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自転車の 正しい 乗り方

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Taro-(HP)281025【駆動補助機付自転車】広報資料

A: 中心光度の 98% の光度となるレンズ 部分 B: 直接光が図面上入射するレンズ部分 照明部の大きさとは 別に定めるもののほか 自動車の前方又は後方に向けて照射又は表示する灯火器又は指示装置にあっては車両中心面に直角な鉛直面への投影面積とし 自動車の側方に向けて照射又は表示する灯火又は指示装置

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1-1 交通死亡事故全体の推移 10 年前と比較し の死者は 40.7% 65 歳以上の死者は 24.0% それぞれ減少 死者に占める 65 歳以上の割合は 24 年以降増加 27 年中死者の半数以上 (54.6%) を 65 歳以上が占める 10 年前と比較し 人口当たり死者数は 65 歳以上のい

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目 次 1 交通事故の発生状況 1 2 死傷者の状況 (1) 齢層別の状況 3 (2) 状態別の状況 5 (3) 齢層別 状態別の状況 7 (4) 損傷部位別の状況 12 (5) 昼夜別の状況 14 3 交通事故の状況 (1) 齢層別の状況 17 (2) 法令違反別の状況 19 (3) 飲酒別の状況

あなたの自転車大丈夫 自転車はマナーを守って安全に 点検しよう 自転車に乗る際 定期的に点検していますか 何もせず使用し続けると ブレーキ不良 などの不具合が生じ 事故につながりかねません 安全に使用するためにも 点検 整 備を行いましょう 10 鍵は付いているか 1 ハンドルに ガタつきはないか

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一瞬の緩みが一生の重みに 知っていますか? 自転車事故の現実 学生賠償責任保険で高額賠償は 3,800 万円以上 お問い合わせ先一覧 学生総合共済 ( 生命共済 ) で脳挫傷で入院 200 日 加入手続きのしかた 生協生命共済火災共済 学生賠償責任保険 大学生協の窓口までお問い合わせください 学生賠

7 主な推進事項 (1) 子供と高齢者の交通事故防止 県民総ぐるみで交通安全意識の高揚を図り 子供及び高齢者等に対する保護意識の醸成を図る 保護者から子供への交通安全教育の推進 通学路等における子供の安全確保 高齢歩行者の死亡事故の特徴を踏まえた交通安全教育の推進 身体機能や認知機能の変化が運転に及

ひっかけ問題 ( 緊急対策ゼミ ) ステップ A B C D 39.4% 学科試験パーフェクト分析から ひっかけ問題 に重点をおいた特別ゼミ! 2 段階 出題頻度 39.4% D ゼミ / 内容 *(2 段階 24.07%+ 安知 15.28%=39.4

7 主な推進事項 (1) 子供と高齢者の交通事故防止子供及びその保護者 高齢運転者を含む高齢者の交通安全意識の高揚を図るとともに 県民総ぐるみで子供及び高齢者等に対する保護意識の醸成を図る 保護者から子供への安全教育の推進 通学路等における子供の安全確保 ドライバーに対する高齢者事故の特徴を踏まえた

本章では 衝突被害軽減ブレーキ 車線逸脱警報 装置 等の自動車に備えられている運転支援装置の特性 Ⅻ. 運転支援装置を 備えるトラックの 適切な運転方法 と使い方を理解した運転の重要性について整理しています 指導においては 装置を過信し 事故に至るケースがあることを理解させましょう また 運転支援装

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販売時の表示とは異なり、公道走行できないペダル付き電動2輪車-電動アシスト自転車と外観が類似しているので要注意-

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アシスト比率が道路交通法の基準を超える電動アシスト自転車に注意-公道を走行すると法令違反となるおそれも-

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0 平方メートルまでの部分について別表 ( ウ ) 欄により算定した自転車駐車場の規模に 店舗面積が5,000 平方メートルを超える部分について同表 ( ウ ) 欄により算定した自転車駐車場の規模に2 分の1を乗じて得た規模を加えて算定するものとする 2 前条第 1 項第 2 号に掲げる施設で 各用

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安全上のご注意 ご使用前に この 安全上のご注意 をよくお読みの上 正しくお使いください ここに示した注意事項は 製品を安全に正しくお使いいただき あなたや他の人々への危害や損害を未然に防止するためのものです 誤った取扱いをすると生じることが想定される内容を 危害や損害の大きさと切迫の程度を明示する

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Transcription:

