統合化の概要次回の改訂時迄には ISO D Guide83 に沿って整合性を図った 要求事項の定義 要求事項タイトル 要求事項の順番 そして定期的な適切性や妥当性有効性等の強化を含む見直しによって追加補充や変更点への対応を含めた対応が必要とされるが 統合化の構成の概要は 以下の通りススムパートナーズ

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ISO 9001:2015 改定セミナー (JIS Q 9001:2015 準拠 ) 第 4.2 版 株式会社 TBC ソリューションズ プログラム 年版改定の概要 年版の6 大重点ポイントと対策 年版と2008 年版の相違 年版への移行の実務

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品質マニュアル(サンプル)|株式会社ハピネックス

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実地審査チェックリスト (改 0) QA-057_____

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9100 Key Changes Presentation

目次 4. 組織 4.1 組織及びその状況の理解 利害関係者のニーズ 適用範囲 環境活動の仕組み 3 5. リーダーシップ 5.1 経営者の責務 環境方針 役割 責任及び権限 5 6. 計画 6.1 リスクへの取り組み 環境目標

ISO9001:2015内部監査チェックリスト

提出を求めることが想定される 本連載は 2015 年版によるシステム変更をマニュアルに反映させるため 要求項目順に 2004 年版と FDIS の差異の説明 マニュアルの改訂例という構成で 6 回に渡り整理するものである 2.FDIS と 2004 年版の構成比較 FDIS と 2004 年版の構成

1 主要機関の情報 ISO 改訂に関する情報 ( 調べ ) (1)( 一社 ) 日本規格協会 (JAS) の情報 第 21 回 ISO/TC207( 環境管理 ) 総会報告

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図表 11に都道府県別取得件数 ( 上位 10 位 ) を 図表 12に産業分野別取得件数 ( 上位主要産業分野 ) を 図表 13に産業分野別取得件数の推移を示します 産業分野別件数 ( 図表 12) では最も多いのが 建設 の15,084 件 次いで 基礎金属 加工金属製品 の6,434 件 電

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ISO9001:2015規格要求事項解説テキスト(サンプル) 株式会社ハピネックス提供資料

ISO/FDIS ISO 9001 の主要な変更点 1. 附属書 SL の適用 2. 組織の状況の理解と QMS の適用範囲の決定 3. プロセスアプローチの適用向上それを支援する PDCA サイクルとリスクに基づく考え方 4. リーダーシップの強化 5. 組織の意図した結果 顧客満足の向上 パフォ

どのような便益があり得るか? より重要な ( ハイリスクの ) プロセス及びそれらのアウトプットに焦点が当たる 相互に依存するプロセスについての理解 定義及び統合が改善される プロセス及びマネジメントシステム全体の計画策定 実施 確認及び改善の体系的なマネジメント 資源の有効利用及び説明責任の強化

4.4 マネジメントシステム プロセス 5 リーダーシップ 5.1 リーダーシップ コミットメント 組織の状況を考慮し リスク ( 不確かさに影響 ) 及び機会 ( 何かをするのによい時期 ) として取り組むことを決定した情報から適用範囲に含まれていない範囲が存在していませんか恣意的に限定した適用範

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ISO/FDIS 9001 の概要 TC 176 国内委員会委員 中條武志 ( 中央大学 ) 1

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恣意的に限定した適用範囲になっていませんか 主力サイトは適用範囲外になっていませんか ( 当該サイト活動を適用範囲外することにより経営的に大きな影響を受けていませんか ) 環境マネジメントシステムの意図した成果 ( 箇条 4.1) に影響する部門 部署を除外していませんか 適用範囲に含まれるサイトと

説明項目 1. 審査で注目すべき要求事項の変化点 2. 変化点に対応した審査はどうあるべきか 文書化した情報 外部 内部の課題の特定 リスク 機会 利害関係者の特定 QMS 適用範囲 3. ISO 9001:2015への移行 リーダーシップ パフォーマンス 組織の知識 その他 ( 考慮する 必要に応

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京橋スマートコミュニティ協議会 制定 改訂履歴 改廃年月日版改訂理由作成者承認者 制定 XXXX XXXX 一次審査 XXXX XXXX 2/21

