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第3 復興整備計画 参考様式集

1 復興整備計画の区域 ( 計画区域 )( 法第 46 条第 2 項第 1 号関係 ) 大船渡市の全域 ( 別添の復興整備事業総括図のとおり ) 2 復興整備計画の目標 ( 法第 46 条第 2 項第 2 号関係 ) 1 被災住居を低地から高台へ集団移転することにより 想定される最大級の津波 ( レ

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Microsoft Word - 復興計画案( )概要版.doc

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3. 市街化調整区域における土地利用の調整に関し必要な事項 区域毎の面積 ( 単位 : m2 ) 区域名 市街化区域 市街化調整区域 合計 ( 別紙 ) 用途区分別面積は 市町村の農業振興地域整備計画で定められている用途区分別の面積を記入すること 土地利用調整区域毎に市街化区域と市街化調整区域それぞ

能勢町市街化調整区域における地区計画のガイドライン

市街化調整区域の土地利用方針の施策体系 神奈川県 平塚市 神奈川県総合計画 神奈川県国土利用計画 平塚市総合計画 かながわ都市マスタープラン 同地域別計画 平塚市都市マスタープラン ( 都市計画に関する基本方針 ) 平塚都市計画都市計画区域の 整備 開発及び保全の方針 神奈川県土地利用方針 神奈川県


Microsoft Word - ●決定⑤地区計画-2.docx

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PowerPoint プレゼンテーション

2012

区域の整備 開発及び保全の方針地区整備計画 久世荒内 寺田塚本地区地区計画 名称久世荒内 寺田塚本地区地区計画 位置城陽市久世荒内 寺田塚本及び平川広田 面積約 22.1ha 建 築 物 等 に 関 す る 事 項 地区計画の目標 土地利用の方針 地区施設の整備方針 建築物等の整備方針 地区の区分

Microsoft Word - (新)滝川都市計画用途地域指定基準121019

計画的な再開発が必要な市街地 特に一体的かつ総合的に再開発を促進すべき地区 市町名 名称 再開発の目標 土地の合理的かつ健全な高度利用及び都市機能の更新に関する方針 特に整備課題の集中がみられる地域 ( 課題地域 ) 地区名 西宮市 C-4 浜脇 ( 約 175ha) 居住環境の向上 良好な都市景観

市町合併という基本的枠組みの変更に対応した 市全域を対象とした計画の見直し 少子高齢化をはじめとする本市を取り巻く社会経済情勢の変化に対応した計画づくり 総合計画や都市計画区域マスタープランなど 上位関連計画との整合 調整の必要性 都市計画マスタープランは 都市計画法第 18 条の 2 に基づいて策

(4) 対象区域 基本方針の対象区域は市街化調整区域全体とし 都市計画マスタープランにおいて田園都市ゾーン及び公園 緑地ゾーンとして位置付けられている区域を基本とします 対象区域図 市街化調整区域 2 資料 : 八潮市都市計画マスタープラン 土地利用方針図

大谷周辺地区 及び 役場周辺地区 地区計画について 木原市街地 国道 125 号バイパス 役場周辺地区 (43.7ha) 美駒市街地 大谷周辺地区 (11.8ha) 地区計画の概要 地区計画とは住民の身近な生活空間である地区や街区を対象とする都市計画で, 道路や公園などの公共施設の配置や, 建築物の

( 対象区域 ) 第 5 地区計画の対象区域は 工業団地 ( 国母工業団地 南部工業団地 機械金属工業団地 ファッション工業団地 ( アリア ディ フィレンツェ ) をいう 以下同じ ) の区域内及び隣接地又は近接地 ( おおむね工業団地から500メートル以内 ) とする ( 区域の設定 ) 第 6

北部大阪都市計画彩都地区計画 ( 案 ) 北部大阪都市計画彩都地区計画を 次のとおり変更する 1. 地区計画の方針 名称彩都地区計画 位 置 茨木市大字粟生岩阪 大字宿久庄 大字清水 大字佐保 大字泉原 大字千提寺 大字大岩 大字福井 大字大門寺 大字生保 大字安威 山手台一丁目 山手台三丁目 山手

鹿嶋市都市計画法の規定による市街化調整区域における

また, 区域外の道路部分については, 区域内の道路の整備後に, 交通量等の利用状況をみて, 検討していきます 4 常磐自動車道の側道沿いの一方通行の道路について, 一方通行の制限を解除できないのか また, この道路の交通量についても調査を実施した上で, 区域外の道路の整備をしなければならないのではな

