ライBALL SPLINE 形式 スプライン外筒の形式 NB ボールスプラインはボールの転がり運動を利用した直線運動機構です ラジアル荷重とトルクを同時に負荷できることから 搬送装置やロボットなど幅広い分野で使用されます NBボールスプラインにはさまざまな外筒形式が用意されており 用途に合わせて選択

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1 ールスプラインボールスプライン BALL SPLINE ROTARY BALL SPLINE STROKE BALL SPLINE BALL SCREW SPLINE 構造と特長 B- 形式 B- 精度 B- 予圧すきま B- スプライン軸の強度 B- 定格荷重 B- スプライン軸のたわみ たわみ角 B- スプライン軸の許容回転数 B- 定格寿命計算 B- 取付方法 B- 使用環境 B- 潤滑 B- 中空仕様 B- 特殊仕様 B- 取扱い上の注意 B- 取付例 B- 寸法表 B- スプライン S B- ロータリーボールスプライン構造と特長 B- SPR 形の精度 B- SPB 形の精度 B- 予圧と回転方向すきま B- 中空仕様 B- 特殊仕様 B- 取付 B- 潤滑 B- 取扱い上の注意 B- 使用例 B- 寸法表 B- ボストロークボールスプライン構造と特長 B- 精度 B- 予圧と回転方向すきま B- 動摩擦抵抗比較 B- 取扱い上の注意 B- 寸法表 B- ボールねじスプライン構造と特長 B- 予圧 B- 取扱い上の注意 B- 精度 B- SPBR 形動作パターン B- SPBF 形動作パターン B- 寸法表 B- B-

2 ライBALL SPLINE 形式 スプライン外筒の形式 NB ボールスプラインはボールの転がり運動を利用した直線運動機構です ラジアル荷重とトルクを同時に負荷できることから 搬送装置やロボットなど幅広い分野で使用されます NBボールスプラインにはさまざまな外筒形式が用意されており 用途に合わせて選択できます 全ての外筒はシール外筒形式形状と特長寸法表ページンボールスプライン が標準装備されています 表 B- 構造と特長 円筒キー溝付スプライン外筒 NBボールスプラインは軌道溝を持ったスプライン軸と外筒から構成されています スプライン外筒内部には保持器 サイドリング 鋼球が組込まれており 滑らかに摺動できるように設計 製作されています 負荷容量が大きく長寿命軌動面は鋼球の径に近似したR 形状に精密研削加工されているので 鋼球の接触面積が大きく 高負荷容量 長寿命です 豊富なバリエーション NBではスプライン軸の呼び径で まで また外筒形状では円筒形 フランジ形が さらに形式によってはステンレス製にも対応可能で 用途に合わせた選定ができます 追加加工が容易 NBボールスプラインは丸軸に軌道溝を設けた形状を採用しているので 取付け用に軸端などへの加工が容易です 高速運動 高速回転が可能 外筒はコンパクトでバランスがよく 高速運動や高速回転運動時にも十分性能を発揮します 高精度のトルク伝達が可能軸と外筒の転送溝が鋼球に対して適切な接触角を構成していることにより 大きなトルクを伝達することが可能です また予圧を与えて回転方向のすきまをゼロにする事により剛性を高めたり 正確な回転位置決めが可能です 軽量 コンパクト SSP-AM 形は 従来の SSP 形と比較し 軸径はそのままで 外筒がコンパクトになっています チップマウンターのヘッド部や多連使いに最適です また耐食仕様も用意しています 同一軸径 のサイズ比較従来品より外筒外径 %don 外筒全長 %don 円筒形 SSP SSPS SSP-AM SSPS-AM SSPM 専用キー付 呼び径 :SSP :SSPS 軽量 コンパクトスプライン外筒 固定用皿ざぐり付 (SSPAM) 専用キー付 呼び径 : 円筒キーレススプライン外筒 固定用ロックプレート 枚付 呼び径 : P.B- P.B- P.B- ボールスプ図 B- NB ボールスプラインの基本構造 外筒本体 SSPF SSPFS フランジ付スプライン外筒 呼び径 :SSPF :SSPFS P.B- シール付サイドリング スプライン軸 保持器鋼球 SSP 形リターンキャップ フランジ形 SSPT 二面取り形フランジ付スプライン外筒 呼び径 : P.B- シールリング スプライン軸 SSP-AM 形 鋼球 外筒本体 SSPT-AM SSPK-AM SSPTS-AM SSPKS-AM 軽量コンパクトフランジ付スプライン外筒 呼び径 : P.B- B- B-

3 ラインスプライン軸の形式 BALL SPLINE 精度 NBボールスプラインは 用途に合わせて研削軸とコマーシャル軸が選択できます 表 B- 軸の種類 形状と特長 研削加工された NBボールスプラインは 図のように測定され上級と精密級 (P) に分類されます コマーシャルタイプについては NBまでお問い合わせください 図 B- 精度 部品取付部 支持部 スプライン外筒 A A-B スプライン部 B 支持部 部品取付部 研削軸 精密研削加工仕上げ 高精度 軸端加工 表面処理等が可能 呼び径 : A-B A-B A-B 備考支持部は 軸受などを取り付け スプライン軸を支持する部分をいう 部品取付部は 歯車などの他の機械要素を取り付ける部分をいう A-B A-B スタンダードスプライン コマーシャル軸 ( 無研削軸 ) 規格寸法 形状 精度等級 : 上級 短納期 呼び径 : (P.B- 参照 ) 一般産業用 転送面特殊加工付 ローコスト 軸端加工 表面処理等が可能 呼び径 : 最長, (P.B- 参照 ) スプライン S スプライン S は頻度の高い機能的な仕様を規格化し 記号化したボールスプラインです 手配時の図面が不要で 短納期に対応します (P.B-) スプライン軸の溝ねじれ ( 最大 ) 溝ねじれはスプライン部有効長さの間に任意にとった に対して表します 表 B- スプライン軸支持部に対する各部精度 ( 最大 ) 部品取付部の スプライン部軸端面の直角度 半径方向の円周振れ ( 研削指示の場合のみ適用 ) 上級 精密級 (P) 上級 精密級 (P) SSP AM SSP AM SSP AM SSP AM SSP AM SSP A SSP A SSP A SSP A SSP A SSP A SSP A SSP A SSP SSP L SSP SSPL 表 B- スプライン軸の溝ねじれ ( 最大 ) 軸の形式 研削軸 精度等級 上級 精密級 (P) / / 単位 : フランジ取付面の直角度上級精密級 (P) ボールスプSSP SSP SSP SSP SSP SSP B- B-

