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1 平成 26 年度 国土交通省税制改正事項 ( 住宅局関係抜粋 ) 平成 25 年 12 月 国土交通省住宅局

2 平成 26 年度国土交通省税制改正事項 ( 住宅局関係抜粋 ) 安全 安心の確保と地域活性化住まいの質の向上 無理のない負担での住宅の確保 1 新築住宅に係る固定資産税の減額措置 ( 戸建て 3 年間 マンション 5 年間 1/2) の 2 年間延長 2 老朽化マンションの建替え等の促進のため 以下の措置を創設 延長 構造耐力が不足している老朽化マンションの建物敷地売却等に係る特例 ( 区分所有者が組合に当該区分所有権を売り渡す等の場合の課税の特例 ( 所得税 法人税等 ) 組合の事業手続における区分所有権等の移転に係る課税の特例 ( 登録免許税 不動産取得税 ) 等 ) の創設 マンション建替事業に係る特例措置 ( 権利変換手続開始の登記等に対する非課税措置 ) の 2 年間延長 ( 登録免許税 ) 3 認定長期優良住宅の普及促進を目的とした以下の特例措置を 2 年間延長 所有権保存登記 ( 一般住宅 0.15% 0.1%) 所有権移転登記 ( 一般住宅 0.3% 戸建て 0.2% マンション 0.1%) に係る軽減税率 不動産取得税の課税標準からの控除額の特例 ( 一般住宅 1,200 万円 1,300 万円 ) 固定資産税の新築住宅特例 (1/2 減額 ) の適用期間を延長 ( 戸建て 3 年 5 年 マンション 5 年 7 年 ) 4 居住用財産の買換え等に係る特例措置 ( 譲渡益に係る課税繰延べ 譲渡損に係る損益通算及び繰越控除 ) について 譲渡益に係る課税繰延べの場合の譲渡資産価額要件を見直したうえで 2 年間延長 ( 所得税等 ) 5 中古住宅流通 リフォーム市場の拡大 活性化のため 以下の措置を創設 拡充 1) 買取再販事業者により一定の質の向上のための改修工事が行われた中古住宅を取得した場合の登録免許税の特例措置 ( 所有権移転登記 ( 一般住宅 0.3% 0.1%)) の創設 2) 中古住宅取得に係る住宅ローン減税等の特例措置の拡充 ( 中古住宅を取得し 入居前に耐震基準への適合が確実な改修を行う場合 住宅ローン減税 贈与税及び不動産取得税の特例措置の適用を可能とする ) 成長戦略の推進設備投資の促進 産業競争力の強化 1 既存建築物 ( 非住宅 ) の改修投資促進のため 以下の措置を創設 耐震改修促進法に基づき耐震診断が義務付けられる建築物について 耐震改修を行った場合の特例措置 ( 特別償却 (25%) 固定資産税の減額措置 (2 年間 1/2)) の創設 生産性向上設備投資促進税制の対象として 省エネ設備 (LED 断熱窓等 ) の取得等をした場合の特例措置 ( 即時償却又は税額控除 5% 等 ) の創設 クリーンで経済的なエネルギー社会の実現モーダルシフト及び省エネ グリーン化の推進 1 認定低炭素住宅の普及促進を目的とした登録免許税の特例措置 ( 所有権保存登記 ( 一般住宅 0.15% 0.1%) 所有権移転登記 ( 一般住宅 0.3% 0.1%) の 2 年間延長

3 その他要望事項 宅建業者等が取得する新築住宅の取得日に係る特例措置等の延長 ( 不動産取得税 ) 防災街区整備事業に係る特定の事業用資産の買換特例の延長 被災者向け優良賃貸住宅に係る割増償却の拡充 延長

4 新築住宅に係る固定資産税の減減額措置の延長 ( 固定資産税 ) 住宅取得者の初期負担の軽減を通じて 良質な住宅の建設を促促進し 居住水準の向上及び良質な住宅ストックの形成を図るため 新築住宅に係る固定資産税の減額措置の適用期限を2 年延延長する 施策の背景 基礎的なストックの質の向上の必要 住宅取得に係る負担軽減の必要 住宅の基礎的な 質 である耐震性は未だ不十分 耐震化を進める上での主要な手段である新築 建替えを支援する必要 住宅の一次取得得者の中心となる30 歳代のサラリーマンの平均収入が近年一貫して減少 本特例は貸家も対象としており 仮に本措置が講じられないと 増税額が家賃に転嫁されるなど 賃貸住宅の入居世帯の負担が増加するおそれ 住宅の耐震化の状況 平成 20 年推計 総戸数約 4,950 万戸耐震性あり約 3,900 万戸耐震性なし約 1,050 万戸耐震化率約 79% < 住宅の耐震化率の目標 > 目標 ( 平成 32 年 ) 耐震化率 95% 住生活基本計画 ( 万円 ) 30 歳代男性性の平均年収推移 ~39 歳 ~34 歳 H9 H10H11H12H13H14H15H16H17H18H19H20H21H22H23 ( 出典 ) 国税庁 民間給与実態調査 本特例による負担軽減効果 ( 例 ) 2,000 万円の住宅を新築した場合の固定資産税額 本特例が無い場合 本特例がある場合 1 年目 15.8 万円 7.9 万円 2 年目 14.8 万円 7.4 万円 3 年目 13.8 万円 6.9 万円 3 年間で約 22 万円の負担軽減効果 ( 国土交通省推計 ) 税制改正要望の結果 新築住宅に係る固定資産税の減額措置 1 一般の住宅 :3 年間税額 1/2 減額 適用期限を平成 28 年 3 月 31 日まで 2 年延長 2 中高層住宅 :5 年間税額 1/2 減額 政策目標 : 無理のない負担での良質な住宅の確保

