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コンピュータ使用型調査について 情報通信技術 (ICT) を切り離すことができない現代社会にあって生徒の知識や技能を活用する能力を測るため また よりインタラクティブで多様な文脈の問題を提示するため コンピュータ使用型調査に移行された 科学的リテラシーのみ シミュレーションが含まれた新規問題を出題し

図 1 生徒の科学に対する態度 (2006 年 2015 年 ) ( 項目例 ) 科学の話題について学んでいるときは たいてい楽しい 科学についての本を読むのが好きだ 図 1 生徒の科学に対する態度 2 科学の楽しさ 指標 の変化 ( 項目例

銅地金輸入 ( その2) HS モンゴル 0 0 ラオス 0 0 イラン 0 0 オマーン 0 0 ウズベキスタン 0 0 ノルウェー 0 0 ポーランド 0 0 コンゴ共和国 0 0 コンゴ民主共和国 0 0 タンザニア 0 0 モザンビーク 0 0 ジンバブエ 0 0 ニ

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国際会議等への参加のために行った受入れ状況

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企業会計審議会による海外調査を実施していない国における IFRS 適用状況についても調査するため 金融庁において IFRS 適用状況に関する調査を実施した 具体的には 一般的に 1 IFRS 適用国とされている国を参考に 122 カ国に対し 2011 年 12 月 21 日 現地の日本大使館を経由し

スイス 連 邦 国 だが 他 のシェンゲン 協 定 加 盟 国 の 滞 在 はス イスの 滞 在 と 別 に 計 算 される ため 注 意 国 出 国 時 3ヵ 月 以 上 必 スウェーデン 王 国 国 国 出 国 時 3ヵ 月 以 上 必 スペイン 国 入 国 時 に 往 復 航 空 券 滞 在

地域別世界のエアコン需要の推定について 年 月 一般社団法人 日本冷凍空調工業会 日本冷凍空調工業会ではこのほど 年までの世界各国のエアコン需要の推定結果を まとめましたのでご紹介します この推定は 工業会の空調グローバル委員会が毎年行 なっているもので 今回は 年から 年までの過去 ヵ年について主


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地域別世界のエアコン需要の推定について 2018 年 4 月一般社団法人日本冷凍空調工業会日本冷凍空調工業会ではこのほど 2017 年までの世界各国のエアコン需要の推定結果をまとめましたのでご紹介します この推定は 工業会の空調グローバル委員会が毎年行なっているもので 今回は 2012 年から 20

2017 年訪日外客数 ( 総数 ) 出典 : 日本政府観光局 (JNTO) 総数 2,295, ,035, ,205, ,578, ,294, ,346, ,681, ,477

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国民 1 人当たり GDP (OECD 加盟国 ) ( 付表 2)OECD 加盟国の国民 1 人当たりGDP(2002~2009 年 ) 2002 年 2003 年 2004 年 2005 年 1 ルクセンブルク 58,709 ルクセンブルク 59,951 ルクセンブルク 64,016 ルクセンブル


三三の9ののニ及びホの改正規定中イランに係る部分平成二十五年五月十五日(4) 四三の9ののニ及びホの改正規定中ボツワナに係る部分平成二十五年五月二十二日(4)

1. 世界における日 経済 人口 (216 年 ) GDP(216 年 ) 貿易 ( 輸出 + 輸入 )(216 年 ) +=8.6% +=28.4% +=36.8% 1.7% 6.9% 6.6% 4.% 68.6% 中国 18.5% 米国 4.3% 32.1% 中国 14.9% 米国 24.7%

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JNTO

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銀行等の非居住者等に対する国別債権債務に関する報告書

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1.ASEAN 概要 (1) 現在の ASEAN(217 年 ) 加盟国 (1カ国: ブルネイ カンボジア インドネシア ラオス マレーシア ミャンマー フィリピン シンガポール タイ ベトナム ) 面積 449 万 km2 日本 (37.8 万 km2 ) の11.9 倍 世界 (1 億 3,43

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サポートされている国番号

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Taro-① 平成30年度全国学力・学習状況調査の結果の概要について

アジアエリア 海外ダブル定額従量課金通信料金 アフガニスタン 円 /KB インド 円 /KB インドネシア 円 /KB 韓国 円 /KB カンボジア 円 /KB キプロス 円 /KB シンガポール 円 /KB スリラ

(2) 学習指導要領の領域別の平均正答率 1 小学校国語 A (%) 学習指導要領の領域 領 域 話すこと 聞くこと 66.6(69.2) 77.0(79.2) 書くこと 61.8(60.6) 69.3(72.8) 読むこと 69.9(70.2) 77.4(78.5) 伝統的な言語文化等 78.3(

教育 学びのイノベーション事業 ( 平成 23~25 年度 ) 総務省と連携し 一人一台の情報端末や電子黒板 無線 LAN 等が整備された環境の下で 教科指導や特別支援教育において ICT を効果的に活用して 子供たちが主体的に学習する 新たな学び を創造する実証研究を実施 小学校 (10 校 )

