン系抗生物質製剤である 今回

- 医薬品の適正使用に欠かせない情報です 必ずお読みください - 効能又は効果 用法及び用量の一部変更 使用上の注意改訂のお知らせ 平成 23 年 5 月 劇薬 処方せん医薬品 ( 注意 - 医師等の処方せんにより使用すること ) エタンブトール製剤 エタンブトール塩酸塩錠 このたび 標記製品の 効

1. 重篤な不正出血の発現状況 ( 患者背景 ) (1) 患者背景 ( 子宮腺筋症 子宮筋腫合併例の割合 ) 重篤な不正出血発現例の多くは子宮腺筋症を合併する症例でした 重篤な不正出血を発現した 54 例中 48 例 (88.9%) は 子宮腺筋症を合併する症例でした また 子宮腺筋症 子宮筋腫のい

医師主導治験 急性脊髄損傷患者に対する顆粒球コロニー刺激因子を用いたランダム化 プラセボ対照 二重盲検並行群間比較試験第 III 相試験 千葉大学大学院医学研究院整形外科 千葉大学医学部附属病院臨床試験部 1

中医協総 再生医療等製品の医療保険上の取扱いについて 再生医療等製品の保険適用に係る取扱いについては 平成 26 年 11 月 5 日の中医協総会において 以下のとおり了承されたところ < 平成 26 年 11 月 5 日中医協総 -2-1( 抜粋 )> 1. 保険適

開発の経緯 ゲムシタビン点滴静注用 200mg 1g サンド は 後発医薬品として開発を企画し 規格及び試験方法を設定 加速試験を行い 平成 22 年 1 月に製造販売承認を取得した ( 薬食発第 号 ( 平成 17 年 3 月 31 日 ) に基づき承認申請 ) 製品の特徴及び有用

審査結果 平成 26 年 2 月 7 日 [ 販売名 ] 1 ヘプタバックス-Ⅱ 2 ビームゲン 同注 0.25mL 同注 0.5mL [ 一般名 ] 組換え沈降 B 型肝炎ワクチン ( 酵母由来 ) [ 申請者名 ] 1 MSD 株式会社 2 一般財団法人化学及血清療法研究所 [ 申請年月日 ]

資料 3 1 医療上の必要性に係る基準 への該当性に関する専門作業班 (WG) の評価 < 代謝 その他 WG> 目次 <その他分野 ( 消化器官用薬 解毒剤 その他 )> 小児分野 医療上の必要性の基準に該当すると考えられた品目 との関係本邦における適応外薬ミコフェノール酸モフェチル ( 要望番号

Microsoft Word - JAID_JSC 2014 正誤表_ 原稿

ガザイバ点滴静注1000mg 患者向医薬品ガイド

改訂後改訂前 << 効能 効果に関連する使用上の注意 >> 関節リウマチ 1. 過去の治療において 少なくとも1 剤の抗リウマチ薬 ( 生物製剤を除く ) 等による適切な治療を行っても 疾患に起因する明らかな症状が残る場合に投与すること 2. 本剤とアバタセプト ( 遺伝子組換え ) の併用は行わな


レクタブル 2 mg 注腸フォーム 14 回に係る医薬品リスク管理計画書 (RMP) の概要 販売名 レクタブル 2 mg 注腸フ 有効成分 ブデソニド ォーム14 回 製造販売業者 EA ファーマ株式会社 薬効分類 提出年月 平成 29 年 10 月 1.1. 安全性検討事項 重要な特

(2) レパーサ皮下注 140mgシリンジ及び同 140mgペン 1 本製剤については 最適使用推進ガイドラインに従い 有効性及び安全性に関する情報が十分蓄積するまでの間 本製剤の恩恵を強く受けることが期待される患者に対して使用するとともに 副作用が発現した際に必要な対応をとることが可能な一定の要件