4 ボールスプライン + BALL SPLINE スプライン軸の強度 表 B- スプライン軸支持部に対するスプライン外筒外周面の半径方向の円周振れ ( 最大 ) スプライン軸 SSP SSPAM SSP SSP SSPA 全長 () SSPAM SSP SSPAM SSPAM SSPA SSPAM SSPA を超え 以下 上級精密級上級精密級上級精密級上級精密級上級精密級上級精密級上級 (P) (P) (P) (P) (P) (P),,,,, * *,, * SSPA,A 製作最大長さ :, を越える長さについては NB までお問い合わせください 予圧すきま SSPA SSPA SSPA SSPA SSPA SSP SSPL 精密級上級 (P) 精密級上級 (P) 単位 : SSP SSPL 精密級 (P) 標準 軽予圧 (T) 中予圧 (T) の 種類から選定できます なおコマーシャル軸を採用した場合には予圧の指定 はできません 表 B- 予圧すきま 単位 : 表 B- 予圧と使用条件 標準軽予圧* (T) 中予圧* (T) 予圧区分予圧記号 使用条件 SSP AM 振動のごく少ない箇所 SSP AM 標準 無 精密な動きが要求される箇所 SSP AM 一定方向のトルクがかかる箇所 SSP AM SSP AM SSP A SSP A + SSP A SSP A SSP A + SSP A SSP A SSP A SSP + SSP L SSP SSPL + *軽予圧 *中予圧 T T 軽度の振動を受ける箇所軽度の複合荷重がかかる箇所交番トルクがかかる箇所振動や衝撃がかかる箇所オーバーハング荷重がかかる箇所複合荷重がかかる箇所 *予圧により動摩擦抵抗が大きくなる場合があります スプラインは スライドブッシュと比較し定格が大きく ラジアル荷重 曲げモーメント ( モーメント ) やねじりモーメント ( トルク ) を受けることができます このため スプライン軸の強度を考慮する必要があります 下記計算を行い 条件を満たすサイズを選定します 図 B- 曲げモーメント負荷スプライン軸に曲げを受ける場合 σ M Z () σ: スプライン軸の許容曲げ応力 (N/ ) M: スプライン軸に作用する曲げモーメント (N ) Z: スプライン軸の断面係数 ( ) (P.B- 表 B- スプライン軸の断面特性参照 ) スプライン軸にねじりを受ける場合 τa T ZP () τa: スプライン軸の許容ねじり応力 (N/ ) T: スプライン軸に作用するねじりモーメント ZP: スプライン軸の極断面係数 ( ) (P.B- 表 B- スプライン軸の断面特性参照 ) スプライン軸に曲げとねじりを同時に受ける場合相当曲げモーメント () を計算し () に代入しサイズを選定します Me= {M+(M +T )} () Me: 相当曲げモーメント (N ) M: スプライン軸に作用する曲げモーメント T: スプライン軸に作用するねじりモーメント スプライン軸のこわさこわさとは ねじりモーメントによって生ずる変形 ( ねじれ角 ) のことを言います 高精度で滑らかな直線運動のために スプライン軸のねじれ角を m あたり. 以下にする必要があります θ= T L G () IP π, こわさ =. L θ () θ: ねじれ角 ( ) T: スプライン軸に作用するねじりモーメント (N ) L: スプライン部軸長さ () G: 横弾性係数 (SUJ). (N/ ) (SUS). (N/ ) IP: スプライン軸の断面二次極モーメント ( ) (P.B- 表 B- スプライン軸の断面特性参照 ) 図 B- ねじりモーメント負荷 T: ねじりモーメント M: 曲げモーメント 図 B- ねじりモーメントによるスプライン軸の変形 L θ B- B-

5 ボールスプラインB- B- BALL SPLINE スプライン軸のたわみ たわみ角 表 B- スプライン軸の断面特性 I 断面二次モーメント SSP. SSP. SSP. SSP SSP A SSP A SSP A SSP A SSP A SSP A SSP A SSP A SSP SSP L. SSP SSPL. SSP. SSP. SSP. SSP. SSP. SSP. Z 断面係数 IP 断面二次極モーメント ZP 極断面係数 C=/EI SUJ SUSC /N スプライン軸のたわみ たわみ角はそれぞれ条件にあった計算式を選定する必要があります 代表的な例を下表に示します 表 B- たわみ たわみ角計算式支持仕様条件たわみ計算式たわみ角計算式方法 支持 支持 固定 固定 支持 支持 固定 固定 支持 支持 固定 固定 δmax δmax δmax δmax δmax δ δmax δ a i i a l/ l/ P P P l P l 等分布荷重 p l 等分布荷重 p l b l b l a P a P i i i δmax= Pl EI =Pl C δmax= δmax= pl δmax= Pl EI = Pl C EI = pl EI = pl C pl C δ= Pa b =Pa EI + b C a + a δmax= Pa l =Pa EI l C a a δ= Pa a =Pa EI C a l l δmax= Pa =Pa EI + b C a + b a i= i= Pl EI =Pl C i= i= pl = EI =pl C i= = Pab EI =PabC i= Pa(a+b) =Pa(a+b)C EI i= Pa b Pa bc = EIl l i= SSP AM SSP AM SSP AM SSP AM SSPAM 定格荷重 SSP-AM 形は荷重の方向によって定格荷重が異なります 図 B- 荷重方向 表 B- 定格荷重垂直方向基本動定格荷重水平方向垂直方向基本静定格荷重水平方向 垂直方向荷重 SSPAM SSPAM AM C C 水平方向荷重. C. C C C 垂直方向荷重水平方向荷重. C. C SSPAM SSPAMAM 固定 自由 固定 自由 支持 支持 固定 固定 δmax δmax l/ i l/ i l l l l Mo Mo i 等分布荷重 p P δmax i i δmax δmax δmax δmax= Pl EI =Pl C δmax= pl EI =pl C δmax= Mol = Mol EI C δmax= Mol = Mol EI C i= Pl EI =Pl C δ: 荷重作用点におけるたわみ ( ) δmax: 最大たわみ ( ) i: 荷重作用点におけるたわみ角 (rad) i: 支持点におけるたわみ角 (rad) Mo: モーメント (N ) P: 集中荷重 (N) p: 等分布荷重 (N/ ) a,b: 荷重作用点距離 ( ) l : スパン ( ) I: スプライン軸の断面二次モーメント ( )(P.B- 表 B- スプライン軸の断面特性参照 ) E: 縦弾性係数 (SUJ). (N/ )(SUS). (N/ ) C:/EI(/N ) i= i= pl i= EI =pl C i= Mol EI =MolC i= Mol EI =MolC i= Mol EI =MolC i=

6 ボールスプラインSSP BALL SPLINE スプライン軸の許容回転数 定格寿命計算 軸は高速回転になると固有振動数に近づき共振を起こし 運動不能になります この時の回転数を危険速度と呼び 次式で求めます なお 使用にあたっては 安全のため 計算値の % 以内を最高回転数とします 下記計算を行い 条件を満たすサイズ選定します () () を計算し () に代入します NC= π L NC: 危険速度 (rpm) L: 取付間距離 () E: 縦弾性係数 (SUJ). (N/ ) (SUS). (N/ ) γ: 密度 (SUJ). (kg/ ) (SUS). (kg/ ) Id: スプライン軸の最小断面二次モーメント ( ) Id= d: 軌道溝が残らない径 () ( 表 B- スプライン軸の断面形状を参照 ) A: 最小軸断面積 ( ) A= π d π d λ d: 軌道溝が残らない径 () ( 表 B- スプライン軸の断面形状を参照 ) λ: 取付方法による係数 ( 図 B- 取付方法を参照 ) 固定 自由 λ=. 支持 支持 λ=. 固定 支持 λ=. 固定 固定 λ=. E Id γ A SSP SSP SSP SSP SSP SSP AM SSP AM SSP AM SSP AM SSP AM 軌道溝を残らないようにするには 表の外径を推奨します () () () 表 B- スプライン軸の断面形状 SSP SSP SSP SSP SSP A SSP A SSP A SSP A SSP A SSP A SSP A SSP A SSP SSP L SSP SSPL d: 軌道溝が残らない径 d: 軌道溝が残らない径 B- 図 B- 取付方法 固定 自由固定 支持 支持支持 固定 支持固定 固定 固定固定 : 取付間距離 λ=. : 取付間距離 λ=. : 取付間距離 λ=. : 取付間距離 λ=. d: 軌道溝が残らない径 自由 支持 支持 固定 ボールスプラインは転動体にボールを使用しているので 寿命計算には次式を用います ラジアル負荷の場合 L= ( fc fw C P ) トルク負荷の場合 L= ( fc fw CT T ) L: 定格寿命 (km) fc: 接触係数 fw: 荷重係数 C: 基本動定格荷重 (N) P: 作用荷重 (N) CT: 基本動定格トルク (N m) T: 作用トルク (N m) 各係数は P. 技 - を参照してください コマーシャルタイプの定格荷重はカタログ値のおよそ % となります Lh= L ls n Lh: 寿命時間 (hr) L: 定格寿命 (km) ls: ストローク (m) n: 毎分往復回数 (cpm) 取付方法 スプライン外筒とハウジングのはめあい SSP SSP-AM SSPM 形のスプライン外筒とハウジングのはめあいは 一般的に中間ばめとします 精度をあまり必要としない場合はすきまばめとします SSPT SSPF SSPT(K)-AM 形は軽荷重でトルクがあまりかからない箇所では 外筒外径よりもわずかに大きな穴をあけるだけで使用できます フランジ取付面の平行度 直角度によっては 所定の精度が得られず 偏荷重により早期破損のおそれがありますので 取付面の精度には 十分注意してください スプライン外筒のハウジングへの挿入スプライン外筒をハウジングに挿入する場合は 図 B-に示すような治具を用い サイドリングやシールをたたかないように静かに挿入してください 表 B- 取付治具推奨寸法 単位 : D d D d SSP SSP SSP SSP SSP SSP SSP SSP SSP SSP SSP A SSP A SSP A SSP A SSP A SSP A SSP A SSP A SSP SSP L SSP SSPL SSP AM SSP AM SSP AM SSP AM SSPAM B- 図 B- ラジアル負荷とトルク負荷 ラジアル負荷 トルク負荷 モーメント 表 B- 外筒のはめあい外筒の形式すきまばめ SSP SSP-AM H SSPM 図 B- ハウジングへの挿入 D d 取付治具 中間ばめ J

