6. 高拍出性心不全をきたす組み合わせを選べ 1 貧血 2 心膜炎 3 肥大型心筋症 4 心タンポナーデ 5 甲状腺機能亢進症 A:1,2 B:1,5 C:2,4 D:3,4 E:4,5 7. 頸静脈怒張の定義はどれか A 45 度の半坐位で胸骨角から垂直方向に 4.5cm 以上の高さまで頸静脈が観

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1 1. 心臓の生理について正しいものの組み合わせを選べ 1 血圧は心拍数と末梢血管抵抗により規定される 2 生理的条件下では下肢の血圧は上肢の血圧より高い 3 座位で頸静脈は拡張する 4 左心房は心臓後面に位置する 5 迷走神経の興奮で心拍数は増加する A:1,2 B:1,4 C:2,4 D:3,4 E:4,5 2. 血圧は低下し 皮膚は温かく紅潮している 心拍出量は増加し 末梢血管抵抗は低下している この病態に当てはまるものはどれか A 出血性ショック B 心原性ショック C 敗血症性ショック D 神経原性ショック E アナフィラキシーショック 3. 急性大動脈解離の説明として正しいものの組み合わせを選べ 1 発症のリスクとして高血圧がある 2 突然の背部痛から発症することがある 3 多彩な臨床症状を呈する 4 著しい上下肢の血圧差がみられることがある 5 著しい血圧の左右差がみられることがある A:1,2 B:1,3,4 C:1,2,5 D:2,4,5 E: すべて 4. 誤っているものを選べ A 胸骨外縁で第 2 肋骨を触知する B 大動脈弁閉鎖不全症の雑音は前傾座位でよく聴取される C 僧帽弁狭窄症の雑音は左側臥位でよく聴取される D Ⅲ 音は左側臥位で聴取しやすい E 中高年者のⅢ 音は生理的である 5. 吸気時に増強するものの組み合わせを選べ 1 僧帽弁閉鎖不全症の収縮期雑音 2 僧帽弁狭窄症の拡張期雑音 3 大動脈弁狭窄症の収縮期雑音 4 三尖弁閉鎖不全症の収縮期雑音 5 三尖弁狭窄症の拡張期雑音 A:1,2 B:1,4 C:2,4 D:3,4 E:4,5

2 6. 高拍出性心不全をきたす組み合わせを選べ 1 貧血 2 心膜炎 3 肥大型心筋症 4 心タンポナーデ 5 甲状腺機能亢進症 A:1,2 B:1,5 C:2,4 D:3,4 E:4,5 7. 頸静脈怒張の定義はどれか A 45 度の半坐位で胸骨角から垂直方向に 4.5cm 以上の高さまで頸静脈が観察されること B 座位で吸気時に頸静脈が観察されること C 臥位で吸気時に頸静脈が観察されること D 左側臥位で吸気時に頸静脈が観察されること E 30 度の半坐位で鎖骨から 4.5cm 以上の距離まで頸静脈が観察されること 52 歳男性 呼吸困難を主訴に来院 現病歴 : 半年前から夕方になると足背部が腫れることに気付いた 下肢のむくみは次第に増強して大腿にも広がり 5 日前から睡眠中に胸苦しくなり目覚めるようになった 座っていると呼吸が少し楽になる 現症 : 意識清明 身長 166cm 体重 78kg 体温 36.5 呼吸数 24/ 分 脈拍 112/ 分 整 血圧 168/90mmHg 心雑音はなく 両肺野に coarse crackles を聴取する 腹部は軽度膨隆し 肝を右肋骨弓下に 3cm 触知する 両下肢に著明な浮腫を認める 検査所見 : 血液所見 : 赤血球 311 万 Hb9.4/dl Ht30% 白血球 5000 血小板 22 万 血液生化学所見 : 血糖 182 mg /dl 総蛋白 4.8g/dl 尿素窒素 32 mg /dl クレアチニン 2.8mg/dl AST36IU/l ALT24IU/l Na130mEq/l K5.0mEq/l Cl102mEq/l 8. まず行う検査はどれか A 胸部 X 線撮影 B 腹部超音波検査 C 胸部 CT D 運動負荷心電図 E 冠動脈造影 9. まず行う治療はどれか A 輸液 B 輸血 C 血液透析 D 利尿薬投与 E 副腎皮質ステロイド投与 10. 急性心筋梗塞から急性心不全に陥った患者で使用を控えるべきものはどれか A ループ利尿薬 B プロプラノロール C カプトプリル D 心房性ナトリウム利尿ペプチド E アルドステロン拮抗薬

