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としなりてらわ
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1 明細書の無料発行義務化について 1

2 1. 明細書の原則無料発行義務化の経緯明細書の発行については患者の視点の重視の観点から患者への医療費の内容の情報提供を進めるために領収証の発行と併せて医療機関等への義務化を進めてきたの義務化を進めてきた平成 20 年度改定レセプト電子請求の義務付け対象となっている医療機関について患者の申し出があった場合の明細書発行を義務付け ( 実費徴収可 ) 平成 22 年度改定レセプト電子請求の義務付け対象となっている医療機関薬局について正当な理由の無い限り原則として明細書の無料発行を義務付け正当な理由 1 明細書発行機能が付与されていないレセコンを使用している場合 2 自動入金機の改修が必要な場合正当な理由に該当する旨明細書発行の手続き費用徴収の有無その金額などを院内掲示する電子請求が義務付けられていない場合は明細書発行の有無手続き費用徴収の有無その金額など明細書発行に関する状況を院内掲示する新明細書発行体制等加算 1 点電子請求を行っており明細書を無料発行している診療所に対する再診料の加算届出施設 59,661 施設 ( 平成 22 年 7 月 1 日現在保険局医療課調べ ) 2

3 平成 22 年度診療報酬改定について答申附帯意見 ( 抄 ) 15 明細書発行の実施状況等を検証するとともにその結果も踏まえながら患者への情報提供の在り方について検討を行うこと ( 参考 ) 保険医療機関及び保険医療養担当規則 ( 昭和 32 年厚生省令第 15 号 )( 抄 ) ( 領収証等の交付 ) 第五条の二保険医療機関は前条の規定により患者から費用の支払を受けるときは正当な理由がない限り個別の費用ごとに区分して記載した領収証を無償で交付しなければならない 2 厚生労働大臣の定める保険医療機関は前項に規定する領収証を交付するときは正当な理由がない限り当該費用の計算の基礎となつた項目ごとに記載した明細書を交付しなければならないただし領収証を交付するに当たり明細書を常に交付することが困難であることについて正当な理由がある場合は患者から求められたときに交付することで足りるものとする 3 前項に規定する明細書の交付は正当な理由がある場合を除き無償で行わなければならない及び保険薬剤師療養担当規則 ( 昭和 32 年厚生省令第 16 号 )( 抄 ) ( 領収証の交付 ) 第四条の二は前条の規定により患者から費用の支払を受けるときは正当な理由がない限り個別の費用ごとに区分して記載した領収証を無償で交付しなければならない 2 厚生労働大臣の定めるは前項に規定する領収証を交付するときは正当な理由がない限り当該費用の計算の基礎となつた項目ごとに記載した明細書を交付しなければならないただし領収証を交付するに当たり明細書を常に交付することが困難であることについて正当な理由がある場合は患者から求められたときに交付することで足りるものとする 3 前項に規定する明細書の交付は正当な理由がある場合を除き無償で行わなければならない下線部分が平成 22 年 4 月改正部分 3

