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1 PISA 型 読解力 に視点をおいた家庭科の学習に関する研究 ー自分の食生活とじっくり向き合う学習活動ー 研究の概要 この研究は食に関する授業において, 考える力 と連動させて, 資料をもとに深く考えたり, 自分の意見を書いたりする機会を充実させる学習活動を取り入れることにより, 読解力の向上が本教科のねらいの一層の実現につながるような学習活動を試みた このような学習を通し, 自分の食生活とじっくり向き合い, 適切な食生活の在り方を学び, 身に付けることで食生活の自立を目指すことをねらいとする キーワード PISA 型読解力食育食生活の実態生活の実践自立 Ⅰ 主題設定の理由 1 時代の要請から 健康な日常生活を営むためには, 栄養 運動 休養の調和のとれた生活が大切である 中でも食物は生命と健康を維持し, 成長を促すなどの大切な働きをし, 毎日の活動に大きな影響を与えている 特に中学生は活動が活発で成長も著しく, 中学生の時期の食生活は, 生涯の健康を支える身体をつくるためにとても大切なものである 今日の日本の食を取り巻く状況をみると, 食の豊富さという面では充分すぎるほど満たされている しかし, いつでもどこでも好きな食べ物が手軽に手に入り, 食欲にまかせて食べる若者が増えている そのため, 食べ物に対しての関心も薄れ, 食物の栄養やその働き, 食材の味, 食べる楽しみ, 食べ物のありがたさなど多面的に見た食べることの意義が理解されていないように感じる また, 過食, 高カロリー摂取による肥満, 小学生から広がる減食ダイエットと拒食症, 小食の習慣がもたらす体力 気力の低下, 生活習慣病の罹患率の増加, 情緒不安定, 自己制御力の欠如, 精神面の未発達などの現象も現れている このような社会問題から食育の大切さがクローズアップされるようになり, 平成 17 年 7 月に 食育基本法 が施行され, それに基づき, 平成 18 年 3 月には 食育推進基本計画 が策定された 平成 16 年国民健康 栄養調査の結果によると, 朝食の欠食率は20 歳代が27.4% と高く,15 歳ごろから増加傾向にあることがわかる 10 歳代の欠食を減らし, 生涯を健康で過ごすためには, 中学生の時期に食事の重要性を理解して食生活を自己管理するための基礎的な力を身に付けておくことが重要であると考える そのためには, 家庭における食生活の充実とともに, 子ども自身の食生活の自立が重要であり, 家庭科や技術 家庭科における食の指導の一層の充実が求められている このことについては, 中央教育審議会の審議経過報告 ( 平成 18 年 2 月 ) においても 特に食育の充実が求められる中で, 食の重要性を理解し基礎的な調理の技能を身に付けることなどが期待される 衣食住の基礎的 基本的な知識, 例えば栄養素の基本的なはたらきなどを確実に定着させることも重要である と特記されている 以上のことから技術 家庭科における食に関する指導は, 実践的 体験的な学習を通して, 自分の - 1 -

2 食生活への関心を高め, 健康を考えた食生活を進んで工夫できるようにすること, さらに課題をもって計画を立てて実践する能力と態度を養うことにより, 食生活の自立を図ることをねらいとしている そこで学習効果を高めるために栄養や調理の学習においては, 段階的に, また, 繰り返して学習することによって定着を図る工夫をした指導計画や題材を組み込むことが考えられる また, 最終的には自分の食生活の課題を解決しようとする実践的な態度に結び付くような学習とし, 家庭学習を組み込んだ指導計画の工夫や問題解決的な学習を充実させていくことが望まれる 2 技術 家庭科における PISA 型 読解力 の視点から PISAの 読解力 は 自らの目標を達成し, 自らの知識と可能性を発達させ, 効果的に社会に参加するために, 書かれたテキストを理解し, 利用し, 熟考する能力 と定義されている これは, ただ単に文章を読み解くだけでなく, それを基にして考える, そして社会に参加するために求められる力である このPISA 型 読解力 の目指すものと, 生きる力 の育成をねらいとする現行学習指導要領の目指すものを比べてみると, 