四日市市中央緑地スポーツ施設設計業務委託特記仕様書 Ⅰ 業務概要 1. 業務の名称 : 四日市市中央緑地スポーツ施設設計業務委託 2. 業務の場所 : 四日市市日永東一丁目地内 3. 施設の名称 : 仮称 四日市市中央緑地新体育館 仮称 四日市市中央緑地新サッカー場 4. 施設の用途 : 平成 21 年国土交通省告示第 15 号 別添二第三号に掲げる運動施設 第 1 類 3. 設計条件 1 敷地の条件 a. 敷地の面積 約 28.0ha 敷地の面積については 別途業者の測量業務委託により確定する b. 用途地域及び地区の指定 準工業地域都市公園 2 施設の概要 1 新体育館 3,200 m2以上のアリーナと 3,000 席以上の観客席を有すること 耐震安全性の分類 Ⅱ 類 A 類 乙類 官庁施設の総合耐震 対津波計画基準 平成 25 年 3 月 28 日 による 2 公園施設 サッカー場3 面 公園施設 園路 広場 遊具 トイレ等 3 既存施設の解体 3 建設の条件 a. 工事費 予定 7,680,000 千円 税込み b. 建設時期 予定 新体育館 平成 29 年 7 月から平成 32 年 3 月 サッカー場 付帯設備含む 平成 29 年 6 月から平成 30 年 3 月 公園施設 平成 29 年 6 月から平成 32 年 3 月 4 その他 体育館の整備にあたっては 公共工事の品質確保の促進に関する法律 の一部を改正する法律 平成 26 年法律第 56 条 の施行を踏まえ 多 様な入札契約方式を採用する可能性があるため 採用の際には協力する こと 特記仕様書 -1
5 設計業務内容及び範囲 業務内容の項目 1 設計条件等の整理 2 法令上の諸条件の調査及び関係機関との打合せ ⅰ 条件整理 ⅱ 設計条件の変更等の場合の協議 ⅰ 法令上の諸条件の調査 ⅱ 建築確認申請に係る関係機関との打合せ 対象 基本設計に関する 3 上下水道 ガス 電力 通信等の供給状況の調査及び関係機関との打合せ 業務細分率 4 基本設計方針の策定 ⅰ 総合検討 ⅱ 基本設計方針の策定及び発注者への説明 5 基本設計図書の作成 別表 1 6 概算工事費の検討 7 基本設計内容の発注者への説明等 1 要求の確認 ⅰ 建築主の要求等の確認協議 ⅱ 設計条件の変更等の場合の協議 2 法令上の諸条件の調査及 ⅰ 法令上の諸条件の調査 び関係機関との打合せ ⅱ 建築確認申請に係る関係機関との打合せ 実施設計等に関す る業務細分率 3 実施設計方針の策定 ⅰ 総合検討 ⅱ 実施設計のための基本事項の確定 ⅲ 実施設計方針の策定及び発注者への説明 4 実施設計図書の作成 ⅰ 実施設計図書の作成 別表 1 ⅱ 建築確認申請図書の作成 5 概算工事費の検討 6 実施設計内容の発注者への説明等 設計意図の伝達に 関する業務細分率 1 設計意図を正確に伝えるための質疑応答 説明等 2 工事材料 設備機器等の選定に関する設計意図の観点からの検討 助言等 Ⅱ 一般事項 1. 本仕様書に記載されていない事項は 公共建築設計業務委託共通仕様書 平成 21 年版 国土交通省大臣官房官庁営繕部監修 三重県業務委託共通仕様書 平成 22 年 7 月 による 2. 設計業務にあたっては 監督職員と密接な打合せを行い その指示に従うこと なお 打合せは 原則として管理技術者の立会いのもと行うこと 3. 関係各機関 県 市 消防 NTT 電力 ガス その他 との設計上必要な打合せ説明 申込 提出書類等の作成は受託者が行い その結果を文書で監督職員に報告するものとする 特記仕様書 -2
4. 打合せ用の図書は 必要に応じて受託者が随時作成するものとする 打合せの図面等のサイズは監督職員の指示による 5. 技術者の資格はつぎによる 管理技術者 : 建築士法第 2 条第 2 項に規定する1 級建築士意匠主任技術者 : 建築士法第 2 条第 2 項に規定する1 級建築士構造主任技術者 : 建築士法第 10 条の2に規定する構造設計 1 級建築士設備主任技術者 : 建築士法第 10 条の2に規定する設備設計 1 級建築士造園主任技術者 : 造園部門の技術士または造園部門のRCCM 管理技術者 意匠主任技術者 構造主任技術者 設備主任技術者 造園主任技術者は各 1 名とし 兼ねることはできない 6. 業務着手にあたっては 下記に示す業務の実施体制を記載した業務計画書を提出し 監督職員の承認をえること 1 業務概要 2 業務工程 3 業務組織計画 a. 各技術者の氏名 生年月日 所属 役職 保有資格 実務経験 b. 協力事務所の名称 代表者名 所在地 分担業務分野 協力を受ける理由及び具体的内容 協力者 協力事務所 を加える場合に限る 4 連絡体制 緊急時を含む 5 その他 Ⅲ 設計図書作成要領 1. 