Microsoft PowerPoint - 平成30年度薬学講座講師研修会【資料Ⅰ 最近の薬物情勢】（4

Size: px

Start display at page:

Download "Microsoft PowerPoint - 平成30年度薬学講座講師研修会【資料Ⅰ 最近の薬物情勢】（4"

ゆきひらひろなが
5 years ago
Views:

1 資料 Ⅰ 最近の薬物情勢静岡県健康福祉部薬事課薬学講座講師研修会平成 30 年 8 月 19 日 1 Ⅰ 最近の薬物情勢乱用薬物の現状乱用薬物の分析静岡県の薬物乱用防止対策今後の動向新たな薬物問題など 2

2 乱用薬物の分類興奮幻覚等の作用を有する化学物質麻薬向精神薬 ( 麻向法 ) 覚醒剤大麻 ( 取締法 ) トルエンシンナー ( 毒劇法 ) 危険ドラッグ指定薬物 ( 医薬品医療機器法 ) 知事指定薬物 ( 条例 ) 3 ゲートウェイドラッグとして危険ドラッグ 4

3 乱用者本人への影響指導のポイント薬物を乱用し心身がコントロールできなくなることで乱用者にどのような変化があるか理解させる乱用者は依存状態に陥ると生活の優先順位が家族や自分の健康将来の夢よりも薬物を優先させる脳は 20 歳頃まで成長する 10 代の頃に薬物を乱用すると身体は大人になっても心の成長が止まって感情のコントロールができず他者とのコミュニケーションがうまくできなくなる自己嫌悪自尊感情が低下し孤立これまで楽しいと感じていた活動や趣味にも興味が無くなり幻覚や妄想で様々なトラブルを起こす 5 家族友人への影響指導のポイント薬物乱用は個人の問題なのではなく家族や友人に対しても重大な影響を与えることを認識させる薬物乱用者の中には薬物の被害者は自分だけで周りには迷惑をかけていないと考える者が少なくない薬物を買うために家族のお金を持ち出したり生活が乱れいざこざ家庭内暴力が絶えない状況になり家族はそれを隠すために近所づきあいや社会との関わりをさけるようになることもある友人関係では些細なことで言い争いになる金銭の貸し借りのトラブルで信頼関係が崩れる 6

4 社会への影響指導のポイント乱用は乱用以外にもさまざまな犯罪要素を含んでいる薬物関連ニュース等を伝え社会にとって危険であることを感じさせる薬物を乱用するためにはお金が必要薬物に依存すると生活の優先順位が変わりどうすれば薬物を入手できるかが関心事になり手段を選ばなくなる最初は家族間や友人間での金銭のごまかしエスカレートしていき詐欺恐喝窃盗密売などのさまざまな犯罪が誘発される 7 覚醒剤事犯検挙者数の年次推移 ( 全国 ) 60,000 数(人)者 30,000 第一次乱用期軍部からの流出と国内 50,000 密造敗戦で荒廃した社会にヒロポン大流行罰則強化徹底取締 40,000 国民運動展開により沈静検化挙第二次乱用期暴力団の資金源としてシャブの密輸密売 ( 仕出地は韓国台湾 ) 青少年の乱用と中毒者の凶悪犯罪徹底取締にも完全に鎮静化せず第三次乱用期暴力団に加えイラン人等密売組織の街頭や携帯電話による販売 ( 仕出地は中国北朝鮮 ) 中高校生のファッション感覚による乱用急増 20,000 10, 元年次 8

5 県政インターネットモニターアンケート薬物乱用防止に関するアンケート目的近年薬物の乱用が若者を中心に広がっているため改めて各世代における大麻危険ドラッグ等に対する認識を把握し今後の県の薬物乱用防止対策に反映させより実効性のある事業とすることを目的とする実施時期平成 30 年 6 月 18 日 ~7 月 1 日 9 性別年代回答者数 : 572 人カテゴリー名回答者数 % 男性 % 女性 % 10 代 6 1.0% 20 代 % 30 代 % 40 代 % 50 代 % 60 代 % 70 代 % 80 代 % 90 代 0 0% 10