平成 31 年度 税制改正の概要 平成 30 年 12 月 復興庁

指定標準 適用区域 建ぺい率 容積率 建築物の高さの最高限度 m 用途地域の変更に あたり導入を検討 すべき事項 ( 注 2) 1. 環境良好な一般的な低層住宅地として将来ともその環境を保護すべき区域 2. 農地等が多く 道路等の都市基盤が未整備な区域及び良好な樹林地等の保全を図る区域 3. 地区計

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地区復興まちづくり計画のイメージ


参考資料 ( 美祢都市計画区域 ) 目次 1. 区域区分の二次検討 25 23

Microsoft PowerPoint - 土地利用再編の特例.pptx

( 注 )(1) 1 の 2 の施策を推進するために必要な 農地の確保の方針 は 市町村全体における農業の健全な発展に向けた農地の確保の取り組みについて記載する (2) 農地の利用の方針 は 農業 農村の復興マスタープラン及び復興関連施策の事業計画 工程表等を踏まえ 被災農地の復旧 復興による農地の

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富士見市都市計画法に基づく開発許可等の基準に関する条例

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第二項第五号に掲げる事項には、同項第一号の区域のうち、広場、街灯、並木その他の都市の居住者その他の者(以下「都市居住者等


(古賀市)都市計画関係法による建築などの許可又は承認の申請の手続きに関する要綱

に基づく保安林指定計画地 (8) 自然環境保全法 ( 昭和 47 年法律第 85 号 ) 第 14 条第 1 項に規定する原生自然環境保全地域及び同法第 22 条第 12 項に規定する自然環境保全地域が指定されている土地の区域 (9) 自然公園法 ( 昭和 32 年法律第 161 号 ) 第 13

2 都市計画法第 34 条第 11 号に係る区域指定の許可基準について 都市計画法の趣旨 施策の方針市街化調整区域において, 市街化区域に隣接又は近接し, 一体的な日常生活圏を構成している市街化の進行した一定の区域を条例で指定し, 予定建築物を周辺環境と調和する用途に制限することにより, 許可の対象

Microsoft Word - 条例.doc

1. 目的 本町の第 3 次総合計画において 本町の将来像である ( みんなが主役 やすらぎと健康福祉のまち ) の実現に寄与すべく 本町の市街化調整区域における地区計画の運用にかかる基本的な方針を示すため 市街化調整区域における地区計画運用指針 ( 以下 運用指針 という ) を策定しました この

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Microsoft Word - 10.問題Ⅳ-1-用

目次 1. 策定の目的と位置づけ (1) 策定の目的 1 (2) 市街化調整区域における地区計画運用基準の位置づけ 1 2. 市街化調整区域における土地利用方針の基本的な考え方 (1) 市街化調整区域における土地利用方針 2 (2) 市街化調整区域における地区計画の運用にあたっての基本的な考え方 3

はじめに 都市再生緊急整備地域及び特定都市再生緊急整備地域は 都市再生特別措置法 ( 平成 14 年 4 月 5 日公布 平成 14 年 6 月 1 日施行 以下 法 という ) に基づき 国が政令で指定するものです 1 都市再生緊急整備地域 趣旨 都市機能の高度化及び都市の居住環境の向上を図るため

1. 市街化調整区域における地区計画ガイドライン策定の目的市街化調整区域は 市街化を抑制すべき区域であるとともに 豊かな自然環境を育成 保全すべき区域である そのため 都市計画法において開発行為や建築行為が厳しく制限されている 本市都市計画マスタープランにおいても 将来都市構造の基本的な考え方の一つ

生産緑地制度の概要 市街化区域内の農地で 良好な生活環境の確保に相当の効用があり 公共施設等の敷地に供する用地として適している 500 m2以上 *1 の農地を都市計画に定め 建築行為や宅地の造成を許可制により規制し 都市農地の計画的な保全を図る 市街化区域農地は宅地並み課税がされるのに対し 生産緑

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事業番号 復興交付金配分計画総括表 基幹事業名 ( 単位 : 千円 ) 基幹事業効果促進事業 配分額配分額 事業別配分額 6,870,097 0 A-4 埋蔵文化財発掘調査事業 8,550 0 C-1 農山漁村地域復興基盤総合整備事業 ( 集落排水等の集落基盤 農地等の生産基盤整備等 ) 38,82