平成 28 年度版 自転車安全整備技能検定 学科試験問題集 公益財団法人日本交通管理技術協会

平成 28 年問題 A 問題 問題は 問 1 から問 50 問まであります 各問とも解答は 正しいものには マークシートの の箇所 誤ってい るものには の箇所を 黒鉛筆で塗りつぶすこと 問 1 普通自転車の車輪数は 二輪又は三輪でなければならない なお 幼児用自転車の補助車輪は 車輪数に含まれない 問 2 自転車安全整備店としての登録を受けるには自転車安全整備士の資格を有する者が勤務していれば 自転車店の店主が自転車安全整備士の資格を有していなくてもよい 問 3 自転車走行中に これからしようとする行動をほかの車などに知らせること ( 合図 ) は 安全のため大切なことで 停止の合図 は 右腕を斜め下にのばし かつ 手のひらを後ろに向けその腕を前後に大きく動かす 右折の合図 は 手のひらを下にして右腕を横に水平に出す 左折の合図 は 右腕のひじを垂直に上に曲げる である 問 4 踏切を渡るときに注意すべきことは 踏切の手前で必ず安全を確認し 停止の合図をしてから自転車を降り 左右の安全を確かめ 押して渡るようにした方がよい 問 5 登録更新をした自転車安全整備店には 登録番号及び有効期間満了の日を記入した 自転車安全整備店登録番号標章 を交付するので 自転車安全整備店登録番号標章 を自転車安全整備店章に貼付すること - 1 -

問 6 駆動補助機付自転車と普通自転車の双方の型式認定を受けた駆動補助機付普通自転車には 型式認定番号が表示されているので 点検及び整備に際しては 型式認定番号を確認すること 問 7 警察官や交通巡視員が手信号や灯火による信号により交通整理をしている場合 手信号や灯火による信号が信号機の表示と違っていても 警察官や交通巡視員の手信号や灯火による信号の表示に従わなければならない 問 8 TS マーク付帯保険は 同居の親族 同乗者に対する傷害や賠償事故及び 対物損害も補償される 問 9 自転車に乗って道路を横断しようとするとき 近くに自転車横断帯も横断歩道もない場合には 左右の見通しのよいところを選んで 自動車が来ないことを確認して 道路を直角にわたる 問 10 普通自転車の車体の大きさは 道路交通法令では 長さ190cm 幅 60 cmを超えてはならないことになっており また 車体の構造の要件の1つとして歩行者に危害を及ぼすおそれがある鋭利な突出部があってはならないこととされている 問 11 自転車安全整備店において 自転車安全整備士の資格を取得していない者が自転車を点検整備した場合は 自転車安全整備士の資格を有する者が 安全な普通自転車であることを確認できなければ TSマークを貼付することができない 問 12 駆動補助機付自転車と普通自転車の双方の型式認定番号が表示されている駆動補助機付自転車を点検整備した場合には 点検整備済みTSマークを貼付することができる - 2 -

問 13 安全付属部品の性能等のうち尾灯の性能については 自転車に備え付けられた場合において 夜間後方 50mの距離から その灯光を容易に確認できることとされている 問 14 点検整備に使用する工具のうち 前後ハブナットの締め付け 緩め用に使 用する工具はラチェットレンチであるが ボックスレンチでもよい 問 15 い 補助車輪の付いた幼児用自転車には TS マークを貼付することができな 問 16 自転車安全整備店の登録を受けた者で 点検整備済 TSマークを不適正に貼付したことにより 登録の取消しをされた場合 一定の期間が経過すれば 再登録の申請ができる 問 17 道路交通法に定める自転車運転者講習の対象となる危険行為には 信号無視 一時不停止 酒酔い運転 などがあるが ブレーキ不良運転 もその対象である 問 18 警音器 ( ベル ) は 見通しのきかない交差点などを通行するときや 危険を防止するためやむを得ないときのみに使用するものであるから 歩道を走行中 歩行者に自車の接近を知らせるために警音器 ( ベル ) を鳴らさなければならない 問 19 自転車で道路を走行中 前方に幼児や老人や身体の不自由な人が歩いているときは 危険のないように一時停止するか 十分速度を落として通行の妨げにならないようにしなければならない - 3 -

問 20 チェーンは ギヤクランクを逆方向のみに回転させ 容易にはずれないこ とを確認し 必要な場合は整備する 問 21 自転車を運転していて交通事故を起こしたとき 運転者は ただちに自転車の運転を停止して 負傷者を救護し 道路における危険を防止し 交通事故の状況などを警察官に報告しなければならない 問 22 部品の取付け点検 整備方法として 各部のねじ部の緩みについては 自転車を直立させ 自転車の前車輪を約 20cm程度持ち上げ落下させたとき 異常音があれば その箇所の増し締めを行い整備する なお 後車輪については省略できる 問 23 普通自転車の車体の構造の点検について サドルの数は 2 以上ないことを目視すれば足りる また サドル座面の長さは 40cm以下であることを確認する必要がある 問 24 児童又は幼児を保護する責任のある者が 児童又は幼児を自転車に乗車させる際には 当該児童又は幼児に自転車乗車用ヘルメットをかぶらせるように努めなくてはならない ただし 幼児用座席に幼児を乗車させて運転する場合は 自転車乗車用ヘルメットをかぶらせなくてもよい 問 25 点検整備済 TSマーク付帯保険の有効期間は 当該自転車を点検整備した日から1 年間で 点検整備済 TSマークには 点検整備した日と点検整備した自転車安全整備店の登録番号を記載する 問 26 い 防犯登録がなされていない自転車は TS マークを貼付することができな - 4 -

