公的統計総合学習コンテンツ すたまる Official Statistics Contents for Multi-user 利用の手引き 立教大学社会情報教育研究センター
すたまる とは 政府統計の利用の仕方を学ぶための学習コンテンツです 統計を 18 のテーマに分類して その分野における統計を詳細に解説し その入手方法を丁寧に記述しています 政府統計を網羅的に扱っているので 幅広く統計を学ぶことができます テーマごとに作成されているので 必要な統計データを機関横断的に見ることができます レポート 論文作成の際に必要な統計情報を簡単に知ることができます すたまる テーマと内容 テーマごとに 18 講に分類されています テーマ 1 統計の基礎 2 国内機関が提供する統計 3 国際機関が提供する統計 4 国土を捉える統計 5 環境を捉える統計 6 人口 厚生を捉える統計 7 国民生活を捉える統計 内容統計の定義 統計が対象としている分野や区分 政府の統計を規定している制度について概説する また 統計はどのように作成されるのか 作成された統計の品質はどのように評価されるのかを概説する 様々な科目で使用することが想定される国内機関が提供する統計を網羅的に学習し 統計データを入手するスキルを身につける 国連や OECD 等の国際機関が提供している統計にはどのようなものがあり どのようにして入手できるのか について理解し 実際に国際統計データを入手する 国土と交通についての統計の概要を説明する 統計データにより日本の現状を解説し 主要統計についてデータ入手方法等を説明する 日本を取り巻く環境はどのような状況にあるのかを概観し その環境を計測している統計について 地球環境 国内環境 環境対策の分類で 統計の内容や利用方法について説明する 前半は現在の日本の人口に関して 主に人口統計の分類の特徴点に着目しながら整理し 人口の状況を統計から概観する 後半は厚生 主に 社会保障 に焦点を当て 社会保障という言葉の定義や各種社会保障関連項目の内容を整理し 社会保障を体系的に理解する 日本における家計消費 住宅 犯罪 災害 事故 保健衛生はどのような状況にあるのかを概説し それらを計測している統計について 統計の内容や利用方法について説明する 1
8 経済 産業を捉える統計 9 教育 文化を捉える統計 10 財政を捉える統計 11 財務を捉える統計 12 金融取引を捉える統計 13 雇用 労働を捉える統計 14 国際的な取引を捉える統計 15 社会経済人口指標体系 16 価格の変動を捉える統計国民経済を体系的に捉える 17 統計 18 開発経済を捉える統計 産業 企業 事業所という視点で企業活動を捉え それぞれの産業における統計と実情を理解できるようにする 日本の教育 文化がどのような状況にあるのかを概説し 教育 文化全般の統計について 学校教育 社会教育 スポーツ 文化の分類で 統計の内容や利用方法について解説する 国及び地方自治体の財政はどのような状況にあるのかを概説し それらを計測している統計について 統計の内容や利用方法について説明する 企業の財務データを探すのに役立つ様々な統計 資料やデータベースを紹介し 一般に公開されている有価証券報告書 ( 金融庁 ) を概説する 金融取引の基本的な仕組みの概説し 主な統計の内容を確認して現在の金融市場における変化を把握する さらに その他の金融取引を捉えるための統計を概観する 日本における雇用 労働はどのような状況にあるのかを概説し それらを計測している統計について 労働力 雇用 賃金 労働時間 労使 労働環境の分類で 統計の内容や利用方法について解説する 国際的な取引とは何かを解説して 自由貿易の取り組みを概観する そして 現在の国際的な取引の状況をみる 最後に 国際取引に関する統計の内容を一覧で示す 社会 人口統計体系を紹介し 体系に属す基礎データの入手方法や各指標の内容と比較分析手法について概説する 一般的な価格 ( 物価 ) の変動と計測方法 物価および生産数量を利用した統計 実質化とデフレータを系統的に解説し 価格 ( 物価 ) 統計と実質値を理解する なお 消費者物価指数 全国物価統計調査については総務省 企業物価指数 企業向けサービス価格指数については日本銀行によるホームページ上の解説に依拠した 国民経済計算体系のうち 国民所得勘定を中心にそれぞれ重要な勘定や構成内容を説明する 開発経済の課題は 貧しい国をどのように発展させるのかということである 飢えや貧困に苦しみ 十分な食料や飲み水が得られなかったり 教育や医療を満足に受けられなかったりする人々は 世界人口約 60 億人のうち 8 割以上を占めている 本講では 開発経済の課題を的確に捉え 分析 解決施策を導き出すために必要な統計について学習する 開発経済では 先進諸国 国際機関 被援助国などのさまざまなプレイヤーが農村開発 運輸交通 教育 保健 水資源 環境保全 中小企業振興などの個別課題の解決に取り組んでいる これらの状況は統計によって捉える事ができる 2
