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2 被害量と対策効果 < 死者 負傷者 > 過去の地震を考慮した最大クラス あらゆる可能性を考慮した最大クラス 対策前 対策後 対策前 対策後 死者数約 1,400 人約 100 人約 6,700 人約 1,500 人 重傷者数約 600 人約 400 人約 3,000 人約 1,400 人 軽傷者

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アンケート調査の概要 目的東南海 南海地震発生時の業務継続について 四国内の各市町村における取り組み状況や課題等を把握し 今後の地域防災力の強化に資することを目的としてアンケート調査を実施 実施時期平成 21 年 11 月 回答数 徳島県 24 市町村 香川県 17 市町 愛媛県 20 市町 高知県

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第 1 章実施計画の適用について 1. 実施計画の位置づけ (1) この 南海トラフ地震における具体的な応急対策活動に関する計画 に基づく宮崎県実施計画 ( 以下 実施計画 という ) は 南海トラフ地震に係る地震防災対策の推進に関する特別措置法 ( 平成 14 年法律第 92 号 以下 特措法 と


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1 首都直下地震の概要想定震度分布 (23 区を中心として震度 6 強の想定 ) 首都直下地震 想定震度分布 出典 : 中央防災会議首都直下地震対策検討ワーキンググループ 首都直下地震の被害想定と対策について ( 最終報告 ) ( 平成 25 年 12 月 ) 2

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Microsoft Word - 目次

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東京事務所版 BCP 実施要領目次応急頁 < 第 1グループ> 直ちに実施する業務 1 事務所における死傷者の救護や搬送 応急救護を行う一時的な救護スペースの設置 運営 備蓄の設置 医療機関への搬送 1 2 事務所に緊急避難してきた県民や旅行者等への対応 避難 一次避難スペースの運営 指定避難所への

(溶け込み)大阪事務所BCP【実施要領】

資料 2-3 超大規模防火対象物等における自衛消防活動に係る訓練の充実強化方策 ( 案 ) 平成 30 年 10 月 31 日 事務局

3 熊野地区 被災 共助 第 3 回ワークショップの議論をもとに わが地区における地震による時系列での と それへの 共助 をまとめました 1 建物倒壊 注 1 の は活動内容を示し は活動準備を示す 老朽木造住宅面的被害木造密集市街地激しい揺れブロック塀 電柱の倒壊建物倒壊家具の転倒ガラスの飛散生

油漏洩 防油堤内 にて火災発生 9:17 火災発見 計器室に連絡 ( 発見 者 計器室 ) 発見後 速やかに計 器室に連絡してい る 出火箇所 火災の状況及び負傷者の発生状況等を確実に伝え 所内緊急通報の実施 火災発見の連絡を受 けて速やかに所内 緊急通報を実施し 水利の確保 ( 防災セ ンター 動

第 5 部 南海トラフ地震防災対策推進計画

5 安全 減災措置 建物建物は地震対策はなされていますか? 耐震補強 耐震 制震 免震設備状況 ( リスト ) 耐震 安全性診断 ( 発災前 ) 耐震 安全性診断を受けていますか? 施行証明書 実施状況 ( リスト ) 応急危険度判定 ( 発災後 ) 転倒 転落の防止措置 6 本部への被害状況の報告

二戸市地域防災計画 ( 震災編 ) の一部修正の新旧対照表現行改正案 目次 ( 震災編 ) 目次 ( 震災編 ) 第 1 章総則 第 1 章総則 第 1 節 計画の目的 351 第 2 節 計画の性格 352 第 2 節の2 災害時における個人情報の取り扱い 352 第 3 節 防災関係機関の責務及

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☆配布資料_熊本地震検証


<ハード対策の実態 > また ハード対策についてみると 防災設備として必要性が高いとされている非常用電源 電話不通時の代替通信機能 燃料備蓄が整備されている 道の駅 は 宮城など3 県内 57 駅のうち それぞれ45.6%(26 駅 ) 22.8%(13 駅 ) 17.5%(10 駅 ) といずれも