4 2. 無料発行義務化のスケジュール平成 22 年 4 月よりレセプト電子請求が義務付けられた保険医療機関及びについて明細書の原則無料発行が義務付けられた医科歯科薬局病院診療所レセプト電子請求の義務付け対象平成 20 年 4 月 ~ 400 床以上でレセプト電子請求を行っているもの ( 注 1) 平成 21 年 4 月 ( 注 2)~ 400 床未満でレセプト電子請求を行っているもの ( 注 1) 平成 22 年 7 月 ~ レセプトコンピュータを使用しているもの平成 22 年 7 月 ~ レセプトコンピュータを使用しているもの平成 23 年 4 月 ~ レセプトコンピュータを使用しているもの平成 21 年 4 月 ( 注 2)~ レセプトコンピュータを使用しているものレセプト電子請求の義務付け例外規定手書き高齢者リース期間切れ等レセプトコンピュータを使用していない場合紙で請求可 ( 電子媒体又はオンラインによる請求に移行するよう努めるものとする ) 常勤の医師歯科医師薬剤師がすべて 65 歳以上の診療所薬局 ( レセプト電子請求が可能な場合を除く ) 紙で請求可レセプトコンピュータのリース期間又は減価償却期間の終了まで ( 最大平成 26 年度末 ) 紙で請求可年間請求件数が1200 件以下の薬局のレセプトコンピュータのリース期間又は減価償却期間の終了まで ( 最大平成 22 年度末 ) 紙で請求可原則明細書無料発行義務付け正当な理由 ( ) に該当する場合明細書の発行義務付けなし希望する患者にのみ明細書発行義務付け ( 費用徴収可 ) ただし明細書発行に関する状況 ( 明細書発行の有無明細書発行の手続き費正当な理由用徴収の有無費用徴収を行う場合の金額を含む ) を院内又は薬局内に掲示するこ 1 明細書発行機能が付与されていないレセプトコンピュとータを使用している保険医療機関又はであること ( 注 1) レセプトコンピュータにレセプト文字データ変換ソフトの適用が可能である場合を含む 2 自動入金機を使用しており自動入金機で明細書発 ( 注 2) 平成 21 年 4 月時にオンライン請求を行えなかった病院薬局は平成 21 年 12 月診療分からこの他レセプト電子請求については個別事情 ( 回線障害業者の対応遅れ改築工事中概ね1 年行を行おうとした場合には自動入金機の改修が必以内に廃院予定その他特に困難な事由 ) による猶予規定あり要な保険医療機関又はであること正当な理由に該当する旨及び希望する患者には明細書を発行する旨 ( 明細書発行の手続き費用徴収の有無費用徴収を行う場合の金額を含む ) を院内掲示等で明示すること訪問看護 : 電子請求の義務付け予定なし明細書については患者から求めがあった時は発行に努めること柔道整復 : 電子請求の義務付け予定なし明細書については患者から発行を求められた場合には交付することとされた 4

5 ( 参考 ) 普及率については社会保険診療報酬支払基金調べ 5

6 3. 正当な理由の届出に関する現状 (1) 明細書発行について正当な理由に該当する旨の届出数正当な理由を届け出ている医療機関等は患者から求めがあった場合に明細書を発行する取扱いとなっている電子レセプト請求を行って療機等数正当な理由届出医療機関等数 (B) 区分いる医療機関等数 (A) ( 電子請求を行っているものうち届出医療機関等の割合 :B/A) 明細書発行機能が付与されていないレセコンを使用正当な理由の内容自動入金機の改修が必要費用徴収の届出をしている医療機関等数 (C) ( 正当な理由を届け出ている医療機関等のうち費用徴収の届出をしているものの割合 :C/B) 病院 8, (8.9%) (19.6%) 診療所 70,407 1,325 (1.9%) 1, (32.9%) 歯科 23,387 1,049 (45%) (4.5%) 1, (39.5%) 薬局 49, (02%) (0.2%) (20.9%) 合計 152,211 3,250 (2.1%) 2, ,023 (31.5%) 注 ) 電子レセプト請求を行っている医療機関等数については平成 23 年 7 月診療分正当な理由届出医療機関数については平成 23 年 9 月 20 日時点の厚生局への届出すべてを医療課において集計正当な理由の内容については両方を届け出ている医療機関等があるため届出医療機関数と一致しないことがある 6

7 (2) 正当な理由を届出している医療機関等の費用徴収の金額 ( 単位 : 医療機関等数 ) 病院診療所歯科薬局 20 0 ( 単位 : 円 ) ( 単位 : 円 ) 最大値最小値中央値平均値標準偏差合計 (n=1,029) 5, 病院 (n=155) 3, 診療所 (n=436) 5, 歯科 (n=414) 5, 薬局 (n=24) 1, 費用徴収の金額については平成 23 年 9 月 20 日時点の厚生局への届出すべてを医療課において集計 7

