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1 藤沢市焼却施設整備基本計画 平成 28 年 4 月 藤沢市

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3 目次 はじめに 第 1 章ごみ処理の現状と課題 ごみ処理の現状 ごみ処理の課題 第 2 章施設整備に関する基本的な考え方 施設の形態 効率的な施設整備体制 施設整備の進め方 第 3 章施設規模と計画ごみ質 ごみ排出量の予測 災害廃棄物処理への対応 施設規模の算定 計画ごみ質 第 4 章公害防止基準値等の設定 概要 排ガス基準 排水基準 騒音 振動 悪臭基準 第 5 章処理システムの検討 ごみ処理技術の動向 処理システム案の比較 検討 第 6 章災害時における焼却施設の役割 基本方針 災害時における北部環境事業所の役割 強靭な施設に関する考え方 強靭な施設としての個別機能 第 7 章余熱利用計画 余熱利用について エネルギー回収率の交付要件 エネルギー回収率 発電量の試算 第 8 章事業方式の検討 検討の目的 PFI 手法の概要検討の目的 検討する事業方式 他都市事例の調査 事業方式の検討 第 9 章概算事業費の検討 概算建設費 概算運営費 第 10 章整備スケジュール

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5 はじめに 廃棄物処理は 従来の大量生産 大量消費 大量廃棄する社会から ごみの減量 資源化を促進する循環型社会の形成への転換が求められています 循環型社会形成推進基本法では 循環型社会構築のための優先順位として 1 番目 : リデュース ( ごみの減量 ) 2 番目 : リユース ( 再使用 ) 3 番目 : リサイクル ( 再使用不可物は資源にする ) 4 番目 : 熱回収 ( 資源として使えない物は燃やしてその熱を利用する ) 5 番目 : 適正処分を基本原則としています また 東日本大震災の経験から 大規模災害発生時においても円滑に廃棄物を処理できる体制 長期安定的なエネルギー供給が重要視されています 藤沢市 ( 以下 本市 という ) においては 平成 27 年 1 月に 湘南東ブロック藤沢市域における焼却施設整備方針 ( 以下 整備方針 という ) を策定し リサイクル推進型 + 焼却エネルギー利用 最終処分場負荷軽減型 のごみ処理システム構築を基本方針として定め これに基づき 平成 27 年 12 月に 藤沢市焼却施設整備基本構想 ( 素案 ) ( 以下 基本構想 という ) を策定しました 基本構想では 本市で保有する 2 箇所の焼却施設のうち 2 炉を有する石名坂環境事業所は稼働開始から 31 年が経過しており 1 炉を有する北部環境事業所は 平成 19 年に 1 号炉を更新し 順調に稼働をしていますが 今後の安定したごみ処理の継続を考慮すると 老朽化した石名坂環境事業所のごみ処理施設の整備を早急に行う必要があるとしています 一方で 基本構想では安定的で効率的なごみ処理を行うために 焼却施設の建設にあたっては 現状の 2 施設 3 炉体制を維持しつつ整備工事を行うことが必要であるとも結論づけています このため 基本構想では まず北部環境事業所に新 2 号炉を整備し 引き続き石名坂環境事業所に新炉を整備するスケジュールになっています この基本構想に パブリックコメント 藤沢市議会 藤沢市廃棄物減量等推進審議会のご意見を反映させ また焼却施設のプラントメーカーに事業参加意向 概算事業費等についてアンケート徴収した結果を加味した内容として 藤沢市焼却施設整備基本計画 ( 案 ) ( 以下 基本計画 という ) を策定しました 北部環境事業所新 2 号炉の整備に当たっては この基本計画に基づき今後の施設建設計画を進めることとします なお 関係法令の改正 技術革新 社会情勢が大きく変化した場合等 計画の内容について具体的な施設の仕様書等を作成する段階で見直します 1

6 第 1 章ごみ処理の現状と課題 1. ごみ処理の現状 1-1 ごみの分別区分本市のごみ分別区分を以下に示します 分別区分は 大きく分類すると 可燃ごみ 不燃ごみ 大型ごみ 資源の 4 分類となります 平成 19 年 4 月に 可燃ごみ 不燃ごみ プラスチック製容器包装 特定処理品目の戸別収集 を実施し 平成 19 年 10 月からは 可燃ごみと不燃ごみを対象とした 指定収集袋制によるごみ処理有料化 ( 以下 有料化 という ) を実施し 有料化実施による減量効果を確認することができ 懸念されていたリバウンド現象も発生していない状況です また 市民負担の軽減や集積所の諸課題 資源の出しやすい環境づくりを目的として 平成 24 年 4 月から ビンやカン ペットボトル等の資源品目別戸別収集を開始し さらに平成 27 年 4 月からは 雑がみと本 雑誌 を統一した戸別収集を実施することにより 市民のごみの分別やごみ出し負担の軽減を図っています 表 1-1 ごみの分別区分 可燃ごみ 不燃ごみ 資源 区分主な種類出し方収集回数 大型ごみ 特別大型ごみ 生ごみ ( 台所ごみ ) 資源に出せない紙類 木材 ( 長さ 50 cm未満 ) たばこ 灰 保冷剤 乾燥剤 下着類 すだれ ござ ( 自然素材で 1 畳以下 ) ペット用の砂 シート 花火 使い捨てカイロ等 皮製品 靴 金属類 アルミホイル 電球 白熱球 スピーカー 綿入り衣類 一斗カン ホーロー製品 ガラス 陶磁器類 包丁などの刃物 小型家電等 特定処理品目蛍光管 乾電池 水銀体温計 テープ類 ライター ガスボンベ スプレー缶 ( 中身が入っているもの ) 指定収集袋 ( 可燃ごみ 不燃ごみ共通袋 可燃ごみ専用袋 ) に入れ 戸建では道路に面した敷地内 集合住宅は専用集積所へ 指定収集袋 ( 可燃ごみ 不燃ごみ共通袋 ) に入れ 可燃ごみと同じ場所へ 透明または半透明の袋に品目ごとに分別して入れ 可燃ごみと同じ場所へ 週 2 回 隔週 1 回 プラスチック製容器包装 週 1 回 ポリ袋 ラップ類 トレイ パック類 カップ類 チューブ類 ボトル類 ふ 軽く洗ってから透明または半透明の袋に入れ 可燃ごみと同じ場所へ た その他 緩衝材 発泡スチロール 廃食用油 ( 植物油のみ ) サラダ油 オリーブ油 菜種油等 スクリューキャップ式のペットボトルに入れ 可燃ごみと同じ場所へ ビン ( 化粧品んのビンは乳白色以外のもの 水洗いしてバケツ等の容器に入れ 可燃ごみと同じ場所へ 週 2 回 新聞等 折込広告 ひもで十文字に縛り 資源集積所へ 段ボール 飲料用紙パック古布類 ( 衣類 カーテン シーツ 毛布 タオル等 ) カン なべ類 ( 缶詰 飲料用 酒類 菓子類 スプレー缶 卓上用ガスボンベ ( 穴開け済 ) その他食品の缶 なべ やかん フライパン フォーク スプーンペットボトル ( 識別マークがあるもの ) 飲料用 しょうゆ みりん 酢 ドレッシング等 ( ノンオイルのもの ) 本 雑がみ ( 本 雑誌 カタログ コピー用紙 ポスター カレンダー ノート 封筒 はがき ダイレクトメール 菓子箱等のボール紙 厚紙 シュレッダー紙等 ) 商品プラスチック ( プランター 植木鉢類 ビデオ DVD などのケース かごなど 50cm 未満のプラスチック製商品 ) 金具 ガムテープを外し つぶしてからひもで十文字に縛り 資源集積所へ切り開いて洗ってからひもで十文字に縛り 資源集積所へひもで十文字に縛り 資源集積所へ 水洗いしてバケツ等の容器に入れ 可燃ごみと同じ場所へ ふた ラベルを取り除き すすいで可燃ごみと同じ場所へ 本 雑誌類はひもで十文字に縛り 雑がみは紙袋に入れひもで十文字に縛りシュレッダー紙は紙袋か大きめの紙に包んでひもで縛り ( ビニール袋も可 ) 可燃ごみと同じ場所へ 透明または半透明の袋に入れるか 収集員がわかるような貼り紙などをして 可燃ごみと同じ場所へ 剪定枝大型商品プラスチック ( 衣装ケース ベビーバスなど50cm未満のプラス電話申し込み後 各戸収集 ( 無料 ) チック製商品 ) 大型ごみ 50cm以上 2m 未満のごみ 50cm未満でも大型ごみになるもの ( 電子レ電話申し込み後 大型ごみ納付券 (1 枚 500 円 ) を貼付し 各戸収集ンジ 食器洗い機 ミシン ワープロ 風呂釜 タイヤ ハホイール プロパンガスボンベ スキャナー プリンターなど特別大型ごみ電話申し込み後 大型ごみ納付券 (1 枚 500 円 ) を2 枚貼付し 各戸収タンス サイドボード 食器棚 書棚 ソファー 浴槽 門扉 門柱 流し集台 オルガン たたみ スプリング入りマット ベッド 物置 机 隔週 1 回 予約制 2

7 1-2 ごみ量について家庭系 事業系別のごみ量推移を以下に示します 家庭系ごみは 平成 22 年度から平成 26 年度まで一旦増加しましたが ほとんど一定の排出量を維持しています 事業系ごみについては 排出量が増加する傾向を示しています 表 1-2 ごみ量 ( 家庭系 事業系別 ) 種類 / 年度 単位 H22 H23 H24 H25 H26 人口 人 409, , , , ,916 排出量 t 131, , , , ,070 家庭系ごみ排出量 t 101, , , , ,497 可燃 t 57,330 57,324 58,415 57,516 57,739 不燃 t 7,367 7,838 7,466 7,435 7,260 大型 t 5,197 5,441 5,494 4,969 4,806 資源 t 31,554 32,121 32,431 32,214 31,692 事業系ごみ排出量 t 29,981 30,943 34,402 34,933 35,573 可燃 t 29,584 30,546 34,060 34,623 35,260 不燃 t 家庭系ごみ排出量原単位 g/ 人 / 日 事業系ごみ排出量原単位 t/ 日 ごみ排出量原単位 g / 人 / 日 焼却対象ごみ量 t 99, , , , ,693 資源化率 ( 灰を含まない ) % 28.8% 28.2% 27.4% 27.8% 27.4% 資源化率 ( 灰を含む ) % 37.5% 37.5% 36.3% 35.9% 35.3% 最終処分率 % 0.2% 0.1% 0.1% 0.2% 0.1% 図 1-1 ごみ量 ( 家庭系 事業系別 ) 3

8 1 日あたりのごみ排出量である原単位は 平成 22 年度から平成 26 年度まで人口の増加にもかかわらず 家庭系ごみの排出量がほぼ一定に推移しているため 家庭系ごみは減少傾向を示しています 一方で事業系ごみについては 大型商業施設の開設などにより 増加傾向を示しています 図 1-2 ごみ排出量の原単位 ( 家庭系 事業系別 ) 焼却対象ごみ量は 事業系ごみ排出量の増加によって増加傾向を示しています また 資源化率は減少傾向を示していますが 最終処分率はほぼ一定の傾向を示しています 図 1-3 焼却対象ごみ量 資源化率 最終処分率 4

9 1-3 ごみ処理施設の状況平成 27 年度のごみ処理施設の状況を以下に示します 本市には 北部環境事業所と石名坂環境事業所の 2 か所の焼却施設があります 北部環境事業所は 昭和 47 年に稼働を開始し 1 号炉と 2 号炉が稼働していました しかし 老朽化が進んだため 平成 19 年に 1 号炉を更新し 2 号炉は平成 25 年に廃止して 現在は 1 号炉のみが稼働しています 石名坂環境事業所は 昭和 59 年に 3 炉で稼働を開始し 北部環境事業所の新 1 号炉稼働に伴い 1 炉を休止し 現在は 2 炉で稼働しています また 平成 9 年度から平成 11 年度の間に老朽化対策等の大規模改修を行いましたが 稼働開始から 既に 31 年が経過しています 表 1-3 藤沢市施設構成 環境事業センター南部収集事業所北部環境事業所石名坂環境事業所リサイクルプラザ藤沢石名坂環境事業所リサイクルプラザ藤沢北部環境事業所 収集車両事務所ロードパッカー車 25 台他ロードパッカー車 20 台他焼却施設 150t/ 日 1 炉 130t/ 日 2 炉大型ごみ 不燃ごみ処理施設大型ごみ 不燃ごみ破砕機 65t/5h 大型可燃ごみ破砕機 5.5t/5h 大型可燃ごみ破砕機 25t/5h 資源化施設 61.5t/5h し尿処理施設生し尿 + 浄化槽汚泥 230Kl/ 日 最終処分場 女坂最終処分場総容量 200,000m 3 石名坂温水プール 余熱利用施設 25m プール他 1-4 ごみ処理体系本市におけるごみ処理体系を次に示します 本市では カン ビン ペットボトル 紙類等の一般的な資源物だけでなく 廃食用油 羽毛布団 乾電池 タイヤ等の排出量が少量なものについても極力資源化しています 5

