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あおいやぶき
5 years ago
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1 個人投資家向け会社説明会 2013 年度を起点とした中期成長戦略武田薬品工業株式会社 ( 証券コード :4502) コーポレートコミュニケーション部 2013 年 11 月

2 医薬品業界の特徴当社の現状当社の中期成長戦略 1

くすりの種類新薬 ( 先発医薬品 ) 医薬品医療用医薬品病院などで医師の診察を受け

3 くすりの種類新薬 ( 先発医薬品 ) 医薬品医療用医薬品病院などで医師の診察を受け処方箋をもとに調剤される一般用医薬品かぜ薬や胃腸薬など薬局やドラッグストアで市販される OTC 医薬品とも呼ばれる長い研究開発期間をかけて新しい成分の有効性安全性が確認された後発売される医療用医薬品ジェネリック医薬品 ( 後発医薬品 ) 新薬の特許期間満了後新薬と同じ有効成分で製造販売される医療用医薬品自社製品の特許満了後も製造販売するものをブランドジェネリックと呼び他社製品の特許満了後に製造販売するものをピュアジェネリックと呼ぶ 2

4 医療用医薬品業界の特徴魅力患者さんの生命健康の維持回復生活の質の向上に貢献リスク先進国における薬剤費抑制策強化に伴う新薬市場の成長率鈍化高齢化社会への進展などによる市場拡大米国における特許期間満了に伴う急激な売上減少付加価値の高い革新的な新薬の上市による高い利益成長研究開発における低い成功確率 3

5 新薬の研究開発 ( 創薬から発売までの道のり ) 長い研究開発期間と膨大な研究開発費創薬研究前臨床試験 9% 2~3 年 3~5 年 30% 19% 42% 臨床試験 3~7 年審査 1~2 年 11% 30,000 化合物 9~10 化合物 30,000 33% 22% 33% 3~4 化合物 30,000 1 化合物 30,000 11% 37% 29% 23% 出典 : 日本製薬工業協会 4

世界の医薬品市場の推移世界市場は年平均 5% で成長新興国を中心とする市場が成長を牽引世界市場の約 4 割を占めるまでに 2017 9% 30% 19% 42% 12,204 億ドル年平均成長率 2013-2017 全世界 5% 2013 11% 33% 22% 33% 9,862 億ドル日本 0% 米国

6 世界の医薬品市場の推移世界市場は年平均 5% で成長新興国を中心とする市場が成長を牽引世界市場の約 4 割を占めるまでに % 30% 19% 42% 12,204 億ドル年平均成長率全世界 5% % 33% 22% 33% 9,862 億ドル日本 0% 米国 3% 欧州 1% % 37% 29% 23% 8,116 億ドル新興国等 11% 日本米国欧州新興国等 2013IMS ヘルス Market Prognosis Global および Market Prognosis Global をもとに作成無断転載禁止 5

7 医薬品業界の特徴当社の現状当社の中期成長戦略 6

8 事業の変遷 ( タケダの歴史 ) 武田研究部設立研究活動を開始ミレニアム社統合ナイコメッド社統合創業製薬事業を開始 1954 アリナミン販売開始海外市場進出 ~ リュープロレリンランソプラゾールカンデサルタンピオグリタゾン販売開始湘南研究所開設 7

9 癌領域と新興国事業の強化ミレニアム社の買収統合 - 癌領域の強化 2008 年 5 月 ( 買収金額 :88 億ドル ) 癌領域を次世代の中核領域へベルケイドをはじめとした有望な製品パイプラインの獲得質の高い研究 ~ 開発 ~ 販売に至るフルライン機能の当社事業への高い補完性ナイコメッド社の買収統合 - 新興国事業の強化 2011 年 9 月 ( 買収金額 :96 億ユーロ ) 新興国市場を中心とする事業基盤の強化 ( 進出国数は28カ国から70カ国以上に ) ナイコメッド社の販売網を通じたタケダ製品パイプラインの価値最大化多様な人材の獲得により企業文化の変革を促進 8