市街化区域及び市街化調整区域の区域区分の見直し方針案 小野市 1 区域区分見直しの基本的な考え方区域区分見直しの考え方は 都市計画運用指針 を踏まえ 次のとおりとする (1) 目標年次におけるフレームの設定区域区分の見直しについては 都市計画区域マスタープラン 市町マスタープラン等に示された都市の将

Microsoft Word - 城内地区第2回区画整理説明会次第案(120611送付)

稲毛海岸5丁目地区


第 5 地区拠点地区計画の区域には 次に掲げる区域及び地域は含まないものとする (1) 農業振興地域の整備に関する法律 ( 昭和 44 年法律第 58 号 以下 農振法 という ) 第 8 条第 2 項第 1 号に規定する農用地区域 (2) 農地法 ( 昭和 27 年法律第 229 号 ) による農

市街化調整区域内における地区計画について

Microsoft Word - 宅地造成・区画形質変更の手引

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筑豊広域都市計画用途地域の変更 ( 鞍手町決定 ) 都市計画用途地域を次のように変更する 種類 第一種低層住居専用地域 第二種低層住居専用地域 第一種中高層住居専用地域第二種中高層住居専用地域 面積 約 45ha 約 29ha 建築物の容積率 8/10 以下 8/10 以下 建築物の建蔽率 5/10

和泉市の宅地開発における制度

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( 新 ) 藤沢都市計画住宅市街地の開発整備の方針 平成年月 神奈川県 藤沢 住宅 -1

1調査の目的

目次 1. 市街化調整区域の土地利用方針について... 1 (1) 策定の目的... 1 (2) 方針の位置付け 市街化調整区域の課題 土地利用の方針... 3 (1) 土地利用の基本的な方針... 3 (2) 地区ごとの土地利用方針 開発計画等の調整

中井町緑の基本計画(概要版)

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計画書

Microsoft Word - 様式2 doc

8 号様式 ) を市長に提出しなければならない 2 前項の協議書には 法第 30 条第 2 項及び第 1 条に規定する図書のうち市長が必要と認めるものを添付しなければならない ( 開発行為の変更の許可等 ) 第 4 条法第 35 条の2 第 1 項の規定による変更の許可を受けようとする者は 開発行為

第 4 章居住誘導区域 第 4 章居住誘導区域 1. 居住誘導区域 (1) 居住誘導区域の定義等居住誘導区域とは 都市再生特別措置法 * に定める 都市の居住者の居住を誘導すべき区域 のことで 都市計画運用指針 * において 人口減少の中にあっても一定のエリアにおいて人口密度を維持することにより 生

honpen.doc

栄町市街化調整区域における地区計画ガイドラインについて 1 市街化調整区域における地区計画ガイドラインの策定の趣旨平成 18 年の都市計画法改正により 市街化調整区域における大規模な計画開発の許可基準が廃止され 改正後は 都市計画法第 34 条第 10 号の規定に基づき 地区計画の内容に適合したもの

Microsoft Word - 【新旧 審査済】県営土地改良事業分担金等徴収条例施行規則

Microsoft Word 同意指針(公表).doc

Ⅰ 用途地域指定の基本方針 1 用途地域別 市街地像 と指定の基本方針 1 2 境界の設定 4 3 用途地域見直しの時期 5 4 その他の地域地区や地区計画の活用 6 Ⅱ 用途地域の指定基準 第一種低層住居専用地域 7 第二種低層住居専用地域 9 第一種中高層住居専用地域 11 第二種中高層住居専用

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事業番号 復興交付金配分計画総括表 基幹事業名 ( 単位 : 千円 ) 基幹事業効果促進事業 配分額配分額 事業別配分額 31,374, ,408 A-1 公立学校施設整備費国庫負担事業 ( 公立小中学校等の新増築 統合 ) 49,782 93,288 A-2 学校施設環境改善事業 (

3 市長は 第 1 項の規定により指定した土地の区域を変更し 又は廃止しようとするときは あらかじめ久喜市都市計画審議会 ( 以下 審議会 という ) の意見を聴くものとする 4 第 1 項及び第 2 項の規定は 第 1 項の規定により指定した土地の区域の変更又は廃止について準用する ( 環境の保全

4. 地区計画の基本的な考え方 1. 市街化を抑制すべき区域 という市街化調整区域の基本理念は 地区計画の策定によってその性格が変わるものではないこと 2. 開発行為を伴う地区計画については いたずらに市街地を拡大しないよう その必要性 周辺の公共施設の整備状況 自然環境 景観や農林業との調和等の観