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目次 1. 一般 目的 適用範囲 参照文書 用語及び定義 内部監査 一般 内部監査における観点 内部監査の機会 監査室

ISO 制定 / 改訂の経緯 1996 年 : ISO 発行 (JIS Q14001 発行 ) 2004 年 : ISO 第 2 版発行 (JIS Q14001 発行 ) 2011 年 : ISO/TC207/SC1において 改訂を行うことを決定 2012 年 ~

説明項目 1. 審査で注目すべき要求事項の変化点 2. 変化点に対応した審査はどうあるべきか 文書化した情報 外部 内部の課題の特定 リスク 機会 関連する利害関係者の特定 プロセスの計画 実施 3. ISO 14001:2015への移行 EMS 適用範囲 リーダーシップ パフォーマンス その他 (

目 次 1. 適用範囲 P4 2. 引用規格 P5 3. 用語及び定義 P5 4. 組織の状況 P6 4.1 組織及びその状況の理解 P6 4.2 利害関係者のニーズ及びと期待の理解 P6 4.3 環境マネジメントシステムの適用範囲の決定 P6 4.4 環境マネジメントシステム P6 5. リーダー

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5. 文書類に関する要求事項はどのように変わりましたか? 文書化された手順に関する特定の記述はなくなりました プロセスの運用を支援するための文書化した情報を維持し これらのプロセスが計画通りに実行されたと確信するために必要な文書化した情報を保持することは 組織の責任です 必要な文書類の程度は 事業の

目 次 1. 適用範囲 P4 2. 引用規格 P5 3. 用語及び定義 P5 4. 組織の状況 P7 4.1 組織及びその状況の理解 P7 4.2 利害関係者のニーズ及び期待の理解 P7 4.3 個人情報保護マネジメントシステムの適用範囲の決定 P7 4.4 個人情報保護マネジメントシステム P7

スライド 1

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ISO/TC176/SC2/N1291 品質マネジメントシステム規格国内委員会参考訳 ISO 9001:2015 実施の手引 目次 1.0 序文 2.0 ISO 9001:2015 改訂プロセスの背景 3.0 ユーザグループ 4.0 実施の手引 4.1 一般的な手引 4.2 ユーザグループのための具

する 2 利害関係者がこれを入手できる ISO14001 では利害関係者が入手可能なものとして 環境方針がある 環境方針と併せて利害関係者が要請した場合 渡すことが出来る状態にすることが必要である 一般的には自社のホームページに掲載していれば 誰でも入手可能な状態と言える (3) 環境マニュアルの例

柔軟な文書化要求 それぞれの詳細説明は の ISO/FDIS14001:2015 規格説明会資料に譲りますが いずれもその考え方は既に ISO14001:2004 に含まれており 2015 年版への改訂に当たり EMS に関する 意図した成果 の達成に向けて IAF が強調しておきたいことを記載した

1 適用範囲 2 引用規格 3 用語の定義 69の用語 4- 組織の状況新規 4.1- 組織とその状況の理解 [1] 2 組織は 組織組織の目的目的と戦略戦略の方向方向に関係する内外の課題課題を決定しなければならない これらの課題は 想定された結果を達成する上で品質マネジメントシステムの能力に影響す

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よくお聞きする内部監査の課題 課題 1 毎年 同じチェックリスト ( 同じ質問 ) 課題 2 内部監査への積極的関与が乏しい 課題 3 形式的で 実用的でない ( 審査のためのもの ) 課題 4 あら探しになっている 課題 5 質問が抽象的でわかりにくい 課題 6 文書と記録ばかり求める課題 7 不

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管理区分 非管理版 文書番号 PMS-007 制定年月日 改訂年月日 改訂番号 1 購入希望の場合は P マークの取得及び更新に必須となる文書のサンプルです ページ最後の購入方法をご確認ください 修正可能なワードファイルで提供して

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目 次 1. 適用範囲 P5 2. 引用規格 P6 3. 用語及び定義 P6 4. 組織の状況 P7 4.1 組織及びその状況の理解 P7 4.2 利害関係者のニーズ及びと期待の理解 P7 4.3 品質マネジメントシステムの適用範囲の決定 P7 4.4 品質マネジメントシステム及びプロセス P7 5