5 施策の背景 老朽化マンションの建替え等の促促進に係る特例措置の創設 延長 ( 所得税 法人税 登録免免許税 不動産取得税等 ) 構造耐力が不足している老朽化マンションについて その建替え等のさらなる円滑化を図るため 関係権利の調整に必要な手続き等を定めるとともに これに関連する税制上の支援措置を整備する等の措置を講ずる 現在のマンションストック総数は約 590 万戸 (H24 年末時点 ) そのうち 旧耐震基準に基づき建設されたものは 現在約 106 万戸 マンション建替えの実績は累計で183 件 約 14,000 戸 (H25 年 4 月時点 ) 老朽マンション対策に係る制度 合理的な改修が可能 合理的な改修が困難 特に対策が必要な老朽マンションについて新たな権利調整ルールを創設 改修 建替え ( 現行制度 ) 特例例措置の延長 ( 現行建替え制度 ) 人命保護の観点から 構造耐力が不足 ( 耐震性等 ) している老朽化マンションの建替え等が喫緊の課題 税制改正要望の結果 登録録免許税 ( 施行者等に係る特例 ) H まで 権利変換手続開始の登記の非課税措置 組合が売渡請求等により取得する区分所有権 敷地利用権の登記の非課税措置 権利変換後の土地に関する登記の非課税措置 構造耐力が不足しているもの 認定建物敷地売却 ( 新制度 ) 区分所有者集会における決議 組合の設立認可 決議反対区分所有者への売渡請求 権利消滅期日 ( 仮称 ) 売却マンション 敷地利用権が組合に帰属 買受者への売却 建物の取壊し 特例例措置の創設 ( 認定建物敷地売却 新制度 ) < 転出者に係る特例 > 所得得税 法人税 住民税 事業税 区分所有者の長期譲渡所得の軽減税率 H まで ( 所得税 ( 住民税 ):15(5)% 2000 万円以下 10(4)% 法人税:5% 重課免除 ) 一定の区分所有者の譲渡所得の1500 万円特別控除 居住している区分所有者については 所得税等の 3000 万円特別控除の適用が可能 移転等の支出に充てる借家人補償金の総収入金額の不算入措置 < 施行者等に係る特例 > 登録録免許税 不動産取得税 H まで 分配金取得手続開始の登記 ( 仮称 ) の非課税措置 ( 登録免許税 ) 組合が取得する区分所有権 敷地利用権の登記の非課税措置 ( ) 権利消滅期日 ( 仮称 ) 後の建物及び土地に関する登記の非課税措置 ( ) 組合が取得する不動産の非課税措置 ( 不動産取得税 ) 認定を受けた建替えにおいても創設 法人人税 法人住民税 事業税 事業所税 消費税 地方消費税 組合の非収益事業所得の非課税措置 ( 法人税 法人住民税 事業税 事業所税 ) 資産の譲渡等の時期 仕入税額控除 申告期限の特例 ( 消費税 地方消費税 )

6 認定長期優良住宅に係る特例措置の延長 ( 登録免許税 不動産取得税 固定資産税 ) 耐久性等に優れ 適切な維持保全が確保される住宅の普及を促促進するため 認定長期優良住宅に係る登録免許税 不動産取得税 固定資産税の特例措置の適用期限を2 年延長する 税制改正要望の結果 適用期限を平成 28 年 3 月 31 日まで 2 年延長 登録免許税税率を一般住宅特例より引き下げ所有権保存登記 : 一般住宅特例 0.15% 0.1% 所有権移転登記 : 一般住宅特例 0.3% 戸建て :0.2% マンション :0.1% 固定資産税 一般住宅特例 (1/2 減額 ) の適用期間を延長戸建て :3 年 5 年 マンション :5 年 7 年 不動産取得税 課税標準からの控除額を一般住宅特例より増額一般住宅特例 1,200 万円 1,300 万円 施策の背景 住宅ストックは量的に充足した一方で 本格的な少子高齢社会 人口 世帯減少社会の到来環境問題や資源 エネルギー問題の深刻化 住宅を作っては壊す 社会から いいものを作って きちんと手入れして 長く大切に使う 社会へと移行することが重要 住生活基本計画 ( 平成 23 年 3 月 15 日閣議決定 ) より 政策の目標 住生活基本計画 ( 平成 23 年 3 月 15 日閣議決定 ) 等を踏まえ 将来にわたり活用される良質な住宅ストックの形成を進め 成熟社会にふさわしい豊かな住生活の実現を図ることを目的とする 目標 新築住宅における認定長期優良住宅の割合 8.8%( ) 20%( 平成 32 年度 ) 認定長期優良住宅の供給が開始された平成 21 年 6 月 ~ 平成 22 年 3 月の数値 長期優良住宅の普及の促進に関する法律 良質な住宅が建築され 長期にわたり良好な状態で使用するため 耐久性 耐震性 維持保全容易性 可変性等を備えた住宅を認定 平成 24 年度の認定戸数 :107,552 戸 長期期優良住宅認定基準のイメージ ( 戸建て ) 劣化対策数世代にわたり住宅の構造躯体が使用できること 長期期に利用される構造躯体において対応しておくべき性能 必要要な断熱性能等の省エネルギー性能が確保されていること 維持管理 更新の容易性 内装装 設備の清掃 点検 補修 更新を容易易に行うために必要な措置が講じられていること 居住環境 耐震性免震建築物であること又は耐震等級 2であること等 良好な景観の形成等に配慮されたものであること 計画的な維持管理定期的な点検 補修等に関する計画が策定されていること 住戸面積 75 m2以上かつ一つの階が 40 m2以上 ( 地域の実情により増減可 )