膿疱性乾癬の効能追加 ( 承認事項の 部変更承認 ) に伴う改訂 改訂内容 ( 該当部のみ抜粋 ) 警告 1.~3. 4. 関節リウマチ患者では, 本剤の治療を行う前に, 少なくとも 1 剤の抗リウマチ薬等の使用を十分勘案すること. また, 本剤についての十分な知識とリウマチ治療の経験をもつ医師が使

症例報告書の記入における注意点 1 必須ではない項目 データ 斜線を引くこと 未取得 / 未測定の項目 2 血圧平均値 小数点以下は切り捨てとする 3 治験薬服薬状況 前回来院 今回来院までの服薬状況を記載する服薬無しの場合は 1 日投与量を 0 錠 とし 0 錠となった日付を特定すること < 演習

DRAFT#9 2011

医薬品の添付文書等を調べる場合 最後に 検索 をクリック ( 下部の 検索 ボタンでも可 ) 特定の文書 ( 添付文書以外の文書 ) の記載内容から調べる場合 検索 をクリック ( 下部の 検索 ボタンでも可 ) 最後に 調べたい医薬品の名称を入力 ( 名称の一部のみの入力でも検索可能

2018 年 8 月改訂 ( 効能 効果追加 他 ) 第 7 版 2017 年 9 月改訂貯法 : 遮光下 2 ~ 8 に保存使用期限 : 包装に表示の期限内に使用すること HH 日本標準商品分類番号 生物由来製品 劇薬 注 1) 処方箋医薬品 抗悪性腫瘍剤注 2) ヒト化抗 CCR4

サーバリックス の効果について 1 サーバリックス の接種対象者は 10 歳以上の女性です 2 サーバリックス は 臨床試験により 15~25 歳の女性に対する HPV 16 型と 18 型の感染や 前がん病変の発症を予防する効果が確認されています 10~15 歳の女児および

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ポプスカイン0.75% 注シリンジ 75mg /10 院 Popscaine 75mg /10 院 / 筒 丸石 薬価 円 / 筒 効 硬膜外麻酔 用 ( 注 )1 回 150mg ( 本剤として20 院 ) までを硬膜外腔に投与 禁 大量出血やショック状態, 注射部位またはその周辺に

患者向医薬品ガイド

未承認薬 適応外薬の要望に対する企業見解 ( 別添様式 ) 1. 要望内容に関連する事項 会社名要望された医薬品要望内容 CSL ベーリング株式会社要望番号 Ⅱ-175 成分名 (10%) 人免疫グロブリン G ( 一般名 ) プリビジェン (Privigen) 販売名 未承認薬 適応 外薬の分類

審査結果 平成 23 年 4 月 11 日 [ 販 売 名 ] ミオ MIBG-I123 注射液 [ 一 般 名 ] 3-ヨードベンジルグアニジン ( 123 I) 注射液 [ 申請者名 ] 富士フイルム RI ファーマ株式会社 [ 申請年月日 ] 平成 22 年 11 月 11 日 [ 審査結果

ダラツムマブってどんな薬? 初発の患者さん ( 初めて治療を受ける患者さん ) の治験募集についてー 米国で承認された ダラツムマブ という新薬について Q&A 形式でご紹介します Q&A の監修は 名古屋市立大学病院血液 腫瘍内科診療部長飯田真介先生です Q1 ダラツムマブという薬が米国で承認され

第 4 章感染患者への対策マニュアル ウイルス性肝炎の定義と届け出基準 1) 定義ウイルス感染が原因と考えられる急性肝炎 (B 型肝炎,C 型肝炎, その他のウイルス性肝炎 ) である. 慢性肝疾患, 無症候性キャリア及びこれらの急性増悪例は含まない. したがって, 透析室では HBs

TTP 治療ガイド ( 第二版 ) 作成厚生労働科学研究費補助金難治性疾患政策研究事業 血液凝固異常症等に関する研究班 ( 主任研究者村田満 ) 血栓性血小板減少性紫斑病 (thrombotic thrombocytopenic purpura:ttp) は 緊急に治療を必要とする致死的疾患である

