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技術資料番号 :ASE-38855 改訂履歴 日付 Revision 内 容 2002/01/23 0.00 暫定版 2002/05/14 0.01 暫定版 (2) 2002/10/14 1.00 リリース初版 2005/03/18 1.02 MPPS 対応更新に伴う変更およびモダリティワークリストの依頼側医師 (0032,1032) から 二次取得画像 IOD に使用可能 を削除 2006/01/20 1.03 文言統一 ( 特定文字集合 拡張文字集合 ) 2011/01/20 1.10 シリーズインスタンス UID(0020,000E) と SOP インスタンス UID(0008,0018) の y の前に 1 を挿入 2011/04/15 1.10 社名変更 2013/10/24 1.11 製造者 (0008,0070) タグの社名変更 2014/10/08 2.00 インプリメンテーション バージョン名を以下に変更 ADLib 20070220 リトル エンディアンのみをサポート DCS シリーズ (BMD) と AOS シリーズ (BDUS) のモダリティを個別に変更画素データ (7FE0,0010) を OW のみの使用に変更患者方向 (0020,0020) に空文字列を適用機種毎にインプリメンテーションクラス UID を設定二次取得画像 IOD モジュールに治験被験者 治験検査 治験シリーズ 器具 標本 ICC プロファイルの記載を追加患者コメント (0010,4000) の扱いを変更検査記述 (0008,1030) の扱いを変更左右 (0020,0060) の扱いを変更シリーズインスタンス UID(0020,000E) と SOP インスタンス UID(0008,0018) において以下の変更を実施 301 obj に記述を変更 y の前の 1 を削除拡張文字集合のサポートに ISO_IR 100 の記載を追加 2016/04/01 2.00 社名変更 2017/06/13 2.01 ALPHYS A を追加製造者 (0008,0070) タグの記載変更骨塩量測定装置 骨塩量評価装置を骨密度測定装置に変更 Hitachi, Ltd. 2013,2017. All rights reserved. 本書は DICOM 規格に対応する装置への添付が義務づけられているコンフォーマンス ステートメントです 本書の内容は正確を期して記述されていますが 株式会社日立製作所は本書のご利用によって生ずる損失や不利益を保障するものではありません また 株式会社日立製作所は 装置機能の改善に伴い あるいは 記載事項の訂正の為に 本書を予告なく改訂する権利を有します

目次 0. はじめに... 1 1. インプリメンテーション モデル... 2 1.1. アプリケーションのデータフロー図... 2 2. AE の仕様... 3 2.1. bddicom AE の仕様... 3 2.1.1. アソシエーションの確立... 3 2.1.1.1. アソシエーションの概要... 3 2.1.1.2. アソシエーションの数... 3 2.1.1.3. 非同期通信の有無... 3 2.1.1.4. インプリメンテーション識別情報 および ファイルメタ情報... 3 2.1.2. bddicom AE のクライアント動作... 4 2.1.2.1. 提案するプレゼンテーション コンテキスト... 4 2.1.2.2. 確認 SOP のクライアント動作... 4 2.1.2.2.1. 確認 SOP クラス固有のコンフォーマンス... 4 2.1.2.3. モダリティワークリスト SOP のクライアント動作... 4 2.1.2.3.1. 関連する実際の動作... 5 2.1.2.3.2. モダリティワークリスト SOP クラス固有のコンフォーマンス... 5 2.1.2.3.2.1. SOP 共通モジュール... 5 2.1.2.3.2.2. 予約済手続きステップモジュール... 6 2.1.2.3.2.3. 依頼された手続きモジュール... 7 2.1.2.3.2.4. 画像化サービス要求モジュール... 8 2.1.2.3.2.5. 患者識別モジュール... 8 2.1.2.3.2.6. 患者記述モジュール... 9 2.1.2.4. 二次取得画像保存 SOP のクライアント動作... 10 2.1.2.4.1. 関連する実際の動作... 10 2.1.2.4.2. 二次取得画像保存 SOP クラス固有のコンフォーマンス... 10 2.1.2.4.2.1. 患者 IOD モジュール... 11 2.1.2.4.2.2. 一般検査 IOD モジュール... 11 2.1.2.4.2.3. 患者検査 IOD モジュール... 11 2.1.2.4.2.4. 一般シリーズ IOD モジュール... 12 2.1.2.4.2.5. 一般装置 IOD モジュール... 13 2.1.2.4.2.6. 二次取得装置 IOD モジュール... 13 2.1.2.4.2.7. 一般画像 IOD モジュール... 13 2.1.2.4.2.8. 画像画素 IOD モジュール... 14 2.1.2.4.2.9. SOP 共通 IOD モジュール... 14 2.1.2.5. モダリティ 実施済み手続きステップ SOP のクライアント動作... 15 2.1.2.5.1. 関連する実際の動作... 15 2.1.2.5.2. モダリティ 実施済み手続きステップ SOP クラス固有のコンフォーマンス... 15 2.1.2.5.2.1. SOP 共通モジュール... 15 2.1.2.5.2.2. 実施済手続きステップ関係モジュール... 16 2.1.2.5.2.3. 実施済手続きステップ情報モジュール... 16 2.1.2.5.2.4. 画像収集結果モジュール... 17 3. 通信のプロファイル... 18 3.1. サポートされる通信スタック... 18 3.1.1. TCP/IP のスタック... 18 3.1.1.1. 応用プログラム インターフェース (API)... 18 3.1.1.2. サポートする物理メディア... 18 4. SOP の拡張, 特殊化および私的な定義... 18 4.1. 拡張, 特殊化および私的な SOP... 18 4.2. 私的な転送構文... 18 5. コンフィギュレーションの方法... 18 i

