1 環境 教育 文化 医療 福祉 子育て支援 まちづくり等の地域の社会的な課題に 地域住民や地域組織が主体的に参画したり NPO 等を組織して その解決に向けて取り組むものであるか 特例子会社制度を乗り越えた 地域企業グループ ( 特例 ) の中心となる事業主として 大阪府豊中市と兵庫県伊丹市で活躍

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女性の活躍促進や仕事と子育て等の両立支援に取り組む企業に対するインセンティブ付与等 役員 管理職等への女性の登用促進 М 字カーブ問題の解消には企業の取組が不可欠 このため 企業の自主的な取組について 経済的に支援する 経営上のメリットにつなぐ 外部から見えるようにし当該取組の市場評価を高めるよう政

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また 営業秘密の取扱いについても 社内の規程を整備することが秘密情報の流出時に法的保護を受ける上で重要であることから 今回の職務発明規程の整備に併せて 同期間 IN PITでは 営業秘密管理規程を含む企業の秘密情報管理体制の構築に関する情報提供や周知活動も積極的に行っていきます ( 本発表資料のお問

発行 第 4 号まで各 2,000 部発行 NPO 団体 コミュニティとの交流 連携 スタッフ研修 中間支援団体の設立支援などを実施している 25 年度からは とめ市民活動プラザ を市に移管し とめ市民活動フォーラム を NPO 法人化した上で 市が NPO 法人とめ市民活動フォーラム に運営管理を

資料9

平成 29 年度下期新潟市景況調査 ( 本報告 ) Ⅳ テーマ別調査結果 93

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区分

別添

( 別紙 1) 事業計画書 1. 申請者の概要 1 伝統的工芸品の品目名例 : 織 焼 ( 複数の場合は全て記載 ) 2 都 道 府 県 上記品目の指定地域 3 申 請 者 名例 : 組合 株式会社 4 代表者の役職 氏名 5 担当者の役職 氏名 6 住 所 7 電 話 番 号 8 ファックス番号

5 地域再生を図るために行う事業 5-1 全体の概要 棋士のまち加古川 をより幅広く発信するため 市内外の多くの人が 将棋文化にふれる機会や将棋を通じた交流を図ることができる拠点施設を整備するとともに 日本将棋連盟の公式棋戦 加古川青流戦 の開催や将棋を活かした本市独自のソフト事業を展開する 5-2

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会計名 : 一般会計 平成 26 年度当初予算 ( 会計別収支予算書 ) ( 平成 26 年 4 月 1 日 ~ 平成 27 年 3 月 31 日 ) 当初予算額 前年度予算額 増減 1 基本財産運用収入 7,021 7,021 0 基本財産利息収入 7,021 7,021 0 基本財産 (417,

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併せて 先進事例を統一的なフォーマットでデータベース化する また 意欲ある地域が先進的な取組みを行った人材に 目的に応じて容易に相談できるよう 内閣官房において 各省の人材システムを再点検し 総合的なコンシェルジュ機能を強化する 各種の既存施策に加え 当面 今通常国会に提出を予定している 都市再生法

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乳児家庭全戸訪問事業(一部改正)

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2 継続雇用 の状況 (1) 定年制 の採用状況 定年制を採用している と回答している企業は 95.9% である 主要事業内容別では 飲食店 宿泊業 (75.8%) で 正社員数別では 29 人以下 (86.0%) 高年齢者比率別では 71% 以上 ( 85.6%) で定年制の採用率がやや低い また

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費 複写費 現像 焼付費 通信費 ( 切手 電話等 ) 運搬費 研究実施場所借り上げ費 ( 研究機関の施設において補助事業の遂行が困難な場合に限る ) 会議費 ( 会場借料 食事 ( アルコール類を除く ) 費用等 ) リース レンタル費用 ( コンピュータ 自動車 実験機器 器具等 ) 機器修理費

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01 【北海道】

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1_【鑑】「生活困窮者自立支援法の施行に伴う多重債務者対策担当分野との連携について(通知)」の一部改正について

