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( ウ ) 交通管制被災区域への車両の流入抑制及び緊急交通路を確保するための信号制御等の交通管制を行う (3) 警察官 自衛官及び消防吏員による措置命令警察官は 通行禁止区域等において 車両その他の物件が緊急通行車両の通行の妨害となることにより災害応急対策の実施に著しい支障が生じるおそれがあると認め

第 2 項交通応急対策 災害時には 道路 橋梁等の道路施設が被災するとともに 倒壊建物 がれき等による障害物や 緊急車両 一般車両による交通渋滞が発生し 緊急輸送等に支障をきたすおそれがある 町民等の避難 災害応急対策員の輸送および救助 救護のための資材 物資の輸送を確実に行うため 迅速かつ適切に交

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(1) 生活安全部地域室通信指令課長 ( 以下 通信指令課長 という ) は 突発重大事案の発生を認知したときは 報告 連絡系統表 ( 別表第 2) により 迅速に関係所属長 ( 警備部警備課長 ( 以下 警備課長 という ) 事案主管課長 現地警察署の警察署長 ( 以下 署長 という ) 等 )

防災業務計画(第3編 東海地震防災強化計画)

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事業継続計画(BCP)作成用調査ワークシート

第356 第 3 章 災害応急対策計画 (2) 本部の設置場所 (3) 関係機関との連絡 2. 本部の組織 本部の設置場所は 原則として浦安市災害対策本部室とする 関係機関との連絡が必要な場合は 関係機関連絡室 を設置し 警察 自衛隊 ライフライン等から連絡要員の派遣を要請し 連絡 調整にあたる 本

Taro-309 緊急事態における新潟県警察の組織に関する要綱の制定について(例規通達)

(6) 行方不明者の捜索 (7) 治安の維持 (8) 被災者等への情報伝達 (9) 前各号に掲げるもののほか 派遣先都道府県警察の長が特に指示する活動一部改正 平成 25 年第 15 号 ( 即応部隊の活動 ) 第 4 条即応部隊は 大規模災害発生時に直ちに被災地等へ赴き それぞれ次に掲げる活動を行

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( 活動基地及び活動区域 ) 第 5 条 航空隊の活動基地は 西八代郡市川三郷町黒沢 5375 番地に設置する山梨県警察航空基地 ( 以下 航空基地 という ) とする 2 航空隊の活動区域は 県内全域とする ( 編成 ) 第 6 条 航空隊の編成は 別表第 1 のとおりとする ( 業務 ) 第 7

○福岡県警察交通管制要綱の制定について(通達)

大阪市防災 減災条例 目次第 1 章総則 ( 第 1 条 - 第 3 条 ) 第 2 章本市の責務 ( 第 4 条 - 第 7 条 ) 第 3 章市民の責務 ( 第 8 条 ) 第 4 章事業者の責務 ( 第 9 条 ) 第 5 章災害予防 応急対策 ( 第 10 条 - 第 25 条 ) 第 6

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アンケート調査の概要 目的東南海 南海地震発生時の業務継続について 四国内の各市町村における取り組み状況や課題等を把握し 今後の地域防災力の強化に資することを目的としてアンケート調査を実施 実施時期平成 21 年 11 月 回答数 徳島県 24 市町村 香川県 17 市町 愛媛県 20 市町 高知県

H30雑踏事故防止通達(公表用)

第 2-16 表 化学機動中隊の現況 ( 平成 29 年 4 月 1 日現在 ) 方 面 配 置 消 防 署 中 隊 名 第一方面 赤 坂 赤 坂化学機動中隊 第二方面 大 井 大 井化学機動中隊 第五方面 本 郷 本 郷化学機動中隊 第六方面 千 住 千 住化学機動中隊 第七方面 城 東 大 島化