7 ボールスプラインB- B- BALL SPLINE 使用環境 特殊仕様 使用環境によりボールスプラインは性能を発揮できない事もあります 使用雰囲気には十分な注意をはらって設計 をお願いします 防塵 図 B- 防塵機構例 異物やごみの混入はボールスプラインの運動性能に 悪影響を与え寿命を縮めます シールは一般的な使用状 況下では性能を発揮しますが 使用雰囲気の極度に悪 い箇所では 完全に異物の混入を防ぐ事はできません その様な箇所で使用される際には 外部にジャバラや保 護カバーを設けてボールスプラインを保護してください ( 図 B- 参照 ) 使用温度 ジャバラ カバー ボールスプラインには樹脂製の保持器が使用されてい ます 使用温度は を越えないようにお願いします NB では端末加工 特殊形状スプライン外筒 特殊形状スプライン軸 表面処理等様々なご要望に応じます この場合打ち合わせが必要となりますので NB までお問い合わせください 取扱い上の注意 図 B- 端末加工例 潤滑 NB ボールスプラインは出荷時にリチウム石けん基グリースが封入されており 取付時に初期充填の必要がなく そのままの状態で使用できます しかし他の直線運動の機器と同様に運転中にわずかずつ外部に流出しますので 使用状況にあわせて適時補給をしてください NB ではリニアシステム用低発塵グリースを用意しております 詳細は P. 技 - を参照してください NB ボールスプラインはスプライン外筒の両端にシールが標準で装備されています 全面研削加工されたスプライン軸では シールが理想的な状態で接触するので 潤滑剤の密封性能が十分発揮されます 中空仕様 図 B- 給油機構例 ケーブルやエアーの配管 軽量化を求められる場合に 中空軸を用意しています なお中空軸 (SUJ) には表 B- の内径を推奨します 表 B- 推奨中空軸 軸径 SSP SSP SSP SSP SSP A SSP A SSP A SSP A SSP AM SSP AM SSP AM SSP AM SSP AM 内径 d.. 断面 次モーメント I..,,,,... 断面係数 Z....,..... d NBボールスプラインは精密部品ですので下記の事項に注意して慎重に取扱ってください スプライン外筒とスプライン軸の組付け図 B- 組付け方向とNB マークボールスプラインの精度 予圧はスプライン外筒とスプライン軸のNBマークが一致した状態のものですので 抜き差しす る際はNB マークを必ず確認してください ( 図 B- 参照 ) 抜き取ったスプライン外筒は必ず元のスプライン軸に挿入し NB JAPAN スプライン外筒とスプライン軸の組合せを変えないようにしてください このとき スプライン外筒とスプライン軸双方の NB マークが納入時と同一方向になるように注意して下さい 差込む際は 鋼球の脱落 シールの傷みを防止するために スプライン軸の軌道溝とスプライン外筒の鋼球とシールの位置を正確に合わせて こじらないようにしてください 特に予圧品では注意が必要です また スプライン外筒の分解は絶対に行わないでください 過大なモーメントボールスプラインは 個の外筒でもモーメントを受けることができますが モーメントが過大になりすぎると走行が安定しませんので過大なモーメントはできるだけ避けてください 高精度の運動が必要な場合は原則として 軸に外筒 個以上として過大なモーメントは避けてください NB JAPAN

8 ボールスプラインB- B- BALL SPLINE 取付例 SSP 形の取付 SSP 形の取付例を図 B- 図 B-に示します 図 B- スナップリングによる取付 図 B- 押え板による取付 SSPAM 形の取付 SSPAM の固定は 図のように外筒の皿ザグリに M のねじを使用して固定してください 固定の際は ねじで外筒を変形させないように注意してください このときスプラインを動かし摺動の変化を確認しながらねじを締めてください 図 B- SSPAM の取付 添付キー SSP SSP-AM 形には図 B- に示すキーが添付されています 図 B- 添付キー L h SSPM 形の取付 SSPM 形の取付例を図 B- 及び に示します 図 B- F 形ロックプレートによる取付 a (R) C 表 B- 添付キー主要寸法 SSP SSP SSP SSP SSP A SSP A SSP A SSP A SSP A SSP A SSP A SSP A SSP SSP L SSP SSPL... a / h L... C F 形ロックプレート ( 標準添付品 ) SSPM 形には図 B- のロックプレートが 個添付されます 材質 :SUSCSP 表 B- F 形ロックプレート FP FP FP K... G... t... R... 適用スプライン外筒 SSPM SSPM SSPM 図 B- F 形ロックプレート K G ー R 図 B- LP 形ロックプレートによる取付 t SSP SSP SSP SSP SSP SSP / SSP AM SSP AM SSP AM SSP AM 耐食仕様と SSP-AM 形のキー材質はステンレスになります

9 ボールスプラインB- B- BALL SPLINE LP 形ロックプレート ( 別売品 ) NBではSSPM 形用にLP 形ロックプレートを用意しております 材質 :SUSCSP 図 B- LP 形ロックプレート SSPF 形の取付 SSPF 形の取付例を図 B-に示します 図 B- SSPF 形取付例 E. ー R K (G) (.) X t Y B. B. ー C. 以上 GM ー M LP 形を使用する場合はハウジングを上図のように加工してください 表 B- LP 形ロックプレート ロックプレート主要寸法 K G t R X LP.... LP.... LP.... Y... ハウジング加工寸法 B... E... GM... M M. M M 適用スプライン外筒 SSPM SSPM SSPM 図 B- 特殊ロックプレートによる取付 () 図 B- 特殊ロックプレートによる取付 () SSPT 形の取付 SSPT 形の取付例を図 B-に示します 図 B- SSPT 形取付例

10 ボールスプラインB- B- BALL SPLINE SSP 形 円筒形 の構成 例 ) SSP L - - T - - P / CU 仕様 SSP: 標準仕様 SSPS: 耐食仕様 呼び径 特殊仕様付 精度等級無記入 : 上級 P: 精密級 外筒を 個密着して使用する場合 外筒の長さ無記入 : 標準 L: ロング 軸に付く外筒の個数 スプライン軸全長 予圧記号無記入 : 標準 T: 軽予圧 T: 中予圧 注保持器材質は樹脂になります 標準仕様 SSP SSP SSP SSP SSP A SSP A SSP A SSP A SSP A SSP A SSP A SSP A SSP SSP L SSP SSPL 耐食仕様 SSPS SSPS SSPS SSPS SSPSA SSPSA SSPSA SSPSA D / L.. B.... 主要寸法 b / + + t L... d... 基本定格トルク 動 CT N m 静 CoT N m ,,,,,,,,,,,, 基本定格荷重動静 C Co kn kn 静的許容モーメント MO MO N m N m......,,,,,,,,,,,,, 質量外筒軸 kg kg/m サイズ A A A A A A A A L L SSP SSP SSP SSP SSP SSP SSPS SSPS / SSP 形にはキーが添付されています (P.B- 参照 ) / /,,,, ,....,..,..,..,. kn kgf N m.kgf m

