業界動向

Similar documents
図 12 HACCP の導入状況 ( 販売金額規模別 ) < 食品販売金額規模別 > 5,000 万円未満 ,000 万円 ~1 億円未満 億円 ~3 億円未満

<4D F736F F D208DBB939C97DE8FEE95F18CB48D EA98EE58D7393AE8C7689E6816A2E646F63>

品質向上セミナー

ISO9001:2015規格要求事項解説テキスト(サンプル) 株式会社ハピネックス提供資料

品質マニュアル(サンプル)|株式会社ハピネックス

厚生労働省 食品衛生管理の国際標準化に関する検討会最終とりまとめ 平成28 年12 月 HACCPの導入により 食品の安全性の向上を図る必要があるとの観点から 平成28年3月から12月まで 厚生労働省においてHACCPの制度化について検討 10月14日に中間とりまとめが公表され 11月15日まで意見

ISO 9001:2015 から ISO 9001:2008 の相関表 JIS Q 9001:2015 JIS Q 9001: 適用範囲 1 適用範囲 1.1 一般 4 組織の状況 4 品質マネジメントシステム 4.1 組織及びその状況の理解 4 品質マネジメントシステム 5.6 マネジ

SGEC 附属文書 理事会 統合 CoC 管理事業体の要件 目次序文 1 適用範囲 2 定義 3 統合 CoC 管理事業体組織の適格基準 4 統合 CoC 管理事業体で実施される SGEC 文書 4 CoC 認証ガイドライン の要求事項に関わる責任の適用範囲 序文

Microsoft Word - №5 ISO22000.doc

<945F96F B3816A2E786264>

精米 HACCP 規格 ~ 精米工場向け HACCP 手法に基づく 精米の食品安全 品質管理 衛生管理 食品防御の取組み ~ 第 1 版 2016 年 3 月 16 日 第 1 目的一般社団法人日本精米工業会の精米 HACCP 規格は 精米工場で製造する精米が消費者及び実需者より信頼される製品精米と


<4D F736F F D20939D8D87837D836A B B816996E BB8DEC8F8A816A F90BB8DEC E646F63>

食肉製品の高度化基準 一般社団法人日本食肉加工協会 平成 10 年 10 月 7 日作成 平成 26 年 6 月 19 日最終変更 1 製造過程の管理の高度化の目標事業者は 食肉製品の製造過程にコーデックスガイドラインに示された7 原則 12 手順に沿ったHACCPを適用して製造過程の管理の高度化を

卵及び卵製品の高度化基準

ISO 9001:2015 改定セミナー (JIS Q 9001:2015 準拠 ) 第 4.2 版 株式会社 TBC ソリューションズ プログラム 年版改定の概要 年版の6 大重点ポイントと対策 年版と2008 年版の相違 年版への移行の実務

どのような便益があり得るか? より重要な ( ハイリスクの ) プロセス及びそれらのアウトプットに焦点が当たる 相互に依存するプロセスについての理解 定義及び統合が改善される プロセス及びマネジメントシステム全体の計画策定 実施 確認及び改善の体系的なマネジメント 資源の有効利用及び説明責任の強化

第13回千葉県食品等安全・安心協議会(概要)

ISO9001:2015内部監査チェックリスト

JIS Q 27001:2014への移行に関する説明会 資料1

HACCP 自主点検リスト ( 一般食品 ) 別添 1-2 手順番号 1 HACCP チームの編成 項目 評価 ( ) HACCP チームは編成できましたか ( 従業員が少数の場合 チームは必ずしも複数名である必要はありません また 外部の人材を活用することもできます ) HACCP チームには製品

はじめに 個人情報保護法への対策を支援いたします!! 2005 年 4 月 個人情報保護法 全面施行致しました 個人情報が漏洩した場合の管理 責任について民事での損害賠償請求や行政処分などのリスクを追う可能性がござい ます 個人情報を取り扱う企業は いち早く法律への対応が必要になります コラボレーシ

食品安全管理システム認証 食品安全管理システム認証 22000(FSSC 22000) は 食品関連産業全般 ( フードチェーン ) の食品安全の審査と認証を行う 国際的に確立された ISO を基盤とする認証スキームです FSSC は 既に制定されている ISO

目次 4. 組織 4.1 組織及びその状況の理解 利害関係者のニーズ 適用範囲 環境活動の仕組み 3 5. リーダーシップ 5.1 経営者の責務 環境方針 役割 責任及び権限 5 6. 計画 6.1 リスクへの取り組み 環境目標