6 住所職業カテゴリー名回答者数 % 東部 % 中部 % 西部 % 県外 2 0.3% 自営業 % 会社員 % 公務員 % 主婦主夫 % 学生 % 無職 % その他 % 11 乱用されている薬物として知っているものや聞いたことがあるものを教えてください ( 複数回答可 ) 12 その他 11 いずれも知らない 0.9% 0.2% 10 向精神薬 9 マジックマッシュルーム 8 MDMA 35.8% 43.5% 45.3% 7 あへん 68.9% 6 LSD 52.1% 5 ヘロイン 78.8% 4 コカイン 3 危険ドラッグ 2 大麻 1 覚醒剤 89.3% 89.7% 98.3% 99.0% 0% 20% 40% 60% 80% 100% 120% 12

7 薬物に関する情報はどこから入手することが多いですか ( 回答数は 3 つまで ) 12 その他 11 わからない 10 家族との会話 9 友人との会話 8 ポスターリーフレット 7 中高校で開催される薬物乱用防止ポスター標語コンテスト 1.7% 0.9% 1.4% 1.6% 6.6% 3.3% 6 薬物乱用防止の街頭啓発キャンペーンやイベント 5 小中高校で開催される薬学講座 4 SNS(Facebook Twitter など ) 1.2% 7.7% 15.0% 3 インターネットスマートフォンで閲覧するウェブサイト 34.6% 2 新聞雑誌 64.0% 1 テレビラジオ 91.4% 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 13 これまでに学校 ( 小学校中学校高等学校大学短大専修学校等 ) で薬物乱用について学んだことがありますか ( 回答数は 1 つ ) 3 覚えていない 24.3% 2 ない 49.1% 1 ある 26.6% 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 14

8 近年若者を中心に大麻の乱用が拡大していますが大麻についてあなたの考えに近いものを選んでください ( 回答数は 1 つ ) 7 その他 2.6% 6 わからない 4.0% 5 関心がない 27.1% 4 特別な人が手を出すものであって自分や自分の家族が関わることはあり得ない 3 身近に迫っているものであり何かのきっかけで誰もが手を出してしまう可能性がある 28.5% 31.8% 2 一度くらいなら試してみたい 0.7% 1 関心がある 5.2% 0% 5% 10% 15% 20% 25% 30% 35% 15 大麻の使用による害についてあなたが認識していることを選んでください ( 複数回答可 ) 7 その他 1.7% 6 わからない 11.7% 5 有害ではない 0.2% 4 タバコより害がない 4.7% 3 長期使用により依存性を引き起こす恐れがある 67.7% 2 錯乱極度の不安恐怖衝動行動などのほか長期使用により集中力記憶力認識能力の減退など精神に重大な影響を引き起こす 73.4% 1 めまいや嘔吐平衡感覚障害などのほか長期使用により生殖器官の異常など身体に重大な影響を引き起こす 46.3% 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 16

9 若者が大麻に手を出してしまう原因としてどのようなことが考えられますか ( 複数回答可 ) 9 その他 8 わからない 4.0% 7.5% 7 簡単に入手できる 6 ダイエットに効果があると思っている 5 大麻はかっこいいと思っている 4 違法性がないと思っている 19.4% 16.3% 24.7% 11.2% 3 使用すると悩みや不安から逃れられると思っている 52.8% 2 一度くらいなら使用してもすぐにやめられると思っている 72.6% 1 大麻は害がない又はタバコより害がないと思っている 19.8% 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 17 あなたが薬物を手に入れようとした場合実現可能だと思いますか ( 回答数は 1 つ ) 5 わからない 19.2% 4 手に入れることは容易である 3 少し苦労はするもののなんとか手に入る 4.9% 24.5% 29.4% が入手可能 2 ほとんど不可能である 29.0% 1 絶対不可能である 22.4% 0% 5% 10% 15% 20% 25% 30% 35% 18