Taro-例規(雑踏警備実施要領につ

目 次 第 1 はじめに 2 1 ガイドライン策定の目的 2 2 ガイドラインの対象となる防犯カメラ 2 3 防犯カメラで撮影された個人の画像の性格 2 第 2 防犯カメラの設置及び運用に当たって配慮すべき事項 3 1 設置目的の設定と目的外利用の禁止 3 2 設置場所 撮影範囲 照明設備 3 3

警察署長又は本部捜査担当課長は 犯罪の検挙状況 被害者等からの相談 関係機関からの通報等により再被害防止対象者に指定する必要がある被害者等を認めるときは 再被害防止対象者指定等上申書 ( 様式第 1 号 ) により警察本部長に再被害防止対象者の指定を上申するものとする この場合において 警察署長は

第 1 章実施計画の適用について 1. 実施計画の位置づけ (1) この 南海トラフ地震における具体的な応急対策活動に関する計画 に基づく宮崎県実施計画 ( 以下 実施計画 という ) は 南海トラフ地震に係る地震防災対策の推進に関する特別措置法 ( 平成 14 年法律第 92 号 以下 特措法 と

油漏洩 防油堤内 にて火災発生 9:17 火災発見 計器室に連絡 ( 発見 者 計器室 ) 発見後 速やかに計 器室に連絡してい る 出火箇所 火災の状況及び負傷者の発生状況等を確実に伝え 所内緊急通報の実施 火災発見の連絡を受 けて速やかに所内 緊急通報を実施し 水利の確保 ( 防災セ ンター 動

1青森県防災ヘリコプター運航管理要綱

第 5 部 南海トラフ地震防災対策推進計画

( 管理責任者 ) 第 6 条航空隊に管理責任者を置き 地域部地域運用課長をもって充てる 2 管理責任者は 航空隊の効率的な管理 運営並びに航空機の効果的な運用を図るものとする ( 航空隊長 ) 第 7 条地域部地域運用課航空隊長 ( 以下 航空隊長 という ) は 規則第 4 条第 3 項に規定す

PowerPoint プレゼンテーション


4 武力攻撃事態等武力攻撃事態及び武力攻撃予測事態をいう 5 緊急対処事態武力攻撃の手段に準ずる手段を用いて多数の人を殺傷する行為が発生した事態又は当該行為が発生する明白な危険が切迫していると認められるに至った事態 ( 後日対処基本方針において武力攻撃事態であることの認定が行われることとなる事態を含

二戸市地域防災計画 ( 震災編 ) の一部修正の新旧対照表現行改正案 目次 ( 震災編 ) 目次 ( 震災編 ) 第 1 章総則 第 1 章総則 第 1 節 計画の目的 351 第 2 節 計画の性格 352 第 2 節の2 災害時における個人情報の取り扱い 352 第 3 節 防災関係機関の責務及

防災業務計画 株式会社ローソン

自衛隊の原子力災害派遣に関する達

(2) 本部の設置場所本部の設置場所は 原則として浦安市集合事務所 301 会議室とする (3) 関係機関との連絡体制関係機関との連絡が必要な場合は 関係機関連絡室 を浦安市集合事務所に設置し 警察 自衛隊 ライフライン等から連絡要員の派遣を要請し 連絡 調整にあたる 連絡室は 浦安市集合事務所内に

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1 策定の目的 この手引書は 茅ヶ崎市地域防犯カメラ ( 以下 地域防犯カメラ という ) の設置及び運用について配慮すべき事項を定めることにより 地域防犯カメラの有用性とプライバシー保護等との調和を図り 地域防犯カメラを適切かつ効果的に活用し 茅ヶ崎市の安心して安全に暮らせるまちづくりを推進するこ

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各府省からの第 1 次回答 1. 災害対策は 災害対策基本法に規定されているとおり 基礎的な地方公共団体である市町村による第一義的な応急対応と 市町村を包括する広域的な地方公共団体である都道府県による関係機関間の総合調整を前提としている を活用してもなお対応できず 人命又は財産の保護のため必要がある