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1 改定 制定 改訂履歴 制定 改訂年月日 改訂箇所章 改訂理由または改定内容 改定後の 年 7 月 1 日制定 1

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目 次 改訂履歴表 1. 適用範囲 P1 2. 関連規格 P1 3. 用語及び定義 P1 4. 組織の状況 P2 4.1 組織及びその状況の理解 P2 4.2 利害関係者のニーズ及び期待の理解 P2 4.3 環境マネジメントシステムの適用範囲の決定 P2 4.4 環境マネジメントシステム及びプロセス

Transcription:

ISO 統合マネジメントシステムの動向と概念 2013.3.25 ススムパートナーズ 長澤進現在 ISO/TMB( 技術管理評議会 ) の TAG13-JTCG( 合同技術調整グループ ) で マネジメントシステムの統合化が進められている こらは 今迄に発行されている ISO9001 や ISO14001 などの各種マネジメントシステムの要求事項には共通した部分が明確になり これからも発行される規格要求にも同様の事象が見られ 新しい国際規格の発行の度に各 SC( 専門部会 ) で全ての要求事項 (Full-Spec) を一から検討することが その度に要求事項の整合評価することに併せて効率性の上でも規格発行の手続きでの妨非効率を改善することが目的で これから導入し構築をする組織にとっても ISO9001 を取得後にISO 14001や ISO27001 等を導入する場合を考えると 共通する要求事項についての構築に際しては それぞれの規格の特殊性に配慮するなど一部ついて追加の対応をすれば良いことになり 導入時間の負担は大幅に軽減される効果も期待されている 一方 既に導入構築済みの組織にとっては統合化したマネジメントシステムへの整合性と運用ができる様システムへの反映が必要となって来る 以下に 現在の進展の中の於ける 統合マネジメントシステム の方向とその概要をまとめた 統合化の動き この様に ISO/TMB の TAG13-JTCG では 今迄の ISO とこれからの ISO 規格の発生する複 数のマネジメントシステム統合を図り整合性にも検討しながら進められている HLS(High-Level-Structure) 規格の整合化 ISO/TMB/TAG13-JTCG ( 技術管理評議会 / 合同技術調整グループ ) 全てのマネシ メント システムが対象となる ISO9001 品質 MS ISO14001 環境 MS ISO22000 食品安全 MS ISO27001 情報セキュリティ ISO39001 道路交通安全 MS MS 本来 ISO 規格は5 年毎に見直しが行われることになっているが ISO14001 は既に 2004 年に改訂されてから9 年が経過している為 ISO27001 に引き続き間もなく ISO14001 が統合化として進められ ここ数年 (2 年後と言われている ) には統合化した ISO14001の発行を目指している それ以降は ISO9001 などへ次々と採用が決められている この流れは もともと ISO 導入組織が ISO9001 と ISO14001 や ISO27001 等のマネジメントシステムを統合し審査を受けることになる これらの導入組織では効率的で取組み易く導入し易い形として期待されているが 一方すでに導入している組織では統合マネジメントシステムの内容把握に併せて対応準備も必要であり これらの導入は 先行 することが出来るので早めに着手する企業の増加が考えられる