新規文書1

04 Ⅳ 2(防災).xls

2. 大規模津波防災総合訓練実行委員会設立準備会 日 場 時 : 平成 29 年 12 月 19 日 ( 火 ) 午後 1 時 30 分 ~ 午後 3 時 所 : 四日市市役所 6F 本部員会議室 準備会参加機関 : 中部管区警察局 陸上自衛隊第 10 師団海上自衛隊横須賀地方総監部 航空自衛隊中部

資料1 受援計画策定ガイドラインの構成イメージ

平成 28 年熊本地震における対応 平成 28 年熊本地震 ( 前震 :4/14 本震 :4/16) において 電力 ガス等の分野で供給支障等の被害が発生 関係事業者が広域的な資機材 人員の融通を実施するなど 迅速な復旧に努めた結果 当初の想定よりも 早期の復旧が実現 また 復旧見通しを早い段階で提

東日本大震災 (H ) 地震時の情報収集や提供に関する課題 国 地方公共団体などが連携した被災者や物資輸送者への交通関係情報の提供 大震災直後は 各管理者から別々に通行止め情報等が提供されたため 被災地までの輸送ルートの選定が困難な状況 国が集約して提供を始めたのは10 日以上過ぎた3/

時間災害状況等の推移関係機関関係機関の活動内容道府県 ( 防災本部 ) の留意事項 ( 評価の視点 ) 1 日目 3.1 地震に基因する標準災害シナリオ 9:00 (0:00) 地震発生 ( 震度 6 強 ) 特定事業所 施設等の緊急停止措置 災害拡大防止上必要な施設の手動停止操作 地震発生後 速や

( 県の責務 ) 第三条県は 地震防災に関する総合的な施策を策定し 及びこれを実施する責務を有する 2 県は 市町村 自主防災組織その他防災関係機関等と連携して 地震防災対策を推進しなければならない 3 県は 地震に関する調査及び研究を行い その成果を県民 事業者及び市町村に公表するとともに 地震防

緊急緊急消防援助隊について消防援助隊の概要 目的 地震等の大規模 特殊災害発生時における人命救助活動等を効果的かつ迅速に実施する消防の援助体制を国として確保 創設の経緯等 阪神 淡路大震災での教訓を踏まえ 平成 7 年に創設 平成 15 年 6 月消防組織法の改正により法制化 平成 16 年 4 月

第 1 大規模地震 火災に関する調査研究 市民部 消防組合 35 第 2 出火防止 初期消火体制の確立 市民部 消防組合 35 第 3 消防力の増強 市民部 消防組合 35 第 4 防災資機材の整備 市民部 消防組合 36 第 5 節震災に強い地域 ( 社会 ) づくり 37 第 1 自主防災組織の

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第3編 災害応急対策

3 歯科医療 ( 救護 ) 対策 管内の歯科医療機関の所在地等のリスト整理 緊急連絡網整備 管内の災害拠点病院 救護病院等の緊急時連絡先の確認 歯科関連医薬品の整備 ( 含そう剤等 ) 自治会 住民への情報伝達方法の確認 病院及び歯科診療所での災害準備の周知広報 - 2 -

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目次 はじめに P3 1 災害 緊急の範囲 P3 2 時間と場所を考慮した対応の必要性 P3 3 時間ごとの対応 P4 4 場所ごとの対応 P5 5 デジタルサイネージの提供コンテンツ P6 6 緊急時を意識したデジタルサイネージシステム P6 7 情報の切替 復帰の条件 P7 8 緊急運用体制 P

南海トラフ地震における具体的な応急対策活動に関する計画について 1. 具体計画の位置づけ 南海トラフ地震に係る地震防災対策の推進に関する特別措置法 ( 平成 14 年法律第 92 号 ) 第 4 条に規定する 南海トラフ地震防災対策推進基本計画 に基づき 南海トラフ地震の発生時の災害応急対策活動の具

各省庁等における業務継続計画に係る取組状況調査 調査の目的 各省庁等における現在の業務継続計画に係る取組状況を把握し 東日本大震災等を受けた 今後の業務継続計画の改善策を検討するための資料とする 調査の対象 中央省庁業務継続連絡調整会議構成機関 オブザーバー機関 29 機関 構成員 :23 機関内閣

