国際交流コースプログラム 異文化と交流するための精神力とコミュニケーション力高め 日本人としての誇りをもち 留学先にて日本を語ることのできる発信力 ( スピーチ力 プレゼンテーション力 コメント力 論文力 ) を身につけるとともに TOEIC や英語検定試験など各種英語検定で高得点を得ることにより 語学系 国際系学部や海外の大学への進学を目指す このコースでは日本人としてのアイデンティティーを確立するため 他のコースとは一線を画した特別講座の設定により 日本の伝統 文化 風俗 習慣などを留学前に徹底的に学ぶ 特別講座だけでなく すべての教科がこのコースの特殊性を十分に生かした授業展開を行う 目標 取り組み 担任 ( 日本人 外国人 ) サポート ( 国際理解教室 管理職 ) 生活習慣の確立 異文化の中で生活できる精神力を高める 4 年前期日本を知る 語学力を高める異文化の中で生活できる精神力や人間性を高める 世界の中の日本を知る 外国文化を理解する 4 年後期日本文化と外国文化の比較ができる知識を高める 留学に耐える語学力を高める スムーズに留学生活に入れるよう取り組む 5 年前期コミュニケーション能力を高める 留学の具体的な準備 心構えを学ぶ 5 年後期 6 年前期担任と国際理解教室で留学中サポートする 6 年後期希望進路を達成するために TOEIC700 点 英検準 1 級取得を目指す 授業時間 4 年生 5 年生は月曜日から金曜日まで 7 時間授業 土曜日 4 時間授業 6 年生は月曜日から金曜日まで 6 時間授業 土曜日 4 時間授業 国際交流コース学校設定科目講座 教科 講座名 授業時間数 4 年 5 年 6 年計 国語 日本語 日本文化講座 1 4 4 9 英語 英語発信力養成講座 2 2 2 6 実践英語力特別講座 2 1 1 4 芸術 芸術コミュニケーション講座 1 1 2 文化比較講座 2 2 (2) 4(2) 計 8 10 7(9) 25(27)
日本語 日本文化講座 * 言語 日本語検定講座を行い 3 級取得を目指す * 表現 日本 という大テーマのもと各自が小テーマを設定し調べ学習をした後 発表会を開催する 留学先の現状 という大テーマのもと各自が小テーマをいくつか設定し ディベートやディスカッションを通して 多角的な視野を養わせるとともに 各国の問題点を共有させる 英語発信力養成講座留学先や社会に出たときに求められる 英語による発信力を鍛える講座 授業は外国人教師が担当し 調べ学習 プレゼンテーション ディスカッション スピーチ等を中心に授業を展開して行く 周りを納得させることのできる理論的な物事の考え方および英語表現力を身につけ また 人前でひるむことなく自己主張できるよう訓練する 実践英語力特別講座留学生活の成功は 留学前にいかに周到に準備し英語力を高められるかにかかっている 本講座では 留学先で必要な英語運用能力を高める授業を展開する 具体的には留学先の学校生活で使用される言葉や 教員からの指示 説明で使用される言葉 特定分野で使用される専門用語などを学ぶ また 多量の英語に触れることで英語力の底上げを図る 留学後には 大学受験に必要な TOEIC の点数を上げるためのリスニング リーディング指導を行う 芸術コミュニケーション講座 * 音楽 1 4 年前期 1 日本の伝統音楽と各国の音楽を学ぶことにより文化の違いを感じ取らせる 2 聖歌 ( グレゴリオ聖歌 ) を音楽の発祥とし ルネサンスから近代 現在までの音楽史の流れの中で世界の美術や建築などのかかわりを展開していく 3 各地の民族楽器と舞踊など 視聴覚機器を使いながら感じ取らせるとともに 実際に体験し感じ取らせる * 美術 4 年後期 1 図版 DVD の鑑賞などを活用し 日本の美術の歴史や特徴を学び 古来より伝わってきた文化遺物についての理解を深める 2 留学先で日本の美術文化を紹介できるよう 自国の美術文化や伝統工芸などの理解を深め 留学先の伝統美術 ( 工芸 ) についても調べ 発表する 3コミュニケーションを図る手段を高められるよう 折り紙やカード作りなど日本に伝わる紙を使った遊びや 贈り物などに使える表現方法を学ぶ * 音楽 2 5 年前期 1 日本古来の芸術文化を学び 日本歌曲を歌唱 器楽演奏できるように習得させる 2 習得した日本歌曲を留学先で演奏する準備を行う その際 日本と西洋の音楽史を比較しながら紹介できるよう指導する 3 留学先の民族音楽を調べ 言語で歌唱できるように指導する 4 本校に在籍している留学生を授業に招いて 自国の民族音楽を紹介してもらう