3 11. Swan-Ganz カテーテル検査で測定できないものはどれか A 心拍出量 B 肺動脈圧 C 左室駆出率 D 中心静脈圧 E 肺動脈楔入圧 67 歳男性 5 年前に左心不全を伴う心筋梗塞で3か月入院した 退院後も階段や坂道で息切れと動悸とを感 じていた 2 週前から平地を歩いても息苦しく 夜間床に就くと空咳と呼吸困難とを生じるようになった 呼吸困難で寝ていられないので救急車で来院した 来院時 四肢に冷感と冷汗とはない 呼吸数 24/ 分 脈 拍 102/ 分 整 血圧 120/86mmHg 全肺野に湿性ラ音を聴取する 下肢に浮腫を認め 腫大した肝を触知 12. この患者の Swan-Ganz カテーテルの検査結果として最も考えられるものはどれか 平均右房圧 (mmhg) 平均肺動脈楔入圧 (mmhg) 心係数 (l/min/m 2 ) A B C D E 適切な治療の組み合わせを選べ 1 輸液 2 ドパミン点滴静注 3 フロセミド静注 4 亜硝酸薬投与 5 大動脈内バルーンパンピング法 (IABP) A:1,2 B:1,4 C:2,4 D:3,4 E:4,5 14. 異型狭心症の発作について正しい組み合わせを選べ 1 深夜から明け方にかけて多い 2 しばしば不整脈を伴う 3 血清 CK が上昇する 4 ニトログリセリンは無効である 5 失神することがある A:1,2 B:1,3,4 C:1,2,5 D:2,4,5 E: すべて 15. 労作性狭心症の治療で適切でないのはどれか A ジギタリス投与 B 抗血小板薬投与 C 亜硝酸薬投与 D β 受容体遮断薬投与 E 冠動脈バイパス術

4 16. 経皮的冠動脈形成術の適応ではないのはどれか A 労作性狭心症 B 異型狭心症 ( 冠動脈攣縮性狭心症 ) C 急性心筋梗塞 D 不安定狭心症 E 無痛性心筋虚血 歳男性 労作時に数分間続く胸痛を主訴に来院した ニトログリセリンで胸痛で軽快する 安静時の心電図に異常を認めない 診断に最も有用なのはどれか A 胸部エックス線撮影 B 胸部単純 CT C 胸部造影 CT D 胸部 MRI E 心筋シンチグラフィ 歳男性 胸痛を主訴に来院 身長 174cm 体重 88kg 血圧 160/110mmHg 2か月前 階段を昇る際に胸痛が出現した 1 週前からは就寝中やコタツに入って野球中継を見ている際にも胸痛が出現するようになった 以前より会社の健診で高血圧と脂質代謝異常とを指摘されているが放置している この患者の治療方針について誤っているのはどれか A 降圧薬の投与 B 抗血小板薬の投与 C LDL 値の測定 D 冠動脈造影の実施 E 現時点で入院適応はない 19. 急性心筋梗塞の診断で最も特異的なのはどれか A AST B LDH C 心筋トロポニン D クレアチンキナーゼ E コリンエステラーゼ 20. 陳旧性心筋梗塞患者の再発予防に有用な組み合わせを選べ 1 α 遮断薬 2 ジギタリス 3 アスピリン 4 アスコルビン酸 5 HMG-CoA 還元酵素阻害薬 A:1,2 B:1,5 C:3,4 D:3,5 E:4,5

