最新情報 MedDRA バージョン20.0

Similar documents
最新情報 MedDRA バージョン20.1

DatRetPrePTC_R1.4_J.doc

確 認 事 項 確 認 事 項 MedDRA の 登 録 商 標 は ICH の 代 表 である 国 際 製 薬 団 体 連 合 会 (IFPMA International Federation of Pharmaceutical Manufacturers and Associations)が

読者へ 読者へ 本文書は MSSO が MedDRA 英語版の利用の手引書として記述したものを JMO が日本語に翻訳し 幾つかの注釈を加えたものである 日本語版が作成されていると同時に欧州言語版がそれぞれの言語版 MedDRA の補助文書として作成されている 本文書は JMO が提供する MedD

ICH 国際医薬用語集 (MedDRA) バージョン 14.1 手引書 2011 年 9 月 日本語版 一般財団法人医薬品医療機器レギュラトリーサイエンス財団 JMO 事業部

p 13

ICH 国際医薬用語集(MedDRA)バージョン20.1手引書

要求仕様管理テンプレート仕様書

スマクラ版バージョン 2 記録システム操作マニュアル 居宅介護支援リスクマネジメント 株式会社富士データシステム

スマクラ版バージョン 2 記録システム操作マニュアル 特別養護老人ホームリスクマネジメント 株式会社富士データシステム

10038 W36-1 ワークショップ 36 関節リウマチの病因 病態 2 4 月 27 日 ( 金 ) 15:10-16:10 1 第 5 会場ホール棟 5 階 ホール B5(2) P2-203 ポスタービューイング 2 多発性筋炎 皮膚筋炎 2 4 月 27 日 ( 金 ) 12:4

目次 第 1 章はじめに 取扱いについて 記載内容について... 6 第 2 章基本操作 Excel Online を開く ファイル ( ブック ) を作成する ファイル ( ブック ) を開く..

CubePDF ユーザーズマニュアル

リスクテンプレート仕様書

Microsoft Word - 01_2_【資料1】ICD最近の動向(脳卒中、認知症)170626(反映)

5. 死亡 (1) 死因順位の推移 ( 人口 10 万対 ) 順位年次 佐世保市長崎県全国 死因率死因率死因率 24 悪性新生物 悪性新生物 悪性新生物 悪性新生物 悪性新生物 悪性新生物 位 26 悪性新生物 350

添付文書情報 の検索方法 1. 検索条件を設定の上 検索実行 ボタンをクリックすると検索します 検索結果として 右フレームに該当する医療用医薬品の販売名の一覧が 販売名の昇順で表示されます 2. 右のフレームで参照したい販売名をクリックすると 新しいタブで該当する医療用医薬品の添付文書情報が表示され

Windows Server 2012/2012 R2 Active Directory環境へのドメイン移行の考え方

日本医薬品安全性学会 COI 開示 筆頭発表者 : 加藤祐太 演題発表に関連し 開示すべき COI 関連の企業などはありません

スライド タイトルなし

OpenLAB Data Store Release Notes

<4D F736F F D FC8E448FEE95F1837C815B835E838B C8F92E88B608F912E646F63>

HP USB Port Managerご紹介資料 -シンクライアント

ホームページ・ビルダー サービス「ライトプラン」

untitled

Polycom RealConnect for Microsoft Office 365

資料 3 1 医療上の必要性に係る基準 への該当性に関する専門作業班 (WG) の評価 < 代謝 その他 WG> 目次 <その他分野 ( 消化器官用薬 解毒剤 その他 )> 小児分野 医療上の必要性の基準に該当すると考えられた品目 との関係本邦における適応外薬ミコフェノール酸モフェチル ( 要望番号

intra-mart EX申請システム version.7.2 事前チェック

パソコン決裁7 捺印ツールインストールマニュアル

McAfee ENS 移行プロセス概要

目次 1. 回答作成手順 2 2. ツールの起動 3 3. 一般情報の入力 6 4. 成分表の入力 9 5. 依頼者情報の入力 エラーチェック XMLファイルの作成 動作設定 ( 任意 ) ( ご参考 ) 各種シートのボタン機能 ( ご参

変更要求管理テンプレート仕様書

Microsoft PowerPoint - 【資料3】届出マニュアル改訂について

タルグレチンカプセル75mg‗副作用報告状況

Sharpdesk V3.5インストレーションガイド:プロダクトキー編

目次 マスタ移行の概要...1 マスタ移行時の注意事項...1 FBソフト からの全銀ファイル出力...2 みずほ e-ビジネスサイト へのアップロード...4 目次

品質マニュアル(サンプル)|株式会社ハピネックス

SharePoint Server 2013 文書管理 機能概要

目次 目次 1. はじめに 2. ログイン ID とアクセス権限 3. 前提条件 4. 事前準備 ( ログイン ) 4-1. ログイン画面アクセス 4-2. ログイン 4-3. ログイン後 5. ホーム画面 6. 特記すべき画面操作 6-1. カレンダー表示 6-2. メニュー表示 6-3. クリッ

Ⅰ. 改訂内容 ( 部変更 ) ペルサンチン 錠 12.5 改 訂 後 改 訂 前 (1) 本剤投与中の患者に本薬の注射剤を追加投与した場合, 本剤の作用が増強され, 副作用が発現するおそれがあるので, 併用しないこと ( 過量投与 の項参照) 本剤投与中の患者に本薬の注射剤を追加投与した場合, 本

改訂履歴 版数 改訂理由 / 内容 制定 / 改定日 変更者 3.0 新サイト用に新規作成 2016/9/26 クオリカ株式会社 3.1 ユーザー向けに追記 2016/9/30 CP 事業部 3.2 初期設定追加 2016/10/6 CP 事業部 1

別紙 2 ICH 電子化コモン テクニカル ドキュメント (ectd) に含める 電子ファイル仕様の国内実装について v1.1.0

目次 1. XQuartz インストール PlayOnMac インストール Wine のアップデート ターミナル インストール MT4/MT 既知の問題 ターミナルデータ案内 14 2

院内がん登録における発見経緯 来院経路 発見経緯がん発見のきっかけとなったもの 例 ) ; を受けた ; 職場の健康診断または人間ドックを受けた 他疾患で経過観察中 ; 別の病気で受診中に偶然 がん を発見した ; 解剖により がん が見つかった 来院経路 がん と診断された時に その受診をするきっ

