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ひでかうづき
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1 3-1 年齢構造 1 ページ 3-2 婚姻離婚家族出生社会職業構造年齢構造フランスでは寿命が伸びていることとベビーブーム世代の年齢が上昇しているため人口高齢化が引き続き進行している 2007 年 1 月 1 日現在 65 歳以上の人口は 1,030 万人で人口の 16.2% を占めている (1994 年には 15% 未満 ) 一方若者の人口割合は 6 年連続で出生が多かったにもかかわらず減り続けている 20 歳未満の人口は 1,580 万人で全人口の約 4 分の 1 である (1994 年には 26.7%) 100 歳以上の高齢者人口はさらに増えて 2007 年 1 月 1 日現在フランス本土で推定約 1 万 9,000 人である人口予測によれば最近の人口変動傾向がそのまま続くとするとフランス本土の人口は 2050 年には 7,000 万人になると見られている人口の高齢化もさらに進み 2014 年には 60 歳を超える人口が 20 歳未満の人口を超えることになる 2050 年には 60 歳以上が人口の 32% を占め 20 歳未満はわずか 22% になると見られるまた 75 歳以上の人口は 2 倍 85 歳以上は 4 倍に増えると予測されている EU27 カ国では 2006 年現在 10 人に 3 人が 25 歳未満である 15 歳未満人口は 7,800 万人強 15 歳から 24 歳までは 6,200 万人強だった今後全加盟国で 25 歳未満の人口割合が減少し 2050 年には 23.1% になると予測される (2006 年は 28.6%) 若者の人口割合予測値が最も高いのはルクセンブルク (28.2%) とデンマークオランダスウェーデン ( いずれも 27.5%) で逆に低いのはイタリア (19.6%) とブルガリアスペイン (19.7%) であるフランス ( 本土 ) は 26.8% と予測されている世界の人口を見ると 60 歳以上の人口は 2006 年には推定 6 億 8,800 万人で国連の予測によるとこの数は 2050 年には 20 億人に達すると見られている 60 歳以上が総人口に占める割合は先進地域では 20% 開発途上地域では 8% で 2050 年にはそれぞれ 33% と 20% になると予測されている 1

2 人口の年齢別構成の推移 20 歳未満歳 60 歳以上うち 75 歳以上 (%) (%) (%) (%) フランス本土 1960 年年年年年年本土と海外県 2007 年諸国の年齢国の年齢構成構成別人口別人口比率 (2006 年単位 :%) 15 歳以下 65 歳以上 15 歳以下 65 歳以上ヨーロッパコンゴ 48 3 ドイツオーストリア北アメリカベルギーアメリカデンマークスペイン南アメリカ 30 6 フィンランドアルゼンチンフランス本土ブラジル 28 6 ギリシャコロンビア 31 5 ハンガリーメキシコ 32 5 アイルランドイタリアオランダアジア 29 6 ポーランド中国 20 8 ポルトガルインド 36 4 チェコインドネシア 29 5 イギリス日本ロシアパキスタン 41 4 スロヴァキアスウェーデンオセアニアアフリカ 42 3 世界諸国 29 7 エジプト 35 5 エチオピア 44 3 ナイジェリア

3 3-2. 婚姻離婚 2006 年のフランスの婚姻件数は 2005 年より 8,800 件少ない 27 万 4,400 件だった 1995 年以来の低いレベルである婚姻 10 件中 8 件が独身者同士の結婚だが初婚の割合は徐々に減って再婚が増えている新郎新婦の少なくとも一方が外国人の婚姻は全婚姻件数の 18% を占めている 2005 年にはフランス人と外国人との結婚が 4 万 3,300 件外国人同士の結婚は 8,600 件だったカップルが結婚に至る時期はますます遅くなっており 2005 年の平均初婚年齢は新婦 29.1 歳新郎 31.1 歳であるまた出生の約半数は婚外子で婚外子の割合はフランスおよび EU 全体で大幅に増えているただし婚外子の割合は国によって違いが大きくスウェーデンとエストニアでは 2005 年に婚外子が 55% を超えているがギリシャとキプロスでは 6% 未満であるカップルの絆は結婚や年少の子供がいることで安定し逆に年若い時期や就学中職に就く前などの不安定な生活基盤で共同生活を始めたカップルはもろい傾向が見られるまた長い独身時代を経てカップルを形成した場合も離別に至るリスクが大きい女性では管理職者の離別が多く男性は逆に少ない結婚以外のカップルの形である連帯市民協約 (PACS) は 1999 年末の制度創設以来大幅な伸びが続いている (2001 年を除く ) 2006 年には前年より 28% 多い 7 万 7,362 件の PACS が成立しまた 9,583 件が解消されている (+10%) 1999 年からの通算成立件数は 28 万 2,883 件解消は 3 万 6,296 件である 2005 年のフランス本土の離婚件数は 15 万 2,000 件だった結婚後の年数にかかわらず離婚が増えてるが中でも結婚 3 年目から 6 年目にかけての離婚率が最も高い 3

結婚件数婚姻率婚姻件数子供一人を認知している比率婚姻率初婚平均年齢 (1000 件 ) (%) (1000 人当たり ) 男性女性フランス本土 1960 年 319.9 6.1 7.0 25.7 23.1 1970 年 393.7 5.4 7.8 24.7 22.6 1980 年 334.4 6.9 6.2 25.1 23.0 1990 年 287.1 17.6 5.1 27.

