第 3 回稲沢市通学区域審議会議事録 1 日時平成 28 年 3 月 5 日 ( 土 ) 午前 9 時 30 分 ~10 時 43 分 2 場所稲沢市勤労福祉会館 3 階第 2 会議室 3 出席委員 12 名 ( 欠席 : 川口委員 岩堀委員 大森委員 ) 4 出席者 教 育 長恒川武久 教 育 部 長遠藤秀樹 部次長兼庶務課長岩田勝宏 学校教育課長兼指導主事武田孝薫 学校教育課統括主幹兼指導主事服部高志 庶務課主幹長谷川隆 書記庶務課西村純 5 会長あいさつ - 開 会 - 6 議題下津小学校ほかの通学区域再編について 会長初めに 資料番号 10の 1 下津小学校の増築について 事務局から説明をお願いします 事務局 (4.20) 資料番号 10 1 下津小学校の増築について の説明 会長 (10.22) 事務局の説明が終わりました 委員の皆さま 何かご意見 ご質問はございますか なければ 下津小学校の増築が可能か不可能かということについて 増築は無理であろうということを審議会として確認したいと思いますが 委員 (11.20) 下津小学校のPTA 会長をしております 2 月 12 日にPTAの全員委員会が行われ 31 人が出席しました 資料や公開データを含めて改めて説明をし 決を採りましたところ学区再編の賛成は0 人でした 増改築できないのなら通学区域変更もやむなし その代わりに子どものケアや通学路の面倒をしっかり見てほしいという方が15 名 (48%) 通学区域の見直しに反対であくまで増 1
改築をしてほしい方が8 名 (26%) 学校選択制の方が 6 名 (19%) 残りの2 名が分からないという結果となりました 4 分の3 以上が反対で増改築をしてほしいという意見でした 主な意見としては前回申し上げた意見に加えて 今更何を言っているのかという戸惑いの声がありました マンションの住人の意見としては 本当は学校の変更をしたくないけど過密のデメリットは分かるので後から来た私たちが変更になるのはやむを得ないし 周囲の人も同じように思っている人は少なくない そもそもマンションを購入したときは稲沢東小学校だと思っていたなどがありました その他にも 市は保護者の声を直接聞いてほしい 他市の学区変更の成功例 失敗例を教えてほしい 過大規模期間が10 年間でも増改築した校舎を保育園や介護施設等として活用できるのではないか 市長は市街化調整区域を住宅地域に変更して人口増を図ろうとしている 教育委員会だけで考えずに他部署と連携して地域住民が何を求めているのかを理解した上で検討してほしいなどがありました これらの意見を踏まえまして 前回の審議会でも申しましたが 改めて増改築ということを言おうと思って参りましたが 資料には平成 33 年度には4 教室不足する見込みとあります 資料 11を見ますと下津小学校は平成 31 年に1,063 人 (33) とありますが 平成 31 年度でも教室が不足するということでしょうか 事務局 (15.23) 最大利用可能教室を31 教室と考えますと そういうことになります 委員もう平成 28 年度になりますので 敷地内に増築で3 年かかると平成 31 年度でも間に合わないということですね PTAでは通学区域見直しに賛成は一人もいない状況ですが 一地域の問題だけではなくPTAは地域全体の子どもたちの教育環境も見なければいけないので 今日の資料を持ち帰ってもう一度 PTAに諮って PTA 総会で説明をさせていただきたいです このような状況ではやむを得ない気もしますが 私一人の判断では何も言えません 4 分の3が反対という状況で賛成と言えないという点はご理解いただきたいと思いますけども PTA 総会で話をして どのような反応かお伝えしたいと思います 会長 (17:18) ありがとうございました 下津地区の過大規模校化の解消に向かっていく方向でいろんなお考えが出ると思うんですけども 審議会としては 増築の件で今こういう見込みでありますけれども 事務局からの説明もありました通りで 2