10 世界の製薬企業 2012 年売上高ランキング会社名所在国会社名所在国 1 NOVARTIS 11 LILLY 2 PFIZER 12 AMGEN 3 MERCK & CO 13 BOEHRINGER INGEL 4 SANOFI 14 BAYER 5 ROCHE 15 TAKEDA 6 GLAXOSMITHKLINE 16 BRISTOL-MYERS SQB. 7 ASTRAZENECA 17 NOVO NORDISK 8 JOHNSON & JOHNSON 18 DAIICHI SANKYO 9 ABBOTT 19 OTSUKA 10 TEVA 20 MYLAN 2013IMS ヘルス IMS MIDAS, December 2012 をもとに作成無断転載禁止 9

11 売上高の事業別地域別内訳 2012 年度連結売上高 1 兆 5,573 億円ヘルスケア事業 669 億円 4% 事業別売上高その他事業等 886 億円 6% 医療用医薬品事業地域別製商品売上高新興国 15% 医療用医薬品事業 1 兆 4,017 億円 90% 欧州 16% 米国 24% 日本 44% 10

12 11 主力製品の全世界売上高 (1/2) 消化器腎臓系その他疾患代謝性循環器系疾患アクトス 2 型糖尿病治療剤 (1,229 億円 ) ネシーナ 2 型糖尿病治療剤 (378 億円 ) ブロプレス高血圧症治療剤 (1,696 億円 ) タケプロン消化性潰瘍治療剤 (1,102 億円 ) 中枢神経系疾患レミニールアルツハイマー型認知症治療剤 (84 億円 ) ロゼレム不眠症治療剤 (75 億円 ) 注 : ( ) 内の数字は 2012 年度売上高

13 主力製品の全世界売上高 (2/2) 免疫呼吸器系疾患ユーロリック痛風高尿酸血症治療剤 (177 億円 ) コルクリス痛風高尿酸血症治療剤 (336 億円 ) ワクチン (MR ワクチン ) タケダ乾燥弱毒生麻しん風しん混合ワクチン癌ベルケイド多発性骨髄腫治療剤 (729 億円 ) リュープリン前立腺癌乳癌子宮内膜症治療剤 (1,165 億円 ) ベクティビックス抗癌剤 (188 億円 ) アドセトリス悪性リンパ腫治療剤 2012 年 11 月 : 新発売注 : ( ) 内の数字は 2012 年度売上高 12

14 タケダスナップショット 700 以上製品数 70 カ国以上進出地域 100 以上共同研究プロジェクト数 30,000 人以上従業員数 1 兆 5,573 億円 2012 年度連結売上高 No.1 日本アジア売上高ランキング 13

15 中期成長戦略を遂行するために克服すべき重点課題多様な医療ニーズに応えられる真のグローバル製薬企業への変革に挑戦米国における糖尿病治療剤アクトスの特許満了後の売上回復後期開発パイプラインの確実な上市グローバル競争を勝ち抜く強靭で効率的なオペレーティングモデルの構築 14

16 当社株価の推移 15

17 医薬品業界の特徴当社の現状当社の中期成長戦略 16

18 新しいタケダの企業ブランディング動画この地球には70 億を超える人間が暮らしている 1 分間に250 人の新しい生命が誕生し 1 年間で6000 万人の生命がこの世を去っていくいまこの瞬間もそれぞれの人がそれぞれの場所でそれぞれの今を生きている人生には笑いがある涙がある壁がある冒険がある感動があるどんな人生にも映画や小説の名作よりはるかに素晴らしい物語が詰まっている生命が輝く瞬間に満ちあふれている人生の物語は短いようで長く長いようで短い病気に苦しむ人たちに人生のかけがえのない時間を少しでも取り戻してほしいそれは創業から230 年以上変わらないタケダの誠実な想いこれからも世界中のより多くの人々がそれぞれの人生を豊かに過ごせるように医療の未来を切りひらくタケダの挑戦は終わらない 17

19 ミッション ( 私たちの存在理由 ) 優れた医薬品の創出を通じて人々の健康と医療の未来に貢献する 18

20 ビジョン 2020 ( 私たちが 2020 年にめざす姿 ) 19

21 中期成長戦略の方針 Scientific Innovation 研究開発のイノベーション Innovation 革新への挑戦 Business Process Innovation 研究開発以外のイノベーション Diversity 多様性の追求 Globalization グローバル化の推進 20

