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1 重点課題 目指す姿 目 標 Ⅰ11 企業立地の促進 民生活の基礎となる奈良経済を活性化させ 財政基盤を強化するため企業立地を促進します 平成 19 年 ~ 平成 年までの 年間に 1 件の企業立地を目指します 奈良行財政運営プラン 9 における位置づけ 経済活性化 企業立地と内企業の活性化 平城遷都 13 年祭と国営公園化を契機とした観光振興 内消費の拡大と雇用促進 農林業の振興 効率的 効果的な基盤整備 中南和 東部地域の活性化の推進 医療の充実 健康 教育力の充実 行政運営の効率化と財政の健全化 くらしの向上 福祉の充実 防犯 防災 交通事故対策 循環型社会 景観 人権 協働の推進及び市町村の支援 1. 目標の現状 目標 平成 19 年 ~ 平成 年までの 年間で 延べ 1 件の企業立地を目標としている 近年の動向平成 19 年平成 年 企業立地件数 6 件 6 件. 現状分析 のポテンシャルの分析 1 奈良経済の状況 6,,, 億円 3,, 1, 有効求人倍率 内就業者比率 7 道路改良率 福 井 31.3 工業系用途地域面積比率 7 三 重 経済成長率 滋 賀 法人二税額 京 都 大 阪 3.1 立地工場の平均敷地面積 偏差値 奈良の税収構造の特徴 民 1 人当たり内総生産 7 兵 庫 従業員 1 人当たり付加価値 工場立地件数.3 立地工場の敷地面積 38 地方行財政調査会 19 年度都道税決算見込み額調 奈 良 和 歌 山 全 国 平 均 1 3 内の産業基盤が脆弱なため 内総生産 内就業者比率 有効求人倍率などの経済指標が低位にとどまり そのことが税収入 主に法人 税 地方消費税 が伸びない原因となっている 本の法人二税収入額は他と比べて低位 37 位 税収入中に占める法人二税の割合も低い 7 位 こうした現状を改善していくため 企業立地を推進し 内経済を活性化し 法人二税収入を向上するとともに 雇用の場を確保していく必要がある なお 都市計画区域外に適地が少ないにも関わらず 本の市街化区域面積に占める工業系用途地域面積の割合は 11.% と最下位であり 工場適地が少な い状態一方 内の高速道路等の交通インフラの整備は 右記のように近年急速に改善されてきている 3 工業系用途地域の割合 % 福 井 市街化区域面積に占める工業系用途地域の割合 9.8 三 重 8.7 滋 賀 3. 京 都 6. 大 阪. 兵 庫 11. 交通インフラの整備状況 平成 9 年 月第二阪奈道供用平成 16 年 3 月南阪奈道供用平成 18 年 3 月けいはんな線開業 生駒 ~ 学研奈良登美ヶ丘 平成 18 年 月京奈和道 郡山南 ~ 橿原北 供用平成 1 年 3 月阪神なんば線開業 奈良 ~ 三宮間直通運転 奈 良.3 和 歌 山. 国土交通省 都市計画年報 H.3.31 現在値 全 国 平 均 強み サービス水準の良好なもの 阪神工業地帯 中京工業地帯に対する交通アクセスが良好 地価が比較的安価 交通環境の向上 高速道路 鉄道 弱み サービス水準の低いもの 大規模立地を可能とするまとまった工場用地がほとんど無い 企業ニーズの高い地域 平野部のIC 付近 に用地が無い 多くの地域で水が不足 安価な工業用水 地下水 水量 専門的 技術的な人材を確保することが困難 経済団体等と十分な連携が図れていない

2 6 企業ニーズの分析 1 企業の立地場所決定要因 順位 ~3: 1 立地場所決定要因 上位 6 項目 H1 H16 H17 H18 H19 H 自社工場や本社への近接性 地価 国地方自治体の助成 関連企業への近接性 人材 労働力の確保 市場への近接性 自社工場や本社への近接性 地価 国 地方自治体の助成が立地場所決定要因の上位を占める 企業立地の動向 件 3,,,, 1, 立地件数の推移 工場立地件数も バブル崩壊後の景気回復期に見られた伸びから減少に転じようとしている 3 奈良の立地用地の状況 奈良 H 元 H H 3 H H H 6 H 7 H 8 H 9 H 1 H 11 H 1 H 13 H 1 H 1 H 16 H 17 H 18 H 19 H 1~: 1 都市計画区域別立地件数比率 H17~H19 件 3 奈良 1 インターからの距離別立地件数 奈良.8% 39.7% 1.% 19% % 6% % ~km 以内 ~1km 以内 1~km 以内 ~3km 以内 3~km 以内 ~km 以内 km 以上 高速道路のインターチェンジからの距離別立地件数は km以内が % 1 km以内が 71% を占める 面積 1 万m以上 3 万 ~1 万m未満 1 万 ~3 万m未満 千 ~1 万m未満 3 千 ~ 千m未満 1 千 ~3 千m未満 3 土地取得から操業までの期間 月 3.1% 17.1% 39.8% % % % 6% 8% 1% 市街化区域市街化調整区域その他地域 本ではに比べ 工業系用途地域が少ないことが影響して 調整区域での規制緩和を活用した立地の割合が高い 件数 面積 奈良 奈良 工業団地への立地割合 H17~H19 平均 3.9% 76.1% 9.3%.7% 19.