自ら学び自ら考え知識や技能を実生活で生きて働く力とするという考え方において, 同じ方向性をもっているといえる そして, 技術 家庭科においては, 学習指導要領のねらいとするところを一層徹底させるという観点から, 読解力の向上を目指していくことが重要であると考える 本教科家庭分野は生活の自立を目指し, 家庭生活をよりよく豊かに創造しようとする能力と体力を育成することをねらいとしている そのためには生徒が衣食住や家族の生活などを身近な課題として主体的にとらえて解決する方法を見いだし, 生活の実践に向けてじっくり考えて取り組む学習を進めていくことが大切である そこで, 本研究では家庭分野 A(1 )(2) の題材学習において, 考える力 と連動させて, 資料をもとに深く考える学習活動を取り入れたり, 自分の考えや意見を書いたりする機会を設定し, 読解力の向上が本教科のねらいの一層の実現につながるような学習指導を試み, 適切な食生活の在り方を学び, 身に付けることで食生活の自立を目指すことをねらいとし, 本主題を設定した Ⅱ 研究のねらい 食に関する指導において読解力を育成する学習の流れを意識した指導計画を作成し, 資料を基に深く考えたり, 食生活に関する自分の意見を書いたりする機会を充実させる学習活動を取り入れることにより, 自分の食生活とじっくり向き合い, 見詰め, 課題をもって健康を考えた食生活を進んで工夫できるようにすることを目指す Ⅲ 研究の基本的な考え方 1 中学校と高等学校の家庭科のかかわり 現行学習指導要領における家庭科の目標を小 中 高等学校別に, 共通する内容で示すと補助資料 1のようになり 学習方法や観点の 知識 理解 技能 技術 関心 能力 態度 などで目標を分析することができる 中学校の目標は 実践的 体験的な活動を通して, 生活の自立に必要な衣食住に関する基礎的な知識と技術を習得するとともに, 家庭の機能について理解を深め, 課題をもって生活をよりよくする能力と態度を育てる としている 小 中 高等学校を通して, 生活を工夫し創造する能力 と 実践的な態度を育てる ことがあげられ, 表現はやや異なるものの育てたい能力 - 2 -

3 態度は同じである また, 知識 技術( 技能 ) としては 生活に必要な基礎的な知識 技術( 技能 ) とされている 家庭 家族 については, 小 中 高等学校すべてで取り上げているが, 取り扱いはそれぞれ異なり, 高等学校では社会とのかかわりが明示されており, 男女が協力して家庭や地域の生活を創造する能力と実践的な態度を育てる と, 男女の協力が初めて目標に掲げられている 本研究においては, 中学校と高等学校の学習内容のかかわりに配慮し, 発達段階に応じた題材の指導計画を作成し, 補助資料 2に示すように中学校における自立のための学習から高等学校における家族や自分の現在と将来のための学習へのつながりを考えた 今回の授業は中学校技術 家庭科 ( 家庭分野 ) 必修 食生活を自分の手で における指導計画の中での最終段階授業とし, 学習指導要領 A(1) (2) のまとめとして家族を視野に入れた自立を目指す学習題材の設定となる この内容は高等学校での家庭科 家庭基礎 第 2 部 くらしをつくる 第 1 章 くらしの中の食 の 食生活について考えよう につながり, 家族や自分の現在と将来のための学習として位置づけられ実践されている 2 学習プロセスにおける 読解力 と技術 家庭科との関連 本教科では, 生徒が自分の生活に結び付けて学習できるよう, 問題解決的な学習を重視している この問題解決的な学習のプロセスはPISA 型 読解力 の読解のプロセスに似通っているため, 補助資料 3に示す読解のプロセスの四つの視点を生かし, 問題解決的な学習の質を高めることが読解力向上にもつながると考えることができる そこで, 本研究では生徒にとって興味関心が高いテキストを効果的に活用し, 読解のプロセスの四つの視点を学習過程に位置付けた指導を行う 3 三つの重点目標 ( 読解力向上プログラム ) と家庭分野の学習との関連 家庭分野におけるテキストとはPISA 型 読解力 でいうところの 連続型 非連続型 の書かれたテキストと, さらに 衣食住や家族の生活に関する事象のもの, かかわり もテキストの対象に加え, 広くとらえたい つまり, 教科書や資料集, 