奈良県ライフライン 情報共有発信マニュアル 第 3.3 版 平成 24 年 7 月 奈良県ライフライン防災対策連絡会

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( ウ ) 交通管制被災区域への車両の流入抑制及び緊急交通路を確保するための信号制御等の交通管制を行う (3) 警察官 自衛官及び消防吏員による措置命令警察官は 通行禁止区域等において 車両その他の物件が緊急通行車両の通行の妨害となることにより災害応急対策の実施に著しい支障が生じるおそれがあると認め

防災業務計画 株式会社ローソン

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1 東日本大震災での多くの被害が発生!! 平成 23 年 2011 年 3 月 11 日に発生した東日本大震災は 三陸沖を震源としたマグニ チュード 9.0 仙台市内での最大震度 6 強 宮城野区 という巨大な地震でした 東部沿岸地域では 推定 7.1m 仙台港 もの津波により 家屋の浸水やライフラ

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第 2 項交通応急対策 災害時には 道路 橋梁等の道路施設が被災するとともに 倒壊建物 がれき等による障害物や 緊急車両 一般車両による交通渋滞が発生し 緊急輸送等に支障をきたすおそれがある 町民等の避難 災害応急対策員の輸送および救助 救護のための資材 物資の輸送を確実に行うため 迅速かつ適切に交

地震被害予測システムにより建物被災度を予測 また 携帯電話と地図を利用した 被害情報集約システム では GPS 機能と地理情報システムとの連係により 現在位置周辺にある同社施工済物件を検索し 物件や周辺の被害状況を文字 静止画 動画を添付して報告することができる これら被害情報を地理情報システムに集

3) 仲宿地区 被災 共助 ) 資料 2 第 3 回ワークショップの議論をもとに わが地区における地震による時系列での と それへの 共助 ) をまとめました 1 建物倒壊 注 1) の ) は活動内容を示し ) は活動準備を示す 木造密集市街地老朽木造住宅余震による被害激しい揺れブロック塀 電柱の

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1 首都直下地震対策の具体的な推進 ( 提案要求先内閣官房 内閣府 国土交通省 ) ( 都所管局総務局 政策企画局 ) (1) 首都直下地震等の災害から住民の生命と財産を守るとともに 首都機能への打撃を最小限にとどめるため 財政上の措置を実 施するなど 首都直下地震対策を具体的に推進すること (2)

大阪市防災 減災条例 目次第 1 章総則 ( 第 1 条 - 第 3 条 ) 第 2 章本市の責務 ( 第 4 条 - 第 7 条 ) 第 3 章市民の責務 ( 第 8 条 ) 第 4 章事業者の責務 ( 第 9 条 ) 第 5 章災害予防 応急対策 ( 第 10 条 - 第 25 条 ) 第 6

30 第 1 部現地における災害応急活動 阿蘇大橋付近の被害状況 ( 熊本県阿蘇郡南阿蘇村 ) 熊本城の被害状況 ( 熊本県熊本市 ) 2

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(6) 八丈町役場 青ヶ島村役場 八丈町災害対策本部 青ヶ島村災害対策本部の設置 7 訓練の様子 (1) 八丈町避難誘導訓練地震時における総合的な避難訓練と火山噴火時における避難訓練を併せて行い 八丈町及び防災関係機関並びに住民がとるべき防災処置を実践し 地震災害 火山噴火災害に対応した防災対策の習

目 次 Ⅰ はじめに... 1 Ⅱ 対策の前提とする外力 被害想定について... 3 Ⅲ 南海トラフ巨大地震対策の基本的方向 主な課題と課題への対応の考え方 対策を推進するための枠組の確立... 8 Ⅳ 具体的に実施すべき対策 事前防災