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165 世界各 森林面積経年 総面積森林面積森林蓄積変化 ( 年平均 ) 森林率 (%) 人 口 世 界 13,048,777 3,999, ,548 3, ,349,472 ア ジ ア 3,117, , ,514

スパイラックス EasiHeat TM は プロセスおよび高温水アプリケーションにおける各種要件を満たすコンパクト設計の蒸気熱交換ソリューションです 主な特徴とメリット スパイラックスEasiHeat は きわめてコンパクトなプレート式蒸気温水製造ユニットです ユニットの体積は わずか1.4m³ ~

2017 電波産業調査統計

164 世界各 森林面積経年変化 ( 年平均 ) 総面積森林面積森林蓄積人口森林率 (%) 世 界 13,048,777 3,999, ,548 3, ,349,472 ア ジ ア 3,117, , ,514 79

プレスリリース 2019 年 5 月 13 日 株式会社 MAYA SYSTEM 海外 WiFi レンタル不要 世界 100 ヶ国以上でデータ通信 が使えるクラウド SIM 搭載スマートフォン jetfon P6 / FREETEL P6 発表 株式会社 MAYA SYSTEM( 本社 : 東京都新

週刊経済指標130910(修正済み).xlsx

世界の購買力平価と実質支出

2 調査結果 (1) 教科に関する調査結果 全体の平均正答率では, 小 5, 中 2の全ての教科で 全国的期待値 ( 参考値 ) ( 以下 全国値 という ) との5ポイント以上の有意差は見られなかった 基礎 基本 については,5ポイント以上の有意差は見られなかったものの, 小 5 中 2ともに,

内表紙 (1)外国人研究者招へい事業

: 用 : 観 光 査 証 渡 ギリシャ 共 和 国 6ヵ 月 間 で90 日 以 内 の 滞 在 は 査 証 不 シェンゲン 協 定 加 盟 国 入 国 時 3ヵ 月 + 滞 在 日 数 (ギリシャ 含 むシェンゲン 加 盟 国 ) 以 上 必 グリーンランド 6ヶ 月 間 で90 日 以 内 の

目 次 1 学力調査の概要 1 2 内容別調査結果の概要 (1) 内容別正答率 2 (2) 分類 区分別正答率 小学校国語 A( 知識 ) 国語 B( 活用 ) 3 小学校算数 A( 知識 ) 算数 B( 活用 ) 5 中学校国語 A( 知識 ) 国語 B( 活用 ) 7 中学校数学 A( 知識 )

アズマネックスツイストヘラー100 μg 60 吸入

Microsoft PowerPoint EU経済格差

小学校の結果は 国語 B 算数 A で全国平均正答率を上回っており 改善傾向が見られる しかし 国語 A 算数 B では依然として全国平均正答率を下回っており 課題が残る 中学校の結果は 国語 B 以外の教科で全国平均正答率を上回った ア平成 26 年度全国学力 学習状況調査における宇部市の平均正答

表 - 1 国別アカデミック会員数 国名 会員数 国名 会員数 国名 会員数 国名 会員数 オーストラリア 5 オーストリア 1 バーレーン 1 ベルギー 4 ボツワナ 1 ブラジル 1 カナダ 3 チリ 1 中国 2 コロンビア 2 クロアチア 2 キプロス 1 チェコ 1 デンマーク 1 エジプ

3 調査結果 1 平成 30 年度大分県学力定着状況調査 学年 小学校 5 年生 教科 国語 算数 理科 項目 知識 活用 知識 活用 知識 活用 大分県平均正答率 大分県偏差値

ホームページ掲載資料 平成 30 年度 全国学力 学習状況調査結果 ( 上尾市立小 中学校概要 ) 平成 30 年 4 月 17 日実施 上尾市教育委員会

H30全国HP

161 世界各 森林面積経年変化 ( 年平均 ) 総面積森林面積森林蓄積人口森林率 (%) 世 界 13,048,777 3,999, ,548 3, ,349,472 ア ジ ア 3,117, , ,514 79

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パプアニューギニア に改め 同表第五号中 サイプラス ジョルダン を キプロス ヨルダン に アルゼンティン ウルグァイ を アルゼンチン ウルグアイ に ボリヴィア を ボリビア に ニュー ジーランド を ニュージーランド に改め 同表第六号中 ヴィエトナム カンボディア を ベトナム カンボジ

国際成人力調査(PIAAC) 調査結果の概要

学習指導要領の領域等の平均正答率をみると 各教科のすべての領域でほぼ同じ値か わずかに低い値を示しています 国語では A 問題のすべての領域で 全国の平均正答率をわずかながら低い値を示しています このことから 基礎知識をしっかりと定着させるための日常的な学習活動が必要です 家庭学習が形式的になってい