5.1. AE タイトルとプレゼンテーションアドレスの対応... 18 6. 拡張文字集合のサポート... 19 ii

0. はじめに 本書は 医用画像のデジタルデータ交換の国際的な規格である DICOM に対応した 骨密度測定装置の操作端末に組み込まれて動作するサブ プログラム (bddicom) のコンフォ - マンス ステートメントである bddicom は ネットワーク環境では 以下をそれぞれ SCU(Service Class User) としてサポートする 確認 SOP クラス (C-ECHO) 二次取得画像保存 SOP クラス (C-STORE) モダリティワークリスト情報モデル FIND SOP クラス (MWM) モダリティ実施済み手続きステップ SOP クラス (MPPS) - 1 -

1. インプリメンテーション モデル bddicom が複合画像情報オブジェクト保存 SOP クラスのクライアントとして動作する場合には 保存 SCP (Service Class Provider) との間に接続されたイーサネットを介して 二次取得画像情報オブジェクトを送出する 二次取得画像は RGB カラー画像の光度測定解釈で表現される bddicom はモダリティワークリスト SOP クラスのクライアントとしても動作する 接続相手となるモダリティワークリスト SCP は モダリティワークリストを単独のサービスとして実装しても良いし 画像の保存サービスと兼ねて実装しても良い モダリティワークリスト SCP から得られる患者や検査の属性の一部は 骨密度測定情報の属性として使用される 1.1. アプリケーションのデータフロー図 図 1.1-1 のデータフロー図は bddicom の保存 モダリティワークリスト ( 実施済み手続きステップも兼ねる ) のアプリケーション エンティティー (AE) との関連を示している ここでは DICOM の慣例に従い AE を で囲み その左側には使用者が行う実際の活動を で囲み また AE の右側には外部の装置が行う実際の活動を同様に で囲んでいる 縦の破線は bddicom と外部装置の間の DICOM 標準インターフェースである 使用者がモダリティワークリストによる患者や検査の情報を要求すると bddicom AE は モダリティワークリスト SCP( 実施済み手続きステップ SCP も兼ねる ) に対してアソシエーションを開始する アソシエーションが確立すれば bddicom AE は C-FIND 要求を発行し SCP から照合結果を受け取る 使用者が ネットワーク上の画像サーバへの保存を要求すると bddicom AE は保存 SCP に対してアソシエーションを開始する SCP が二次取得画像の保存をサポートしていれば bddicom AE はユーザが指定する静止画像の送出を開始する サーバーが応答すれば このアソシエーションは正常に終了するが タイムアウトなどのエラーが発生すれば アソシエーションは異常終了する 骨密度測定装置 外部装置 通信の確認 画像の保存 ワークリスト bddicom AE 保存サーバ ワークリストサーバ 図 1.1-1 データフロー図 bddicom AE の機能定義 bddicom AE: 二次取得画像情報オブジェクトの保存 SOP クラス モダリティワークリスト SOP クラス モダリティ実施済み手続きステップ SOP クラス ならびに 確認 SOP クラスの SCU として動作する - 2 -

2. AE の仕様 2.1. bddicom AE の仕様 bddicom AE は 下記の DICOM 複合画像情報オブジェクト保存 SOP クラス モダリティワークリスト SOP クラス ならびに モダリティ実施済み手続きステップ SOP クラスに SCU として適合する SOP クラス名 SOP クラス UID 確認 SOP クラス 1.2.840.10008.1.1 二次取得画像保存 SOP クラス 1.2.840.10008.5.1.4.1.1.7 モダリティワークリスト情報モデル FIND SOP クラス 1.2.840.10008.5.1.4.31 モダリティ実施済み手続きステップ SOP クラス 1.2.840.10008.3.1.2.3.3 2.1.1. アソシエーションの確立 モダリティワークリストのアソシエーションを開始するには 骨密度測定装置の情報受信機能によって 予め設定されているモダリティワークリスト SCP に対してアソシエーションを開始する そのアソシエーションが受付けられれば 患者 ID を主体とする照合キーをもつ C-FIND コマンドを発行する 画像をネットワークで保存するには 骨密度測定装置の検査結果を表示し 結果送信機能によって 予め設定されている保存 SOP クラスの SCP にアソシエーションを開始する そのアソシエーションが受付けられれば 二次取得画像情報オブジェクトを送出する 骨密度測定装置からの操作によって 予め設定されているモダリティ実施済み手続きステップ SCP に対してアソシエーションを開始する そのアソシエーションが受付けられれば N-CREATE または N-SET コマンドによって検査の終了を送出する 2.1.1.1. アソシエーションの概要 最大 PDU サイズは 16,384 バイトである bddicom AE は拡張折衝を行わない 2.1.1.2. アソシエーションの数 bddicom AE は 複数の同時アソシエーションをサポートしない 2.1.1.3. 非同期通信の有無 bddicom AE は 非同期の通信をサポートしない 2.1.1.4. インプリメンテーション識別情報 および ファイルメタ情報 ネットワーク環境で使用するインプリメンテーションクラス UID で使用するファイルメタ情報は 以下の値を持つ DCS-600EXV: 1.2.392.200039.302-3 -