1. 適用範囲 総合衛生管理 HACCP 認証協会の HACCP システムは 食品業界のあらゆる分野の業者が 自分たちが供給する製品は納得できる品質を保つ安全なものとして 品質や法律上の要求事項を満たしているとの客観的証拠を提供するときに利用できるよう HACCP システム要求事項を明記している 規

Microsoft Word - ☆【HP】インドネシア制度調査

第 5 部 : 認定機関に対する要求事項 目次 1 目的 IAF 加盟 ISO/IEC 認定審査員の力量 連絡要員... Error! Bookmark not defined. 2 CB の認定

Microsoft PowerPoint - US cGMP検討会用080226(資料3-1).ppt

FSSC の特徴 2014 年 7 月 4 日 Copyright 2014 Japan Management Association Quality Assurance 1

目 次 1. タムラグループの環境活動 1 2. グリーン調達基準 1 第 1 章総則 1 第 2 章取引先様への要求事項 3 第 3 章材料 部品等の選定基準 3 第 4 章取引先様への調査内容 4 附則 5

16年度第一回JACB品質技術委員会

表 1-2. コーデックスガイドライン (Codex Guidelines)2018 年 2 月現在 78 ガイドライン コーデックスガイドラインは 食品の安全性 品質 取込み可能性を確実にするために 証拠に基づいて 情報と助言を推奨手順と同時に提供するものである ガイドラインタイトル策定 部会 最

15 変更管理

~食の安全規格~ HACCP・ISO22000・FSSC22000 について

Taro-07_学校体育・健康教育(学

JISQ 原案(本体)

目 次 目次は制定時に全面的に見直すページ 1. 適用範囲 6 2. 関係文書 (Related documents) 引用文書 (Normative documents) 認定の一般基準 認定の固有基準及び指針 認定の規則 関連文書 (R

FSMS ISO FSMS FSMS 18

家畜保健衛生所における検査の信頼性確保にむけて 湘南家畜保健衛生所 田村みず穂駒井圭浅川祐二太田和彦 矢島真紀子中橋徹松尾綾子稲垣靖子 はじめに 家保の検査の中には 鳥インフルエンザやヨーネ病等の 社会的 経済的影響の大きい検査が含まれている 食の安全 安心を得るためには生産から消費に至る食品供給の

長野県主要農作物等種子条例 ( 仮称 ) 骨子 ( 案 ) に関する参考資料 1 骨子 ( 案 ) の項目と種子の生産供給の仕組み 主要農作物種子法 ( 以下 種子法 という ) で規定されていた項目については 長野県主要農作物等種子条例 ( 仮称 ) の骨子 ( 案 ) において すべて盛り込むこ

「いわゆる健康食品」の安全性評価ガイドライン(案)

総合衛生管理製造過程と PDCAサイクル

説明項目 1. 審査で注目すべき要求事項の変化点 2. 変化点に対応した審査はどうあるべきか 文書化した情報 外部 内部の課題の特定 リスク 機会 利害関係者の特定 QMS 適用範囲 3. ISO 9001:2015への移行 リーダーシップ パフォーマンス 組織の知識 その他 ( 考慮する 必要に応

青森県情報セキュリティ基本方針

恣意的に限定した適用範囲になっていませんか 主力サイトは適用範囲外になっていませんか ( 当該サイト活動を適用範囲外することにより経営的に大きな影響を受けていませんか ) 環境マネジメントシステムの意図した成果 ( 箇条 4.1) に影響する部門 部署を除外していませんか 適用範囲に含まれるサイトと

PowerPoint プレゼンテーション

文書管理番号

なぜ社会的責任が重要なのか

ISMS認証機関認定基準及び指針

商品特性と取引条件 商品名 (1) 展示会 商談会シート 記入日 : 最もおいしい時期 (2) 賞味期限 消費期限 (3) 主原料産地 ( 漁獲場所等 )(4) JAN コード (5) 内容量 (6) 希望小売価格 ( 税込 )(7) 1ケースあたり入数 (8) 保存温度帯 (9) 発注リードタイム

個人情報保護法の3年ごと見直しに向けて

米国のHIPAA法における 個人情報等の保護に関する規定について

平成 29 年 4 月 12 日サイバーセキュリティタスクフォース IoT セキュリティ対策に関する提言 あらゆるものがインターネット等のネットワークに接続される IoT/AI 時代が到来し それらに対するサイバーセキュリティの確保は 安心安全な国民生活や 社会経済活動確保の観点から極めて重要な課題