10 ごみ種別中間処理最終処分 可燃ごみ生ごみ草 葉資源に出せない紙等 北部環境事業所石名坂環境事業所 大型 特別大型ごみ 可燃性大型ごみ破裁断家具 畳 カーペット等砕リサイクルプラザ藤沢可燃羽毛布団石名坂環境事業所物 回収 積替 不燃性大型ごみ廃家電等スプリング入りマット自転車 タイヤ ホイール 不燃ごみ リサイクルプラザ藤沢石名坂環境事業所 リサイクルプラザ藤沢 革製品 靴 リサイクルプラザ藤沢 ガラス 陶磁器類 ( ホイール ) 金属類等 回収 ホイール取外 コンクリートブロック等 リサイクルプラザ藤沢 ( タイヤ ) 電気製品の一部小型家電 焼却 破砕 回収 積替 外皮除去 ( 回収ボックス 市内 19 か所 ) テープ 埋立 コンクリートブロック等 資源化溶融処理外部委託類 焼却灰焼却不燃物 売却 焼却磁選物破砕磁選物破砕アルミ物資源 特定処理品目 テープ類 ライター, カ スホ ンヘ, スフ レー缶 蛍光管, 乾電池, 水銀, 体温計 剪定枝 回収 積替 ( ライター ) 回収 穴あけ処理 ( カ スホ ンヘ, スフ レー缶 ) 回収 積替 蛍光管破砕 民間施設 堆肥化チップ化 資源 ペットボトル 圧縮 梱包 リサイクル ( 材料 製品等 カン なべ類 選別 圧縮 油化 高炉還元剤等 ) 本 雑誌 雑かみ類ダンボール, 新聞古布類, 飲料用紙パック リターナブル 廃食用油 回収 積替 ビン類 プラスチック製容器包装 商品プラスチック大型商品プラスチック 選別圧縮 梱包回収 積替 洗浄 消毒 ( リターナフ ルヒ ン ) ( カレット ) リユース不可リユース可 ( 洗浄 消毒 ) リユース ( リユースフェアー等 ) 専門業者委託処分 [ 市で収集 処理できないもの ] 危険物 処理困難物 医療系廃棄物 バッテリー 薬品類 ピアノ 電子オルガン 塗料 廃油 フ ロハ ンカ スホ ンヘ (10 kg以上 ) 土砂類 石等 販売店 専門業者対応 メーカーリサイクル対象品 家電リサイクル対象品 ( テレビ, エアコン, 冷蔵庫, 洗濯機, 衣類乾燥機 ) パソコン オートバイ 消火器 各リサイクル処理事業者等 [ 市と民間事業者での協定等に基づき資源化するもの ] 民間事業者 小型家電 パソコン 剪定枝等 各リサイクル処理事業者等 図 1-4 ごみの処理体系 6

11 2. ごみ処理の課題 2-1 ごみ量について市内で排出されるごみ量は 平成 19 年度の有料化以降減少していましたが 平成 24 年度以降は 大型商業施設の開設などにより事業系廃棄物が増加したことにより 全体では 減少 から 微増 に変化しています 今後も 人口が増加傾向にあることや事業所の増加も予想されることから ごみ量が増えることも考えられます 資源については カン ペットボトル等の軽量化やインターネット等の普及により 本 雑誌 新聞の販売数が減少し 資源化量は減少しています また 将来のごみ量の増加によって 資源化率が更に減少することが想定されます 2-2 施設整備の課題 (1) 焼却施設の老朽化による新たな焼却施設の建設石名坂環境事業所は 稼働開始から既に 31 年が経過しています 焼却炉は 24 時間高温で連続運転していることから 適切な維持管理や定期的な改修を行っていても 30 年程度で焼却能力の低下や故障箇所が増加します そのため 老朽化した施設を稼働していくには 今後も予防保全型の維持管理費や修繕費用の大幅な増加が予想されます また 老朽化や昨今のごみ質の変化により焼却能力が低下していることから 早急に新たな焼却施設の整備を進める必要があります (2) 焼却施設の建設用地の確保焼却施設の建設用地は 新たに用地を取得することは 候補地の選定や建設面積の確保の点から 本市の現状では困難です (3) 現行の施設を稼働しながらの整備焼却施設は日々の可燃ごみを生活衛生上 停滞させることなく処理する施設であることから 北部環境事業所と石名坂環境事業所を稼働しながら 2 施設 3 炉体制を継続しつつ施設整備を行う必要があります 2-3 社会情勢の変化による課題社会情勢の変化については 環境問題や市民ニーズの多様化 超高齢社会に向けた分別の簡素化や負担軽減施策などの課題があり これらの社会情勢の変化に対応していく必要があります 2-4 最終処分場について 現在 最終処分するものは 女坂最終処分場へ埋め立てています これまでにごみの減量 資源化 焼却灰等の資源化を進めた結果 最終処分率は 0.1% にまで下がっています 7

12 これにより最終処分場の大幅な延命化が図られ 現在の残余容量から推定すると平成 55 年まで埋立可能です しかし 仮に焼却残渣の資源化ができなくなった場合には 数年で最終処分場が満杯になってしまう恐れがあります 市内に新たな最終処分場を確保することは非常に困難であるため 今後も女坂最終処分場の計画的な利用が必要です 8

13 第 2 章施設整備に関する基本的な考え方 1. 施設の形態施設整備に関する施設の形態について 循環型社会の形成及び大規模災害に備えることを考慮し 次の項目を基本的な考え方とします (1) 信頼性の高い排ガス処理設備等の導入により環境保全に対応するとともに 温室効果ガス排出の低減など環境に配慮した施設とします (2) 大規模災害時においても廃棄物の処理が行えるように 設備の強靭化を図り また災害復興拠点として非常時の電力 熱源供給等の機能も有する施設とします (3) 焼却熱を有効利用して高効率発電を行い 施設内で消費される電力を賄うとともに 余剰となった電力は施設外へ送電することや 熱源供給をすることにより エネルギーの地産地消を推進する施設とします (4) ごみ質等の変化や災害ごみ処理に対応できる焼却方式や処理能力等を検討したうえで 対応が図れる施設とします (5) 建設費 運転管理費についてライフサイクルコストの低減を図る施設とします (6) 適正な維持管理及び計画的な整備を行うことにより 施設の安定稼働と長寿命化を図ることを考慮した施設とします 2. 効率的な施設整備体制本市の市域は南北に長いことから 収集効率を考慮すると 焼却施設は南北それぞれに設置することが望ましいと考えられます また 焼却施設の故障 改修及び更新を考慮し 複数の焼却炉を稼働する体制を整え 順次整備等を行うことでリスクを回避し 廃棄物処理が滞ることがないようにする必要があります 3. 施設整備の進め方焼却施設の建設にあたり 新たに用地を取得することは 候補地の選定や建設面積の確保の観点から 本市の現状では困難であることから 北部環境事業所と石名坂環境事業所を稼働しながら 2 施設 3 炉体制を継続しつつ施設整備をいずれかの環境事業所内で行う必要があります 環境事業所内で新たな施設整備を行う場合には 現在休止している焼却炉を解体 撤去したのち 整備工事を行うことになります 北部環境事業所では 2 炉構成で 1 炉は廃炉となっており 施設構成は建物を含めて独立した構成となっています 一方 石名坂環境事業所では 3 炉構成で 現在 1 炉が休止中ですが 建物を含めて一体施設となっており 2 炉運転しながら休炉中の 1 炉分のスペースに焼却炉を整備することは工事施工範囲も含め難しいものと考えます これらの施設構成を考慮すると 2 施設 3 炉体制を維持しつつ 9

14 より影響が少なく整備が可能な場所は 北部環境事業所の廃炉した施設スペースとなります 以上のことから 今後の施設整備の進め方としては まず北部環境事業所に新 2 号炉を先行して更新し 次に石名坂環境事業所の整備を北部環境事業所新 2 号炉が稼働開始した後に行い 北部環境事業所 2 炉 石名坂環境事業所 1 炉による 2 施設 3 炉体制を維持し整備を行うこととします 10

15 第 3 章施設規模と計画ごみ質 北部環境事業所新 2 号炉を整備するにあたり 本市の可燃ごみ等を安定的に処理するため 将来のごみ排出量を予測し 必要な施設規模 ( 処理能力 ) を算定します また 施設設計の基本となる計画ごみ質 ( ごみの性状 ) を算定します 1. ごみ排出量の予測 1-1 ごみ排出量の予測方法ごみ排出量の予測フローを図 3-1 に示します 家庭系ごみは 過去の実績から予測します そのうえで 本市の将来の人口予測を掛け合わせて算出します 事業系ごみは 人口の増減による影響を受けないことから 過去の 1 日あたりの排出量から予測します 人口家庭系ごみ事業系ごみ 人口 可燃ごみ 不燃ごみ 大型ごみ 資源 可燃ごみ 実績の整理実績の整理実績の整理 将来人口の予測 将来人口 1 排出量原単位の回帰予測 1 排出量原単位の回帰予測 1 人 1 日当たりの家庭系ごみ排出量 (g/ 人 / 日 ) による回帰予測 1 日当たりの事業系ごみ排出量 (t/ 日 ) による回帰予測 2 現状施策を継続した場合のごみ量予測 3 各種施策を実施した場合の減量化 資源化目標 ( 国 県の目標を考慮 ) 4 各種施策を反映したごみ量予測 : 藤沢市将来人口推計を採用 図 3-1 ごみ排出量の予測フロー (1) 排出量原単位の予測手法家庭系ごみは 本地域に生活している住民から排出されるものであるため 1 人 1 日当たりの家庭系ごみ排出量を原単位として 統計的予測の手法の一つである重回帰分析 ( 以下 予測式 という ) を用いて将来の原単位を予測します 11

16 事業系ごみは 家庭系ごみと同様に本地域の事業所から排出されるものですが 人口よりも社会情勢や景気動向に左右されます そのため 1 日当たりの事業系ごみ排出量を原単位として 予測式を用いて将来の原単位を予測します (2) 現状施策を継続した場合のごみ量予測家庭系ごみ量の予測は 1 人 1 日当たりの家庭系ごみ排出量に 将来人口と年間日数を掛け合わせて算定します 事業系ごみ量の予測は 1 日当たりの事業系ごみ排出量に 年間日数を掛け合わせて算定します ( 家庭系ごみ量 )=1 人 1 日当たりの家庭系ごみ排出量 将来人口 年間日数 ( 事業系ごみ量 )=1 日当たりの事業系ごみ排出量 年間日数 ( 総ごみ量 : 現状施策を継続した場合のごみ量予測 ) = 家庭系ごみ量 + 事業系ごみ量 (3) 各種施策を実施した場合の減量化 資源化目標 ( 国 県 市の目標を考慮 ) 国 県 市の目標を考慮し 減量化 資源化目標を設定します (4) 各種施策を反映したごみ量予測 (2) 現状施策を継続した場合のごみ量予測 と (3) 各種施策を実施した場合の減量化 資源化目標 の差でごみ量を予測します ( 家庭系ごみ量 ) =(2) で算定した家庭系ごみ量 -(3) 各種施策を実施した場合の減量化 資源化目標 ( 事業系ごみ量 ) =(2) で算定した事業系ごみ量 -(3) 各種施策を実施した場合の減量化 資源化目標 ( 総ごみ量 : 各種政策を反映したごみ量予測 ) = 家庭系ごみ量 + 事業系ごみ量 (5) 計画ごみ量の設定北部環境事業所の新 2 号炉に搬入される計画ごみ量は可燃ごみを対象とするため 減量化 資源化目標を達成した場合のごみ量予測に基づき 計画ごみ量を設定します 1-2 将来人口 藤沢市将来人口推計で予測した人口を採用します 12