AOS-100SA: 1.2.392.200039.308 DCS-900FX: 1.2.392.200039.309 AOS-100E: 1.2.392.200039.310 ALPHYS A: 1.2.392.200039.311 また bddicom のインプリメンテーション バージョン名は 次の通りである ADLib 20070220 2.1.2. bddicom AE のクライアント動作 2.1.2.1. 提案するプレゼンテーション コンテキスト bddicom AE は 表 2.1.2.1-1 に示すプレゼンテーション コンテキストを提案する プレゼンテーション コンテキストには 確認 SOP クラス名 二次取得画像情報オブジェクトの保存 SOP クラス名 モダリティワークリスト SOP クラス名 および モダリティ実施済み手続きステップ SOP クラス名を一括して提示する 上記したクラスの抽象構文としては 暗黙リトル エンディアン 若しくは 明示リトル エンディアン転送構文が使用可能である 表 2.1.2.1-1 プレゼンテーション コンテキスト抽象構文名抽象構文 UID 転送構文 UID 役割拡張折衝 確認 SOP クラス 1.2.840.10008.1.1 1.2.840.10008.1.2 1.2.840.10008.1.2.1 SCU なし 二次取得画像保存 SOP クラス 1.2.840.10008.5.1.4.1.1.7 1.2.840.10008.1.2 1.2.840.10008.1.2.1 SCU なし モダリティワークリスト情報モデル FIND 1.2.840.10008.5.1.4.31 1.2.840.10008.1.2 1.2.840.10008.1.2.1 SCU なし モダリティ実施済み手続きステップ SOP クラス 1.2.840.10008.3.1.2.3.3 1.2.840.10008.1.2 1.2.840.10008.1.2.1 SCU なし 2.1.2.2. 確認 SOP のクライアント動作 2.1.2.2.1. 確認 SOP クラス固有のコンフォーマンス bddicom AE は 標準の確認 SOP クラスの SCU として適合する 2.1.2.3. モダリティワークリスト SOP のクライアント動作 モダリティワークリスト SOP は 情報システム (IS: Information System) より 検査の対象とする患者の情報 および 検査に必要な情報を取得する機能を持つ - 4 -

2.1.2.3.1. 関連する実際の動作 骨密度測定装置装置の検査情報 ( 注釈情報 ) 入力画面において 情報受信ボタンを押すと検索を開始する その際 必須の検索キーである検査開始日付は骨密度測定装置の日付より導かれるが さらに 患者 ID( 検査番号 ) を入力して検索の範囲を制限できる 取得された患者一覧表より 検査対象の個人を選択する事により検査情報 ( 注釈情報 ) 入力画面の各項目に反映する 各動作の詳細は それぞれの装置による 2.1.2.3.2. モダリティワークリスト SOP クラス固有のコンフォーマンス モダリティワークリスト IOD を構成する情報モジュールを表 2.1.2.3.2-1 に記載する 表 2.1.2.3.2-1 モダリティワークリスト情報オブジェクトモデル モジュール名 ー合キタイ照ー答キタイプ応プ使用状況 SOP 共通 O 1C 使用する 予約済手続きステップ R 1 使用する 依頼された手続き O 1 使用する 画像化サービス要求 O 2 使用する 患者関係 O 3 ( 使用しない ) 患者識別 R 1 使用する 患者記述 O 2 使用する 患者医療 O 2 ( 使用しない ) 来院識別 O 2 ( 使用しない ) 来院状態 O 2 ( 使用しない ) 来院関係 O 2 ( 使用しない ) 来院受診 O 3 ( 使用しない ) 2.1.2.3.2.1. SOP 共通モジュール 表 2.1.2.3.2.1-1 SOP 共通モジュールの属性照ー合キー答キタタグ属性名 VR イタイプ応プ説明 (0008,0005) 拡張文字集合 CS O 1C 使用する (0008,0012) インスタンス生成日付 DA O 3 ( 使用しない ) (0008,0013) インスタンス生成時刻 TM O 3 ( 使用しない ) (0008,0014) インスタンス生成者 UID UI O 3 ( 使用しない ) (0008,0016) SOP クラス UID UI O 3 ( 使用しない ) (0008,0018) SOP インスタンス UID UI O 3 ( 使用しない ) - 5 -

2.1.2.3.2.2. 予約済手続きステップモジュール 表 2.1.2.3.2.2-1 予約済手続きステップモジュールの属性照ー合キー答キタタタグ属性名 VR イイプ応プ説明 (0040,0100) 予定手続きステップシーケンス SQ R 1 シーケンスは 1 項に制限される (0008,0060) > モダリティ CS R 1 DCS ALPHYS シリーズでは BMD AOS シリーズでは BDUS もしくは OT で照合する (0032,1070) > 依頼された造影剤 LO O 2C ( 使用しない ) (0040,0001) > 予定ステーション AEタイトル AE R 1 SCU の AE タイトルで照合する (0040,0002) > 手続きステップ開始予定日付 DA R 1 当日の日付で照合する (0040,0003) > 手続きステップ開始予定時刻 TM R 1 空文字列で照合する (0040,0004) > 手続きステップ終了予定日付 DA O 3 ( 使用しない ) (0040,0005) > 手続きステップ終了予定時刻 TM O 3 ( 使用しない ) (0040,0006) > 予定する実行医師の名前 PN R 2 空文字列で照合する (0040,0007) > 予定される手続きステップ記述 LO O 1C 空文字列で照合する (0040,0008) > 実行予定の項目コードシーケン SQ O 1C ( 該当しない ) ス (0008,0100) >> コード値 SH O 1C ( 該当しない ) (0008,0102) >> 符号化体系指定子 SH O 1C ( 該当しない ) (0008,0103) >> 符号化体系版 SH O 3 ( 該当しない ) (0008,0104) >> コード意味 LO O 3 ( 該当しない ) (0040,0009) > 予約済手続きステップ ID SH O 1 空文字列で照合する (0040,0010) > 予定するステーション名 SH O 2 ( 使用しない ) (0040,0011) > 手続きステップ予定場所 SH O 2 ( 使用しない ) (0040,0012) > 事前の薬物投与 LO O 2C ( 使用しない ) (0040,0020) > 予約済み手続きステップ状態 CS O 3 ( 使用しない ) (0040,0400) > 予約済手続きステップについてのコメント LT O 3 ( 使用しない ) - 6 -