11 ボールスプラインB- BALL SPLINE SSP-AM 形 軽量 コンパクト円筒形 SSPAM MY C,C MP SSPAM の構成 CT,CT D 例 ) SSP AM - - T - - P / CU MY SSPAM SSPAM にはシールは付きません B (L) MP MY 特殊仕様付 仕様 SSP AM: 標準仕様 SSPSAM: 耐食仕様 精度等級無記入 : 上級 P: 精密級 スプライン軸全長 外筒を 個密着して使用する場合 b C,C t L MP 呼び径予圧記号無記入 : 標準 軸に付く外筒の個数 T: 軽予圧注 SSP(S)AM にはシールは付きません リターンキャップ材質は樹脂になります SSPAMAM SSPAMにはオイルホールはありません CT,CT B (L) D d ( オイルホール ) 主要寸法基本定格トルク基本定格荷重静的許容質量 D h L B b t L d DS h 動静動静モーメント外筒軸サイズ +. CT CoT C Co MP MY 標準仕様 耐食仕様 MP MY N m N m N N N m N m g g/ SSP AM SSPS AM AM SSP AM SSPS AM......,.... AM SSP AM SSPS AM....., AM SSP AM SSPS AM ,,.... AM SSPAM SSPSAM......,,.... AM SSP(S) 形 AM AMにはキーが添付されています (P.B- 参照 ) 許容モーメントMP MYは外筒を 個密着した状態での値です N gf N m gf m B-

12 ボールスプラインB- BALL SPLINE SSPM 形 キーレススプライン の構成 SSPM 形 例 ) SSPM - - T - - P / CU 特殊仕様付 精度等級無記入 : 上級 P: 精密級 スプライン軸全長 外筒を 個密着して使用する場合 呼び径 軸に付く外筒の個数 注保持器材質は樹脂になります 予圧記号無記入 : 標準 T: 軽予圧 SSPM SSPM SSPM D / L. F... 主要寸法 W C... SSPM 形には F 形ロックプレートが 個添付されています (P.B- 参照 )... A... d.. B.. H... K... G... t... DS / 基本定格トルク動静 CT CoT N m N m 基本定格荷重動静 C Co kn kn 静的許容モーメント MO MO N m N m... 質量外筒軸 kg kg/m サイズ kn kgf N m.kgf m B-

13 ボールスプラインBALL SPLINE SSPF 形 フランジ形 の構成 例 ) SSPF - - T - - P / CU 特殊仕様付 仕様 SSPF: 標準仕様 SSPFS: 耐食仕様 精度等級無記入 : 上級 P: 精密級 スプライン軸全長 外筒を 個密着して使用する場合 呼び径 軸に付く外筒の個数 予圧記号無記入 : 標準 T: 軽予圧 T: 中予圧 SSPF SSPFA 注保持器材質は樹脂になります 標準仕様 SSPF SSPF SSPF SSPFA SSPFA SSPFA SSPFA SSPFA SSPFA SSPFA SSPFA 耐食仕様 SSPFS SSPFS SSPFS SSPFSA SSPFSA SSPFSA SSPFSA D / L.. 主要寸法 Df H P.C.D. d d h W d... / / 基本定格トルク 動 CT N m 静 CoT N m ,,,, 基本定格荷重動静 C Co kn kn 静的許容モーメント MO N m.... MO N m,,,,, 質量外筒 kg 軸 kg/m サイズ A A A A A A A A SSPF SSPF SSPF SSPF SSPF SSPF SSPFS SSPFS / / /,,,, ,,,,, kn kgf N m.kgf m B- B-

14 ボールスプラインB- B- BALL SPLINE SSPT 形 二面取りフランジ形 の構成 例 ) SSPT - - T - - P / CU 特殊仕様付 精度等級無記入 : 上級 P: 精密級 外筒を 個密着して使用する場合 SSPT 形 呼び径 軸に付く外筒の個数 スプライン軸全長 予圧記号無記入 : 標準 T: 軽予圧 注保持器材質は樹脂になります SSPT SSPT SSPT D / L. Df 主要寸法 B H P.C.D. d d h W... d.. DS / 基本定格トルク動 CT N m... 静 CoT N m... 基本定格荷重動静 C Co kn kn 静的許容モーメント MO MO N m N m... 質量 外筒 軸 サイズ kg kg/m kn kgf N m.kgf m

15 ボールスプラインB- B- BALL SPLINE SSPT-AM 形 SSPK-AM 形 軽量 コンパクトフランジ形 の構成 例 ) SSPK AM - - T - - P / CU 仕様 (AM) SSPT AM: 標準仕様 SSPTS AM: 耐食仕様 (AM AM) SSPK AM: 標準仕様 SSPKS AM: 耐食仕様 特殊仕様付 精度等級無記入 : 上級 P: 精密級 スプライン軸全長 呼び径予圧記号無記入 : 標準 軸に付く外筒の個数 T: 軽予圧注 SSPT-AM 形 SSPK-AM 形のナット材質はすべてステンレス鋼になります 主要寸法基本定格トルク基本定格荷重静的許容質量 D h L B Df K H P.C.D. d W d h 動静動静モーメント外筒軸サイズ CT CoT C Co MP MY 標準仕様 耐食仕様 MP MY N m N m N N N m N m g g/ SSPT AM SSPTS AM AM SSPK AM SSPKS AM ,.... AM SSPK AM SSPKS AM......,.... AM SSPK AM SSPKS AM ,,... AM SSPK AM SSPKS AM......,,.... AM 許容モーメントMP MYは外筒を 個密着した状態での値です N gf N m gf m

16 ボールスプライン呼び径 BALL SPLINE スタンダードボールスプライン の構成 コマーシャルボールスプライン 例 ) SSP S - - T - 標準長さ L 外筒形状 SSP: 円筒形 SSPM: キーレス形 SSPF: フランジ形 SSPT: 二面取りフランジ形 呼び径 予圧記号無記入 : 標準 T: 軽予圧 T: 中予圧 軸に付く外筒の個数 S: スタンダードスプライン軸 の構成 例 ) SSPF C - - / CU 外筒形状 SSP-AM: 円筒形 SSPT-AM: 二面取りフランジ形 SSPK-AM: 角フランジ形 呼び径 S: スタンダードスプライン軸 例 ) SSP AM S - - T - 標準長さ L 予圧記号無記入 : 標準 T: 軽予圧 軸に付く外筒の個数 外筒形状 SSP: 円筒形 SSPF: フランジ形 呼び径 コマーシャルスプライン軸 特殊仕様付 スプライン軸全長 軸に付く外筒の個数 呼び径 A A A A A A A A 呼び径 AM AM AM AM AM... / / 主要寸法,,,,,, 主要寸法 標準長さ L,,,,,, 標準長さ L 適用外筒 SSP-AM SSP SSPT-AM SSPM SSPF SSPK-AM SSPT 適用外筒 主要寸法 適用外筒 標準長さ L A,,,,, A,,,,, A,,,,, A,,,,, A,,,,,.,,,,,,,,,,,,,,,.,,,,,,,,,, 軸全長の 印 : あり 印 : なし 全長, 以下 :JIS B 粗級 全長,を超えるもの :±. 上記以外のの場合は ご指示をお願いします 外筒の形状及び寸法は各寸法表をご覧ください コマーシャルスプライン軸を使用する場合 外筒の定格荷重は寸法表の値のおよそ% となります SSP SSPF 標準長さ L の :JIS B 粗級 外筒の形状及び寸法は各寸法表をご覧ください 印 : あり 印 : なし B- B-