7-3 上田城南地域 (1) 将来像 ( 将来像 ) 水と緑と多様な都市機能が調和し快適な暮らしの環境が整ったまち ( 基本目標 ) 千曲川をはじめ産川や浦野川 小牧山や上田原古戦場 半過岩鼻など奇景や原風景の残る豊かな自然や農地を大切に保全するとともに 秩序ある都市空間づくりを進めます 良好な住環

地方公共団体等による土地の先買い制度について 公有地の拡大の推進に関する法律とは県や市町村等が公共事業を円滑に進めていくためには 事業に必要な用地を前もって取得し 安定的に確保しておく必要があります このため 公有地の拡大の推進に関する法律 ( 以下公拡法と表記 ) に基づく土地の先買い制度がありま

目次 Ⅰ 運用基準の策定にあたって P1 1 策定の目的 P1 2 運用基準の位置づけ P1 Ⅱ Ⅲ 土地利用のあり方 P1 地区計画の活用 P2 1 地区計画とは P2 2 地区計画の活用類型 P2 (a) 地域資源型 P3 (b) マスタープラン適合型 P3 (c) 街区環境整序型 P3 (d)

目 次 1 基本方針 再開発を促進すべき地区等の整備又は開発の方針... 2 別表再開発促進地区の整備又は計画の概要... 3 都市再開発方針図 ( 総括図 )... 6 都市再開発方針附図

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(2) 区域内の主要な道路が 環境の保全上 災害の防止上 通行の安全上又は事業活動の効率上支障がないような規模及び構造で適当に配置されており かつ 区域外の相当規模の道路と接続していること (3) 区域内の排水路その他の排水施設が その区域内の下水を有効に排出するとともに その排出によって区域及びそ

3. 同意方針 3-1. 共通事項 (1) 上位計画との整合性 ( ア ) 地区計画が 都市計画区域マスタープラン等における土地利用の基本的な考え方と整合していること ( イ ) 地区計画が 市町都市計画マスタープラン等と整合していること 考え方 市街化調整区域は 本来市街化を抑制する区域であること

事業番号 D ( 新規事業 ) 要綱上の事業名称 復興地域づくり加速化事業 細要素事業名山田地区津波復興拠点消防水利施設整備事業 全体事業費 760 ( 千円 ) 東日本大震災で壊滅的な被害を受けた山田地区において 津波復興拠点整備事業に伴う市街地整備と併せ 防災に配慮した市街地を

土師地区地区計画

大船渡都市計画事業 大船渡駅周辺地区土地区画整理事業

Microsoft Word - 様式2 doc

(2) 市原市における区域設定の考え方本市においては 更級地区における商業集積や沿岸における工業地帯の形成等 これまで特色ある土地利用展開を行ってきた経緯を踏まえ 居住誘導区域の設定に合わせ地域の特性に応じた区域を設定します 市原市における区域設定の考え方 市街化区域 1 居住誘導区域 2 一般居住

- 1 - 地方自治法(昭和二十二年法律第六十七号)新旧対照条文 附則第六条関係 (傍線部分は改正部分)改正案現行別表第一第一号法定受託事務(第二条関係)別表第一第一号法定受託事務(第二条関係)備考この表の下欄の用語の意義及び字句の意味は 上欄に掲げる法律に備考この表の下欄の用語の意義及び字句の意味

目 次 1 背景 目的 1 2 計画の位置付け 2 (1) 計画の位置付け 2 3 現状の問題と課題 3 (1) 現状の問題 3 (2) 課題 3 4 市街化調整区域における土地利用方針 5 (1) ゾーンにおける土地利用方針 6 (2) 各ゾーンのイメージ 10 5 土地利用現況図 11 6 土地

新旧対照表

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様式第 2 復興整備計画 ( 本体 ) 復興整備計画 ( 第 19 回変更 ) 山田町 岩手県 平成 29 年 10 月 10 日