2.1.2.3.2.3. 依頼された手続きモジュール モダリティワークリスト SCP は 検査を統合する為 モダリティに依存しない検査インスタンス UID を生成する事が期待される 表 2.1.2.3.2.3-1 依頼済手続きモジュールの属性照ー合キー答キタタタグ属性名 VR イイプ応プ説明 (0008,1110) 参照検査シーケンス SQ O 2 ( 使用しない ) (0008,1150) > 参照 SOP クラス UID UI O 1C ( 該当しない ) (0008,1155) > 参照 SOP インスタンス UID UI O 1C ( 該当しない ) (0020,000D) 検査インスタンス UID UI O 1 空文字列で照合する二次取得画像 IOD に使用する (0032,1060) 依頼された手続きの記述 LO O 1C ( 使用しない ) (0032,1064) 依頼された手続きのコードシーケ SQ O 1C ( 使用しない ) ンス (0008,0100) > コード値 SH O 1C ( 該当しない ) (0008,0102) > 符号化体系指定子 SH O 1C ( 該当しない ) (0008,0103) > 符号化体系版 SH O 3 ( 該当しない ) (0008,0104) > コード意味 LO O 3 ( 該当しない ) (0040,1001) 依頼された手続きの ID SH O 1 ( 使用しない ) (0040,1002) 依頼された手続きの理由 LO O 3 ( 使用しない ) (0040,1003) 依頼された手続きの優先順位 SH O 2 ( 使用しない ) (0040,1004) 患者の移送手配 LO O 2 ( 使用しない ) (0040,1005) 依頼された手続きの場所 LO O 3 ( 使用しない ) (0040,1008) 守秘義務コード LO O 3 ( 使用しない ) (0040,1009) 報告書作成優先順位 SH O 3 ( 使用しない ) (0040,1010) 結果の予定受取者の名前 PN O 3 ( 使用しない ) (0040,1400) 依頼された手続きのコメント LT O 3 ( 使用しない ) - 7 -

2.1.2.3.2.4. 画像化サービス要求モジュール モダリティワークリスト SCP は 検査を統合する為 モダリティに依存しない受付番号を生成する事が期待される しかしながら 応答の受付番号が空文字列の場合は モダリティ側で生成した値が使用される 表 2.1.2.3.2.4-1 画像化サービス要求モジュールの属性照ー合キー答キタタタグ属性名 VR イイプ応プ説明 (0008,0050) 受付番号 SH O 2 空文字列で照合する二次取得画像 IOD に使用可能 (0008,0090) 照会医師名 PN O 2 空文字列で照合する二次取得画像 IOD に使用可能 (0032,1032) 依頼側医師 PN O 2 空文字列で照合する (0032,1033) 依頼側サービス LO O 3 ( 使用しない ) (0040,2001) 画像化サービス要求の理由 LO O 3 ( 使用しない ) (0040,2004) 画像化サービス要求の発行日付 DA O 3 ( 使用しない ) (0040,2005) 画像化サービス要求の発行時刻 TM O 3 ( 使用しない ) (0040,2008) オーダー登録者 PN O 3 ( 使用しない ) (0040,2009) オーダー登録の場所 SH O 3 ( 使用しない ) (0040,2010) オーダーコールバック電話番号 SH O 3 ( 使用しない ) (0040,2016) 発注側オーダー番号 / LO O 3 ( 使用しない ) 画像化サービス要求 (0040,2017) 受注側オーダー番号 / LO O 3 ( 使用しない ) 画像化サービス要求 (0040,2400) 画像化サービス要求コメント LT O 3 ( 使用しない ) 2.1.2.3.2.5. 患者識別モジュール NEW STUDY 画面において 患者 ID を入力した後で モダリティワークリストの Find を開始する事が可能である 患者 ID は * を後置するとワイルドカード照合となる 表 2.1.2.3.2.5-1 患者識別モジュールの属性照ー合キー答キタタタグ属性名 VR イイプ応プ説明 (0010,0010) 患者の名前 PN R 1 空文字列で照合する戻り値は二次取得画像 IOD に使用 (0010,0020) 患者 ID LO R 1 空文字列 ワイルドカード または 単一値で照合する戻り値は二次取得画像 IOD に使用 (0010,0021) 患者 ID の発行者 LO O 3 ( 使用しない ) (0010,1000) 患者の別 ID LO O 3 ( 使用しない ) (0010,1001) 患者の別名 PN O 3 ( 使用しない ) (0010,1005) 患者の誕生名 PN O 3 ( 使用しない ) (0010,1060) 患者の母親の誕生名 PN O 3 ( 使用しない ) (0010,1090) 医療記録の所在識別子 LO O 3 ( 使用しない ) - 8 -

