図2 箱根湯本地域の自然湧泉における温度の連続観測 結果(a)2011 年 1 月 1 日 4 月 30 日 (b)2011 年 3 月 10 日 15 日 矢印は東北地方太平洋沖地震の発生時刻 を示す 図4 図3 湯本地域の地下水位観測井における連続観測結 温泉温度および揚湯量の推移 源泉の位置を

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1 東北地方太平洋沖地震の影響による箱根温泉の変化 板寺一洋 * 菊川城司 * 代田寧 * Changes in temperature and discharge of hot spring waters observed in Hakone spas caused by the 2011 off the Pacific coast of Tohoku Earthquake by Kazuhiro ITADERA, Joji KIKUGAWA* and Yasushi DAITA* * 1. 温度は 39 付近を推移していたが 東北地方太平洋沖 はじめに 平成 23 年 3 月 11 日に発生した東北地方太平洋沖地 地震の発生直後にわずかに上昇 低下を記録した後 上 震 マグニチュード 9.0 は 岩手 宮城 福島をはじ 昇傾向に転じた その後 およそ 3 日間で約 1.5 上昇 め東日本の広い地域に深刻な被害をもたらした 本震発 した後 横ばい傾向が続いている なお 3 月末に階段 生に伴って顕著な地殻変動が生じ 宮城県の牡鹿では 状の温度低下が記録されているが これは 温泉施設の 地盤が東南方向に 5m も移動したことなどが GPS 観測 管理に伴う人為的な影響によるものとみられる により明らかとされている 国土地理院 2011 ほか この自然湧泉から約 2km 東に 温泉地学研究所が地 震源域を含む広い範囲で余震が発生している ( 気象庁 殻変動観測のために整備した深度 300m の地下水位観測 2011) 箱根火山においても 東北地方太平洋沖地震の 井があり 図 1 の 印 1 分間隔で地下水位が記録さ 発生直後に地震が誘発され 行竹ほか, 2011 群発地 れている ( 横山ほか 1992) 図 3 に この観測井にお 震活動が活発化 ( 原田ほか 2011) するなど 東北地方 ける 2011 年 1 月 1 日から 4 月 30 日までの水位変化の状 太平洋沖地震の影響とみられる活動状況の変化が観測さ 況を示した 図 3 によれば 地下水位は東北地方太平洋 れている 沖地震の直後から 3 月 15 日ごろにかけて 1.5 mほど上 箱根地域の温泉については 過去に 1967 年の群発 昇し その後 横ばい傾向に転じている 詳細な時間変 地震活動に続く異常昇温や 2001 年の群発活動に関連 化は異なるものの 上述した自然湧泉の温度変化と同様 したとみられる温度上昇など 地震活動に関連した変化 のパターンで推移していることから 本震の温泉に対す が報告されている 大木ほか 1968; 石坂ほか 2002; 板 る影響は温度だけでなく水位 ( 量 ) の変化を伴うもので 寺ほか 2010) 今回の東北地方太平洋沖地震の直後にも あったと考えられる 温泉温度の連続観測データに変化が認められた さらに 源泉所有者等から 東北地方太平洋沖地震の前後で温泉 に変化があった等の情報が寄せられたことなどから 温 泉の温度や量についての現地調査を実施した 本稿では それらの結果について報告する 2. 連続観測結果 温泉地学研究所では 箱根湯本地区の自然湧泉 図 1 の 印 に自記記録計を設置し 温度の連続観測を行っ ている 温度測定の精度は ±0.1 測定間隔は 5 分であ る (2010 年 9 月以降 ) その記録による 2011 年 1 月 1 日 から 4 月 30 日までの温度変化の状況を図 2(a) に さら に同じデータについて 時間軸を拡大し 3 月 10 日か 図1 ら 15 日までの状況を図 2(b) に示した この自然湧泉の * 神奈川県温泉地学研究所 神奈川県小田原市入生田 586 報告, 神奈川県温泉地学研究所報告, 第 43 巻,39-43, 連続観測データのある源泉の位置