仕様書は 市指定の特記仕様書及び国土交通省大臣官房官庁営繕部監修の公共建築 改修 工事標準仕様書及び三重県業務委託共通仕様書 平成 22 年 7 月 を使用すること 2. 設計図の作成は 前記仕様書 建築基準法 都市公園法及び消防法等の関係法令に整合した内容とすること 3. 設計図には 原則として材料の商品名 製造会社名を記入しないこと 4. 特記仕様書に記載されていない材料等を採用する場合は 事前に監督職員の承諾を得ること 5. 設計基準については 別紙 1 に定める基準に準じること 6. 設計図の編集及び表題は 監督職員の指示による 7. 設計に当たっては 指示した工事概算予算を検討の上進めること 8. 設計原図の大きさは A1 とする Ⅳ. 官公署その他への手続き 建築基準法第 18 条第 2 項の規定による計画通知 三重県ユニバーサルデザインのまちづ 特記仕様書 -3
くり推進条例に基づく通知書等その他工事に必要な諸管署への手続きは 受託者において 行うものとする なお 計画通知の申請にかかる 初回の申請手数料については 発注者 の負担とする Ⅴ. 設計者への提示資料 1. 四日市市スポーツ施設整備計画 2. 地質調査報告書 近隣地 その他 本施設の配置決定後に別途地質調査業務委託により地質調査を行う 3. 四日市市地域防災計画 4. 三重県ユニバーサルデザインのまちづくり施設整備マニュアル 5. その他関連する資料 Ⅵ 暴力団等不当介入に関する事項 1. 契約の解除四日市市の締結する契約等からの暴力団等排除措置要綱 平成 20 年四日市市告示第 28 号 第 3 条又は第 4 条の規定により 四日市市建設工事等入札参加資格停止基準に基づく入札参加資格停止措置を受けた場合は 契約を解除することがある 2. 不当介入に係る通報等の義務及び義務を怠った場合の措置 1 暴力団等による不当介入を受けた場合 次の義務を負うものとする 断固として拒否するとともに 速やかに警察へ通報並びに業務発注所属へ報告し 警察への捜査協力を行うこと 契約の履行において 不当介入を受けたことにより 納期等に遅れが生じる等の被害が生じるおそれがある場合は 発注所属と協議を行うこと 2 上記の義務を怠ったときは 四日市市建設工事等入札参加資格停止基準に基づく入札参加資格停止の措置を講ずる Ⅶ. その他 1. 設計図書は設計業務の完了後も受託者において改変することなく管理するものとする 2. 受託者は設計業務終了後も 設計図書の疑義等必要が生じた場合は随時発注者との協議に応じるものとする 3. 一部下請け 再委託 については事前に監督職員へ届け出 承諾を得た上で決定すること 4. 都市公園法上の必要となる資料の作成に協力すること 5. 四日市市地域防災計画に位置付けられた計画となるよう配慮すること 特記仕様書 -4
別表 1 成果品一覧 基本設計 実 施 設 計 成果品 提出部 数 提出期限 基本計画概要書 1 部平成 27 年 12 月 25 日 基本設計書 下記以外 3 部平成 28 年 3 月 31 日 基本設計書 公園施設 別表 2 成果物 3 部平成 28 年 3 月 31 日 形態等 基本設計概要版ハ ンフレット 200 部平成 28 年 3 月 31 日良質紙 A3 版三つ折り 建築設計図 1 部平成 29 年 2 月 15 日 原図 1 部 現場製本 2 部 電気設備設計図 1 部平成 29 年 2 月 15 日 機械設備設計図 1 部平成 29 年 2 月 15 日 外構図 1 部平成 29 年 2 月 15 日 公園施設設計図 建築物を除く 1 部平成 29 年 2 月 15 日 構造計算書 1 部平成 29 年 2 月 15 日 山留を計画する場合は 設備設計計算書 1 部平成 29 年 2 月 15 日 積算数量算出書 1 部平成 29 年 3 月 15 日 2 山留計算書を含む 積算内訳書 1 部平成 29 年 3 月 15 日 2 市の様式による 建設計画概要書 3 部平成 29 年 2 月 15 日 透視図 1 部平成 29 年 2 月 15 日 模型 1 部平成 29 年 2 月 15 日体育館のみ 実施設計の提出期限について サッカー場建設 付帯設備を含む にかかる実施設計成果品の提出期限については : 平成 28 年 8 月 30 日 2: 平成 28 年 9 月 30 日とする 注 1 実施設計図には 特記仕様書 意匠図 設備図を含む 別表 3 成果物 注 2 構造計算時における用途上の安全係数は別途定めた数値とする 注 3 設計図及び積算内訳書等でOA 化されたものは 元データ形式以外に PDF 形式も合わせて CD-ROM 等に保存し提出すること 注 4 設計図は CAD 入力を原則とする なお 原則として市使用の CAD データ形式に変換可能な CAD ソフトを使用すること 他の形式から変換した場合に 元データと比較して文字や線種 縮尺等に極力誤りがないことを確認すること 注 5 提出期限は監督職員の確認 内容訂正など設計内容の精査が終了した状態で提出する期限とする 特記仕様書 -5