2.1.2.3.2.6. 患者記述モジュール 表 2.1.2.3.2.6-1 患者記述モジュールの属性照ー合キー答キタタタグ属性名 VR イイプ応プ説明 (0010,0030) 患者の生年月日 DA O 2 空文字列で照合する二次取得画像 IOD に使用する (0010,0032) 患者の誕生時刻 TM O 3 ( 使用しない ) (0010,0040) 患者の性別 CS O 2 空文字列で照合する二次取得画像 IOD に使用する (0010,0050) 患者の保険計画コードシーケンス SQ O 3 ( 使用しない ) > コードシーケンスマクロを含める ( 該当しない ) (0010,1010) 患者の年齢 AS O 3 空文字列で照合する二次取得画像 IOD に使用する (0010,1020) 患者の身長 DS O 3 空文字列で照合する二次取得画像 IOD に使用する (0010,1030) 患者の体重 DS O 2 空文字列で照合する二次取得画像 IOD に使用する (0010,1040) 患者の住所 LO O 3 ( 使用しない ) (0010,1080) 軍の階級 LO O 3 ( 使用しない ) (0010,1081) 服務する部門 LO O 3 ( 使用しない ) (0010,2150) 居住する国 LO O 3 ( 使用しない ) (0010,2152) 居住する地域 LO O 3 ( 使用しない ) (0010,2154) 患者の電話番号 SH O 3 ( 使用しない ) (0010,2160) 民族グループ SH O 3 ( 使用しない ) (0010,2180) 職業 SH O 3 ( 使用しない ) (0010,21F0) 患者の信じる宗教 LO O 3 ( 使用しない ) (0010,4000) 患者コメント LT O 3 ( 使用しない ) (0040,3001) 患者データの守秘義務の記述 LO O 2 ( 使用しない ) - 9 -

2.1.2.4. 二次取得画像保存 SOP のクライアント動作 2.1.2.4.1. 関連する実際の動作 骨密度測定装置の解析結果画面において 送信機能ボタンを押す事によって対象画面 ( ウィンドウ ) を二次取得画像情報オブジェクトとしてネットワークに送出する 各動作の詳細は それぞれの装置による 二次取得画像保存 SOP クラス固有のコンフォーマンス 二次取得画像 IOD のモジュールの使用状況を 表 2.1.2.4.2-1 に記載する 情報オブジェクトモジュール 表 2.1.2.4.2-1 画像情報モジュールの使用状況 二次取得画像 IOD 患者 必須 使用する 治験被験者 任意 使用しない 一般検査 必須 使用する 患者検査 任意 使用する 治験検査 任意 使用しない 一般シリーズ 必須 使用する 治験シリーズ 任意 使用しない 一般装置 任意 使用する 二次取得装置 必須 使用する 一般画像 必須 使用する 画像画素 必須 使用する 器具 任意 使用しない 標本 任意 使用しない 二次取得画像 必須 使用する オーバーレイ面 任意 使用しない モダリティ LUT 任意 使用しない VOI LUT 任意 使用しない ICC プロファイル 任意 使用しない SOP 共通 必須 使用する 使用状況 - 10 -

2.1.2.4.2.1. 患者 IOD モジュール タグ 属性名 値表現 タイプ 説明 (0008,1120) 参照患者シーケンス SQ 3 ( 使用しない ) (0010,0010) 患者名 PN 2 患者の姓名および肩書など (0010,0020) 患者 ID LO 2 患者の識別番号 (0010,0030) 患者の生年月日 DA 2 *1) 西暦の生年月日 (0010,0032) 患者の誕生時刻 TM 3 ( 使用しない ) (0010,0040) 患者の性別 CS 2 M = 男 F = 女 O = その他 (0010,1000) 患者の別 ID LO 3 ( 使用しない ) (0010,1001) 患者の別名 PN 3 ( 使用しない ) (0010,2160) 民族グループ SH 3 ( 使用しない ) (0010,4000) 患者コメント LT 3 コメント *1) 既にモダリティ ワークリスト SCP より取得している場合はその内容を用いる それ以外の場合 には ユーザにより指定する内容または空文字列を用いる 2.1.2.4.2.2. 一般検査 IOD モジュール タグ属性名値表現タイプ説明 (0008,0020) 検査日付 DA 2 検査開始日付 (0008,0030) 検査時刻 TM 2 検査開始時刻 (0008,0050) 受付番号 SH 2 *1) (0008,0090) 主治医師名 PN 2 *1) (0008,1030) 検査記述 LO 3 検査した収集部位名 (0008,1060) 検査読影医師名 PN 3 ( 使用しない ) (0008,1110) 参照検査シーケンス SQ 3 ( 使用しない ) (0020,000D) 検査インスタンス UID UI 1 *1) 検査のユニーク識別子 (0020,0010) 検査 ID SH 2 *1) (0008,1032) Procedure Code Sequence SQ 3 ( 使用しない ) (0008,1048) Physician(s) of Record PN 3 ( 使用しない ) *1) 既にモダリティ ワークリスト SCP より取得している場合はその内容を用いる それ以外の場合 には ユーザにより指定する内容または空文字列を用いる 2.1.2.4.2.3. 患者検査 IOD モジュール タグ 属性名 値表現 タイプ 説明 (0008,1080) 来院診断記述 LO 3 ( 使用しない ) (0008,1084) Admitting Diagnosis Code Sequence SQ 3 ( 使用しない ) (0010,1010) 患者の年齢 AS 3 *1) 生年月日より算出または入力 (0010,1020) 患者の身長 DS 3 *1) m( メートル ) 単位 (0010,1030) 患者の体重 DS 3 *1) kg( キログラム ) 単位 (0010,2180) 職業 SH 3 ( 使用しない ) (0010,21B0) 患者の他の病歴 LT 3 ( 使用しない ) *1) 既にモダリティ ワークリスト SCP より取得している場合はその内容を用いる それ以外の場合 には ユーザにより指定する内容または空文字列を用いる - 11 -