構成管理記録テンプレート仕様書

eService

どのような便益があり得るか? より重要な ( ハイリスクの ) プロセス及びそれらのアウトプットに焦点が当たる 相互に依存するプロセスについての理解 定義及び統合が改善される プロセス及びマネジメントシステム全体の計画策定 実施 確認及び改善の体系的なマネジメント 資源の有効利用及び説明責任の強化

生存確認調査ツール

ユーザー一覧をファイル出力する ユーザーを検索する 登録したユーザー数を確認する

POWER EGG2.0 Ver2.6 ユーザーズマニュアル ファイル管理編

<8B9E93738CF092CA904D94CC814090BF8B818F B D836A B B B816A2E786C73>

Windows Server 2016 Active Directory環境へのドメイン移行の考え方

ホームページ・ビルダー サービス「ライトプラン」

1. ストーマ外来 の問い合わせ窓口 1 ストーマ外来が設定されている ( はい / ) 上記外来の名称 対象となるストーマの種類 7 ストーマ外来の説明が掲載されているページのと は 手入力せずにホームページからコピーしてください 他施設でがんの診療を受けている または 診療を受けていた患者さんを

操作マニュアル

サイボウズ Office 10「リンク集」

<4D F736F F D D28F A82B582F182AB82F C DEC90E096BE8F E C52E646F63>

目次 1 Agatha 管理者向けマニュアルの概要 Agatha 利用前のご確認 管理者ページ 管理者ページでできること 管理者ページへのアクセス Agatha 管理者ページ画面 ユーザー登録の流れ...

<4D F736F F F696E74202D E48FE A92C789C192CA926D82C982C282A282C45F696E6F75652E >

目次 1 章はじめに 本書の利用について Web ブラウザーについて 章 kintone でタイムスタンプに対応したアプリを作成する kintone にログインする kintone でアプリを作成する

インストールマニュアル

< 目次 > 1. パソコンの画面構成... 3 連絡先一覧... 3 連絡先一覧の切り替え... 4 連絡先... 6 付帯情報... 7 関連... 7 代行入力... 8 CRM... 8 グローバルメニュー SkyDesk Cards R for ios 画面構成... 12

<90528DB88EBF96E2955B2E786C73>

一括請求 Assist Ver.2 操作マニュアル 連携編 ( 蔵奉行 i8) 第 2.1 版

福島県のがん死亡の年次推移 福島県におけるがん死亡数は 女とも増加傾向にある ( 表 12) 一方 は 女とも減少傾向にあり 全国とほとんど同じ傾向にある 2012 年の全のを全国と比較すると 性では高く 女性では低くなっている 別にみると 性では膵臓 女性では大腸 膵臓 子宮でわずかな増加がみられ

購買ポータルサイトyOASIS(サプライヤ用) b

Cybozu SP Apps バージョン 2.1 インストールマニュアル

捺印ツールを使う 捺印ツールをインストールする 1. [ パソコン決裁 6 試用版捺印ツール ] の [ ダウンロード ] ボタンをクリックします 2. [ 実行 ] ボタンをクリックし [SetupDstmp32.exe] ファイルを実行します ご利用のブラウザまたはバージョンにより画面が異なりま

V-CUBE One

オクノベル錠 150 mg オクノベル錠 300 mg オクノベル内用懸濁液 6% 2.1 第 2 部目次 ノーベルファーマ株式会社

副作用収集状況 市販直後調査期間中 (2011 年 4 月 11 日 ~2011 年 10 月 31 日 ) に収集された副作用は 200 例 258 件でした そのうち 重篤な副作用は 8 例 14 件でした 副作用の内訳を表 1 に示します 重篤な副作用は 高カルシウム血症 3 件 意識変容状態

医薬品の添付文書等を調べる場合 最後に 検索 をクリック ( 下部の 検索 ボタンでも可 ) 特定の文書 ( 添付文書以外の文書 ) の記載内容から調べる場合 検索 をクリック ( 下部の 検索 ボタンでも可 ) 最後に 調べたい医薬品の名称を入力 ( 名称の一部のみの入力でも検索可能

Honda JAMA/JAPIA統一データシート運用マニュアル

Transcription:

最新情報 MedDRA バージョン 20.0 2017 年 3 月

確認事項 確認事項 MedDRA の登録商標は ICH の代表である国際製薬団体連合会 (IFPMA International Federation of Pharmaceutical Manufacturers and Associations) が所有している 免責および著作権に関する事項本文書は著作権によって保護されており 如何なる場合であっても文書中に ICH が版権を有することを明記することによって公有使用を許諾するものであり 複製 他文書での引用 改作 変更 翻訳または配布することができる 本文書を多少とも改作 変更あるいは翻訳する場合には 原文書の変更あるいは原文書に基づくものである と 明確に表示 区分あるいは他の方法で識別できる合理的な手順を踏まえなければならない 原文書の改作 変更あるいは翻訳が ICH による推奨 あるいは後援するものであるという印象は如何なるものであっても避けなければならない 本資料は現状のまま提供され 一切の保証を伴わない ICH および原文書著者は 本文書を使用することによって生じる如何なる苦情 損害またはその他の法的責任を負うものではない 上記の使用許可は 第三者組織によって提供される情報には適用されない したがって 第三者組織に著作権がある文書を複製する場合は その著作権者の承諾を得なければならない 本資料は MSSO のオリジナル英語版を IFPMA の了承の下に一般財団法人医薬品医療機器レギュラトリーサイエンス財団 JMO 事業部が翻訳し注釈を追加したものであり 本書の内容を営業の目的で複写 転写することを禁ずる 最新情報 MedDRA バージョン 20.0 2017 年 3 月