これを抜きにして先に進むことは実はできないという現状がございます 委員今まで増改築の方向で意見させていただいたのを 急に審議の対象外とされますとはしごを外されている感じになりますので PTA 総会で説明はしますが 審議の対象にしないということはしないでいただきたいです だったら第 1 回目から増改築は対象外とやってもらわないと 私は出ている意味がないし PTAに話をする意味が全くなくなってしまいます 会長前にフレキシブルという言葉を使いましたが この件に関しましても絶対ということはないです しかし 期限も決まっており児童生徒が困ってしまう状況に持っていかないためにどうしたらいいかということです PTAから増改築という意見が出たのも理解しますが 原則として 増改築を意識しながら校区再編を考えるのは矛盾しますので 増築については審議会として難しいという認識をしていただきたいです 委員難しいと結論付けるのであれば理解します 委員 (22.26) PTA 会長さんは 審議会と PTAの方々との間に入って情報を流したり説明したりして意見を集約しています 今回この資料が初めて出たので 今日の資料を基に増改築はやはり難しいということをPTAに伝える場や考える時間も必要です 時間があまりないというのも分かっていますので 通学区域を変えていく方向で 子どもたちの心のケアや通学路の安全を考えて進めていただきたいという考えだと思います 委員 (24.10) 審議を進める上においても貴重な地域の方々のご意見ですので 保護者の方の意見をもう少し詳しく教えていただけますでしょうか 委員なかなか情報がない中で話をしましたので 最初は拒否反応や驚きや怒り とまどいの感情を示しておりました 今さら何を言っているのか マンションが建つ時点でこうなることはわかっていた 見通しが甘い 子どもたちをお金や数字だけで見ているのか 兄弟がいる家庭は離れ離れになってしまう 低学年の子だけでの通学は心配 明るい防犯やシルバーガードみたいな 昔だったら緑のおばさんがいましたけど そういったところが心配 友人関係も変わってしまい子どもに大きなストレスがかかってしまう などがあります 前にも 3
お話ししましたが 一定の移行期間を設けたり柔軟に指定校を変更した場合でも旗当番などの負担が2 倍になる 1つの地区に子ども会が2つできてしまう 中学生では高校入試を控えているのに学校の教育方針やテストの傾向などが変わってしまうなどの意見もありました マンションの方の中には こういった状況ならば仕方がないという意見が周囲には多いという意見もありました また 短期的に見るのではなく中長期的な観点で見てほしい 地域のまちづくりや介護施設なども含めて教育委員会だけでなく他の部署と連携してほしいとのことです PTA 全員委員会の場では挙手でご意見をいただいているので 心の中で思うことがあっても他の方を気にして手が挙げにくいとかはあると思います 恨みっこなしで正直にお願いしますと話をしていますが 迷っていたりやむなしかなと思っている方もいると思います 会長 (29.46) 教育ですので日々ケアが必要です そういうところは具体的な時期になったときに さらに慎重に対応していく必要があります 大枠を委員の皆さんにご理解いただきたいです 地区やPTAの皆さんの考えを踏まえながら委員として考えを盛り込まなければならないということもありますが 審議会として下津小の過大規模校化が不可避と見込まれる中でどう対処したらいいのか考えますと増築も一案ですが それによって児童生徒にマイナスに働くのではないかということを ここら辺で委員の皆さんにご理解いただけないかと思います 委員 (32.39) P T A 総会で増改築をするのは難しいと説明をする機会を与えてくださるのでしょうか 会長はい 審議会としては 増改築は難しいことがわかったという確認をお願いします それでは 1 下津小学校の増築について は 審議会としては難しいという判断をしたことにしたいと思います 続きまして 2 通学区域の見直しについて 事務局から説明をお願いします 事務局資料番号 10 2 通学区域の見直しについて の説明 会長 (44.50) 事務局の説明が終わりました 4
平成 2 7 年 5 月 1 日時点の数値ですので新年度には若干のばらつきがあることを踏まえながら ご意見をいただきたいと思います 委員の皆さま 何かご意見 ご質問はございますか 委員 (46:05) 治郎丸中学校のPTA 会長をしております 2 月 21 日にPTA 正副委員の方に集まっていただき説明をし 後日紙に意見を書いて提出していただきました 中学校ということもあり 小学校区の再編という面で考えている方が多かったように見受けられました その中で通学区域を変更するにあたって安全の確保をクリアしていただきたい 兄弟等の分割を避けてほしいなど 小学校と同じような意見が多かったです 安全面で言いますと 下津小学校から稲沢東小学校に移るのであればアピタの前の地下道を通る若しくは夢逢橋を渡るのはとても危険であるなどの意見が主でした 治郎丸中学校の生徒が増えていくことについて 下津小学校が全員治郎丸中学校へ行くわけですが稲沢東小学校の方の再編を今後していく方が手っ取り早いのではないか