問 27 普通自転車を点検整備するとき ハンドルをはめ合わせ限界標識まで引き上げ サドルを最低位置まで下げたとき にぎりの最上部とサドル座面の中央部との高さの差は 40cm ( 幼児用自転車は 30cm ) を超えてはならない ただし 車体部が折りたたみ又は分割できるものは この限りではない 問 28 自転車は 進行方向にかかわらず道路の両側に設けられた路側帯を通行で きる 問 29 駆動補助機付普通自転車の原動機の基準は 電動機以外の原動機を備えて いないこととされている 問 30 自転車安全整備店が登録後改築した場合は 自転車安全整備店登録事項変更届 ( 事業所改築 移転用 ) により 速やかに変更手続きをしなければならない 問 31 自転車走行中 交差点では 直進 左折 右折いずれの場合でも 後方か ら左折する自動車に巻き込まれる危険がある 問 32 駆動補助機付自転車のユニット部には マイクロコンピュータ等が内蔵されており 当該部分が故障した場合に 自転車安全整備店での修理は困難であるので ユニット部に異常が認められるときは 当該駆動補助機付自転車の製造又は販売業者に回収 修理させるなど適切な措置を講じるようにすること 問 33 普通自転車の車体の大きさは走行状態において 長さはフレーム中心面に平行かつ水平に 幅はフレーム中心面に垂直かつ水平にそれぞれ最長部を測定するが スタンド キャリヤ 後写鏡などの部品は含めない - 5 -

問 34 点検整備済 TSマーク付帯保険の傷害補償は 点検整備済 TSマークが貼付されている自転車に搭乗中の人が 事故によって事故の日から1 年以内に死亡又は重度後遺障害 ( 自動車賠償責任保険の後遺障害等級の第 1 級から第 4 級までをいう ) を被った場合に 一律に第一種点検整備済 TSマーク ( 青色 TSマーク ) は30 万円 第二種点検整備済 TSマーク ( 赤色 TSマーク ) は100 万円が支払われる 問 35 インナワイヤプライヤは ブレーキや変速のワイヤの切断に使用する工具 である 問 36 普通自転車を運転している13 歳未満の子供 65 歳以上のお年寄りは 自転車歩道通行可の標識や標示のない歩道でも 普通自転車に乗車したまま通行することができる 問 37 普通自転車の点検整備基準では 普通自転車の制動性能は 乾燥した平坦な舗装道路において 走行速度が10km /hのとき 制動操作を開始した場所から3m 以内の距離で 円滑に停止させる性能を有することとされている 問 38 ダイナモ式の前照灯は ダイナモの出力にあった電球を用いており かつ 点灯することを確認し 必要な場合は基準に適合する電球と交換する なお 前照灯の色は 白色又は淡黄色であること 問 39 点検整備済 TSマーク付帯保険は 点検整備済 TSマークに付帯された保険で 保険契約は 公益財団法人日本交通管理技術協会と損害保険会社とが締結しているものであるから 自転車を点検整備し点検整備済 TSマークを貼付しても 自転車安全整備店で保険料を徴収することはない - 6 -

問 40 普通自転車のブレーキレバーは 手を用いて容易に操作できる位置にあることが必要である また 後写鏡などの付属品を装備する場合も 後方の安全確認が容易にできる位置であればよい 問 41 自転車が 信号機や道路標識 標示 その他の交通状況によって徐行したり 停止したりする場合には 後輪のブレーキ ( 左ブレーキ ) のレバーを静かにかけてスピードを加減するようにする みだりにブレーキをかけると 後から来る車に追突されたり スリップして転倒したりする危険があるから注意する 問 42 現在国内で広く使われている自転車のタイヤは WOタイヤ で これに対し マウンテンバイクやマウンテンバイク類型車には HEタイヤ が多く使われている 問 43 後車輪用のブレーキの制動性能の確認は 両手でハンドルレバーの左 右のにぎりを握って 後ブレーキレバーをひとさし指と中指 ( 幼児用自転車にあってはひとさし指のみ ) で力いっぱいかけて作動させ 前方の水平な位置に置いたペダル上に体重 ( 幼児用自転車にあっては片足の踏力 ) をかけたとき 後車輪が回らないことを確認する もし回るようであれば 制動トルクが不足しているので整備をする 問 44 点検整備済 TSマーク保険が適用される事案は 貼付されている点検整備済 TSマークの記載内容が正しく記載され その自転車の所有者であることが条件となっている 問 45 普通自転車の部品構成表中で ベル ブザー リフレックスリフレクタ 尾灯は警報装置となっている - 7 -