7 居住用財産の買換え等の場合の譲渡所得の課課税の特例措置の延長 ( 所得税 個人住民税 ) 国民一人一人が それぞれのライフステージに応じた住宅を 無無理のない負担で円滑に取得できる住宅市場を実現するため 居住用財産の買換え等に係る特例措置の適用期限を2 年延長する 5 人以上世帯 4 人世帯 3 人世帯 高齢夫婦以外の 2 人世帯 高齢夫婦 施策の背景 居住のミスマッチ 世帯人数の多い世帯と高齢者単身 夫婦世帯が住む住宅の広さにミスマッチがみられる 65 歳以上の単身 65 歳未満の単身 世帯類型類型別床面積構造 住宅売却損益の発生状況 住宅売却損益の発生状況 4 人以上世帯の持家住宅の 29% は 100 m2未満 65 歳以上の単身及び夫婦の持家住宅の 57% は 100 m2以上 ( 万世帯 ) ~49m2 50m2~69m2 70m2~99m2 100m2~149m2 150m2~ ( 出典 ): 総務省 平成 20 年住宅 土地統計調査 居住用財産の譲渡のうち 約 8 割において売却損が発生しており 住替えの支障となっている また 譲渡益が発生する場合にも 多額の税負担が発生する 売却損発生 79.5% ( うち 約半数が 1,000 万円以上の損 ) 損得なし 5.1% 売却益発生 15.4% ( 出典 ):( 一社 ) 不動産流通経営協会 税制改正要要望の結果譲渡損に係る繰越控除 譲渡益に係る課税の繰延べ居住用財産産の譲渡に当たり 譲渡損又は譲渡益が生じた場合に応じて それぞれ税制上の特例例措置を講ずる 譲渡損が生生じた場合 居住用財産産の買換え等の場合の譲渡損失の損益通算及び繰越控除 住宅の住替え ( 買換え ) で譲渡損失が生じた場合であって 買換資産に係る住宅ローーン残高がある場合は 譲渡損失額を所得金額の計算上控除 ( 以降 3 年間繰繰越控除 ) 居住用財産産の譲渡損失の損益通算及び繰越控除 住宅を譲譲渡した際に譲渡損失が生じた場合であって 譲渡資産に係る住宅ローン残高が残残る場合は 住宅ローン残高から譲渡額を控除した額を限度に 所得金額の計算上上控除 ( 以降 3 年間繰越控除 ) 譲渡益が生生じた場合 居住用財産産の買換え等の場合の長期譲渡所得の課税の特例 住宅の住替え ( 買換え ) で 譲渡による収入金額が買換資産の取得額以下の場合は譲渡がなかったものとして 譲渡による収入金額が買換資産の取得額以上の場合は その差額分について譲渡があったものとし課税 ( 譲渡資産価額要件を1 億円以下に見見直し ) 適用期限を平成 27 年 12 月 31 日まで2 年延長政策策目標 : 多様なライフステージに応じた円滑な住替えの実現

8 中古住宅流通 リフォーム市場の拡大 活活性化のための特例措置の創設 拡充 ( 所得税 個人住民税 贈与税 登録免許税 不動産取得税 ) 中古住宅流通 リフォーム市場の環境整備を進め 国民の住生活の向向上を図るとともに 市場規模の拡大を通じた経済の活性化に資するため 一定の質の向上が図られた中古住宅を取得した場合の登録免許許税の特例措置を創設する また 住宅ローン減税等各種特例措置の拡充を行い 中古住宅の取得後に耐震改修工事を行う場合についても 各種特例措置の適用対象とする 施策の背景 中古住宅流通の現状全住宅流通量に占める中古住宅の流通シェアは約 13.5% であり 欧米諸国と比べると低い水準にある ( 万戸 ) 日本再興戦略 ( 平成 25 年 6 月 14 日閣議決定 ) 中短期工程表 立地競争力の更なる強化 国民の 健康寿命 の延伸 中古住宅流通 リフォーム市場の規模を倍増 10 兆円 (2010 年 ) 20 兆円 (2020 年 ) 中古住宅流通シェアの国際比較 税制改正要望望の結果買取再販で扱われる住宅の取得に係る登録免許税の特例措置の創設 買取再販は ノウハウを有する事業者が効率的 効果的に住宅ストックの質の向上を図る事業形態であり 買主は 住宅の質の安心を確保した上で入居することができるものであることから 中古住住宅流通 リフォーム市場拡大の起爆剤として期待 買取再販事業者により一定の質の向上を図るための改修工事が行われた中古住宅を取得する場合に 買買主に課される登録免許税の税率を一般住宅特例より引き下げることで 消費者の負担を軽軽減する 所有権移転登記 : 0.1% ( 本則 2% 一般住宅特例 0.3%) ( 適用期間 :H26.4.1~ H ) リフォーム工事 ( 一定の質の向上 ) 売主事業者買主 登録免許税 減税 中古住宅取取得後に耐震改修工事を行う場合における住宅ローン減税等の適用 リフォーム市場の現状我が国の住宅投資に占めるリフォームの割合は 27.9% で 欧米諸国と比較して小さい 住宅投資に占めるリフォームの割合の国際比較 80% 76.8% 57.3% 56.4% 60% 40% 27.9% 20% 0% 日本イギリスフランスドイツ 現行では 耐震基基準に適合しない中古住宅を取得し 耐震改修工事を行った後に入居する場合に税制上の各各種特例措置が受けられず このことが中古住宅取得の支障の一因となっている こうした場合であっっても 耐震基準への適合が確実であることにつき証明がなされた場合には 耐震基準に適適合した中古住宅を取得した際と同様に 以下の特例措置の適用を可能とする 住宅ローン減税 住宅取得等資資金に係る贈与税の非課税措置等 既存住宅に係係る不動産取得税の課税標準の特例措置 ( 参考 ) 左記の特例措置が適用可能となる場合のイメージ 耐震基準に適合しない中古住宅を取得 耐震基準に適合することが確実である旨 申請 耐震改修工事 入居 耐震改修工事の結果 耐震基準に適合する中古住宅に入居