4 結婚件数婚姻率婚姻件数子供一人を認知している比率婚姻率初婚平均年齢 (1000 件 ) (%) (1000 人当たり ) 男性女性フランス本土 1960 年年年年年年年本土と海外県 2000 年年年離婚の推移 * 離婚件数ヨーロッパ諸国における婚外子出生率における婚外子出生率 (2004 年単位 :%) 離婚率 (1000 件 ) ( 夫婦 1000 組当たり ) 1960 年年年年年年年年 * フランス本土ギリシャイタリアポーランドスペインドイツポルトガルアイルランオランダイギリスデンマークフランスベルギースウェーデエストニア 5,1 17,3 18,5 26,8 29,2 30, ,8 42,9 45,7 48, ,5 58,

5 家族小規模世帯が増え続けており世帯人員が 1 人か 2 人の世帯の割合は 65% になった (1999 年 3 月 62%) 世帯の平均人員は 2.3 人である (1999 年は 2.4 人 ) 出生率や死亡率世帯構成の変化について最近の傾向が続くと仮定した場合 2030 年には世帯平均人員が 2.04 人から 2.08 人の範囲にまで減少すると見られている 1 人住まいをするフランス人が増えておりその数は 1999 年の約 750 万人から 2004 年には 850 万人となったただし 1 人住まいは必ずしもパートナーがいないということではなくカップルの中にはとりあえずあるいは長期的に各自が自分の住まいを持つ方法を選択している場合もある EU25 カ国では子供がいない世帯が全世帯の 3 分の 2 を占めているドイツデンマークフィンランドではこの割合は 75% 前後に達している子供のいる世帯では子供が 1 人だけの世帯が最も多い子供が 3 人以上いる世帯の割合が最も多いのはキプロスである (10% EU 平均 4%) フランス本土では子供がいる世帯は全体の 3 分の1で内訳は子供 1 人が 14% 2 人が 13% 3 人以上が 6% である無職の女性は一般にパートナーが仕事に出ている間に子供を見ているカップルのうち母親が仕事をしている場合には子供が就学するまでは保育補助員などの有料保育に頼る場合が大半だが母子家庭の場合には家族や友人また共同保育施設 ( 託児所保育所幼児受入センター ) に子供を託す場合が多い共同保育施設は公務員や都市住民からも多く利用されている管理職に就いている母親の半数は自宅で子供を見る保育補助員などを雇っているが事務職や生産労働職の母親の場合はこの割合は 3 分の 1 に過ぎない 5

有料の保育施設 50 6 61 48 集団の保育施設 ( 保育園託児所他収容施設 ) 個人の保育施設 ( 保育助士個人宅での保育 ) 31 2 20 16 19

6 15 歳以上の人の婚姻状況 (2004 年 1 月 7 日 ) 8% 7% 35% 50% 既婚独身配偶者と別離離婚親の就労中に子供が預けられている施設 (2004 年単位 %) 主要保育形態片親家庭で就労父親だけが就労両親が就労している就労している人全体している母親しているカップルカップル有料の保育施設集団の保育施設 ( 保育園託児所他収容施設 ) 個人の保育施設 ( 保育助士個人宅での保育 ) その他保育形態家族隣人友達父親母親全体

7 EU 諸国の家族構成 ( 単位 :%) 一世帯の子供の数 * 片親家族 ** 子供なし 1 人 2 人 3 人以上ドイツオーストリアベルギーキプロスデンマークスペインエストニアフィンランド * フランス本土ギリシャハンガリーアイルランドイタリアラトヴィアリトアニアルクセンブルグマルタオランダポーランドポルトガルチェコイギリススロヴァキアスロヴェニアスウェーデン EU25 ヶ国 * *15 歳以下または 15 歳から 24 歳の扶養されている子供 **15 歳以下または 15 歳から 24 歳の扶養されている子供を持つ家庭の割合 *32004 年の数値 *4 アイルランドとスウェーデンを除いた平均値 7