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社会イノベーション推進のためのモデル事業 事業計画案 ( 概要 ) 別添 2 提案者 大阪府豊中市 事業の名称 特例子会社制度 ( 緩和 ) を活用した地域企業グループの設立と障害者雇用の促進事業 事業実施地域 大阪府豊中市 ( 関係する地域 : 兵庫県伊丹市 ) 事業費 31,700 千円 1. 背景 目的 中小企業に対する障害者雇用率の適用範囲の拡大等に伴い 障害者雇用が中小企業の経営 雇用の課題になっている しかし そのためのノウハウや体制等が未整備である 一方 市民 ( 障害者施設や作業所を運営する ) が中心となって障害者が中心となった働く事業体 ( きると ) の設立が予定されている きると は 8 割以上が障害者雇用であり きめ細かな雇用管理等の強みをもった労働統合型社会的企業をめざしている 今後 雇用や経営の安定を図る上で 事業 ( 仕事 ) の拡大 新市場や新事業の開発といった課題を持っており そのためには地域企業との連携などが問われている 2. 目的 きると と障害者雇用に取組む ( 取組みたい ) 地域の中小企業が連携して 障害者雇用促進法の特例子会社制度 ( 企業グループ算定特例 法 45 条の 2 事業協同組合等算定特例 法 45 条の 3 ) の現行規定を超える特例を活用して 中小企業グループの設立による障害者雇用と中小企業振興を促進する この企業連携は 地域の中小企業が障害者雇用を拡大する支援 誘因となるとともに 企業の雇用管理等の改善につながる また きると は障害者雇用の機会を拡大し 雇用の安定や経営基盤の整備に役立てることができ 障害者雇用と経営を両立しうる地域の中心会社として 社会イノベーション を実現することができる 別紙資料参照 事業の内容 ( 概要 ) 3. 事業の進め方 23 年度 1 企業グループ制度 ( 特例 ) の検討 設計 2 中心となる事業主および他の事業主 ( 地域中小企業 ) の条件 3 事業主候補の抽出 (5 社程度 PR 説明会 企業診断等 ) 4 企業グループ設立計画案 ( 事業計画 組織体制 資金計画等 ) の検討 24 年度 5 参加事業主の選考 6 事業主における対象業務 職務の抽出 分析 7 企業グループにおける事業計画の検討 見極め 8 企業グループの設立計画 9 シミュレーション企業内ジョブコーチ育成 10 シミュレーション企業内研修 11 シミュレーション障害者雇用 ( 実習生による ) 12 モデル事業の評価ほか 4. 事業費企業グループの中心事業主となる きると に委託する 23 年度企業グループ ( 特例 ) 制度の検討 設計 参加事業主候補の見極めほか 13,260 千円 ( ただし 10 か月 消費税込.) 24 年度企業グループ ( 特例 ) の立上げシミュレーション モデル検証ほか 18,440 千円 ( 消費税込 ) 合計 31,700 千円 ( 消費税込 )