10 あなたは薬物に関する相談窓口があることを知っていますか ( 回答数は 1 つ ) 2 知らない 64.3% 1 知っている 35.7% 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 19 ( 前問で 1 知っていると回答した方を対象 ) 次の中から知っている相談窓口をすべて選んでください ( 複数回答可 ) 4 その他 1.5% 3 民間の支援団体の相談窓口 ( 自助グループ家族会など ) 39.2% 2 行政機関の相談窓口 ( 精神保健福祉センター県薬事課等 ) 79.9% 1 警察の相談窓口 59.8% 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 20

11 県では薬物乱用防止の啓発活動を行っていますがあなたが効果的だと思う活動は何ですか ( 複数回答可 ) 8 その他 6.6% 7 わからない 3.8% 6 薬物乱用対策に関するホームページ 5 薬物乱用防止に関するリーフレットや DVD 4 中学生高校生を対象とした薬物乱用防止ポスター標語コンテスト 24.7% 30.2% 33.2% 85.1% 薬学講座が非常に重要 3 ダメゼッタイ普及運動などの啓発イベント 39.3% 2 地域団体やボランティアによる薬物乱用防止の街頭啓発キャンペーンやイベント 33.6% 1 小学生中学生高校生を対象とした薬物乱用防止に関する講習会 85.1% 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 21 薬物乱用を防止するためにどのようなことが重要だと思いますか ( 複数回答可 ) 7 その他 5.6% 6 わからない 1.2% 5 薬物による罪を犯した人への罰則強化 51.6% 4 相談窓口の充実 39.0% 3 薬物による罪を犯した人に対する社会復帰の支援 29.9% 2 警察等による取締りの強化 67.0% 1 薬物乱用防止の啓発活動 70.1% 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 22

12 静岡県の薬物乱用防止対策静岡県薬物乱用対策推進本部構成 ; 知事部局県教育委員会県警本部東海北陸厚生局麻薬取締部 ( 本部長 ; 副知事 ) 関係機関の連携した全庁的な対応薬物乱用対策推進方針の策定 1 啓発活動の推進 2 監視指導及び取締りの徹底 3 再乱用防止のための支援の徹底 23 県の薬物乱用対策静岡県薬物乱用対策推進方針平成 30 年度の新規拡充事項 1 薬物標本を新たに導入し薬学講座等の教育や啓発で活用することでより一層効果的な教育等を実施 2 薬学講座薬物乱用防止講習会の講師を対象としたスキルアップ研修会を開催し研修会の充実を図る 3 精神保健センターが行っている薬物依存者への面接相談について相談場所数相談員数及び相談回数を増やして面接相談の充実強化を図る 24

13 薬物標本 25 大学生と連携した啓発活動等大学生を薬物乱用防止ボランティアに委嘱県内大学の学生 14 人を委嘱した (H29 年度 ) 勉強会の開催や街頭啓発への協力勉強会や刑務所見学会音楽イベント等での啓発活動新入社員の研修会等での啓発 (H ボランティア委嘱式 ) (H 大道芸ワールドカップ ) 26

監視指導取締り ) 不正大麻けし対策不正大麻けし撲滅運動 (5/1~6/30) 自生している大麻やけしの除去と不正栽培防止のための啓発

14 静岡県の薬物乱用防止対策 ( 監視指導取締り ) 麻薬取扱施設等への立入検査対象施設病院診療所薬局試験研究施設等約 17,000 施設目的医療で使われている麻薬や向精神薬等が適正に販売使用されていることを確認し不正流通を防止するため 27 静岡県の薬物乱用防止対策 ( 監視指導取締り ) 不正大麻けし対策不正大麻けし撲滅運動 (5/1~6/30) 自生している大麻やけしの除去と不正栽培防止のための啓発除去実績 (H29) けし 47,840 本大麻実績なし観賞目的で植えてはいけないけしを栽培する例があるあへん法違反で静岡市在住の者を検挙 (H26) 28