9 既存建築物 ( 非住宅 ) の改修投資資促進のための特例措置の創設 ( 所得税 法人税 法人住民民税 事業税 固定資産税 ) 耐震化 省エネ化による既存建築物 ( 非住宅 ) の改修投資を促進し 消消費税引上げに伴う大幅な住宅着工戸数の落ち込みによる経済への悪影響を緩和するとともに 民間建築投資の活性化を図るため 以下の特例措置を創設する 既存建築物 ( 非住宅 ) の耐震改修投資促進のための特特例措置 ( 法人税 所得税 固定資産税 ) 改正耐震改修促進法 ( 平成 25 年 11 月施行 ) に基づき耐震診断が義務付けられる建築物について 以下の特例措置を講じる 法人税 所得税 耐震診断が義務付けられる建築物について 平成 27 年 3 月 31 日までに耐震診断結果の報告を行った者が 平成 26 年 4 月 1 日からその報告を行った日以後 5 年を経過する日までに耐震改修により取得等をする建築物の部分について その取得価額の25% の特別償却ができることとする 固定資産税 耐震診断が義務付けられる建築物で耐震診断結果が報告されたものについて 平成 26 年 4 月 1 日から平成 29 年 3 月 31 日までの間に政府の補助を受けて改修工事を行った場合 工事完了年の翌年度分から 2 年度分の固定資産税について 固定資産税額の2 分の1に相当する額を減額する ( ただし 改修工事費の 2.5% を限度とする ) 既存建築物 ( 非住宅 ) の省エネ投資促進のための特例例措置 ( 法人税 所得税等 ) 産業競争力強化法の制定に伴い 製造業 非製造業の生産性向向上を図る 生産性向上を促す設備等投資促進税制 において 建築物全体の省エネ性能に大きく影響するLED 等の照明や断熱熱窓等の先端的な省エネ設備 ( 1) について 以下の特例措置を講じる また 建築物本体の省エネ改修についても 一定の利益益率向上 ( 2) があれば 同様の措置の対象となる 取得等の期間対象償却却率等 産業競争力強化法の施行日 * ~H * 法律の公布の日から 3 ヶ月を超えない範囲内で政令で定める日から施行 H28.4.1~H 事業の用に供した一定の設備等 即時時償却又は税額控除 5% 特別償却 50% 又は税額控除 4% ( 建物 構築物は 3%) %( 建物 構築物は 25%) ( 建物 構築物は 2%) 税額控除は 当期法法人税額の20% が上限 ( 1) 先端的設備一定の建物 ( 断熱材 断熱窓 ) 建物附属設備 (LED 冷暖房 昇降機設備等 ) 器具備品等で 最新モデルかつ生産性向上要件 ( 旧モデル比で年平均 1% 以上向上 ) を満たすもの ( 2) 生産ラインやオペレーションの改善に資する設備建物 建物附属設備 器具備品等で 経済産業局の確認を受けた投資計画上の投資利益率が 15% 以上 ( 中小企業者等は 5% 以上 ) であるもの