○宇城広域連合●●条例

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Microsoft PowerPoint - 洪水予報河川等.pptx

第6章  特殊災害対策計画

( 県の責務 ) 第三条県は 地震防災に関する総合的な施策を策定し 及びこれを実施する責務を有する 2 県は 市町村 自主防災組織その他防災関係機関等と連携して 地震防災対策を推進しなければならない 3 県は 地震に関する調査及び研究を行い その成果を県民 事業者及び市町村に公表するとともに 地震防

新旧対照表

国民保護に関する業務計画(案)

別添 中防災第 1 1 号 平成 29 年 5 月 31 日 各指定行政機関の長各指定公共機関の代表殿 中央防災会議会長 ( 内閣総理大臣 ) 安倍晋三 梅雨期及び台風期における防災態勢の強化について 貴殿におかれては 日頃から各般の施策を通じて災害対策の推進に御尽力をいただいているところであるが

協定の資料 1. 番号の付け方 災害応急対策時に, 各部及び各班で利用する資料が分かるよう, 下記の規定で番号を付ける 部班連番 基準 A1 1 A: 統括部 1. 本部班 2. 情報分析班 3. 情報記録班 4. 広報班 5. 財政班 6. 渉外班 E: 建設部 1. 建設総務班 2. 応急仮設住

第8章 災害復旧計画

浸水深 自宅の状況による避難基準 河川沿いの家屋平屋建て 2 階建て以上 浸水深 3m 以上 緊急避難場所, 近隣の安全な建物へ水平避難 浸水深 50 cm ~3m 緊急避難場所, 近隣の安全な建物へ水平避難上階に垂直避難 浸水深 50 cm未満 緊急避難場所, 近隣の安全な建物へ水平避難 自宅に待

Taro-公表:雑踏例規通達

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手賀の杜自治会自主防災組織規約 第 1 条 ( 名称 ) この組織は 手賀の杜自治会自主防災組織 ( 以下 本組織 という ) と称する 第 2 条 ( 目的 ) 本組織は 手賀の杜自治会自治会規約第 1 条第 2 項に基づき 住民の隣保協同の精神に基づく自主的な防災活動を行うことにより 手賀の杜自

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第1節  計画の目的等

原議保存期間 5 年 ( 平成 27 年 12 月 31 日まで ) 各都道府県警察の長 殿 警察庁丙刑企発第 43 号 ( 参考送付先 ) 平成 22 年 2 月 25 日 各附属機関の長 警察庁刑事局長 各地方機関の長庁内各局部課長 美容外科手術を行っている医師の団体に属する会員等からの指名手配

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(案)

資料4_1いじめ防止対策推進法(概要)

- 総目次 - - 本編 - 第 1 章総則 第 2 章 災害予防計画 第 3 章 風水害応急対策計画 第 4 章 震災応急対策計画 第 5 章 大規模事故等応急対策計画 第 6 章 災害復旧復興計画 - 資料編 -

奈良県ライフライン 情報共有発信マニュアル 第 3.3 版 平成 24 年 7 月 奈良県ライフライン防災対策連絡会

検査若しくは修理又は補給 ( 武器の提供を行う補給を除く ) エ自然災害によって被害を受けた施設又は設備であってその被災者の生活上必要なものの復旧又は整備のための措置オ宿泊又は作業のための施設の維持管理 3 国際平和協力業務の実施の方法 (1) 実施計画及び実施要領の範囲内において 事務総長等による

暴力団対策措置要綱

揖斐川町デイサービスセンター運営規程

本編表紙&目次.