% 81.% 9.7%.3% % % % 6% 8% 1% 団地内 団地以外 本ではに比べ 工業団地内への立地件数 面積ともに少ない 景気動向 日本経済新聞 設備投資動向調査 土地取得から操業までの期間の平均値は 全体で か月であり 1 年以内に操業するケースが多い 9 年度の設備投資計画額は 製造業で前年度実績額の.3% 減で 年連続の減少の見込み ニーズが高いもの 立地環境の整った工業用地 高速道路からのアクセスが良好な土地 安価な土地 インフラが整った土地 規制が少なく許可に時間のかからない土地 企業立地に対するインセンティブが充実した地域 労働力が確保しやすい地域 市町村 民間 経済団体 庁内関係部局が連携して立地企業の支援にスピード感を持って取り組む地域 景気低迷に伴う国内工場再編 集約 及び 高度成長期に立地した工場の老朽化に伴う建て替え需要 ニーズが低いもの

3 7 3. 平成 年度の取組成果取組成果の評価 1. 企業適地の確保 魅力向上 成果指標 平成 18 年度平成 19 年度平成 年度 1 内工場総敷地面積 国土利用計画における工業用地面積 平成 16 年 69haを平成 9 年に1,haに 67 内工場総敷地面積 67 ha 66 近畿圏の約 3% 立地工場の平均敷地面積 66 H17 年度 H18 年度 H19 年度 工業系用途地域比率 から試算 都市計画法区域区分別立地件数比率 ha H1 年 H1 年 H16 年 H17 年 H18 年 H19 年 H 年 奈良 平均 本の企業立地の平均敷地面積は 平均に比べて 割程度 37.% の約.ha で推移 1 位福井 36.1% 位岡山 33.% 平均.% 位鹿児島 13.9% 6 位沖縄 1.7% 7 位奈良 11.% 本の市街化区域における工業系用途地域の面積割合は 11.% と最下位 H17~H19.8% 39.7% 1.% 3.1% 17.1% 39.8% % % % 6% 8% 1% 本ではに比べ 工業系用途地域が少ないことが影響して 調整区域での規制緩和を活用した立地 の割合が高い 取組指標等 平成 18 年度平成 19 年度平成 年度 立地工場の平均敷地面積 現状平均.6haを平均並みに 暦年.9..6 創出される工業系用途地域の活用等により大規模工場の立地を促進する 工業系用途地域面積 線引き見直しによって増加させる 既存工業団地への企業立地件数 暦年 6 1 高山第一工区等既存工業団地への積極的な誘致活動を実施 庁力の活用 活き活き奈良 地域づくり推進事業企業ニーズの高いエリアで工業系用途地域創出を進めるための調査事業を実施 検討事業 H 年度 国土利用計画改定事業 検討事業 経済活性化に向けた土利用を調査検討 H19 年度 ~H 年度 平成 1 年度新規事業 ならの立地力総合調査事業 により 工業用地開発方策等について調査高山第二工区整備による経済波及効果の測定企業立地促進土地活用支援事業により 土地活用 地域づくり推進エリア の市町村によるインフラ整備計画策定を支援中南和振興のための京奈和道周辺まちづくり調査事業により御所 IC 周辺での産業用地確保等の計画を策定西名阪スマートICの整備 評価コメント より手続が簡便であり インフラ等の整備を推進しやすい工業用地不足の抜本的な解消に向けて 引き続き 高速道路周辺等のアクセス利便な地点を中心に 工業系用途地域を増加させる取組を進展 ならの立地力総合調査 等により 工業用地の確保策等について検討 企業立地促進土地活用支援事業 により 優良な工業用地を確保すべく土地活用 地域づくり推進エリアにおける市町村による基盤整備の実施計画策定を支援実施計画以降の具体的な事業推進 事業主体 事業手法 や企業誘致方策が課題 中南和振興のための京奈和道周辺まちづくり調査事業 により御所 IC 周辺での産業用地確保等の計画を策定今後の具体的な事業推進 事業主体 事業手法 や企業誘致方策が課題 学研都市高山 工区では 産業施設用地 39ha を含む開発計画の見直しを検討中 奈良 市街化区域市街化調整区域その他地域