10 認定低炭素住宅に係る特例特例措置の延長 ( 登録免許税 ) 高い省エネ性能等を有する住宅の普及を促進するため 認定低炭素住宅に係る登録免許税を2 年延長する 税制改正要望の結果適用期限を平成 28 年 3 月 31 日まで 2 年延長登録免許税税率を一般住宅特例より引き下げ所有権保存登記 : 0.1% ( 本則 0.4% 一般住宅特例 0.15%) 所有権移転登記 : 0.1% ( 本則 2% 一般住宅特例 0.3% %) 施策の背景 民生部門の温室効果ガスの排出量は 1990 年比で 1.5 倍に増大 住宅 建築物分野における取組みが急務 東日本大震災に伴う原子力事故の影響により電力需給に大きなギャップが発生 住宅 建築物でも電力使用量の削減につながる取組みが求められている 都市の低炭素化の促進に関する法律 ( 低炭素住宅の認定部分 ) 認定低炭素住宅のイメージ 外壁断熱 100mm 連続する防湿気密層 天井断熱 180mm 暖冷房はエアコン 床断熱 100mm 東西窓の日除け 常時換気システム 南窓の軒ひさし 太陽光発電パネル 窓は複層ガラス ( 可能なら断熱サッシ ) + 高効率給湯器 等 住宅の省エネ化等を促進するための措置として 所管行政庁による省エネ性能等の認定制度を推進 平成 25 年 1 月 ~9 月の認定戸数 :1,769 戸 省エネ法の省エネ基準に比べ 一次エネルギー消費量 ( 家電等のエネルギー消費量を除く ) が 10% 以上となること ( ) 省エネルギー性に関する基準では考慮されない 低炭素化に資する措置等のうち 一定以上を講じていること ( ) 省エネ法に基づく省エネルギー基準と同等以上の断熱性能を確保することを要件とする

11 その他の税制制改正事項 宅地建物取引業者が取得する新築住宅の取得日日に係る特例措置及び一定の住宅用地に係る税額の減額措置の期間要件を緩和する特例措置のの延長 ( 不動産取得税 ) 適用期限を平成 28 年 3 月 31 日まで2 年間延長 防災街区整備事業に係る事業用資産の買換特例例等の延長 ( 所得税 法人税 ) 以下の見直しを行った上で 適用期限を平成 29 年 12 月 31 日 ( 法人税の場合平成 29 年 3 月 31 日 ) まで3 年間延長 見直し内容 < 現行の要件 > 譲渡資産及び買換資産が防災再開発促進地区内にあること < 改正後の要件 > 譲渡資産及び買換資産が防災再開発促進地区内かつ地震時等等に著しく危険な密集市街地内にあること 被災者向け優良賃貸住宅に関する割増償却制度度の延長 ( 所得税 法人税 ) 以下の要件の拡充を行った上で 適用期限を平平成 29 年 3 月 31 日まで3 年間延長 拡充内容 < 現行の要件 > 共同住宅における各独立部分の床面積が50m2以上 120m2以下下で かつ 10 戸以上の場合 < 改正後の要件 > 共同住宅における各独立部分の床面積が25m2以上 120m2以下下で かつ 10 戸 ( 床面積が50m2以上 120m2以下のものが4 戸以上ある場合にあっては4 戸 ) 以上の場合

12 生産性向上設備投資促進税制について 平成 25 年 12 月 経済産業省

13 1. 生産性向上設備投資促進税制の対象 ( 全体像 ) 質の高い設備投資の促進によって事業者の生産性向上を図り もって我が国経済の発展を図るため 先端設備 や 生産ラインやオペレーションの改善に資する設備 を導入する際の税制措置を新設 類型 対象設備 ( 要件 ) 確認者 A: 先端設備 機械装置 及び一定の 工具 器具備品 建物 建物附属設備 ソフトウエア のうち 下記要件を全て満たすもの ( サーバー及びソフトウエアについては中小企業者等が取得するものに限る ) 1 最新モデル 2 生産性向上 ( 年平均 1% 以上 ) 3 最低取得価額以上 工業会等 B: 生産ラインやオペレーションの改善に資する設備 機械装置 工具 器具備品 建物 建物附属設備 構築物 ソフトウエア のうち 下記要件を全て満たすもの 1 投資計画における投資利益率が年平均 15% 以上 ( 中小企業者等は 5% 以上 ) 2 最低取得価額以上 経済産業局 税制措置 産業競争力強化法施行日から平成 28 年 3 月 31 日まで : 即時償却と税額控除 (5% ただし 建物 構築物は 3%) の選択制 平成 29 年 3 月 31 日まで : 特別償却 (50% ただし 建物 構築物は 25%) と税額控除 (4% ただし 建物 構築物は 2%) の選択制 ただし 税額控除における税額控除額は 当期の法人税額の 20% が上限 1

14 2. 対象設備リスト 具体的な対象設備は下記表のとおり ただし 生産等設備 ( 事業の用に直接供される減価償却資産 ) のみが対象であり 本店 寄宿舎等の建物 事務用器具備品 福利厚生施設等 ( いわゆるバックオフィス ) は対象外 設備種類機械装置工具 器具備品 建物 建物附属設備 ソフトウエア A: 先端設備 用途又は細目全てロール試験又は測定機器陳列棚及び陳列ケースのうち 冷凍機付又は冷蔵機付のもの冷房用又は暖房用機器電気冷蔵庫 電気洗濯機その他これらに類する電気又はガス機器氷冷蔵庫及び冷蔵ストッカー ( 電気式のものを除く ) サーバー用の電子計算機 ( その電子計算機の記憶装置にサーバー用のオペレーティングシステムが書き込まれたもの及びサーバー用のオペレーティングシステムと同時に取得又は製作をされるもの ) 断熱材断熱窓電気設備 ( 照明設備を含み 蓄電池電源設備を除く ) 冷房 暖房 通風又はボイラー設備昇降機設備アーケード又は日よけ設備 ( ブラインドに限る ) 日射調整フィルム設備の稼働状況等に係る情報収集機能及び分析 指示機能を有するもの サーバー用の電子計算機については 中小企業者等 ( 情報通信業のうち自己の電子計算機の情報処理機能の全部又は一部の提供を行う事業を行う法人を除く ) が取得又は製作をするものに限る ソフトウエアについては 中小企業者等が取得又は製作をするものに限る B: 生産ラインやオペレーションの改善に資する設備 設備種類機械装置工具器具備品建物建物附属設備構築物ソフトウエア 用途又は細目全て全て全て全て全て全て全て サーバー用の電子計算機については 情報通信業のうち自己の電子計算機の情報処理機能の全部又は一部の提供を行う事業を行う法人が取得又は製作をするものを除く 2