8 4. 明細書発行原則義務化後の実施状況調査の主な結果 ( 改定の結果検証調査 ) (1) 施設調査 ( 平成 22 年 11 月末現在の状況調査 ) 明細書発行の状況 ( 施設調査 ) 病院 21 年度 22 年度 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 2.2% 49.2% 75.9% 25.8% 22.1% 2.7% 2.0% 0.0% 21 年度 22 年度 6.9% 22.2% 63.5% 7.4% 60.7% 23.6% 14.7% 1.0% 21 年度 12.9% 17.8% 62.7% 6.6% 22 年度 13.5% 18.9% 67.5% 0.2% 21 年度 22 年度 6.3% 18.9% 74.7% 68.4% 29.4% 2.3% 21 年度 22 年度 26.1% 5.8% 65.2% 2.9% 42.0% 13.6% 44.4% 0.0% 全ての患者に発行している一部の患者のみに発行している明細書を発行していない無回答 8

9 無料発行義務化に対応していない理由 ( 施設調査 ) 1. 病院発行機能がないレセフトコンヒュータのため自動入金機の改修が必要なためオンライン請求電子媒体請求が猶予されているためその他無回答 0.6% 10.8% 24.8% 25.5% 41.4% その他の具体的な内容として患者の要望がないためが多く挙げられたな歳以上で免除されているため 24.4% オンライン請求電子媒体請求が猶予されているため 7.4% 発行機能がないレセフトコンヒュータのため 49% 4.9% 自動入金機の改修が必要なためレセフトコンヒュータを使用していないため 1.1% 9.5% その他 20.1% 無回答 40.6% その他の具体的な内容として患者の要望がないため患者の要望がないため患者から不要と言われた場合には明細書を発行しないため等の回答が多く挙げられた 9

10 3. 65 歳以上で免除されているため 8.3% オンライン請求電子媒体請求が猶予されているため 39.3% 発行機能がないレセフトコンヒュータのため 17.8% 自動入金機の改修が必要なためレセフトコンヒュータを使用していないため 0.4% 7.9% 原則義務化の時期がきていないため 50.5% 5% その他無回答 9.3% 6.9% その他の具体的な内容として患者の要望がないためが多く挙げられた 4. 明細書の無料発行が義務化されていないため発行機能がないレセフトコンヒュータのためレセフトコンヒュータを使用していないため領収証で訪問看護の内容が十分分かるためその他無回答 41.6% 10.1% 6.7% 60.4% 26.2% 2.7% その他の具体的な内容として患者の要望がないため領収証請求書で訪問看護療養費内容がわかるため自己負担のない患者には発行しないため等の回答が挙げられた 10

11 明細書発行に係る費用徴収の有無 ( 施設調査 ) 病院 (n=639) (n=597) (n=190) (n=519) (n=143) 0% 1.6% 20% 40% 60% 80% 100% 6.8% 費用徴収額 2.8% 98.0% 97.2% 93.2% 100.0% 0.5% 0.0% 0.0% 100.0% 0% 00% 0.0% 徴収している徴収していない無回答件数 ( 件 ) 平均値標準偏差中央値病院 , % ( 円 ) ( 参考 ) 平成 21 年度調査合計 n=404 病院 n=229 n=55 n=74 n=24 n= 件ごとに定額徴収ページ数ごとに定額徴収その他徴収していない ( 参考 ) 平成 21 年度調査無回答最大値最小値中央値平均値標準偏差合計 (n=98) 3, 病院 (n=73) 2, (n=13) 3, (n=10) 3, ,171.9 (n=2) 1, (n=0) - 11

12 発行に関する患者の意向確認の方法 ( 施設調査 ) 全ての患者に明細書を無料発行している施設病院 (n=492) (n=418) (n=79) (n=363) (n=108) 2.2% 66.1% 2.8% 28.9% 65.3% 4.3% 28.7% 63.4% 特に意向を確認していない 1.3% 1.2% 89.9% 7.6% 86.1% 最初の希望通りに運用しているその他無回答 3.0% 31.7% 0.9% 1.9% 1.7% 11.1% 明細書の発行の度に確認している 0.0% 0.5% 00% 0.0% 1.3% 0.3% 0.0% 回答の表現は正確には下記のとおりである特に意向を確認していない : 明細書は不要との申し出がない限り特に意向を確認していない明細書の発行の度に確認している : 明細書の発行の度に発行を希望するかどうかを患者に確認している最初の希望通りに運用している : 最初に明細書を発行する際発行の希望の有無を聞きそれを記録してそれ以降の受診時の際にも最初の希望通りに運用しているその他の具体的な内容として申し出のある場合のみ発行が多く挙げられた 12