問 46 ハブ部の点検では 前ホークを片手で握り 他方の手でスポークを握り 回転面に直角に動かし ガタの有無を確認する 次に 自転車を少し持ち上げ バルブを一番下の位置から約 30 度上に上げ 手を離したときに 車輪が振子運動をするか確認する 問 47 自転車走行中 乗客の乗降のため停車中のバスなどに近づいたときは 道 路の左側端に停止しなくてもよいが 後方 左右に注意して進行する 問 48 普通自転車の点検整備基準では リヤリフレクタの反射光の色は 赤色と なっており この色の確認は目視により確認する 問 49 反射器材はリヤリフレクタとし リヤリフレクタ又は尾灯の取り付けは その頂点が後車輪のハブ軸より上にあり サドル座面中央部より3.5cm以上下方の位置又は乗員の衣服 積載物等で隠されるおそれのない位置に取り付けられていること 問 50 道路交通法上 自転車は軽車両と位置付けられ 歩道と車道の区別があるところでは 歩道通行が原則であり 歩道の車道寄りを通行しなければならない - 8 -

平成 28 年問題 B 問題 問題は 問 1 から問 50 問まであります 各問とも解答は 正しいものには マークシートの の箇所 誤ってい るものには の箇所を 黒鉛筆で塗りつぶすこと 問 1 普通自転車の車体の大きさは 走行状態において 長さはフレーム中心面に平行かつ水平に 幅はフレーム中心面に垂直かつ水平にそれぞれ最長部を測定するが スタンド キャリヤ 後写鏡などの部品を含める 問 2 ハブ部の点検では 前ホークを片手で握り 他方の手でスポークを握り 回転面に直角に動かし ガタの有無を確認する 次に 自転車を少し持ち上げ バルブを一番下の位置から約 30 度上に上げ 手を離したときに 車輪が振子運動をしないことを確認する 問 3 点検整備済 TSマーク付帯保険は 点検整備済 TSマークに付帯された保険で 保険契約は 公益財団法人日本交通管理技術協会と損害保険会社とが締結しているものであるから 自転車を点検整備し点検整備済 TSマークを貼付しても 自転車安全整備店で保険料を徴収することはない 問 4 補助車輪の付いた幼児用自転車でも TS マークを貼付することができる 問 5 バルブドライバーは 仏式 ( フレンチタイプ ) のバルブの中にあるバルブ コアの着脱に使用する専用工具である 問 6 普通自転車のブレーキレバーは 手を用いて容易に操作できる位置にあることが必要である また 後写鏡などの付属品を装備する場合は 運転操作を妨げず かつ 歩行者等に危害を及ばさないようにしなければならない - 1 -

問 7 自転車走行中 交差点では 直進 左折 右折いずれの場合でも 後方か ら左折する自動車に巻き込まれる危険がある 問 8 警察官や交通巡視員が手信号や灯火による信号により交通整理をしている場合 手信号や灯火による信号が信号機の表示と違っていても 警察官や交通巡視員の手信号や灯火による信号の表示に従わなければならない 問 9 点検整備済 TSマーク付帯保険の傷害補償は 点検整備済 TSマークが貼付されている自転車に搭乗中の人が 事故によって事故の日から180 日以内に死亡又は重度後遺障害 ( 自動車賠償責任保険の後遺障害等級の第 1 級から第 4 級までをいう ) を被った場合に 一律に第一種点検整備済 TSマーク ( 青色 TSマーク ) は30 万円 第二種点検整備済 TSマーク ( 赤色 TS マーク ) は100 万円が支払われる 問 10 普通自転車の車輪数は 二輪又は三輪でなければならない なお 幼児用自転車の補助車輪は 車輪数に含まれない 問 11 駆動補助機付自転車の原動機の基準は 電動機以外の原動機を備えている こととされている 問 12 自転車安全整備店としての登録を受けるには自転車安全整備士の資格を有する者が勤務していれば 自転車店の店主が自転車安全整備士の資格を有していなくてもよい 問 13 自転車安全整備店が登録後 改築した場合は 自転車安全整備店登録事項変更届 ( 事業所改築 移転用 ) により 速やかに変更手続きをしなければならない - 2 -