2.1.2.4.2.4. 一般シリーズ IOD モジュール タグ 属性名 値表現 タイプ 説明 (0008,0021) シリーズ日付 DA 3 ( 使用しない ) (0008,0031) シリーズ時刻 TM 3 ( 使用しない ) (0008,0060) モダリティ CS 1 DCS ALPHYS シリーズでは BMD AOS シリーズでは BDUS もしくは OT で照合する (0008,103E) シリーズ記述 LO 3 ( 使用しない ) (0008,1050) 担当医師名 PN 3 ( 使用しない ) (0008,1070) 操作者の名前 PN 3 ( 使用しない ) (0008,1111) 参照検査構成要素シーケンス SQ 3 ( 使用しない ) (0018,0015) 検査対象部位 CS 3 ( 該当しない ) (0018,1030) プロトコル名 LO 3 ( 該当しない ) (0018,5100) 患者位置 CS 2C ( 該当しない ) (0020,000E) シリーズインスタンス UID UI 1 シリーズのユニーク識別子 1.2.392.200039.obj.v.u.12.x.y (0020,0011) シリーズ番号 IS 2 1 (0020,0060) 左右 CS 2C L = 左 R = 右 (0028,0108) シリーズの最小画素値 US 3 ( 使用しない ) (0028,0109) シリーズの最大画素値 US 3 ( 使用しない ) (0040,0244) 実施済みプロセデュアステップ DA 3 検査日 開始日付 (0040,0245) 実施済みプロセデュアステップ TM 3 検査開始時刻 開始時刻 (0040,0253) 実施済みプロセデュアステップ ID SH 3 yyyymmddhhmmss (0040,0254) 実施済みプロセデュアステップ記 LO 3 ( 使用しない ) 述 (0040,0260) 実施済み実行項目シーケンス SQ 3 ( 該当しない ) (0040,0275) 依頼された属性のシーケンス SQ 3 ( 使用しない ) (0040,0280) 実施済みプロセデュアステップ ST 3 ( 使用しない ) コメント (0040,0007) > 予約済みプロセデュアステップ LO 3 ( 使用しない ) 記述 (0040,0008) > 予約済み実行項目コードシーケ SQ 3 ( 該当しない ) ンス (0040,0009) > 予約済みプロセデュアステップ SH 3 ( 使用しない ) ID (0040,1001) > 依頼されたプロセデュア ID SH 3 ( 使用しない ) - 12 -

2.1.2.4.2.5. 一般装置 IOD モジュール タグ 属性名 値表現 タイプ 説明 (0008,0070) 製造者 LO 2 *1) 装置毎に設定する (0008,0080) 施設名 LO 3 装置毎に設定し使用可能 (0008,0081) 施設の住所 ST 3 装置毎に設定し使用可能 (0008,1010) ステーション名 SH 3 装置毎に設定し使用可能 (0008,1040) 施設部門名 LO 3 装置毎に設定し使用可能 (0008,1090) 製造者モデル名 LO 3 装置毎に設定する (0018,1000) 装置のシリアル番号 LO 3 装置毎に設定する (0018,1020) ソフトウェア版 LO 3 解析ソフトウェアのバージョン (0018,1050) 空間分解能 DS 3 ( 使用しない ) (0018,1200) 最後の校正の日付 DA 3 ( 使用しない ) (0018,1201) 最後の校正の時刻 TM 3 ( 使用しない ) (0028,0120) 画素パディング値 US 3 ( 使用しない ) *1) DCS-600EXV, AOS-100SA, DCS-900FX, AOS-100E : "Hitachi Aloka Medical,Ltd." ALPHYS A : "Hitachi, Ltd." 2.1.2.4.2.6. 二次取得装置 IOD モジュール タグ属性名値表現タイプ説明 (0008,0064) Conversion Type CS 1 WSD (0008,0060) モダリティ CS 3 ( 使用しない ) (0018,1010) 二次取得装置 ID LO 3 ( 使用しない ) (0018,1016) 二次取得装置製造者 LO 3 ( 使用しない ) (0018,1018) 二次取得装置製造者モデル名 LO 3 ( 使用しない ) (0018,1019) 二次取得装置ソフトウェア版 LO 3 ( 使用しない ) (0018,1022) Video Image Format Acquired SH 3 ( 使用しない ) (0018,1023) Digital Image Format Acquired LO 3 ( 使用しない ) 2.1.2.4.2.7. 一般画像 IOD モジュール タグ属性名値表現タイプ説明 (0008,0008) 画像タイプ CS 3 "ORIGINAL\PRIMARY" (0008,0022) 収集日付 DA 3 ( 使用しない ) (0008,0023) 画像日付 DA 2C 取得日 (0008,0032) 収集時刻 TM 3 ( 使用しない ) (0008,0033) 画像時刻 TM 2C 取得時刻 (0008,1140) 参照画像シーケンス SQ 3 ( 使用しない ) (0008,2110) 非可逆圧縮処理 CS 3 ( 使用しない ) (0008,2111) 誘導記述 ST 3 ( 使用しない ) (0008,2112) ソース画像シーケンス SQ 3 ( 使用しない ) (0020,0012) 収集番号 IS 3 ( 使用しない ) (0020,0013) 画像番号 IS 2 空文字列 (0020,0020) 患者方向 CS 2C 空文字列 (0020,1002) 収集あたりの画像数 IS 3 ( 使用しない ) (0020,4000) 画像コメント LT 3 ( 使用しない ) - 13 -