生徒が集めた食事内容などの身近な生活に関するデータ, 実験データなどの他に, 教師の意図的な提示作品や生徒が目的をもって製作したもの, 例えば, 調理や製作などを通して形となった調理品や製作品などもテキストとして考える また, 本研究は補助資料 4に示す読解力向上プログラムにある 三つ重点目標とそれに基づく七つの能力の育成 を基に指導を工夫する 神奈川県立総合教育センター 神奈川県版 : 読解力 向上のためのガイドブック では 読解力のプロセス を踏まえた学習の積み重ねが, 実生活での実践につながっていくと考え, 家庭科ではぐくむ 読解力 の具体例をあげている これらを参考に初等中等教育局教育課程教科調査官, 岡陽子氏が示す 技術 家庭 ( 家庭分野 ) ではぐくむ読解力例 と合わせ, 補助資料 5とし, 本研究にかかわるる部分を示す また, 今回の授業にかかわる 食生活を自分の手で の題材において 読解力 の育成を目指す項目を示した指導計画を作成し, 補助資料 6とする Ⅳ 研究の方法と内容 1 研究の方法 (1) 授業研究 ア 授業の対象 山梨県内公立中学校 2 学年 イ 実施期間 10 月下旬 ~11 月下旬 - 3 -

4 ウ題材及び配当時数 これからの食生活 計 3 時間 (2) 結果の処理の方法事前事後アンケート, ワークシート, 授業観察 2 研究の内容 (1) 家庭分野 A 生活の自立と衣食住 (2 ) これからの食生活 の題材におけるPISA 型 読解力 に視点を置いた指導計画, 評価規準, 指導モデルの作成 (2) 指導モデルの授業実践 (3) 授業実践のまとめ 3 指導事例 (1) 題材これからの食生活 (2) 題材について最近の食生活は生活様式の多様化に伴い, 加工, 半加工食品やファーストフード, コンビニ食を利用する機会も増えてきた また, 現代の子どもたちの栄養摂取の偏りは, 食習慣の乱れとともに子どもたちの心身の成長にも影響を及ぼすことが懸念されている そこで自分の食生活に関心をもち, 成長期である中学生にとっては, 日常の食事のとり方が毎日の生活 成長, ひいては成人になってからの健康にもつながっていくという自覚をもち, これまでの学習をふまえ, 中学生に不足しがちな栄養素について改めて認識させたい さらに毎日の自分たちの食生活の現状に目を向け, 今起きている様々な問題を自分の行為と関連付けながら明らかにしていき, 地球規模で考えた将来を見据えた食生活 消費行動をしていこうとする意欲をもたせたい そこで, 食にかかわる学習のまとめとして, これまでの学習の振り返りや復習をしながら, 食生活の自立を目指して, 努力し続けていこうとする意欲をもたせたいと考え, 本題材を設定した (3) 生徒の実態事前調査結果 ( 補助資料 8) によると昨今話題になっている図 1 朝ごはんを毎日食べていますか 朝ごはん を 毎日食べている 生徒はクラスの62.9% であ り, 食べる日が多い の生徒と合わせると約 8 割が朝ごはんを食べて, 登校している しかし, その朝ごはんの内容をみると ごはん みそ汁 パンのみ の生徒も多くバランスよく摂取しているとはいえない また, 朝起きる時の様子や1 校時の授業の様子においても気持ちよく起き, スッキリした状態で授業に臨んでいる生徒の割合はどちらについても半数までいかず, 生活習慣を含めて健康的な食生活を送っているとは言い難い さらに, 給食の内容に関しては栄養バランスなどは考えられているが, 甲府市の給食が抱える諸問題からか嫌いなものがでたときには 食べずに残す 生徒が半数近く, いつも給食を残す 生徒は半数を超えている現状である 食べない日の方が多い 11.2% 食べる日の方が多い 17.1% 食べない 8.8% 毎日食べる 62.9% 図 2 朝 気持ちよく起きることができますか いつもつらい 34.3% いつも気持ちよく 5.7% ときどきつらい 60.0% - 4 -