第 1 はじめに 1 ガイドライン策定の目的安全で安心なまちづくりを進める上で 近年 防犯カメラの設置は広く有用であると認められており 市内においても防犯カメラの設置が進んでいます しかし その一方で 知らないうちに自分の姿が撮影され 目的外に利用されること等に不安を感じる市民の方もいます そこで

参考資料 三郷市火災予防条例の一部を改正する条例案の素案 平成 26 年 9 月 三郷市消防本部 大規模な屋外催しにおける防火管理体制の構築について 1 改正の背景 1 京都府福知山市花火大会火災平成 25 年 8 月 15 日 京都府福知山市で行われた花火大会において 死者 3 名 負傷者 56

(7) 乙は 警備業法第 4 条で規定する認定及び同法第 5 条で規定する届出のほかに 同法第 1 1 条の4で規定する届出を行っていること (8) 乙は 機械警備において ガードセンターで警備対象物件に異常事態が発生したことを感知してから 25 分以内にその警備対象物件に対し機動隊を常に派遣できる

町田市土砂等による土地の埋立て等の規制に関する条例

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社会福祉法人○○会 個人情報保護規程

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気象庁 札幌管区気象台 資料 -6 Sapporo Regional Headquarters Japan Meteorological Agency 平成 29 年度防災気象情報の改善 5 日先までの 警報級の可能性 について 危険度を色分けした時系列で分かりやすく提供 大雨警報 ( 浸水害 )

( 施設名 ) における 土砂災害時の避難確保計画 各施設の状況に応じて 赤字部分を修正してください 福祉施設 医療機関両方で使用できる内容にしています 不要な部分は削除してください 施設の状況に応じて内容を追加してください ( 提出時 このテキストボックスは削除してください ) 平成 年 月

大規模イベント開催時の危機管理等における消防機関のあり方に関する研究結果について ( 概要 ) 研究の趣旨 現在 国際社会では各地で多様な形態のテロが発生し また NBCテロ災害等 特別な備えが必要となる事案が発生する恐れも増してきている 2019 年のラグビーワールドカップ 2020 年のオリンピ

できない場合は 代表消防機関代行の倉敷市消防局又は津山圏域消防組合消防本部の職員をもって充てるものとする 4 岡山県大隊に 消火 救助 救急等の任務単位毎に中隊を設けることとし 各中隊を 消火中隊等 と呼称するものとする なお 中隊長は 岡山県大隊長が指定するものとする 5 各中隊に 各車両又は付加

目  次

Microsoft Word - 仕様書 (R1-R4)

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1 趣旨このガイドラインは 日本国内の公道 ( 道路交通法 ( 昭和 35 年法律第 105 号 ) 第 2 条第 1 項第 1 号に規定する 道路 をいう 以下同じ ) において 自動走行システム ( 加速 操舵 制動のうち複数の操作を一度に行い 又はその全てを行うシステムをいう 以下同じ ) を

ことを呼びかけます Q4. ミサイルが落下する可能性がある との情報伝達があった場合は どうすれば良いのでしょうか A4. 屋外にいる場合 近くの建物 ( できれば頑丈な建物 ) の中又は地下に避難してください 近くに適当な建物等がない場合は 物陰に身を隠すか地面に伏せ頭部を守ってください 屋内にい

1 はじめに 本市では 平成 17 年に 鹿児島市安心安全まちづくり条例 を定め 地域の安全は地域で守る を基本理念に 市と市民 事業者等が連携 協働し 安心して安全に暮らせるまちづくりを進めてきました これまでに防犯パトロール隊や青色防犯パトロール車による防犯活動をはじめ 安心安全ネットワーク会議

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通行禁止道路 について 道路標識又は道路標示によるもの 対象にするもの 車両通行止め道路 根拠規定道路標識 道路標示 ( 例 ) 道路交通法第 8 条第 1 項 自転車及び歩行者用道路 標識 302 同法第 8 条第 1 項 標識 325 の 3 歩行者用道路 同法第 8 条第 1 項 標識 325

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Microsoft PowerPoint - 参考資料 各種情報掲載HPの情報共有