問 14 る 防犯登録がなされていない自転車でも TS マークを貼付することはでき 問 15 駆動補助機付自転車のユニット部には マイクロコンピュータ等が内蔵されており 当該部分が故障した場合に 自転車安全整備店での修理は困難であるので ユニット部に異常が認められるときは 当該駆動補助機付自転車の製造又は販売業者に回収 修理させるなど適切な措置を講じるようにすること 問 16 点検整備済 TSマーク保険が適用される事案は 貼付されている点検整備済 TSマークの記載内容が正しく記載され その自転車の所有者であることが条件となっている 問 17 部品の取付け点検 整備方法として 各部のねじ部の緩みについては 自転車を直立させ 自転車の前車輪を約 20cm程度持ち上げ落下させたとき 異常音があれば その箇所の増し締めを行い整備する なお 後車輪についても同様に行う 問 18 反射器材はリヤリフレクタとし リヤリフレクタ又は尾灯の取り付けは その頂点が後車輪のハブ軸より上にあり サドル座面中央部より5.5cm以上下方の位置又は乗員の衣服 積載物等で隠されるおそれのない位置に取り付けられていること 問 19 自転車を運転していて交通事故を起こしたとき 運転者は ただちに自転車の運転を停止して 負傷者を救護し 道路における危険を防止し 交通事故の状況などを警察官に報告しなければならないが 自動車の場合と異なり軽微な事故の場合は必要ない - 3 -

問 20 自転車は 進行方向にかかわらず道路の両側に設けられた路側帯を通行で きる 問 21 自転車が 信号機や道路標識 標示 その他の交通状況によって徐行したり 停止したりする場合には 前輪のブレーキ ( 右ブレーキ ) のレバーを静かにかけてスピードを加減するようにする みだりにブレーキをかけると 後から来る車に追突されたり スリップして転倒したりする危険があるから注意する 問 22 踏切を渡るときには 踏切の手前で安全を確認し 自転車に乗車したまま 急いで渡るようにする 問 23 現在国内で広く使われている自転車のタイヤは HEタイヤ で これに対し マウンテンバイクやマウンテンバイク類型車には WOタイヤ が多く使われている 問 24 道路交通法に定める自転車運転者講習の対象となる危険行為には 信号無視 一時不停止 酒酔い運転 などがあるが ブレーキ不良運転 もその対象である 問 25 普通自転車を点検整備するとき ハンドルをはめ合わせ限界標識まで引き上げ サドルを最低位置まで下げたとき にぎりの最上部とサドル座面の中央部との高さの差は 50cm ( 幼児用自転車は 40cm ) を超えてはならない ただし 車体部が折りたたみ又は分割できるものは この限りではない - 4 -

問 26 普通自転車の点検整備基準では 普通自転車の制動性能は 乾燥した平坦な舗装道路において 走行速度が10km /hのとき 制動操作を開始した場所から3m 以内の距離で 円滑に停止させる性能を有することとされている 問 27 普通自転車の車体の大きさは 道路交通法令では 長さ200cm 幅 60 cmを超えてはならないことになっており また 車体の構造の要件の1つとして歩行者に危害を及ぼすおそれがある鋭利な突出部があってはならないこととされている 問 28 自転車安全整備店は TSマークを取り扱うことができる店として 公益財団法人日本交通管理技術協会の登録を受けた自転車店で 登録の有効期間の更新は 有効期間満了の日の2ヶ月前から行うことができる 問 29 安全付属部品の性能等のうち尾灯の性能については 自転車に備え付けられた場合において 夜間後方 100mの距離から その灯光を容易に確認できることとされている 問 30 駆動補助機付自転車と普通自転車の双方の型式認定番号が表示されていない駆動補助機付自転車でも 普通自転車の基準に適合していれば 点検整備した場合 点検整備済みTSマークを貼付することができる 問 31 自転車に乗って道路を横断しようとするとき 近くに自転車横断帯がある 場合には 自転車横断帯をわたらなければならない 問 32 ダイナモ式の前照灯は ダイナモの出力にあった電球を用いており かつ 点灯することを確認し 必要な場合は基準に適合する電球と交換する なお 前照灯の色まで確認する必要はない - 5 -