5 このような食生活の現状の中, この実態をしっかり把握し, 図 3 1 校時の授業の様子はどんなですか そこから見える色々な問題を考え, 自分の食生活をじっくり見体がだるいその他 11.1% 2.8% スッキリしているつめてみることが大切だと考える 30.5% (4) 題材の目標 頭がボーッとしている 13.9% 自分の食生活に関心をもち, 食事の内容を見直すことがで きる ねむい 41.7% 食糧事情 安全性の現状や食生活と環境のかかわりが理解 でき, 自分なりの食生活の在り方 を考え, 工夫することができる 自分の食生活を振り返り今後に生かしていく具体的な改善点がわかる (5) 題材の評価規準 ア 内容のまとまりごとの評価規準 ( 国立教育政策研究所 評価規準の作成, 評価方法の工夫改善のための参考資料より ) 生活や技術への生活を工夫し創造生活の技能生活や技術についての 関心 意欲 態度する能力知識 理解 A(1) 中学生の栄養と食事につ中学生の栄養と食事につ中学生に必要な栄養を満中学生の栄養と食事に関 中学生の栄いて関心をもち, 食生活いて課題を見付け, そのたす食事の取り方に関すする基礎的な知識を身に 養と食事 をよりよくするために, 解決を目指して工夫してる基礎的な技術を身に付付けている 学んだことを活用しよういる けている としている A(2) 食品の選択と簡単な日常食品の選択と簡単な日常食品を適切に選択し, 安食品の選択と簡単な日常 食品の選択食の調理について, 関心食の調理について課題を全と衛生に留意して簡単食の調理に関する基礎的 と日常食のをもって学習活動に取り見つけ, その解決を目指な日常食の調理ができな知識を身に付けている 調理の基礎組み, 食生活をよりよくして工夫している る しようとしている B(4) 家庭生活と消費について, 家庭生活と消費について物資 サービスの適切な家庭生活と消費に関する 家庭生活と関心をもって学習活動に課題を見付け, その解決選択, 購入及び活用がで基礎的な知識を身に付け 消費取り組み, 消費生活をよを目指して工夫していきる ている りよくしようとしている る イ 題材の評価規準の具体例 関心 意欲 態度 創意 工夫 技能 知識 理解 1 自分の食生活に関心を 1 食生活を改善する必要性 1 自分の食事を点検する 1 図表から食生活の問題点に 示している がわかる ことができる なっている内容を読みとる 2 今の食生活の問題点, 2 食事点検などから食事の ことができる 改善点を今後の自分の 取り方などについて, 自 2 様々な食生活の現状と問題 食生活に生かそうとし 分なりに考えている を理解することができる ている ウ各時間における評価の計画については補助資料 7に示す (6) 指導計画 時間ねらい学習活動読解のフ ロセステキスト 1 自分の食生活に関 食生活にかかわる実態調査から問題点を情報の取り出し実態調査結果 - 5 -

6 心をもち, 改善す考え, 発表し合う 2 る必要性がわかる 自分にあった食事の量を考える 塩山式手ばかり 身長, 足, 手の大きさの関係解釈ポスター 食器の大きさ 熟考 一回に食べる食事の量の目安 自分の食事のバランスをチェックする 塩山式手ばかり チェック表 3 食糧事情 安全性 日本の食糧事情 食品の安全 食生活と情報の取り出し教科書 の現状や食生活と環境とのかかわりについて考え, 自分の解釈ワークシート 環境のかかわりが考えを発表する 表現 理解でき, 自分な りの食生活の在り 一つのテーマにつき意見交換をする ( 例 ) ペットボトルのお茶について 方を考えることが できる 今後の自分の食生 自分の食生活の改善策を具体的に考える 熟考 評価ワークシート 活に生かしていく 食生活改善という目的をもって次時の お表現 具体的な改善点が にぎり弁当づくり について計画を立て わかる る (7) PISA 型 読解力 との関連 必要な情報を取り出し, 自分で考え自分の言葉で表現する という流れを取り入れた学習活動が実生活で生きて働く 確かな学力 の育成とともにPISA 型 読解力 のねらいとなるようとらえる 多様な情報の中から現在の食生活状況の課題を見い出し, 自分なりに解釈し, その背景にある状況や原因を見詰め, 解決に向けての提案を自分の表現力で発信するこの活動はやがて家族や社会の一員として参加するために重要であると考えた (8) 本時の学習 ア 題材 これからの食生活 イ 対象学年 教科 第 2 学年 技術 家庭科 ( 家庭分野 ) ウ-1 小題材 自分の食生活を改善しよう (1 2/3) a ねらい 自分の食生活に関心をもち, 食生活を改善する必要性がわかる b PISA 型 読解力 との関連において育成を目指す能力 アテキストを理解 評価しながら読む力を高める ( ア ) 目的に応じて理解し, 解釈する能力の育成 c 展開 段階指導内容学習活動評価の観点読解のフ ロセス 導入本日の目標確認 本日の目標を確認し, 各自の課題をもつ 食生活の問題点 食生活のかかわる実態調査から食生活の 知識 理解 1 情報の取り出し 問題点を考え, 発表し合う 解釈 - 6 -