5 歳女性 2 時間持続する激しい前胸部痛を主訴に来院 意識清明 脈拍 88/ 分 整 血圧 104/88mg 呼吸数 16/ 分 心音 呼吸音ともに異常なし 心電図 V1~V5 誘導で ST 上昇を認めたため 緊急来院し 治療を行った 入院後 3 日 突然の呼吸困難を自覚した 脈拍 104/ 分 整 血圧 90/70mmHg 呼吸数 24/ 分 心音の聴取で 入院時に認めなかった全収縮期雑音を認める この時点の病態として考えられる組み合わせを選べ 1 心室瘤 2 乳頭筋断裂 3 収縮性心膜炎 4 心室中隔穿孔 5 心タンポナーデ A:1,2 B:1,4 C:2,4 D:3,4 E:4,5 22. 感染性心内膜炎の確定診断に有効なものの組み合わせを選べ 1 心エコー検査 2 血液培養 3 皮膚生検 4 頭部単純 CT 5 胸部エックス線撮影 A:1,2 B:1,4 C:2,4 D:3,4 E:4,5 23. 感染性心内膜炎の所見として特徴的でないのはどれか A 黄色腫 B 爪下線状出血斑 C Osler 結節 D Roth 斑 E 脾腫 24. 感染性心内膜炎で正しい組み合わせを選べ 1 弁膜症と先天性心疾患とに発症しやすい 2 起因菌の同定には1 回の動脈血培養で十分である 3 起因菌としてレンサ球菌が多い 4 抜歯が感染の誘因となりやすい 5 弁疣贅は大きさにかかわらず外科手術の絶対適応となる A:1,2 B:1,3,4 C:1,2,5 D:2,4,5 E: すべて 歳男性 微熱と全身倦怠感とが続くため来院した 2 か月前に経尿道的前立腺切除術を受けている 心尖部に最強点をもつ 3/6 度の汎収縮期雑音を聴取する 血液所見 : 赤沈 20mm/1 時間 白血球 12,500( 桿状核好中球 10% 分葉核好中球 66% 好酸球 2% 単球 4% リンパ球 18%) CRP12,6mg/dl( 基準 0,3 以下 ) 血液培養で予想される起炎菌はどれか A Streptococcus pyogenes B Streptococcus pneumoniae C Enterococcus faecalis D Krebsiella pneumonia E Pseudomonas aeruginosa

6 26. 心臓移植が最も多く行われているのはどれか A 肺塞栓症 B 肥大型心筋症 C 拡張型心筋症 D 大動脈弁狭窄症 E 僧帽弁狭窄症 27. 手術適応でないのはどれか A Eisenmenger 症候群 B 急性上行大動脈解離 C 心不全を伴う大動脈弁閉鎖不全症 D 急性心筋梗塞に伴う心室中隔穿孔 E 冠動脈主幹部病変による不安定狭心症 28. IABP( 大動脈内バルーンパンピング ) について誤っているのはどれか A バルーンを左鎖骨下動脈分枝部末梢側に置く B 左室仕事量を減少させる C 収縮期圧を上昇させる D 拡張期圧を上昇させる E 冠血流量を増加させる 29. IABP の適応として正しい組み合わせを選べ 1 解離性大動脈 2 大動脈弁閉鎖不全症 3 開心術後の低心拍出症候群 4 人工心肺からの離脱困難例 5 心室中隔穿孔を伴う急性心不全 A:1,2 B:1,3,4 C:1,2,5 D:3,4,5 E: すべて 歳男児 開心術後 良好な経過をとっていた 術後 4 日目の朝 顔面蒼白となり 脈拍 150/ 分 整 呼吸数 40/ 分 上肢血圧 80/75mmHg 中心静脈圧 22cmH2O を示した まず行うべき処置はどれか A 人工呼吸 B 急速輸血 C 昇圧薬投与 D 心膜穿刺 E IABP

7 31. 冠動脈バイパス術の適応の組み合わせを選べ 1 左冠動脈前下行枝末梢の高度狭窄 2 左冠動脈主幹部の高度狭窄 3 冠動脈 3 枝の高度狭窄 4 左冠動脈前下行枝の完全閉鎖による陳旧性心筋梗塞 5 右冠動脈近位部の冠動脈スパズム A:1,2 B:2,3 C:2,4 D:3,4 E:4,5 32. 冠動脈バイパス術に用いないのはどれか A 内胸動脈 B 橈骨動脈 C 大伏在静脈 D 気管支動脈 E 右胃大網動脈 33. 冠動脈バイパスにおけるグラフトで長期予後が最も良好とされるのはどれか A 内胸動脈 B 大伏在静脈 C 橈骨動脈 D 気管支動脈 E 椎骨動脈 34. 弁が閉鎖している状態で最も高い圧を受けるのはどれか A 静脈弁 B 三尖弁 C 肺動脈弁 D 僧帽弁 E 大動脈弁 35. 僧帽弁閉鎖不全症の所見で正しいものの組み合わせを選べ 1 Ⅰ 音増強 2 Ⅲ 音聴取 3 汎収縮期雑音 4 拡張中期雑音 5 Austin Flint 雑音 A:1,2 B:1,4 C:2,3 D:3,4 E:4,5 36. 心不全を伴う MR の治療として誤っているのはどれか A 酸素投与 B 利尿薬 C アルブミン製剤投与 D NYHAⅢ 度以上では外科的治療が適応となる E 最近は NYHAⅡ 度でも手術を行うことがある