22 中期成長戦略の持続的成長目標成長性効率性株主還元新興国を中心とした売上増 + パイプラインの確実な上市売上年度年平均成長率一桁台半ばの成長 15 年度以降に収益貢献するパイプライン強靭かつ効率的なオペレーティングモデルの構築営業利益年度年平均成長率 20% 以上の成長安定的な配当一株当たり配当金年度年間 180 円を維持 21

23 Globalization( グローバル化の推進 ) の中期成長戦略持続的な成長の実現革新的な医薬品革新的な医薬品新興国市場ブランドジェネリック & OTC 先進国市場革新的な医薬品ブランドジェネリック & OTC 革新的な医薬品 ( 従来 ) ( 現在 = 変革期 ) ( 将来 ) 22

24 新興国市場における中期成長戦略市場ニーズに合致した多数の新製品の上市と市場浸透を着実に推進投資効率を追求した販売戦略を実行し市場を上回る売上成長を引き続き実現収益性を改善して全社を牽引年平均成長率単位 : 億円 3,000 医療用医薬品製商品売上高当社 15% 以上市場 11% 2,500 25% 以上医薬品の流通販売経路の新たな仕組みを確立 2,000 1, その他アジア 13% 以上経済成長が著しい地方都市の競争力を強化 1, 中南米ロシア /CIS 13% 以上市場ニーズに合致した製品構成を実現年度実績 13 年度見込 23

25 日本市場における中期成長戦略国内シェアNo.1の堅持新製品の早期売上最大化 ( ネシーナアジルバロトリガ ) タケダの強みを活かした販売体制の構築充実したパイプラインによる成長の加速大学研究機関他社との連携の強化ハイブリッド MR 体制年平均成長率当社約 1% 糖尿病市場 0% 高血圧高脂血症単位 : 億円 6,000 5,000 4,000 3,000 医療用医薬品製商品売上高 5,901 整形外科専門 MR 消化器骨粗鬆症ジェネラル MR 体制リウマチ癌癌免疫専門 MR 2,000 1,000 ワクチン専門 MR 感染症中枢神経 0 12 年度実績 13 年度見込 24

26 米国市場における中期成長戦略領域フランチャイズの強化ネシーナユーロリックコルクリスデクスラントベルケイドの売上伸長 TAK-875 MLN0002 MLN9708 等の上市を視野に入れた販売体制構築年平均成長率当社 12% 以上市場 3% 単位 : 億円 4,000 3,000 医療用医薬品製商品売上高製品ポートフォリオの充実 ( 主な既存品と今後の新製品 ) 代謝性疾患ネシーナユーロリックコルクリスコントレイブ TAK-875 中枢神経系疾患ロゼレム LuAA21004 消化器系疾患デクスラントアミティーザ MLN0002 癌ベルケイド TAK-700 MLN9708 MLN8237 2,000 1, , 年度実績 13 年度見込 25

27 欧州市場における中期成長戦略プライマリケア事業とスペシャリティ事業の強化パントプラゾールなどブランドジェネリックの売上維持拡大ナイコメッド社統合後の高収益化を実現年平均成長率当社 4% 以上市場 1% 欧州領域別売上高比率単位 : 億円 3,000 2,000 医療用医薬品製商品売上高 10% 25% 65% 45% 15% 40% 1,000 2, 年度見込 17 年度見込プライマリケアスペシャリティケアブランドジェネリック等 0 12 年度実績 13 年度見込 26

28 Innovation( 研究開発のイノベーション ) の中期成長戦略 6 つの重点領域代謝性循環器系疾患癌中枢神経系疾患 6 つの重点領域において医療ニーズが未だ満たされない疾患の研究開発を推進し競争力あるパイプラインを構築臨床開発期間の短縮化合物の応用機会の追求外部リソースの専門性活用などを通じて創薬研究の生産性を向上免疫呼吸器系疾患消化器腎臓系その他疾患ワクチン湘南研究所 27