7 一次 展 身長と足の大きさ 手の大きさの関係を 熟考 評価 知る 食事の量について 塩山式手ばかりに基づく一回に食べる食 開 事の量のめやすについて知る 適切な食器の大きさについて知る まと 次時は, 自分がとっている食事について め さらにじっくり見つめていくことを知る 二 導入本日の目標確認 本日の目標を確認し, 各自の課題をもつ 自分の食生活の点検 塩山式手ばかりによる食事バランスのチ 技能 1 情報の取り出し 展ェック表を用いて, 自分の食生活のバラ 関心 意欲 ンスについて計算等をする 態度 1 解釈 次 開 食生活の課題の把握 自分の食生活の実態から課題点をまとめ 創意 工夫 1 熟考 評価 る 表現 まと次時の予告 次時は自分の食生活の改善策を具体的に め まとめていくことを知る ウ-2 小題材よりよい食生活を目指して~ 食生活の現状と自分の食生活 ~(3/3) a ねらい食糧事情 安全性の現状や食生活と環境のかかわりが理解でき, 自分なりの食生活の在り方を考えることができる 今後の自分の食生活にいかしていく具体的な改善点がわかる b PISA 型 読解力 との関連において育成を目指す能力 ウ 様々な文章や資料を読む機会や, 自分の意見を述べたり書いたりする機会を充実すること ( イ ) 自分の感じたことや考えたことを簡潔に表現する能力の育成 c 展開 段階指導内容学習活動評価の観点読解のフ ロセス 導本日の目標確認 本日の目標を確認し, 各自の課題をもつ 入 世界がもし 100 人の村だったら 様々な食生活の現状と 問題 様々な食生活の在り方について資料をも とに自分の意見をまとめる 食糧問題を考える 知識 理解 2 情報の取り出し 展 天ぷらそばの材料から考える 解釈 三 次 開 食生活と環境のかかわり 容器だけの値段一つのテーマ ( 麦茶 ) に関して自分の意見を発表し, 他者の意見を聞き, 多様な考え方があることを知る 解釈 表現 自分の食生活の振り返り 様々な食生活の現状と問題点から自分の 創意 工夫 2 表現 食生活でいかせる具体的な行動を考える - 7 -

8 自分の食生活の改善点 これまでの学習を振り返り, 自分の食生 創意 工夫 2 表現 活に生かせることや改善していくことを 関心 意欲 具体的に考え, まとめる 態度 2 ままとめ これまでの学習を振り返る と め これまでの学習を最後の題材 おにぎり 弁当づくり の実践にいかしていけるよ うにする Ⅴ 研究の結果と考察 1 授業実践からの考察 読解力の向上が本教科のねらいの一層の実現につながるよう, 資料をもとに深く考える学習活動や自分の意見や考えを書いたりする機会を充実させる学習活動を試みた 1,2 時間目は自分の食生活の課題点をまとめるために実態調査結果のクラスデータ資料や塩山式手ばかり表による食事の量についての振り返りを行った 実態調査では起床時間や就寝時間をはじめ朝食の摂取, 給食など食生活全般にわたって集計結果を棒グラフでまとめ, その考察の時間を取り入れた 生徒のまとめ方をみると例えば 朝ごはんを毎日食べていますか という質問に対し, 数値的に集計結果を読みとることはできるものの就寝時間との関係や朝食の食事内容との関係など かかわり を意識したまとめ方は教師が助言を促すことが必要とされた また, よく食べる朝食メニューの実態調査結果からいくつかのメニューの栄養バランスをレーダーチャートの図 ( 補助資料 9) により考察した 単品のメニューや偏ったメニューの栄養バランスは明らかに形が崩れていることを確認することができた しかし, この資料にするために使用した栄養計算ソフトを利用し, 自分の食生活を生徒が個人個人で調べることができたら, さらに自分のこととしてこの学習をとらえることができるだろうと考える そして,2 時間の授業の中で食事の内容に関し, たくさんの資料をもとに次のような食生活の改善点をあげることができた