15 3-1. 先端設備の要件確認スキーム 経済産業省 1 証明書発行依頼 2 設備の確認 証明書発行依頼 ( 性能要件等の分かる資料を添付 ) 定期的に証明書発行状況を報告 設備の取得等を行う者 4 証明書転送 4 設備取得等 機器メーカー等 3 証明書発行 工業会等 5 税務申告の際 確定申告書等に証明書を添付 所轄の税務署 < 工業会等の確認内容 > 最新モデル要件を満たしていることの確認 生産性向上 ( 年平均 1% 以上 ) 要件を満たしていることの確認 ( 同一メーカーにおける旧モデルとの比較とし 使用する指標は工業会等の判断による ) 耐用年数省令の設備の種類毎 ( 機械装置のみで 55 種 ) に業界団体を指定 3

16 3-2. 先端設備の要件 : 最新モデル A: 先端設備については A 要件 1~3 を全て満たす設備が対象 そのうち A 要件 1 及び 2 については メーカーの申請に基づき工業会等が確認 証明 A 要件 1: 最新モデル 最新モデルであること 最新モデルとは 各メーカーの中で 下記のいずれかのモデルをいう イ一定期間内 ( 機械装置 :10 年以内 工具 :4 年以内 器具備品 :6 年以内 建物及び建物附属設備 :14 年以内 ソフトウエア :5 年以内 ) に販売が開始されたもので 最も新しいモデルロ販売開始年度が取得等をする年度及びその前年度であるモデル < 事例 >( それぞれ 2013 年に設備を取得したものとする ) A 機械 X 社 2010 年販売開始 ( 以降 新モデルなし ) B 機械 X 社 2008 年販売開始 (2010 年に最新モデルである A 機械販売 ) C 機械 Y 社 2012 年販売開始 (2013 年に最新モデルである D 機械販売 ) E 機械 Z 社 2000 年販売開始 ( 以降 新モデルなし ) 10 年以内の最新モデル 10 年以内だが 旧モデル 旧モデルだが 販売開始年度が取得の前年度 ( 上記ロ ) 最新モデルだが 10 年超 4

17 3-3. 先端設備の要件 : 生産性向上 A 要件 2: 生産性向上 旧モデル ( 最新モデルの一世代前モデル ) と比較して 生産性 が年平均 1% 以上向上しているものであること ( ) ただし ソフトウエアについては この生産性向上要件は不適用 生産性 の指標については 単位時間当たりの生産量 精度 エネルギー効率 等 メーカーの提案を元に 各工業会がその設備の性能を評価する指標として妥当であるかを判断 あくまで比較するのは同メーカー内での新モデル 旧モデルのみであり 他メーカーとの比較や ユーザーが元々使用していたモデルとの比較は行わない 特注品であっても カスタムのベースとなる汎用モデルや中核的構成品がある場合は そのベースとなる旧モデルとの比較を行う < 事例 > F 機械 (2010 年販売 ) 単位時間当たり生産量 105 一代前モデルG 機械 (2008 年販売 ) 単位時間当たり生産量 100 H 機械 (2010 年販売 ) 単位時間当たり生産量 105 一代前モデル I 機械 (2000 年販売 ) 単位時間当たり生産量 100 (2013 年に最新モデルである J 機械販売 ) 一代前モデル K 機械 (2012 年販売 ) 単位時間当たり生産量 100 二代前モデル L 機械 (2010 年販売 ) 単位時間当たり生産量 95 {( ) 100} 2 年 = 年平均 2.5% の向上 {( ) 100} 10 年 = 年平均 0.5% の向上 {(100-95) 95} 2 年 = 年平均 2.6% の向上 ( 旧モデルだが 販売開始年度が取得の前年度 ( 前ページの最新モデル要件ロ ) の場合 ) 5

18 3-4. 先端設備の要件 : 最低取得価額 A 要件 3: 最低取得価額 最低取得価額以上のものであること 最低取得価額は 設備種類毎に設定 ( 下表のとおり ) 工具 器具備品 建物附属設備及びソフトウエアについては 単品価額での要件に準ずるものとして 年度合計額での要件を設定 機械装置 設備種類 単品 160 万円 最低取得価額 < 事例 > 工具及び器具備品単品 120 万円 ( 単品 30 万円かつ合計 120 万円を含む ) 建物及び建物附属設備 単品 120 万円 ( 建物附属設備については 単品 60 万円かつ合計 120 万円を含む ) ソフトウエア単品 70 万円 ( 単品 30 万円かつ合計 70 万円を含む ) 1 台 300 万円の機械装置を購入 1 台 40 万円の冷蔵庫 ( 器具備品 ) を 4 台 合計 160 万円購入 1 台 20 万円の冷蔵庫 ( 器具備品 ) を 8 台 合計 160 万円購入 合計額は満たしているが 単品 30 万円を満たさず 6