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1 復興整備計画の区域 ( 計画区域 )( 法第 46 条第 2 項第 1 号関係 ) 山田町の一部 ( 別添の復興整備事業総括図のとおり ) 2 復興整備計画の目標 ( 法第 46 条第 2 項第 2 号関係 ) 1 既存市街地 集落を基本にしたコンパクトなまちづくり 2 豊かな自然と調和 共生する美しいまちづくり 3 水産業 農林業 商工業 観光業等の多様な産業が展開する活力あるまちづくり 3 土地利用方針 ( 法第 46 条第 2 項第 3 号関係 ) (1) 復興整備計画の区域における土地利用の基本的方向 1 概ね百数十年程度の頻度で起こり得る津波を防ぐ防潮堤を海岸沿いに設置する 2 被災していない区域は極力改変しない方向で土地利用を再編する 3 住宅地は津波による被災の危険性の低い区域に配置することとし 最大クラスの津波 ( 東日本大震災津波 ) で防潮堤を越水する居住地については地盤嵩上げにより対応する 4 十分な避難対策を講じることを前提として利便性の高い区域に産業地を配置し 活力の創出を先導する拠点を形成する 5 美しい海や水産資源を活かした観光レクリエーション空間を充実させる 6 住民の交流の場となり 防災機能を有する公園緑地を配置する 7 農地は農地として復旧するとともに 今後農地所有者の意向を考慮しながら 市街地整備や住宅団地整備との整合を図りながら事業を検討する 8 地震による地盤沈下 津波による浸水といった各種被害によって土地利用状況が大きく変化したこと等に伴い利用可能な土地が限定されているが 農用地 保安林等を極力回避して事業用地を選定する 9 土地利用や防災施設の配置と整合を図り 平常時や災害時にネットワーク機能を効果的に発揮する交通体系を整備する (2) 土地の用途の概要 ( 別添の土地利用構想図及び復興整備事業総括図参照 ) 居住地( 既存集落等 ): 被災を免れた既存集落は極力現在の配置を維持する 居住地( 嵩上げ住宅地 ): 市街地開発事業 ((1)-A (1)-B (1)-C) 等により被災した区域の一部を主に盛土造成により嵩上げするとともに 道路事業 ((6)-F (6)-I) 上下水道事業((6)-J (6)-L (6)-M) 河川改修事業((6)-N) 等を合わせて実施し 新たな住宅地として配置する ( 主に盛土造成による整備 ) 居住地( 高台住宅地 ): 集団移転促進事業 ((4)-A (4)-B (4)-C) 漁業集落防災機能強化事業((13)-A) 災害公営住宅整備事業((13)-D) 上水道事業 ((6)-K) 等により既成市街地や既存集落との関係に配慮し 丘陵部で切り土造成を行うことにより新たな住宅地を確保するとともに 道路事業 ((6)-A (6)-C (6)-D (6)-E (6)-G (6)-H (6)-P) により分散する集団移転団地を連結し防災面での機能強化を図る 拠点整備地( 地区公共施設等 ): 津波復興拠点整備事業 ((6)-B) により 陸中山田駅及びその周辺に災害時の活動拠点として機能する公共防災拠点を整備するとともに 商店 飲食店等の施設を誘導して賑わいのある空間を形成し 中心市街地拠点として整備する 漁港及び漁業関連施設: 原則として現在の配置を活かして漁港及び関連施設を復旧するとともに 海岸災害復旧事業 ((13)-B (13)-E) により防潮堤の復旧 機能強化 および避難路整備 ((13)-C) による施設利用者の安全性の確保を図る 産業地: 国道 45 号沿いを産業軸として位置づけ 市街地開発事業 ((1)-D) 等により産業用地を整備するとともに 国道 45 号の再配置 ((6)-O) や地盤嵩上げ等を合わせて実施し 沿道型商業 サービス施設 水産加工施設 流通施設などを誘導する : 漁港 インターチェンジ等との関係に配慮し 産業拠点 ( 水産加工 流通等 ) の整備を検討する 1