社会保障給付の規模 伸びと経済との関係 (2) 年金 平成 16 年年金制度改革において 少子化 高齢化の進展や平均寿命の伸び等に応じて給付水準を調整する マクロ経済スライド の導入により年金給付額の伸びはの伸びとほぼ同程度に収まる ( ) マクロ経済スライド の導入により年金給付額の伸びは 1.6

欧州特許機構 38 か国のヨーロッパ加盟国ベルギー ドイツ フランス ルクセンブルグ オランダ スイス イギリス スウェーデン イタリア オーストリア リヒテンシュタイン ギリシャ スペイン デンマーク モナコ ポルトガル アイルランド フィンランド キプロス トルコ ブルガリア チェコ エストニア

2 3 適用分野 : 機関車 保守, 整備および修理時のダウンタイムを最短に削減 1m を超えるボルト長でも HALFEN の特殊ボルトであれば 迅速かつ容易に確実な取付けが可能 固定式から調整可能なボルト接合への変更により 組立て所要時間を大幅に短縮 ボルト接合への高い要求 例えば特殊ボルト等の使

領域別正答率 Zzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzz んんんんんんんんんんんんん 小学校 中学校ともに 国語 A B 算数( 数学 )A B のほとんどの領域において 奈良県 全国を上回っています 小学校国語 書く B において 奈良県 全国を大きく上回っています しかし 質問紙調査では 自分

①H28公表資料p.1~2

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リサーチ Press Release 報道関係者各位 2015 年 6 月 3 日 アウンコンサルティング株式会社 世界 40 カ国 主要検索エンジンシェア検索エンジンシェア PC モバイル ~Google はトップシェアを維持 ~ アジア 7 拠点で SEM( 検索エンジンマーケティング ) サー

世界の原子力発電所の平均設備利用率の推移

4 研究内容 (1) 国際的な学力調査について近年 我が国の義務教育における 学力低下 について 新聞やテレビ等に様々な評論家が意見を述べている その根拠としている数値的な裏付けとなっているのが 次にあげる2つの国際的な学力調査における我が国の結果が前回の数値より下回っていたり 他の諸外国より数値的

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資料 5 調査概要 国際数学 理科教育動向調査 (TIMSS2007) ) のポイント 児童生徒の算数 数学 理科の到達度を国際的な尺度によって測定し 児童生徒の学習環境等との関係を明らかにする 国際教育到達度評価学会 (IEA) が 日本では小学 4 年生 中学 2 年を対象に2007 年 3 月に実施 結果概要 平均得点はすべて前回以上 前回調査から調査参加国が増加した ( 小 :25 36 カ国 ) が 国際的に見て上位を維持 教科別の結果 ( 平均得点 : 全生徒の平均得点を 500 点 全生徒の 3 分の 2 が 400 点から 600 点に入るように標準化した各国の得点 ) 小学校 2007 年調査結果 (36 カ国 ) 前回 (2003 年 ) の調査結果 (25 カ国 ) 算数 568 点 (4 位 ) 565 点 (3 位 ) 理科 548 点 (4 位 ) 3 位の香港と有意差なし 543 点 (3 位 ) 中学校 2007 年調査結果 (48カ国) 前回 (2003 年 ) の調査結果 (46カ国) 数学 理科 570 点 (5 位 ) 4 位の香港と有意差なし 554 点 (3 位 ) 2 位の台湾と有意差なし 570 点 (5 位 ) 552 点 (6 位 ) ( ただし 2007 年調査結果はいずれの教科も平均得点はすべて前回以上であるが 統計上の誤差を考慮すると前回と同程度となる ) わが国の児童生徒の特徴 算数 数学 理科に対する意識等については 勉強が楽しいと思う割合は 前回調査と比べ 小学生では増加傾向が見られ 特に理科で国際平均を上回ったが 中学生は国際的に見て数学 理科ともに依然低い 希望の職業に就くために良い成績を取ると思う中学生は 国際的に見て依然として少ないが 前回調査と比べて数学 理科ともに増加傾向 学校外での時間の過ごし方については 依然として宿題をする時間が短く テレビやビデオを見る時間が長く 家の手伝いをする時間が短い 小学生の宿題をする時間は増加傾向