< C582C C58B4B8A6982C682CC95CF8D58935F88EA C30382D31312D33302E786C73>

個人情報保護規定

Microsoft Word - 規則11.2版_FSSC22000Ver.4特例.doc

Microsoft Word - 【発送版】製造所の登録通知

ISMS情報セキュリティマネジメントシステム文書化の秘訣

食品衛生の窓

CSR(企業の社会的責任)に関するアンケート調査結果《概要版》

<4D F736F F F696E74202D2091E63389F15F8FEE95F1835A834C A CC B5A8F FD E835A835890A78CE C CC835A834C A A2E >

第 6.2 版 規制上の義務上記参照上記参照 & 規定 肉 魚等検査法規定 上記参照 カナダ国民のための食品安全法 PCP - E: (b) カナダ国民のための食品安全法規定 外部委託プロセス 4.1 FSM 17 PRP -H 2.1 PCP pp

Microsoft Word - JSQC-Std 目次.doc

事業者名称 ( 事業者番号 ): 地域密着型特別養護老人ホームきいと ( ) 提供サービス名 : 地域密着型介護老人福祉施設 TEL 評価年月日 :H30 年 3 月 7 日 評価結果整理表 共通項目 Ⅰ 福祉サービスの基本方針と組織 1 理念 基本方針

Microsoft Word - 04_品質システム・品質保証モデル_TCVNISO doc

JCROA自主ガイドライン第4版案 GCP監査WG改訂案及び意見

1 BCM BCM BCM BCM BCM BCMS

目次序文 適用範囲 引用文書 用語と定義 一般要求事項 法的及び契約上の事項 法的責任 認証の合意 ライセンス, 認証書及び適合マークの使用... 5

05-Food-JAS&Label001

<4D F736F F F696E74202D20358FCD B68AC7979D C B8CDD8AB B83685D>

Transcription:

システム認証事業本部 フードディフェンス に対する世界の潮流 フードディフェンスに関わる背景 1984 年 青酸ソーダや針を菓子に混入させ菓子メーカーなどを脅迫するというグリコ森永事件が発生しました また 2007 年 12 月下旬から 2008 年 1 月にかけて中国の天洋食品が製造し ジェイティフーズが輸入 日本生活協同組合連合会が販売した中国製の冷凍餃子では これを食べた千葉県と兵庫県の 3 家族計 10 人が下痢や嘔吐などの中毒症状を訴え このうち市川市の女児が一時意識不明の重体となり 調査の結果 中国製冷凍餃子からメタミドホスなどの有機リン系殺虫剤が検出されたという事件もありました 米国においては 2011 年の 9.11 同時多発テロの後 テレビ局や新聞社 上院議員へ炭疽菌が封入された封筒が送りつけられ 肺炭疽の感染者を出した事件がありました この事件を背景に生物兵器によるテロのリスクが高まり 食品のサプライチェーンへの依存度が高まる中で それがそのままテロの道具にされてしまう恐れがあるとして 生物化学兵器や人為的な毒物の混入による身体的被害を防ぐために 2002 年 公衆衛生安全とバイオテロ対策法 ( 連邦バイオテロ法 ) が制定されました この法律の中では 米国に輸入される人や動物向けの食品飼料全般についてアメリカ食品医薬品局 (FDA:Food and Drug Administration) に事前に通知することが義務付けられています また 世界保健機構 (WHO) は 2002 年に 食への脅威 Terrorist Threat to Food その防止と対応のシステムの確立と強化のためのガイダンス を発表しています WHO は 食品テロ を 市民を傷つけ 死に至らしめるため または社会的 経済的 政治的安定を脅かすため もしくはこれらの両方のために 薬品 細菌 放射性物質を意図的に食品に混入する行為 または それを行おうとする脅迫行為 と定義しています 一方 EU では バイオテロに対し広範囲にわたる法律でカバーされているため特別なシステムを必要とはしていませんが バイオテロの脅威を視野に入れたシステム改善が求められています 英国では 英国規格協会 (BSI) が 2008 年に PAS96( 食品 飲料の防御 食品 飲料及びそのサプライチェーンへのテロ攻撃の検出及び抑止のためのガイドライン ) を策定し 2010 年に改正が行われました 食料を輸入に頼る日本では 食品のグローバリゼーションが進む中 国内で起こるかもしれない個人や小規模な組織によるフードチェーンへの食品テロ行為 鳥インフルエンザウイルスや口蹄疫など大型の感染症の脅威に備え その対策に企業自ら もしくはフードチェーン全体で取り組んでいかなければならない段階へきています