大規模災害対策マニュアル

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島原市地域防災計画

事業継続計画(BCP)作成用調査ワークシート

( 各被害想定結果の数値に関する留意点 ) 今回の被害想定は マクロの被害を把握する目的で実施しており 都県別の数値はある程度幅をもって見る必要がある また 四捨五入の関係で合計が合わない場合がある なお - の表記は わずか を意味する

イ留意事項 ( ア ) 対処基本方針が廃止された場合は 救援の継続や復帰のための措置について 何らかの措置により行います ( イ ) 復帰のための措置 a 誘導以外の措置 b 市長 知事による誘導 (2) 別紙第 1 情報計画 参照 2 構想 (1) 活動方針市 ( 環境防災課ほか各課 ) は 県

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「南九州から南西諸島における総合的防災研究の推進と地域防災体制の構築」報告書

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地震対応マニュアル検証のための図上訓練実施案

目 次 1 首都直下地震の被害想定 2 中央省庁のBCPの概要 3 職員の参集の必要性と留意点 2

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1 検査の背景 我が国の防災の基本法として災害対策基本法 ( 昭和 36 年法律第 223 号 ) が制定されている 同法によれば 内閣府に中央防災会議を置くとされ 同会議は 災害予防 災害応急対策及び災害復旧の基本となる防災基本計画の作成 その実施の推進 防災に関する重要事項の審議をそれぞれ行うな

Taro-【資料-5】①中表紙

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西区05-CS5_小

スライド 1

人的応援 研修 訓練の実施 県受援マニュアル及び災害時緊急連絡員活動マニュアルを踏まえた研修 訓練の強化 () マニュアルに基づく研修 訓練県が策定する 応援職員における奈良県への受入及び市町村への短期派遣マニュアル 及び 災害時緊急連絡員活動マニュアル に基づき 災害時に役立つ実働的な訓練や研修を

インドネシア国国家防災庁 インドネシア国 自然災害管理計画調査 最終報告書 第 2 巻 メインレポート 第 2-2 巻 : 国家防災計画 平成 21 年 3 月 (2009 年 ) 独立行政法人国際協力機構 (JICA) 委託先株式会社オリエンタルコンサルタンツ財団法人都市防災研究所

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平成23年東北地方太平洋沖地震の概要について

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本編表紙&目次.

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序章 計画改定の背景 足立区では 昭和 57 年 3 月に 大地震による火災から区民の生命と財産を守る た め 足立区防災まちづくり基本計画 を策定し この計画に基づき各種事業を展開し てきました その後 平成 7 年 1 月 17 日に発生した阪神 淡路大震災では 密集市街地に被害が 集中し 改め

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Microsoft Word - 耐震改修促進計画【概要版】(第2期計画)(H28.3)施行

病院機構災害医療センター ( 以下 災害医療センター という ) に DMAT 事務局を設置する 都道府県は 通常時に DMAT 運用計画の策定 医療機関等との協定の締結等を行い 災害時に 計画に基づき DMAT を運用し 活動に必要な支援 ( 情報収集 連絡 調整 人員又は物資の提供等 ) を行う

三鷹市耐震改修促進計画(改定素案)

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大津市避難所運営マニュアル

発災対応型防災訓練 皆さんが住むまちの中を訓練会場として 地震発生時に地域にある資器材を活用して 災害対応を行う防災訓練です 参加者は 煙 ( 発炎筒 ) などを見て初めて近所の火災を知り 近くの消火器などを利用して消火します 実施要領 1 事前に町会役員等と協議し 地域に数箇所の火災の発生場所を決

大規模地震対策の概要

大規模イベント開催時の危機管理等における消防機関のあり方に関する研究結果について ( 概要 ) 研究の趣旨 現在 国際社会では各地で多様な形態のテロが発生し また NBCテロ災害等 特別な備えが必要となる事案が発生する恐れも増してきている 2019 年のラグビーワールドカップ 2020 年のオリンピ

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3 3 4 5 5 7 7 7 8 8 9 9 10 10 11 15 16 17 19 20 20 21 21 22 24 24 24 26 26 27 27 28 29 30 31 32 33 33 33 34 36 39 1