この学習から考えた具体的な食生活改善点 食事の内容 野菜や果物を多く食べる 菓子を食べる量を減らす 嫌いなものでも, 食わず嫌いかもしれないから, 気を付けて食べてみる でてきた食べ物はできるだけ食べるようにする 残飯を少なくする 早食いをしないようにする 揚げ物ばかりを好んで食べない ジュースなどを控えるようにする 乳製品などを適度にとるようにする また, この授業では食事の内容だけでなく, 適切な食生活の在り方を考えるという視点から食糧問題や安全性 表示, 環境とのかかわりからも自分の食生活を振り返ることができるような資料を準備した 食糧問題では身近な 和食 のイメージ 天ぷらそば から材料の原産国を知り, 日本の食糧自給率について考えることができた しかし, この内容はすぐに自分の食生活に生かしていくという点からは難しい資料である また, 容器の値段表などの見やすい資料を準備することや実物を提示し ペットボトル麦茶 と ティーパック麦茶 の比較から環境に迫る学習を展開した結果, 次の色々 - 8 -

9 な視点から考えた食生活の改善点の中にもあるように生徒自身も身近な行動を例に出し, 自分の食生活を振り返ることができたようである この学習から考えた具体的な食生活改善点 食生活を色々な視点から 環境とのかかわりから トレイやカップなどはリサイクルに出す リサイクルを積極的にする ごみの日にきちんと分別して出すようにする 色々な容器にもお金がかかっているので, 詰め替えを心がける ごみは最低限に減らす マイバックでかいものをする 環境を考えた買い物をしたい 食品の表示 安全性 自分でるものはつくる 添加物の少ないものをなるべく食べるようにする 安全かどうか表示を見る コンビニで買ったりする調理済み食品をあまり食べない 食糧問題 食べ物を無駄にしない 今までに述べてきた授業資料については身近な集計結果やわかりやすい表の提示などを意識したものであるが, 今回使用した塩山式手ばかりチェック表については自分が摂取している食品の量を食品群に分類しながら集計するものであり, 生徒にとってはもっとも印象的な実践的なテキストとなった 授業後のアンケートにおいても今回の学習の中で, もっともわかりやすく役に立った資料について半数近くの生徒がこの 塩山式手ばかりチェック表 をあげている また, 塩山式手ばかりによる食事バランスのチェック表で自分が食べている食事バランスの問題点がわかりましたか の質問に対し 97.1% の生徒が わかった と答えた 生徒の感想の中にも 自分ではしっかりとバランスよく食事をとっているつもりでいたが, チェック表で明らかになった食品について気を付けて摂取していきたい という意見があった 一番わかりやすく役に立った資料 1 塩山式手ばかりチェック表 14 人 2 容器の値段 6 人 3 実態調査結果 5 人 4 食糧自給率 4 人 5よく食べる朝食の栄養バランス 2 人 6 自分の手と食事の量 2 人 図 4 バランスチェック表からの問題点の把握 わからなかった 2.9% わかった 97.1% - 9 -

10 2 生徒の意識の変容から 図 5 栄養バランスのよい食事を授業をはじめるにあたってもう一度自分の食生活につとっていますか ( 朝食 ) いて簡単な質問をした これまでの食生活では栄養バラはい 37.5% ンスのよい食事をとってますか という質問に対し, はい と答えた生徒は夕食 84.4%, 昼食 56.2%, 朝食 37. 5% だった やはり事前に行なった実態調査の結果からもいいえ 62.5% わかるように忙しい時間の中で簡単に摂取できるものや単品で朝食を済ましてくる生徒が多い また, 自分が食図 6 自分が食べている食事に足りない栄養素をべている食事に足りない栄養素をすぐに言えますか とすぐに言えますかはい 31.2 いう質問に対し, 言える と答えた生徒は31.2% であ % り, 栄養素や食品群の学習で学んだことを意識し, 自分の食生活を考えているとは言えない実態である 以上のような簡単な質問により自分の食生活に目を向けたとこいいえ 68.8% ろで, 資料をもとに深く考える学習活動を取り入れ, 授業をスタートさせた 授業後のアンケートの結果からわかるように学習に使用図 7 資料を生かすことができたかする資料やデータは実生活の中での具体的な行動の事柄でできなかった 