この矢印にもありますように小正小学校の方から先に通学区域を分けてしまえば その後の中学校はわりと分けやすくなっていくのではないかという意見が割と多かったです 意見書は事務局に提出してもよいとの了承を得ておりますので 後ほどお渡しします また その前の週に治郎丸中学校歴代 PTA 会長会がありまして 稲沢東小地区のけやきタウンを移動させたらどうかという意見がありました 委員 (50.12) 小正小学校のPTA 会長をしております 2 月 29 日に全委員会が開催されましたが 急遽仕事の都合で参加できず個別にご意見を聞いてみました 学校選択制にしていただきたい 兄弟が離れ離れになるのでこのまま変更してほしくないなど様々な意見がありましたが また3 4 月の委員会で話をして意見を集めていきたいと思います 委員稲沢東小学校の2 月のPTA 総会では どのようなことが難しいのか 何ができるのかがはっきりしておらず噂だけが先行して曖昧な答えしか返ってこないと思い 平成 31 年度から移動が開始されるということと学校区域が変更されるということだけを伝えました わかり次第情報をいただきたいです 委員 (54.10) 稲沢中学校 PTA 会長です 稲沢中学校では生徒数の減少が以前からの悩み 5
であり 学校区の審議委員会が立ち上がったということを先日の役員会で話をしました 中身的な話はしておりません 私は前回の審議会でアンケートに反対しましたが 何も情報がない中ですと最悪な事態を想像してしまいネガティブな意見しか出てこないです 例えば 通学区域を変更すると兄弟が離れ離れになってしまうというのは 決めている訳ではないけどやはりそういう心配が出てきてしまいます だからこそ 早くこの審議会で具体的な案を示し より精度の高い審議を各学校でしていただきたいです 下津小学校の増改築が可能なのか不可能なのかは市と下津小学校でしっかり考えていただき この審議会において増改築は難しいと決めるものではないと思います 難しいのならば市がフォローや理解を得るよう話し合いをし ここはあくまでも学校区をどうするべきなのかという案に対して各学校が賛成か反対かという議論を一刻も早くしたいと思います 会長 (56.49) さらに建設的な意見をこの場で求めていいのか あるいは4 月以降の委員と絡めてもう少し具体的なイメージ作りをした方がいいのか もう少しご意見を頂戴したいと思います 委員 (58.08) 下津小学校の場合はマンションの人が行くものだろうという暗黙のものが出来ております 資料で相関図を出していただきましたが 具体的にどこの地区の方が移動するのか案があるならば人数を含めて示していただきたいです 委員 (59.26) 実はそのマンション エムズシティに住んでおりまして 子どもが小学生のときに下津小のPTA 会長をやらせていただきました その折からこの話は聞いており 当初も3つのマンションが移動することになるのではないかという話がありました それありきでどこかで区切りをつけてシミュレーションをしないと会が進めないのではないかと思います 稲沢東小学校も同じような新興住宅街のけやきタウンを小正小学校へ移したらよいのでは まず小学校で行えば中学校も自ずと決まってくるのではないかと考えられます 委員 (1.00.50) 前回 小正小学校の一部が治郎丸中学校へ進学し なかなかなじめない生徒がいるという話がありましたが 小正小学校の生徒を全員稲沢中学校へ移したらどのくらいの人数になり どのようなメリット デメリットがあるのかは常々 6
気になっております 委員 (1.02.24) 下津小学校の通学区再編に併せて中学校も同時に進むと考えてよろしいでしょうか けやきタウンの話がありましたが私もそこに住んでおりまして 学校の区域については住んでいるときから重々言われておりました けやきと一括りになっておりますが 一戸建てだけでなくアトレやグレイシアのマンションも建っており どこを括るのかによっても人数は変わってきます 先に下津地区から順番に話を進めるのか同時に進めるのかによってもPTA での話し方が変わってきますので 早急に方針を決めていただきたいです 事務局 (1.05.05) まだ具体的なシミュレーションは出しておりません 小正小学校から治郎丸中学校へ進学する生徒をすべて稲沢中学校へ移動した場合 推計上 平成 27 年度約 100 人 平成 39 年度約 130 人ですので小正小学校だけでは想定の200 人には少し足りません 委員 (1.06.21) まだ足りないようでしたら 逆に言えばそれが前提の一つになるのではと思います その案が仮に施行されようとしたときに各学校 