Ⅰ. はじめに はじめに 調査プロジェクトの一環として 外部会場を利用した実査 ( 会場調査 CLT やグループインタビュー等 ) の実施時における 台風 地震 火災その他の災害に対する対応の指針として ここに JMRA 外部会場における調査時の緊急時対応ガイドライン を定める 当ガイドラインは 調

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( 案 ) 土地区画整理事業の施行に伴い設置される 公共施設の管理及び帰属等に関する協議書 埼玉県 ( 以下 甲 という ) と ( 土地区画事業施行 ( 予定 ) 者 ) ( 以下 乙 と いう ) とは 土地区画整理法に基づく土地区画整理事業の施行により設置される公共 施設の管理及び帰属等につい

( 内部規程 ) 第 5 条当社は 番号法 個人情報保護法 これらの法律に関する政省令及びこれらの法令に関して所管官庁が策定するガイドライン等を遵守し 特定個人情報等を適正に取り扱うため この規程を定める 2 当社は 特定個人情報等の取扱いにかかる事務フロー及び各種安全管理措置等を明確にするため 特

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個人情報の取り扱いに関する規程

特定個人情報の取扱いに関する管理規程 ( 趣旨 ) 第 1 条この規程は 特定個人情報の漏えい 滅失及び毀損の防止その他の適切な管理のための措置を講ずるに当たり遵守すべき行為及び判断等の基準その他必要な事項を定めるものとする ( 定義 ) 第 2 条 この規定における用語の意義は 江戸川区個人情報保

法人及び地方独立行政法人法 ( 平成 15 年法律第 118 号 ) 第 2 条第 1 項に規定する地方独立行政法人ホ医療法 ( 昭和 23 年法律第 205 号 ) 第 1 条の 2 第 2 項に規定する医療提供施設又は獣医療法 ( 平成 4 年法律第 46 号 ) 第 2 条第 2 項に規定する

みやこ町地域防災計画

発災後 消防庁長官から被災都道府県以外の都道府県の知事等に電話等により連絡し 行うこととなる しかし 大規模地震においては 通信インフラ等に様々な障害が発生する可能性があり その場合には 緊急消防援助隊の出動に支障が生じることが考えられる このため 一定震度以上の大規模地震等が発生した場合に効力が発

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第 16 節災害警備計画 災害に関する中標津警察署の諸活動は 本計画の定めるところによる 1 災害に関する警察の任務警察は災害が発生し 又は発生するおそれがある場合において 災害の発生を防御し 又は災害の拡大を防止するために 住民の避難誘導及び救助 犯罪の予防 交通の規制等の応急対策を実施して 住民の生命 身体及び財産を災害から保護し 災害地における社会秩序の維持にあたることを任務とする 2 災害時における警備体制の確立災害に対処する警備体制は 北海道警察釧路方面本部長 ( 以下 方面本部長 という ) が発令するものとする ただし 中標津警察署長 ( 以下 警察署長 という ) は 管内の情勢に応じて必要と認めるときは 方面本部長からの発令を待つことなく次の各号に掲げる必要な警備体制をとるものとする (1) 警備体制の種別ア準備体制気象情報等により 災害の発生が予想され かつ事態発生までに相当時間的余裕がある場合は準備体制をとる イ警戒体制管内に暴風 暴風雪 波浪 大雨 洪水 高潮 津波 大雪等の警報が発せられる等 洪水 高潮 津波 山崩れ 大火災 爆発等による被害の発生が予想される場合は 警戒体制をとる ウ非常体制災害が発生し 又は発生しようとしている場合は非常体制をとる (2) 災害警備本部の設置方面本部長が非常体制を発令した場合又は警察署長が自ら非常体制をとった場合には直ちに また 警戒体制を発令した場合 また警察署長が自ら警戒体制をとった場合は 予想される災害の規模 態様に応じて 中標津警察署災害警備本部を設置するものとする (3) 警備体制の解除方面本部長又は警察署長は 気象状況の変化 又は洪水 浸水等による危険状態に応じあるいは発生した災害についての応急の措置が完了した場合には その事態に応じ 逐次警備体制の切替又は解除を発令するものとする 3 災害警備 (1) 災害応急対策 警察署長が行う災害応急対策に関する事項は次のとおりとする 121