別表 2 成果物 基本設計 公園施設 土木 印を提出すること 成果物 基本計画平面図 主要断面図 主要施設の構造イメージ図 植栽平面図 給水系統図及び容量計算書 排水系統図及び流量計算書 電気系統図及び容量計算書 造成計画図 運土計画図 工法比較検討資料 概算工事費算出資料 備考 特記仕様書 -6
別表 3 成果物 実施設計 建築 建築 意匠 印を提出すること 成果物 特記仕様書 仕様概要表 仕上表 面積表及び求積図 敷地案内図 配置図 平面図 各階 断面図 立面図 各面 矩計図 展開図 天井伏図 平面詳細図 断面詳細図 部分詳細図 建具表 外構図 計画通知書 防災計画図書 省エネルギー関係計算書 日影図 模型 透視図 各種技術資料 既存施設解体撤去図 市の様式による 備考 構造設計図 建築 構造 1 伏図 2 軸組図 3 各部断面図 4 標準詳細図 5 各部詳細図 構造計算書 特記仕様書 -7
仕様書 各種技術資料 建築 積算 建築工事積算数量算出書 建築工事積算数量調書 既存施設解体撤去含む 実施設計 電気設備 電気 成果物 特記仕様書 敷地案内図 配置図 電灯設備図 動力設備図 受変電設備図 自家発電設備図 避雷設備図 構内交換設備図 構内情報通信網設備図 電気時計拡声設備図 インターホン設備図 テレビ共同受信設備図 火災報知設備図 中央監視制御設備図 防犯設備図 構内配線経路図 構内通信経路図 計画通知書 防災計画書 省エネルギー関係計算書 各種技術資料 各種計算書 既存施設解体撤去図 市の様式による 備考 特記仕様書 -8
電気 積算 電気設備工事積算数量算出書 電気設備工事積算数量調書 既存施設解体撤去含む 実施設計 機械設備 機械 成果物 特記仕様書 敷地案内図 配置図 機器表 空気調和設備図 換気設備図 排煙設備図 衛生器具設備図 給水設備図 排水設備図 給湯設備図 消火設備図 厨房機器設備図 ガス設備図焼却炉設備図 屎尿浄化槽設備図ごみ処理設備図さく井設備図 自動制御設備図 昇降機設備図 搬送機設備図 特殊設備図 屋外設備図 計画通知書 防災計画書 省エネルギー関係計算書 各種技術資料 各種計算書 既存施設解体撤去図 市の様式による 備考 特記仕様書 -9
機械 積算 機械設備工事積算数量算出書 機械設備工事積算数量調書 既存施設解体撤去含む 実施設計 公園施設 土木 成果物 数量総括表 数量計算書 数量算出根拠図 作業土木集計表 構造計算書 設備関係容量計算書 実施設計図特殊な資材 工法 遊具等に関す るカタログ等の説明資料工事費算定資料 見積り集計表 等 備考 特記仕様書 -10
別紙 1 設計基準 < 建築 > a. 設計 構造 官庁施設の総合耐震計画基準 市設建築物総合耐震計画基準 官庁施設の総合耐震診断 改修基準 建築工事標準仕様書 建築改修工事標準仕様書 建築設計基準 建築改修設計基準 建築構造設計基準 鉄骨設計標準図 建築工事標準詳細図 擁壁設計標準図 構内舗装 排水設計基準 環境配慮型官庁施設設計指針 省エネルギー建築設計指針 ユニバーサルデザインのまちづくり施設整備マニュアル 三重県 b. 積 算 国土交通省建築工事積算基準 建築数量積算基準 同解説 建築工事内訳書 市指定の様式 < 建築設備 > a. 設計 構造 官庁施設の総合耐震計画基準 官庁施設の総合耐震診断 改修基準 建築設備計画基準 建築設備設計基準 電気設備工事共通仕様書 電気設備工事標準図 機械設備工事共通仕様書 機械設備工事標準図 建築設備耐震設計 施工指針 建設省住宅局建築指導課 建築設備設計計算書作成の手引き 環境配慮型官庁施設設計指針 省エネルギー建築設計指針 b. 積算 国土交通省建築工事積算基準 建築設備数量積算基準 同解説 建築設備工事内訳書 市指定の様式 < 公園施設 > a. 設計 構造 道路構造令の解説と運用 アスファルト舗装要綱 土木工事安全施工技術指針 都市公園技術標準 国土交通省 都市公園技術標準解説書 一社 日本公園緑地協会 都市公園の移動円滑化整備ガイドライン 国土交通省 都市公園における遊具の安全確保に関する指針 国土交通省 遊具の安全に関する基準 JPFA-SP-S:2014 一社 日本公園緑地協会 特記仕様書 -11
ユニバーサルデザインのまちづくり施設整備マニュアル 三重県 四日市市都市公園及び公園施設の設置基準等を定める条例 b. 積算 積算基準 三重県県土整備部 特記仕様書 -12
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