29 主なパイプラインの承認時期の見通し 13 年度 14 年度 15 年度年度 LuAA21004 ルラシドン ATL-962 MLN0002 TAK-700 TAK-438 SYR-472 TAK-816 MLN8237 TAK-875 MLN9708 TAK-385 大うつ病統合失調症肥満症潰瘍性大腸炎クローン病前立腺癌酸関連疾患糖尿病 Hib 感染症予防血液癌および固形癌糖尿病血液癌子宮内膜症および子宮筋腫 28

30 Innovation( 研究開発以外のイノベーション ) の中期成長戦略強靭かつ効率的なオペレーティングモデルの構築販売製造研究開発一般管理製品戦略の立案販売活動の支援をグローバルで統一旧ナイコメッド社のインフラ機能の有効活用各拠点の効率性を追求最適な投資を継続グローバルで効率的な管理機能プロセスを構築累計の経費削減目標 15 年度までに >800 億円 17 年度までに >1,000 億円欧米において本業の収益力を示す指標であるコアアーニングス売上高比率を 17 年度までに 25% 13 年度見込 17.6% 29

31 2013 年度連結業績の見通し単位 : 億円 2012 年度 ( 実績 ) 2013 年度 ( 見込 ) 対前年度売上高 15,573 16,800 +1, % 研究開発費 3,243 3, % 営業利益 1,225 1, % 経常利益 1,132 1, % 当期純利益 1, % 30

32 国際財務報告基準 (IFRS) の任意適用 2013 年度末の連結決算から IFRS を任意適用各国同業他社との財務情報の比較可能性の向上グループ内会計基準の統一による財務情報の均質化資金調達の選択肢の拡大単位 : 億円 2013 年度 ( 見込 ) 日本基準 2013 年度 ( 見込 ) IFRS 差額売上高 16,800 16,800 ー研究開発費 3,400 3, のれんの非償却化等の影響により 200 億円の改善営業利益 1,400 1, 当期純利益 950 1,

33 企業の社会的責任 (CSR) に関する取り組み国連グローバルコンパクトに参加 /CSR 専任組織の設置日本を元気に復興支援京都薬用植物園開設武田科学振興財団設立 2010 タケダイニシアティブ開始 32

34 タケダの企業市民活動タケダイニシアティブアフリカにおける三大感染症対策の支援東日本大震災による被災地への継続的な支援タケダ -Plan 保健医療アクセスプログラムアジアの子どもたちの保健医療アクセスの向上支援 33

35 将来見通しに関する注意事項本発表において提供される資料ならびに情報はいわゆる見通し情報を含みますこれらは現在における見込み予測およびリスクを伴う想定に基づくものであり実質的にこれらの記述とは異なる結果を招き得る不確実性を含んでおりますそれらリスクや不確実性には一般的な業界ならびに市場の状況金利通貨為替変動といった一般的な国内および国際的な経済状況が含まれますリスクや不確実性は特に製品に関連した見通し情報に存在します製品のリスク不確実性には技術的進歩特許の競合他社による獲得臨床試験の完了製品の安全性ならびに効果に関するクレームや懸念規制当局からの承認取得国内外の医療保険制度改革医療費抑制への傾向国内外の事業に影響を与える政府の法規制新製品開発に付随する課題などが含まれますがこれらに限定されるものではありませんまた承認済み製品に関しては製造およびマーケティングのリスクがあり需要を満たす製造能力を欠く状況原材料の入手困難市場の需要が得られない場合などが含まれますがこれらに限定されるものではありません今後新しい情報将来の出来事等があった場合であっても当社は本発表に含まれる見通し情報の更新修正を行う義務を負うものではありません 34

36 Better Health, Brighter Future

スライド 0

スライド 0 2011 年度第 3 四半期連結業績の概要経理部長高原宏 2012 年 2 月 1 日 2011 年度第 3 四半期連結業績の概要 1 1 対前期増減の内訳 *5 Nycomedの企業買収に起因する特殊要因 504 億円棚卸資産の時価評価による増加部分に係る償却費 ' 売上原価 ( 342 億円無形固定資産償却費 ' 一般管理貥売費 ( 120 億円のれんの償却費 ' 一般管理貥売費 ( 43