17 1-3 現状施策を継続した場合のごみ量予測 現状施策を継続した場合のごみ量予測を以下に示します 表 3-1 現状施策を継続した場合のごみ排出量予測 資源化量 項目 単位 年度 H22 H23 H24 H25 H26 H27 H28 H29 H30 H31 H32 H33 H34 H35 H36 H37 H38 H39 H40 H41 人 409, , , , , , , , , , , , , , , , , , , ,787 日 総ごみ量合計 t 131, , , , , , , , , , , , , , , , , , , ,286.3 家庭系ごみ量 t 101, , , , , , , , , , , , , , , , , , , ,194.8 可燃収集量 t 57, , , , , , , , , , , , , , , , , , , ,680.9 不燃収集量 t 7, , , , , , , , , , , , , , , , , , , ,390.2 大型収集量 t 5, , , , , , , , , , , , , , , , , , , ,890.1 資源収集量 t 31, , , , , , , , , , , , , , , , , , , ,233.6 事業系ごみ量 t 29, , , , , , , , , , , , , , , , , , , ,091.5 事業系可燃量 t 29, , , , , , , , , , , , , , , , , , , ,726.5 事業系不燃量 t 人口 (10 月 1 日 ) 年間日数 総ごみ量 要処理ごみ量総ごみ量原単位要処理量ごみ量原単位家庭系ごみ量原単位資源収集量原単位事業系ごみ量原単位焼却対象ごみ量原単位 焼却対象ごみ量 焼却対象ごみ量合計家庭系可燃ごみ量事業系可燃ごみ量リサイクルフ ラサ 破砕残渣量石名坂切断破砕量容器包装プラ残渣量廃食用油残渣量脱水ケーキ量 コンホ ストによる資源化資源化率 ( 灰を含む ) 資源化率 ( 灰を含まない ) 埋め立て処分量最終処分率 t 99, , , , , , , , , , , , , , , , , , , ,052.7 g/ 人日 g/ 人日 g/ 人日 g/ 人日 t/ 日 g/ 人日 t 99, , , , , , , , , , , , , , , , , , , ,325.6 t 57, , , , , , , , , , , , , , , , , , , ,680.9 t 28, , , , , , , , , , , , , , , , , , , ,033.0 t 11, , , , , , , , , , , , , , , , , , , ,516.9 t 1, , , , , , , , , , , , , , , , , , , ,435.9 t t t t 脱水し渣量 資源化量合計 t 51, , , , , , , , , , , , , , , , , , , ,923.9 資源 大型家具 ( リサイクル展示場 ) 不法投棄家電資源化 処理工程からの資源化 ( 磁選物等 ) 灰溶融 エコセメント t 31, , , , , , , , , , , , , , , , , , , ,233.6 t t t 2, , , , , , , , , , , , , , , , , , , ,550.3 t 11, , , , , , , , , , , , , , , , , , , ,375.8 t 0.0 1, t 5, , , , , , , , , , , , , , , , , , , ,715.6 % 37.5% 37.5% 36.3% 35.9% 35.3% 35.7% 35.6% 35.6% 35.5% 35.4% 35.4% 35.4% 35.4% 36.4% 36.4% 36.4% 36.4% 36.4% 36.4% 36.4% % 28.8% 28.2% 27.4% 27.8% 27.4% 27.8% 27.7% 27.6% 27.5% 27.5% 27.5% 27.5% 27.4% 27.4% 27.4% 27.4% 27.4% 27.4% 27.4% 27.4% t % 0.2% 0.1% 0.1% 0.2% 0.1% 0.1% 0.1% 0.1% 0.1% 0.1% 0.1% 0.1% 0.1% 0.1% 0.1% 0.1% 0.1% 0.1% 0.1% 0.1% 13

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19 1-4 国 県 市の目標を達成するための減量目標 (1) 国 県 市の目標国 県 市の目標を以下に示します 国の目標 区分 表 3-2 国 県 市の目標 国 廃棄物処理法に基づく基本的な方針 ( 平成 28 年 1 月 ) 国 第三次循環型社会形成推進基本計画 ( 平成 25 年 5 月 ) 目標年平成 32 年度平成 32 年度 基準年平成 24 年度平成 12 年度 減量化 平成 24 年度比排出量約 12% 削減 1 人 1 日当たりの家庭系ごみ量 500g/ 人 / 日 1 1 人 1 日当たりのごみ排出量約 25% 減 2 1 人 1 日当たり家庭から排出するごみ量約 25% 削減 3 事業所から排出されるごみ量約 35% 削減 リサイクル率平成 32 年度約 27% - 平成 32 年度 1,700 万トン最終処分量平成 24 年度比約 14% 削減 ( 平成 12 年度 56 百万トンから概ね7 割減 ) 1 計画収集量 直接搬入量 集団回収を加えた事業系を含む一般廃棄物量 2 集団回収量 資源等を除く 3 事業系ごみの総量 県 市の目標 区分 神奈川県 循環型社会づくり計画 ( 平成 24 年 3 月 ) 藤沢市一般廃棄物処理基本計画 ( 平成 24 年 3 月 ) 目標年平成 33 年度平成 33 年 基準年平成 21 年度平成 22 年 減量化 リサイクル率 ( 再生利用量 資源化率 ) 生活ごみ 1 人 1 日あたりの排出量 680g/ 人 / 日 - 1 人 1 日あたりのごみ発生量 880g/ 人 / 日市民 1 人 1 日当たりの要処理量 627g/ 人 / 日 灰溶融等資源化を含まず 40% 灰溶融等資源化を含む 45% 最終処分量 - 0.2% 以下 14

20 (2) 国 県 市の目標の達成状況国 県 市の目標の達成状況を以下に示します 表 3-3 国 県 市の目標の達成状況 ( 現状施策 ) 国 県 市の目標 減量目標項目 単位 基準年直近年目標年実績値 H26 実績値目標値予測値達成有無 国の目標 1 廃棄物処理法に基づく基本的な方針 ごみ総排出量 t H24 138, ,070 H32 121, ,710 1 人 1 日当たりの家庭系ごみ量 g/ 人 / 日 H H リサイクル率 % H % 35.3% H % 35.4% 神奈川県の目標藤沢市の目標 最終処分量 t H H 第三次循環型社会 2 形成推進基本計画 1 人 1 日当たりのごみ排出量 g/ 人 / 日 H12 1, H 人 1 日当たり家庭から排出するごみ量 g/ 人 / 日 H H 循環型社会づくり計画 一般廃棄物処理基本計画 事業所から排出されるごみ量 t H12 32,636 35,573 H32 21,213 38,581 生活ごみ 1 人 1 日当たりの排出量 g/ 人 / 日 H H 人 1 日当たりのごみ排出量 g/ 人 / 日 H H 市民 1 人 1 日当たりの要処理量 g/ 人 / 日 H H 資源化率 ( 灰溶融を含まず ) % H % 27.4% H % 27.5% 資源化率 ( 灰溶融を含む ) % H % 35.3% H % 35.4% 最終処分量率 % H22 0.2% 0.1% H33 0.2% 0.1% 現状施策の継続で 国の目標が達成できない原因は 主に人口の増加と近年の事業系ごみの増加によるものと考えられます 事業系ごみ増加の原因は 平成 24 年から大型商業施設の開設などによるものと推定されます また 都市化の進展や東京オリンピック パラリンピック関係による事業活動の活性化等の要因で 事業系ごみは今後も増加傾向になるものと予想されます 市の目標が達成できない原因は 主に事業系ごみの増加のほか バイオガス化施設の導入見送りにより 可燃ごみ中の厨芥ごみ等の資源化量の減少と推定されます (3) 減量化 資源化目標本市の事情を踏まえ 各種減量化 資源化施策を実施した場合においても 国の目標を達成することは非常に困難な状況にありますが 市民 事業者 行政がごみ排出量削減に努力し 現状の排出量を維持できるように努めるものとします 以上の方針を踏まえ 減量施策を実施し平成 34 年度まで現状の総排出量を維持することを本市の目標とします 家庭系ごみの減量目標を達成する場合のイメージ図を次に示します 本市では 人口が増加傾向であることから 総排出量を現状維持とするために 減量化施策により減量するものとします 15

21 430, , , , , , , , ,000 0 イメージ図 人 t g/ 人 / 日 H26 H27 H28 H29 H30 H31 H32 H33 H26 H27 H28 H29 H30 H31 H32 H33 人口家庭系ごみ原単位家庭系排出量人口家庭系ごみ原単位 図 3-2 家庭系ごみの減量目標を達成する場合のイメージ図 総排出量の現状維持のために家庭系ごみ 事業系ごみの削減必要量とそれを原単位に換算した減量化目標を以下に示します 平成 34 年度までに家庭系ごみについては現状施策を実施した場合の予測量から 1 人 1 日当たり 11.7g/ 人 / 日 事業系ごみについては 1 日 9.0t の減量が必要となります 表 3-4 削減必要量 項目 人口総排出量家庭系ごみ排出量事業系ごみ排出量 単位 H34 目標値 H34 予測値 H34 削減必要量 人 428, ,211 t/ 年 137, ,162 5,092 t/ 年 101, ,326 1,829 t/ 年 35,573 38,836 3,263 表 3-5 減量化目標 項目家庭系ごみの減量事業系ごみの減量 単位 H27 H28 H29 H30 H31 H32 H33 H34 g/ 人 / 日 t/ 日

22 減量目標達成後の予測を以下に示します 表 3-6 減量目標を達成後の予測 項目 単位 H26 年 H34 年 ( 実績 ) ( 目標年度 ) 家庭系ごみ g/ 人 / 日 事業系ごみ t/ 日 リサイクル率 ( 灰の資源化を含む ) % 35.3% 35.9% リサイクル率 ( 灰の資源化を含まない ) % 27.4% 28.0% 最終処分率 % 0.1% 0.1% g/ 人 / 日 家庭系ごみ原単位 ( 減量施策を反映 ) 家庭系ごみ原単位 ( 現状施策 ) H26 H27 H28 H29 H30 H31 H32 H33 H34 年度 図 3-3 家庭系ごみ原単位の減量目標 17

23 t/ 日 事業系ごみ原単位 ( 減量施策を反映 ) 事業系ごみ原単位 ( 現状施策 ) H26 H27 H28 H29 H30 H31 H32 H33 H34 年度 図 3-4 事業系ごみ原単位の減量目標 1-5 減量施策反映後の国 県 市の目標達成状況 減量施策反映後の国 県 市の目標の達成状況を以下に示します 表 3-7 国 県の目標の達成状況 ( 施策を反映後 ) 国 県 市の目標 減量目標項目 単位 基準年直近年目標年実績値 H26 実績値目標値予測値達成有無 国の目標 1 廃棄物処理法に基づく基本的な方針 ごみ総排出量 t H24 138, ,070 H32 121, ,043 1 人 1 日当たりの家庭系ごみ量 g/ 人 / 日 H H リサイクル率 % H % 35.3% H % 35.9% 神奈川県の目標藤沢市の目標 最終処分量 t H H 第三次循環型社会 2 形成推進基本計画 1 人 1 日当たりのごみ排出量 g/ 人 / 日 H12 1, H 人 1 日当たり家庭から排出するごみ量 g/ 人 / 日 H H 循環型社会づくり計画 一般廃棄物処理基本計画 事業所から排出されるごみ量 t H12 32,636 35,573 H32 21,213 35,551 生活ごみ 1 人 1 日当たりの排出量 g/ 人 / 日 H H 人 1 日当たりのごみ排出量 g/ 人 / 日 H H 市民 1 人 1 日当たりの要処理量 g/ 人 / 日 H H 資源化率 ( 灰溶融を含まず ) % H % 27.4% H % 28.0% 資源化率 ( 灰溶融を含む ) % H % 35.3% H % 35.9% 最終処分量率 % H22 0.2% 0.1% H33 0.2% 0.1% 18