39 40 41 43 45 46 47 47 47 1048 1148 1248 1351 1451 54 55 55 55 56 57 58 59 2

M M7 1 9 3

4

4 8 4 100 200 70 4 5

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M7.0 500 100 7.0 Mjma Mw 26km 7.2 6.9 5km 18km 45 90 33km 7.3 7.0 5km 18km 80 60 21km 7.0 6.7 5.3km 18km 60 90 42km 7.5 7.2 5km 18km 45 90 7.7km 28km 7.2 6.9 6.5km 18km 45 180 6.5 1925 7

6.81984 6.8 6.9 200300 1923 100 19 7.3 7.3 8

100 6.9 19 7.3 2-4 50m 9

19 10

2-6 11

M7.2 M7.3 M7.0 M7.5 M7.2 2-7 12

13 35.5 36.0 35.5 36.0 M6.9 M6.9 M6.9 M6.9 M6.9 M6.9 M6.9 M6.9 M6.9 M6.9

2-8 2-9 M7.3 M7.3 M7.3 14

M7.3)M6.9M6.9) (M7.5)(M7.0) 50cm 15

16

18 15m/s 11,000 18 3m/s 7,300 18 15m/s 112 3m/s 94 17

1923 15m/s 3m/s 18 18

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6 2 2 82 69 21

18 15m/s 13.2 25.2 0.6 39 18 3m/s 12.7 24.3 0.5 37.5 18 15m/s 18 3m/s 6.2 30 25 18 15m/s 4018 3m/s 47 22

18 15m/s 18 3m/s % % % % % % % % 23

15 18 3,100 33,000 12,000 65 6,200 18 15m/s 29 2,400 18 3m/s 55.2 18 15m/s 40.0 18 3m/s 18 15/s 24

1815m/s 1815 183m/s 25

700 18, 15m/s 610 18, 3m/s 460 18, 15m/s 400 18, 3m/s1 5 270 18, 15m/s 200 18, 3m/s 390 650 350 9020 59 250 60 26

10 70 30 9,600 18, 15m/s 8,800 18, 3m/s 2 20 18 27

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17 32

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1 24 24 34

Business Continuity Plan( )BCP 3 35

24 1 24 36

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13 14 BCP 51

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(1999) 30 AVS30 13 12 1/R 1/R 1/(R+C) 1/(R+C C 30 15 50 Mw Mjma Mw0.879Mjma0.536 62