食品の安全を確保する 3 つの概念 2002 年以降 食の安全性を確保する方法 として 3 つの概念が重要視されています フードセキュリティ ( 食の安全保障 ) 安全な食品を人々がいつでも入手できるようにし 食品の安全を確保すること 国際制度 国内の安全保障制度 情報技術による輸入食品の安全確認 検疫や監視についてのシステムの設置 確立 強化が求められる事項である この先 TPP( 環太平洋パートナーシップ協定 ) に参加し 貿易関税が撤廃されれば 今まで以上に流入する輸入食品に対する日本政府のフードセキュリティに対する強化が求められることになると予想される フードセーフティ ( 食の安全 ) 食品製造や供給プロセスにおいて危害因子による食品汚染の防止又は低減を図り 食品の安全性を確保すること HACCP システム ( 日本では総合衛生管理製造過程 ) もしくは HACCP 手法に基づく管理システムにより食品衛生の確保を行うもの 近年は HACCP 手法が取り入れられた ISO22000:2005 のマネジメントシステム認証が拡大してきている フードディフェンス ( 食の防御 ) 意図的な外部からの毒物の混入など 人為的に発生する危害因子に対し食品の安全を確保すること 例として 外部からの敷地 工場へ侵入や入場者に対するセキュリティ強化 外部からの異物混入を防ぐための包装仕様の変更や流通形態の見直し 従業員とのコミュニケーションへの配慮やトレーニングの強化 会社情報のセキュリティ強化など 外部及び内部からの攻撃に対して備えておくこと フードディフェンスとフードセーフティの相違点 フードディフェンス ( 食品防御 ) フードセーフティ ( 食品安全 ) システムへの攻撃細菌 化学物質予期せぬ物質予測不可能意図的高レベル / 高濃度犯罪捜査対象 システムの欠陥細菌 化学物質汚染既知の物質予測可能偶発的低レベル / 低濃度当局の規制対象

米国では 9.11 事件以降 テロ攻撃に対してシステムやインフラの脆弱性と健康 経済 心理的影響という被害者側の衝撃度を計る評価方法として カーバー プラス ショック (CARVER plus Shock) 評価方式を採用し 食品産業自体が自らの工程 施設の脆弱性を評価し 個々の施設やプロセスの潜在的な弱さの把握を行うことで 事件が起こった場合の影響や即時対応の手順について検討 改善することが勧められています カーバー プラス ショック (CARVER plus Shock) 評価方式 C=Criticality( 危険性 ): テロによる公衆衛生及び経済的影響の度合い ( 死者数 損失額 ) A=Accessibility( アクセス容易性 ): テロ対象への物理的なアクセスの容易性 ( テロ実行後補足を免れる度合い ) R=Recuperability( 回復容易性 ): テロ後のシステムの回復容易性 ( 生産性を回復するまでに要する時間 V=Vulnerability( 脆弱性 ): テロの遂行容易性 ( テロ物質混入の容易性 ) E=Effect( 影響 ): テロによる直接的損失規模 ( 生産量の損失度合い ) R=Recognizability( 認識容易性 ): テロ対象の認識容易性 ( 認識の容易さ 訓練が必要か ) +Shock( 衝撃度 ): 被害者の健康 経済 心理的影響 ( 死者数 国家経済の影響 被害額 歴史及び宗教等象徴への衝撃度 ) 米国におけるバイオテロ法に連動した食品安全強化法 2011 年 1 月 4 日 米国政府は食品医薬品化粧品など諸法律を改正し 連邦保健福祉省 食品医薬品局 (FDA) の権限を多岐にわたり強化する食品安全強化法を制定しました この中では 第一に輸入食品の製造などを行う施設において 食品への危害を評価し リスクに応じた予防的管理措置を計画 実行することを義務付けています これは米国内で消費される食品を製造 加工 包装 保管するすべての施設は バイオテロ法に基づきFDAに登録することを義務付け 健康への甚大な脅威や致命的な危機の合理的な可能性がある場合 登録を停止する権限をFDAに付与することで 実質的に輸入が不可能にできる防御システムです 登録施設には HACCP 方式の衛生管理の考え方を取り入れ 自然発生もしくは意図せずにもたらされる危害だけでなく 意図的にもたらされる危害を含むリスクに対して予防的管理措置の計画 実行を義務付けています ( 水産物 HACCP ジュース HACCP で制度上既に義務化されている分野は対象外 ) 現在 FDA がこの規制を実施するための最低限の基準は明らかになっていませんが 対米輸出を行う日本国内の食品関連施設は少なくとも予防的管理措置を整備しなければ輸出をできなくなるのは確実です この法律で認証の義務化を求めてはいませんが 日本でこれに対応する予防的管理措置は 食品衛生法に基づく総合衛生管理製造過程承認制度 ( マル総 ) 地方自治体による HACCP 認証制度 ISO22000, FSSC22000, SQF2000 などの民間認証となります