統合化の概要次回の改訂時迄には ISO D Guide83 に沿って整合性を図った 要求事項の定義 要求事項タイトル 要求事項の順番 そして定期的な適切性や妥当性有効性等の強化を含む見直しによって追加補充や変更点への対応を含めた対応が必要とされるが 統合化の構成の概要は 以下の通りススムパートナーズ コンサルチームが各要求事項の比較対応を表としてまとめた HLS( 現行案 ) をベースにして 各 ISO の要求条件を整理し統合を図っている 従って新しく誕生する 路交通安全マネジメントシステム は統合化で対応されている事が分かる < 統合比較対応表 : 要求事項と項番 > HLS( 現行案 ) ISO14001:2004 ISO9001:2008 ISO39001 序文 序文 序文 序文 0.1 一般 0.2 プロセスアプローチ 0.3ISO9004 との関係 0.4 他のマネジメントシステムと両立 1. 適用範囲 1. 適用範囲 1. 適用範囲 1.1 一般 1.2 適用 2. 引用規格 2. 引用規格 2. 引用規格 2. 引用規格 3. 用語及び定義 3 用語及び定義 3 用語及び定義 3 用語及び定義 4. 組織の状況 4.1 組織及びその状況の理解 4.2 利害関係者のニース 及び期待の理解 4.3 マネシ メントシステムの範囲の決定 4.1 一般要求事項 4.1 一般要求事項 4. 組織の状況 4.1 組織及びその状況の理解 4.2 利害関係者のニース 及び期待の理解 4.3 マネシ メントシステムの適用範囲の決定 4.4*** マネジメントシステム 4. 環境マネジメントシステム要求事項 4. 品質マネジメントシステム 4.4 道路交通安全マネジメントシステム 5. リーダーシップ 4.2 環境方針 5.1 経営者のコミットメント 5. リーダーシップ 5.1 一般 4.3.1 環境側面 5.2 顧客重視 5.1 一般 5.2 経営者のコミットメント 4.3.2 法的及びその他の要求事項 4.6 マネシ メントレヒ ュー 5.3 方針 4.2 環境方針 5.3 品質方針 5.3 方針 5.4 組織の役割 責任及び権 4.4.4 資源 役割 責任及び 5.5 役割 権限及びコミュニケ 5.4 組織の役割 責任及び権 限 権限 ーション 限 5.5.1 責任及び権限 5.5.2 管理責任者

HLS( 現行案 ) ISO14001:2004 ISO9001:2008 ISO39001 6. 計画 4.3 計画 5.4 計画 6. 計画 6.1 一般 4.3.1 環境側面 7 製品実現 6.1 一般 6.1リスク及び機会への行動 4.3.2 法的及びその他の要求事項 4.4.6 運用管理 4.4.7 緊急事態への準備及び対応 5.4.2 品質マネジメントシステムの計画 6.2 リスクと機会に対処するための処置 6.3RTS ハ フォーマンスファクター 6.2*** 目的及び目標を達成 4.4.3 目的 目標及び実施計 5.4.1 品質目標 6.4RTS 目的及びそれらを達 するための計画 画 5.4.2 品質マネジメントシステ 成するための計画 ムの計画 7. 支援 4.4 実施及び運用 6. 資源の運用管理 7. 支援 7.1 資源 7.2 力量 7.3 認識 4.4.1 資源 役割 責任及び権限 4.4.2 力量 教育訓練及び自覚 6. 資源の運用管理 6.1 資源の提供 6.2 人的資源 6.2.1 一般 6.2.2 力量 教育訓練及び認識 6.3 インフラストラクチャー 6.4 作業環境 7.4 コミュニケーション 4.4.1 コミュニケーション 5.5.3 内部コミュニケーション 7.2.3 顧客とのコミュニケーショ ン 7.5 文書化した情報 4.4.4 文書類 4.2 文書化に関する要求事項 4.4.5 文書管理 4.2.2 品質マニュアル 4.5.4 記録の管理 4.2.3 文書管理 4.2.4 記録の管理 8. 運用 4.4 実施及び運用 7 製品実現 8.1 運用計画及び管理 4.4.6 運用管理 7.1 製品実現の計画 4.3.1 環境側面 7.2 顧客関連のプロセス 4.3.2 法的及びその他の要求 (7.2.1~7.22) 事項 7.3 設計開発 (7.3.1~7.3.3) 4.5.1 監視及び測定 7.4 購買 7.5 製造及びサービス提供 7.6 監視機器及び測定機器の 管理 8.2 緊急事態への準備及び対 4.4.7 緊急事態への準備及び 応 対応 7.1 調整 7.2 資源 7.3 力量 7.4 自覚 7.4 コミュニケーション 8. 運用 8.1 運用計画及び運用管理