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25 1-6 減量施策を反映したごみ量予測 減量施策を反映し 現状の排出量を維持する場合のごみ量予測を以下に示します 表 3-8 施策を反映した場合のごみ排出量予測 項目 単位 年度 H22 H23 H24 H25 H26 H27 H28 H29 H30 H31 H32 H33 H34 H35 H36 H37 H38 H39 H40 H41 人 409, , , , , , , , , , , , , , , , , , , ,787 日 総ごみ量合計 t 131, , , , , , , , , , , , , , , , , , , ,047.7 家庭系ごみ量 t 101, , , , , , , , , , , , , , , , , , , ,496.7 可燃収集量 t 57, , , , , , , , , , , , , , , , , , , ,734.1 不燃収集量 t 7, , , , , , , , , , , , , , , , , , , ,264.4 大型収集量 t 5, , , , , , , , , , , , , , , , , , , ,806.4 資源収集量 t 31, , , , , , , , , , , , , , , , , , , ,691.8 事業系ごみ量 t 29, , , , , , , , , , , , , , , , , , , ,551.0 事業系可燃量 t 29, , , , , , , , , , , , , , , , , , , ,238.6 事業系不燃量 t 人口 (10 月 1 日 ) 年間日数 総ごみ量 要処理ごみ量総ごみ量原単位要処理量ごみ量原単位家庭系ごみ量原単位資源収集量原単位事業系ごみ量原単位焼却対象ごみ量原単位 焼却対象ごみ量 焼却対象ごみ量合計家庭系可燃ごみ量事業系可燃ごみ量リサイクルフ ラサ 破砕残渣量石名坂切断破砕量容器包装プラ残渣量廃食用油残渣量脱水ケーキ量 t 99, , , , , , , , , , , , , , , , , , , ,355.9 g/ 人日 g/ 人日 g/ 人日 g/ 人日 t/ 日 g/ 人日 t 99, , , , , , , , , , , , , , , , , , , ,674.5 t 57, , , , , , , , , , , , , , , , , , , ,734.1 t 28, , , , , , , , , , , , , , , , , , , ,619.9 t 11, , , , , , , , , , , , , , , , , , , ,360.1 t 1, , , , , , , , , , , , , , , , , , , ,302.6 t t t t 脱水し渣量 資源化量合計 t 51, , , , , , , , , , , , , , , , , , , ,760.0 資源 t 31, , , , , , , , , , , , , , , , , , , ,691.8 資 大型家具 ( リサイクル展示場 ) t 源 不法投棄家電資源化 t 化 処理工程からの資源化 ( 磁選物等 ) t 2, , , , , , , , , , , , , , , , , , , ,502.7 量 灰溶融 t 11, , , , , , , , , , , , , , , , , , , ,801.4 エコセメント t 0.0 1, コンホ ストによる資源化 t 5, , , , , , , , , , , , , , , , , , , ,715.6 資源化率 ( 灰を含む ) % 37.5% 37.5% 36.3% 35.9% 35.3% 35.9% 35.9% 35.9% 35.9% 35.9% 35.9% 35.9% 35.9% 36.9% 36.9% 36.9% 36.9% 36.9% 36.9% 36.9% 資源化率 ( 灰を含まない ) % 28.8% 28.2% 27.4% 27.8% 27.4% 28.0% 28.0% 28.0% 28.0% 28.0% 28.0% 28.0% 28.0% 28.0% 28.0% 28.0% 28.0% 28.0% 28.0% 28.0% 埋め立て処分量 t 最終処分率 % 0.2% 0.1% 0.1% 0.2% 0.1% 0.1% 0.1% 0.1% 0.1% 0.1% 0.1% 0.1% 0.1% 0.1% 0.1% 0.1% 0.1% 0.1% 0.1% 0.1% 19

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27 1-7 焼却対象ごみ量 焼却対象ごみ量は 本市が将来焼却処理する量として算定します 本市のごみ減量化 資源化の目標を 平成 34 年度まで現状の総排出量を維持する としたことから この目標達成を前提とした量を将来の焼却対象ごみ量とします 表 3-9 施策実施後の焼却対象ごみ量 焼却対象ごみ量 年度 単位 H26 H33 H34 H35 H36 合計 t 103, , , , ,674 家庭系可燃ごみ量 t 57,739 57,725 57,733 57,727 57,732 事業系可燃ごみ量 t 34,641 34,620 34,620 34,608 34,620 リサイクルプラザ破砕残渣量 t 9,357 9,360 9,360 9,359 9,361 石名坂切断破砕量 t 1,303 1,303 1,303 1,302 1,303 容器包装プラ残渣量 t 廃食用油残渣量 t 脱水ケーキ量 t 脱水し渣量 t 焼却対象ごみ量 年度 単位 H37 H38 H39 H40 H41 合計 t 103, , , , ,675 家庭系可燃ごみ量 t 57,732 57,731 57,724 57,725 57,734 事業系可燃ごみ量 t 34,620 34,620 34,608 34,620 34,620 リサイクルプラザ破砕残渣量 t 9,361 9,360 9,360 9,360 9,360 石名坂切断破砕量 t 1,303 1,303 1,302 1,303 1,303 容器包装プラ残渣量 t 廃食用油残渣量 t 脱水ケーキ量 t 脱水し渣量 t 災害廃棄物処理への対応 近年では 大規模災害への対応が全市的に求められ 災害時の復興拠点として 廃棄物処理施設の位置づけは益々重要性が増しています ここでは 北部環境事業所新 2 号炉の整備にあたり 災害廃棄物処理への対応について検討します 2-1 国の方針 国は 廃棄物の減量その他その適正な処理に関する施策の総合的かつ計画的な推進を図るための基本的な方針 ( 改正平成 22 年 12 月環境省告示第 130 号 ) において 大規模地震や水害等の災害時には 通常どおりの廃棄物処理が困難となるため 広域圏ごとに一定程度の余裕を持った焼却施設や最終処分場 がれき等を保管するための災害廃棄物用ストックヤードを整備しておくことが重要である と方針を示しています また 廃棄物の処理及び清掃に関する法律 ( 昭和 45 年法律第 137 号 ) 第 5 条の 3 第 1 項に規定する廃棄物処理施設整備計画 ( 平成 25 年 5 月閣議決定 ) において 廃棄物処理施設は東日本大震災と同等規模の災害に対応できるよう 通常の廃棄物処理に加え 災害廃棄物を円滑に処理するための拠点と捉え直し 平素より廃棄物処理の広域的な連携体制 20

28 を築いておく必要があると定めています また 地震や水害によって稼働不能とならないよう 廃棄物処理施設の耐震化 地盤改良 浸水対策等を推進し 廃棄物処理システムとしての強靱性を確保する必要があるとしています さらに地域の防災拠点として 大規模災害時にも稼働を確保することにより 電力供給や熱供給等の役割も期待できるため 施設の強靭化を図る必要があるとしています 2-2 災害廃棄物の算定 本市では 神奈川県地震災害想定調査結果 ( 平成 27 年 3 月 ) において想定された大正型関東地震が発生した時の災害廃棄物量を基に 将来の廃棄物処理量及び施設規模への上乗せについての検討を行います 本市が試算した大正型関東地震発生時における被害ごとの可燃物発生量予測を以下に示します 表 3-10 被害ごとの発生量の見込み 地震被害による発生量 項目 棟数 原単位 ( トン / 棟 ) 発生量 (t) 全体可燃物不燃物コンクリートがら金属柱角材 全壊 27, ,469, ,549 1,251,421 2,592, , ,081 半壊 19, ,960 49, , ,836 18,509 18,509 半壊は全壊原単位の20% 地震被害棟数は津波被害以外の棟数 津波被害による発生量 項目 棟数 原単位 ( トン / 棟 ) 発生量 (t) 全体可燃物不燃物コンクリートがら金属柱角材 全壊 ,250 5,265 5,265 15,209 1,931 1,580 半壊 2, ,210 9,398 9,398 27,149 3,446 2,819 火災による発生量 発生量 (t) 項目 棟数 原単位 ( トン / 棟 ) 全体 可燃物 0.1% 不燃物 64.9% 20% コンクリートがら 31% 75.9% 金属 4% 柱角材 0% 木造 8, , , ,404 35,794 0 非木造 , ,326 96,112 5,065 0 木造焼失 非木造焼失の発生原単位は 災害廃棄物対策指針 の火災による減量率 焼失 9,380 棟のうち 90% を木造に 10% 非木造とした 浸水による発生量 項目 棟数 原単位 ( トン / 棟 ) 発生量 (t) 畳 木製家具 床上浸水 床下浸水 災害対策指針技術資料による木造一棟あたり畳 木製家具約 1t 災害廃棄可燃物量 423,181t 内訳地震 (406,906)+ 津波 (14,663) + 火災 (1022)+ 浸水 (590) 21

29 大正型関東地震と同等の災害が発生した際の災害廃棄物は約 619 万 t と予測され その中の可燃物量は被害ごとの合計値として 423,181t と予測されています 焼却処理すべき災害廃棄物量は膨大であり 市の 1 年分の焼却量 103,654t の約 4 倍が一度に排出され 市の保有する焼却施設だけで処理を行うことは困難です 一方で 災害時の復興促進として 主体的に災害処理を進める必要があり 可能な限り市の保有施設で処理を行います 3. 施設規模の算定施設規模の算定は 安定的なごみ処理を継続するため 将来において市全体で必要となる施設規模 ( 処理能力 ) を算定したうえで 既存施設の施設規模を勘案し 北部環境事業所新 2 号炉の施設規模を算定します 3-1 市全体で必要な焼却施設の規模 ( 処理能力 ) 施設規模算定の目標年度は 一般的に 廃棄物処理施設整備費国庫補助金交付要綱の取扱について ( 環廃対発第 号 平成 15 年 12 月 15 日 )( 以下 交付要綱の取扱 という ) に準じ 施設の稼働予定年度の 7 年後を越えない範囲内で将来予測の確度 施設の耐用年数 投資効率及び今後の他の廃棄物処理施設の整備計画等を勘案して定めた年度とされています 総排出量の現状維持を本市の目標と定め減量化 資源化を行う事で 施設稼働後 7 年間の間で焼却対象ごみ量はほとんど変わらないため 稼働初年度の平成 35 年度を計画目標年次として設定した場合の施設規模を以下に示します (1) 市全体の必要施設規模 焼却対象ごみ量 103,654t/ 年 年間実稼働日数 365 日 -85 日 ( 年間停止日数 )=280 日 調整稼働率 96% 通常処理分の施設規模 ( 施設全体 ) 103, =385t/ 日 ( 注 : 小数点以下切捨て ) よって 市全体で必要な焼却施設の規模は 385t/ 日とします (2) 既設施設規模北部環境事業所新 2 号炉の竣工時点における現有施設の施設規模を以下に示します 石名坂環境事業所は平成 23 年度 平成 24 年度に大規模改修を実施しましたが 稼働開始から 31 年が経過し 北部環境事業所新 2 号炉稼働初年度となる平成 35 年度には稼働 39 年目となります 廃棄物処理施設は次図のとおり時間の経過と共に性能が低下する傾向があります 石名坂環境事業所では 整備により必要とする性能は維持していますが 現在の処理状況は 突発的な故障増による稼働率の低下 昨今のごみ質の変化等の要因により 定格能力 130t/ 日を達成する事は難しい状況となっており 処理能 22

30 力の低下を実績から考慮し 石名坂環境事業所の既設施設規模を 120t/ 日と設定します 北部環境事業所 1 号炉の施設規模 :150t/ 日 石名坂環境事業所 3 号炉の施設規模 :120t/ 日 (3) 施設規模の算定ア北部環境事業所新 2 号炉における通常処理分の施設規模 ( 災害廃棄物処理を含まない ) 北部環境事業所新 2 号炉の施設規模は 市全体の必要施設規模から既存施設の施設規模を差し引いたものとします 市全体の必要施設規模 北部環境事業所 1 号炉の施設規模 石名坂環境事業所 3 号炉の施設規模 通常処理分の施設規模 ( 北部環境事業所新 2 号炉 ) 385t/ 日 150t/ 日 120t/ 日 =115t/ 日 イ北部環境事業所新 2 号炉における災害廃棄物処理分の施設規模災害廃棄物処理分については 全体の必要施設規模である 385t の 10% 相当が最適な施設規模と想定し 38t/ 日とします この施設規模により災害復興期間中の 3 年間で処理できる災害廃棄物中の可燃物量は 30,643t(7.2%) となります 30,643t=38t/ 日 ( 災害廃棄物処理規模 ) 280 日 ( 稼働日数 ) 0.96( 稼働率 ) 3 年間 ウ北部環境事業所新 2 号炉における施設規模 通常処理分 災害廃棄物処理分 施設規模 ( 北部環境事業所新 2 号炉 ) 115t/ 日 38t/ 日 115t/ 日 +38t/ 日 = t/ 日 よって 北部環境事業所新 2 号炉の施設規模は 150t/ 日とします また 北部環境事業所新 2 号炉整備後は 石名坂環境事業所に新 1 号炉を整備す 23