3. 安全性本治験において治験薬が投与された 48 例中 1 例 (14 件 ) に有害事象が認められた いずれの有害事象も治験薬との関連性は あり と判定されたが いずれも軽度 で処置の必要はなく 追跡検査で回復を確認した また 死亡 その他の重篤な有害事象が認められなか ったことから 安全性に問

AC 療法について ( アドリアシン + エンドキサン ) おと治療のスケジュール ( 副作用の状況を考慮して 抗がん剤の影響が強く残っていると考えられる場合は 次回の治療開始を延期することがあります ) 作用めやすの時間 イメンドカプセル アロキシ注 1 日目は 抗がん剤の投与開始 60~90 分

耐性菌届出基準

第16回日本臨床腫瘍学会学術集会 共催セミナー報告集

この薬の効果は? この薬は 遺伝子組換え血液凝固第 Ⅷ 因子製剤と呼ばれるグループに属する注射薬です この薬は 血液中に欠乏している血液を固める役割のあるタンパク質( 血液凝固第 Ⅷ 因子 ) を補うことにより 血が止まりにくくなっている状態を改善します 次の目的で処方されます 血液凝固第 Ⅷ 因子

豚繁殖 呼吸障害症候群生ワクチン ( シード ) 平成 24 年 3 月 13 日 ( 告示第 675 号 ) 新規追加 1 定義シードロット規格に適合した弱毒豚繁殖 呼吸障害症候群ウイルスを同規格に適合した株化細胞で増殖させて得たウイルス液を凍結乾燥したワクチンである 2 製法 2.1 製造用株