目次 目次 1. 本文書の概略... 1 2. バージョン 20.0 における追加変更要請... 2 2.1 用語集の変更... 2 2.2 コンプレックスチェンジ... 3 2.3 翻訳の変更... 7 2.3.1 翻訳見直し...7 3. バージョン 20.0 で新規作成された内容... 8 3.1 投薬過誤および製品使用に関する問題の階層構造の改訂... 8 3.2 MedDRA 標準検索式 (SMQ)... 9 3.3 修飾語が付いていない検査項目名リスト... 10 3.4 プロアクティブ要請... 10 3.4.1 化学熱傷の程度... 10 3.4.2 視覚能力の低下をもたらすオプションの提供... 11 4. 変更点のまとめ... 12 4.1 用語集への影響のまとめ... 12 4.2 MedDRA ファイルのレコード数への影響のまとめ... 14 4.3 MedDRA の用語数... 15 4.4 PT と LLT の名称表記の変更... 17 4.5 LLT のカレンシーステータス変更... 18 図一覧 図 2-1 SOC 別用語の変動件数... 3 図 3-1 投薬過誤と製品使用の問題の階層... 8 図 3-2 悪性疾患 (SMQ) の階層... 9 表一覧 表 2-1 新規 HLGT... 4 表 2-2 併合された HLGT... 4 表 2-3 新規 HLT... 4 表 2-4 併合された HLT... 5 表 2-5 移動された HLT... 6 表 4-1 SOC, HLGT, HLT の影響のまとめ... 12 表 4-2 PT への影響のまとめ... 12 表 4-3 LLT への影響のまとめ... 13 表 4-4 SMQ への影響のまとめ... 13 表 4-5 MedDRA ファイルのレコード件数への影響... 14 表 4-6 MedDRA の用語数... 15 表 4-7 表記変更された PT/LLT... 17 表 4-8 カレンシーステータスが変更された LLT... 18 最新情報 MedDRA バージョン 20.0 2017 年 3 月

1. 本文書の概略 1. 本文書の概略 本 最新情報 文書には ICH 国際医薬用語集 (MedDRA) のバージョン 19.1 から 20.0 の間に実施された変更の起源や種類に関する情報が含まれている 第 2 項の バージョン 20.0 における追加変更要請 には 本バージョンの期間に処理された追加変更要請の件数に関する情報のまとめを紹介している 第 3 項の バージョン 20.0 で新規追加された内容 には 追加変更要請処理に基づいたバージョン 20.0 での変更 新規の取組み MedDRA 標準検索式 (SMQ) および MSSO が提供しているソフトウェアツールの最新更新に関する情報を取り上げている 第 4 項の 変更点のまとめ には次の詳細を記載している 用語の履歴 本バージョンが用語集へ与えた影響の一覧表 MedDRA ファイルのレコード数への影響 MedDRA の用語数および SMQ 数 表記変更された下層語 (LLT) と基本語 (PT) カレンシーステータスが変更された MedDRA の全 LLT 本バージョンに関連するすべての更新文書は Adobe の配布ファイル ( ポータブル ドキュメント フォーマット (PDF) または Microsoft Excel で確認できる 完全なリストについては Readme.txt ファイルを参照されたい MSSO のヘルプデスクは国際 AT&T の無料電話 1-877-258-8280 または mssohelp@meddra.org にて利用可能である JMO 注 : JMO 配布の資料は PDF 形式のみでなく WORD Excel 形式のものもある JMO の契約利用者は JMO のヘルプデスクを利用されたい JMO 注 : 本バージョンに関係する文書は 配布メディア (CD-ROM または JMO の Website) から取得できる JMO Website では 1 会員へのお知らせ > ドキュメントライブラリー 2 ダウンロードの双方が利用可能であるが 両サイトに全ての文書が格納されているわけではないので注意されたい JMO 注 : Readme.txt ファイルについては readme_20_0_japanese.txt を参照されたい 1

2. バージョン 20.0 における追加変更要請 2. バージョン 20.0 における追加変更要請 2.1 用語集の変更 MedDRA 用語集の変更はユーザーから要請のあった追加変更要請 (CR) ユーザーからのプロアクティビティ要請 そして MSSO/JMO 内部からの変更要請によって実施される 内部からの変更要請は メンテナンス作業から発生するものと共に MSSO も参画している特別作業グループの活動の結果から生じるものもある MedDRA バージョン 20.0 は 全てのレベルの変更であるコンプレックスチェンジ対応バージョンである 変更要請の対象には MedDRA 用語集本体の更新と共に MedDRA 標準検索式 (SMQ) に関するものも含まれている 本バージョンでは 3,405 件の変更要請が処理され 3,066 件の要請が承認されて組み込まれ 331 件が承認されずに次バージョン以降に持ち越され 8 件が更なる検討が必要として保留された 前回の MedDRA のリリース以降に発生した具体的な変更情報 ( 例えば 新規用語の追加 LLT からの昇格 PT からの降格 PT のプライマリー SOC の変更など ) は 英語版の MedDRA ダウンロードに包含されているバージョンレポート (Version Report) で入手ができる JMO 注 : JMO の契約利用者は上記と同様の情報をバージョンアップの際に JMO から提供される MedDRA/J V20.0 改訂情報 で確認することができる 加えて ユーザーは 任意の 2 つの MedDRA バージョン間での - 不連続のバージョン間でも可能 - 変更を確認できるオンラインツールの MedDRA バージョン解析ツール (MVAT: MedDRA Version Analysis Tool) を利用することもできる MVAT による出力様式は MedDRA のバージョンレポートと類似している MVAT は MedDRA の利用契約の一部として無料で提供される MedDRA の新バージョンのリリースまでの間には MSSO は MedDRA 次バージョンで組み入れる予定の承認された変更を 週次暫定追加更新情報 (weekly supplemental update) として Web に掲載している この暫定追加更新情報のファイルは ユーザーが次のバージョンでどのような変更が実施されるのかを理解する参考となろう 英語版の MedDRA ダウンロードに包含されている累積詳細報告 (cumulative Detail Report) で MedDRA バージョン 20.0 向けの ( 承認あるいは拒絶にかかわらず ) 全ての検討された変更の説明を確認することが可能である ユーザーは MedDRA のバージョン 5.1 から現在までに MSSO によって検討された全ての追加変更要請について MSSO の Web チェンジリクエスト (WebCR) で確認することも可能である JMO 注 :JMO の契約利用者は MSSO の Web の追加変更要請サイトにアクセスできないが 追加変更要請の結果については JMO Website の 会員へのお知らせ > 暫定 追加用語 で 英語版の累積ファイルと新規追加用語の日本語情報を入手できる 下記の図 2-1 は器官別大分類 (SOC) 毎に全変更件数を示したグラフで 変更によって各 SOC にどの程度の影響があったのかを判断するのに有用であろう これらのデータは表 4-6 に示したバージョン 20.0 のプライマリーとセカンダリーの PT LLT HLT そして HLGT の用語数と それに対応するバージョン 19.1 の用語数の差により算出している なお 図 2-1 には用語の表記変更と LLT のカレンシーステータスの変更も含まれている バージョン 20.0 での変更点のまとめは第 4 項を参照されたい 2