17 BALL SPLINE ボールスプラインスプライン S 軸形状 外筒の種類及びオプションスプライン外筒 外筒形式 スプライン軸 軸形状 NBボールスプライン スプライン S は直動軸受メーカーで初めて 頻度の高く機能的な仕様を規格化しました 短納期対応! 納期は軸形状に応じて明確に しかもきわめて短納期に設定しています 例 ) スタンダードボールスプライン受注後 日目出荷 記号 数値化で図面不要スプライン外筒と軸形状とが記号 数値を選択することで表わすことができ 製作図面を作る必要がありません 記入例 ( 下図寸法のとき ) 円筒キーミゾ付 PSP 円筒キーレス PPM フランジ付 PPF スタンダードスプライン ストレートフルスプライン 片側センタータップ 両側センタータップ 片側段付 ボールスプラインB- B- 面取りフランジ付 PPT 片側段付センタータップ A 片側段付センタータップ B 片側段付ネジ 片側段付ネジ No. 豊富なバリエーション 種類の外筒形式と多種多様な軸形状およびオプションであらゆるニーズに対応します (P.B- 参照 ) 片側段付ネジセンタータップ 片側段付ネジ No. センタータップ 両側段付 両側段付センタータップ 両側段付ネジ 両側段付ネジ No. オプションパイプ仕様 予圧変更 フライス加工 キー溝加工 リング溝加工 長さ公差変更 詳細に付きましては NB までお問い合わせください

18 ロータリーボールスプラインB- B- ROTARY BALL SPLINE ロータリーボールスプライン NB ロータリーボールスプラインは直線運動と回転運動を同時に行える機構です スカラ形ロボットや組立機の立軸 ローダーなどに使用されます 構造と特長 SPR 形の精度 NBロータリーボールスプライン SPR 形の精度は 図のように測定されます 図 B- 精度 支持部 A-B スプライン部 A A-B ロータリーボールスプライン外筒 A-B A-B B 支持部 A-B NB ロータリーボールスプラインはスプライン部と回転部で構成されています 回転部に クロスローラーを使用した SPR 形と鋼球を配置した SPB 形を用意しています 高精度ボールスプラインは軌道溝を持っており直線運動や大きなトルクを伝達することができることから 正確な位置決めが可能となっています これに回転運動が組合わさることにより 直線方向だけでなく回転方向にも正確な位置決めをすることが可能になります 部品点数が半減 取付 加工コストの大幅削減スプライン部と回転部が一体構造となっているので 従来の機構に比べ大幅に部品点数が削減できます また ハウジングの不必要な厚みを抑え 重量の低減 加工も容易になり取付けの累積誤差も減らせます 図 B- SPR 形の構造 外輪締結ねじシール取付フランジ外筒本体サイドシール スプライン軸 コンパクト 高剛性 (SPR 形 ) SPR 形ロータリーボールスプラインはスプライン外筒に直接クロスローラーが配置されており 軽量でコンパクトな形状に仕上がっています コンパクトな形状にもかかわらず極めて高い剛性を示します ツールチェンジャの様な回転位置決めを行う旋回時の使用に最適です 高剛性 高速回転 (SPB 形 ) SPB 形ロータリーボールスプラインは アンギュラコンタクト構造の回転部とスプライン外筒が一体となっています 回転部は アンギュラベアリングの背面合せと同じ接触で ラジアル アキシアル モーメントの荷重をバランス良く受けることができ 高速回転での使用に最適です 豊富なラインナップ SPB-KP 形は # #のサイズで豊富なラインナップ クロスローラー 保持器 部品取付部 A-B 備考支持部は 軸受けなどを取付 スプライン軸を支持する部分をいう 部品取付部は 歯車などの他の機械要素を取り付ける部分をいう スプライン軸の溝ねじれ ( 最大 ) 溝ねじれはスプライン部有効長さの間に任意にとった に対して表します 表 B- スプライン軸支持部に対する各部精度 ( 最大 ) SPR SPR SPR SPR SPR SPRA SPRA SPRA SPRA SPRA SPRA 部品取付部の半径方向円周振れ スプライン部軸端面の直角度 ( 研削指示の場合のみ適用 ) A-B 部品取付部 表 B- スプライン軸の溝ねじれ ( 最大 ) / 単位 : フランジ端面の直角度 図 B- SPB-KP 形 SPB 形の構造 SPB-KP 形保持器シール油溝外輪外筒本体サイドシール スプライン軸 スプライン部オイルホール 鋼球回転部保持器アンギュラ回転部オイルホール 刻印 鋼球 外輪の刻印とスプライン溝の位置を合せることにより回転部と直動部のオイルホールが一致するため 直動部に 直接給脂することが可能です SPB 形 外筒本体サイドシールスプライン軸 鋼球 外輪間座フランジ外輪 シール 鋼球回転部保持器 保持器鋼球 SPR SPR SPR SPR SPR SPR 表 B- スプライン軸支持部に対するロータリーボールスプライン外筒外周面の半径方向の円周振れ ( 最大 ) 単位 : スプライン軸全長 ( ) SPR SPR SPR SPR SPR SPR を超え 以下 A A A A A A *,,,,, *,, *SPRの製作最大長さ: SPR 製作最大長さ :,,を越える長さは NBまでお問い合わせください

19 SPR ラインROTARY BALL SPLINE SPB 形の精度 予圧と回転方向すきま NBロータリーボールスプライン SPB 形の精度は 図のように測定されます 図 B- 精度 SPB-KP 形 SPB 形 支持部 A-B C-D A A-B C-D 部品取付部 A-B C A-B 支持部 C-D C-D A-B A 部品取付部 A-B C D A-B B A-B B D 支持部 A-B 部品取付部 A-B 支持部 A-B 部品取付部 A-B 備考支持部は 軸受などを取り付け スプライン軸を支持する部分をいう 部品取付部は 歯車などの他の機械要素を取り付ける部分をいう, はアンギュラ回転部回転運動時の円周振れを示す スプライン軸の溝ねじれ ( 最大 ) 溝ねじれはスプライン部有効長さの間に任意にとった に対して表します 表 B- アンギュラ回転部回転運動時の精度 ( 最大 ) 単位 : SPB KP SPB KP SPB KP SPB KP SPBKP, SPBKP, SPBKP, 外輪取付面の 外輪外周面の半径方向の円周振れ半径方向の円周振れ精密級精密級上級上級 (P) (P) 表 B- スプライン軸の溝ねじれ ( 最大 ) 精度等級 上級 / 精密級 (P) / 表 B- スプライン軸支持部に対する各部精度 ( 最大 ) 単位 :μ m 部品取付部の半径方向の円周振れ スプライン部軸端面の直角度 ( 研削指示の場合のみ適用 ) フランジ取付面の直角度 上級 精密級 (P) 上級 精密級 (P) 上級 精密級 (P) SPB KP SPB KP SPB KP SPB KP SPBKP, SPBKP, SPBKP, 表 B- スプライン軸支持部に対するロータリーボールスプライン外筒外周面の半径方向の円周振れ ( 最大 ) 単位 : スプライン軸 サイズ 全長 (),, 精密級精密級精密級精密級精密級を超え以下上級上級上級上級上級 (P) (P) (P) (P) (P),,,,, **,, *SPB,KP,KP 製作最大長さ :,,を超える長さについては別途打合せ 予圧はボールスプライン部では回転方向すきまで表され クロスローラーベアリング部ではラジアルすきまで表され ます 予圧は標準 軽予圧 (T) 中予圧 (T) の 種類から選定できます 表 B- SPR 形の予圧と回転方向すきまおよびラジアルすきま 単位 : 表 B- スプライン部予圧すきま 単位 : 標準軽予圧* (T) 中予圧* (T) 標準 軽予圧 (T) 中予圧 (T) SPB KP 直線運動部 回転運動部 SPR SPR SPR SPR SPRA SPRA SPRA SPRA SPRA SPRA SPR SPR SPR SPR SPR SPR SPR SPR 中空仕様 ケーブルやエアーの配管 軽量化を求められる場合に 中空軸を用意しています なお中空軸 (SUJ) には表 B- の内径を推奨します 表 B- 推奨中空軸 軸径 特殊仕様 + NB では端末加工 特殊形状スプライン外筒 特殊形状スプライン軸 表面処理等様々なご要望に応じます この場合打ち合わせが必要となりますので NB までお問い合わせください 内径 断面 次モーメント I 断面係数 Z d SPR SPB KP.. SPR SPB KP. SPR SPB KP. SPR SPB KP, SPR SPBKP,, SPRA SPBKP,, SPRA SPBKP,,, SPB KP ~ + - ~ SPB KP SPB KP SPBKP, - ~ + - ~ - - ~ - SPBKP, SPBKP, - ~ + - ~ - - ~ - 規格以外の予圧も対応いたしますので NBまでお問合せくだ さい 表 B- 予圧と使用条件 予圧区分予圧記号 使用条件 標準 無 振動のごく少ない箇所精密な動きが要求される箇所一定方向のトルクがかかる箇所 *軽度の振動を受ける箇所軽予圧 T 軽度の複合荷重がかかる箇所 交番トルクがかかる箇所 *中予圧 T 振動 衝撃がかかる箇所オーバーハング荷重がかかる箇所複合荷重がかかる箇所 *予圧により動摩擦抵抗が大きくなる場合があります d 図 B- 端末加工例 ロータリーボールスプB- B-