8 37. 僧帽弁狭窄症に見られない所見はどれか A Ⅰ 音の亢進 B Ⅲ 音 C 僧帽弁開放音 (opening snap) D 拡張期ランブル E 前収縮期雑音 38. 僧帽弁狭窄症の手術適応について正しい組み合わせを選べ 1 左心房内血栓がある場合は手術適応である 2 左心房平均圧 15mmHg 以上 ( 肺動脈楔入圧からの推測値 ) は手術適応である 3 インターベンションによる僧帽弁交連切開術も行われる 4 僧帽弁置換術も行われる 5 機械弁による僧帽弁置換術ではワルファリンの長期投与が推奨される A:1,2 B:1,3,4 C:1,2,5 D:3,4,5 E: すべて 39. 心原性脳塞栓症を起こす頻度が最も高いのはどれか A 三尖弁閉鎖不全 B 僧帽弁閉鎖不全症 C 僧帽弁狭窄症 D 大動脈弁閉鎖不全症 E 大動脈狭窄症 40. 大動脈弁閉鎖不全症でみられるものの組み合わせを選べ 1 Austin Flint 雑音 2 Ⅰ 音の亢進 3 脈圧の増大 4 Ⅱ 音の固定性分裂 5 to and fro murmur A:1,3,5 B:2,3,4 C:1,2,5 D:3,4,5 E: すべて 歳男性 労作時の息切れを主訴に来院した 意識清明 身長 185cm 体重 58kg 脈拍 92/ 分 整 血圧 162/48mmHg 四肢は細長く 口蓋は高い 胸骨左縁第 4 肋間に 3/6 度の収縮期 拡張期 (to and fro) 雑音を聴取する 診断はどれか A 僧帽弁狭窄症 B 僧帽弁閉鎖不全症 C 大動脈弁閉鎖不全症 D 大動脈弁狭窄症 E 三尖弁閉鎖不全症

9 42. 成人の大動脈弁狭窄症で正しい組み合わせを選べ 1 大動脈弁の石灰化はみられない 2 左室の求心性肥大がみられる 3 二尖弁は原因となる 4 弁口面積が 3cm 2 以下で症状が出現する 5 心不全発症後の平均生存期間は約 10 年である A:1,2 B:2,3 C:2,4 D:3,4 E:4,5 43. 大動脈弁狭窄症について誤っているのはどれか A 狭心痛が起こる B 無症状に経過する期間が長い C 左室大動脈圧較差が 50mmHg 以上あれば手術を考える D 主要症候に失神がある E Austin-Flint 雑音を聴取する 44. 突然死をきたしやすいのはどれか A 三尖弁閉鎖不全症 B 僧帽弁狭窄症 C 僧帽弁閉鎖不全症 D 大動脈弁狭窄症 E 大動脈弁閉鎖不全症 45. 解離性大動脈瘤の治療薬はどれか A リドカイン B ジアゼパム C プロプラノロール D プロカインアミド E ノルアドレナリン 46. 大動脈解離のうちで上行大動脈解離に特徴的なものの組み合わせを選べ 1 高血圧 2 背部痛 3 心タンポナーデ 4 急性心筋梗塞 5 大動脈弁閉鎖不全 A:1,3,5 B:2,3,4 C:1,2,5 D:3,4,5 E: すべて

10 歳男性 2 時間前に始まった胸背部痛を主訴に来院 10 年前から高血圧で治療中である 服薬は不規則で降圧薬を飲み忘れることが多い 30 年前からタバコを毎日 20 本吸っている 顔貌は苦悶状で全身の冷汗を認める 血圧は右上腕で 160/100mmHg 左上腕で 140/80mmHg である 心尖部に 2/6 度の拡張期雑音を聴取するが 呼吸音に異常は認めない 最も考えられるのはどれか A 急性心筋梗塞 B 解離性大動脈瘤 C 閉塞性動脈疾患 D 急性膵炎 E 胆石症 48. 真性弓部大動脈瘤の症候の組み合わせを選べ A 嚥下困難 B 喘鳴 C 失神 D 心悸亢進 E 嗄声 A:1,3,5 B:2,3,4 C:1,2,5 D:3,4,5 E: すべて 49. 胸部下行大動脈手術の際に虚血の予防が最も必要なのはどれか A 脳 B 脊髄 C 心筋 D 肝 E 腎 歳男性 2 か月前から声がかすれるようになり来院 来院時の血圧は 180/100mmHg 胸部エックス線写真で左第 1 弓の突出がみられた まず行う検査はどれか A 負荷心電図 B 胸部造影 CT C 肺動脈造影 D 冠動脈造影 E 呼吸機能 51. インターベンショナルラジオロジー (IVR) による心血管系治療の適応でないのはどれか A 狭心症 B WPW 症候群 C 急性心筋梗塞 D 左心房内血栓 E 腹部大動脈瘤