2. バージョン 20.0 における追加変更要請 図 2-1 SOC 別用語の変動件数 感染症および寄生虫症良性 悪性および詳細不明の新生物 ( 嚢胞およびポリープを含む ) 血液およびリンパ系障害免疫系障害内分泌障害代謝および栄養障害精神障害神経系障害眼障害耳および迷路障害心臓障害血管障害呼吸器 胸郭および縦隔障害胃腸障害肝胆道系障害皮膚および皮下組織障害筋骨格系および結合組織障害腎および尿路障害妊娠 産褥および周産期の状態生殖系および乳房障害先天性 家族性および遺伝性障害一般 全身障害および投与部位の状態臨床検査外科および内科処置社会環境製品の問題 -6 11 15 20 34 39 39 39 33 33 45 44 59 73 69 67 68 61 64 66 83 89 86 99 149 161 187 2.2 コンプレックスチェンジ バージョン 20.0 において検討されたコンプレックスチェンジは ユーザーから寄せられたもの 新規提案 および追加変更要請の処理過程から MSSO が提起したものが含まれている コンプレックスチェンジに関する提案はユーザーからのコメント募集のため MSSO の Website に 2016 年 7 月 27 日から 9 月 23 日まで掲載された コンプレックスチェンジについてはその後さらなる内部評価と意見交換を経て 最終的には 31 件のコンプレックスチェンジが承認された バージョン 20.0 に組み込まれたコンプレックスチェンジの概略は次のとおりである その詳細については MSSO Website の追加変更要請 ( チェンジリクエスト ) の項を参照されたい JMO 注 : JMO の契約利用者は JMO Website の 会員へのお知らせ > お知らせ ( 新着情報 ) の MedDRA V20.0 向けの Complex Change について を参照されたい SOC レベル : 既存の SOC に変更はない HLGT レベル : バージョン 20.0 でのコンプレックスチェンジの結果 4 件の新規 HLGT が追加 2 件の HLGT が併合された 変更内容は 次のとおり 3

2. バージョン 20.0 における追加変更要請 新規 HLGT 表 2-1 新規 HLGT 新規 HLGT 投薬過誤 その他の製品使用過誤および問題 (Medication errors and other product use errors and issues) 適応外使用および製品の企図的誤用 / 企図的使用の問題 (Off label uses and intentional product misuses/use issues) 過量投与および過少量投与 EC (Overdoses and underdoses EC) 気道徴候および症状 (Respiratory tract signs and symptoms) リンク先 SOC 呼吸器 胸郭および縦隔障害 (Respiratory, thoracic and mediastinal disorders) 表 2-2 併合された HLGT 併合された HLGT To HLGT リンク先 SOC 投薬過誤 (Medication errors) 製品使用に関する問題 (Product use issues) 移動された HLGT はない 投薬過誤 その他の製品使用過誤および問題 (Medication errors and other product use errors and issues) 投薬過誤 その他の製品使用過誤および問題 (Medication errors and other product use errors and issues) (Injury, poisoning and procedural complications) (Injury, poisoning and procedural complications) HLT レベル : バージョン 20.0 でのコンプレックスチェンジの結果 14 件の新規 HLT が追加され 8 件の HLT が併合 3 件が移動された 変更内容は 次のとおり 新規 HLT 表 2-3 新規 HLT 新規 HLT 真菌性上気道感染 (Fungal upper respiratory tract infections) 企図的製品誤用 (Intentional product misuses) 企図的製品使用の問題 (Intentional product use issues) リンク先 SOC 呼吸器 胸郭および縦隔障害 (Respiratory, thoracic and mediastinal disorders) 4

新規 HLT 投薬過誤 製品使用過誤および問題 EC (Medication errors, product use errors and issues EC) 製品使用過誤および問題 (Product administration errors and issues) 製品混同に関する過誤および問題 (Product confusion errors and issues) 製品交付過誤および問題 (Product dispensing errors and issues) 製品モニタリング過誤および問題 (Product monitoring errors and issues) 製品調製過誤および問題 (Product preparation errors and issues) 製品処方過誤および問題 (Product prescribing errors and issues) 製品選択過誤および問題 (Product selection errors and issues) 製品使用システムにおける製品保管の過誤および問題 (Product storage errors and issues in the product use system) 製品の処方転写過誤およびコミュニケーションの問題 (Product transcribing errors and communication issues) 物質関連障害および嗜癖性障害 (Substance related and addictive disorders) 2. バージョン 20.0 における追加変更要請 リンク先 SOC 精神障害 (Psychiatric disorders) 併合された HLT 表 2-4 併合された HLT Merged HLT To HLT リンク先 SOC 回避された投薬過誤 (Intercepted medication errors) 誤投与 (Maladministrations) 製品選択過誤および問題 (Product selection errors and issues) 製品使用過誤および問題 (Product administration errors and issues (Injury, poisoning and procedural complications) (Injury, poisoning and procedural complications) 5

2. バージョン 20.0 における追加変更要請 Merged HLT To HLT リンク先 SOC 投薬過誤 EC (Medication errors EC) 投薬モニタリング過誤 (Medication monitoring errors) 製品使用に関する問題 EC (Product use issues EC) 身体疾患による睡眠障害 (Sleep disorders due to general medical condition) 他の精神疾患に関連する睡眠障害 (Sleep disorders related to another mental condition) 物質関連障害 (Substance-related disorders) 投薬過誤 製品使用過誤および問題 EC (Medication errors, product use errors and issues EC) 製品モニタリング過誤および問題 Product monitoring errors and issues 投薬過誤 製品使用過誤および問題 EC (Medication errors, product use errors and issues EC) 睡眠障害 EC (Sleep disorders EC) 睡眠障害 EC (Sleep disorders EC) 物質関連障害および嗜癖性障害 (Substance related and addictive disorders) (Injury, poisoning and procedural complications) (Injury, poisoning and procedural complications) (Injury, poisoning and procedural complications) 精神障害 (Psychiatric disorders) 精神障害 (Psychiatric disorders) 精神障害 (Psychiatric disorders) 移動された HLT 表 2-5 移動された HLT HLT From HLGT To HLGT リンク先 SOC 下気道徴候および症状 (Lower respiratory tract signs and symptoms) 呼吸器徴候および症状 EC (Respiratory signs and symptoms EC) 上気道徴候および症状 (Upper respiratory tract signs and symptoms) 呼吸器系障害 EC (Respiratory disorders EC) 呼吸器系障害 EC (Respiratory disorders EC) 呼吸器系障害 EC (Respiratory disorders EC) 気道徴候および症状 (Respiratory tract signs and symptoms) 気道徴候および症状 (Respiratory tract signs and symptoms) 気道徴候および症状 (Respiratory tract signs and symptoms) 呼吸器 胸郭および縦隔障害 (Respiratory, thoracic and mediastinal disorders) 呼吸器 胸郭および縦隔障害 (Respiratory, thoracic and mediastinal disorders) 呼吸器 胸郭および縦隔障害 (Respiratory, thoracic and mediastinal disorders) 6