2.1.2.4.2.8. 画像画素 IOD モジュール タグ属性名値表現タイプ説明 (0028,0002) 画素あたりのサンプル数 US 1 3 (0028,0004) 光度測定解釈 CS 1 RGB (0028,0006) 面構成 US 1C 0 または 1 を選択可能 (0028,0010) 行数 US 1 縦方向の画素数 (0028,0011) 列数 US 1 横方向の画素数 (0028,0034) アスペクト比 IS 1C 1:1 (0028,0100) 割り当てビット数 US 1 8 (0028,0101) 格納ビット数 US 1 8 (0028,0102) 高位ビット US 1 7 (0028,0103) 画素表現 US 1 常に 0 を使用する (0028,0106) 最小画像画素値 US 3 ( 使用しない ) (0028,0107) 最大画像画素値 US 3 ( 使用しない ) (7FE0,0010) 画素データ OW,OB 1 OW を使用する 2.1.2.4.2.9. SOP 共通 IOD モジュール タグ属性名値表現タイプ説明 (0008,0005) 拡張文字集合 CS 1C 使用する (0008,0012) インスタンス作成日付 DA 3 ( 使用しない ) (0008,0013) インスタンス作成時刻 TM 3 ( 使用しない ) (0008,0014) インスタンス作成者 UID UI 3 ( 使用しない ) (0008,0016) SOP クラス UID UI 1 1.2.840.10008.5.1.4.1.1.7 (0008,0018) SOP インスタンス UID UI 1 1.2.392.200039.obj.v.u.10.x.y - 14 -

2.1.2.5. モダリティ 実施済み手続きステップ SOP のクライアント動作 モダリティ 実施済み手続きステップ SOP は 情報システム (IS: Information System) へ 検査を終了した患者の情報を通知する機能を持つ 2.1.2.5.1. 関連する実際の動作 骨密度測定装置からの指定によって 検査状況を送出する 各動作の詳細は それぞれの装置による モダリティ 実施済み手続きステップ SOP クラス固有のコンフォーマンス モダリティ 実施済み手続きステップ IOD を構成する情報モジュールを表 2.1.2.5.2-1 に記載する 表 2.1.2.5.2-1 モダリティ実施済み手続きステップ情報オブジェクトモデル モジュール名 使用状況 SOP 共通 使用する 実施済手続きステップ関係 使用する 実施済手続きステップ情報 使用する 画像収集結果 使用する 放射線量 ( 使用しない ) 請求書作成と材料管理コード ( 使用しない ) 2.1.2.5.2.1. SOP 共通モジュール 表 2.1.2.5.2.1-1 SOP 共通モジュールの属性 タグ 属性名 値表現 タイプ 説明 (0008,0005) 拡張文字集合 CS 1C 使用する (0008,0012) インスタンス生成日付 DA 3 ( 使用しない ) (0008,0013) インスタンス生成時刻 TM 3 ( 使用しない ) (0008,0014) インスタンス生成者 UID UI 3 ( 使用しない ) (0008,0016) SOP クラス UID UI 3 ( 使用しない ) (0008,0018) SOP インスタンス UID UI 3 ( 使用しない ) - 15 -

2.1.2.5.2.2. 実施済手続きステップ関係モジュール 表 2.1.2.5.2.2-1 実施済手続きステップ関係モジュールの属性タグ属性名値表現タイプ説明 (0010,0010) 患者名 PN 2 N-CREATE 時のみ (0010,0020) 患者 ID LO 2 N-CREATE 時のみ (0010,0030) 患者の生年月日 DA 2 N-CREATE 時のみ (0010,0040) 患者の性別 CS 2 N-CREATE 時のみ (0008,1120) 参照患者シーケンス SQ 2 N-CREATE 時のみ ( 空シーケンス ) (0008,1150) > 参照 SOP クラス UID UI 1C ( 使用しない ) (0008,1155) > 参照 SOP インスタンス UID UI 1C ( 使用しない ) (0040,0270) 予約済ステップ属性シーケンス SQ 1 N-CREATE 時のみ (0020,000D) > 検査インスタンス UID UI 1 *1) N-CREATE 時のみ (0008,1110) > 参照検査シーケンス SQ 2 N-CREATE 時のみ ( 空シーケンス ) (0008,1150) >> 参照 SOP クラス UID UI 1C ( 使用しない ) (0008,1155) >> 参照 SOP インスタンス UID UI 1C ( 使用しない ) (0008,0050) > 受付番号 SH 2 *1) N-CREATE 時のみ (0040,2016) > 発注側オーダー番号 / 画像サー LO 3 ( 使用しない ) ビス要求 (0040,2017) > 受注側オーダー番号 / 画像サー LO 3 ( 使用しない ) ビス要求 (0040,1001) > 依頼済手続き ID SH 2 N-CREATE 時のみ ( 空文字列 ) (0032,1060) > 依頼手続き記述 LO 2 N-CREATE 時のみ ( 空文字列 ) (0040,0009) > 予約済手続きステップ ID SH 2 N-CREATE 時のみ ( 空文字列 ) (0040,0007) > 予約済手続きステップ記述 LO 2 N-CREATE 時のみ ( 空文字列 ) (0040,0008) > 予約済プロトコル符号 ( 実行 SQ 2 N-CREATE 時のみ ( 空シーケンス ) 項目コード ) シーケンス (0008,0100) >> コード値 SH 1C ( 該当しない ) (0008,0102) >> 符号化系指定子 SH 1C ( 該当しない ) (0008,0103) >> 符号化系版 SH 3 ( 該当しない ) (0008,0104) >> コード意味 LO 3 ( 該当しない ) *1) 既にモダリティ ワークリスト SCP より取得している場合はその内容を用いる それ以外の場合 には ユーザにより指定する内容または空文字列を用いる 2.1.2.5.2.3. 実施済手続きステップ情報モジュール 表 2.1.2.5.2.3-1 実施済手続きステップ情報モジュールの属性タグ属性名値表現タイプ説明 (0040,0241) 実施済ステーション AE 名称 AE 1 N-CREATE 時のみ (0040,0242) 実施済ステーション名 SH 2 N-CREATE 時のみ ( 空文字列 ) (0040,0243) 実施済場所 SH 2 N-CREATE 時のみ ( 空文字列 ) (0040,0244) 実施済手続きステップ開始日付 DA 1 N-CREATE 時のみ (0040,0245) 実施済手続きステップ開始時刻 TM 1 N-CREATE 時のみ (0040,0253) 実施済手続きステップ ID CS 1 N-CREATE 時のみ (0040,0250) 実施済手続きステップ終了日付 DA 2 N-CREATE 時は空文字列 N-SET 時は日付 (0040,0251) 実施済手続きステップ終了時刻 TM 2 N-CREATE 時は空文字列 N-SET 時は時刻 - 16 -