11 52. 閉塞性動脈硬化症 (ASO) について正しいのはどれか A 静脈炎である B 四肢末端の細い動脈に好発する C 20~40 代の男性に好発する D 高血圧は本症の危険因子である E 動脈硬化とは関係がない 53. ASO の治療について正しいものの組み合わせを選べ A 経皮的動脈形成術 B 降圧薬 C 抗血小板薬 D 副腎皮質ステロイド E ループ利尿薬 A:1,2,3 B:2,3,4 C:1,4,5 D:3,4,5 E: すべて 54. 家族内発生の頻度が最も高い組み合わせを選べ 1 心筋炎 2 拡張型心筋症 3 肥大型閉塞性心筋症 4 QT 延長症候群 5 WPW 症候群 A:1,2 B:2,3 C:3,4 D:3,5 E:4,5 55. 肥大型心筋症で誤っているものはどれか A 心筋細胞の錯綜配列が特徴的である B サルコメア蛋白の遺伝子変化で発症する C 心電図上陰性 T 波を呈する D 左室拡張末期圧が低値を示す E β 受容体遮断薬が有効である 56. 拡張型心筋症の心エコー所見でみられる組み合わせを選べ 1 左心室の壁肥厚 2 左心室の拡大 3 駆出率の低下 4 僧帽弁前尖の収縮期前方運動 5 大動脈弁の収縮中期半閉鎖音 A:1,2 B:2,3 C:2,4 D:3,4 E:4,5 57. 急性冠症候群で認められる胸痛の特徴はどれか A 悪心を伴う B 部位が移動する C 1 週間以上持続する D 圧迫によって増強する E 深吸気によって増強する

12 解答 No 解答 出題テーマ No 解答 出題テーマ 1 血圧の生理学 9 冠動脈バイパス術 1 C 心臓の生理 31 B 冠動脈バイパス術の適応 2 C ショックの分類 32 D 冠動脈バイパス術に用いるグラフト 3 E 急性大動脈解離について 33 A グラフトで長期予後が良好とされる血管 2 基本の聴診所見 10 弁膜症手術 4 E 循環器における胸部診察の知識 34 D 弁閉鎖中最も高い圧を受けている弁 5 E 吸気時に増強する心雑音 35 C MR の聴診所見 3 心不全 36 C 心不全を伴う MR の治療 6 B 高心拍出性心不全をきたす疾患 37 B MS の聴診所見 7 A 頸静脈怒張の定義 38 E MS の手術適応 8 A うっ血性心不全の検査と治療 39 C 心原性脳塞栓症をきたす疾患 9 D 40 A AR にみられる所見 10 B AMI からの急性心不全患者禁忌の薬剤 41 C Marfan 症候群に合併した AR の診断 11 C S-G カテーテル検査で測定するもの 42 B 成人の AS( 原因 病態など ) 12 E うっ血性心不全の心カテ検査所見 43 E AS について 13 D 急性心筋梗塞の治療 44 D 突然死をきたしやすい弁膜症 4 失神 45 C 解離性大動脈瘤の治療薬 14 C 異型狭心症の発作について 46 D 上行大動脈解離の特徴的症候 5 狭心症 47 B 解離性大動脈瘤の診断 15 A 労作性狭心症の治療 48 C 真性弓部大動脈瘤の症候 16 B 経皮的冠動脈形成術の適応 49 B 胸部下行大動脈手術に虚血予防要な臓器 17 E 労作性狭心症の検査 50 B 腹部大動脈瘤が疑われる患者へ行う検査 18 E 不安定狭心症患者への治療方針 51 D IVR の適応 6 急性心筋梗塞 52 D ASO 19 C 急性心筋梗塞に特異的な検査値 53 A ASO の治療 20 D 陳旧性心筋梗塞の再発予防に有効な薬剤 11 その他 21 C 心筋梗塞後に生じた病態 54 D 家族発生が多い心筋症 不整脈 7 感染性心内膜炎 55 D 肥大型心筋症に関する一般的知識 22 A 感染性心内膜炎の診断に有用な検査 56 B 拡張型心筋症のエコー所見 23 A 感染性心内膜炎の臨床所見 57 A 急性冠症候群で認められる胸痛の特徴 24 B 感染性心内膜炎について 25 C 感染性心内膜炎の起炎菌 8 開心術 26 C 心臓移植の適応疾患 27 A 先天性心疾患の手術適応 28 C IABP について 29 D IABP の適応 30 D 心タンポナーデに対して行うべき処置 参考文献 : 国試サマライズメジャー循環器 2012 株式会社メック