国際数学 理科教育動向調査 ( TIMSS2007) ( 国際教育到達度評価学会 (IEA) 実施 ) 算数 数学 理科の成績は 国際的に見て上位 平均得点はすべて前回以上だが 統計上の誤差を考慮すると前回と同程度 ( 小 4 中 2 を対象 ) 学ぶ意欲や学習習慣に課題が見られるが 小学校で改善傾向 (1) 我が国の成績 1 算数 数学の成績 小 学 校 中 学 校 昭和 39 年 ( 第 1 回 ) 実施していない 2 位 /12 国 昭和 56 年 ( 第 2 回 ) 実施していない 1 位 /20 国 平成 7 年 ( 第 3 回 ) 3 位 /26 国 3 位 /41 国 平成 11 年 ( 第 3 回追調査 ) 実施していない 5 位 /38 国 平成 15 年 ( 第 4 回 ) 3 位 /25 国 5 位 /46 国 平成 19 年 ( 第 5 回 ) 4 位 /36 国 5 位 /48 国 2 理科の成績 小 学 校 中 学 校 昭和 45 年 ( 第 1 回 ) 1 位 /16 国 1 位 /18 国 昭和 58 年 ( 第 2 回 ) 1 位 /19 国 2 位 /26 国 平成 7 年 ( 第 3 回 ) 2 位 /26 国 3 位 /41 国 平成 11 年 ( 第 3 回追調査 ) 実施していない 4 位 /38 国 平成 15 年 ( 第 4 回 ) 3 位 /25 国 6 位 /46 国 平成 19 年 ( 第 5 回 ) 4 位 /36 国 3 位 /48 国 (2) 算数 数学 理科に対する意識等 ( 肯定的回答の合計 ) 勉強は楽しいと思う 希望の職業につくため に良い成績を取りたい 小学校 中学校 中学校 算数 理科 数学 理科 数学 理科 平成 15 年 65% 81% 39% 59% 47% 39% 平成 19 年 70% 87% 40% 59% 57% 45% 国際平均 ( H19) 80% 83% 67% 78% 82% 72% (3) 学校外での時間の過ごし方 ( 単位 : 時間 / 日 ) 宿題をする テレビやビデオ 家の手伝いを を見る する 小学校 中学校 小学校 中学校 小学校 中学校 平成 15 年 0.9 1.0 2.0 2.7 0.8 0.6 平成 19 年 1.1 1.0 2.0 2.5 0.8 0.6 国際平均 ( H19) 1.4 1.6 1.5 1.8 1.3 1.2

算数の成績 ( 小学校 ) 第 3 回 1995 年 ( 平成 7 年 ) 国 / 地域 (26) 平均得点国 / 地域 (25) 平均得点国 / 地域 (36) 平均得点 シンガポール 625 点 シンガポール 594 点 香港 607 点 韓国 611 香港 575 シンガポール 599 日本 597 日本 565 台湾 576 香港 587 台湾 564 日本 568 オランダ 577 ベルギー ( フラマン語圏 ) 551 カザフスタン 549 チェコ 567 オランダ 540 ロシア 544 オーストリア 559 ラトビア 536 イングランド 541 スロベニア 552 リトアニア 534 ラトビア 537 アイルランド 550 ロシア 532 オランダ 535 ハンガリー 548 イングランド 531 リトアニア 530 オーストラリア 546 ハンガリー 529 アメリカ 529 アメリカ 545 アメリカ 518 ドイツ 525 カナダ 532 キプロス 510 デンマーク 523 イスラエル 531 モルドバ 504 オーストラリア 516 ラトビア 525 イタリア 503 ハンガリー 510 スコットランド 520 オーストラリア 499 イタリア 507 イングランド 513 ニュージーランド 493 オーストリア 505 ノルウェー 502 スコットランド 490 スウェーデン 503 キプロス 502 スロベニア 479 スロベニア 502 ニュージーランド 499 アルメニア 456 アルメニア 500 ギリシャ 492 ノルウェー 451 スロバキア 496 タイ 490 イラン 389 スコットランド 494 ポルトガル 475 フィリピン 358 ニュージーランド 492 アイスランド 474 モロッコ 347 チェコ 486 イラン 429 チュニジア 339 ノルウェー 473 クウェート 400 ( 小学校 4 年 ) ウクライナ 469 ( 小学校 4 年 ) グルジア 438 イラン 402 参考 アルジェリア 378 コロンビア 355 1995 年 ( 平成 7 年 ) 国 / 地域 平均得点 モロッコ 341 シンガポール 590 点 エルサルバドル 330 日本 567 チュニジア 327 香港 557 クウェート 316 オランダ 549 カタール 296 ハンガリー 521 イエメン 224 アメリカ 518 ( 小学校 4 年 ) ラトビア 499 2003 年調査参加国のみ (IEA 発表 ) オーストラリア 495 スコットランド 493 イングランド 484 ノルウェー 476 キプロス 475 ニュージーランド 469 スロベニア 462 イラン 387 ( 小学校 4 年 ) 第 4 回 2003 年 ( 平成 15 年 ) 1995 年の平均得点は, 小学校 3 年生と 4 年生を合わせて平均値が 500 点, 標準偏差が 100 点となるよう算出されているが, この表では,1999 年以降の調査のデータと比較可能とするため, 小学校 4 年生のみの平均値が 500 点, 標準偏差が 100 点となるよう算出し直した 第 5 回 2007 年 ( 平成 19 年 )