19 4-1. 生産ラインやオペレーションの改善に資する設備の要件確認スキーム 2 経済産業局による確認は 設備の取得等の前に実施すること 経済産業局 ( 2) 経済産業省 3 確認書発行申請 (1 の投資計画及び 2 の税理士 会計士確認書を添付 ) 4 確認書発行 定期的に投資計画の履行状況を報告 運用に関する指導 協議 相談等 1 投資計画案の確認依頼 設備の取得等を行う者 投資計画案の内容確認 2 税理士 会計士確認書発行 税理士又は会計士 ( 1) 5 税務申告の際 確定申告書等に確認書を添付 所轄の税務署 1 本スキームを利用する際は 導入者の企業規模によらず 税理士等の確認が必要となる ( 会計監査人や顧問税理士等でなくても可 ) < 税理士等及び経産局の確認内容 > 対象設備の確認 ( 投資目的に必要不可欠な設備であることの確認 ) 投資利益率要件を満たしていることの確認 ( 投資の効果としてのリターンの算出方法の確認等 ) 7

20 4-2. 生産ラインやオペレーションの改善に資する設備の要件 : 投資利益率 B: 生産ラインやオペレーションの改善に資する設備については B 要件 1 及び 2 を全て満たす設備が対象 そのうち B 要件 1 については 経済産業大臣 ( 経済産業局 ) が確認 証明 B 要件 1: 投資利益率 事業者が策定した投資計画で その投資計画におけるその設備投資による効果として年平均の投資利益率が 15% 以上 ( 中小企業者等にあっては 5% 以上 ) となることが見込まれるものであることにつき 経済産業大臣 ( 経済産業局 ) の確認を受けたものであること 対象となる設備は その投資計画に記載されている設備で その事業者にとって投資目的を達成するために必要不可欠なものとする なお 年平均の投資利益率は 次の算式によって算定 < 算式 > 営業利益 + 減価償却費 1 の増加額 2 設備投資額 3 1 会計上の減価償却費 2 設備の取得等をする年度の翌年度以降 3 年度の平均額 3 設備の取得等をする年度におけるその取得等をする設備の取得価額の合計額 8

21 生産ラインやオペレーションの改善に資する設備の要件 : 最低取得価額 B 要件 2: 最低取得価額 最低取得価額以上のものであること 最低取得価額については A 要件 3 と同じ ( なお 構築物は建物と同条件とする ) 設備種類 最低取得価額 機械装置 工具及び器具備品 建物 建物附属設備及び構築物 ソフトウエア 単品 160 万円 単品 120 万円 ( 単品 30 万円かつ合計 120 万円を含む ) 単品 120 万円 ( 建物附属設備については 単品 60 万円かつ合計 120 万円を含む ) 単品 70 万円 ( 単品 30 万円かつ合計 70 万円を含む )

22 中小企業者等に対する上乗せ措置 : 中小企業投資促進税制 中小企業者等については 下記対象設備限定で 別途 中小企業投資促進税制 において上乗せ措置が適用できる ( 生産性向上設備投資促進税制よりも更に措置内容を拡充 ) 上乗せ措置の対象設備 中小企業投資促進税制の対象設備のうち 以下の a 又は b の設備 上乗せ措置の対象設備 a 先端設備 生産性向上設備投資促進税制の 先端設備 の要件 (A 要件 1~3) を全て満たす設備 ( 1,2) 1 機械装置のうち ソフトウエア組込型機械装置 ( あらかじめプログラムが組み込まれた専用のコンピューターが搭載され そのコンピューターからの指令に基づいて作動する機械装置 ) については A 要件 1( 最新モデル要件 ) においては 最新モデルに加え 一代前モデルも対象とする ( 一代前モデルの詳細は P.12 参照 ) 2 ソフトウエアについては A 要件 2( 生産性向上要件 ) は適用しない 上乗せ措置の対象設備 b 生産ラインやオペレーションの改善に資する設備 生産性向上設備投資促進税制の 生産ラインやオペレーションの改善に資する設備 の要件 (B 要件 1 及び 2) を全て満たす設備

23 5-2. 中小企業者等に対する上乗せ措置 : 対象設備の取得価額要件 中小企業投資促進税制の対象設備 最低取得価額等 上乗せ措置 a ( 先端設備 ) 上乗せ措置 b ( 生産ライン等の改善に資する設備 ) 機械装置単品 160 万円以上適用あり適用あり 測定工具及び検査工具 単品 120 万円以上 ( 複数合計 120 万円以上を含む 1) 適用なし 適用あり 一定の電子計算機 単品 120 万円以上 ( 複数合計 120 万円以上を含む 2) 適用あり ( サーバー用の電子計算機 ( ソフトウエア (OS) と同時に取得又は製作をされるものに限る )) 適用あり 一定のデジタル複合機単品 120 万円以上適用なし適用あり 試験又は測定機器 単品 120 万円以上 ( 複数合計 120 万円以上を含む 1) 適用あり 適用あり 一定のソフトウエア 単品 70 万円以上 ( 複数合計 70 万円以上を含む 3) 適用あり ( 設備の稼働状況等に係る情報収集機能及び分析 指示機能を有するものに限る ) 適用あり 普通貨物自動車車両総重量 3.5 トン以上適用なし適用なし 内航船舶対象は取得価額の 75% 適用なし適用なし 1 複数合計 120 万円以上取得で 現行措置又は上乗せ措置を適用する場合には 単品 30 万円以上であることが必要 2 複数合計 120 万円以上取得で上乗せ措置を適用する場合には 単品 30 万円以上であることが必要 3 複数合計 70 万円以上取得で上乗せ措置を適用する場合には 単品 30 万円以上であることが必要 11