20 ロータリーボールスプラインB- B- ROTARY BALL SPLINE 取付 潤滑 取付面の防錆油やごみ 埃をとりのぞいてから組付けてください 取り付けボルトは 段階に分けて対角線上を順次締め付けます 締め付けに際してはトルクレンチを使用して均等なトルクで締め付けてください ハウジング材質が一般的な中硬鋼の場合の締付トルクを表 B- に示します 表 B- 推奨締付トルク 締結ボルトの呼び推奨締付トルク M. M.. ( 合金鋼製ねじ使用時 ) M. M. M. 単位 :N m M. M. SPR 形図 B- のようにフランジをインローで使用する場合 ハウジングの穴は H 公差で仕上げ フランジ幅の % 以上の深さを確保してください また軽荷重で使用する場合にはインローを使用せずそのまま取り付けることも可能です SPB-KP 形ハウジングの穴は H 公差で仕上げ 外輪が図 B- のように挿入される深さを確保してください 深さが浅い場合 荷重を適切に受けられない場合があります SPB 形ハウジングの穴は H 公差で仕上げ 外輪とフランジ外輪の両方が図 B- のように挿入される深さを確保してください 浅い場合 荷重を適切に受けられないことや フランジ外輪のみの深さでは間座がずれて抜ける恐れがあります 図 B- SPR 形取付方法. H 以上 D 図 B- SPB-KP 形取付方法 外輪 図 B- SPB 形取付方法 外輪 H D+(..) 以上 ハウジング ハウジング NB ロータリーボールスプラインはスプライン部と回転部の双方にシールが標準で組込まれており 潤滑剤を長期間保持できる構造です また 出荷時にはリチウム石けん基グリースが封入されており 取り付け時に初期充填の必要がなく そのままの状態で使用できます しかし 他の製品と同様に運転中にわずかずつ外部に流出しますので 使用状況であわせて適時補給をしてください また 高回転の使用には油潤滑を推奨します NB ではリニアシステム用低発塵グリースを用意しております 詳細は P. 技 - を参照してください SPR 形回転部にはご要望に応じてグリースニップルの取り付けをいたします スプライン部にはオイルホールの追加工で対応いたしますので詳細については NB までお問い合わせください 図 B- グリースニップル使用例 グリースニップル SPB-KP 形給油 給脂は外輪のオイルホールから 回転部とスプライン部へ同時に行なうことが可能なため メンテナンス性に優れています 図 B- SPB-KP 形給油機構例 グリースニップル 図 B- SPR 形オイルホール仕様 オイルホール SPB 形回転部には標準でオイルホールがありますので給油の際は ハウジングにグリースニップルを取付けたり オイルホールを設けてください スプライン部にはオイルホールの追加工に対応いたしますので詳細については NB までお問い合わせください 図 B- SPB 形給油機構例 アンギュラ回転部へのオイルホール グリースニップル フランジ外輪 スプライン軸の挿入スプライン軸をロータリースプライン外筒に挿入する際には 鋼球の脱落の危険性を防止するために 軸の軌道溝とロータリースプライン外筒のボール条列 シールの位置を正確に合わせた後に挿入してください オイルホール 油溝 アンギュラ回転部へのオイルホールスプライン部へのオイルホール特殊対応 油溝

21 ライン使用例 ROTARY BALL SPLINE 取扱い上の注意 スプライン外筒とスプライン軸の組付けボールスプラインの精度 予圧はスプライン外筒とスプライン軸の NB マークが一致した状態のものですので 抜き差しする際は NB マークを必ず確認してください ( 図 B- 参照 ) 抜き取ったスプライン外筒は必ず元のスプライン軸に挿入し スプライン外筒とスプライン軸の組合せを変えないようにしてください このとき スプライン外筒とスプライン軸双方の NB マークが納入時と同一方向になるように注意して下さい 差込む際は 鋼球の脱落 シールの傷みを防止するために スプライン軸の軌道溝とスプライン外筒の鋼球とシールの位置を正確に合わせて こじらないようにしてください 特に予圧品では注意が必要です また スプライン外筒の分解は絶対に行わないでください 図 B- 組付け方向と NB マーク SPR 形 SPB-KP 形 SPR 形フランジの締結ねじは適正に調整されていますので 絶対にゆるめないでください また強い衝撃を加えた場合に精度が低下することもありますので 取扱いには十分ご注意ください SPB 形 SPB 形間座は適正に調整してありますので 触らないようにしてください また衝撃等により間座が動いた場合には精度が低下しますので 取扱いには十分ご注意ください 使用温度ロータリーボールスプラインには樹脂製の保持器が使用されています 使用温度は - ~ の範囲でご使用ください 防塵異物やごみの混入はロータリーボールスプラインの運動性能に悪影響を与え寿命を縮めます シールは一般的な使用状況下では性能を発揮しますが 使用雰囲気の極度に悪い箇所では 完全に異物の混入を防ぐ事はできません その様な箇所で使用される際には 外部にジャバラや保護カバーを設けてロータリーボールスプラインを保護してください ロータリーボールスプ B- B-

22 ROTARY BALL SPLINE ロータリーボールスプラインB- B- SPR 形の構成特殊仕様付スプライン軸全長予圧記号無記入 : 標準 T: 軽予圧 T: 中予圧 軸に付く外筒の個数呼び径 SPR 形例 ) SPR / CU - - T - A A A A A A / /...,, ,,,,, 動 CT N m 静 CoT N m 静的許容モーメント MO N m 回転部慣性モーメント kg cm 軸 kg/m サイズ基本定格荷重質量外筒 kg 主要寸法 SPR SPR SPR SPR SPR SPRA SPRA SPRA SPRA SPRA SPRA kn kgf N m.kgf m P P.C.D. D D L DS 動 C kn 静 Co kn 基本定格トルク.. M M. M M M M M M M M M S h. I.. H D / P P.C.D d F θ M M M M M M. M. M. M. M. M. G クロスローラーベアリング部主要寸法スプライン軸....,, 基本定格荷重動 CR kn 静 CoR kn 最高回転数の目安 rpm ボールスプラインクロスローラーベアリング 最高回転数の目安はグリース潤滑の場合です 油潤滑の場合は NB までお問い合せください グリースニップル付や補給方法については NB までお問い合せください SPR SPR SPR SPR SPR SPR /.. M M M M M M... M. M. M. M. M. M , ,,,, /... 注保持器材質は樹脂になります

23 ロータリーボールスプラインB- B- ROTARY BALL SPLINE SPB-KP 形 SPB-KP 形寸法図 の構成 例 ) SPB KP - - T - - P / CU SPB KP 形 特殊仕様付 精度等級無記入 : 上級 P : 精密級 スプライン軸全長 呼び径 軸に付く外筒の個数 予圧記号 ( 直線運動部に適応 ) 無記入 : 標準 T: 軽予圧 T: 中予圧 SPB-KP 形 ボールスプラインアンギュラ回転部静的許容回転部主要寸法アンギュラ回転部主要寸法スプライン軸基本定格トルク基本定格荷重基本定格荷重 最高モーメント慣性 D h D L P S h D g D H B B P d W d 動静動静動静回転数 Mo モーメント外筒軸 P.C.D. P.C.D. CT CoT C Co CR CoR の目安 N m N m kn kn kn kn rpm N m kg cm kg kg/m - SPB KP M , SPB KP M , SPB KP M ,.... SPB KP M ,.... SPB KP M ,... SPB KP. - M ,... - SPB KP M ,... - 質量 サイズ 最高回転数の目安はグリース潤滑の場合とする