数学の成績 ( 中学校 ) 第 1 回 1964 年 ( 昭和 39 年 ) 第 2 回 1981 年 ( 昭和 56 年 ) 第 3 回 TIMSS 1995 年 ( 平成 7 年 ) 国 / 地域 (12) 平均総得点国 / 地域 (20) 平均正答率国 / 地域 (41) 平均得点国 / 地域 (38) 平均得点国 / 地域 (45) 平均得点国 / 地域 (48) 平均得点 イスラエル 32.3 点 日本 62.3 % シンガポール 643 点 シンガポール 604 点 シンガポール 605 点 台湾 598 点 日本 31.2 オランダ 57.4 韓国 607 韓国 587 韓国 589 韓国 597 ベルギー 30.4 ハンガリー 56.3 日本 605 台湾 585 香港 586 シンガポール 593 西ドイツ 25.5 フランス 52.6 香港 588 香港 582 台湾 585 香港 572 イングランド 23.8 ベルギー ( フラマン語圏 ) 52.4 ベルギー ( フラマン語圏 ) 565 日本 579 日本 570 日本 570 スコットランド 22.3 カナダ ( フ リティッシュコロンヒ ア州 ) 51.8 チェコ 564 ベルギー ( フラマン語圏 ) 558 ベルギー ( フラマン語圏 ) 537 ハンガリー 517 オランダ 21.4 スコットランド 50.8 スロバキア 547 オランダ 540 オランダ 536 イングランド 513 フランス 21.0 ベルギー ( フランス語圏 ) 50.0 スイス 545 スロバキア 534 エストニア 531 ロシア 512 オーストラリア 18.9 香港 49.5 オランダ 541 ハンガリー 532 ハンガリー 529 アメリカ 508 アメリカ合衆国 17.8 カナダ ( オンタリオ州 ) 49.4 スロベニア 541 カナダ 531 マレーシア 508 リトアニア 506 フィンランド 16.1 イングランド 47.4 ブルガリア 540 スロベニア 530 ラトビア 508 チェコ 504 スウェーデン 15.3 フィンランド 46.9 オーストリア 539 ロシア 526 ロシア 508 スロベニア 501 ( 中学校 2 年 :70 点満点 ) ニュージーランド 45.6 フランス 538 オーストラリア 525 スロバキア 508 アルメニア 499 アメリカ合衆国 45.5 ハンガリー 537 フィンランド 520 オーストラリア 505 オーストラリア 496 イスラエル 44.7 ロシア 535 チェコ 520 アメリカ 504 スウェーデン 491 タイ 42.3 オーストラリア 530 マレーシア 519 リトアニア 502 マルタ 488 スウェーデン 41.6 アイルランド 527 ブルガリア 511 スウェーデン 499 スコットランド 487 ルクセンブルク 37.6 カナダ 527 ラトビア 505 スコットランド 498 セルビア 486 ナイジェリア 33.9 ベルギー ( フランス語圏 ) 526 アメリカ合衆国 502 イスラエル 496 イタリア 480 スワジーランド 31.6 タイ 522 イングランド 496 ニュージーランド 494 マレーシア 474 ( 中学校 1 年 ) イスラエル 522 ニュージーランド 491 スロベニア 493 ノルウェー 469 スウェーデン 519 リトアニア 482 イタリア 484 キプロス 465 ドイツ 509 イタリア 479 アルメニア 478 ブルガリア 464 ニュージーランド 508 キプロス 476 セルビア 477 イスラエル 463 イングランド 506 ルーマニア 472 ブルガリア 476 ウクライナ 462 ノルウェー 503 モルドバ 469 ルーマニア 475 ルーマニア 461 デンマーク 502 タイ 467 ノルウェー 461 ボスニア ヘルツェゴビナ 456 アメリカ合衆国 500 イスラエル 466 モルドバ 460 レバノン 449 スコットランド 498 チュニジア 448 キプロス 459 タイ 441 ラトビア 493 マケドニア 447 マケドニア 435 トルコ 432 スペイン 487 トルコ 429 レバノン 433 ヨルダン 427 アイスランド 487 ヨルダン 428 ヨルダン 424 チュニジア 420 ギリシャ 484 イラン 422 イラン 411 グルジア 410 ルーマニア 482 インドネシア 403 インドネシア 411 イラン 403 リトアニア 477 チリ 392 チュニジア 410 バーレーン 398 キプロス 474 フィリピン 345 エジプト 406 インドネシア 397 ポルトガル 454 モロッコ 337 バーレーン 401 シリア 395 イラン 428 南アフリカ 275 パレスチナ 390 エジプト 391 クウェート 392 ( 中学校 2 年 ) チリ 387 アルジェリア 387 コロンビア 385 モロッコ 387 コロンビア 380 南アフリカ 354 フィリピン 378 オマーン 372 ( 中学校 2 年 ) ボツワナ 366 パレスチナ 367 サウジアラビア 332 ボツワナ 364 ガーナ 276 クウェート 354 南アフリカ 264 エルサルバドル 340 参考 ( 中学校 2 年 ) サウジアラビア 329 1995 年 ( 平成 7 年 ) ガーナ 309 国 / 地域 平均得点 カタール 307 シンガポール 609 点 ( 中学校 2 年 ) 韓国 581 日本 581 香港 569 ベルギー ( フラマン語圏 ) 550 スロバキア 534 オランダ 529 ハンガリー 527 ブルガリア 527 ロシア 524 ニュージーランド 501 イングランド 498 2003 年調査参加国のみ (IEA 発表 ) アメリカ 492 ラトビア 488 ルーマニア 474 リトアニア 472 キプロス 468 イラン 418 ( 中学校 2 年 ) 第 3 回 TIMSS-R 1999 年 ( 平成 11 年 ) 第 4 回 TIMSS 2003 年 ( 平成 15 年 ) 1995 年の平均得点は, 中学校 1 年生と 2 年生を合わせて平均値が 500 点, 標準偏差が 100 点となるよう算出されているが, この表では,1999 年以降の調査のデータと比較可能とするため, 中学校 2 年生のみの平均値が 500 点, 標準偏差が 100 点となるよう算出し直した 第 5 回 TIMSS 2007 年 ( 平成 19 年 )