: オランダ島等の観光資源との関係に配慮し 海に近い幹線道路沿いに観光施設 ( 拠点 ) を配置する 公園緑地: 三陸縦貫自動車道沿いの安全な高台に防災拠点を整備する : 浦の浜周辺を観光レジャー拠点として位置づけ 公園 海水浴場 キャンプ場等の再生や新たな観光施設の整備を検討する : 都市公園事業 ((6)-R) により 田の浜地区への浸水被害の軽減を図る津波防災緑地を整備する 農地 : 大沢地区 織笠地区 大浦 小谷鳥地区等の既存農地の再生を図るとともに 河川沿いや海岸付近などの低地部 ( 移転元 ) に新たな農地の配置を検討する 幹線道路: 地域間交流の促進や防災機能の強化を図り 三陸縦貫自動車道やインターチェンジアクセス道路を整備 ((6)-Q) する (3) 復興整備事業のおおむねの区域を表示した縮尺 1/25,000 以上の地形図 ( 別添の復興整備事業総括図のとおり ) 4 復興整備事業に係る事項 ( 法第 46 条第 2 項第 4 号関係 ) 事業区分図面記号事業に係る事項 (1) 市街地開発事業 (1)-A 事業の名称 : 都市再生区画整理事業 ( 山田地区 ) 実施主体 : 山田町実施区域 : 別添の復興整備事業総括図のとおり実施予定期間 : 平成 24 年度 ~30 年度種類 : 土地区画整理事業 (1)-B 事業の名称 : 都市再生区画整理事業 ( 織笠地区 ) 実施主体 : 山田町実施区域 : 別添の復興整備事業総括図のとおり実施予定期間 : 平成 24 年度 ~28 年度種類 : 土地区画整理事業 (1)-C 事業の名称 : 都市再生区画整理事業 ( 大沢地区 ) 実施主体 : 山田町実施区域 : 別添の復興整備事業総括図のとおり実施予定期間 : 平成 24 年度 ~28 年度種類 : 土地区画整理事業 (1)-D 事業の名称 : 都市再生区画整理事業 ( 山田国道 45 号周辺地区 ) 実施主体 : 山田町実施区域 : 別添の復興整備事業総括図のとおり実施予定期間 : 平成 26 年度 ~31 年度 30 種類 : 土地区画整理事業 (2) 土地改良事業 (3) 復興一体事業 2

(4) 集団移転促進事業 (4)-A 事業の名称 : 集団移転促進事業 ( 織笠地区 ) 実施主体 : 山田町実施区域 : 別添の復興整備事業総括図のとおり実施予定期間 : 平成 23 年度 ~30 年度 (4)-B 事業の名称 : 集団移転促進事業 ( 船越 田の浜地区 ) 実施主体 : 山田町 実施区域 : 別添の復興整備事業総括図のとおり 実施予定期間 : 平成 24 年度 ~31 年度 (4)-C 事業の名称 : 集団移転促進事業 ( 山田地区 ) 実施主体 : 山田町 実施区域 : 別添の復興整備事業総括図のとおり 実施予定期間 : 平成 24 年度 ~32 年度 (5) 住宅地区改良事業 (6) (6)-A 事業の名称 : 田の浜地区道路事業実施主体 : 山田町実施区域 : 別添の復興整備事業総括図のとおり実施予定期間 : 平成 24 年度 ~29 年度種類 : 道路事業 (6)-B 事業の名称 : 津波復興拠点整備事業 ( 山田地区 ) 事業主体 : 山田町実施区域 : 別添の復興整備事業総括図のとおり実施予定期間 : 平成 24 年度 ~29 年度種類 : 津波復興拠点整備事業 ( 一団地の津波防災拠点市街地形成施設 ) (6)-C 事業の名称 : 山田 織笠地区道路事業 ( 細浦柳沢線 ) 事業主体 : 山田町実施区域 : 別添の復興整備事業総括図のとおり実施予定期間 : 平成 24 年度 ~30 年度種類 : 道路事業 (6)-D 事業の名称 : 山田地区道路事業 3 事業主体 : 山田町実施区域 : 別添の復興整備事業総括図のとおり実施予定期間 : 平成 24 年度 ~30 年度種類 : 道路事業 (6)-E 事業の名称 : まちづくり連携道路整備事業 ( 主要地方道重茂半島線 ) 事業主体 : 岩手県実施区域 : 別添の復興整備事業総括図のとおり実施予定期間 : 平成 24 年度 ~30 年度 3

種類 : 道路事業 (6)-F 事業の名称 : 山田地区道路事業 ( 区画整理 ) 事業主体 : 山田町実施区域 : 別添の復興整備事業総括図のとおり実施予定期間 : 平成 24 年度 ~30 年度種類 : 道路事業 (6)-G 事業の名称 : 大沢地区道路事業 12 事業主体 : 山田町実施区域 : 別添の復興整備事業総括図のとおり実施予定期間 : 平成 24 年度 ~30 年度種類 : 道路事業 (6)-H 事業の名称 : 織笠地区道路事業 1234 事業主体 : 山田町実施区域 : 別添の復興整備事業総括図のとおり実施予定期間 : 平成 24 年度 ~30 年度 29 種類 : 道路事業 (6)-I 事業の名称 : 織笠地区道路事業 ( 区画整理 ) 事業主体 : 山田町実施区域 : 別添の復興整備事業総括図のとおり実施予定期間 : 平成 24 年度 ~28 年度種類 : 道路事業 (6)-J (6)-K 事業の名称 : 下水道事業 ( 管路布設及び布設替 ) 山田地区 織笠地区事業主体 : 山田町実施区域 : 別添の復興整備事業総括図のとおり実施予定期間 : 平成 25 年度 ~29 年度種類 : 下水道事業事業の名称 : 上水道事業 ( 管路布設及び布設替 ) 大沢地区事業主体 : 山田町実施区域 : 別添の復興整備事業総括図のとおり実施予定期間 : 平成 25 年度 ~28 年度種類 : 上水道事業 4