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日本標準商品分類番号 874291 抗悪性腫瘍剤 抗CD20モノクローナル抗体 リツキサン注 10mg/mL Rituxan Injection 販 売 名 一 般 名 リツキシマブ 遺伝子組換え Rituximab genetical recombination 承 認 番 号 21300AMY00273000 製 造 販 売 元 全薬工業株式会社 生物由来製品 処方せん医薬品注 規 制 区 分 注 注意 医師等の処方せんにより使用すること 貯 法 凍結を避け冷所 2 8 に保存 使 用 期 限 瓶ラベル及び外箱に表示の使用期限内に使用すること 薬 価 収 載 2001 年 8 月 販 売 開 始 2001 年 9 月 効 能 追 加 2008 年 1 月 国 際 誕 生 1997 年 12 月 組成 性状 成分 含量 1瓶中 10 ml 50 ml 有効成分 リツキシマブ 遺伝子組換え 100 mg 500 mg 添加物 ポリソルベート 80 塩化ナトリウム クエン酸ナトリウム 無水クエン酸 ph 調整剤 7 mg 90 mg 71.4 mg 1.4 mg 適量 35 mg 450 mg 357 mg 7 mg 適量 性状 ph 浸透圧比 無色 淡黄色の澄明又はわずかに白濁した液 6.5 ± 0.3 約1 生理食塩液に対して 本剤は チャイニーズハムスター卵巣細胞を用いて製造される マスターセルバンク構築 時にはウシの血清由来成分 ウシ胎児血清及びフェツイン を使用している また 製造 工程において 培地成分としてウシの乳由来成分 D-ガラクトース を使用している 警 禁 忌 次の患者には投与しないこと 本剤の成分又はマウスタンパク質由来製品に対する重篤な過敏症又はア ナフィラキシー反応の既往歴のある患者 効能 効果 1. CD20 陽性の B 細胞性非ホジキンリンパ腫 2.インジウム 111In イブリツモマブ チウキセタン 遺伝子組換え 注射液及びイットリウム 90Y イブリツモマブ チウキセタン 遺伝子組換え 注射液投与の前投与 CD cluster of differentiation 効能 効果に関連する使用上の注意 1 本剤投与の適応となる疾患の診断は 病理診断に十分な経験をもつ医師又 は施設により行うこと 2 CD20 抗原は 免疫組織染色法又はフローサイトメトリー法等により検査を行 い 陽性であることが確認されている患者のみに投与すること 用法 用量 1 CD20陽性のB細胞性非ホジキンリンパ腫に用いる場合 通常成人には リツキシマブ 遺伝子組換え として 1 回量 375mg/m2を 1 週間間隔で 点滴静注する 最大投与回数は8回とする インジウム 111In イブリツモマブ チウキセタン 遺伝子組換え 注射液及びイットリウ ム 90Y イブリツモマブ チウキセタン 遺伝子組換え 注射液投与の前投与に用いる 場合 通常成人には リツキシマブ 遺伝子組換え として250mg/m2を1回 点滴静注する 2. 本剤は用時生理食塩液又は5%ブドウ糖注射液にて10倍に希釈調製し使用する 用法 用量に関連する使用上の注意 1 本剤投与時に頻発してあらわれる infusion reaction 発熱 悪寒 頭痛等 を 軽減させるために 本剤投与の 30 分前に抗ヒスタミン剤 解熱鎮痛剤等の前投 与を行うこと 2 初回投与時は 最初の 1 時間は 25mg/ 時の速度で点滴静注を開始し 患者の 状態を十分観察しながら その後注入速度を 100mg/ 時に上げて 1 時間点滴静 注し さらにその後は 200mg/ 時まで速度を上げることができる なお 2 回目以 降の注入開始速度は 初回投与時に発現した副作用が軽微であった場合 100mg/ 時まで上げて開始できる 3 注入速度に関連して血圧下降 気管支痙攣 血管浮腫等の症状が発現するので 本剤の注入速度を守ること これらの症状は注入速度を上げた直後から30 分以内 に発現しやすいので 十分観察すること 症状が発現した場合は注入速度を緩め るかもしくは中止する 重篤な症状の場合は直ちに投与を中止し 適切な処置を行 う また 投与を再開する場合は症状が完全に消失した後 25mg/ 時の注入速 度で投与を開始する 告 1 本剤は 緊急時に十分に対応できる医療施設において 造血器悪性腫瘍の治 療に対して 十分な知識 経験を持つ医師のもとで 本剤の使用が適切と判断 される症例のみに行うこと また 治療開始に先立ち 患者又はその家族に有効 性及び危険性を十分に説明し 同意を得てから投与を開始すること 2 本剤の投与開始後30分 2時間よりあらわれるinfusion reactionのうちアナ フィラキシー様症状 肺障害 心障害等の重篤な副作用 低酸素血症 肺浸潤 急性呼吸促迫症候群 心筋梗塞 心室細動 心原性ショック等 により 死亡に 至った例が報告されている これらの死亡例の多くは初回投与後24時間以内 