理科の成績 ( 小学校 ) 第 1 回調査 1970 年 ( 昭和 45 年 ) 国 / 地域 (16) 平均得点 国 / 地域 (19) 平均正答率 国 / 地域 (26) 平均得点 国 / 地域 (25) 平均得点 国 / 地域 (36) 平均得点 日本 21.7 点 日本 64.3 % 韓国 597 点 シンガポール 565 点 シンガポール 587 点 スウェーデン 18.3 韓国 64.0 日本 574 台湾 551 台湾 557 ベルギー (Fl) 17.9 フィンランド 63.8 アメリカ 565 日本 543 香港 554 アメリカ 17.7 スウェーデン (4 学年 ) 61.1 オーストリア 565 香港 542 日本 548 フィンランド 17.5 カナダ ( 仏語圏 ) 60.4 オーストラリア 562 イングランド 540 ロシア 546 ハンガリー 16.7 ハンガリー 60.2 オランダ 557 アメリカ 536 ラトビア 542 イタリア 16.7 カナダ ( 英語圏 ) 57.2 チェコ 557 ラトビア 532 イングランド 542 イングランド 15.7 イタリア 55.8 イングランド 551 ハンガリー 530 アメリカ 539 オランダ 15.3 アメリカ 54.8 カナダ 549 ロシア 526 ハンガリー 536 西ドイツ 14.9 オーストラリア 53.5 シンガポール 547 オランダ 525 イタリア 535 スコットランド 14.0 スウェーデン (3 学年 ) 53.4 スロベニア 546 オーストラリア 521 カザフスタン 533 ベルギー (Fr) 13.9 ノルウェー 52.9 アイルランド 539 ニュージーランド 520 ドイツ 528 タイ 9.9 ポーランド 49.7 スコットランド 536 ベルギー ( フラマン語圏 ) 518 オーストラリア 527 チリー 9.1 イスラエル 49.6 香港 533 イタリア 516 スロバキア 526 インド 8.5 イングランド 48.8 ハンガリー 532 リトアニア 512 オーストリア 526 イラン 4.1 シンガポール 46.8 ニュージーランド 531 スコットランド 502 スウェーデン 525 ベルギー (Fl): フラマン語の地域 第 2 回調査 1983 年 ( 昭和 58 年 ) 第 3 回 1995 年 ( 平成 7 年 ) 香港 46.6 ノルウェー 530 モルドバ 496 オランダ 523 フィリピン 39.6 ラトビア 512 スロベニア 490 スロベニア 518 ベルギー (Fr): フランス語の地域 ( 小学校 5 年 :40 点満点 ) ナイジェリア 32.9 イスラエル 505 キプロス 480 デンマーク 517 ( 小学校 5 年 ) アイスランド 505 ノルウェー 466 チェコ 515 ギリシャ 497 アルメニア 437 リトアニア 514 ポルトガル 480 イラン 414 ニュージーランド 504 キプロス 475 フィリピン 332 スコットランド 500 タイ 473 チュニジア 314 アルメニア 484 イラン 416 モロッコ 304 ノルウェー 477 クウェート 401 ( 小学校 4 年 ) ウクライナ 474 ( 小学校 4 年 ) イラン 436 グルジア 418 参考 コロンビア 400 1995 年 ( 平成 7 年 ) エルサルバドル 390 国 / 地域 平均得点 アルジェリア 354 日本 553 点 クウェート 348 アメリカ 542 チュニジア 318 オランダ 530 モロッコ 297 イングランド 528 カタール 294 シンガポール 523 イエメン 197 オーストラリア 521 2003 年調査参加国のみ (IEA 発表 ) ( 小学校 4 年 ) スコットランド 514 香港 508 ハンガリー 508 ニュージーランド 505 ノルウェー 504 ラトビア 486 スロベニア 464 キプロス 450 イラン 380 ( 小学校 4 年 ) 第 4 回 2003 年 ( 平成 15 年 ) 1995 年の平均得点は, 小学校 3 年生と 4 年生を合わせて平均値が 500 点, 標準偏差が 100 点となるよう算出されているが, この表では,1999 年以降の調査のデータと比較可能とするため, 小学校 4 年生のみの平均値が 500 点, 標準偏差が 100 点となるよう算出し直した 第 5 回 2007 年 ( 平成 19 年 )