2. バージョン 20.0 における追加変更要請 2.3 翻訳の変更 2.3.1 翻訳見直し通常の品質管理プロセスの一貫として MSSO は日本語を除きサポートする各種言語版の翻訳の見直しを実施している これは継続的な取り組みで MedDRA の最新リリースにあわせて各用語版の用語の更新が結果に反映される 更新された用語のリストは それぞれの言語の MedDRA ダウンロードに同封されている関連するバージョンリポートで利用可能である MedDRA 英語版や日本語翻訳版以外の用語も含み用語の翻訳に関して改善要請を要望する場合には MedDRA の Website の変更要請を参照されたい JMO 注 :JMO の契約利用者は日本語版を含め改善要請を要望する場合 JMO へ JMO Website を通じて CR( 変更要請 ) が可能である 7

3. バージョン 20.0 で新規作成された内容 3. バージョン 20.0 で新規作成された内容 3.1 投薬過誤および製品使用に関する問題の階層構造の改訂 MedDRA バージョン 18.0 で追加された HLGT 製品使用に関する問題 (Product use issues) は幾つかの混乱を招いた それは 新たに追加された HLGT の中の 製品使用の問題 と既存の HLGT 投薬過誤 (Medication errors) にある 投薬過誤 との概念間に幾分不自然な違いがあるようにユーザーに思わせたことによるものであった 実際にこれらの概念の一部が重複していた可能性がある 例えば HLGT 投薬過誤 (Medication errors) の下位に間違いとか偶発的とは特定できない PT 規定量以上の投与 (Extra dose administered) などの用語の存在や その状況によっては投薬過誤 誤用 または適応外使用に相当する PT 不適切な年齢の患者への薬剤投与 (Drug administered to patient of inappropriate age) のような中立的な用語が HLT 製品使用に関する問題 EC(Product use issues EC) に存在していた この問題に対処するために MSSO は 投薬過誤および製品使用に関する問題の階層の改訂について MedDRA エキスパートパネルや ICH M1 ワーキンググループからの協力を求めた その結果 コンプレックスチェンジの提案 (complex change proposal) が MedDRA ユーザーコミュニティからのフィードバックのために掲示された MedDRA バージョン 20.0 で実装される新しい階層構造は 下図を参照されたい 図 3-1 投薬過誤と製品使用の問題の階層 新しい階層は 概念の重複をしばしば起こすこれら用語間での不自然な分類を回避するために新たな HLGT 投薬過誤 その他の製品使用過誤および問題 (Medication errors and other product use errors and issues) の下位に投薬過誤や不特定の製品使用の問題の用語を集めている 新しい階層の追加の利点は次のとおり ; 投薬 / 製品の使用 ( 処方 保管 調剤 投薬調製および投薬 ) の過程において様々なステージに該当する HLT 製品交付過誤および問題 (Product dispensing errors and issues) のような新規 HLT が追加された 回避された投薬過誤等の用語は次のような適切なステージの HLT 等下位に配置された ; 例えば PT 回避された薬剤処方過誤 (Intercepted drug prescribing error) は HLT 製品処方過誤および問題 (Product prescribing errors and issues) の下位にある 8

3. バージョン 20.0 で新規作成された内容 製品 (product) を参照することによって その下位の HLT は投薬過誤 / 問題だけでなく 医療機器使用の過誤 / 問題のような他の製品の概念をも包含している 意図的な概念は過誤や不特定の問題から分離され 現在は HLGT 適応外使用および製品の企図的誤用 / 企図的使用の問題 (Off label uses and intentional product misuses/use issues) の中にある 意図的および不特定の過量投与や過少量投与の用語は HLGT 過量投与および過少量投与 EC(Overdoses and underdoses EC) で別々に分類され 偶発的過量投与および過小量投与の用語は HLT 製品使用過誤および問題 (Product administration errors and issues) にある 詳細については改訂された階層の中の PT の配置は Web-Based Browser(JMO 注 ; もしくは MedDRA/J Browser) で確認されたい 3.2 MedDRA 標準検索式 (SMQ) MedDRA バージョン 20.0 ではレベル 1 の新規 SMQ の追加はなかった : 既存の SMQ に構造的な変更があり これは レベル 1 の 悪性疾患 (SMQ)Malignancies (SMQ) の下位に存在するレベル 3 の 悪性腫瘍 (SMQ)Malignant tumours (SMQ) およびレベル 3 の 悪性度不明の腫瘍 (SMQ)Tumours of unspecified malignancy (SMQ) に 4 つのレベル 4 のサブサーチ SMQ(2 つずつ ) を加えることが含まれた これは 症例特定のための特異性オプションをさらに強化するために CIOMS SMQ IWG が実施した結果である 悪性腫瘍 (SMQ)Malignant tumours (SMQ) の下位に追加された 2 つのサブサーチ SMQ: 血液学的悪性腫瘍 (SMQ)Haematological malignant tumours (SMQ) 非血液学的悪性腫瘍 (SMQ)on-haematological malignant tumours (SMQ) 悪性度不明の腫瘍 (SMQ)Tumours of unspecified malignancy (SMQ) の下位に追加された 2 つのサブサーチ SMQ: 悪性度不明の血液学的腫瘍 (SMQ)Haematological tumours of unspecified malignancy (SMQ) 悪性度不明の非血液学的腫瘍 (SMQ)on-haematological tumours of unspecified malignancy (SMQ) 悪性疾患 (SMQ)Malignancies (SMQ) の全階層を示す以下の図を参照されたい 図 3-2 悪性疾患 (SMQ) の階層 9