24 ロータリーボールスプライン注保持器材質は樹脂になります ROTARY BALL SPLINE SPB 形 の構成 例 ) SPB - - T - - P / CU 特殊仕様付 精度等級無記入 : 上級 P: 精密級 SPB 形 スプライン軸全長 呼び径 軸に付く外筒の個数 予圧記号無記入 : 標準 T: 軽予圧 T: 中予圧 SPB SPB SPB Dh.. / 主要寸法 L P P.C.D. S M M M h アンギュラ回転部主要寸法 D H B B P P.C.D. D d... スプライン軸 ボールスプライン アンギュラ回転部 静的 回転部 質量 DS 基本定格トルク 基本定格荷重 基本定格荷重 最高 許容 慣性 外筒 軸 動 CT 静 CoT 動 C 静 Co 動 CR 静 CoR 回転数の目安 モーメントモーメント MO サイズ N m N m kn kn kn kn rpm N m kg cm kg kg/m / ,,, 最高回転数の目安はグリース潤滑の場合です 油潤滑の場合はNBまでお問い合せください kn kgf N m.kgf m B- B-

25 ストロークボールスプラインB- B- STROKE BALL SPLINE ストロークボールスプライン NB ストロークボールスプライン SPLFS 形は ラジアル荷重とトルクを同時に負荷できる高精度な限定ストロークの直線運動用軸受です 極めて小さな動摩擦抵抗で動作します 構造と特長 NB ストロークボールスプラインは軌道溝を持つ円筒形のスプライン軸と外筒からなり スプライン外筒にはさらに外筒本体 保持器 サイドリング 鋼球が組み込まれています 保持器はボールポケットを設けて転動体である鋼球が互いに接触しない構造で スムースな直線運動が得られます 鋼球非循環タイプの保持器で直線運動時に保持器も移動するため限定ストロークとなります カタログ最大ストロークの % を移動量として使用することを推奨します 極めて小さな動摩擦抵抗と低騒音転動体はボールポケットにより分離されており 互いに接触しない構造になっています また限定ストロークとなりますが転動体が循環しない構造のため極めて小さな動摩擦抵抗と低騒音を実現しています コンパクト従来のボールスプラインに比べ外筒外径が約 % 小さくなっておりますので省スペース化に貢献します 図 B- SPLFS 形の構造 サイドリング スプライン軸 オールステンレス製構成部品のすべてについてステンレス鋼を使用していますので耐食性 耐熱性 ( 使用温度 : ) に優れており 真空中 クリーンルームなどの使用に最適です 潤滑外筒外径には油溝に 個の油穴が設けてありますので給油設計が容易です 外筒本体 鋼球 保持器 精度 NBストロークボールスプラインの精度は 図のように測定されます 図 B- 精度 部品取付部 A-B 支持部 A-B A ストロークボールスプライン外筒 表 B- スプライン軸支持部に対する各部精度 ( 最大 ) 部品取付部の半径方向の円周振れ SPLFS SPLFS SPLFS SPLFS SPLFS A-B A-B 備考支持部は 軸受けなどを取り付け スプライン軸を支持する部分をいう 部品取付部は 歯車などの他の機械要素を取り付ける部分をいう スプライン軸の溝ねじれ ( 最大 ) 溝ねじれはスプライン部有効長さの間に任意にとった に対して表します スプライン部 スプライン部軸端面の直角度 B 支持部 部品取付部 A-B A-B 表 B- スプライン軸の溝ねじれ ( 最大 ) / 単位 : フランジ取付面の直角度 表 B- スプライン軸支持部に対するスプライン外筒外周面の半径方向の円周振れ ( 最大 ) 単位 : スプライン軸全長 ( ) を超え 以下 SPLFS SPLFS SPLFS * *,,,,, *SPLFSの製作最大長さ:

26 ストロークボールスプラインB- B- STROKE BALL SPLINE 予圧と回転方向すきま 取扱い上の注意 予圧は回転方向すきまで表わされ SPLFS 形では下記の標準 種類のみとなります 表 B- 以外のすきま量を必要とする場合には NBまでお問い合せください 表 B- 予圧と回転方向すきま単位 : 標準 SPLFS SPLFS SPLFS SPLFS SPLFS 動摩擦抵抗比較 図 B- 動摩擦抵抗比較データ... (N) 標準予圧荷重なし潤滑油なし測定速度./S SSPA SPLFS スプライン外筒とスプライン軸の組付け図 B- ボールスプラインの精度 予圧はスプライン外筒とスプライン軸の NBマークが一致した状態のものですの NBマークの向きを一致で 抜き差しする際は NBマークを必ず確認してください ( 図 B- 参照 ) 抜き取ったスプライン外筒は必ず元のスプライン軸に NB JAPAN NB JAPAN 挿入し スプライン外筒とスプライン軸の組合せを変えないようにしてください このとき スプライン外筒とスプライン軸双方の NBマークが納入時と同一方向になるように注意して下さい 差込む際は 鋼球の脱落を防止するために スプライン軸の軌道溝とスプライン外筒の鋼球とシールの位置を正確に合わせて こじらないようにしてください 特に予圧品では注意が必要です また スプライン外筒の分解は絶対に行わないでください 防塵ストロークボールスプラインは極めて小さな動摩擦抵抗で作動するよう設計 製作されています したがいまして 動摩擦抵抗を大きくするシールは標準で装備しておりません 使用雰囲気の悪い箇所での使用にはシールを特殊対応いたしますので NBまでお問い合わせください なお 極度に使用雰囲気の悪い箇所でご使用の際には 外部にジャバラや保護カバーを設けてストロークボールスプラインを保護してください 最大ストローク寸法表中の最大ストロークは限界ストロークを示します 保持器ズレストロークボールスプラインは高速で使用した場合や立軸での使用 偏荷重や振動などがある場合には 保持器ズレを生じることがあります 通常の場合 寸法表中の最大ストロークに対して % を移動量として使用することを推奨します また 保持器ズレ対策として使用中に数回のフルストローク移動を行い保持器を中央部に移動することを推奨します. 移動距離 ()

27 ストロークボールスプラインB- B- STROKE BALL SPLINE SPLFS 形 面取りフランジ形 の構成 例 ) SPLFS - - / CU 外筒を 個密着して使用する場合 SPLFS, SPLFS SPLFS, SPLFS 形 呼び径 特殊仕様付 軸に付く外筒の個数 スプライン軸全長 SPLFS SPLFS SPLFS SPLFS SPLFS 最大ストローク D D.... L. E..... Df.. 主要寸法 H B P.C.D.. A F S..... W..... d..... DS / 基本定格トルク動 CT N m..... 静 CoT N m.... 基本定格荷重動静 C Co kn kn 静的許容モーメント MO MO N m N m..... 質量外筒軸 g kg/m サイズ kn kgf N m.kgf m