2 図2 箱根湯本地域の自然湧泉における温度の連続観測 結果(a)2011 年 1 月 1 日 4 月 30 日 (b)2011 年 3 月 10 日 15 日 矢印は東北地方太平洋沖地震の発生時刻 を示す 図4 図3 湯本地域の地下水位観測井における連続観測結 温泉温度および揚湯量の推移 源泉の位置を図 1 に示した 果(a)2011 年 1 月 1 日 4 月 30 日 (b)2011 年 3 月 10 日 15 日 矢印は東北地方太平洋沖地震の発生時刻 を示す 上述の地下水位観測井において 地震の影響により地 下水位が変化した事例として 2007 年 10 月 1 日の神奈 川県西部の地震 M4.9 にともなって約 40cm また 2009 年 8 月 11 日の駿河湾の地震 M6.5 にともなって 約 20cm それぞれ水位の上昇が観測されている 原田 ほか 2008; 原田 板寺 2010 どちらの事例も 水位 の上昇は 地震直後から始まり数日間継続したことが観 測されたものであるが それらと比較すると 今回の水 位変化は 1 オーダー程度大きなものであった 箱根地域には この他に 一日一回から週一回程度の 頻度で 温泉温度や量の測定が行われている源泉がある ( 図 1 のA E ) 図 4 に 各源泉で測定されている項 目について 2010 年 7 月から 2011 年 6 月までの一年間 図5 の推移を示した その概要は以下のとおりである 源泉調査対象源泉の位置

3 図 年の調査結果と比較した (a) 揚湯量 (b) 温度の変化状況 湯本地域の自然湧泉 ( A ) では 温度 湧出量とも 東北地方太平洋沖地震の後に上昇 増加しているが そ の後 温度は横ばい 湧出量は緩やかに減少傾向を示し た 時間変化の傾向は 上述した連続記録による温泉温 度や地下水位と同様であったとみられる 強羅地域の掘削泉 ( BおよびC ) では 2001 年の箱根 群発地震活動が始まる約一カ月前に温度の上昇が観測さ れている 石坂ほか 2002 これに対して 東北地方 太平洋沖地震およびその後の箱根の群発地震に関連した 温度変化は観測されなかった 大涌谷地域の蒸気井D ( 深度 305 m ) およびE ( 深度 500 m ) における蒸気温度には 東北地方太平洋沖地震 の影響と見られる変化は観測されていない 3. 図7 源泉調査結果 揚湯量の変化と温度変化の関係 上述した連続観測結果に加え その他の温泉にも 東 北地方太平洋沖地震の前後で変化があったとの情報が寄 果に基づき 地震前後の揚湯量および温度の変化の状況 せられたことから 箱根地域に分布する温泉の温度や量 を 地図上にプロットしたものである 図 6 から 湯本 についての現地調査を実施した 調査対象として 過去 強羅地域とも 揚湯量については増加 温度については の調査結果 ( たとえば菊川ほか 2011) および 調査へ 上昇した源泉が多かったことがわかる 図7に 横軸に揚湯量 ( 自然湧泉では湧出量 ) の増減 の協力の得やすさなどを考慮し 箱根地域全体でおよそ 350 ある源泉から 22 源泉を選定した 調査対象源泉は 縦軸に温度変化をとり 両者の関係を示した 図 7 によ 箱根湯本地域と強羅地域に主に分布している ( 図 5) 調 れば 湯本地域 強羅地域において温泉温度は概ね 1 査は 2011 年 3 月下旬から 4 月中旬にかけて実施し 現 2 程度上昇している 一部の温泉では地震後に揚湯量 地において 温泉の温度や量を測定した が大きく増加しているが 揚湯量の変化と温度変化の間 図6は 今回の調査結果と 2010 年に小田原保健福 には明瞭な関係性は見いだせない 祉事務所が実施した立ち入り調査 ( 温泉実態調査 ) の結 図 8 に 地震前後の (a) 揚湯量変化 (b) 温度変化と井 41 41