4 8. 誘致施策の充実 成果指標 1 年間で1 件の企業立地 平成 19 年 ~ 平成 年 平成 18 年平成 19 年 6 平成 年 6 工場立地件数 面積の動向 ha 内の立地動向 平成 13 平成 1 平成 1 平成 16 平成 17 平成 18 平成 19 平成 平均立地面積立地面積立地件数 3 1件 1 本の企業立地件数はバブル崩壊以降の景気回復を反映して伸びてきたが 世界不況の中で今後の動向については予断を許さない 取組指標等 平成 18 年度平成 19 年度平成 年度 企業訪問件数 目標 :H19~H1で7 社 アンケート調査やトップセールスを通じて企業訪問を積極的に実施 戦略的企業誘致事業 海外企業誘致事業 企業立地補助金の活用件数 企業立地促進補助事業 大規模立地向け補助金をH 年度に創設 進出企業支援融資の活用件数 進出企業に対し政策投資銀行と共同して低利融資を実施 H 年度に創設 平成 1 年度新規事業企業活力集積促進補助金 中規模立地向け 企業定着促進補助金 内企業向け を新設するなど補助金を拡充立地企業人材確保支援補助金により 新規立地企業の専門的人材の確保を支援首都圏におけるPRの実施 ならの立地力総合調査事業 により 奈良の企業立地に関するポテンシャルや誘致方策等について調査 評価コメント 経済情勢の悪化を踏まえた対応 大企業 中堅企業が投資計画を凍結していること 内企業も再編 集約に晒されていることから 企業活力集積促進補助金 企業定着促進補助金等の活用を促す ターゲットを絞った企業誘致 誘致対象企業の選定をはじめ 工業用地確保の観点も踏まえた企業立地戦略を策定 立地企業の産業構造を検討し 立地環境の整備や有効なインセンティブの設定を検討 H1~ 立地補助金や人材確保支援補助金等のツールを活用しながら 取組を進める 既存の大規模用地への立地を促進する必要がある 市街化調整区域における規制緩和の活用 市街化調整区域における規制緩和の取組は 本の立地件数の着実な増加に大いに寄与しており 今後とも 当面 市街化調整区域における立地が企業の選択肢となることから 引き続き 企業ニーズを踏まえた企業立地が円滑に進むための取組を進める

5 9. 平成 年度に向けたけた課題課題の明確化 積極的推進 < ニーズが高いもの 立地環境の整った工業用地 高速道路からのアクセスが良好な土地 安価な土地 インフラが整った土地 規制が少なく許可に時間のかからない土地 企業立地に対するインセンティブが充実した地域 労働力が確保しやすい地域 市町村 民間 経済団体 庁内関係部局が連携して立地企業の支援に取り組む地域 景気低迷に伴う国内工場再編 集約 及び 高度成長期に立地した工場の老朽化に伴う建て替え需要 取組を維持維持するする課題 立地環境の弱点 労働力確保や水資源 などを埋めるための支援 首都圏に於ける PR の実施 積極的に取り組む課題 都市計画見直しにより生じる工業系用途地域を有効に企業立地に結び付けるため 工業団地の造成も含めた方策を検討 経済情勢に対応し インセンティブ等を活用しつつターゲットを絞った戦略的な企業誘致施策 企業誘致活動を実施 世界不況の下で進む内既存工場の建替や再編 集約への対応 市町村との 連絡会議 を発展的に解消し 昨年度に設立した 奈良地域産業活性化協議会 に幹事会を置き 市町村 経済団体及び関係団体等幅広い体制で本の企業立地を促進 売れ残り団地の販売促進を図る < ニーズが低いもの 取組を縮小縮小するする課題 積極的推進 取組を見直見直す課題 < 現在の取組 企業立地適地の確保及び立地環境の整備 工業用地不足の抜本的な解消に向けて 引き続き 高速道路周辺を中心に 工業系用途地域を増加させる取組を進展 ならの立地力総合調査 等により 工業用地の確保策等について検討 企業立地促進土地活用支援事業 により 優良な工業用地を確保すべく土地活用 地位づくり推進エリアにおける市町村による基盤整備の実施計画策定を支援 中南和振興のための京奈和道周辺まちづくり調査事業 により御所 IC 周辺での産業用地確保等の計画を策定 学研都市高山 工区では 産業施設用地 39ha を含む開発計画の見直しを検討中 経済効果の高い企業に重点を置いた誘致施策の充実 経済情勢の悪化を踏まえた対応 大企業 中堅企業が投資計画を凍結していること 内企業も再編 集約に晒されていることから 企業活力集積促進補助金や企業定着促進補助金等の活用を促す ターゲットを絞った企業誘致 誘致対象企業の選定をはじめ 工業用地確保の観点も踏まえた企業立地戦略を策定 企業立地補助金や人材確保支援補助金等の支援制度の活用を図る 引き続き 立地環境の整備や有効なインセンティブの設定を検討 既存の大規模用地への立地を促進するための検討 市街化調整区域における規制緩和の活用 今後とも市街化調整区域における立地が企業の選択肢となることから 引き続き市街化調整区域における規制緩和の活用を進める < 強み サービスサービス水準水準の良好良好なもの 阪神工業地帯 中京工業地帯に対する交通アクセスが良好 地価が比較的安価 交通環境の向上 高速道路 鉄道 < 弱み サービスサービス水準水準の低いもの 大規模立地を可能とするまとまった工場用地がほとんど無い 企業ニーズの高い地域 平野部の IC 付近 に用地が無い 多くの地域で水が不足 安価な工業用水 地下水 水量 経済団体等と十分な連携が図れていない