ア準備体制下における活動警察署長が準備体制をとったときは 概ね次の各号に掲げる活動を行う ( ア ) 気象情報 その他の災害に関する情報の収集及び伝達 ( イ ) 関係機関との連絡 ( ウ ) 実施計画の作成 ( エ ) 警備体制の強化 ( 係員の増強 警備部隊員の待機等 ) ( オ ) 警察通信施設 設備及び通信機材の整備 ( カ ) 装備 資機材の整備 ( キ ) 警察施設の防護措置イ警戒体制下における活動警戒体制をとったときは 準備体制下に掲げる活動のほか 概ね次の各号に掲げる活動を行う ( ア ) 災害警備本部の設置 ( イ ) 警備要員の招集及び部隊編成 ( ウ ) 補給及び給与の準備 ( エ ) 警備部隊の事前配置 ( オ ) 通信資機材の重点配備 ( カ ) 通信統制 ( キ ) 管内状況の把握 ( ク ) 津波予報の伝達及び津波予報以外の警報の伝達に対する協力 ( ケ ) 災害を拡大させる恐れのある設備又は物件の除去 ( コ ) 避難の指示又は警告及び避難者の誘導ウ非常体制下における活動非常体制をとったときは 準備体制下及び警戒体制下に掲げる活動のほか 概ね次の各号に掲げる活動を行う ( ア ) 初期の活動 a. 人命救助 b. 交通規制 c. 被害状況の調査及び報告 d. 広報 ( イ ) その後の活動 a. 他の機関の行う救助活動及び防禦活動に関する協力 b. 犯罪の予防及び取締り c. 危険物の取締り d. 装備資器材及び防災用物資の補給 e. 死体の検視 f. 留置人の移監 g. 通信資器材及び装備資器材の支援要請 h. 警備部隊の応援要請 122

(2) 災害の予報及び警報の伝達 ア警察官は 基本法第 54 条第 1 項に基づき 災害が発生する恐れのある異常な現象を発見し た旨の通報を受けた場合は 速やかに町長に通報するものとする 4 事前措置 (1) 町長が行う警察官の出動要請町長が基本法第 58 条に基づき 警察官の出動を求める等 応急措置の実施に必要な準備をすることを要請し 若しくは求める場合は 警察署長を経て方面本部長に対して行うものとする (2) 町長の要請により行う事前措置警察署長は 町長からの要請により 基本法第 59 条に基づき事前措置についての指示を行ったときは 直ちに町長に通知するものとする この場合にあたっては 町長が当該措置の事後処理を行うものとする 5 災害時における災害情報の収集 (1) 災害情報の収集警察署長は 必要がある場合には町長その他関係機関と緊密に連絡して 災害警備活動上必要な災害に関する情報 ( 以下 災害情報 という ) を収集するものとする 警察が収集する災害情報は 概ね次のとおりとする ア災害の種別イ災害が発生した日時 場所 又は地域ウ当該地域の気象情報エ被害の概要及び主要被害の状況オ主要交通機関の被害状況及び復旧状況カ警察関係の被害状況キ治安状況 (2) 災害情報の連絡警察は迅速に災害情報を収集し 必要と認められる場合には 町長その他の関係機関に連絡するものとする (3) 災害情報の収集 報告責任者の指定警察署の災害情報の収集及び報告責任者は あらかじめ警察署長の指定した者をもって充てる 6 災害時における広報 (1) 警察が行うべき広報は 警備措置上必要な災害の状況及びその見通し 並びに避難措置 犯罪の予防 交通の規制その他警察措置に関する事項とする (2) 警察は 保有する広報資器材を活用して積極的に広報を行うとともに 必要と認める場合は 根室支庁 別海町 報道機関等広報をするうえで関係ある機関と緊密に連絡して災害の種別 規模及び態様に応じた広報を行うよう努めるものとする 123

