特発性の慢性蕁麻疹 ( 既存治療で効果不十分な患者に限る ) 治療におけるゾレアの使用にあたって について ゾレア 皮下注用 75mg/150mg 以下 ゾレア ( 一般名 : オマリズマブ ) は世界初のヒト化抗ヒト IgE モノクローナル抗体製剤です ゾレアは血中遊離 IgEに結合することにより

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1 市販直後調査平成 29 年 3 月 ~ 平成 29 年 9 月 対象 : 特発性の慢性蕁麻疹 ( 既存治療で効果不十分な患者に限る ) 特発性の慢性蕁麻疹 ( 既存治療で効果不十分な患者に限る ) 治療におけるゾレアの使用にあたって XCU00001LL 年 7 月作成

2 特発性の慢性蕁麻疹 ( 既存治療で効果不十分な患者に限る ) 治療におけるゾレアの使用にあたって について ゾレア 皮下注用 75mg/150mg 以下 ゾレア ( 一般名 : オマリズマブ ) は世界初のヒト化抗ヒト IgE モノクローナル抗体製剤です ゾレアは血中遊離 IgEに結合することにより IgEのマスト細胞 好塩基球といった炎症細胞への結合を阻害し 炎症細胞の活性化を抑制してヒスタミン ロイコトリエン等の炎症性メディエーターの放出を抑制します さらに 好塩基球上における FcεRIの発現低下や 皮膚組織における FcεRI 陽性細胞の減少が認められました * ゾレアは I 型アレルギー反応を抑えることが期待され アレルギー性喘息治療薬として開発されました わが国においては 2009 年 1 月に気管支喘息 ( 既存治療によっても喘息症状をコントロールできない難治の患者に限る ) を効能又は効果として承認され さらに 2017 年 3 月には 特発性の慢性蕁麻疹 ( 既存治療で効果不十分な患者に限る ) の適応が追加承認されました 日本及び韓国で実施した国際共同臨床試験において 既存治療によって蕁麻疹症状をコント ロールできない特発性の慢性蕁麻疹患者を対象に 本剤を上乗せして投与したときの有効性 及び安全性が検討されました その結果 蕁麻疹症状の改善が認められました 本冊子は 特発性の慢性蕁麻疹に対するゾレアの臨床試験の結果と添付文書をもとに 特発性の慢性蕁麻疹治療に精通した医師によるゾレアの適正使用が徹底されることを目的に作成されました ゾレアの処方は 効果のみならず安全性に十分留意しながら適正に行ってください 本冊子の内容を十分に理解して ゾレアによる特発性の慢性蕁麻疹の治療を行っていただきたいと思います * 社内資料 : 特発性の慢性蕁麻疹患者を対象とした海外臨床試験 監修 広島大学病院皮膚科教授秀道広 本剤の効能又は効果 ( 抜粋 ) 2. 特発性の慢性蕁麻疹 ( 既存治療で効果不十分な患者に限る )

3 投与患者の選択CONTENTS 投与患者の選択 5 投与患者の選択 初めてゾレアを処方する際の患者選択チェックリスト check 添付文書より抜粋 6 投与期間について 6 臨床試験で認められた副作用 7 重大な副作用 : ショック アナフィラキシー 7 特発性の慢性蕁麻疹患者である 食物 物理的刺激等の蕁麻疹の症状を誘発する原因が特定されない ( 添付文書 2017 年 3 月改訂 第 10 版 ) 個々の皮疹に関する直接的原因ないし誘因なく自発的に膨疹が出現するもののうち 発症してからの期間が1ヵ月以上経過したものを慢性蕁麻疹と呼ぶ ( 蕁麻疹診療ガイドライン 2011 日本皮膚科学会 ) なお 特発性の慢性蕁麻疹患者を対象とした日本を含む国際共同臨床試験では 特発性の慢性蕁麻疹と診断されて6ヵ月以上経過した患者 が対象とされていました 製品情報概要中に記載しておりますので ご確認ください その他の注意すべき副作用 9 調製と投与方法 13 投与の準備 13 溶解方法 14 溶液の注射筒への充填方法 15 投与方法 16 既存治療で効果不十分である ヒスタミンH 1 受容体拮抗薬の増量等の適切な治療を行っても 日常生活に支障をきたすほどの痒みを伴う膨疹が繰り返して継続的に認められる ( 添付文書 2017 年 3 月改訂 第 10 版 ) 12 歳以上である 特発性の慢性蕁麻疹患者を対象とした日本を含む国際共同臨床試験では 12 歳以上の患者 が対象とされていました Q&A 17 特発性の慢性蕁麻疹患者の選択について 17 調製方法について 18 投与方法について 19 安全性について 19 その他 20 Drug Information 21 本剤の成分 ( オマリズマブ [ 遺伝子組換え ]) に対し過敏症の既往がない ゾレアの投与をご検討ください

