きたかみ都市ブランド推進市民会議 ブランドメッセージ策定ワークショップ 第 1 回 日時 : 平成 28 年 6 月 27 日 ( 月 )18:30~20:45 場所 : 市民交流プラザ催事場 < 開会あいさつ> 北上市長髙橋敏彦 北上市は 人口減少社会の中でも元気な地方都市の在り方として あじさい都市 を目指している あじさい都市実現に向けた3つのキーワードの1 点目が 拠点 16の地域の拠点を確立するとともに それを支える都市拠点を充実させていく そして 2 点目がその拠点をつなぐ 公共交通 さらに3 点目として まち育て 地域の魅力を知り 守り 育てていく活動を推進していく 今日の都市ブランド推進市民会議はこのまち育ての1つの戦略であるシティプロモーションの推進に位置付けられている まち育ての過程で見つけた北上市の共通の宝を ブランド として 統一のメッセージとして発信することで 市民の皆さまが北上市に誇りにつながっていくという思いで進めて進めていきたい 皆さまの若い力で創られた都市ブランドメッセージが 北上市の皆さまのプロモーションにつながるとともに 参加していただく皆さんが地域の魅力を知り さらにこのメンバーが新しいネットワークをつくることも期待しています < オリエンテーション > 今年度でのブランドメッセージ策定に向けての 今回の市民会議の進め方およびスケジュールを共有しました < 基礎講座 > シティプロモーションとはなにか - ブランドメッセージを考える - 河井孝仁教授東海大学文学部広報メディア学科 講義メモ 創生している地域とは 単純に定住人口を取り合うものではない 地域というのは そもそも行政がつくっているもの ではなく 主権者である市民自らが考え 動き出さ ないとまちはうまくいかない 参画意欲の高い人たちを増やしていくことが大切 になる 市民 NPO 企業が 北上をよくしたい そして 実際の行動につなげることが大切 その推奨や活動によって 交流 定住の参加を増や していく その中で行政は その活動が促進される仕組みを つくっていく 単純に口をあけてサービスを求めている住民を増 やすのではなく 人口が例え減ったとしてもまちの 人たちの意欲を増やしていくことが大切になって くる まちに思いをもっている人であれば 北上に住んで いなくても 北上に関わっていることがプライドで ある人口を増やしていくことも地方創生である シティプロモーションは 地域参画総量を増加させ ること さまざまなライフスタイルや生活環境によって 参 加できる場をつくっていく 例えば まちづくり活 動を行うばかりではなく それを発信をする 感謝 をあらわすことも参加であり その参加を肯定でき る仕組みをつくっていくことが大切 北上に関わることで 自己肯定感が生まれる状況を つくっていくことが シティプロモーション シティプロモーションは 意欲をもってがんばって いる人を応援して 見える仕組みをつくっていく このことで 動き出せるし 感謝も受ける状況をつ くっていく 自分が北上にとって大事であると思ってくれるこ とこそが 地域参画総量
北上のことを市民が推奨するためのデザインをつくるのが シティプロモーションである つまり シティプロモーションは まちにまじになる人 を増やしていくこと シティプロモーション戦略 地域の魅力を把握している人こそ 地域のために活動する そのためには地域の魅力を発信し よい地域であると誇りが高まり 地域に関わることにつなげていく シティプロモーションの進め方 まずは 差別的優位性として 北上をどのようなまちとして世界一にするのかを決めるところからスタートする 魅力発信のために 世界一のまちを 発散 共有 研磨 編集していく このことは 行政ばかりではなく 市民の皆さんと共創エンジンをつくっていく ステップ1 差別優位性の実現 ステージ1 発散 無理やりにでもたくさんの魅力を発散し さまざま魅力が見えてくる仕組みをつくる ステージ2 共有 多様な魅力を市民といっしょに体験する 元気な声であいさつするなど 北上独自ではないものでも 魅力だと思うものは全て共有していく ステージ3 編集 北上特有の幸せのなりかたのストーリーを構築していく 北上だからこそ幸せにできる人がいることを組み合わせていく 複数の物語を紡ぎあげ 重なる部分を編集していく そのことで 北上市としての物語をつなぎあわせて いくことで 他のまちと違う バトルフィールド をつくっていく 北上にしかないものバトルフィールドブルーオーシャン ( まっさらな海 ) レッドオーシャン ( 血みどろの海 ) サービス提供し続けるだけの競争 ブランドメッセージ 私たちの地域はどんな世界一になろうとしているか それを表現し まちを語れる言葉 ブランドメッセージ 覚えてもらうための キャッチフレーズ ではない どんなまちとして 世界一になれる可能性をもっているのかを市民と共有する まだ100% になっていないことが重要 世界一になれる力があり 可能性があることが大切である だからこそ 参画の余地がある 自分たちが 世界一に向けて 活動を進めていくことが大切になる えらんでもらえるまちをつくるのではなく まちが人を選ぶ 世界一になるために いっしょに参画してくれる人に住んでほしいまち これは いままでの政策の積み上げによって 培ってきたものである ブランドメッセージは選ばれることでなく 北上市に来てほしい人 住んでほしい人を明確に示すことにもつながっていく 大切な人を共有することにもつながっていく 土下座をしてきてもらうまちではなく 胸をはってまちを推奨できる人材 なんかおしゃれ カッコよいではなく どんなまちをつくるのか を明確にすることがブランドメッセージ 何かの会議の最後の時間を少しお借りして この言葉のうち どれなら参加できますか? と問う 決めたものに関わるのではく 関わりたいものを選んでもらう それであれば できる ということ 何回も積み重ねていく ステージ4 研磨 ブランドメッセージができたら 今度はブランドメッセージに基づいて 課題を解決していく これが磨き上げるということ 他のまちでできているけど うちのまちではできて
いないということは課題ではなく 世界一になるための障害こそが 課題 である 現状のまちの課題ではなく 世界一のまちにつながる中でも課題 だから課題を解決することは 魅力をつくることにつながる 北上はどんなまちになって世界一になるか スポーツ 子育て 廃棄物処理など さまざまな政策にリンクさせていく この事業を実行することで どう世界一に近づくか 明確化し共有する < 成果共有 > 最後に それぞれのグループがどのようなツアーをつくったかを発表し 自分が行ってみたいツアーに投票を行い 共有を行いました < ワークショップ > ワークショップは 5グループに分かれ 魅力の共有 発信と これからの魅力共有に向けたモデルツアーの検討を行いました 魅力創造ワーク 魅力の抽出 1 人 30 以上の北上市の魅力を考え それを ヒト トコロ モノ コト カコ シゴト に分類し グループで共有します グループの中で重複した魅力は 一度 模造紙からはがし 自分だけが知っている魅力 を共有します < ふりかえりカードから > ワークショップの最後にツアーを組む難しさと 良い勉強になりました 次回も宜しくお願い致します ブランドメッセージは ただキャッチコピーを作るだけじゃダメなんだー 市内には まだまだ知らない場所など魅力があると感じました 多分最年少だったと思いますが 意外と北上について知らないことが多くビックルしました! 河井先生の講義とワークショップ 面白かったです! ブランドメッセージとは何かが最初は分かりませんでしたが 河井先生の説明と旅行 ( ツアー ) の作成とプレゼンという具体的な行動により 北上の魅力を伝えるという魅力的な行動をとりたいと思いました 次回の会議までに この魅力を共有するためのモデ ルツアーを作成します
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