問 33 チェーンは ギヤクランクを正 逆方向に回転させ 容易にはずれないこ とを確認し 必要な場合は整備する 問 34 普通自転車の点検整備基準では リヤリフレクタの反射光の色は 橙色又 は赤色となっており この色の確認は目視により確認する 問 35 自転車走行中に これからしようとする行動をほかの車などに知らせること ( 合図 ) は 安全のため大切なことで 停止の合図 は 右腕を斜め下に出す 右折の合図 は 手のひらを下にして右腕を横に水平に出す 左折の合図 は 右腕のひじを垂直に上に曲げる である 問 36 道路交通法上 自転車は軽車両と位置付けられ 歩道と車道の区別があるところでは 車道通行が原則であり 車道の左端に沿って通行しなければならない 問 37 駆動補助機付自転車と普通自転車の双方の型式認定を受けた駆動補助機付普通自転車には 型式認定番号が表示されているので 点検及び整備に際しては 型式認定番号を確認すること 問 38 警音器 ( ベル ) の性能の点検方法は 10m 離れた位置でよく聞こえ かつ 適切な音質のものであることを確認する 問 39 登録更新をした自転車安全整備店には 登録番号及び有効期間満了の日を記入した 自転車安全整備店登録番号標章 を交付するので 自転車安全整備店登録番号標章 を自転車安全整備店章に貼付すること - 6 -

問 40 普通自転車を運転している13 歳未満の子供 70 歳以上のお年寄りは 自転車歩道通行可の標識や標示のない歩道でも 普通自転車に乗車したまま通行することができる 問 41 自転車安全整備店において 自転車安全整備士の資格を取得していない者が自転車を点検整備した場合 自転車安全整備士の資格を有する者が 安全な普通自転車であることを確認しても TSマークを貼付することはできない 問 42 自転車走行中 乗客の乗降のため停車中のバスなどに近づいたときは 道 路の左側端に停止して待つようにする 問 43 児童又は幼児を保護する責任のある者が 児童又は幼児を自転車に乗車させる際には 当該児童又は幼児に自転車乗車用ヘルメットをかぶらせるように努めなくてはならない 問 44 普通自転車のブレーキレバーは 通常の乗車姿勢にある運転者の肩より下方にあり 前車輪及び後車輪が同一系統で確実に制動でき 手を用いて容易に操作できる位置にあること 問 45 自転車を駐車するときは 駐車禁止以外の場所に 歩行者や他の車両の通 行の邪魔にならないようにしなければならない 問 46 TS マーク付帯保険は 同居の親族 同乗者に対する傷害や賠償事故及び 対物損害は補償されない - 7 -

問 47 点検整備に使用する工具のうち 前後ハブナットの締め付け 緩め用に使 用する工具はラチェットレンチであるが ボックスレンチでもよい 問 48 普通自転車の部品構成表中で ベル ブザー リフレックスリフレクタ 尾灯は警報装置となっている 問 49 警音器 ( ベル ) は 見通しのきかない交差点などを通行するときや 危険を防止するためやむを得ないときのみに使用するものであるから 歩道を走行中 歩行者に自車の接近を知らせるために警音器 ( ベル ) を鳴らさなければならない 問 50 自転車安全整備店の登録を受けた者で 点検整備済 TSマークを不適正に貼付したことにより 登録の取消しをされた場合は 再登録の申請ができない - 8 -

平成 28 年問題 C 問題 問題は 問 1 から問 50 問まであります 各問とも解答は 正しいものには マークシートの の箇所 誤ってい るものには の箇所を 黒鉛筆で塗りつぶすこと 問 1 点検整備済 TSマーク保険が適用される事案は 貼付されている点検整備済 TSマークの記載内容が正しく記載され その自転車の所有者であることが条件となっている 問 2 駆動補助機付自転車の原動機の基準は 電動機以外の原動機を備えている こととされている 問 3 自転車走行中 乗客の乗降のため停車中のバスなどに近づいたときは 道 路の左側端に停止しなくてもよいが 後方 左右に注意して進行する 問 4 普通自転車の車輪数は 二輪又は三輪でなければならない なお 幼児用自転車の補助車輪は 車輪数に含まれない 問 5 普通自転車の点検整備基準では 普通自転車の制動性能は 乾燥した平坦な舗装道路において 走行速度が10km /hのとき 制動操作を開始した場所から3m 以内の距離で 円滑に停止させる性能を有することとされている 問 6 自転車が 信号機や道路標識 標示 その他の交通状況によって徐行したり 停止したりする場合には 前輪のブレーキ ( 右ブレーキ ) のレバーを静かにかけてスピードを加減するようにする みだりにブレーキをかけると 後から来る車に追突されたり スリップして転倒したりする危険があるから注意する - 1 -