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: 想定状況 : 発災時間経過に伴う対応活動目標 巻末資料 19 人命 生活分野における首都直下地震時の緊急対策活動目標 ( 東京湾北部地震 (18 時風速 3m/s) 発災パターン ) 活動項目 防災体制の確立 情報収集 避難誘導収容 捜索 救助 救急 医療活動 消火活動 緊急輸送 ( 道路 鉄道 港湾 空港 ) ライフライン確保 搬送 3 次医療 交通規制 道路啓開 緊急輸送 上水道 下水道 電力 通信 ガス 初動体制の確立期即時対応期 ( 救命中心 ) 緊急対応期 ( 救援 支援 ) 応急対応期 ( 生活の安定 ) 発災 1 時間後 24 時間後 72 時間後 1 週間後 緊急参集チーム参集開始 ( 一部要員搬送活動 ) 緊急災害対策本部設置 災害緊急事態布告 現地災害対策本部の設置 官邸対策室の設置 ( 官邸危機管理センター )( 例 ) 対策本部事務局に移行 消防 警察の援助隊出動準備 漸次出動 広域支援部隊ほぼ参集 海上保安庁の動員勢力の出動準備 漸次出動 自衛隊への派遣要請 気象庁観測震度情報等伝達 EES 被害を推計 情報先遣チームの派遣 各機関情報収集開始 情報収集ヘリ画像伝送開始 政府調査団ヘリコプター視察 延焼火災等に対する一時避難 家屋倒壊等による避難開始 避難所避難者の発生 (1 日後で約 400 万人 ) (4 日後で約 330 万人 ) 避難所における毛布 食糧等の提供開始 交通途絶による大量の帰宅困難者の発生 帰宅困難者の自力帰宅支援 広域避難収容の実施 帰宅困難者の搬送 建物倒壊等による自力脱出困難者数の発生 ( 約 43,000 人 ) 生存救出率低下 要救助個所の覚知 現場部隊による救助開始 ( 消 警 自 海 ) 本格的救助活動 救助困難個所等で救助継続 緊急消防援助隊 広域緊急援助隊 ( 警 ) の出動開始 自衛隊広域派遣開始 外国からの救援受入態勢完了 外国からの救援受け入れ 外国からの本格的救援活動 重傷者発生 ( 約 28,000 人 ) 現地救急部隊 民間による負傷者搬送 車両による後方医療機関への転送開始 ヘリコプター搬送調整開始 ヘリコプター等による後方医療機関への転送開始 ( 夜間は活動休止 ) 被災地内医療機関需要発生 ( 負傷者約 18 万人 そのうち重傷者約 28,000 人 ) 被災地内医療機関による医療活動開始 広域応援要請 救護所開設 医療救護活動開始 医療班受入れ 医療班派遣準備 医療班搬入 後方医療機関における医療活動開始 火災同時多発 ( 炎上出火数約 1,300 件 ( 例 ) 残出火数約 1,100 件 ) 火災延焼 ( 約 29 万棟 ) ほぼ火災鎮圧 ( 住民等による初期消火 延焼地区避難開始 ) 広域避難場所で避難者急増 火災の覚知 現場部隊による消火開始 広域応援要請 緊急消防援助隊出動 各府県応援隊出動 応援部隊到着 交通支障個所が多数発生 交通渋滞の発生 救援車両等の大量流入 緊急交通の安定化 現地警察部隊による交通規制開始 広域支援部隊漸次到着 活動開始 海上保安庁出動 船舶交通安全の確保 道路被害 周辺建物の倒壊による障害個所の発生 主要幹線の暫定通行確保 順次 通行可能な路線を確保 緊急点検 啓開作業の開始 漸次啓開から復旧段階に移行 第 1 段階 ( 救助 救急 医療活動の従事者 政府要員 負傷者等 後方輸送準備開始 第 2 段階 ( 食料 水等 輸送施設の応急復旧要員等 ) 後方輸送準備 第 3 段階 ( 生活必需品 復旧要員 資機材 ) 断水発生 ( 約 1100 万人 ( 約 450 万軒 )) 断水 (2 日目約 860 万人 ) 断水 (4 日目約 300 万人 ) 人命に関わる重要施設 (3 次医療機関等 ) の上水道供給は機能継続 復旧要員参集 被害調査開始 被害状況把握 復旧作業開始 ( バルブの閉止 ) 本格復旧作業 ( 応急復旧 ) 支障発生 ( 約 45 万人 ) 支障 (2 日目約 41 万人 ) 支障 (4 日目約 33 万人 ) 復旧要員参集 被害調査開始 被害状況把握 復旧作業開始 ( 応急復旧 ) 停電発生 ( 約 160 万軒 ) 停電 (2 日目約 130 万軒 ) 停電 (4 日目約 68 万軒 ) 人命に関わる重要施設 (3 次医療機関等 ) の電力供給は機能継続 配電線自動復旧システム作動 被災変電所系統切替 復旧要員参集 被害調査開始 被害状況把握 復旧作業開始 ( 配電施設の応急復旧 ) 不通発生 ( 約 110 万回線 ) 不通 (2 日目約 100 万回線 ) 不通 (4 日目約 93 万回線 ) 人命に関わる重要施設 (3 次医療機関等 ) の通信は機能継続 応急通信環境確保 ( 街頭臨時電話機の設置 重要施設通信の応急確保等 ) 復旧要員参集 被害調査開始 被害状況把握 復旧作業開始 供給停止 ( 約 120 万軒 ) 供給停止 (2 日目約 120 万軒 ) 供給停止 (4 日目約 120 万人 ) ブロックの閉止 ( 原則 60kine 以上 ) 復旧要員参集 被害調査開始 被害状況把握 復旧作業開始 ( 被災管の交換 )