3. バージョン 20.0 で新規作成された内容 悪性腫瘍 (SMQ)Malignant tumours (SMQ) および 悪性度不明の腫瘍 (SMQ)Tumours of unspecified malignancy (SMQ) の下位にあった元々の PT は 適切なサブサーチ SMQ の下位に移動された 悪性疾患 (SMQ)Malignancies (SMQ) に追加されたサブサーチ SMQ の詳細については MedDRA バージョン 20.0 の SMQ 手引書 (SMQ Inroductory Guide) を参照されたい 3.3 修飾語が付いていない検査項目名リスト MSSO は MedDRA ユーザーが MedDRA ウェブサイトのサポート文書の欄からダウンロードして利用できる修飾語が付いていない検査項目名リストおよび説明文書を作成した 検査結果を表す修飾語が付いていない検査用語 ( 例 :PT 血中ブドウ糖 (Blood glucose) ) は データ伝送標準の検査名のデータ項目としてのみの使用を意図しており 有害事象 / 副作用または医療歴などの情報を記録するデータフィールドとしての使用は意図していない 修飾語が付いていない検査項目名リストは 検査項目名以外のデーターフィールドにおける修飾語が付いていない検査項目名の不適切な使用を特定することによって 規制当局や企業ユーザーがデータの品質チェックを行うことを支援するオプショナルツールである 本リストは SOC 臨床検査中の PT および LLT レベルでの全ての検査項目用語名の包括している すべての MedDRA リリースでスプレッドシート形式で MSSO より維持管理 更新される 不明な点があれば MSSO ヘルプデスクまで問い合わせされたい JMO 注 :JMO の契約利用者は JMO Website[JMO 提供サービス ] のページから 修飾語が付いていない検査項目名リストおよび説明文書 を入手可能である 3.4 プロアクティブ要請 プロアクティブのメンテナンスプロセスにより MedDRA ユーザーは 確立された変更要請のプロセス以外で MedDRA の一般的な変更を提案することができる これらのプロアクティブ要請は矛盾に対応したり 修正を行ったり あるいは改良を提案することができる仕組みである バージョン 20.0 の追加変更要請期間中 MSSO は MedDRA ユーザーから提出された 4 つのプロアクティブの提案を評価し 4 つの提案中の 2 つの提案が実施され 2 つの提案が承認されなかった 実装された追加変更要請の詳細については 下記を参照されたい MSSO は MedDRA のウェブサイトの追加変更要請の項で入手した全ての提案のリストを公表し 更新している JMO 注 :JMO の契約利用者は 上記のすべての提案のリストとそのステータスを JMO Website [ 会員へのお知らせ ] [ 暫定 追加用語 ] にて閲覧可能である MSSO は ユーザーからの MedDRA への プロアクティブ な改善のアイディアについて学ぶことに興味を待っている プロアクティブ な MedDRA の改善に関するアイデアを MSSO のヘルプデスクまで連絡されたい できるだけ具体的にあなたの提案を記述し 提案が実装されるべきと考える理由を説明する根拠も含められたい 3.4.1 化学熱傷の程度 MSSO は MedDRA に化学熱傷の程度に関する一連の用語の追加の要請を受け検討を行った 慎重に検討した結果 次の PT を MedDRA バージョン 20.0 に加えることになった PT 第 1 度皮膚化学熱傷 (First degree chemical burn of skin) PT 第 2 度皮膚化学熱傷 (Second degree chemical burn of skin) PT 第 3 度皮膚化学熱傷 (Third degree chemical burn of skin) 10

3. バージョン 20.0 で新規作成された内容 PT 第 4 度皮膚化学熱傷 (Fourth degree chemical burn of skin) これら用語は SOC (Injury, poisoning and procedural complications) 中の HLT 化学的損傷 (Chemical injuries) をプライマリーリンクとし SOC 皮膚および皮下組織障害 (Skin and subcutaneous tissue disorders) の HLT 特定の物質による皮膚炎 (Dermatitis ascribed to specific agent) をセカンダリーリンクとして追加した 更に MSSO は PT 化学的損傷 (Chemical injury) と LLT 化学熱傷 (Chemical burn) の位置を入れ替えた それで 化学熱傷 (Chemical burn) を PT に 化学的損傷 (Chemical injury) を LLT とした 化学熱傷 (Chemical burn) を PT レベルに昇格させることで 新しい PT の概念が整理され化学熱傷 (Chemical burn) の程度不明の状況での使用が可能になった 3.4.2 視覚能力の低下をもたらすオプションの提供 MedDRA ユーザーは 視力の低下 ( 視覚の鮮明度 ) と他の視力低下との差異を含む 視覚能力の段階的低下を示すための一貫したコーディングオプションを MSSO が提供するように要請した レビューを実行した後 MSSO は以下の事を実施した より概念的用語を整理するために 合計 12 の LLT が PT 視力低下 (Visual acuity reduced) から PT 視力障害 (Visual impairment) に移された 例としては LLT 視覚低下 (Vision decreased) LLT 視力不良 (Poor vision) などが挙げられる 同様の理由から LLT 一過性部分的視力喪失 (Transient partial visual loss) が PT 一過性視力低下 (Visual acuity reduced transiently) から PT 一過性失明 (Blindness transient) に移行された 一方 MedDRA には 視力低下をもたらす PT 視力低下 (Visual acuity reduced) や PT 視力障害 (Visual impairment) など PT に従属するさまざまな LLT が含まれているが 失明 部分視力喪失およびその他視覚障害の概念に関する用語の間には常に明確な分類があるとは限らない このような状況に対処するために MSSO は MedDRA バージョン 21.0 で そういった用語をグループ化するためのコンプレックスチェンジの検討として新しく HLT 視力障害および失明 ( 色盲を除く )(Visual impairment and blindness (excl colour blindness)) を提案する 11