1 環境 教育 文化 医療 福祉 子育て支援 まちづくり等の地域の社会的な課題に 地域住民や地域組織が主体的に参画したり NPO 等を組織して その解決に向けて取り組むものであるか 特例子会社制度を乗り越えた 地域企業グループ ( 特例 ) の中心となる事業主として 大阪府豊中市と兵庫県伊丹市で活躍する障害福祉団体 ( リーダー ) が共同して設立する 株式会社きると ( 平成 23 年 3 月予定 ) を想定している また 地域企業の参加は 豊中商工会議所と連携して 企業内ジョブコーチの育成や障害者雇用の助言 支援などを通じて 障害者団体や自治体と地域企業との関係が築かれており 企業グループ設立 参加に向けた積極的な取組みが期待できる 地域の中小企業が 障害者雇用を目的とした企業連携 ( 資本 仕事 人材等 ) を通じて 企業グループ制度による雇用を拡大できるとともに グループの経験を活かして参加する中小企業においても独自に障害者雇用を拡大することができる その結果 中小企業における障害者雇用促進の地域モデルを生み出せる 2 既存の制度の枠組みだけでは十分な活動を展開して効果を発揮することができず その制約を乗り越えて制度 領域横断的な活動を展開し 制度や規制の改革の見直しにつながる内容を含み 他の地域のモデルになるものであるか 事業に求められる要素について 既存の特例子会社制度では グループ会社による適用 あるいは 事業協同組合等による適用 が緩和規定されているが これら既存制度の特例は地域中小企業の取組みには整合していない そこで これら特例規定等を乗り越える形で 地域の中小企業グループ制度 ( 特例 ) を組織し 特例子会社制度の目的 趣旨を拡張する形で 新たな障害者雇用促進のモデルをつくる 特例子会社制度 ( 企業グループ算定特例 [ 法 45 条の 2] 事業協同組合等算定特例 [ 法 45 条の 3]) 3 事業の展開により 地域社会の様々な構成員が 居場所と出番 を得られるものであるか 特に 地域の社会的な課題の解決を地域における雇用の創出や社会参加の促進に結びつける要素を持つものであるか 障害者雇用は法定雇用率の達成あるいは達成企業数の拡大等徐々に進んでいるが 中小企業 ( 従業員規模 100 人程度から 300 人 ) における雇用が遅れており その促進が迫られている また市の就労支援機関を利用する就労希望者が増える中 豊中市 伊丹市が共同で整備する ( 仮称 ) リサイクルセンターの業務 ( 一部 ) を受託する 障害者を中心とした事業体 ( きると ) が地域住民の手で設立されることとなった これらの動きを踏まえ モデル事業によって 障害者の安定した雇用機会 障害特性や職業能力等にあった多様な就労機会 中小企業における障害者等の雇用労務管理の向上 障害者雇用を通じた中小企業振興 地域振興を実現する 4 事業の内容に応じた学識経験者や関係者等の参集を求め 事業の安全性や効果について評価する体制を整備しているか 地域住民 ( 障害者団体等のリーダー ) が 従業員に障害者が多数 (8 割以上 ) を占める きると を設立するに際して 豊中市は税理士や社労士 中小企業診断士 障害者雇用研究者等からなる専門家チームを派遣し 組織や雇用管理等に関して専門的技術的支援を行ってきた モデル事業では これらの経験を踏まえ さらに障害者政策 生産 業務分析 雇用労務管理 企業連携の実務 事業協同組合等の法人制度等に精通した専門家 実務家に参加してもらう また 豊中商工会議所を窓口にした地域企業との連携を円滑に進めることができる 担当部局 担当者氏名 電話番号 メールアドレスを記載 担当者連絡先 大阪府豊中市 市民生活部理事 ( 雇用就労事業総合化 PT 総括者 ) 西岡正次電話 06-6334-5211 メール masaji.nishioka@city.toyonaka.osaka.jp

社会イノベーション推進のためのモデル事業 ( 企画案 ) 特例子会社制度 ( 緩和 ) を活用した地域企業グループの設立と障害者雇用の促進 1. 背景 中小企業に対する障害者雇用率の適用範囲の拡大等に伴い 障害者雇用が中小企業の経営 雇用の課題になっている しかし そのためのノウハウや体制等が未整備である 一方 市民 ( 障害者施設や作業所を運営する ) が中心となって障害者が中心となった働く事業体 ( きると ) の設立が予定されている きると は 8 割以上が障害者雇用であり きめ細かな雇用管理等の強みをもった労働統合型社会的企業をめざしている 今後 雇用や経営の安定を図る上で 事業 ( 仕事 ) の拡大 新市場や新事業の開発といった課題を持っており そのためには地域企業との連携などが問われている 2. 目的 きると と障害者雇用に取組む( 取組みたい ) 地域の中小企業が連携して 障害者雇用促進法の特例子会社制度 ( 企業グループ算定特例 法 45 条の2 事業協同組合等算定特例 法 45 条の3 ) の現行規定を超える特例を活用して 中小企業グループの設立による障害者雇用と中小企業振興を促進する この企業連携は 地域の中小企業が障害者雇用を拡大する支援 誘因となるとともに 企業の雇用管理等の改善につながる また きると は障害者雇用の機会を拡大し 雇用の安定や経営基盤の整備に役立てることができ 障害者雇用と経営を両立しうる地域の中心会社として 社会イノベーション を実現することができる 既存の特例子会社制度は 従来型 ( 図 1) に加え関係会社によるグループ適用や協同組 合といった新しい制度が創設されている 図 1 図 2 1