予防対策応急対策への備え 応急対ライフライン 情報インフラ 交通インフラの確保 早期復旧体制の強化復旧 復興対策巻末資料 20 実施すべき対策 ( 案 ) 策治安の維持 BCPに基づく業務継続性確保体制の整備 人命 生活 経済 産業 政治 行政 建物の耐震化 住宅 オフィス等 公共施設 緊急輸送道路沿いの建築物等の耐震化 首都中枢機能の継続性確保 火災に対する防災対策 ( 首都中枢施設 ) 出火防止対策 ( 初期消防力の強化等 ) 災害対応部局の庁舎 非常参集職員の宿舎等の耐震化 延焼被害軽減対策企業防災力の向上 バックアップ機能の充実 消防力の充実 強化 要因の徒歩圏内居住 住居の耐震化 避難体制の整備 ( 避難路の整備等 ) 企業の防災に対する具体的な取組を自己評価できる環境の整備 ( ライフライン 情報インフラ 交通インフラ ) 防災の取組を外部にPRできる仕組み居住空間内外の安全確保対策 首都中枢施設に関わる施設の耐震化 多重化 減災に寄与する商品開発 普及 居住空間内の安全性確保 ( 家具の転倒防止等 ) 外部空間における安全確保 ( 急傾斜地 宅地 屋外落下物 交通 インフラ等 ) 集積地区の安全確保対策 ( 高層ビル街 地下街 ターミナル駅 石 油コンビナート地区 ) 地域防災力の向上 住宅の耐震診断 補強 家具転倒防止 ライフライン インフラ確保対策 施設の耐震化 多重化 共同溝等の整備 地震防災に関する調査研究の推進と成果の防災対策への活用 緊急地震速報の活用 長周期地震動対策 避難者対策 避難所への避難者を減らす対策首都中枢機能の継続性確保 収容体制整備 ( 容量確保 避難所耐震化 ホテル 旅館 空 き家の利用 民間企業協力 ) 飲食料 生活必需品の確保救助 救命対策 帰宅困難者対策 救急救助 / 医療救護 / 広域医療搬送 同時帰宅行動者を減らす対策 徒歩による帰宅支援災害時要援護者対策 帰宅困難者輸送手段の確保 避難支援プラン の策定 帰宅困難者の周辺地域への救援活動 ( ライフライン 情報インフラ 交通インフラ ) 災害時要援護者の所在把握 首都中枢施設に関わる施設の優先的復旧 保健衛生 防疫対策 要因の優先的搬送 仮設トイレの確保 検体 検死 火葬体制の整備 企業防災力の向上 医師の確保 BCPの策定 治安維持体制の整備 情報提供 ( コミュニティ FM) 教育 訓練の実施 地域コミュニティの再構築 地域防災力の向上 従業員 顧客の生命の安全確保 周辺地域の救援 首都圏広域連携体制の確立 広域連携のための交通基盤確保 ( 広域防災拠点の整備と相互ネットワーク化 総合的な交通ネットワーク対策の充実 ) ( 首都中枢施設 ) 首都中枢機能の継続性確保に向けた目標設定 (BCP の策定 BCP に基づく業務継続性確保体制の整備 ) 定期的な訓練の実施 非常用電源 備蓄の確保 BCP に基づく業務継続性の確保 首都中枢施設への立ち入り制限 首都圏広域連携体制の確立 防災情報共有化プラットフォームの構築 広域間相互応援システムの構築 組織及びシステムの標準化 道路の被災情報収集 連絡体制の強化 道路啓開用資機材の備蓄 建設業者との協定による資機材確保 海外からの支援の受け入れ 仮設住宅建設用地の確保 多様な応急住宅メニューの提示 避難者対策 震災廃棄物処理対策 仮置き場所の確保 運搬体制の整備 最終処分場の確保 首都復興のための総合的検討 円滑かつ迅速な復興計画実現のための事前準備 復興基金の創設 リスクファイナンシングの充実強化 ライフライン 情報インフラ 交通インフラの確保 89

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