すたまる 3 つのグループ すたまる は大きく分けて 3 つのグループからなっています 統計一般基礎 第 1 講統計の基礎 1. 統計の種類 2. 統計の制度 3. 統計作成の方法 4. 統計の品質 第 2 講国内機関が提供する統計 1. 統計を提供している国内機関 2. 統計データの総合窓口 3. 機関別の提供形態 4. 個別統計へのアクセス 第 3 講国際機関が提供する統計 1. 統計を提供している国際機関 2.OECD の統計データの入手 3. 国連の統計データの入手 4. 国別の統計データの入手 分野別統計第 4 講国土 交通を捉える統計 1. 国土の状況 2. 国土に関する統計 3. 交通の状況 4. 運輸 交通に関する統計 第 5 講環境を捉える統計 1. 環境の状況 2. 地球環境に関する統計 3. 国内環境に関する統計 4. 環境対策に関する統計 第 6 講人口 厚生を捉える統計 1. 人口の状況 2. 人口に関する統計 3. 社会保障の状況 4. 社会保障に関する統計 第 7 講国民生活を捉える統計 1. 国民生活の状況 2. 家計 住宅に関する統計 3. 安全な生活に関する統計 4. 健康な生活に関する統計 第 8 講経済 産業を捉える統計 1. 経済 産業の概要 2. 第一次産業に関する統計 3. 第二次産業に関する統計 4. 第三次産業に関する統計 5. その他の統計 第 9 講教育 文化を捉える統計 1. 教育 文化の状況 2. 学校教育に関する統計 3. 社会教育に関する統計 4. スポーツ 文化に関する統計 第 10 講財政を捉える統計 1. 国及び地方財政の状況 2. 国家財政に関する統計 3. 地方財政に関する統計 4. 財政情報の総合窓口 第 11 講財務を捉える統計 1. 企業財務の状況 2. 法人企業の財務に関する統計 3. 中小企業の財務に関する統計 4.EDINET( 有価証券報告書 ) の利用 第 12 講金融取引を捉える統計 1. 金融取引の概要 2. 金融市場の状況 3. 金融取引に関する主要な統計 4. 統計入手方法と統計概要一覧 第 13 講雇用 労働を捉える統計 1. 雇用 労働の状況 2. 労働力 雇用に関する統計 3. 賃金 労働時間に関する統計 4. 労使 労働環境に関する統計 第 14 講国際的な取引を捉える統計 1. 国際的な取引の概説 2. 国際的な取引の状況 3. 貿易に関する統計 4. 国際収支に関する統計 3
加工統計 第 15 講社会経済人口指標体系 1. 社会 人口統計体系の概要 2. 都道府県指標 3. 市区町村指標 4. 都道府県 市区町村のすがた (e-stat) 第 17 講国民経済を体系的に捉える 1. 国民経済計算の概要 2. 国内総生産 ( 生産側 ) 3. 国内総生産 ( 支出側 ) 4. 所得支出勘定 第 16 講価格の変動を捉える統計 1. 価格変動の現状と統計 2. 消費者物価指数 (CPI) 3. 企業物価指数 (CGPI) [ 輸出物価指数 (EPI) 輸入物価指数(IPI)] 4. 企業向けサービス価格指数 5. 実質化とデフレータ第 18 講開発経済を捉える統計 1. 開発経済の状況 2. 開発経済の統計分析 3. 貧困指標 不平等指標 4. 途上国の国別統計開発経済の統計分析 すたまる 利用の仕方 すたまる の利用立教大学社会情報教育センターホームページ (http://csi.rikkyo.ac.jp/) の 情報教育 タブを選択 2. 統計学習コンテンツ より すたまる を選択 ( 下左図のような画面へ ) 立教大学 WebClass からログイン ( 下右図 ) ここをクリック V-Campus の ID パスワードを入力 4
各講の基本的な流れ それぞれの講は 4 節からなり 節はいくつかの項からなっています 解説する内容によって構成は若干異なります それぞれの講に関する確認テストが用意されています 画面イメージ 本文項目ごとに表示されます 項目 次の項目に移るときはここをクリックします 基本的な流れ 1 講の目標 内容 構成 それぞれの講の目標と内容 構成を確認します 2 各テーマの概要 状況 はじめに各テーマの概要や状況を述べています ここで そのテーマの基礎知識を得て 統計データから簡単にその状況を把握します 3 主要な統計の解説 各テーマの主要な統計を解説して 統計データへのアクセスを示します ここで 主要な統計の内容を理解して どのようにそれらの統計を手に入れるかを理解します 4その他の統計一覧 その他に関連ある統計を作成機関やその内容などを簡単に一覧で示します 5 確認テスト ( 図 2) ランダムに 10 問出題されますので 毎回違う問題が出題されます [ 採点 ] をクリックすると 正解と解説が表示されます 確認テストイメージ ランダムに 10 問出題されます 問題文 すべての問題に解答したらここをクリック 4 つの中から解答を 1 つ選択
機関別での分類 それぞれの講はテーマごとに分類されていますので 機関を横断して解説しています ここでは 機関ごとにどの講で扱っているかを示します 統計全体国内機関 国際機関 第 2 講 第 3 講 第 5 講 第 18 講 政府関係機関 省庁名 講 総務省 ( 統計局 ) 第 5 講 第 6 講 第 7 講 第 8 講 第 9 講 第 10 講 第 13 講 第 15 講 第 16 講 第 18 講 消防庁 第 7 講 人事院 第 13 講 内閣府 第 17 講 金融庁 第 11 講 第 12 講 警察庁 第 7 講 法務省 第 5 講 財務省 第 10 講 第 11 講 第 14 講 国税庁 第 10 講 第 11 講 第 13 講 文部科学省 第 9 講 厚生労働省 第 6 講 第 7 講 第 9 講 第 13 講 農林水産省 第 4 講 第 8 講 第 14 講 経済産業省 第 8 講 第 9 講 特許庁 第 5 講 中小企業庁 第 11 講 国土交通省 第 4 講 第 7 講 気象庁 第 4 講 海上保安庁 第 7 講 国土地理院 第 4 講 環境省 第 5 講 日本銀行 第 12 講 第 14 講 第 16 講 国立社会保障 人口問題研究所 第 6 講 その他日本貿易振興機構 (JETRO) 公益法人等 ( 陸上 海上 航空交通関係 ) 国立環境研究所債券 株式に関する組織財務に関する有償 無償サイト独立行政法人労働政策研究 研修機構 第 11 講 第 18 講第 4 講第 5 講第 12 講第 11 講第 13 講 6
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