各地域でどのような課題が発生するのかは 持ち帰って話し合いをしたいと思います 会長 (1.07.10) このメンバーで改めて議論する時間はないようですので 旧委員と新委員との引継ぎをしっかりしていただきたいです 事務局 (1.08.19) 先程マンションの話がありましたが 3つのマンションを仮に全員下津小学校から稲沢東小学校へ行っていただいた場合の推計を申し上げます プレミアムフォート稲沢の方を移動した場合 平成 33 年度に下津小学校は 33クラス 稲沢東小学校は28クラスとなる見込みです プレミアムフォート稲沢とミッドレジデンス稲沢の方を移動した場合 平成 33 年度に下津小学校は28クラス 稲沢東小学校は33クラスとなる見込みです プレミアムフォート稲沢とミッドレジデンス稲沢とエムズシティの方を移動した場合 平成 33 年度に下津小学校は26クラス 稲沢東小学校は35クラスとなる見込みで すべて特別支援教室を含んだ数字となっております それ以上のシミュレーションはまだしておりません 7
会長 (1.10.56) 数字が頭に定着しないので きちんとした資料を作った上で審議せざるを得ないと思います 事務局では 3つのマンションを移動した場合を考えたりアンケートをどうするか考え始めたりしているのでしょうが あまりにも離れている人に尋ねるのは今一つ実感が湧かないこともあるので 隣接する小学校などを見込んだ上での常識的な範囲内でお願いします 委員 (1.12.28) エムズシティの区長をしております 今の想定の確認ですが マンション3 棟の子どもたちを稲沢東小学校に移動した場合のクラスになるのであって 稲沢東小学校から小正小学校への移動は想定されていない数字でしょうか 事務局 (1.13.06) はい まだそこまでの推計はしておりません 委員その部分だけで見てますと 単純に稲沢東小学校の方がどんどん増えていってしまうという始末になってしまいますので その推計自体がおかしいのではという話になってしまいますから その前提だけはっきり話していただきたいです 下津の区長会の中ではマンション3 棟が移動するという意識が非常に強く そこでの話をエムズシティの自治会でしますと 以前からの話がやっと動き出したかといった反応でした また PTAの役員さんとの話でも同様な感じでした 4 月以降 下津の3 区長は全部入れ替わり 再度議論のし直しが発生する可能性は当然ありますので 事務局で資料の提供等を着実にやっていただきたいです 考え方が全く違う方になるかもしれませんので引継ぎだけでは不可能かと思います エムズシティの区としましては 学校を移行することに対して抵抗はないという言い方で報告させていただきます 会長 (1.15.48) 本日は増築についての皆さんの認識を確認することができました 通学区域の相関図については 旧 新両委員でお考えいただきもう少し時間をかけて慎重にいきたいと思います それでは 本日の審議を終了とします 8
7 その他 会長事務局から その他についてなにかございますか 事務局今年度は本日 3 回目をもちまして 一区切りとさせていただきたいと思います 来年度につきましては 区長さん PTA 代表者そして学校長の代表の中には 委員が代わる方もおみえになるかと思います もし 委員が代わられた場合は 次の委員さんに今までの審議会の内容等につきまして 引継ぎをお願いいたします そして 次回開催は6 月からを予定し 本日ご審議いただきました通学区域見直しの基本的な考え方に沿って いくつかの見直しのシミュレーションをお示しできればと考えております その後 小学校区 中学校区について御審議をいただき 最終的に12 月を目途に答申をいただければと考えておりますので よろしくお願いいたします 次回の開催日程につきましては 新しい委員さんが決まりましたら 委員の皆さまのご都合をお聞きし 通知させていただきますので よろしくお願いします 会長事務局の説明が終わりました 委員の皆さまからご意見 ご質問がありましたらお願いします 委員 (1.22.16) 資料の取り扱いにつきまして これまでは配布された資料は持参するように言われておりましたが 引継ぎにあたって次の委員に新たに一式用意されるのか こちらで資料をお渡しするのかどちらでしょうか 事務局教育委員会で新たに資料を用意させていただきたいと思います 会長次回の開催日程については事務局から説明がありましたが 改めて委員の皆さまの御都合をお聞きし 決めたいと思います その他何かございますか なければ 以上で第 3 回通学区域審議会を終わります 委員の皆さん お疲れ様でした - 閉 会 - 9