28 ボールねじスプラインB- BALL SCREW SPLINE 図 B- SPBR 形 SPBF 形の構造 ボールねじスプライン 構造と特長 NB ボールねじスプラインは 本にボールねじとスプラインの軌道溝を設けた軸と高剛性で高精度なボールねじナットとボールスプライン外筒で構成されています SPBR 形はボールねじナットとボールスプライン外筒に高速回転が可能なアンギュラコンタクトの回転部を一体としたロータリーボールねじナットとロータリーボールスプライン外筒が組合わされています SPBF 形にはロータリーボールねじナットとボールスプライン外筒が組合わされています NB ボールねじスプラインは 軸で 位置決め 直線運動 回転運動 を行うことができ これらの運動を組合わせることでスパイラル運動やスカラ形ロボット 組立機 ローダーなど様々な機械に使用できます SPBR 形の構造 アンギュラ回転部間座外輪フランジ外輪回転部シール リターンキャップ用スペーサ ( 非固定 ) リターンキャップ アンギュラ回転部フランジ外輪外輪間座回転部シール サイドシールナット本体 回転部保持器ボールねじスプライン軸 予圧 回転部と直動部の予圧は適正に調整されています 予圧の変更にも対応いたしますので NB までお問合せください 取扱い上の注意 外筒本体 回転部鋼球 回転部保持器 保持器 鋼球保持器スペーサー回転部鋼球 SPBF 形の構造アンギュラ回転部間座外輪フランジ外輪回転部シール リターンキャップ用スペーサ ( 非固定 ) リターンキャップ ボールねじスプライン軸 ナット本体 SSPF 形 回転部鋼球 回転部保持器 間座は適正に調整してありますので 触らないようにしてください ロータリーボールねじナットは 鋼球を保持していないため 軸から抜かないでください ボールねじナット本体に取付けるプーリ等は 必ずリターンキャップ用スペーサを使用し固定をしてください 精度 NBボールねじスプラインの精度は 下記のように測定されます 図 B- 精度 SPBR 形支持部 A 部品取付部 - A-B - A-B - C-D - E-F - A-B - C-D - E-F - A-B 支持部 B 部品取付部 A-B A-B A-B A-B C D E F ロータリーボールねじナットボールねじスプライン軸ロータリーボールスプライン外筒 SPBF 形 - A-B - C-D 支持部 - A-B - C-D - A-B A 部品取付部 A-B - A-B A-B C D ロータリーボールねじナットボールねじスプライン軸 備考支持部は 軸受などを取り付け スプライン軸を支持する部分をいう 部品取付部は 歯車など他の機械要素を取り付ける部分をいう は回転運動時の円周振れを示す 支持部 B 部品取付部 A-B A-B スプライン外筒 表 B- スプライン溝ねじれ ( 最大 ) 表 B- ボールねじ溝精度等級 / C 溝ねじれはスプライン部有効長さの間に任意にとった リード精度のみに適用する に対して表す 表 B- 軸支持部に対する各部精度 ( 最大 ) 単位 : スプライン部軸端面の 部品取付部の フランジ取付面の直角度直角度半径方向の円周振れ ( 研削指示の場合のみ適用 ) SPBR,SPBF SPBR,SPBF SPBR,SPBF 表 B- アンギュラ回転部回転運動時の精度 ( 最大 ) 単位 : 表 B- 軸支持部に対するナット 外筒外周面の半径方向の円周振れ ( 最大 ) 単位 : フランジ外輪取付面の 外輪外周面の ボールねじスプライン軸 :SPBR,SPBF 半径方向の円周振れ 半径方向の円周振れ 全長 () - -, を超え 以下,, SPBR SPBR SPBR, B-

29 ボールねじスプラインB- BALL SCREW SPLINE SPBR 形作動パターン SPBR 形は 軸で直線運動 回転運動及びスパイラル運動が可能です SPBF 形作動パターン SPBF 形は直線運動が可能です SPBR 形作動パターン図 上から て 回転を正転とします SPBF 形作動パターン図 上から て 回転を正転とします N( 逆転 ) N( 正転 ): ボールねじナットのプーリ回転量 N( 逆転 ) N( 正転 ): ボールねじナットのプーリ回転量 ロータリーボールねじナット ロータリーボールねじナット ロータリーボールスプライン外筒 スプライン外筒 N( 逆転 ) N( 正転 ): スプライン外筒のプーリ回転量 ボールねじスプライン軸 ボールねじスプライン軸 動き. 上 下. 回転. スパイラル 入力 ボールねじナットスプライン外筒 N ( 正転 ) N ( 逆転 ) N=N ( 正転 ) ( 正転 ) N=N ( 逆転 ) ( 逆転 ) N ( 正転 ) N ( 逆転 ) N ( 正転 ) N ( 逆転 ) N ( 正転 ) N ( 逆転 ) 動作方向 L: 移動量 [] R: ねじ軸リード [] N: ボールねじナットのプーリ回転量 [ 周 ] N: スプライン外筒のプーリ回転量 [ 周 ] L=(N(±N)) R 出力 移動量 ( 移動方向 ) L=N R ( 上へ ) L=N R ( 下へ ) L=N R ( 下へ ) L=N R ( 上へ ) N(±N)> の場合 ( 下へ ) N(±N)< の場合 ( 上へ ) N(±N)> の場合 ( 下へ ) L=(N(±N)) R N(±N)<の場合 ( 上へ ) 回転量 ( 回転方向 ) N ( 正転 ) N ( 逆転 ) N ( 正転 ) N ( 逆転 ) N ( 正転 ) N ( 逆転 ) 動き. 上 下 入力動作ボールねじナット方向 N ( 逆転 ) L: 移動量 [] R: ねじ軸リード [] N: ボールねじナットのプーリ回転量 [ 周 ] B- N ( 正転 ) 出力移動量 ( 移動方向 ) L=N R ( 上へ ) L=N R ( 下へ )

30 ライBALL SCREW SPLINE の構成 例 ) SPBR - SPBR 形 / CU ン ボールねじスプSPBR 形 特殊仕様付 呼び径注保持器材質は樹脂になります ボールねじスプライン軸全長 ロータリーボールねじ部 SPBR SPBR SPBR 主要寸法 D h D H L P θ S f Te D P.C.D.. M + M / M アンギュラ回転部主要寸法 D H B B P P.C.D... d... ボールねじスプライン軸 リード 谷径 Dr... ボールねじ基本定格荷重動静 Ca Coa kn kn アンギュラ回転部 ナット本体 ねじ軸 基本定格荷重 最高 慣性 慣性 動 静 回転数モーメントモーメント CaR CoaR の目安 kn kn rpm kg cm kg cm /......,,, 質量 ボールねじナット 外筒 軸 最高回転数サイズ Dm N 値より kg kg/m rpm......,,, ロータリーボールスプライン外筒 主要寸法 D h L P P.C.D. SPBR. SPBR. SPBR / S M M M f D アンギュラ回転部主要寸法 D H B B P P.C.D. d... ボールスプライン 基本定格トルク 基本定格荷重 動 静 動 静 CT CoT C Co N m N m kn kn アンギュラ回転部 基本定格荷重 最高 動 静 回転数 CR CoR の目安 kn kn rpm..,..,.., 静的許容 外筒本体 モーメント 慣性 Mo モーメント N m kg cm... 質量外筒 kg... 複数部が同時に回転する場合は 最も低い値を許容回転数とする 最高回転数の目安はグリース潤滑の場合とする 慣性モーメントは アンギュラ回転部を除く B- B-

31 ボールねじスプラインB- BALL SCREW SPLINE SPBF 形 の構成 例 ) SPBF - / CU SPBF 形 特殊仕様付 呼び径 ボールねじスプライン軸全長 ロータリーボールねじ部 SPBF SPBF SPBF 主要寸法 D h D H L P θ S f Te D D P.C.D.. M + M / M アンギュラ回転部主要寸法 H B B P d P.C.D ボールねじリードスプライン軸 谷径 Dr... ボールねじ基本定格荷重動静 Ca Coa kn kn アンギュラ回転部 ナット本体 ねじ軸 基本定格荷重 最高 慣性 慣性 動 静 回転数モーメントモーメント CaR CoaR の目安 kn kn rpm kg cm kg cm /......,,, 外筒 kg... 質量 軸 kg/m... ボールねじナット最高回転数サイズ Dm N 値より rpm,,, スプライン外筒 SPBF SPBF SPBF D h L. /. 主要寸法 D H P P.C.D. d d h W.. d 基本定格トルク動静 CT N m CoT N m 基本定格荷重動静 C Co kn kn 静的許容モーメント Mo N m 外筒本体慣性モーメント kg cm... 質量外筒 kg... 複数部が同時に回転する場合は 最も低い値を許容回転数とする 最高回転数の目安はグリース潤滑の場合とする 慣性モーメントは アンギュラ回転部を除く B-