31 る方針としており 現段階における石名坂環境事業所新 1 号炉の施設規模は 120t/ 日 130t/ 日を想定しています なお 石名坂環境事業所新 1 号炉の施設規模については ごみ排出量の推移等を考慮のうえ 施設整備段階において再度算定するものとします 24

32 4. 計画ごみ質 4-1 計画ごみ質の検討に当たっての考え方計画ごみ質は 焼却対象として計画する低質ごみ 基準ごみ 高質ごみの三成分 ( 可燃分 水分 灰分 ) 低位発熱量 単位体積重量及び基準ごみの可燃分中の炭素 水素 酸素 窒素 硫黄 塩素の元素組成によって示されます 焼却施設は 計画ごみ質を適切に設定することで ごみ焼却施設の効率的かつ安定的な稼働に繋がります 4-2 計画ごみ質の検討 北部環境事業所新 2 号炉の計画ごみ質は 北部環境事業所の平成 21 年度から 25 年度のごみ質調査結果を基に設定した結果を以下に示します 表 3-11 ごみ質調査結果による計画ごみ質 低質ごみ基準ごみ高質ごみ 低位発熱量 (kj/kg) 水分 (%) 6,900 9,800 12, 可燃分 (%) 灰分 (%) 単位体積重量 (kg/ ) 社会情勢の変化に対応した計画ごみ質の設定ごみ質は 環境問題や市民ニーズの多様化等により変遷することがあります 本市では ごみ分別について雑がみと本 雑誌を統一することやこれ以上の分別負担がかかることが無い物を選定し 中間処理施設で分別し資源化することを進めています 特に 計画ごみ質に影響を与える プラスチック製容器包装 については 不適正物の混入が年々増加していることや 超高齢社会の進展の中で分別負担の課題もあり 減量 資源化施策と分別の簡素化を視野に計画ごみ質を設定する必要があります 分別区分の変更は 本市の全体で市民負担等を総合的に勘案し 今後検討していく予定としています 一方で 北部環境事業所新 2 号炉の整備では 整備後 30 年間は施設を運転する予定であることから 将来の分別変更も考慮した計画ごみ質として幅広いごみに対応できる計画とします ただし 分別区分の変更は決定事項ではないことから 施設設計のベースとなる基準ごみは変更しないこととし 高質ごみ ( 燃やした時の熱量が高いごみ ) の変化を想定した結果を 北部環境事業所新 2 号炉の計画ごみ質とします 25

33 表 3-12 社会情勢の変化に対応した計画ごみ質 低質ごみ基準ごみ高質ごみ 低位発熱量 (kj/kg) 水分 (%) 6,900 9,800 13, 可燃分 (%) 灰分 (%) 単位体積重量 (kg/ ) 北部環境事業所 1 号炉の計画ごみ質を参考に以下に示します 表 3-13 北部環境事業所 1 号炉の建設時点の計画ごみ質 低質ごみ基準ごみ高質ごみ 低位発熱量 (kj/kg) 水分 (%) 5,000 10,000 12, 可燃分 (%) 灰分 (%) 単位体積重量 (kg/ )

34 第 4 章公害防止基準値等の設定 1. 概要 1-1 検討の目的公害防止基準値等の設定は 北部環境事業所新 2 号炉を整備するにあたり 周辺地域の良好な生活環境を保全するため 法や条例の排出基準に基づくだけでなく 最新の技術レベルや地域性 環境性等を考慮し環境負荷の低減に努めるため 基準値の設定値について 技術的及び経済的に可能な範囲を勘案し 適切な設定値を検討します 今後 設定した設定値や煙突の高さ等の施設条件を基に施設の生活環境影響調査を行い 環境について予測評価を実施します 1-2 検討項目 排ガスの排出基準( 硫黄酸化物 窒素酸化物 ばいじん 塩化水素 ダイオキシン類 一酸化炭素 条例で指定される排煙指定物質 水銀 ) 排水基準 騒音 振動 悪臭の規制基準 1-3 検討にあたっての基本的な考え方検討にあたっては 以下の考え方を基本とします 法律 条例等で定められている規制値を基本とします 排ガスの排出基準については 現有施設の基準値を考慮して決定します 2. 排ガスの排出基準火格子面積が 2m 2 以上 又は焼却能力が 200kg/h 以上の廃棄物焼却炉は 大気汚染防止法により ばい煙発生施設 として処理能力や排ガス量別に排出基準値が定められています また 火床面積が 0.5 m 2 以上 又は焼却能力が 50kg/h 以上の廃棄物焼却炉は ダイオキシン類の排出基準値は ダイオキシン類対策特別措置法によりダイオキシン類の排出基準値が 焼却能力別に定められています 北部環境事業所新 2 号炉の排ガスの法基準等を確認し 既存施設の維持管理計画排出基準を参考に 新 2 号炉の維持管理計画排出基準を設定します 2-1 硫黄酸化物の排出基準硫黄酸化物の排出基準は 大気汚染防止法において 煙突の高さ及び地域ごとに定められた K 値と呼ばれる定数に応じて ばい煙発生施設ごとに許容限度が定められています 藤沢市の K 値は下表より 11.5 となります 27

35 表 4-1 神奈川県の地域区分ごとの K 値規制値 大気汚染防止地域の区分 ( 神奈川県のみ記載 ) 法の排出基準 (K 値 ) 神奈川県の区域のうち 横浜市 川崎市及び横須賀市の区域 3.0 神奈川県の区域のうち 平塚市 鎌倉市 藤沢市 茅ケ崎市 逗子市 相模原市 三浦市 厚木市 大和市 海老名市 座間市 三浦郡 高座郡 愛甲郡愛 11.5 川町及び津久井郡城山町の区域上記の区域以外の地域 17.5 大気汚染防止法施行令別表第三 ( 第五条関係 ) 大気汚染防止法施行規則別表第一 ( 第三条関係 ) 区域は 昭和五十一年九月一日における行政区画とする 2-2 窒素酸化物の排出基準窒素酸化物の排出基準は 大気汚染防止法において炉型式や排ガス量別に定められています 新 2 号炉は連続炉で計画されるため 排ガス量に係らず窒素酸化物の排出基準は 250ppm となります 表 4-2 窒素酸化物の排出基準排ガス量排出基準炉型式 (m 3 N/h) (ppm) 連続炉 ,000 以上 250 連続炉以外 40,000 未満 - 大気汚染防止法施行規則別表第三の二 ( 第五条関係 ) 排出基準は 排ガス中の酸素濃度 12% に換算した値 2-3 ばいじんの排出基準ばいじんの排出基準は 大気汚染防止法において焼却能力別に定められています 新 2 号炉の焼却能力は約 6,250kg/h 炉 (150t/24h 1 炉 ) の計画であるため ばいじんの排出基準は 0.04g/m 3 N となります 28

36 表 4-3 ばいじんの排出基準 焼却能力 排出基準 (g/m 3 N) 焼却能力が一時間当たり4,000kg 以上 0.04 焼却能力が一時間当たり2,000kg 以上 4,000kg 未満 0.08 焼却能力が一時間当たり2,000kg 未満 0.15 大気汚染防止法施行規則別表第二 ( 第四条関係 ) 排出基準は 排ガス中の酸素濃度 12% に換算した値 2-4 塩化水素の排出基準 塩化水素の排出基準は 大気汚染防止法において施設の種類別に定められています 廃棄物焼却炉の塩化水素排出基準は 700mg/m 3 N となります 表 4-4 塩化水素の排出基準 施設の種類 排出基準 (mg/m 3 N) 廃棄物焼却炉 700 大気汚染防止法施行規則別表第三 ( 第五条関係 ) 排出基準は 排ガス中の酸素濃度 12% に換算した値 塩化水素排出基準の mg/m 3 N を ppm に換算する方法は 大気汚染防止法に基づく窒素酸化物の排出基準の改定等について ( 昭和 52 年 06 月 16 日公布 環大規 136 号 ) において示されています この方法で換算すると 廃棄物焼却炉の塩化水素排出基準は 約 430ppm となります Cs: 排出ガス中における塩化水素重量 (mg/m 3 N) Cp:JISK0107 により算定される塩化水素濃度 ( 単位 ppm) Cs=(36.5/22.4) Cp Cp=Cs (22.4/36.5) =700 (22.4/36.5) 430ppm 2-5 ダイオキシン類の排出基準 ダイオキシン類の排ガスの排出基準は ダイオキシン類対策特別措置法において焼却能力別に定められています 新 2 号炉の焼却能力は約 6,250kg/h 炉 (150t/24h 1 炉 ) の計画であるため ダイオキシン類の排出基準は 0.1ng-TEQ/m 3 N となります 29

37 表 4-5 ダイオキシン類の排出基準 焼却能力 排出基準 (ng-teq/m 3 N) 焼却能力が一時間当たり 4,000kg 以上 0.1 焼却能力が一時間当たり 2,000kg 以上 4,000kg 未満 1 焼却能力が一時間当たり 2,000kg 未満 5 ダイオキシン類対策特別措置法施行規則別表第一大気排出基準 ( 第一条の二関係 ) 排出基準は 排ガス中の酸素濃度 12% に換算した値 2-6 一酸化炭素の排出基準 ダイオキシン類は ごみの燃焼状態が悪くなると発生量が増加する傾向にあるため 発生量を抑制するには完全燃焼させる必要があります 燃焼状態を示す指標としては 一酸化炭素 (CO) の濃度があり 濃度が低いほど完全燃焼していることになります そこで 平成 9 年 1 月に示された ごみ処理に係るダイオキシン類発生防止等ガイドライン では 煙突出口の一酸化炭素濃度を 30ppm 以下 (O 2 12% 換算値の 4 時間平均値 ) にすることが示されています また 安定燃焼を行うため 100ppm を超える一酸化炭素濃度瞬時値のピークを極力発生させないように留意することとしています 廃棄物の処理及び清掃に関する法律施行規則第四条の五 ( 一般廃棄物処理施設の維持管理の技術上の基準 ) では 煙突から排出される排ガス中の一酸化炭素の濃度が 100ppm 以下となるようにごみを焼却することとしています 表 4-6 一酸化炭素の排出基準 排出基準 (ppm) 備考 ごみ処理に係るダイオキシン類発生防止等ガイドライン 30 4 時間平均値 廃棄物の処理及び清掃に関する法律施行規則 時間平均値 廃棄物の処理及び清掃に関する法律施行規則第四条の五 ( 一般廃棄物処理施設の維持管理の技術上の基準 ) 排出基準は 排ガス中の酸素濃度 12% に換算した値 2-7 条例で指定される排煙指定物質 神奈川県生活環境の保全等に関する条例では 工場及び事業場の設置についての規制 事業活動及び日常生活における環境の保全のための処置 その他環境保全上の支障を防止するため 各種の規制が定められています 廃棄物焼却炉については 施行規則別表 6 により 排煙指定物質として以下の排出基準が適用されます 30

38 表 4-7 排煙指定物質の規制基準 項目カドミウム及びその化合物塩素塩化水素ふっ素 ふっ化水素及びふっ化珪素鉛及びその化合物アンモニアシアン化合物硫化水素 排出基準 0.5mg/m 3 N 1ppm 700mg/m 3 N 2.5mg/m 3 N 10mg/m 3 N 50ppm 10ppm 10ppm 神奈川県生活環境の保全等に関する条例施行規則別表第 6( 第 30 条 5 項 ) 2-8 水銀水銀の排出基準は定められていませんでしたが 平成 27 年 6 月に 水銀による環境の汚染の防止に関する法律 及び 大気汚染防止法の一部を改正する法律 が公布され 水銀排出施設として廃棄物焼却施設が対象となり 現在は国において施設の規模及び排出基準の検討を行っていることから 動向に注視する必要があります 2-9 まとめ既存施設の北部環境事業所と石名坂環境事業所では 排ガスの排出基準について国の法基準等と同様又はこれより厳しい基準値を維持管理計画に掲げています 新 2 号炉における維持管理計画の排出基準は 既存施設を参考に設定しました なお 排出基準を順守するため より安全な運転管理目標値を安定性 経済性を考慮したうえ 工事発注段階で再度 検討します 31