(0040,0252) 実施済手続きステップ状態 CS 1 収集開始時に N-CREATE で IN PROGRESS 収集がキャンセルされたら N-SET で DISCONTINUED 解析終了時 格納 SCP にデータを送った後 N-SET で COMPLETED (0040,0254) 実施済手続きステップ記述 DA 2 N-CREATE 時のみ ( 空文字列 ) (0040,0280) 実施済手続きステップのコメン ST 2 N-CREATE 時のみ ( 空文字列 ) ト (0040,0255) 実施済手続きタイプ記述 LO 2 N-CREATE 時のみ ( 空文字列 ) (0008,1032) 手続き符号コードシーケンス SQ 2 N-CREATE 時のみ ( 空シーケンス ) (0008,0100) > コード値 SH 1C ( 該当しない ) (0008,0102) > 符号化系指定子 SH 1C ( 該当しない ) (0008,0103) > 符号化系版 SH 3 ( 該当しない ) (0008,0104) > コード意味 LO 3 ( 該当しない ) 2.1.2.5.2.4. 画像収集結果モジュール 表 2.1.2.5.2.4-1 画像収集結果モジュールの属性 タグ 属性名 値表現 タイプ 説明 (0008,0060) モダリティ CS 1 N-CREATE 時のみ... DCS ALPHYS シリーズでは BMD AOS シリーズでは BDUS もしくは OT で照合する (0020,0010) 検査 ID SH 2 N-CREATE 時のみ ( 空文字列 ) (0040,0260) 実施済プロトコル ( 実行項目コード ) シーケンス SQ 2 N-CREATE 時のみ ( 空文シーケンス ) (0008,0100) > コード値 SH 1C ( 該当しない ) (0008,0102) > 符号化系指定子 SH 1C ( 該当しない ) (0008,0103) > 符号化系版 SH 3 ( 該当しない ) (0008,0104) > コード意味 LO 3 ( 該当しない ) (0040,0340) 実施済シリーズシーケンス SQ 2 ( 使用しない ) (0008,1050) > 実施医師名 PN 2C ( 使用しない ) (0008,1070) > 操作者名 PN 2C ( 使用しない ) (0018,1030) > プロトコル名 LO 1C ( 使用しない ) (0020,000E) > シリーズインスタンス UID UI 1C ( 使用しない ) (0008,103E) > シリーズ記述 LO 2C ( 使用しない ) (0008,0054) > 取得 AE 名称 AE 2C ( 使用しない ) (0008,1140) > 参照画像シーケンス SQ 2C ( 使用しない ) (0008,1150) >> 参照 SOP クラス UID UI 1C ( 使用しない ) (0008,1155) >> 参照 SOP インスタンス UID UI 1C ( 使用しない ) (0040,0220) > 参照独立 SOP インスタンスシ SQ 2C ( 使用しない ) ーケンス (0008,1150) >> 参照 SOP クラス UID UI 1C ( 使用しない ) (0008,1155) >> 参照 SOP インスタンス UID UI 1C ( 使用しない ) - 17 -

3. 通信のプロファイル 3.1. サポートされる通信スタック 3.1.1. TCP/IP のスタック 3.1.1.1. 応用プログラム インターフェース (API) bddicom は TCP/IP プロトコルを使用する 3.1.1.2. サポートする物理メディア bddicom は 100BaseTx あるいは 10BaseT( ツイストペア ) で DIX-Ethernet と接続する 4. SOP の拡張, 特殊化および私的な定義 4.1. 拡張, 特殊化および私的な SOP bddicom は 私的な SOP を使用しない 4.2. 私的な転送構文 bddicom は 私的な転送構文を使用しない 5. コンフィギュレーションの方法 各設定ファイルをツールを用いて変更する事により行う 変更した項目を有効にするには 骨密度測定装置の処理プログラムを再起動する 5.1. AE タイトルとプレゼンテーションアドレスの対応 各設定ファイルをツールを用いて変更する事により行う 変更した項目を有効にするには 骨密度測定装置の処理プログラムを再起動する - 18 -

6. 拡張文字集合のサポート 次の拡張文字集合をサポートする ISO_IR 100 "ISO_IR 13" "ISO 2022 IR 13" "ISO 2022 IR 87" - 19 -