4 図 8 (a) 揚湯量変化 (b) 温度変化と井戸深度の関係 ( 揚湯量の変化は地震前の揚湯量 (Q 0 ) に対する地震後の揚湯量 (Q) の比で示した. は湯本地域 は強羅地域の源泉を示す.). 戸の深度との関係を 箱根湯本地域 ( ) と強羅地域 ( ) とに分けて示した なお 調査対象とした源泉の揚湯量は一分間あたり数十リットルから 百数十リットルの幅があるため 元の揚湯量によっては どの程度変化したのか把握し難くなる場合がある そこで 図 8 では 揚湯量の変化を 2010 年に対する 2011 年の比 (Q/Q 0 ) で表している 図 8 によれば 揚湯量変化 温度変化と井戸深度の関係に明らかな地域性は見いだせないが 揚湯量が顕著に増加した源泉の深度は 湯本地域では 500m 程度よりも浅いのに対して 強羅地域ではそれよりも深い 温度変化については 湯本地域では深度に関わるような傾向は認められないが 強羅地域で温度上昇したのは 主に深さが 500m 程度よりも浅い源泉であった 今回 調査を行った源泉数は限られているため 本稿で報告する結果だけから断定することはできないが 湯本地域と強羅地域の各々において 東北地方太平洋沖地震の温泉に対する影響の現れ方が 井戸深度によって異なっている可能性が考えられる 4. 温泉モニタリングが防災に果たす役割過去に箱根の地震活動と関連づけられた異常昇温の事例があることから 今回 いくつかの源泉において確認された温泉温度の上昇についても 当初は 東北地方太平洋沖地震の影響により活発化した箱根の活動との関連性が懸念された さらに 地震活動状況の変化が箱根地域を震源とする有感地震を伴ったこともあり 箱根火山の活動が その後どう推移するのかに関する地域住民等 の関心は ここ数年では最も高まったものと考えられる 連続観測の結果などから 今回生じた温泉の変化について 東北地方太平洋沖地震の直後には 温度や量が急上昇したものの 数日でピークに達し その後横ばい あるいは漸減傾向に転じた状況を把握することができた こうした状況は 数ヶ月 ~ 数年の時間スケールで生じた過去の異常昇温のケースとは異なっていた さらに 顕著な変化があったのが箱根湯本地域であり 過去に異常昇温が観測された強羅や大涌谷ではなかった これらの事実から 今回 温泉に見られた変化は 箱根火山の活動の活発化を示すものではなく 東北地方太平洋沖地震と それに伴う地殻変動により 温泉や地下水を含む帯水層が影響を受け 量や温度が変化したものであろうとの判断に至った経緯がある 今後は 当時のそうした判断の妥当性を評価するためにも 今回の温泉変化をもたらしたメカニズムの解明が必要である 一方 今回 箱根地域の温泉で観測された変化は 過去の異常昇温等の事例とともに 温泉のモニタリングデータが 地震や地殻変動の観測データと同様に 火山活動の状況を判断する際 重要な指標となりうることを示した一例として捉えることもできる 今後 温泉モニタリングの成果を いかに防災情報発信に活用していくかについても検討する必要があろう 5. まとめ東北地方太平洋沖地震の影響と見られる温泉の変化が 日本各地で観測されている ( たとえば秋田ほか 2011; 西村 城森 2011; 大塚ほか 2011) その多くは