13 明細書についての患者からの意見 ( 複数回答 )( 施設調査 ) 個人情報が患者本人以外に知られること本人に伏せていた治療内容が本人に知られること会計での待ち時間が長くなったこと明細書に記載されている情報量が多すぎること明細書に記載されている情報量が少なすぎること明細書の記載内容が分かりにくいこと専門的で理解するのが難しいこと領収証と明細書のどちらかに統合してほしいことその他特に意見はない無回答 5.3% 5.2% 3.2% 6.2% 0.7% 7.7% 2.5% 1.1% 2.5% 10.6% 64% 6.4% 12.6% 2.9% 14.6% 8.5% 6.3% 12.9% 35% 3.5% 0.3% 0.0% 0.5% 0.2% 1.4% 16.9% 9.4% 8.9% 19.5% 3.5% 39.9% 27.1% 11.6% 39.3% 11.2% 17.7% 20.3% 11.6% 26.8% 2.1% 9.7% 11.2% 2.6% 18.9% 4.2% 39.4% 52.4% 65.3% 31.2% 73.4% 2.8% 1.7% 8.4% 48% 4.8% 7.0% 病院 (n=639) (n=597) (n=190) (n=519) (n=143) 医療機関に対して寄せられた患者の意見を調査したもの 13

14 明細書無料発行後における明細書を希望しない患者の割合 ( 施設調査 ) 病院 (n=626) 46.3% 16.6% 8.0% 6.4% 8.6% 11.7% 2.4% (n=580) 41.9% 13.1% 8.6% 7.8% 8.4% 17.6% 2.6% (n=177) 37.3% 5.6% 6.8% 6.2% 7.9% 24.9% 11.3% (n=519) 32.2% 17.1% 8.9% 9.6% 12.7% 17.0% 2.5% 10% 未満 10% 以上 30% 未満 30% 以上 50% 未満 50% 以上 70% 未満 70% 以上 90% 未満 90% 以上無回答 14

15 (2) 患者調査 ( 平成 22 年 11 月末現在の状況調査 ) 明細書の内容の確認状況病院 ( 入院 ) (n=661) 24.2% 53.3% 13.6% 8.5% 0.5% 病院 ( 外来 ) (n=917) 25.4% 50.9% 15.5% 7.1% 1.1% (n=684) 21.5% 53.9% 16.2% 8.2% 0.1% (n=258) 21.7% 48.8% 18.6% 10.1% 0.8% (n=547) 16.1% 1% 43.0% 22.3% 18.5% 02% 0.2% (n=210) 39.5% 48.6% 2.4% 9.0% 0.5% きちんと確認したおおまかに確認したほとんど確認しなかったまったく確認しなかった無回答 15

16 明細書の必要性 ( 明細書を受け取った人 )( 患者調査 ) 病院 ( 入院 ) (n=661) 39.2% 31.0% 18.2% 10.9% 0.8% 病院 ( 外来 ) (n=917) 28.6% 29.9% 24.3% 16.5% 0.8% (n=684) 23.4% 29.7% 28.4% 18.0% 0.6% (n=258) 27.9% 32.2% 2% 18.6% 19.8% 16% 1.6% (n=547) 14.8% 20.7% 31.3% 32.9% 0.4% (n=210) 53.3% 26.7% 11.0% 7.1% 1.9% 必要だと思うどちらかというと必要ない無回答どちらかというと必要だと思う必要ない中医協診療報酬改定結果検証部会の評価においては調剤した薬を渡す際にお薬手帳などの薬の内容がわかる書面を別途渡しておりこのため明細書を不要と考える患者が多かったのではないか 16

