学校情報化支援事業 プレゼンテーションソフト を活用した教材作成 2 -PowerPoint2010 機能活用編 - 広島県立教育センター
1 SmartArt の機能を使って, 要点を図形にまとめましょう Power Point2007 から, SmartArt という機能が追加されました これは, 図形を使って, 内容の要点 ( キーワード ) などを, 美しく, わかりやすく提示するための機能です この機能を使うときは, 内容に合った図のイメージを持ち, デザインを選択することが大切です (1) 文字の入力 ( 操作 1) ホーム タブの スライド から レイアウト をクリックし, 白紙 を選択します ( 操作 2) スライドペインをアウトラインペインに変更して,1 枚目のスライドに 特産品 ( レモン ) の収穫量の多い地域 と入力します ( 操作 3) 特産品 ( レモン ) の収穫量の多い地域 の横で Enter キーを押し,2 枚目のスライドには 広島 と入力します 同様に, 呉市 尾道市 大崎上島 愛媛 今治市 松山市 上島町 和歌山 紀の川市 有田川町 広川町 熊本 宇城市 芦北町 天草市 三重 御浜町 紀宝町 熊野市 と入力します - 1 -
( 操作 4) ここで, 項目のレベルを調整します 1 広島 を選択し,[Tab] キーを 1 回押します 広島 のレベルが一つ下がったことを確認します 2 呉市 を選択し,[Tab] キーを 2 回押します 呉市 のレベルが二つ下がったことを確認します 尾道市 大崎上島 も [Tab] キーを 2 回押して調整します 3 同様に, 他の県, 市 町についても, レベルの調整を行います 1 枚目のスライドに全部の項目が収まったことを確認します 項目のレベルを上げたいときは, Shift キーを押しながら, Tab キーを押します (2) デザインの選択 ( SmartArt グラフィック への変換 ) ( 操作 1) スライド上の SmartArt グラフィック に変換したい部分をクリックします クリック - 2 -
( 操作 2) ホーム タブの SmartArt に変換 をクリックし, 任意の SmartArt グラフィック を選択します SmartArt グラフィックは, リスト 手順 循環 階層構造 集合関係 マトリックス ピラミッド に分類されています 内容に合った図を選択しましょう (3) デザインの確認スライドのデザインを確認しましょう デザインの変更は, デザイン タブの SmartArt ツール コンテキストタブから行います 1 図形の追加ができます ( 例えば, 山口 山口市 など要素を増やしたいとき ) 2 レイアウトの変更ができます 3 色の変更ができます 4 スタイルの変更ができます 5 文字の変更や削除, 追加ができます ( テキストウィンドウ ) 1 2 3 4 5 テキストウィンドウ 上書き保存しておきましょう - 3 -
2 グラフにアニメーションを付け, 提示方法を工夫してみましょう 学習内容によって, グラフの提示の仕方は変わってきます ここでは, レモンの収穫量 をグラフで提示する方法を設定してみましょう (1) 図の準備 ( 操作 1) ホーム タブの 新しいスライド のプルダウンをクリックし, タイトルとコンテンツ を選択します スライドの表示倍率が小さいときは,70% くらいにしましょう ( 操作 2) 画面が表示されたら, タイトルを 特産品 ( レモン ) の収穫量の多い地域 と入力し, フォント HG 丸ゴシック M-PRO, サイズ 32pt にします (2) グラフの挿入 ( 操作 1)PowerPoint ファイルを最小化します ( 操作 2) レモンの収穫量 を下図のように Excel に入力し, グラフを作成します ( 表をドラッグした後, 挿入タブの 縦棒 の 3D 縦棒 をクリックします - 4 -
( 操作 3) グラフを右クリックし, コピー を選択します ( 操作 4)PowerPoint ファイルを開き, タイトルの下の枠内で右クリックし, 貼り付けのオプション から 貼り付け先のテーマを使用 を選択し, 下図右のように, グラフを貼り付けます ( 操作 5) グラフ全体を大きくして, 数値などのフォントサイズを 20pt にします 数字の上で右クリックをし, 軸の書式設定 をクリックします 目盛間隔の 固定 にチェックを入れ, 1000 にします - 5 -