問 7 ハブ部の点検では 前ホークを片手で握り 他方の手でスポークを握り 回転面に直角に動かし ガタの有無を確認する 次に 自転車を少し持ち上げ バルブを一番下の位置から約 40 度上に上げ 手を離したときに 車輪が振子運動をするか確認する 問 8 普通自転車の点検整備基準では リヤリフレクタの反射光の色は 橙色と なっており この色の確認は目視により確認する 問 9 普通自転車の車体の大きさは 走行状態において 長さはフレーム中心面に平行かつ水平に 幅はフレーム中心面に垂直かつ水平にそれぞれ最長部を測定するが スタンド キャリヤ 後写鏡などの部品を含める 問 10 駆動補助機付自転車と普通自転車の双方の型式認定を受けた駆動補助機付普通自転車には 型式認定番号が表示されているので 点検及び整備に際しては 型式認定番号を確認すること 問 11 点検整備済 TSマーク付帯保険は 点検整備済 TSマークに付帯された保険で 保険契約は 公益財団法人日本交通管理技術協会と損害保険会社とが締結しているものであるから 自転車を点検整備し点検整備済 TSマークを貼付しても 自転車安全整備店で保険料を徴収することはない 問 12 反射器材はリヤリフレクタとし リヤリフレクタ又は尾灯の取り付けは その頂点が後車輪のハブ軸より上にあり サドル座面中央部より7.5cm以上下方の位置又は乗員の衣服 積載物等で隠されるおそれのない位置に取り付けられていること - 2 -

問 13 登録更新をした自転車安全整備店には 登録番号及び有効期間満了の日を記入した 自転車安全整備店登録番号標章 を交付するので 自転車安全整備店登録番号標章 を自転車安全整備店章に貼付すること 問 14 現在国内で広く使われている自転車のタイヤは WOタイヤ で これに対し マウンテンバイクやマウンテンバイク類型車には HEタイヤ が多く使われていて互換性がある 問 15 道路交通法上 自転車は軽車両と位置付けられ 歩道と車道の区別があるところでは 車道通行が原則であり 車道の左端に沿って通行しなければならない 問 16 る 防犯登録がなされていない自転車でも TS マークを貼付することはでき 問 17 自転車安全整備店としての登録を受けるには自転車安全整備士の資格を有する者が勤務していれば 自転車店の店主が自転車安全整備士の資格を有していなくてもよい 問 18 駆動補助機付自転車のユニット部には マイクロコンピュータ等が内蔵されており 当該部分が故障した場合に 自転車安全整備店での修理は困難であるので ユニット部に異常が認められるときは 当該駆動補助機付自転車の製造又は販売業者に回収 修理させるなど適切な措置を講じるようにすること 問 19 踏切を渡るときに注意すべきことは 踏切の手前で必ず安全を確認し 停止の合図をしてから自転車を降り 左右の安全を確かめ 押して渡るように - 3 -

した方がよい 問 20 補助車輪の付いた幼児用自転車には TSマークを貼付することができない 問 21 部品の取付け点検 整備方法として 各部のねじ部の緩みについては 自転車を直立させ 自転車の前車輪を約 40cm程度持ち上げ落下させたとき 異常音があれば その箇所の増し締めを行い整備する なお 後車輪について同様に行う 問 22 自転車に乗って道路を横断しようとするとき 近くに自転車横断帯がある 場合には 自転車横断帯をわたらなければならない 問 23 自転車安全整備店として登録するための適正な事業所の基準は 自転車の点検及び整備を行うための作業場が15 平方メートル以上確保されていることが必要であり 当該作業場は 道路から容易に自転車を持ち込める形態にあることが必要で 自転車の点検整備のために必要な工具を備え付けていなければならない 問 24 駆動補助機付自転車の構造及び性能の基準では 駆動補助機付自転車を 25km /h 以上の速度で走行させることとなる場合には 原動機を用いて人の力を補う力が加わらないこととされている 問 25 警音器 ( ベル ) は 見通しのきかない交差点などを通行するときや 危険を防止するためやむを得ないときのみに使用するものであるから 歩道を走行中 歩行者に自車の接近を知らせるために警音器 ( ベル ) を鳴らさなければならない - 4 -

問 26 自動車は 交差点又はその付近において緊急自動車が近づいてきたときは 交差点を避けて道路の左端によって一時停止しなければならないが 自転車の場合は 徐行すればよい 問 27 普通自転車を運転している13 歳未満の子供 65 歳以上のお年寄りは 自転車歩道通行可の標識や標示のない歩道でも 普通自転車に乗車したまま通行することができる 問 28 チェーンは ギヤクランクを逆方向のみに回転させ 容易にはずれないこ とを確認し 必要な場合は整備する 問 29 ダイナモ式の前照灯は ダイナモの出力にあった電球を用いており かつ 点灯することを確認し 必要な場合は基準に適合する電球と交換する なお 前照灯の色まで確認する必要はない 問 30 安全付属部品の性能等のうち尾灯の性能については 自転車に備え付けられた場合において 夜間後方 10mの距離から その灯光を容易に確認できることとされている 問 31 スポークの張力を手で点検する場合には 車輪の両側について リムの内周を概ね3 等分する3カ所くらいずつのスポークを指先で握り それぞれの張力を点検し 緩いものや著しいばらつきがないかを確認する 問 32 道路交通法に定める自転車運転者講習の対象となる危険行為には 信号無視 一時不停止 酒酔い運転 などがあるが ブレーキ不良運転 もその対象である - 5 -