8 3-4. 出生 2006 年のフランスの出生数は 2005 年より 2 万 3,110 人多い 83 万 900 人で 25 年ぶりの高い水準に達した出産年齢の女性数が減っているにもかかわらず合計特殊出生率は引き続き上昇し 2.0 人となった出産平均年齢も上昇が続き 2006 年には 29.8 歳となった (1986 年には 27.7 歳 1996 年 29.0 歳 ) 新生児の約 53% が 30 歳以上の母親から生まれている (1996 年 44.3%) 外国人の母親から生まれた子供の数は全出生数の 12% である現在まではフランス女性は再生産年齢の期間に平均 2 人以上子供を産んでいる 1956 年生まれで 2006 年に 50 歳になる女性の場合完結出生力 1 は平均 2.14 人であるまた 1966 年生まれで 2006 年に 40 歳になる女性の子供の数は平均 1.97 人で (1956 年生まれの世代が同年齢の時は 2.11 人 ) この世代も完結出生力が 2 人を超えることは間違いない 1945 年から 1953 年の間に生まれた女性の 10% 1943 年から 1951 年の間に生まれた男性の 14% が子供を持っていない男性の場合低学歴者に子供を持たないものが多いがこれはカップルとなることが少ないからである女性の場合はこの逆で高学歴者ほど子供のいないものが多い高学歴の女性は伴侶がいないことが多いだけでなくカップルであっても子供がいないことが多い EU 内ではフランスはアイルランドと並び最も出生の多い国である EU 全体でも出生が増えているがフランスの出生率は飛び抜けている EU27 カ国全体の 2005 年の出生率は推定 1.51 人であるデンマークとフィンランドイギリスでは合計特殊出生率が女性 1 人当たり 1.8 人に達している東欧では 1.3 人未満の国が多く世界でも最低水準の出生率である世界の合計特殊出生率は 2006 年推定で 2.7 人である (1950 年から 1955 年には 5 人 ) 国連の予測では 2050 年には 2.02 人になると見られているヨーロッパの複数の国またアジア東部の多数の国では女性 1 人が産む子供の数が 2 人よりは 1 人に近くなっているこれと対照的にアフリカのサブサヘル地方では依然として 5 人を超えている 1 同一年齢層の女性が再生産完了までに産んだ子供の平均数女性の死亡率は考慮しない 8

9 年間出生状況出生総数婚外出生率総出生率合計特殊出生率 (1000 人 ) (%) (%) フランス本土 1950 年年年年年フランス全体 * 2000 年年 * 海外県も含む各国の普通出生率と合計特殊出生率 (2006 年 ) 普通出生率合計特殊出生率 (1000 人当たり ) ( 人 ) ドイツデンマークスペインフィンランドフランス本土ギリシャアイルランドイタリアオランダポーランドチェコイギリスロシアスロヴァキアヨーロッパバングラデッシュブラジル中国

10 普通出生率合計特殊出生率 (1000 人当たり ) ( 人 ) アメリカインドインドネシア日本メキシコニジェールナイジェリアパキスタンコンゴ世界社会職業構造 2005 年には 15 歳以上の人口の 45.5% が職業活動をしていない働いた経験がある非就業者の割合が高く 15 歳以上の 3 分の 1 に近い非就業者を別にすると社会職業構造中で最も多いのは事務労働者 (16.1%) と生産労働者 (13.7%) である自営農業者の割合は年々縮小し (2003 年 1.6% 2005 年 1.3%) 管理職と知的職業層が多くなっている (2003 年 7.2% 2005 年 7.8%) 女性は依然として非就業者人口の過半数を占めているまた女性の割合が多い社会職業層には小学校教諭保健医療社会福祉関連中間職事務職 ( 警察軍隊を除く ) という大きな 3 グループがある逆に女性が非常に少ない職種には企業経営者管理職技術者技能職者現場監督職工長警察官軍人生産労働者である女性経営者の割合は 2003 年の 13.9% から 2005 年には 16.6% に増え少ないながらも拡大している男女の割合がほぼ同じ職種は科学関連芸術芸能情報関連の職種と行政中間職である 10

11 15 歳以上の人口の社会職業階層別構成 ( 単位 :%) 2004 年 * 2005 年 * 女性男性女性合計男性女性合計 2005 年農業経営者小規模農業経営者中規模農業経営者大規模農業経営者手工業商業企業主手工業商業同類似職企業主 ( 従業員 10 人以上 ) 管理職知的職業自由業公務員管理職教授学術職情報芸術芸能分総務営業管理職エンジニア技術管中間職教員同類似職厚生福祉関係中間聖職者修道者公務員行政中間職企業総務中間職技術者現場監督職工長事務労働者一般職公務員警察官軍人企業事務労働者商業労働者個人サービス従事者

12 男性 2004 年 2005 年女性女性合計男性女性合計 2005 年生産労働者 ( 農業を含む ) 工業熟練工手工業熟練工運転手荷役倉庫運送熟工業非熟練工手工業非熟練工農業労働者定年退職者元農業経営者元手工業商業企業主元管理職元中間職元事務労働者元生産労働者 ( 農業を含む ) その他の非就労者労働歴のない失業者生徒学生歳以下の無職者歳以上の無職者合計 * フランス本土における年間平均 12

表紙

第 1 章人口と世帯第 1 第節 1 節人口の構成 1 男女別人口平成 22 年の国勢調査によると本道の総人口は 550 万 7 千人そのうち女性は290 万 3 千人男性は260 万 4 千人で女性は男性より29 万 9 千人多く本道の総人口の52.7 % を占めています男女別の人口の推移をみると女性の人口増加率は戦争の影響による一時期を除き男性と比べ高く昭和 40 年には男女の人口比率が逆転して女性が男性を上回り