4 添付文書より抜粋/投与期間について/臨床試験で認められた副作用/重大な副作用:ショック アナフィラキシー添付文書より抜粋 臨床試験で認められた副作用 禁忌( 次の患者には投与しないこと ) 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者 効能又は効果 ( 抜粋 ) 2. 特発性の慢性蕁麻疹 ( 既存治療で効果不十分な患者に限る ) < 効能又は効果に関連する使用上の注意 >( 抜粋 ) 2. 特発性の慢性蕁麻疹食物 物理的刺激等の蕁麻疹の症状を誘発する原因が特定されず ヒスタミン H1 受容体拮抗薬の増量等の適切な治療を行っても 日常生活に支障をきたすほどの痒みを伴う膨疹が繰り返して継続的に認められる場合に本剤を追加して投与すること 用法及び用量 ( 抜粋 ) 2. 特発性の慢性蕁麻疹通常 成人及び12 歳以上の小児にはオマリズマブ ( 遺伝子組換え ) として 1 回 300mgを 4 週間毎に皮下に注射する < 用法及び用量に関連する使用上の注意 >( 抜粋 ) 2. 特発性の慢性蕁麻疹日本人を対象とした臨床試験において 本剤の12 週以降の使用経験は無いため 12 週以降も継続して投与する場合は 患者の状態を考慮し その必要性を慎重に判断すること ( 8. その他の注意 (5) 臨床成績 の項参照 ) 投与期間について 用法及び用量どおり 12 週間使用しても効果が認められない場合には 漫然と投与を続けないよう注意すること 日本人を対象とした臨床試験において 本剤の12 週以降の使用経験は無いため 12 週以降も継続して投与する場合は 患者の状態を考慮し その必要性を慎重に判断すること 発現状況 特発性の慢性蕁麻疹患者を対象として実施された国際共同臨床試験において 本剤を投与した 144 例 ( 日本人 69 例含む ) 中 13 例 (9.0%) に副作用 ( 臨床検査値異常を含む ) が認められました 主な臨床症状は 頭痛 3 例 (2.1%) 鼻咽頭炎 2 例 (1.4%) 等でした 日本人患者では69 例中 9 例 (13.0%) に副作用が認められました ( 効能又は効果の一変承認時までの集計 ) 重大な副作用 : ショック アナフィラキシー 気管支痙攣 呼吸困難 血圧低下 失神 蕁麻疹 舌浮腫 口唇浮腫 咽 喉頭浮腫などの発現に注意すること 投与後 2 時間は十分な観察をする ただし 2 時間以上経過して発現する可能性もある 異常が認められた場合には投与を中止し 直ちに適切な処置を行うこと 本剤の投与により 気管支痙攣 呼吸困難 血圧低下 失神 蕁麻疹 舌浮腫 口唇浮腫 咽 喉頭浮腫等のショック アナフィラキシーがあらわれることがあります 本剤投与後は観察を十分に行い 異常が認められた場合には速やかに投与を中止し 直ちに適切な処置を行う必要があります また 患者に対しても本剤投与後のショック アナフィラキシーの発現について十分に説明を行ってください