5 井戸の水位に関するものや 温泉が枯れたあるいは 新 温泉温度等の変化, 日本温泉科学会第 55 回大会要 たに噴き出したといった量に関するものであった 旨集 p19. 箱根地域においても これらと同様の変化が観測され 板寺一洋 菊川城司 吉田明夫 (2010)1960 年代に箱根 調査対象とした多くの源泉では 温泉温度が上昇したこ の温泉で観測された温度上昇, 地球惑星科学連合 とが確認された それに加えて今回は 揚湯量および 2010 年大会予稿集, SVC 間接的ではあるが観測井の地下水位データにより 温泉 菊川城司 板寺一洋 吉田明夫 (2011) 箱根強羅潜在カ の量にも影響があったことが確認された 連続観測の結 ルデラ内に湧出する温泉の新しい分類 温泉科学, 果から 温泉の量に対する影響は 過去に観測された地 60(4), 気象庁 (2011) 平成 23 年 (2011 年 ) 東北地方太平洋沖地 震に伴う変化と比較して 1オーダー程度大きなもので 震 について 第 39 報 あったことを示唆しており 温泉の温度や湧出量の変化 国土地理院 2011 平成 23 年 2011 年 東北地方太平 からも 今回の地震の規模が如何に並外れたものであっ 洋沖地震に伴う地殻変動について, たのかをうかがい知ることができる go.jp/chibankansi/chikakukansi_tohoku.html. 源泉調査の結果からは 東北地方太平洋沖地震の影響 と見られる温泉の温度変化と量の変化に明瞭な関係性 西村進 城森信豪 (2011) 東北地方太平洋沖地震に伴う 地域性は認める事はできなかったものの 地震の影響の 南紀白浜温泉の水位変化, 日本温泉科学会第 64 回 現れ方が 井戸の深度によって異なっていた可能性が示 大会要旨集 p99. された 東北地方太平洋沖地震がどのようなメカニズム 大木靖衛 荻野喜作 平野富雄 広田茂 大口健志 守 によって温泉に影響を及ぼしたのかについては 温泉の 矢正則 1968 箱根強羅温泉の温度異常上昇とそ 生成機構とも関連している可能性があり 今後も検討を の水理地質学的考察, 神奈川県温泉研究所報告, 1, 進めることとしたい 6, 大塚晃弘 高橋孝行 益子保 (2011) 東北地方太平洋沖 地震に伴ういくつかの温泉の変化, 日本温泉科学会 謝辞 第 64 回大会要旨集 p101. 本稿で報告した源泉調査の実施にあたっては小田原保 健福祉事務所温泉課の皆様にご協力いたただきました 横山尚秀 板寺一洋 小鷹滋郎 平野富雄 1992 神 また 源泉所有者の皆様には 震災後間もない時期であ 奈川県西部の地震予知研究用観測井における地下 ったにもかかわらず 調査の主旨を御理解いただき 調 水位変化特徴とその要因, 神奈川温地研報告, 24, 1, 査の機会を快く提供していただきました ここに記して 行竹洋平 本多 感謝いたします 亮 原田昌武 明田川保 伊東博 吉 田明夫 (2011) 2011 年東北地方太平洋地震で誘発さ 参考文献 れた箱根火山地震活動の精密震源分布, 日本火山学 秋田藤夫 柴田智郎 高橋徹哉 2011 平成 23 年度東 会 2011 年度秋季大会要旨集, p132. 北地方太平洋沖地震によって観測された北海道内 での温泉変動, 日本温泉科学会第 64 回大会要旨集 p97. 原田昌武 明田川保 伊東博 本多亮 行竹洋平 板寺 一洋 吉田明夫 (2011) 2011 年東北地方太平洋沖地 震後の箱根火山における群発地震活動の特徴, 日本 火山学会 2011 年度秋季大会要旨集, p133. 原田昌武 板寺一洋 伊東博 2008 神奈川県西部地域 における 2007 平成 19 年の地殻変動観測結果, 観測だより, 58, 原田昌武 板寺一洋 2010 神奈川県西部地域における 2009 平成 21 年の地殻変動観測結果, 観測だよ り, 60, 石坂信之 板寺一洋 菊川城司 (2002) 箱根群発地震と 43 43

1950 ~ 1969 年 1970 ~ 1989 年 および 1990 年から 2009 年の4つに区分し 各期間の揚湯量 温度 導電率 静水位の各項目の経年変化の傾向について検討することとした 経年変化の傾向を示す指標として 各期間における各データの時系列を 最小二乗法により直線近似し その勾配

1950 ~ 1969 年 1970 ~ 1989 年 および 1990 年から 2009 年の4つに区分し 各期間の揚湯量 温度 導電率 静水位の各項目の経年変化の傾向について検討することとした 経年変化の傾向を示す指標として 各期間における各データの時系列を 最小二乗法により直線近似し その勾配 箱根地域における温泉資源の状況 - 実態調査結果にもとづく検討結果 - 板寺一洋 * 菊川城司 * State of hot spring resources in Hakone district (Considerations based on on-site inspection results) by Kazuhiro ITADERA and Joji KIKUGAWA 1. はじめに神奈川県を代表する観光地である箱根には

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