理科の成績 ( 中学校 ) 第 1 回 1970 年 ( 昭和 45 年 ) 第 2 回 1983 年 ( 昭和 58 年 ) 第 3 回 TIMSS 1995 年 ( 平成 7 年 ) 国 / 地域 (18) 平均総得点国 / 地域 (26) 平均正答率国 / 地域 (41) 平均得点国 / 地域 (38) 平均得点国 / 地域 (45) 平均得点国 / 地域 (48) 平均得点 日本 31.2 点 ハンガリー 72.2 % シンガポール 607 点 台湾 569 点 シンガポール 578 点 シンガポール 567 点 ハンガリー 29.1 日本 67.3 チェコ 574 シンガポール 568 台湾 571 台湾 561 オーストラリア 24.6 オランダ 65.8 日本 571 ハンガリー 552 韓国 558 日本 554 ニュージーランド 24.2 カナダ ( 英語 ) 61.9 韓国 565 日本 550 香港 556 韓国 553 西ドイツ 23.7 イスラエル 61.9 ブルガリア 565 韓国 549 エストニア 552 イングランド 542 スウェーデン 21.7 フィンランド 61.7 オランダ 560 オランダ 545 日本 552 ハンガリー 539 アメリカ合衆国 21.6 スウェーデン (8 学年 ) 61.4 スロベニア 560 オーストラリア 540 ハンガリー 543 チェコ 539 スコットランド 21.4 ポーランド 60.4 オーストリア 558 チェコ 539 オランダ 536 スロベニア 538 イングランド 21.3 カナダ ( 仏語 ) 60.2 ハンガリー 554 イングランド 538 アメリカ 527 香港 530 ベルギー ( フラマン語圏 ) 21.2 韓国 60.2 イングランド 552 フィンランド 535 オーストラリア 527 ロシア 530 フィンランド 20.5 ノルウェー 59.8 ベルギー ( フラマン語圏 ) 550 スロバキア 535 スウェーデン 524 アメリカ 520 イタリア 18.5 イタリア (9 学年 ) 59.6 オーストラリア 545 ベルギー ( フラマン語圏 ) 535 スロベニア 520 リトアニア 519 オランダ 17.8 オーストラリア 59.5 スロバキア 544 スロベニア 533 ニュージーランド 520 オーストラリア 515 タイ 15.6 中国 58.7 ロシア 538 カナダ 533 リトアニア 519 スウェーデン 511 ベルギー ( フランス語圏 ) 15.4 スウェーデン (7 学年 ) 57.7 アイルランド 538 香港 530 スロバキア 517 スコットランド 496 チリー 9.2 イングランド 55.8 スウェーデン 535 ロシア 529 ベルギー ( フラマン語圏 ) 516 イタリア 495 イラン 7.8 タイ 55.1 アメリカ合衆国 534 ブルガリア 518 ロシア 514 アルメニア 488 インド 7.6 シンガポール 54.9 ドイツ 531 アメリカ合衆国 515 ラトビア 512 ノルウェー 487 ( 中学校 3 年 :80 点満点 ) アメリカ合衆国 54.8 カナダ 531 ニュージーランド 510 スコットランド 512 ウクライナ 485 香港 54.6 ノルウェー 527 ラトビア 503 マレーシア 510 ヨルダン 482 パプアニューギニア 54.5 ニュージーランド 525 イタリア 493 ノルウェー 494 マレーシア 471 イタリア (8 学年 ) 52.4 タイ 525 マレーシア 492 イタリア 491 タイ 471 ガーナ 45.5 イスラエル 524 リトアニア 488 イスラエル 488 セルビア 470 ジンバブエ 41.3 香港 522 タイ 482 ブルガリア 479 ブルガリア 470 ナイジェリア 40.8 スイス 522 ルーマニア 472 ヨルダン 475 イスラエル 468 フィリピン 38.2 スコットランド 517 イスラエル 468 モルドバ 472 バーレーン 467 ( 中学校 3 年 ) スペイン 517 キプロス 460 ルーマニア 470 ボスニア ヘルツェゴビナ 466 フランス 498 モルドバ 459 セルビア 468 ルーマニア 462 ギリシャ 497 マケドニア 458 アルメニア 461 イラン 459 アイスランド 494 ヨルダン 450 イラン 453 マルタ 457 ルーマニア 486 イラン 448 マケドニア 449 トルコ 454 ラトビア 485 インドネシア 435 キプロス 441 シリア 452 ポルトガル 480 トルコ 433 バーレーン 438 キプロス 452 デンマーク 478 チェニジア 430 パレスチナ 435 チュニジア 445 リトアニア 476 チリ 420 エジプト 421 インドネシア 427 ベルギー ( フランス語圏 ) 471 フィリピン 345 インドネシア 420 オマーン 423 イラン 470 モロッコ 323 チリ 413 グルジア 421 キプロス 463 南アフリカ 243 チュニジア 404 クウェート 418 クウェート 430 ( 中学校 2 年 ) サウジアラビア 398 コロンビア 417 コロンビア 411 モロッコ 396 レバノン 414 南アフリカ 326 レバノン 393 エジプト 408 ( 中学校 2 年 ) フィリピン 377 アルジェリア 408 ボツワナ 365 パレスチナ 404 ガーナ 255 サウジアラビア 403 南アフリカ 244 エルサルバドル 387 参考 ( 中学校 2 年 ) ボツワナ 355 カタール 319 1995 年 ( 平成 7 年 ) 国 / 地域 平均得点 ガーナ 303 シンガポール 580 点 ( 中学校 2 年 ) 日本 554 韓国 546 ブルガリア 545 オランダ 541 ハンガリー 537 イングランド 533 ベルギー ( フラマン語圏 ) 533 スロバキア 532 ロシア 523 アメリカ 513 ニュージーランド 511 2003 年調査参加国のみ (IEA 発表 ) 香港 510 ラトビア 476 ルーマニア 471 リトアニア 464 イラン 463 キプロス 452 ( 中学校 2 年 ) 第 3 回 TIMSS-R 1999 年 ( 平成 11 年 ) 第 4 回 TIMSS 2003 年 ( 平成 15 年 ) 1995 年の平均得点は, 中学校 1 年生と 2 年生を合わせて平均値が 500 点, 標準偏差が 100 点となるよう算出されているが, この表では,1999 年以降の調査のデータと比較可能とするため, 中学校 2 年生のみの平均値が 500 点, 標準偏差が 100 点となるよう算出し直した 第 5 回 TIMSS 2007 年 ( 平成 19 年 )