にみられている また 本剤を再投与した時の初回投与後にも これらの副作用 があらわれるおそれがある 本剤投与中はバイタルサイン 血圧 脈拍 呼吸数等 のモニタリングや自他覚症状の観察を行うとともに 投与後も患者の状態を十 分観察すること 特に以下の患者については発現頻度が高く かつ重篤化しや すいので注意すること 重要な基本的注意 重大な副作用 の項参照 1 血液中に大量の腫瘍細胞がある 25,000/μL以上 など腫瘍量の多い患者 2 脾腫を伴う患者 3 心機能 肺機能障害を有する患者 3 腫瘍量の急激な減少に伴い 腎不全 高カリウム血症 低カルシウム血症 高尿酸血症 高Al-P血症等の腫瘍崩壊症候群 tumor lysis syndrome が あ らわれ 本症候群に起因した急性腎不全による死亡例及び透析が必要と なった患者が報告されている 血液中に大量の腫瘍細胞がある患者において 初回投与後12 24時間以内に高頻度に認められることから 急激に腫瘍量が 減少した患者では 血清中電解質濃度及び腎機能検査を行うなど 患者の状 態を十分観察すること また 本剤を再投与した時の初回投与後にも これらの 副作用があらわれるおそれがある 重大な副作用 の項参照 4 B型肝炎ウイルスキャリアの患者で 本剤の治療期間中又は治療終了後に 劇 症肝炎又は肝炎の増悪 肝不全による死亡例が報告されている 重要な基本 的注意 重大な副作用 の項参照 5 皮膚粘膜眼症候群 Stevens-Johnson症候群 中毒性表皮壊死融解症 Toxic Epidermal Necrolysis TEN 等の皮膚粘膜症状があらわれ 死亡に至った例 が報告されている 重大な副作用 の項参照 6. ゼヴァリン イットリウム 90Y 静注用セット及びゼヴァリン インジウム 111In 静注用セットの前投薬として本剤を用いる場合には ゼヴァリン イットリウム 90Y 静注用セット及びゼヴァリン インジウム 111In 静注用セットの添付文書につ いても熟読すること 使用上の注意 1 慎重投与 次の患者には慎重に投与すること 1 感染症 敗血症 肺炎 ウイルス感染等 を合併している患者 免疫抑制作用により病 態を悪化させるおそれがある HBs抗体陽性患者に本剤を投与した後 HBs抗体が 陰性の急性B型肝炎を発症した例が報告されている 2 心機能障害のある患者又はその既往歴のある患者 投与中又は投与後に不整脈 狭 心症等を悪化又は再発させるおそれがある 重大な副作用 の項参照 3 肺浸潤 肺機能障害のある患者又はその既往歴のある患者 投与中又は投与直後 に気管支痙攣や低酸素症を伴う急性の呼吸器障害があらわれ 肺機能を悪化させ るおそれがある 重大な副作用 の項参照 4 重篤な骨髄機能低下のある患者あるいは腫瘍細胞の骨髄浸潤がある患者 好中球 減少及び血小板減少を増悪させ重篤化させるおそれがある 重大な副作用 の項 参照 5 降圧剤による治療中の患者 本剤投与中に一過性の血圧下降があらわれることがある 6 薬物過敏症の既往歴のある患者 7 アレルギー素因のある患者 2 重要な基本的注意 1 本 剤の初 回 投 与 中 又は投 与 開 始 後 2 4 時 間 以 内に多くあらわれるi n f u s i o n reaction 症状 発熱 悪寒 悪心 頭痛 疼痛 そう痒 発疹 咳 虚脱感 血管浮腫等 が約90 の患者において報告されている これらの症状は 通常軽微 中等度で 主に本剤の初回投与時にあらわれている 患者の状態を十分に観察し 異常が認 められた場合は適切な処置 解熱鎮痛剤 抗ヒスタミン剤等の投与 を行うとともに 症状が回復するまで患者の状態を十分に観察すること 重大な副作用 の項参照 2 抗ヒスタミン剤 解熱鎮痛剤等の前投与を行った患者においても 重篤なinfusion reactionが発現したとの報告があるので 患者の状態を十分に観察すること 3 不整脈や狭心症等の心機能障害を合併する患者又はその既往歴のある患者に投 与する場合は 投与中又は投与直後に心電図 心エコー等によるモニタリングを行うな ど 患者の状態を十分に観察すること 重大な副作用 の項参照 4 B型肝炎ウイルスキャリアの患者で 本剤の投与により 劇症肝炎又は肝炎が増悪す ることがあるので 本剤の治療期間中及び治療終了後は継続して肝機能検査値や 肝炎ウイルスマーカーのモニタリングを行うなど患者の状態を十分に観察し 異常が 認められた場合は投与を中止し 直ちに抗ウイルス剤を投与するなど適切な処置を行 うこと なお 投与開始前にHBs抗原陰性の患者において B型肝炎ウイルスによる劇 症肝炎を発症し 死亡に至った症例が報告されている 重大な副作用 の項参照 5 本剤の治療中より末梢血リンパ球の減少があらわれ 治療終了後も持続すること ま 詳細は製品添付文書をご参照ください 警告 禁忌を含む使用上の注意の改訂に十分ご留意ください

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