事業協同組合等適用 図 3 特定事業主 特定事業主 特定事業主 雇用促進事業に参加 事業協同組合 既存の制度 ( 図 1) は大企業で活用され 障害者雇用が促進されたてきたが 今後中小企業における障害者雇用の促進とそのための適用拡大が大きな課題となっており 制度改正による企業グループ算定特例 ( 図 2) あるいは事業等協同組合等算定特例 ( 図 3) が創設されている また障害者雇用促進法改正に伴う障害者の法定雇用義務が中小企業に対しても段階的に求められる中 中小企業は対応が求められている 障害者雇用を円滑に安心して推進するためには 企業が抱える障害者雇用の経験不足 雇用労務管理等の対応 対象業務 職種の抽出や就労サポート ( 配慮事項の整理等 ) といった課題に対応することが欠かせない そこで 既存の特例子会社制度ではグループ会社による適用 あるいは事業協同組合等による適用が法定されているが これら既存制度を超える新たな特例を行うことよって 地域中小企業グループ ( 図 4) を組織し 地域のおける新たな障害者雇用のモデルをつくる 3. 本事業スキームのイメージこのような制度や規制の壁を超える取り組みを行うことができれば 中小企業における障害者雇用の取り組みが事業提携という側面から促進され 地域の中で障害者雇用を推進する社会的企業が誕生すると考えられる 2

図 4 中小企業 中小企業 中小企業 資金 人材 仕事を出す 地域企業グループ ( 共同事業体 ) 株式会社きると 企業グループまたは協同組合を構成する中小企業を合算して実雇用率を算定するという考え方 4. 本事業の経費 企業グループ制度の検討 立上げ準備 設立支援 検証等にかかる必要経費として積算 この特例子会社制度を活用した 地域企業グループ の中心となる企業 ( 特定事業主 ) として 現在 大阪府豊中市と兵庫県伊丹市で活躍する障害福祉団体 ( リーダー ) が共同して設立す る 株式会社きると を これら業務を委託実施する 別紙株式会社きると事業計画参照 1 年目の委託費 (10 月 ) 積算項目事業推進員 3,667 千円 1 人事業推進 ( 人件費 ) 事務員 1,750 千円 1 人 @150 千円 10 月 ( 水光熱含む )1,500 機器リース @25 千円 10 月 =250 通信運搬 233 千円事務費 事務所関係消耗品 120 千円旅費 28 千円 5 回 =140 3 千円 8 2 人 =48 企業グループの制度検討と設立準備委員会等の運営専門家 @50 千円 45 人日 =2,250 企業グループ制度検討委検討委員会委員 @20 千円 7 人 5 回 =700 員会ほか ( 謝礼 報償等 ) 準備委員会委員 ( 初年度のみ ) @10 千円 4 人 5 回 =200 @20 千円 3 人 5 回 =300 会場 @15 10=150 企業向け説明会 100 千円 2 回 =200 会場 @30 4=120 その他企業 ( 雇用管理等 ) 診断 @50 千円 のべ 20 回 =1,000 5,417 千円 2,291 千円 3,600 千円 1,320 千円 事業費 ( 消費税含む ) 13,260 千円 3

2 年目の委託費 (12 月 ) 積算項目人件費事務費 事務所関係企業グループ検討 検証委員会 ( 謝礼 報償等 ) 企業グループ立上げ 事業実施 事業推進員 4,400 千円 1 人事務員 2,100 千円 1 人 @150 千円 12 月 ( 水光熱含む )1,800 機器リース @25 千円 12 月 =300 通信運搬 280 千円消耗品 120 千円旅費 28 千円 5 回 =140 2 千円 12 2 人 =48 企業グループの立上げ ( 委員会等の運営 ) 専門家 @50 千円 45 人日 =2,250 企業グループ制度検証委員会委員 @20 千円 7 人 5 回 =700 グループ ( 候補 ) 企業委員会 (2 年目 ) @10 千円 4 人 5 回 =200 会場 @15 10=150 企業グループ立上げシミュレーション各企業支援 調整対象業務抽出就業マニュアル社内研修グループ設立手続き雇用管理関係事務の整理 調整雇用 ( 実習生による ) 6,500 千円 2,712 千円 3,350 千円 5,000 千円 事業費 ( 消費税含む ) 2 か年合計 31,700 千円 ( 消費税含む ) 18,440 千円 4