24 5-3. 中小企業者等に対する上乗せ措置 : ソフトウエア組込型機械装置 一代前モデル 上乗せ措置の対象設備 a において ソフトウエア組込型機械装置限定で対象となる 一代前モデル とは 各メーカーの中で 下記要件を全て満たすものをいう 1 最新モデルと同じ種類 用途及び細目の設備のうち 最新モデルに対して最も近い年度に販売が開始されたものであること 210 年以内に販売が開始されたものであること 3 最新モデル自体がその一代前モデルと比べて生産性向上要件 (P.5 参照 ) を満たすものである場合において その一代前モデルがその直前のモデル ( 二代前モデル ) と比べて生産性向上要件 ( 同上 ) を満たすものであること < 事例 > 2010 年販売開始 A 機械 ( 最新モデル ) 単位時間当たり生産量 年販売開始 B 機械 ( 一代前モデル ) 単位時間当たり生産量 年販売開始 C 機械 ( 二代前モデル ) 単位時間当たり生産量 95 B 機械との生産性比較 {( ) 100} 2 年 = 年平均 2.5% の生産性向上 C 機械との生産性比較 {(100-95) 95} 2 年 = 年平均 2.6% の生産性向上 D 機械 ( 最新モデル ) 2010 年販売開始 単位時間当たり生産量 年販売開始 E 機械 ( 一代前モデル ) 単位時間当たり生産量 年販売開始 F 機械 ( 二代前モデル ) 単位時間当たり生産量 95 E 機械との生産性比較 {( ) 100} 3 年 = 年平均 0.3% の生産性向上 F 機械との生産性比較 {(100-95) 95} 2 年 = 年平均 2.6% の生産性向上 (B 機械 ( 一代前モデル ) も対象となる ) (D 機械 ( 最新モデル ) が生産性向上要件を満たしていないため E 機械 ( 一代前モデル ) も対象外 ) 12

25 5-4. 中小企業者等に対する上乗せ措置 : 中小企業投資促進税制の上乗せ措置の内容 税制措置 中小企業者等とは 資本金 1 億円以下の法人等及び個人事業主をいい 適用される措置の内容は 以下の中小企業者等の区分に応じて 以下のとおり 1 資本金 3,000 万円以下の法人等及び個人事業主 即時償却と税額控除 10% との選択適用 2 資本金 3,000 万円超 1 億円以下の法人 即時償却と税額控除 7% との選択適用 100% 50% 20% ( ) 特別償却 上乗せ措置 特別償却割合上乗せ ( 即時償却 ) ( 現行措置 ) 特別償却 30% 普通償却 選択適用 10% 7% 上乗せ措置 控除割合上乗せ 3% ( 現行措置 ) 税額控除 7% 税額控除 上乗せ措置 税額控除適用対象法人の拡大 200% 定率法の場合 1 億円 ( 資本金 ) 3,000 万円 1 億円 ( 資本金 ) 要件確認スキーム 確認者 生産性向上設備投資促進税制の 先端設備 生産ラインやオペレーションの改善に資する設備 の要件確認スキームと同様 工業会等の確認内容に関しては 機械装置である場合には ソフトウエア組込型機械装置に該当するか ( 該当する場合には 一代前モデルに該当するか ) についての確認も必要となる 13

26 6. その他留意事項 各税制措置の適用関係 産業競争力強化法の施行の日以降に取得等をし かつ 事業の用に供した設備が対象 ( 参考 ) 国税庁 HP 等より抜粋 取得 とは 機械等の所有権を得たこと つまり機械等を購入等をしたこと 事業の用に供した とは 業種 業態 その資産の構成及び使用の状況を総合的に勘案して判断される なお 事業の用に供した日 とは 一般的にはその減価償却資産のもつ属性に従って本来の目的のために使用を開始するに至った日をいうので 例えば 機械等を購入した場合は 機械を工場内に搬入しただけでは事業の用に供したとはいえず その機械を据え付け 試運転を完了し 製品等の生産を開始した日が事業の用に供した日となる 産業競争力強化法施行日から平成 26 年 3 月 31 日までの間に 対象設備の取得等をし 事業に供用した場合 産業競争力強化法施行日から平成 26 年 3 月 31 日までの間に 事業年度 ( 旧事業年度 ) が終了 はい 旧事業年度内に 各税制措置の対象となる設備の取得等をし 事業に供用 はい いいえ いいえ 税制措置は 平成 26 年 4 月 1 日を含む新事業年度にて適用 ( 設備事業供用年度と税制措置適用年度が不一致 ) 税制措置は 通常どおり 設備事業供用年度にて適用 14

27 15 7. 問い合わせ先 生産性向上設備投資促進税制について 経済産業省経済産業政策局産業再生課 ( 直通 ) 中小企業者等における上乗せ措置 ( 中小企業投資促進税制 ) について 中小企業庁事業環境部財務課 ( 直通 )

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