4. 変更点のまとめ 4. 変更点のまとめ 4.1 用語集への影響のまとめ 下記の表 4-1~4-5 はバージョン 20.0 中の MedDRA 用語への影響をまとめたもので 参考までに記載した バージョン 20.0 での変更の詳細については MedDRA Version Report を参照されたい JMO 注 :JMO では MSSO の Version Report とほぼ同様の情報を MedDRA/J V20.0 改訂情報 として提供している バージョンアップ時に配布される CD-ROM または JMO Website から入手されたい SOC, HLGT, HLT の変更 表 4-1 SOC, HLGT, HLT の影響のまとめ レベル変更要請実変更 ( ネット ) v19.1 v20.0 SOC SOC 合計 1 27 27 新規 HLGT 4 0 4 HLGT 併合された HLGT 2 0 2 HLGT 1 合計 2 335 337 新規 HLT 14 0 14 HLT 併合された HLT 8 0 8 HLT 1 合計 6 1,732 1,738 1 HLGT/HLT 合計の実変更 = 新規 HLGT/HLT- 併合された HLGT/HLT PT の変更 表 4-2 PT への影響のまとめ レベル変更要請 v19.1 v20.0 PT 新規 PT 298 324 格上げされた LLT 34 24 12

4. 変更点のまとめ レベル変更要請 v19.1 v20.0 格下げされた PT 42 59 実変更数 1 290 289 PT 合計 22,210 22,499 1 PT 実変更数 = 新規 PT+ 格上げされた LLT- 格下げされた PT LLT の変更 表 4-3 LLT への影響のまとめ レベル変更要請実変更 v19.1 v20.0 LLT LLT LLT * カレント用語 * ノンカレント用語 LLT 合計 1 773 67,222 67,995 7 9,246 9,253 780 76,468 77,248 1 LLT 合計は PT を含む (LLT に相当する PT) * カレント用語 ノンカレント用語は英語のカレンシを示す 新規 SMQ 表 4-4 SMQ への影響のまとめ レベル 変更要請 v19.1 v20.0 1 0 101 101 2 0 82 82 3 0 20 20 4 4 12 16 5 0 2 2 13

4. 変更点のまとめ 4.2 MedDRA ファイルのレコード数への影響のまとめ次表はバージョン 20.0 中の MedDRA 用語への影響をまとめたもので 参考までに掲載した 表 4-5 MedDRA ファイルのレコード件数への影響追加 0 ITL_ORD.ASC 削除 0 変更 0 追加 0 SOC.ASC 削除 0 変更 0 追加 4 SOC_HLGT.ASC 削除 2 変更 0 追加 4 HLGT.ASC 削除 2 変更 0 追加 21 HLGT_HLT.ASC 削除 15 変更 0 追加 14 HLT.ASC 削除 8 変更 0 追加 705 HLT_PT.ASC 削除 220 変更 0 追加 843 MDHIER.ASC 削除 335 変更 0 PT.ASC 追加 348 削除 59 14

4. 変更点のまとめ 変更 13 追加 780 LLT.ASC 削除 0 変更 430 追加 4 SMQ_LIST.ASC 1 削除 0 変更 217 追加 8,203 SMQ_COTET.ASC 削除 7,386 変更 1 1 SMQ の件数は上位 ( レベル 1) およびサブ SMQ の両者を含む 4.3 MedDRA の用語数 次表は SOC 毎に HLGT HLT プライマリーおよびセカンダリーにリンクする PT と LLT プライマリーにリンクする PT と LLT の用語数を示している 表 4-6 MedDRA の用語数 SOC LLT* PT ( プライマリー ) 1 ( プライマリー )1 LLT* ( プライマリーとセカンダリー )2 PT ( プライマリーとセカンダリー )2 HLT 3 HLGT 3 血液およびリンパ系障害 1,135 284 4,196 989 88 17 心臓障害 1,430 335 2,344 601 36 10 先天性 家族性および遺伝性障害 3,462 1,311 3,462 1,311 98 19 耳および迷路障害 428 87 807 204 17 6 内分泌障害 668 187 1,756 520 38 9 眼障害 2,432 592 3,701 998 64 13 胃腸障害 3,807 847 7,486 1,697 108 21 15

4. 変更点のまとめ SOC LLT* PT ( プライマリー ) 1 ( プライマリー )1 LLT* ( プライマリーとセカンダリー )2 PT ( プライマリーとセカンダリー )2 HLT 3 HLGT 3 一般 全身障害および投与部位の状態 2,412 977 3,213 1,265 36 7 肝胆道系障害 650 191 1,455 423 19 4 免疫系障害 457 142 2,567 687 26 4 感染症および寄生虫症 7,079 1,907 7,430 2,000 149 12 6,496 1,128 9,024 2,259 78 9 臨床検査 13,512 5,518 13,512 5,518 106 23 代謝および栄養障害 939 277 2,620 743 63 14 筋骨格系および結合組織障害 良性 悪性および詳 ) 細不明の新生物注 2,511 444 6,384 1,238 59 11 8,490 1,942 9,196 2,237 202 39 神経系障害 3,531 938 7,085 1,898 107 20 妊娠 産褥および周産期の状態 1,633 222 2,848 572 48 8 製品の問題 589 145 596 149 21 2 精神障害 2,341 508 3,170 740 76 23 腎および尿路障害 1,202 350 2,567 728 32 8 生殖系および乳房障害 1,715 475 4,147 1,150 52 16 16

4. 変更点のまとめ SOC LLT* PT ( プライマリー ) 1 ( プライマリー )1 LLT* ( プライマリーとセカンダリー )2 PT ( プライマリーとセカンダリー )2 HLT 3 HLGT 3 呼吸器 胸郭および縦隔障害 皮膚および皮下組織障害 1,696 519 4,151 1,114 49 12 2,054 489 4,670 1,341 56 10 社会環境 635 271 635 271 20 7 外科および内科処置 4,632 2,107 4,632 2,107 141 19 血管障害 1,312 306 6,613 1,601 68 11 合計 77,248 22,499 JMO 注 : 良性 悪性および詳細不明の新生物 ( 嚢胞およびポリープを含む ) 1 数値は該当する SOC をプライマリーとしてリンクする LLT または PT レベルの用語数を示したものである プライマリーの LLT と PT の合計は表 4-2 4-3 のものと同じである 2 数値は該当する SOC をプライマリーまたはセカンダリーとしてリンクする LLT または PT レベルの用語数を総計したものである 従って LLT および PT の合計数は表 4-2 4-3 のものより多い 3 幾つかの HLT および HLGT の用語数は MedDRA が多軸性であることから 複数の SOC に重複計上されている ( 多軸性について ICH 国際医薬用語集 (MedDRA) 手引書の 2.2 項を参照 ) 幾つかの HLT 例えば HLT 先天性結合組織障害(Connective tissue disorders congenital) HLGT 先天性筋骨格系および結合組織障害(Musculoskeletal and connective tissue disorders congenital) は ともに SOC 先天性 家族性および遺伝性障害 と SOC 筋骨格系および結合組織障害 の両者で計上されるように 一つ以上の SOC 中に計上されている HLT および HLGT の合計数は表 4-1 のものより多い 4.4 PT と LLT の名称表記の変更 MedDRA の継続的なメンテナンス作業の一環として スペルミス ダブルスペースや大文字と小文字 または MedDRA 中の表記変更基準を満たすその他間違いがあれば 修正 ( 表記変更 ) 変更される この表記変更規定は 元の用語の MedDRA コードを維持し その当初の概念を保持され表記変更される 表記変更された PT/LLT は同じ MedDRA コードを容易に再利用できる MedDRA バージョン 20.0 で名称表記変更された 4 用語のリストを下表に示す 表 4-7 表記変更された PT/LLT 17