HLS( 現行案 ) ISO14001:2004 ISO9001:2008 ISO39001 9. ハ フォーマンス評価 4.5 点検 8. 測定 分析及び改善 9. ハ フォーマンス評価 9.1 監視 測定 分析及び評価 4.5.1 監視及び測定 8.1 一般 8.2 監視及び測定 8.2.3 プロセスの監視及び測定 8.2.4 製品の監視及び測定 8.4 データーの分析 9.1 監視 測定 分析及び評価 9.2 道路交通衝突事故及び他のインシテ ント調査 9.2 内部監査 4.5.5 内部監査 8.2.2 内部監査 9.3 内部監査 9.3 マネジメントレビュー 4.6 マネジメントレビュー 5.1 経営者のコミットメント 5.6 マネジメントレビュー (5.6.1~5.6.3) 10. 改善 8.5. 改善 10. 改善 10.1 不適合及び是正処置 4.5.1 監視及び測定 8.3 不適合製品の管理 10.1 不適合 是正処置 4.5.3 不適合並びに是正処置及び予防処置 8.4 データーの分析 8.5.2 是正処置 8.5.3 予防処置 10.2 継続的改善 4.2 環境方針 4.4.3 目的 目標及び実施計画 4.6 マネシ メントレヒ ュー 4.4.4 文書類 8.5.1 継続的改善 10.2 継続的改善 ISO 統合化スケジュールこれらのISO 規格統合化は 新たに発行される ISO については統合化に適合させながら制定され既に 発行済みの ISO については 以下のスケジュールで IS(JIS 規格 ) 化が進められている 各マネシ メントシステム 2102 年 2103 年 2014 年 2015 年 ISO27001:2005 FDIS IS ISO14001:2004 FDIS IS ISO9001:2008 FDIS IS ISO22000:2005 ( 対応 ) ISO5001:2012 ( 規格改正済み ) ISO39001:2012 ( 新規格対応済み ) OHSAS18001:2007 ( 改訂予定 時期未定 ) ISO27001は 2013 年 ISO14001は2014 年を目途に進められているが 既に導入した組織においては 混乱なくマネジメントシステムの再構築の準備が必要 例えば 統合化されたISO14001の翻訳版が正式発行前に準備して置きたい事がある その一つとしにシステム文書をシンプルにして整合性作業と文書訂正箇所の煩雑さを解消して置きたい 例えば マニュアル の他に 規定 標準 実務手順 と多文書型で運用している組織では統合化に対応する

際に各文書間の照合整合作業で負担が発生する 併せて チェック忘れや見逃し等で記述ミスによる文書間の不整合が審査時に見つかり文書間の不整合指摘が発生する 図表 -Ⅲ 多文書型の統合化作業イメージ を参照 従って 最近は大きな組織であってもよりシンプルで運用し易い マニュアル だけの運用を採用し 省エネや産業廃棄物管理などは実務手順書などで要求事項への適合性を図っている この際 シンプルに運用ができる前準備も大切だ 図表 -Ⅳ 1 文書型の統合化作業イメージ 図表 -Ⅲ 多文書型の統合化作業イメージ 多文書型 の環境マネジメントシステム文書の 統合化 による文書改訂のイメージ 環境マニュアル 方針策定規定 現行のISO14001の 4.3.1 環境側面についての 統合化 では以下の要求事項への整合化が求められ 現有するそれぞれのシステム文書への反映と整合が複雑になり多岐にわたる 環境影響評価規定 順法規定 側面調査標準 影響評価登録標準 直接影響評価手順 間接影響評価手順 HLS( 現行案 ) で関連する規格 5.2 経営者のコミットメント面 6. 計画 8.1 運用計画及び管理 目的目標規定 図表 -Ⅳ 1 文書マニュアル型の統合化作業イメージ ススムパートナーズ が提案する 1 文書型 の環境マネジメントシステム文書による 統合化 改訂のイメージ 旧 ISO14001 統合化 ISO14001 一文書型 システム文書 1. 適用範囲 2. 引用規格 3. 用語の定義 4.2 環境方針 4.3 計画 4.3.1~4.4.3 4.4 実施及び運 4.4.1~4.4.7. 4.5 点検 4.5.1.~4.5.5 4.6 マネシ メントレビュ- 9. ハ フォーマンス評価 9.1~9.4 1. 適用範囲 1.1 2. 引用規格 3. 用語の定義 4. 組織の状況 4.1~4.4 5. リーダーシップ 5.1~5.4 6. 計画 6.1~6.4 7. 支援 7.1~7.6 8. 運用 8.1~8.2 9. ハ フォーマンス評価 9.1~9.4 10. 改善 10.1~10.2 環境マニュアル 統合化で分解された要求事項の整合と項番の文書改訂極めてが容易! 規定 / 標準の訂正が不要!