39 表 4-8 排ガス排出基準のまとめ 1 硫黄酸化物 項目北部環境事業所 1 号炉石名坂環境事業所北部環境事業所新 2 号炉法基準等 25ppm 35ppm 25ppm K 値 = 窒素酸化物 50ppm 100ppm 50ppm 250ppm ばいじん g/m 3 N 0.01g/m 3 N 0.01g/m 3 N 0.04g/m 3 N 1 塩化水素 25ppm 50ppm 25ppm 430ppm 1 ダイオキシン類 0.1ng-TEQ/m 3 N 1ng-TEQ/m 3 N( 注 1) 0.1ng-TEQ/m 3 N 0.1ng-TEQ/m 3 N 1 一酸化炭素濃度 カドミウム及びその化合物 30ppm(4 時間平均 ) 100ppm(1 時間平均 ) 100ppm を超えるピークを極力発生させない 維持管理計画 100ppm(1 時間平均 ) 30ppm(4 時間平均 ) 100ppm(1 時間平均 ) 100ppm を超えるピークを極力発生させない 神奈川県生活環境の保全等に関する条例による規制基準 30ppm(4 時間平均 ) 100ppm(1 時間平均 ) 100ppm を超えるピークを極力発生させない 0.5mg/m 3 N 0.5mg/m 3 N 0.5mg/m 3 N 0.5mg/m 3 N 塩素 1ppm 1ppm 1ppm 1ppm ふっ素 ふっ化水素及びふっ化珪素 2.5mg/m 3 N 2.5mg/m 3 N 2.5mg/m 3 N 2.5mg/m 3 N 鉛及びその化合物 10mg/m 3 N 10mg/m 3 N 10mg/m 3 N 10mg/m 3 N アンモニア 50ppm 50ppm 50ppm 50ppm シアン化合物 10ppm 10ppm 10ppm 10ppm 二硫化硫黄 5ppm 5ppm 5ppm 5ppm 硫化水素 10ppm 10ppm 10ppm 10ppm 水銀 無し 無し 国の動向を踏まえ検討 現在は無し 1 O 2 =12% 換算値 2 藤沢市はK 値 =11.5に該当し これに基づき北部環境事業所 1 号炉の排ガス量等の施設条件より濃度換算した 参考値は2,000ppmとなります ( 注 1) 石名坂環境事業所については 廃棄物処理法改正以前に設置された既設焼却施設であるため ダイオキシン類 の規制基準は1ng-TEQ/m 3 Nが適用されます また 法で維持管理計画の提出が義務付けられた以前の焼却施設で あるため 処理施設届出の設計値を記載しています 3. 排水基準 排水については 既存施設と同様に公共下水道へ放流するにあたり 藤沢市下水道条例に定める 下水排除基準が適用されます 32

40 健康項目 表 4-9 事業場からの下水排除基準 単位 特定施設を設置している者特定施設を設置して 50m 3 / 日以上 50m 3 / 日未満いない者 カドミウム及びその化合物 (mg/l) シアン化合物 (mg/l) 1 1 有機燐化合物 (mg/l) 鉛及びその化合物 (mg/l) 六価クロム化合物 (mg/l) 砒素及びその化合物 (mg/l) 水銀及びアルキル水銀その他の水銀化合物 (mg/l) アルキル水銀化合物 (mg/l) 検出されないこと 検出されないこと PCB (mg/l) トリクロロエチレン (mg/l) テトラクロロエチレン (mg/l) ジクロロメタン (mg/l) 四塩化炭素 (mg/l) ,2-ジクロロエタン (mg/l) ,1-ジクロロエチレン (mg/l) 1 1 シス-1,2-ジクロロエチレン (mg/l) ,1,1-トリクロロエタン (mg/l) 3 3 1,1,2-トリクロロエタン (mg/l) ,3-ジクロロプロペン (mg/l) チウラム (mg/l) シマジン (mg/l) チオベンカルブ (mg/l) ベンゼン (mg/l) セレン及びその化合物 (mg/l) ほう素及びその化合物 (mg/l) 230<10> 230<10> ふっ素及びその化合物 (mg/l) 15<8> 15<8> 1,4-ジオキサン (mg/l) アンモニア性窒素, 亜硝酸性窒素及び硝酸性窒素含有量 (mg/l) ダイオキシン類 (pg-teq/l) フェノール類 (mg/l) 銅及びその化合物 (mg/l) 3 1 3(1) 亜鉛及びその化合物 (mg/l) 2 1 2(1) 鉄及びその化合物 ( 溶解性 ) (mg/l) (3) マンガン及びその化合物 ( 溶解性 ) (mg/l) 1 1 生活 クロム及びその化合物 (mg/l) 2 2 環 生物化学的酸素要求量 (BOD) (mg/l) 境浮遊物質量 (SS)* (mg/l) 項鉱油類 (mg/l) 5 5 目ノルマルヘキサン抽出物質量動植物油脂類 (mg/l) 水素イオン濃度 (mg/l) 5を超え9 未満 5を超え9 未満 温度 ( ) 45 未満 沃素消費量 (mg/l) 220 ニッケル含有量 (mg/l) 1 1: 内の数値は 東部及び流域処理区内の新設の事業場 ( 昭和 46 年 11 月 1 日以降に設置されたもの ( 工事中を含みます )) に適用 されます 2: ( ) 内の数値は 東部及び流域処理区内の事業場に適用されます 3: 内の数値は 除害施設の設置等に関わる基準 その他は直罰の規制に関わる基準です 4: ほう素及びその化合物 ふっ素及びその化合物の < > 内の数値については 東部処理区内の事業場等に適用されます 5: 資料 : 事業場からの下水排除基準 ( 藤沢市ホームページ ) 33

41 4. 騒音 振動 悪臭の規制基準 4-1 騒音の規制基準神奈川県生活環境の保全等に関する条例では 事業所において発生する騒音については 都市計画法第 8 条第 1 項第 1 号に規定する用途地域ごとに敷地境界線上の地点における規制基準が定められています 計画地は 工業専用地域であるため 当該地域の騒音の規制基準が適用されます 表 4-10 騒音の規制基準 規制基準 午前 8 時から午後 6 時まで 午前 6 時から午前 8 時まで及び午後 6 時から午後 11 時まで 午後 11 時から午前 6 時まで 第一種低層住居専用地域第二種低層住居専用地域第一種中高層住居専用地域第二種中高層住居専用地域第一種住居地域第二種住居地域準住居地域近隣商業地域商業地域準工業地域工業地域 50デシベル 55デシベル 65デシベル 70デシベル 45デシベル 50デシベル 60デシベル 65デシベル 40デシベル 45デシベル 50デシベル 55デシベル 工業専用地域 75デシベル 75デシベル 65デシベル その他の地域 55デシベル 50デシベル 45デシベル 神奈川県生活環境の保全等に関する条例施行規則別表第 11 騒音の規制基準 騒音の測定の地点は 事業所の敷地境界線上の地点 4-2 振動の規制基準神奈川県生活環境の保全等に関する条例では 事業所において発生する騒音については 都市計画法第 8 条第 1 項第 1 号に規定する用途地域ごとに敷地境界線上の地点における規制基準が定められています 計画地は 工業専用地域であるため 当該地域の振動の規制基準が適用されます 34

42 表 4-11 振動の規制基準 規制基準 午前 8 時から午後 7 時まで 午後 7 時から午前 8 時まで 第一種低層住居専用地域第二種低層住居専用地域第一種中高層住居専用地域第二種中高層住居専用地域第一種住居地域第二種住居地域準住居地域近隣商業地域商業地域準工業地域工業地域 60デシベル 65デシベル 65デシベル 70デシベル 55デシベル 55デシベル 60デシベル 60デシベル 工業専用地域 70デシベル 65デシベル その他の地域 65デシベル 55デシベル 神奈川県生活環境の保全等に関する条例施行規則別表第 12 振動の規制基準 振動の測定の地点は 事業所の敷地境界線上の地点 4-3 悪臭の規制基準 悪臭原因物の排出の規制地域の指定等について( 平成 24 年 3 月 29 日藤沢市告示第 368 号 ) では 工場その他の事業場における事業活動に伴って発生する悪臭原因物の排出を規制する地域を 市内全域のうち, 都市計画法 ( 昭和 43 年法律第 100 号 ) 第 4 条第 2 項に規定する都市計画区域に指定された区域 ( 農業振興地域の整備に関する法律 ( 昭和 44 年法律第 58 号 ) 第 6 条第 1 項の規定により農業振興地域に指定された区域を除く ) としています 計画地は 都市計画区域に指定された区域であるため 規制する地域に該当します この告示では 悪臭防止法第 4 条第 2 項第 1 号から第 3 号に規定する規制基準を示しています 悪臭防止法第 4 条第 2 項第 1 項に規定する 当該事業場の敷地の境界線の地表における規制基準 は 計画地が工業専用地域であるため 臭気指数 15 となります 悪臭防止法第 4 条第 2 項第 2 項に規定する 煙突排出口における規制基準 は 臭気指数 15 を基礎として 悪臭防止法施行規則第 6 条の 2 に定める方法により算出します 悪臭防止法第 4 条第 2 項第 3 号に規定する 排出水の当該事業場の敷地外における規制基準 は により 臭気指数 31 となります なお 当該計画地は工業専用地域ですが より環境負荷の低減を図るように努め 事業所の臭気による周辺地域への影響を及ぼさないよう ごみ収集車両出入口に自動開閉扉 35

43 エアカーテンの設置等 今後 設備について検討します 敷地境界 気体排出口 排水 表 4-12 悪臭の規制基準 地域 1 種地域 ( 規制地域のうち都市計画法第 8 条第 1 項第 1 号に規定する第一種低層住居専用地域, 第二種低層住居専用地域, 第一種中高層住居専用地域, 第二種中高層住居専用地域, 第一種住居地域, 第二種住居地域及び準住居地域をいう ) 臭気指数 2 種地域 ( 規制地域のうち1 種地域を除く地域をいう ) 15 敷地境界に定める規制基準を基礎として, 悪臭防止法施行規則 ( 昭和 47 年総理府令第 39 号 以下 省令 という ) 第 6 条の2に定める方法により算出した臭気排出強度又は臭気指数とする 敷地境界に定める規制基準を基礎として, 省令第 6 条の3に定める方法により算出した臭気指数とする ( 敷地境界の規制基準 +16) 1 種地域 26 2 種地域 31 出典 : 悪臭原因物の排出の規制地域の指定等について ( 平成 24 年 3 月 29 日藤沢市告示第 368 号 ) より一部改正 10 36

44 第 5 章処理システムの検討 1. ごみ処理技術の動向中間処理技術の動向中間処理技術には 無害化や減容化を目的とした焼却処理や破砕処理 資源化を目的としたリサイクル ( 資源化 ) 等があります 中間処理技術を目的 ( 無害化 減容化 資源化 ) に応じて分類すると表 5-1 のようになります 表 5-1 中間処理技術の分類 ( 目的別 ) 区分 無害化 減容化 資源化 焼却炉 ガス化溶融炉 焼却炉 + 灰溶融 ごみ燃料化 (RDF) 施設 炭化炉 リサイクル施設 ( 破砕選別 ) ( 資源選別 ) 堆肥化 メタン発酵 飼料化 1) については 主要な目的に該当するものである 2) については 副次的な目的に該当するものである 処理対象となるごみの種類に応じて分類すると表 5-2 のようになります ごみを処理するためには いくつかの中間処理技術を組合せて処理を行います 表 5-2 中間処理技術の分類 ( 処理対象物別 ) 区分 可燃ごみ粗大ごみ不燃可燃性不燃性生ごみごみ粗大粗大 焼却炉 ガス化溶融炉 焼却炉 + 灰溶融 ごみ燃料化 (RDF) 施設 炭化炉 リサイクル施設 破砕選別 資源選別 堆肥化 メタン発酵 飼料化 については 一般的に破砕等の前処理が必要 資源 37