4. 変更点のまとめ コードレベル v19.1 での表記 V20.0 での表記 10012410 LLT 10078658 PT ド ケルバン甲状腺炎 ( dequervain's thyroiditis) 医療機器使用部位多汗症 ( Medical device site hyperhydrosis) ド ケルヴァン甲状腺炎 (De Quervain thyroiditis) 医療機器使用部位多汗症 (Medical device site hyperhidrosis) 10044669 LLT コリガン脈 (Trihammer pulse) コリガン脈 (Trip-hammer pulse) 10050509 LLT 術中膀胱穿孔 (Urinary bladder perforation interoperative) 術中膀胱穿孔 (Urinary bladder perforation intraoperative) JMO 注 : バージョン 20.0 で ド ケルバン甲状腺炎 は英語表記変更に伴い ド ケルヴァン甲状腺炎 に変更となった 4.5 LLT のカレンシーステータス変更 次表は 変更の根拠に従って MedDRA バージョン 20.0 においてカレンシーステータスが変更された LLT レベルの 11 用語である 表 4-8 カレンシーステータスが変更された LLT 下層語 (LLT) 喉頭血管浮腫 ( Angioedema of larynx) 舌発疹 (Rash tongue) 変更後のカレンシーステータス 英語 Y Y 日本語 Y カレンシーステータス変更の根拠 MedDRA のユーザー要求に基づいて の LLT 喉頭血管浮腫 (Angioedema of larynx) は根拠のある概念として カレントに変更された LLT 舌発疹 (Rash tongue) は 報告された逐語的用語のコーディングを補強するものとしてカレントに変更された 四肢躯幹浮腫 (Edema limbs-trunk of) LLT 四肢躯幹浮腫 (Edema limbs-trunk of) は あいまいな概念であるとして ノンカレントに変更された 進展型少関節炎 ( Extended oligoarthritis ) 成人における進展型少関節炎 (Extended oligoarthritis) のまれな報告との混乱を避けるために PT 若年性特発性関節炎 (Juvenile idiopathic arthritis) 下位の LLT 進展型少関節炎 (Extended oligoarthritis) はノンカレントに変更された より特異的な LLT 若年性進展型少関節炎 (Extended juvenile oligoarthritis) が PT 若年性特発性関節炎 ( Juvenile idiopathic arthritis) の下位に追加された LE 様皮疹 (LE-like rash) 略語 LE のあいまいさのために LLT LE 様皮疹 (LElike rash) はノンカレントに変更された 四肢躯幹浮腫 ( Oedema limbs-trunk of ) LLT 四肢躯幹浮腫 (Oedema limbs-trunk of) は あいまいな概念であるため ノンカレントに変更された 18

4. 変更点のまとめ 下層語 (LLT) 変更後のカレンシーステータス 英語 日本語 カレンシーステータス変更の根拠 除去困難な製品 ( Product difficult to remove) 製品調製の問題 ( Product reconstitution issue) 舌の炎症 (Sore inflamed tongue) 全身性エリテマトーデス皮疹 (Systemic erythematosus rash) 薄明視 (Twilight vision ) MedDRA ユーザーのフィードバックに基づいて LLT 除去困難な製品 (Product difficult to remove) について この用語は実際には異なる概念を表すのに使用されている それは主に 局所的な製品がその適用部位から除去することが困難で 残留物を残して患者 / 消費者の苦情をコード化するのに使用されるという品質上の問題と その他 包装から製品を取り出すことが困難であるという報告を作成するためにも使用されている この用語が異なる解釈とあいまいであることからノンカレントとされた 尚 上記の 2 つの概念をコーディングするための用語が新たに追加された事をご確認ください - PT 製品品質の問題 (Product quality issue) 下位に LLT 適用部位からの除去困難な局所用製品 (Topical product difficult to remove from application site) と PT 製品使用の苦情(Product use complaint) 下位に LLT 開封困難な製品包装( Product packaging difficult to open) である PT 製品調製の問題(Product reconstitution issue) は 新たな PT 調製に関する製品品質の問題(Product reconstitution quality issue) の下位の LLT に降格されノンカレントに変更された Product reconstitution issue は 調整時に起因する製品品質の問題としての解釈と 再調整時に行う不適切な技法のような 製品の準備における投薬過誤とも解釈できるあいまいな用語である LLT 舌の炎症(Sore inflamed tongue) の表現は 2 つのコンセプトの組み合わせを表現し sore という言葉が複数の解釈を持つことからノンカレント変更された 舌の痛は 既存の LLT 舌痛(Sore tongue) で表され 舌の炎症は 既存の LLT 舌の炎症(Inflammation tongue) によって表される PT 全身性エリテマトーデス皮疹(Systemic lupus erythematosus rash) 下位の LLT 全身性エリテマトーデス皮疹 (Systemic erythematosus rash) は あいまいな用語であり 具体的に Systemic lupus erythematosus rash を指すことは明らかでないため ノンカレントに変更された Twilight vision は 照度を下げて見る通常の能力であり それ自体は 視力障害を表す用語ではない したがって LLT 薄明視(Twilight vision) はノンカレントに変更された JMO 注 : この表において Y はカレント はノンカレントを意味している 日本語のカレンシーステータスは JMO で付加した内容である 19