(7) 津波防護施設の整備に関する事業 (8) 漁港漁場整備事業 (6)-L (6)-M 事業の名称 : 上水道事業 ( 管路布設及び布設替 ) 山田地区事業主体 : 山田町実施区域 : 別添の復興整備事業総括図のとおり実施予定期間 : 平成 25 年度 ~30 年度種類 : 上水道事業 事業の名称 : 上水道事業 ( 管路布設及び布設替 ) 織笠地区事業主体 : 山田町実施区域 : 別添の復興整備事業総括図のとおり実施予定期間 : 平成 25 年度 ~28 年度種類 : 上水道事業 (6)-N 事業の名称 : 準用河川西川改修事業事業主体 : 山田町実施区域 : 別添の復興整備事業総括図のとおり実施予定期間 : 平成 26 年度 ~27 年度種類 : 河川事業 (6)-O 事業の名称 : 国道 45 号岩手 45 号復興 ( 山田地区 ) 事業主体 : 国土交通省実施区域 : 別添の復興整備事業総括図のとおり実施予定期間 : 平成 26 年度 ~28 年度種類 : 道路事業 (6)-P 事業の名称 : 大浦地区道路事業 ( 大浦南線 ) 事業主体 : 山田町実施区域 : 別添の復興整備事業総括図のとおり実施予定期間 : 平成 26 年度 ~27 年度種類 : 道路事業 (6)-Q 事業の名称 : 県道宮古山田線改築工事事業主体 : 岩手県実施区域 : 別添の復興整備事業総括図のとおり実施予定期間 : 平成 25 年度 ~30 年度種類 : 道路事業 (6)-R 事業の名称 : 田の浜地区津波防災緑地整備事業事業主体 : 山田町実施区域 : 別添の復興整備事業総括図のとおり実施予定期間 : 平成 26 年度 ~30 年度種類 : 都市公園事業津波被害を軽減する機能 : 1) 津波を減衰し 浸水被害範囲の軽減 避難時間の確保等に資する機能 2) 漂流物を捕捉し 衝突による被害の軽減 人命の救助等に資する機能 5

(9) 保安施設事業 (10) 液状化対策事業 (11) 造成宅地滑動崩落対策事業 (12) 地籍調査事業 (13) その他施設の整備に関する事業 (13)-A 事業の名称 : 漁業集落防災機能強化事業 ( 大沢地区 ) 実施主体 : 山田町実施区域 : 別添の復興整備事業総括図のとおり (1 工区 ~7 工区 ) 実施予定期間 : 平成 24 年度 ~29 年度 (13)-B 事業の名称 : 織笠漁港海岸災害復旧事業 ( 織笠漁港海岸防潮堤 ) 事業主体 : 山田町実施区域 : 別添の復興整備事業総括図のとおり実施予定期間 : 平成 25 年度 ~29 年度 (13)-C 事業の名称 : 小谷鳥地区道路事業 ( 避難路 ) 事業主体 : 山田町実施区域 : 別添の復興整備事業総括図のとおり実施予定期間 : 平成 25 年度 ~26 年度 (13)-D 事業の名称 : 災害公営住宅整備事業 ( 山田南団地 ) 事業主体 : 岩手県事業区域 : 別添の復興整備事業総括図のとおり実施予定期間 : 平成 28 年度 ~30 年度 (13)-E 事業の名称 : 船越南地区海岸改修工事並びに船越漁港海岸船越地区海岸改修工事事業主体 : 岩手県事業区域 : 別添の復興整備事業総括図のとおり実施予定期間 : 平成 25 年度 ~29 年度 5 復興整備計画の期間 ( 法第 46 条第 2 項第 5 号関係 ) 平成 23 年度から平成 32 年度まで 6 その他復興整備事業の実施に関し必要な事項 ( 法第 46 条第 2 項第 6 号関係 ) 6