(3) アニメーションの設定 ( 操作 1) グラフを選択し, アニメーション タブをクリックします ( 操作 2) ここでは, フェード を選択します グラフに, フェード のアニメーションが設定されます アニメーションの動作は プレビュー で確認します ( 操作 3) グラフに 効果のオプションを設定 をします 項目別 を選択すると項目別にアニメーション設定されます 効果のオプションでは 5 つの効果が設定できます アニメーションが 6 つ設定されています - 6 -
< 特定の棒グラフにアニメーション効果をつけたい場合 > 1 アニメーション設定の ( 操作 1) から ( 操作 3) をした後, アニメーションが必要ない設定を削除します ( 番号をクリックして, Delete キーでも削除できます ) ここでは, 愛媛 から 三重 までは表示させておき, クリックした時に 広島 だけを表示させる設定をします 2 スライドショーでアニメーションの動きを確認しましょう < フェード 以外のアニメーション効果をつけたい場合 > 1 グラフをクリックします 2 アニメーション タブの アニメーション の中から選んでクリックします 上書き保存をしておきましょう - 7 -
3 動画を貼り付けてみましょう ( 操作 1) 新しい白紙のスライドを開きます ( 操作 2) タイトル ものづくり の下に, 自動車 造船 を入力します ( 操作 3) 文字列の加工をします ものづくり フォント MS ゴシック, サイズ 44pt 自動車 造船 フォント HG 丸ゴシック M-PRO, サイズ 32pt ( 操作 4) タイトルの下に動画素材を挿入しましょう ( 動画は撮影したものやダウンロードしたもの ) 1 挿入 タブの中にある ビデオ をクリックし, ファイルからビデオ を選択します 2 挿入したい動画を選択し, OK をクリックします 3 動画再生のタイミングについて設定しましょう ビデオツール コンテキストタブから 再生 を選び, 開始 にて設定を行います マウス操作により手動で再生したい場合は クリック時, スライドが変わると同時に自動的に動画の再生を始めたい場合は 自動 を, を選んでください 今回は クリック時 を選択します - 8 -
4 ホームページとリンクさせてみましょう ハイパーリンクの挿入文字列をクリックすると, その文字列にリンクした Web ページを挿入して閲覧することができるように設定しましょう ( 操作 1)PowerPoint のファイルを最小化しておき, InternetExproler をクリックして起動します Google 検索で, マツダ の Web ページを表示しておきます ( 操作 2) 最小化しておいた PowerPoint のファイルを最大化し, スライドの 自動車 の文字列をドラッグし, 右クリックします メニューから ハイパーリンク をクリックします ( 操作 3) ブラウズしたページをクリックし, マツダのページをクリックして OK をクリックします ( 操作 4) 同様に, 造船もリンクを貼りましょう 見るページは, JMU 呉 にしましょう - 9 -
5 任意のスライドへジャンプさせましょう 動作設定の効果 (1) スライド内に動作設定ボタンを貼り付け, ボタンをクリックすると別のスライドにリンクする動作を設定します 挿入 タブの 図形 から 動作設定ボタン の ホーム のボタンをクリックし, スライド上でドラッグします 目的のスライドを選択して,OK をクリックします 上書き保存をしておきましょう - 10 -
動作設定の効果 (2) 文字列をクリックすると別のスライドに移動する動作を設定します 1 スライド 1 を表示します 2 世界遺産 の文字列に, スライド 2 に移動する動作を設定します 文字列をドラッグし, 挿入 タブの 動作 をクリックします スライド上に オブジェクトの動作設定 のウィンドウが表示されるので, ハイパーリンク をクリックし, スライド を選択します 3 移動する別のスライドのタイトルを選択し, OK をクリックします 4 特産品 ものづくり もハイパーリンクを設定し, 目的のスライドへジャンプをする設定をしましょう 静止画や動画の保存場所 * PowerPoint2010 からイラストや写真等のファイル同様に, 動画や音声ファイルも貼り付けた後に PowerPoint2010 ファイルに取り込まれ一体化します ( 別ファイルとして保存する必要はありません ) 氏名 スライドに使用する素材 スライド 1 スライド2 静止画 : スライド4 動画 - 11 -