問 33 自転車走行中に これからしようとする行動をほかの車などに知らせること ( 合図 ) は 安全のため大切なことで 停止の合図 は 右腕を斜め下に出す 右折の合図 は 手のひらを下にして右腕を横に水平に出す 左折の合図 は 左腕のひじを垂直に上に曲げる である 問 34 TS マーク付帯保険は 同居の親族 同乗者に対する傷害や賠償事故及び 対物損害は補償されない 問 35 駆動補助機付自転車と普通自転車の双方の型式認定番号が表示されている駆動補助機付自転車を点検整備した場合には 点検整備済みTSマークを貼付することができる 問 36 自転車は 進行方向にかかわらず道路の両側に設けられた路側帯を通行で きる 問 37 自転車安全整備店が登録後 改築した場合は 自転車安全整備店登録事項変更届 ( 事業所改築 移転用 ) により 速やかに変更手続きをしなければならない 問 38 ドラム抜きは 多段式フリーのスプロケットの着脱に用いる工具である 問 39 児童又は幼児を保護する責任のある者が 児童又は幼児を自転車に乗車させる際には 当該児童又は幼児に自転車乗車用ヘルメットをかぶらせるように努めなくてはならない - 6 -

問 40 自転車走行中 交差点では 直進 左折 右折いずれの場合でも 後方か ら左折する自動車に巻き込まれる危険がある 問 41 普通自転車の部品構成表中で ベル ブザー リフレックスリフレクタ 尾灯は警報装置となっている 問 42 普通自転車の車体の大きさは 道路交通法令では 長さ190cm 幅 70 cmを超えてはならないことになっており また 車体の構造の要件の1つとして歩行者に危害を及ぼすおそれがある鋭利な突出部があってはならないこととされている 問 43 点検整備済 TSマーク付帯保険の傷害補償は 点検整備済 TSマークが貼付されている自転車に搭乗中の人が 事故によって事故の日から180 日以内に死亡又は重度後遺障害 ( 自動車賠償責任保険の後遺障害等級の第 1 級から第 4 級までをいう ) を被った場合に 一律に第一種点検整備済 TSマーク ( 青色 TSマーク ) は30 万円 第二種点検整備済 TSマーク ( 赤色 TS マーク ) は100 万円が支払われる 問 44 普通自転車のブレーキレバーは 手を用いて容易に操作できる位置にあることが必要である また 後写鏡などの付属品を装備する場合は 運転操作を妨げず かつ 歩行者等に危害を及ばさないようにしなければならない 問 45 警察官や交通巡視員が手信号や灯火による信号により交通整理をしている場合 手信号や灯火による信号が信号機の表示と違っていても 警察官や交通巡視員の手信号や灯火による信号の表示に従わなければならない 問 46 点検整備に使用する工具のうち 前後ハブナットの締め付け 緩め用に使 - 7 -

用する工具はラチェットレンチであるが ボックスレンチでもよい 問 47 自転車を運転していて交通事故を起こしたとき 運転者は ただちに自転車の運転を停止して 負傷者を救護し 道路における危険を防止し 交通事故の状況などを警察官に報告しなければならない 問 48 自転車安全整備店の登録を受けた者で 点検整備済 TSマークを不適正に貼付したことにより 登録の取消しをされた場合 取消しされた時点から5 年を経過すれば 再登録の申請ができる 問 49 普通自転車を点検整備するとき ハンドルをはめ合わせ限界標識まで引き上げ サドルを最低位置まで下げたとき にぎりの最上部とサドル座面の中央部との高さの差は 50cm ( 幼児用自転車は 30cm ) を超えてはならない ただし 車体部が折りたたみ又は分割できるものは この限りではない 問 50 自転車安全整備店において 自転車安全整備士の資格を取得していない者が自転車を点検整備した場合は 自転車安全整備士の資格を有する者が 安全な普通自転車であることを確認できなければ TSマークを貼付することができない - 8 -

平成 28 年学科試験解答 番号 A 問題 B 問題 C 問題 番号 A 問題 B 問題 C 問題 1 26 2 27 3 28 4 29 5 30 6 31 7 32 8 33 9 34 10 35 11 36 12 37 13 38 14 39 15 40 16 41 17 42 18 43 19 44 20 45 21 46 22 47 23 48 24 49 25 50