4-1 土地利用基本計画の変更等に係る事項 ( 法第 48 条第 1 項関係 ) 整理番号 事業区分 図面記号 1 集団移転促進事業 (4)-A 変更等する土地利用基本計画等 変更等の別 変更等する部分の面積 (ha) 拡大縮小 土地利用基本計画の森林地域変更 1(0.59) 7(7.11) 地域森林計画区域変更 0.59 7.11 備考 2 集団移転促進事業 (4)-B 土地利用基本計画の森林地域変更 6(6.26) 18(18.01) 地域森林計画区域変更 6.26 18.01 3 (6)-A 土地利用基本計画の森林地域変更 3(2.74) 13(12.90) 地域森林計画区域変更 2.74 12.90 4 集団移転促進事業 (4)-C 土地利用基本計画の森林地域変更 6(6.01) 19(19.25) 地域森林計画区域変更 6.01 19.25 5 (6)-B 土地利用基本計画の森林地域 変更 1(0.83) 3(3.05) 地域森林計画区域 変更 0.83 3.05 6 (6)-C 土地利用基本計画の森林地域 変更 1(0.64) 5(4.64) 地域森林計画区域 変更 0.64 4.64 7 (6)-D 土地利用基本計画の森林地域 変更 1(0.88) 2(2.29) 地域森林計画区域 変更 0.88 2.29 8 (6)-E 土地利用基本計画の森林地域 変更 0(0.26) 7(7.35) 地域森林計画区域 変更 0.26 7.35 保安林 解除 0.6203 9 その他施設の整備に関する事業 (13)-A 土地利用基本計画の森林地域 変更 2(2.08) 5(5.42) 地域森林計画区域 変更 2.08 5.42 10 11 その他施設の整備に関する事業 その他施設の整備に関する事業 (13)-B 保安林解除 0.0508 (13)-C 保安林解除 0.0061 7

12 (6)-P 地域森林計画区域変更 1.33 保安林解除 0.0261 13 その他施設の整備に関する事業 (13)-D 地域森林計画区域変更 0.62 ( 注 )1 本様式は 復興整備事業の実施に関連して土地利用基本計画の変更等を行うときに法第 46 条第 2 項第 4 号に掲げる事項として記載するとともに 土地利用基本計画の変更等に係る事項の様式を添付する 2 事業区分及び図面記号 は 4 復興整備事業に係る事項 と整合させる 3 変更等する土地利用基本計画等 は 法第 48 条第 1 項各号に規定する土地利用基本計画等の内容を記載する 4 変更等の別 は 法第 48 条第 1 項に規定する変更 指定 廃止 決定 解除又は指定の取消しを記載する 5 変更等する部分の面積 は 事業区分欄の事業の実施により変更等される面積を記載する 8

4-2 復興整備事業に関する許認可等に係る事項 ( 法第 49 条及び第 50 条関係 ) 整理 番号 事業区分 図面 記号 農地法 ( 大臣許可 4 ha 超 ) 第 4 条第 1 項 第 5 条第 1 項の農地転用許可 第 29 条第 1 項 第 2 項の開発許可 都市計画法 第 43 条第 1 項の建築許可 第 59 条第 1 項から第 4 項までの都市計画事業の認可等 農地法 ( 知事許可 4 ha 以下 ) 第 4 条第 1 項 第 5 条第 1 項の農地転用許可 農振法 第 15 条の 2 の開発許可 第 10 条の 2 第 1 項の開発許可 森林法 第 34 条第 1 項 第 2 項の許可 自然公園法 第 20 条第 3 項の許可 第 33 条第 1 項の届出 漁港漁場整備法 法第 39 条第 1 項の許可 港湾法 第 37 条第 1 項の許可等 ( 注 )1 本様式は 法第 49 条第 1 項の土地利用方針を記載しようとするとき又は復興整備事業に係る許認可等を得ようとするときに記載する 2 復興整備事業の地区ごとに 当該事業に係る許認可等に関する事項の該当欄に をするとともに 各許認可等に係る事項の様式を添付する 3 農地法 ( 大臣許可 4ha 超 ) は 上段には法第 49 条第 1 項の土地利用方針を記載しようとするときに をする また 下段には法第 50 条第 1 項の復興整備事業に関する事項を記載しようとするときに をする とともに 併せて農林水産大臣が定める書類 ( 様式第 9) を添付する なお 法第 46 条第 1 項第 1 号の地域をその区域とする被災関連市町村等においては この際 農林水産大臣が定める書類 ( 様式第 9) を当該復興整備事業に関する事項を記載した復興整備計画の公表の日の前日までに 様式第 9 を農林水産大臣に提出する 9