15 危険ドラッグとは指導のポイント危険ドラッグは決して安全ではないことを伝える平成 24 年から平成 26 年に危険ドラッグによる事件や事故が相次ぐ合法脱法ハーブアロマオイルバスソルトなどと販売麻薬や覚せい剤よりも脳や身体への害が弱いであろうと誤解を与えるものが多い覚せい剤や大麻等に似た作用があり救急搬送死亡事例もある 29 危険ドラッグの例覚せい剤に構造が類似のカチノン系大麻成分 THC と同様の作用を示す合成カンナビノイド向精神薬メチルフェニデートに類似する構造を有するもの等 30

危険ドラッグの法規制指導のポイント指定薬物に指定された危険ドラッグは持っているだけで犯罪であることを強く伝える平成 26

29 年 11 月には危険ドラッグの大規模製造工場が摘発されインターネットで密売していたグループが検挙された 31

5F-QUPIC 指定薬物 : 平成 25 年 11 月 20 日麻薬 : 平成 26 年 8 月 1 日 5F-QUPIC

16 危険ドラッグの法規制指導のポイント指定薬物に指定された危険ドラッグは持っているだけで犯罪であることを強く伝える平成 26 年 4 月 1 日に薬事法が改正指定薬物に指定された危険ドラッグは所持使用購入譲受についても禁止となった平成 29 年 11 月には危険ドラッグの大規模製造工場が摘発されインターネットで密売していたグループが検挙された 31 製品写真 1 Final 香 2 Sweet Frower 3 X-POWDER ( 麻薬 ) ( 麻薬 ) ( 指定薬物 ) 5F-QUPIC 指定薬物 : 平成 25 年 11 月 20 日麻薬 : 平成 26 年 8 月 1 日 5F-QUPIC 1-(4- フルオロフェニル )-2-( メチルアミノ ) ヘキサン -1- オン指定薬物 : 平成 27 年 4 月 4 日 32

製品写真 1 Atomic Bomb 2 Fruity Loops 3 Apocalypse 4 ICE インパクト SECOND

19 買上 ) 指定薬物指定薬物指定薬物指定薬物 5-MAPDB (H27.12.

19 指定 ) 33 静岡県の薬物乱用防止対策 ( 監視指導取締り ) 危険ドラッグ対策静岡県薬物の濫用の防止に関する条例

17 製品写真 1 Atomic Bomb 2 Fruity Loops 3 Apocalypse 4 ICE インパクト SECOND (H 買上 ) (H 買上 ) (H 買上 ) (H 買上 ) 指定薬物指定薬物指定薬物指定薬物 5-MAPDB (H 指定 ) 5-MAPDB 5-MAPDB 4-FPM (H 指定 ) 33 静岡県の薬物乱用防止対策 ( 監視指導取締り ) 危険ドラッグ対策静岡県薬物の濫用の防止に関する条例県民からの情報提供知事指定薬物 ( 製造販売所持等の禁止 ) 警察職員の立入権限の付与建物等の賃貸借契約運輸業者の責務知事監視店の指定 ( 譲受記録仕入れ先の記録販売店名等の表示 ) 営業区域の制限平成 26 年 12 月 25 日公布罰則あり平成 27 年 3 月 1 日全面施行 34

19 開設 054-221-3317 ( 薬物乱用ささいなことでも通報相談 ) 35 t-boc メタンフェタミン ( 新たな形態の指定薬物 )

18 条例の運用知事指定薬物の指定 ( 平成 30 年 6 月末 ) 延べ 20 回 67 物質全て国指定薬物へ移行違法薬物に関する通報相談薬物乱用通報相談窓口 ( 薬事課内 ) H 開設 ( 薬物乱用ささいなことでも通報相談 ) 35 t-boc メタンフェタミン ( 新たな形態の指定薬物 ) メタンフェタミンのアミノ基に保護基を付けたもの H 月に指定薬物に指定されるなど流通する薬物の傾向も変化 t-boc メタンフェタミン塩酸を加えるだけでメタンフェタミンになるアミノ基に t-boc( 保護基 ) を付けている t-boc 基以外にもエトキシカルボニル基トシル基も保護基として使用されていることが分かっており他の保護基も新たに発見される可能性がある t-boc-mdma もある 36