TIMSS2007 を受けた今後の取組 我が国の学力の状況 平均得点はすべて前回以上 順位も調査参加国が増加したが 国際的に見て上位を維持 学ぶ意欲や学習習慣は 小学校では改善傾向 課 題 記述式の推論の問題の正答率が低いこと ( 国際的にも同様の傾向はある ) 学ぶ意欲や学習習慣等は特に小学校で改善傾向が見られるが 各国と比較してみると 依然低い状況に留まっているものも多いこと 課題を受けた取組 ~ 理数教育の充実を図る新学習指導要領学習指導要領の着実な実施 ~ 基礎的 基本的な知識及び技能と 思考力 判断力 表現力をバランスよく育成 基礎的 基本的な知識及び技能については 繰り返し学習することで定着を図るとともに 習得した知識 技能を活用する学習活動を充実させ 思考力 判断力 表現力等の育成を図る 授業時数の充実 算数 数学の授業時数を増加 ( 小学校 16% 中学校 22% 増 ) 数量や図形の知識 技能を実際の場面で活用する時間を確保 理科の授業時数を増加 ( 小学校 16% 中学校 33% 増 ) 観察 実験等を充実する時間を確保し 関心や意欲を高める 新学習指導要領の指導内容を平成 21 年度から先行実施 必要な補助教材を補正予算で措置し 授業時数も増加 ~ 個に応じた指導を積極的に実施 ~ 習熟度別指導 少人数指導の実施 発展的な学習 補充的な学習の実施 ~ 教育条件を整備し 教師が子どもたちと向き合う環境をつくる ~ 教職員定数の改善 外部人材の活用 教師の事務負担の軽減など

TIMSS( 国際数学 理科教育動向調査 ) とは ティムズ (TIMSS= Trends in International Mathematics and Science Study) 調査の概要 初等中等教育段階における児童 生徒の算数 数学及び理科の教育到達度を国際的な尺度によって測定し 児童 生徒の学習環境条件等の諸要因との関係を分析することを目的としている 学校カリキュラムで学んだ知識や技能がどの程度習得されて いるかを中心に調査 ( PISA は学校カリキュラムに基づく調査ではない ) 国際教育到達度評価学会 (IEA: 本部アムステルダム ) が昭和 39 年から継続的に実施 (1995 年からは4 年に一度 ) 調査の対象となる学年は第 4 学年と第 8 学年で 我が国では小学校 4 年生 中学校 2 年生となる 2007 年調査には 37か国 地域から約 16 万人の小学生と 50か国 地域から約 22 万人の中学生が参加 我が国では 無作為抽出をして選定した小学校 148 校から約 4500 名 中学校 146 校から約 4300 名が調査に参加 教科に関する調査の他に児童 生徒質問紙 教師質問紙及び学校質問紙による調査を実施