17 明細書受取の満足度 ( 患者調査 ) 病院 ( 入院 ) (n=661) 20.7% 63.7% 8.5% 3.8%3.3% 病院 ( 外来 ) (n=917) 17.3% 62.1% 10.1% 6.7% 3.8% (n=684) 17.0% 60.1% 14.5% 5.7% 2.8% (n=258) 20.2% 59.7% 8.5% 9.3% 2.3% (n=547) 82% 8.2% 56.5% 5% 17.2% 14.1% 1% 40% 4.0% (n=210) 32.9% 55.7% 1.9% 7.6% 1.9% 大変満足しているまあまあ満足している少し不満であるまったく不満である無回答 17

18 明細書を受け取って良かったこと ( 患者調査 ) 治療検査薬などの具体名がわかりやすくなった 1) 医療費の内訳がわかりやすかった 2) 治療検査薬について質問相談がしやすくなった 3) 医療機関等を選択する際の参考となった 4) 医療機関等への安心感信頼感が高まった 5) その他良かったことは何もない無回答 22.9% 16.9% 10.6% 8.5% 8.5% 77%.7% 20.5% 5.4% 4.3% 3.1% 5.0% 2.7% 0.0% 18.8% 15.5% 14.2% 25.2% 15.2% 28.6% 1.4% 1.0% 1.6% 1.9% 1.3% 0.5% 3.3% 3.7% 2.0% 27% 2.7% 2.2% 2.9% 11.6% 13.5% 17.4% 17.8% 31.3% 9.0% 55.4% 52.8% 53.9% 40.7% 49.5% 52.3% 52.1% 52.0% 48.8% 8% 47.3% 61.4% 病院 ( 入院 ) (n=661) 病院 ( 外来 ) (n=917) (n=684) (n=258) (n=547) (n=210) 18

19 明細書無料発行に関する今後の希望 ( 患者調査 ) 病院 ( 入院 ) (n=790) 病院 ( 外来 ) (n=1,227) (n=1,025) 42.3% 30.4% 24.2% 3.2% 19% 1.9% 28.1% 34.6% 35.5% 1.0% 21.9% 38.6% 38.5% 1.0% (n=808) (n=829) (n=424) 18.7% 10.1% 24.1% 28.1% 56.2% 61.0% 31.6% 24.1% 40.1% 0.7% 4.2% 会計の都度明細書発行を希望する時と場合により明細書発行を希望する希望しない無回答 19

20 明細書無料発行を希望しない理由 ( 患者調査 ) もらっても内容がよくわからない家族などに検査名や薬などを知られるのが嫌 1) 治療内容等個人情報であり廃棄方法が不安 4.7% 3.4% 3.5% 6.8% 2.4% 5.9% 60.7% 37.0% 37.5% 47.8% 36.8% 25.9% 19.4% 23.4% 21.3% 31.5% 25.7% 領収証の内容で十分明細書発行までに時間がかかる毎回ほぼ同じ内容であるその他無回答 5.3% 1.2% 8.4% 9.4% 12.2% 20.7% 6.8% 7.1% 66% 6.6% 4.0% 7.7% 8.2% 2.1% 0.2% 0.5% 0.9% 10% 1.0% 2.4% 19.4% 17.2% 35.1% 47.6% 52.7% 69.2% 64.6% 57.1% 41.4% 38.5% 37.9% 31.8% 病院 ( 入院 ) (n=191) 病院 ( 外来 ) (n=435) (n=395) (n=454) (n=506) (n=170) 20

21 明細書無料発行の制度の必要性 ( 患者調査 ) 病院 ( 入院 ) (n=790) 31.9% 29.7% 20.3% 13.5% 4.6% 病院 ( 外来 ) (n=1,227) 25.6% 26.1% 25.3% 20.5% 2.6% (n=1,025) 17.4% 25.1% 31.4% 22.4% 3.7% (n=808) 14.1% 19.7% 33.3% 28.1% 4.8% (n=829) 11.5% 16.6% 32.9% 36.3% 2.7% (n=424) 33.5% 25.0% 21.0% 15.8% 4.7% 必要と思うどちらかというと必要ない無回答どちらかというと必要と思う必要ない 21