文化比較講座 *Stage1 日本文化研究 4 月 7 月 様々な日本文化について海外の人に知ってもらうために まず自らが日本文化に興味を持ち 正しい知識を持つことが大切である グループごとに興味を持った日本の文化について調べ 知識を深めそれらを共有する また 自分のグループが調べた内容を海外の人に紹介するつもりで 一人ひとり発表する機会を持つ 夏休み中 博物館 美術館などを見学させレポートを書かせる *Stage2 異文化研究 9 月 4 自分の希望留学先についてその国の文化や歴史などテーマを決めて調べ スピーチに 10 月年まとめ発表する それぞれの国の違い あるいは同じ国でも地域による違いなど発表を 11 月通して学んだことをレポートとし さらに考察を加えまとめさせる 12 月 冬休みに研修旅行 ( 広島原爆資料館など ) *Stage3 世界の中の日本研究 1 月 2 月 3 月 冬休みに研修旅行を体験した内容で 日本が世界に発信すべきメッセージを考えさせ レポートにしてまとめさせる さらにそれらを発表する機会を設け 世界の中の日本の役割を考えさせる 春休み中 英語集中合宿を行い英語だけで生活する体験をする スムーズに留学生活がスタートさせられるための対策期間とする 5 年 4 月 7 月 * ホストファミリーに対して 自分の身の回りのことを紹介するアイテム ( アルバム紹介 DVD など ) を作り 英語で紹介できるようにする * 留学直前対策として 困った時の英会話 ( 生活編 ) を学ぶ * 留学体験者の話を聞いて留学に対する具体的な準備 心構えを学ぶ 大学進学に向けての講習 指導 6 9 月 ~ 英語検定 TOEIC などの対策年推薦入試に備える Stage1 から Stage3 では茶道 華道 書道などの日本文化を体験する 各 Stage において その内容に即した講話や校外学習などの体験学習を取り入れる
武蔵野女子学院高等学校長期留学の流れ 時期一般留学協定校留学備考 4 月オリエンテーション : 留学の種類 / 費用 / 団体などについて説明 留学のハンドブック ( 留学方法 留学団体の紹介 流れ等をまとめたもの ) を配布 留学団体合同説明会 留学団体を学校によびブースにて個別相談を実施 生徒徒本人と保護者が参加し 留学方法 団体等を決めていく 協定校留学説明会 選定期間各自留学団体へ問い合わせ学校では 国際理解教育室 担任が相談応対 選抜試験選抜合格者決定通知 東京都私学財団助成金推薦者選考 / 決定 4 年 留学に必要な成績証明書 / 推薦書等を準備 7 月願書提出 (7 月末頃締切 ) 8 月 合格者に対して面談 協定校留学を辞退する生徒は辞退届を提出 事前英語力強化講座全 16 回 (7 月 ~9 月 ) 9 月 10 月 11 月 各留学団体からの指示を受ける ( 例 ) 各団体の英語力強化講座を受講 費用は別途の場合が多い 第 1 回 English Level Check テスト 第 1 回保護者同伴オリエンテーション 英文願書作成期間 (8 月 ~12 月 ) 第 2 回 English Level Check テスト 交換留学については 10 月末 ( 第 3 回試験終了時 ) までに合格がもらえるように受験することは可能 ただし不合格の場合に備え 一般留学の準備 ( 出願 ) はしておく 12 月英文願書提出 1 月 2 月英文願書締切 3 月 4 月ビザ説明会 第 2 回保護者同伴オリエンテーション 5 年 生徒対象事前オリエンテーション各団体が実施 (GW 頃 ) 生徒対象オリエンテーション (5/3~5/5) 保護者オリエンテーション ~7 月ホストファミリー決定渡航前オリエンテーション 長期留学合同保護会 留学手続きの会 (7 月 ) 7~8 月 第 3 回保護者同伴出発オリエンテーション 8 月下旬 出発 東京都私学財団助成金申込手続き (7 月下旬 ) 3 月保護者会 6 年 下旬 帰国 帰国後 復学手続きの会 TOEIC 対策 / 大学受験対策 / 論文対策等