7 避難 (1) 警察官は基本法第 61 条又は警察官職務執行法第 4 条により 避難の指示又は警告を行うものとする (2) 前号の場合においては 町防災計画資料編 地域別指定避難場所等一覧 に定める避難先を指示するものとする ただし 災害の種別 規模 現場の状況等により防災計画により難い場合は 適宜の措置を講ずるものとする この場合において 警察署長は速やかに町長に対して通知するものとし 当該避難先の借上げ 給食等は町長が行うものとする (3) 警察官が避難の指示又は警告を行う場合は 状況の許す限り 次の各号に掲げる事項を明らかにしてこれを行うものとする ア避難すべき時期イ避難すべき理由ウ避難先における給食等の準備状況エ避難後の財産保護の措置 (4) 避難の誘導にあたっては町 消防 水防機関等と協力し 安全な経路を選定して誘導するとともに避難した地域に対しては 状況の許す限り警ら 検問所の設置等を行い 遺留財産の保護 その他犯罪の予防に努めるものとする 8 救助 (1) 警察署長は 町長等災害救助の責任を有する機関に協力して 罹災者の救出 負傷者及び疾病にかかった者の応急的救護に努めるとともに 状況により知事 ( 根室支庁長 ) 又は町長の行う災害活動に協力するものとする (2) 警察署長は 災害が発生し 必要があると認められる場合は 災害現場にある消防 水防機関等と協力して 危険地域の監視及び警ら等を行い 罹災者等の発見に努めて これを救出するものとする 9 応急措置 (1) 警察署長は 警察官が基本法第 63 条第 2 項に基づき警戒区域の設定を行った場合は 直ちに町長に通知するものとする 警戒区域を設定し 通知を行った場合等の事後措置は町長が行うものとする (2) 警察署長は 警察官が基本法第 64 条第 2 項 並びに同法第 65 条第 2 項に基づき応急公用負担 ( 人的 物的公用負担 ) を行った場合は 直ちに町長に通知するものとする (3) 警察官が応急公用負担を行った場合の損失補償等の事後処理については 町長が行うものとする 10 災害時における通信計画 (1) 警察署長は 釧路方面通信部長等と緊密に連絡を保ち 現有通信施設及び設備の適切な運 用により 災害時における通信連絡の確保を図るものとする 124

(2) 警察署長は 孤立が予想される地域 災害発生のおそれがある地域 その他必要と認める地域に対しては 移動無線機等 必要な通信施設 又は資機材を配備するよう釧路方面通信部長とあらかじめ打合せておくものとする (3) 知事 ( 根室支庁長 ) 及び町長が 基本法第 57 条及び第 79 条の規定により 警察通信施設を利用する場合は あらかじめ締結した協定によるものとする 11 交通規制に関する事項 (1) 警察署長は 当該管轄区域内の道路が災害による決壊等 危険な状態が発生し 又はその状況により必要があると認めるときは 道路交通法第 5 条第 1 項の規定に基づき 歩行者 車両等の通行を禁止し 又は制限するものとする (2) 警察官は 災害時において緊急措置を行う必要があると認めるときは 道路交通法第 6 条第 4 項の規定に基づき 一時的に歩行者 又は車両等の通行を禁止 又は制限するものとする 12 緊急通行車両の交通確保基本法第 76 条の規定に基づき 北海道公安委員会が災害緊急車両輸送を行う車両以外の車両の通行を禁止した場合は 町長は 各対策部において使用する車両につき 北海道公安委員会又は知事宛て申請を行い 標章及び緊急通行車両確認証明書の交付を受け 輸送にあたるものとする なお 交付を受けた標章は 当該車両の前面の見やすい箇所に掲示し 緊急通行車両確認証明書を当該車両に備えるものとする 125