22 平成 23 年 9 月 7 日中央社会保険医療協議会総会主な御発言未定稿鈴木委員不要と考える方が 2 割から 4 割今後について希望しないという方が 3 割から 4 割とかなり多いこの方々に無理やり持っていってもらう必要があるのか毎回同じとかそういうような方にまでそういうことをする必要があるのか持ち帰ったとしてずっととっておくという人がどのくらいいらっしゃるのか安達委員調査票に回答した患者の中でも要らないという方もいるがでは回答していない残り 8 割の方はそもそもどうなのか実際には相当多くの方が本当は要らないと言っているに等しいのではないか 1 回もらってあとは同じ内容であれば要りませんよという人たちがかなりいるのではただ診療内容が変わったときは医療機関の方はもう少し丁寧に対応すべき堀委員歯科は細かい中身が多過ぎ結果として見ても分かりづらい今後より分かりやすい内容にしていただく方向で御検討をお願いしたい医療を提供しても診療報酬上明細書として患者さんが見たときに前回と同じとをやっているのに違うというのが出てくるのでどうやって分かりやすく御理解いただくかそういう周知についても今後の検討課題ではないか白川委員明細書の発行を受けることは患者として当然の権利ではないか自分が受けた医療がどういう医療でそれに幾ら払ったのかと知るのが患者の権利花井委員明細書発行に関する患者意向の方法で最初に明細書を発行する際最初の希望を聞いてそれ以降はそれにならって対応しているというのはそもそも明細書発行の趣旨からいうといいのか全ての患者に無料発行していない施設において今後整備予定や予定がないと言い切られてしまっていること自体は問題があるのかないのか国民の医療に対してのリテラシーというのが基本単純に個人的に要らないと言えば要らないがやはりできるだけこういうものを理解していってということを診療現場でもやっていただきたい 22

23 5. 論点 (1) 正当な理由に該当するため義務の対象となっていない医療機関について今後の取扱いをどうすべきか正当な理由に該当する場合には実費徴収を行うことが可能とされているがこれをどう考えるか ( 徴収額が大きい場合には患者の明細書発行の希望に影響を与えるのではないか ) 無料発行の義務の対象外となる正当な理由の内容をいかに担保するか ( 現在の医療機関薬局の届出事項に関して再度の確認が必要かどうか ) (2) 不明確な運用事例不適切な運用事例について明確化することにより明細書の発行を促進してはどうか例 ) 無料発行が義務となっている医療機関に係る事項一度患者の希望を聞き毎回同一の内容であること等により不要と言われた場合にその後診療内容が変わっても発行の有無を改めて聞くことなく発行を行わないケースをどう考えるか一方で患者からは同一内容のため明細書は不要とされるケースもあることからこうした場合には柔軟に取り扱ってかまわないことを明確化する必要があるか例 ) 無料発行が義務となっておらず希望者にのみ発行している医療機関に係る事項明細書の発行に際し申込書を記載させる等患者に煩雑な手続きを求めるものについては患者の明細書発行の希望に影響を与えるのではないか (3) その他明細書の内容が分からない毎回同一であるといった理由により明細書を不要と考える患者も一定数いることからこうした患者に対する明細書発行の意義等の周知方法をどのように考えるか 23

1 1 調査の目的調査の概要 1 平成 28 年 4 月よりレセプトの電子請求を行っている保険医療機関及び保険薬局について公費負担医療に係る給付により自己負担がない患者 ( 全額公費負担の患者を除く ) から求めがあった場合にも明細書の発行が義務づけられたことを踏まえ保険医療機関保険薬局及

1 1 調査の目的調査の概要 1 平成 28 年 4 月よりレセプトの電子請求を行っている保険医療機関及び保険薬局について公費負担医療に係る給付により自己負担がない患者 ( 全額公費負担の患者を除く ) から求めがあった場合にも明細書の発行が義務づけられたことを踏まえ保険医療機関保険薬局及 0 中医協検 - 5-1 2 9. 1 1. 1 0 公費負担医療に係るものを含む明細書の無料発行の実施状況調査報告書 ( 案 ) < 結果概要 > 1 1 調査の目的調査の概要 1 平成 28 年 4 月よりレセプトの電子請求を行っている保険医療機関及び保険薬局について公費負担医療に係る給付により自己負担がない患者 ( 全額公費負担の患者を除く ) から求めがあった場合にも明細書の発行が義務づけられたことを踏まえ