14.7% あり, その数値がはっきりしたものであればあるほど, 身近に感じ, わかりやすく活用しやすいようである 資料をもとに深く考えたり, 自分の意見を書く機会を取り入れた今回の授業を通し, 生徒は食生活のことについて考えたことを自分のこととしてとらえ, 授業終了時には食生活の改できた 85.3% 善点の部分に色々な視点からたくさんの改善点を書くこと図 8 食生活の改善点を具体的にができた また, 授業前後で生徒自身が自分の変化をみ書くことができたか られるように準備した1 枚のワークシートをみると食生いいえ 15.6% 活に対する意識の深みがみられた 授業後のアンケート集計においても85. 3% の生徒が 授業の資料や今までの学習を生かし, 今後の食生活につい 図 9 食にかかわる学習を自分の生活に生かしていこうと思いますか いいえ 3.1% はい 96.9% はい 84.4% て考えることができた と答え, 食生活の改善点を具体的に書くことができましたか という質問には84.4% の生徒が できた と答えた さらに, 食にかかわる学習を自分の生活に生かしていこうと思いますか の質問に対しては96.9% の生徒が 生かしていこうと思う と答えた 3 時間の授業を振り返り, 今回のような資料やデータをもとに考える授業について生徒は次のような食生活に対する意識の変容とみられる感想を書くことができた

11 データをもとに自分の食生活がどういうものかがわかった ごはん茶わんなどの実物で示してくれたのはイメージがとりやすく, わかりやすかった 自分の食べているものの栄養や輸入された場所などがわかってよかった 今まで深く考えなかった食事バランスをしっかり考えることができた 自分の栄養バランスがだめだということがわかりました 一番楽しく, よい資料になったのは 塩山式手ばかり だった 学習したことを自分の食生活で生かすようにしたいと思った 今までの生活の改善点をいくつか見付けることができた 資料をもとに考えて書いてまとめたことが自分のためにもなり, 楽しかった 自分が何が苦手なのか など自分があまり気にかけていないことを真剣に取り組んでみて, 意外とおもしろかった データをもとに何が足りなくて何をとりすぎているのかがよくわかった 食糧自給率や容器の値段のことを知って驚いたり, 生活を改善するいい機会になった 今までは食生活についてあまり気を付けていなかったが, 授業をしてから気を付けるようになった ( 特に栄養バランス ) 資料をたくさん使ったのでわかりやすかった 自分の食生活を資料やデータでみるとどんな生活をしているかがよくわかった データや資料も色つきで見やすかった 自分ではしっかりとバランスよく食事をとれていると思っていたが, チェック表で明らかになった食品を気を付けて摂取し ていきたい 自分の食生活がどれほど悪いのか今までわからなかったから, 今回の授業で考え直すことができてよかった 食糧事情や環境へ与える影響について深く考えさせられた さらに, 研究授業後に調理実習 おにぎり弁当づくり が行われた この実習はこれまで学習してきた内容をもとに, 栄養バランスを考えた健康的な食生活を自分の手で整えようとする意欲を高めたり, おにぎりを握ることで便利さや忙しさの中で薄れがちな家族の絆を見直す機会になることをねらいとしている そして, 栄養と健康, 食材や献立等の学習を踏まえ, その知識や今までの体験を応用して調理することにより実践力が身に付くと考えている この実習の計画 準備において生徒のワークシートの お弁当づくりに当たってよく考えたこと の記述の中には栄養バランスを考えた献立や生ゴミがないように考えた献立があり, 食品購入の際は予算の中でぴったりと買えるように気を付けたことなどの記述があり, これまでの学習の知識や体験が生かされていたように考えられる Ⅵ 研究のまとめと今後の課題 今回の研究はこれからの食生活の学習において読解力を育成する学習の流れを意識した指導計画を作成し, 資料をもとに深く考えたり, 食生活に関する自分の意見を書いたりする機会を充実させる学習を取り入れることにより, 自分の食生活とじっくり向き合い, 見詰め, 課題をもって健康を考えた食生活を進んで工夫できるようにすることを目指した 3 時間の授業は自らの食生活の実態からわかることをじっくり考え, さらに食生活を色々な視点から見詰め, 改善点を明らかにすることで実生活