45 各中間処理方法の概要は以下のとおりです (1) 焼却炉 ( 従来炉 ) 焼却炉は 高温の炉内に可燃物が存在すると自燃することを利用した処理技術です この処理技術は 減量 減容化効果が高く また焼却に伴う熱エネルギーの有効利用が可能ですが 排ガス中の有害物質の除去 悪臭発生防止 焼却残渣の無害化等の公害防止対策が必要となります 焼却炉の分類は 燃焼室の形式により ストーカ ( 火格子 ) 式焼却炉 流動床式焼却炉 回転炉式焼却炉等に分けられます ストーカ式焼却炉は 最も歴史と実績があり 現在新設される焼却炉も大部分がストーカ式焼却炉となっています 処理対象物 ごみピット 受入供給設備 焼却炉 灰出し設備 燃焼ガス冷却設備 余熱利用設備 燃焼ガス処理設備 飛灰処理設備 煙突 埋立処分または資源化 ( 山元還元 ) 埋立処分または再利用 ( エコセメント等 ) 図 5-1 焼却炉の処理フロー例 (2) ガス化溶融炉ガス化溶融炉は 1990 年代後半から これまでの焼却方式に代わる次世代型技術として建設数が増加した処理技術です ガス化溶融炉は ダイオキシン類等有害物質の排出量が少なく 灰がスラグ化されるなどの利点があり 環境保全面やリサイクル促進の観点から 多くの自治体で採用されました 近年では 外部委託による灰の資源化の選択肢が増えたこともあり ガス化溶融炉を選択する自治体は減少していますが 最終処分場を保有しない自治体ではガス化溶融炉を採用することもあります 処理対象物 ごみピット 前処理設備 ガス化炉 選別 熱分解ガス 熱分解カーホ ン 溶融炉 スラグ 燃焼ガス処理設備 飛灰処理設備 煙突 埋立処分または資源化 ( 山元還元 ) 鉄 アルミ 再利用 図 5-2 ガス化溶融炉の処理フロー例 38

46 (3) 焼却炉 + 灰溶融炉この処理技術は前述した焼却炉に灰溶融炉を組み合わせたものです 灰溶融炉では焼却灰の減容化と資源化を目的として 焼却灰を 1,200~1,400 の高温条件で加熱し 有機物を燃焼 ガス化させ 無機物を溶融してガラス質のスラグとして回収され スラグ中に移行した重金属類は外部への溶出が防止されます 灰溶融炉は その熱源によって大きく電気式と燃料式に分類され 従来式の焼却炉の後段に併設される場合と 広域処理で各焼却施設から搬送した焼却灰を処理する灰溶融炉を単独で設置する場合があります 鉄類 燃料または電気 焼却灰 前処理設備 溶融炉 燃焼ガス処理設備 煙突 飛灰 スラグ 飛灰処理設備 埋立処分または資源化 ( 山元還元 ) 埋立処分または再利用 図 5-3 灰溶融炉の処理フロー例 (4) ごみ燃料化施設 (RDF 施設 ) ごみ燃料化施設は 廃棄物中の可燃物を破砕 成形し 燃料として取り扱うことができる性状にする技術であり この生成された燃料を RDF(Refuse Derived Fuel ごみから得られた燃料 ) と呼んでいます 燃料としての性状を一定にするため 収集段階において廃棄物の種類別に収集し 発熱量が一定となるように配合することなどが必要となります RDF は保存が可能で 輸送性に優れていて 燃料として有効利用ができますが 安定的な利用先の確保等の課題があります (5) 炭化炉炭化炉は 有機性廃棄物の単純焼却に代わる再資源化方法の一つです 処理システムは 熱分解過程で生じた熱分解ガスを燃焼する方式と燃焼せずに分離回収するシステムに分けられます 一般廃棄物を対象とした炭化炉の多くは 燃焼を伴う形式となっています 炭化処理は 従来の焼却技術と比べて排ガス量及び飛灰の発生量が抑えられ 環境負荷を少なくできること 焼却灰が発生しないこと 堆肥化施設に比べ臭気が出ないこと等のメリットがあります 基本的に有機物を含んだものであれば何でも炭化可能ですが 通常廃棄物から良質の炭化物や高性能活性炭の製造は難しく 生成物の用途は燃料もしくはセメントキルン 製鉄の原料等サーマルリサイクルの延長上に限られるため 用途の開発と確保が課題となっています また 生成した炭化物を燃料として使用した場合に発生する灰からの重金属の溶出等 灰処理段階における安全性といった点も問題となっています 39

47 処理対象物 ごみピット 前処理設備 炭化炉 選別 燃焼炉 燃焼ガス処理設備 飛灰処理設備 煙突 埋立処分または資源化 ( 山元還元 ) 資源化 図 5-4 炭化炉の処理フロー例 2. 処理システム案の比較 検討整備方針では 北部環境事業所と石名坂環境事業所の 2 施設を整備することに定めており 焼却施設の故障 改修及び更新等ごみの処理ができない場合のリスク分散を考慮した 2 施設 3 炉体制の維持を整備体制の基本とし 北部環境事業所 2 号炉を解体 撤去したうえで 新 2 号炉を建設する予定となっています ここでは 北部環境事業所新 2 号炉の整備するにあたり 本市に適した処理システムを検討するものとします 2-1 可燃ごみ処理の現状 (1) 可燃ごみ処理の流れ本市のごみ処理フローは 図 5-5 のとおりです 市内から排出された可燃ごみ等は 焼却処理され 焼却残渣及び焼却不燃物は民間施設 3 施設に外部委託し 焼却磁性物は売却することにより資源化しています 可燃ごみ リサイクル残渣 し尿汚泥 北部環境事業所 石名坂環境事業所 溶融処理 ( 資源化 ) 売却 ( 資源化 ) 焼却残渣焼却不燃物 焼却磁性物 図 5-5 可燃ごみ処理フロー 40

48 (2) 焼却施設の概要市内では 焼却施設を北部環境事業所及び石名坂環境事業所に 2 箇所保有しており 2 施設 3 炉体制で焼却処理を行っています 表 5-3 市内の焼却施設 施設名称 北部環境事業所 石名坂環境事業所 所在地 藤沢市石川 2168 藤沢市本藤沢 処理方式 全連続燃焼式全連続燃焼式 ( ストーカ方式 ) ( 流動床方式 ) 公称能力 150t/ 日 260t/ 日 (150t/ 日 1 炉 ) (130t/ 日 2 炉 ) 年間稼働日数 307 日 259 日 (2 号炉 ) 239 日 (3 号炉 ) 年間処理量 42,564t 59,498t 年間残渣量 5,785t 5,607t 残渣の処分方法 資源化 売却 資源化 売却 付帯施設 発電設備発電設備温水プール熱供給設備場内給湯設備場内冷暖房 給湯設備 平成 26 年度実績 2-2 処理システムの検討 (1) 前提条件整備方針では リサイクル推進型 + 焼却エネルギー利用 最終処分場負荷軽減型 として 以下のように定義づけられています リサイクル推進型 + 焼却エネルギー利用 最終処分場負荷軽減型 ごみを焼却し その際に発生したエネルギーをできるだけ回収し 発電等に利用するとともに 焼却残渣は溶融スラグ化し 資源として利用することで最終処分量を可能な限り減らすシステム 本検討においても 整備方針に示される処理システムを前提とします (2) 検討ケース焼却残渣の溶融処理には 焼却残渣の溶融スラグ化を北部環境事業所内で行うか 現状どおり外部委託を継続するかによって 処理システムと対応する処理方式が異なります ここでは 溶融処理の実施場所に注目した 2 ケースで検討します 41

49 表 5-4 検討ケース 処理システム 対応する処理方式 ケース 1 ケース 2 北部環境事業所内で溶融処理を 外部委託により溶融処理を行い 行い 資源化する 資源化する 焼却施設 + 灰溶融施設 または 焼却施設 ( 単独 ) ガス化溶融施設 (3) 検討ケースの比較検討検討ケースは 環境保全性 安全性 安定性 維持管理性 最終処分量 経済性 実現性から比較検討を行います 表 5-5 比較検討結果 ケース 1 北部環境事業所内での溶融処理 ケース 2 外部委託による溶融処理 1. 環境保全性 溶融するためのエネルギーが北部環境事業所内で必要となる 委託先での環境保全対策が必要となる 2. 安全性 安定性 1 建設実績 2 安全対策 3 安定稼働実績 4 本市における採用実績 5 トラブルの可能性 6 継続性 1 建設実績は焼却単独での整備は少ないが 最終処分場を保有しない自治体では採用されている 2 安全対策は講じられている 3 稼働実績は 10 年 ~15 年程度の施設が多い 4 溶融方式を採用していない 5 溶融設備に対するトラブルの報告事例は多い 6 適切な維持管理を行うことにより 30 年程度の稼働が可能となる 1-2 安全対策は講じられている 3 古くからの稼働実績がある 4 現状で採用している 5 大きなトラブル等の報告例は少ない ( 本市委託先ではトラブルはない ) 6 民間施設への委託であるため 複数施設の確保等のリスク回避が必要となる 3. 維持管理性 1 設備の簡略性 2 労働安全衛生 ( 作業環境対策 ) 1 溶融設備の増加により 処理設備は複雑となる その結果 焼却方式よりも故障頻度が多い 2 方式により高温エリアでの作業が必要になる場合がある 1 焼却設備のみであるためシンプルなシステムである 2 外部委託のため 作業環境配慮箇所は少ない 4. 最終処分量 市内で溶融スラグの全量を資源化できない可能性があり スラグ余剰分の最終処分量が増加する 現状では全量資源化されている 42

50 5. 経済性 6. 実現性 ケース 1 北部環境事業所内での溶融処理北部環境事業所の建設費 維持管理費が現状より増加する 北部環境事業所では用地が限られており 溶融設備の設置は困難 ケース 2 外部委託による溶融処理 焼却残渣の委託費がかかる 用地面で支障はない 総合評価 : 特に優れている 〇 : 優れている : 劣る 以上より 処理システムは ケース 2 の外部委託による溶融処理の継続に優位性があると考えらます ただし 民間施設への委託は 社会情勢の変化や企業の財務状況の変化によって 委託費の変動や企業の倒産等も考えられます これらのリスク回避のため 現状同様 複数施設への委託を基本としてリスク回避を図ります 2-3 処理方式の検討 処理方式は 処理システムの比較検討を行った結果 前提条件の焼却エネルギー利用及び最終処分場の負荷を軽減に適した処理方式は 安全 安定して焼却灰を溶融処理し資源化できる焼却処理方式となります 焼却処理方式のうち 回転式焼却炉については一般的に廃棄物処理施設において採用している自治体がなく また広い敷地が必要となることから 今回計画する焼却炉方式はストーカ方式又は流動床方式の 2 つに絞られます これら 2 つの焼却処理方式は いずれも本市での採用があります 43

51 表 5-6 焼却方式の比較 項目ストーカ方式流動床方式 処理の概要 ストーカを機械的に駆動し 投入したごみを乾燥 燃焼 後燃焼工程に順次移送し (1~2h) 燃焼させる方法 ごみは移送中に撹拌反転され 表面から効率よく燃焼される 熱砂の流動層に破砕したごみを投入して 乾燥 燃焼 後燃焼をほぼ同時に行う方式 灰は飛灰となって排出される 1 環境保全 1 公害防止基準の達成 1 公害防止基準はいずれも 1 公害防止基準はいずれも 達成可能である 達成可能である 2 二酸化炭素排出量 2 二酸化炭素排出量はほぼ 2 二酸化炭素排出量はほぼ 同じである 同じである 2 安全性 安定性 1 建設実績 1 流動床式よりも実績が多 1 ストーカ式よりも実績が い 少ない 2 安全対策 2 いずれの方式も安全対策 2 いずれの方式も安全対策 は講じられている は講じられている 3 安定稼働実績 3 古くからの稼働実績があ 3 古くからの稼働実績があ る また 連続稼働実績も長い る また 連続稼働実績も長い 4 本市における採用実 4 北部環境事業所で採用し 4 石名坂環境事業所で採用 績 ている している 5 トラブルの可能性 5 炉に係るトラブルは少な 5 施設によっては前処理破 い 砕機に係るトラブルが稀 に見られるが 炉に係る トラブルは少ない 44