静岡県の薬物乱用防止対策 ( 再乱用防止対策 ) 薬物依存者や家族への支援初犯者家族を対象とした講習会薬物乱用は法違反に問われることがあるとともに薬物依存症という病気である薬物依存者の一番身近な存在である家族に対して薬物依存者への適切な対処方法を指導する 37 静岡県の薬物乱用防止対策

19 静岡県の薬物乱用防止対策 ( 再乱用防止対策 ) 薬物依存者や家族への支援初犯者家族を対象とした講習会薬物乱用は法違反に問われることがあるとともに薬物依存症という病気である薬物依存者の一番身近な存在である家族に対して薬物依存者への適切な対処方法を指導する 37 静岡県の薬物乱用防止対策 ( 再乱用防止対策 ) 薬物依存者や家族への支援薬物相談ポータルサイトの設立薬物問題を抱える当事者家族などが簡単に必要とする情報が得られるよう薬事課ホームページに医療機関ダルク家族会精神保健福祉センター保健所などのホームページ連絡先を掲載したポータルサイトを運用している 38

20 安心して相談を指導のポイント適切な相談窓口を伝えることで早期の相談介入ができるようにする児童生徒だけでなく保護者や学校関係者にたいしての情報提供も行う薬物乱用に関わる問題で困ったときは一人で悩まずに相談するとよい誰かに助けを求めることは簡単ではないという当事者の心情を理解した上で相談する助けを求める重要性を子どもたちには伝えておきたい相談窓口の情報提供を行うことで子ども達だけでなく相談を受ける側である大人達に対しても対処方法の選択肢を提示していく 39 精神保健福祉センターとは ( 相談窓口 ) 静岡県内には 3 施設 ( 静岡県精神保健センター静岡市こころの健康センター浜松市精神保健センター ) の 3 か所精神保健福祉法によって都道府県に設置することが定められている主な活動内容 1 地域住民を対象にこころの健康と保持と向上を目的として精神保健福祉相談を受けるとともに広報誌やイベント等で広報普及活動を行っている 2 こころの病を持つ人の自立と社会復帰を目指して社会に適応していく力をつけるために指導と援助を行っている 3 精神保健福祉に関する専門的機関として地域の保健所や関係諸機関の職員を対象とする研修や連携や技術協力援助を通して地域保健福祉の向上のための活動をしている 40

21 今後の動向危険ドラッグはインターネットやデリバリーなどにより販売が継続アンダーグラウンド化覚醒剤や大麻などと同じレベルに大麻の乱用が青少年を中心に浸透青少年に対する未然防止のための啓発の方策捕まらない薬物の探求向精神薬の多重受診依存症者へのケアが必要 41

大学と学生第541号大学生薬物事犯の現状_警察庁刑事局組織犯罪対策部薬物銃器対策課（小野田　博通）-JASSO

大学と学生第541号大学生薬物事犯の現状_警察庁刑事局組織犯罪対策部薬物銃器対策課（小野田　博通）-JASSO 40 大学と学生 2009.5 はじめに昨年来大学生による薬物事件が大きく報道されており大学生に薬物乱用が拡大しているのではないかと懸念されている本稿では大学生による薬物事犯の現状を中心に我が国の薬物事犯の現状について説明することとしたいなお本稿中意見にあたる部分は私見であるまた平成二〇年の数値については暫定値である一薬物事犯の現状我が国の薬物問題は薬物検挙者の約八割を占める覚せい剤の乱用の歴史である

Microsoft PowerPoint - 平成30年度 薬学講座講師研修会【資料Ⅰ 最近の薬物情勢】（4

Microsoft PowerPoint - 平成30年度薬学講座講師研修会【資料Ⅰ 最近の薬物情勢】（4