12 への準備をするという内容構成とした 生徒は実態調査結果よりよく食べる朝食メニューの栄養バランスをレーダーチャートにより見直すことや塩山式手ばかりによる栄養バランスチェック表を用いて自分の食事のバランスをみることにより, 身近な課題としてこれまでの食生活を見直し, 今後の食生活について考えることができた しかし, 今回は生徒一人一人が自分の食生活と向き合い, 考える授業が中心であったため, 授業時の生徒の行動観察やワークシートから授業前後の生徒の意識の変容はみられたものの, 自分の意見を発信する機会は少なく, 読解のプロセスの四つの視点の中の 表現 についての位置付けを明確にする必要があると考えられる 授業の最終段階で生徒が自らの言葉で考えた今後の食生活のテーマの中には 脱 食わず嫌い! や 食生活地球に優しく! 身体に優しく! と書いた生徒もあり, 今回の授業の内容から学んだことを生活に生かしていきたいという意欲が感じられた これらの生徒の学びの成果を生活に生かすためにも授業終了後に生徒のワークシートの記述をまとめ 家庭科通信 を発行した ( 補助資料 12) 本教科は家庭生活と密接にかかわりのある教科であり, 家庭生活で実践する力を付けることが重要である そこで, 学習した知識 技術などを生徒自らの生活でいかすことのできる場面を意図的に設定することにより実践的 体験的な学習活動を家庭での実践と関連付けて指導計画を作成することも一つの手立てとして考えられる しかし, 学校の決められた時間で対応できる事柄には限界があるため, 学習した知識, 技能を自分の生活とつなげ, 個々に発展させるために, 学校で身に付けた知識, 技能をそれぞれの価値観に基づき, それぞれのライフスタイルの中でどのように思考して活用するのかという思考の仕方を身に付けておくことが必要とされる さらに, 今回の題材に関していうならば, 昨今は多様な食事スタイルが可能となり, 一方で食品購入や調理の経験など家庭で食事の準備に携わることのほとんどない子どもたちの現状を考え, まず, 目の前の食事の栄養バランスを判断できる, あるいは栄養バランスのとれた食事を選択できる能力の育成を行う必要性があるとも考えられるため, このような教科の特徴や題材のねらいとするところを明確にしていく必要がある そして, 今回の研究のねらいでもある読解力を育成する流れを意識した学習に関しては今回の授業や特定の教科だけではぐくまれるものではなく, すべての教科や活動の中で計画的に教師一人一人が意識した授業を展開する中ではぐくまれていくので, 今後も通常の授業の改善という視点に立ち, 読解力向上に役立つ学習活動のできる授業場面を設定する発想をもち教材を選定し, 計画的, 継続的に授業実践に取り組んでいくことが大切であると考える 参考文献 中学校学習指導要領解説 技術 家庭科 研究協力員 平成 16 年 5 月一部補訂 文部科学省 日野原美智枝 甲府市立南中学校教諭 技術 家庭学習指導書( 家庭分野 ) 石原 幸子 甲府市立南中学校教諭 開隆堂 赤岡 玲子 山梨大学教育人間科学部 読解力向上に関する指導資料 附属中学校教諭 平成 17 年 12 月 文部科学省 授業研究 明治図書 神奈川版 読解力向上のためのガイドブ ック 神奈川県立総合教育センター 中等教育資料 H19 年 月号

13 中等教育資料 H18 年 月号文部科学省 読解力 とは何かPartⅡ 横浜国立大学附属横浜中学校編三省堂 家庭科教育法中 高等学校の授業づくり中間美砂子編著建ぱく社 観点別学習状況の新評価基準表図書文化 研究協力校平成 19 年度山梨県総合教育センター甲府市立南中学校校長辻茂山梨大学教育人間科学部執筆者研修主事清田礼子附属中学校校長常秋美作

上に食に関する指導の充実が求められている 食環境の乱れが社会的課題とっている今日 中学生が食生活の自立を目指した学習をすることは大切なことであるので 本時は 自分や家族の食生活の中で見付けた問題点の改善に自主的に取り組むことができるように 指導を進めることにした 指導に当たっては これまでの学習を踏

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