52 項目ストーカ方式流動床方式 3 経済性 1 建設費 2 維持管理費 3 焼却残渣の外部委託 1 建設費はほぼ同じである 2 維持管理費はほぼ同じである 3 主灰量が多いため 流動床式と比較すると外部委託費は安価となる 1 建設費はほぼ同じである 2 維持管理費は補機類が多く 使用電力量がストーカに比較し多い 3 飛灰量が多いため ストーカ式と比較すると外部委託費は高価となる 4 その他 1 近年の採用に係る動 1 全ての処理方式の中で近 1 近年の採用実績は少な 向 年最も採用が多い方式で い ある 2 競争性の確保 2 全ての処理方式の中で最 23 社程度であり ストー もメーカが多いため競争 カ式よりも競争性が確保 性は確保できる できない 3 災害時の対応 3 災害廃棄物の処理が可能 3ごみの前処理 ( 破砕 ) が である 必要なため 多種多様な 災害廃棄物の処理は困難 である : 特に優れている : 優れている : 劣る : 致命的な点がある ( は該当なし ) ストーカ方式と流動床方式を比較検討した結果 ストーカ方式に全般的に優位性がみられ 特に災害廃棄物処理については ストーカ方式は 災害ごみの受入ごみ質に ある程度許容が持てる優位性があります また 北部環境事業所新 2 号炉の整備について ストーカ方式 流動床方式の処理技術を保有するプラントメーカーに対して 参入意向を調査した結果 回答したすべてのプラントメーカーがストーカ方式を希望機種として選択し ストーカ方式での参入意向が強く 競争性の確保も可能となります 以上のことから 新 2 号炉の処理方式はストーカ方式とします 45

53 第 6 章災害時における焼却施設の役割 1. 基本方針 藤沢市公共施設再整備基本方針 の再整備手法の 防災機能強化 の考え方に基づき 災害発生時における防災拠点としての機能や自然災害対策等 防災機能の強化に配慮した施設とします 2. 災害時における北部環境事業所の役割北部環境事業所は 焼却施設として発電機能や熱供給が可能な施設であることから 今後の整備において一層の防災機能を有する施設として整備します 北部環境事業所の防災機能を以下に示します 表 6-1 北部環境事業所の防災機能 機能避難施設としてのスペースを確保する災害時の電源を確保する 非常時の照明等を設ける災害対応型自動販売機を設置できるスペースを確保する電気自動車及び携帯電話等の充電のための電源を準備する複数の水源を確保する 具体的な内容現在北部環境事業所は水害避難場所となっているが リサイクルプラザ藤沢の環境啓発施設を避難施設としてのスペースを確保できるように工夫する蒸気タービン発電による 自給自足 の自立電源を設置する太陽光や風力を利用した外灯 ( ハイブリッドソーラー外灯 ) を設置する災害対応型自動販売機を設置することで 自動販売機内の飲料水を無償で提供する蒸気タービン発電による電力を活用し 電気自動車等の充電 携帯電話等の充電も可能な設備を設置する井戸水の活用を行う 3. 強靭な施設に関する考え方国の廃棄物処理施設整備計画では 今後の施設においては災害に強い強靭な施設とする必要があるとされています このことから 北部環境事業所新 2 号炉は 平成 26 年 4 月より新設された循環型社会形成推進交付金制度の新メニューを満足する強靭な施設として計画します また 災害発生時に 市内で発生した災害廃棄物の受け入れに必要な設備を備え 稼働が可能なものとします 平成 26 年度から平成 30 年度までの時限措置として 環境省の循環型社会形成推進交付金の交付メニューに エネルギー回収型廃棄物処理施設 が新設されており エネルギー回収率の達成に加え 整備する施設に関して災害廃棄物対策指針を踏まえて地域における災害廃棄物処理計画を策定して災害廃棄物の受け入れに必要な設備を備えること を満 46

54 足することで対象部分について交付率 2 分の 1 が充当されます 災害廃棄物を受け入れるための施設規模の設定の他 必要な設備として 耐震 耐水 耐浪性 非常用電源 ( 蒸気タービン始動用 ) 燃料保管設備 薬剤等の備蓄倉庫 が該当します 4. 強靭な施設としての個別機能循環型社会形成推進交付金に係る エネルギー回収型廃棄物処理施設整備マニュアル に示された強靭な施設として必要な設備 機能を以下に示します 北部環境事業所新 2 号炉の建設にあたっては これら設備 機能を導入し 施設の強靭化を図っていくものとします 4-1 耐震藤沢市において想定される地震を 大正型関東地震と想定した場合 建設予定地付近では最大で震度 7 の地震とされています 震度 7 の地震は一般的に巨大地震として位置づけられており この地震に対応した地震の考え方を以下に示します (1) 基準類以下の基準に準じた設計を行い耐震性の強化を図ります ア建築基準法 ( 昭和 25 年法律第 201 号 ) イ官庁施設の総合耐震計画基準及び同解説 ( 社団法人公共建築協会 : 平成 8 年発行 ) ウ火力発電所の耐震設計規程 JEAC ( 一般社団法人日本電気協会 : 平成 21 年発行 ) エ建築設備耐震設計 施工指針 2005 年度版 ( 一般財団法人日本建築センター : 平成 17 年発行 ) (2) 耐震安全性の設定北部環境事業所新 2 号炉では焼却処理に必要なプラント設備と建築物を整備するため これらの耐震安全性を設定します ア耐震安全性のレベル 官庁施設の総合耐震計画基準及び同解説 に基づき耐震安全性の向上を図ります ( 表 6-2 参照 ) 北部環境事業所新 2 号炉では 想定される最大地震に対応した設計を行うと共に 耐震安全性のレベルとして 巨大地震が発生した時でも若干の補修を行った後に運転再開が可能となる施設を目標とし Ⅱ 類以上とします 47

55 表 6-2 耐震安全性のレベル 部位レベル内容 構造体建築非構造部材建築設備 Ⅰ 類 ( 重要度係数 1.5) Ⅱ 類 ( 重要度係数 1.25) Ⅲ 類 ( 重要度係数 1) A 類 B 類甲類乙類 大地震動後 構造体の補修をすることなく建築物を使用できることを目標とし 人命の安全確保に加えて十分な機能確保が図られている 上記の対策により 周辺インフラの状況によるが 地震後ただちにごみ処理を継続できるレベルを目標とする 大地震動後 構造体の大きな補修をすることなく建築物を使用できることを目標とし 人命の安全確保に加えて機能確保が図られている 上記の対策により 周辺インフラの状況によるが 地震後に若干の補修を行った後にごみ処理を再開できるレベルを目標とする 大地震動により構造体の部分的な損傷は生じるが 建築物全体の耐力の低下は著しくないことを目標とし 人命の安全確保が図られている 上記の対策により 周辺インフラの状況によるが 地震後に損傷部分の補修を行った後にごみ処理を再開できるレベルを目標とする 大地震動後 災害応急対策活動や被災者の受け入れの円滑な実施 又は危険物の管理のうえで 支障となる建築非構造部材の損傷 移動等が発生しないことを目標とし 人命の安全確保に加えて十分な機能確保を相当期間継続できる 上記の対策により 周辺インフラの状況によるが 天井 外壁等建築非構造部材は支障となる損傷 移動等が発生しないレベルを目標とする 大地震動により建築非構造部材の損傷 移動等が発生する場合でも 人命の安全確保と二次災害の防止が図られている 上記の対策により 周辺インフラの状況によるが 天井 外壁等建築非構造部材は損傷 移動等が発生する場合でも 人命の確保と二次災害の防止レベルを目標とする 大地震動の人命の安全確保及び二次災害の防止が図られていると共に 大きな補修をすることなく 必要な設備機能を相当期間継続できる 上記の対策により 周辺インフラの状況によるが エアコン 電気 トイレ等の建築設備は大きな補修をすることなく 必要な設備機能を相当期間継続できるレベルを目標とする 大地震動の人命の安全確保及び二次災害の防止が図られている 上記の対策により 周辺インフラの状況によるが エアコン 電気 トイレ等の建築設備は人命の安全確保及び二次災害の防止レベルを目標とする イ構造体等の耐震安全性耐震安全性については 構造体はⅡ 類以上 ( 重要度係数 :1.25) とします また 建築非構造部材及び建築設備は それぞれ A 類 甲類とします プラント設備等についても 関連する基準類を採用し 同等のレベルを確保する 48

56 ものとします なお 官庁施設の総合耐震計画基準及び同解説 に準拠しない場合においても これらの考え方を取り入れた設計を行うものとし 具体的な値などについては必要により検討することとします ウ地震を感知した際の施設対応地震感知器を設置し 概ね 250 ガル以上を感知した場合はごみ処理を自動的に停止できるシステムを構築します また 自動的に停止した後 安全が確認された際に速やかに施設を再稼働できるよう対策を行います 4-2 非常用電源 ( 蒸気タービン始動用他 ) 災害により商用電源が遮断された状態でも 焼却炉の起動 運転が可能となるように非常用発電機を設置します 北部環境事業所新 2 号炉では この非常用発電機で焼却炉を起動させた後 蒸気タービン発電機により発電した電力と併せて 北部環境事業所 1 号炉の起動ができるようにします その後 新 2 号炉 1 号炉の発電した電力により リサイクルプラザ藤沢 し尿処理施設等の運転が継続できるようにします 4-3 燃料設備北部環境事業所では 耐震性の高い都市ガスの中圧導管を利用しており 今後の整備においても 都市ガスの利用を継続します 非常時に使用する燃料については 災害時を考慮した適切な燃料の貯留設備を設置します 4-4 薬剤等の備蓄倉庫物流に影響がある場合でも一定期間は運転が継続できるよう 薬品等の貯槽は一定以上の容量を確保します 備蓄量については 7 日分を基本とします この 7 日分とは 基準ごみ処理時を基準とします 給水についても 施設内における水の貯留は基準ごみ処理時の 7 日分を目安に貯留します なお 薬剤の貯留容量は基準ごみ処理時の 10 日分以上とし 平均 7 日分を確保できるようにします 4-5 ごみ貯留設備 貯留ピットについては災害廃棄物用ストックヤードとしての機能を考慮し貯留可能日数を 7 日分もしくはそれ以上の貯留容量を確保できるようにします 49

57 第 7 章余熱利用計画 1. 余熱利用について近年では 東日本大震災を踏まえ 電力供給の在り方が従来とは大きく変化しています 廃棄物発電は天候等の自然条件に影響されない再生可能エネルギーによる電源として 大きく注目されるとともに 地球温暖化対策の観点からも推進されています さらに 平成 24 年 7 月からは 電気事業者による再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法 による余剰電力の固定価格買取制度が開始されたことにより 制度面においても廃棄物発電の積極的な推進が行われています 本市においても 地球温暖化対策ならびに再生可能エネルギーの有効活用 経費縮減の観点から 高効率な廃棄物発電を最大限まで行うものとします 2. エネルギー回収率の交付要件環境省で定めた エネルギー回収型廃棄物処理施設整備マニュアル ( 平成 26 年 3 月策定 平成 27 年 3 月改訂 環境省大臣官房廃棄物 リサイクル対策部廃棄物対策課 )( 以下 整備マニュアル という ) で定めた施設規模別の交付要件を以下に示します 交付率は施設規模別に設定し 表 7-1 のエネルギー回収率を満足するものとします 表 7-1 エネルギー回収率の交付要件 エネルギー回収率 (%) 施設規模 (t/ 日 ) 交付率 1/3 交付率 1/2 100 以下 計画規模 (t/ 日 ) 100 超 150 以下 超 200 以下 超 300 以下 超 450 以下 超 600 以下 超 800 以下 超 1000 以下 超 1400 以下 超 1800 以下 超

58 3. エネルギー回収率 発電量の試算 3-1 エネルギー回収率についてエネルギー回収率は 整備マニュアルにおいて 発電効率と熱利用率の和とすることが規定されています エネルギー回収率 = 発電効率 + 熱利用率 焼却施設における発電効率は 整備マニュアルに基づき タービン発電機定格出力を設定した時点における 発電出力 を ごみ発熱量 と 外部燃料投入量 による熱量を除すことにより算定します 算定式を以下に示します 熱利用率は 整備マニュアルに基づき ごみ焼却施設内外へ供給された有効熱量を対象とします 算定式を以下に示します 熱利用率の算定における有効熱量は 整備マニュアルに基づき 蒸気 高温水 温水 潜熱蓄熱材等の媒体により焼却施設の建物内外へ供給された熱量とし 供給先で有効に利用された熱量のみとします また 施設内で使用される燃焼用の空気の余熱等のプラント熱利用は含めないものとします 有効熱量として参入可能な建物内外の利用先は 以下のとおりです 施設内の給湯 冷暖房等への熱供給 し尿処理場等への熱供給 リサイクルプラザ等 隣接する他施設への熱供給 51

1 経過及び趣旨平成 20 年 3 月に策定された 湘南東ブロックごみ処理広域化実施計画 の基本方針として リサイクル推進型 +バイオガス利用 ( 残渣焼却 ) 最終処分場負荷軽減型 のごみ処理システムの構築があり バイオガス化施設導入の調査 検討を進めてきました バイオガス化施設導入の検証にあたっ

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