第二に 食品安全強化法は 米国の輸入業者に対し 輸入食品が安全であることの検証を義務付けています この中には外国供給業者検証プログラムが含まれ 輸入業者に対し外国供給業者の検証を行うことを義務付け 予防的管理措置が行われたうえで製造された食品かどうかを確認する事項が含まれています また FDA が必要と認めるときは 食品の輸入に際し 政府または認証を受けた第三者監査人の証明書を要求する権限を FDA に付与しています これに連動して 第三者監査人 ( 団体 ) の認定制度及び試験所の認定制度を立ち上げることも示されています このように米国では 食品のグローバリゼーション化が進む中で 食品衛生対策だけでなく バイオテロ 脅威となる新興感染症にも対応した危機管理システムづくりが国策として進められつつあります TPP とこれからの食品企業の対応 TPP( 環太平洋パートナーシップ協定 ) に日本が参加することになれば 輸入関税の撤廃により TPP 加盟国からの輸入農産物 輸入加工食品が日本に溢れ また 非関税障壁 ( 関税以外の方法で貿易を制限すること ) の撤廃により 日本の食品安全基準や制度まで大きな影響を受けることが危惧されています 日本の輸入食品に対するモニタリング検査に対する予算は年々増加しています しかしながら検疫に携わる検査員の大幅な増員は無く 日本の検疫体制が食品のグローバリゼーション化についていけていないのが現状です 米国のように 食品危害に対する予防的管理措置 危機管理のシステムづくりは それこそ輸入大国である日本が優先的に取組まなければならない課題といえます しかし 現在のところ 国策としてシステム的な防疫管理強化対策の話は聞こえません このことから 食品関連企業自らもしくはフードチェーンが連携して 食品テロ行為 鳥インフルエンザウイルスや口蹄疫など大型の感染症の脅威に対する備えを整備していかなければなりません ビューローベリタスグループは フードセーフティ フードディフェンスに備えようとする食品関連企業様に対し 食品分析から ISO22000 認証 食品輸送セキュリティ (TAPA フードディフェンス ),FSSC22000 認証 食品供給業者の監査 (V-CAP: 関係法令の基準に自主規格 基準を組み合わせたカスタマイズ代行 ( 二者 ) 監査 ) など幅広い食品安全対策確認 サービスを提供しています 食品分析に関しては グループ会社の日本認証サービス株式会社 (JCS) が 放射能検査 微生物検査 残留農薬検査 アレルゲン検査 遺伝子組換え食品検査など危害分析やモニタリングを行う上での検査 分析を 生産者から製造業者 商社 小売業者までフードチェーンに対して広く提供しています 柔軟な対応を心がけていますので お客様の検査室としてご利用下さい

ISO22000 認証 FSSC22000 認証 食品輸送セキュリティ (TAPA フードディフェンス ) および V-CAP に関しては ビューローベリタスジャパン株式会社 (BV) システム認証事業部が提供しています 現在 ISO22000 認証数は国内トップを誇り 認証機関として日本の食品業界での信頼を得ております さらに加速する食品のグローバリゼーション化を見据えて 世界のビューローベリタスグループを信頼性の証として是非ご活用下さい ビューローベリタスの食品関連サービス ( 参考 引用資料 ) 食品 農業バイオテロへの警告 松延洋平著, ( 株 ) 日本食糧新聞社発行, 2008 放射能汚染からTPPまで 食の安全はこう守る 小倉正行著, ( 株 ) 新日本出版社, 2011 食品サプライチェーン ハンドブック全米食品製造者協会 (GMA), 日本 HACCP トレーニングセンター /( 株 ) 鶏卵肉情報センター, 2008 平成 23 年度米国食品安全強化法の概要及び分析日本貿易振興機構 (JETRO) シカゴ事務所農林水産 食品部, 2011 ( ビューローベリタスグループ ) 日本認証サービス株式会社営業部部長安藤寿人 お問い合わせ先 日本認証サービス株式会社(JCS) 営業部 224-0033 横浜市都筑区茅ヶ崎東 4 丁目 5 番 17 号 TEL: 045-949-4620 FAX: 045-949-4621 URL: http://www.pure-foods.co.jp/ ビューローベリタスジャパン株式会社システム認証事業本部営業部 231-0023 横浜市中区山下町 1 番地シルクビル 2F TEL: 045-651-4785 FAX: 045-641-4330 URL: http://certification.bureauveritas.jp/