5 その他の注意すべき副作用一般的な定義 ( 日本アレルギー学会 * の定義 ) その他の注意すべき副作用 アナフィラキシーとは アレルゲン等の侵入により 複数臓器に全身性にアレルギー症状が惹起され 生命に危機を与え得る過敏反応 をいう 診断基準以下の3 項目のうちいずれかに該当すればアナフィラキシーと診断する 1. 皮膚症状 ( 全身の発疹 瘙痒または紅潮 ) または粘膜症状 ( 口唇 舌 口蓋垂の腫脹など ) のいずれかが存在し 急速に ( 数分 ~ 数時間以内 ) 発現する症状で かつ下記 a b の少なくとも 1 つを伴う a. 呼吸器症状 ( 呼吸困難 気道狭窄 喘鳴 低酸素血症 ) b. 循環器症状 ( 血圧低下 意識障害 ) 2. 一般的にアレルゲンとなり得るものへの曝露の後 急速に ( 数分 ~ 数時間以内 ) 発現する以下の症状のうち 2つ以上を伴う a. 皮膚 粘膜症状 ( 全身の発疹 瘙痒 紅潮 浮腫 ) b. 呼吸器症状 ( 呼吸困難 気道狭窄 喘鳴 低酸素血症 ) c. 循環器症状 ( 血圧低下 意識障害 ) d. 持続する消化器症状 ( 腹部疝痛 嘔吐 ) 3. 当該患者におけるアレルゲンへの曝露後の急速な ( 数分 ~ 数時間以内 ) 血圧低下 収縮期血圧低下の定義 : 平常時血圧の70% 未満または下記生後 1~11ヵ月 < 70mmHg 1~10 歳 < 70mmHg+(2 年齢 ) 11 歳 ~ 成人 < 90mmHg 本剤の臨床試験における発現状況 *Simons, FE. et al.: World Allergy Organ J. 4, 13, 2011 Simons, FE. J Allergy Clin Immunol. 125, S161, 2010 Simons, FE. et al.: アレルギー 62, 1464, 2013 を引用改変 国内臨床試験において アナフィラキシーは報告されていませんが 気管支喘息患者を対象とした海外臨床試験において報告されており 発現頻度は成人で0.1%(7 例 /5,367 例 ) 小児で0.2%(1 例 / 624 例 ) でした また 海外市販後の自発報告において アナフィラキシー及びアナフィラキシーの可能性のある過敏症反応の発現頻度は 少なくとも 0.2% と推定され そのうち約 30% は本剤投与 2 時間以降に発現していました なお ショック アナフィラキシーに関しては 添付文書の使用上の注意の項 重要な基本的注意 重大な副作用 その他の注意 として記載されています 以下のような副作用にも注意が必要である めまい 疲労 失神 傾眠 本剤投与中にめまい 疲労 失神 傾眠があらわれることがあるため 自動車の運転等危険を伴う機械の操作に従事する場合には十分に注意させてください 寄生虫感染 本剤はIgEと複合体を形成し 遊離 IgEを減少させます IgEは寄生虫感染に対する宿主防御機能に関与する因子の1つと考えられていることから 寄生虫感染のリスクが高い地域に旅行する場合には注意してください 悪性腫瘍 悪性腫瘍の発生頻度は 国内及び海外の無作為化プラセボ対照二重盲検臨床試験において 本剤群 4,254 例で4.14 例 /1,000 人 年 (14 例 /3,382 人 年 ) 対照群 3,178 例で4.45 例 /1,000 人 年 (11 例 /2,474 人 年 ) でした ( 発現頻度比 :0.93[95% 信頼区間 : ]) また 5 年間の追跡調査を行った気管支喘息患者を対象とした海外の市販後観察研究においては 悪性腫瘍の発生頻度は本剤群 5,007 例で16.01 件 /1,000 人 年 (295 件 /18,426 人 年 ) 対照群 2,829 例で19.07 件 / 1,000 人 年 (190 件 /9,963 人 年 ) でした ( 発現頻度比 :0.84[95% 信頼区間 : ]) なお 本剤を悪性腫瘍のリスクが高い患者 ( 例 : 高齢者 喫煙者 ) に使用した場合の影響は不明です 本剤のがん原性試験は 一般的にがん原性試験に使用されるマウス及びラットの IgEと結合しないことから 実施されていません

6 その他の注意すべき副作用注射部位反応 本剤の投与により 注射部位出血 注射部位紅斑 注射部位硬結 注射部位そう痒感 注射部位熱感等があらわれることがあります 特発性の慢性蕁麻疹患者を対象とした日本を含む国際共同臨床試験において 注射部位反応 の有害事象発現率は 本剤を150mg 投与した群で 2.8%(2/71 例 ) プラセボ投与群で5.4%(4/74 例 ) であり 本剤を300mg 投与した群での発現は認められませんでした * 一方 国内で成人気管支喘息患者を対象として実施された臨床試験 284 例中 注射部位紅斑 53 例 (18.7%) 注射部位そう痒感 26 例 (9.2%) 注射部位腫脹 24 例 (8.5%) 注射部位疼痛 20 例 (7.0%) 注射部位熱感 14 例 (4.9%) 注射部位硬結 13 例 (4.6%) 注射部位出血 12 例 (4.2%) 等が認められています また 国内で小児気管支喘息患者を対象として実施された臨床試験 38 例中 注射部位疼痛 3 例 (7.9%) 注射部位紅斑及び注射部位腫脹が各 2 例 (5.3%) に認められています アレルギー性肉芽腫性血管炎 * 社内資料 : 特発性の慢性蕁麻疹患者を対象とした国際共同試験 特発性の慢性蕁麻疹患者を対象とした日本を含む国際共同臨床試験及び海外臨床試験において アレルギー性肉芽腫性血管炎 (Churg-Strauss 症候群 ) の発現はありませんでした * 一方 気管支喘息においては 本剤投与中に アレルギー性肉芽腫性血管炎があらわれることがあり これらの多くは経口ステロイド剤の減量 中止時に発現しています 以上により 本剤使用時は 好酸球数の推移及び発疹 肺症状の悪化 ( 肺の浸潤等 ) 心臓合併症 ( 心筋炎等 ) ニューロパシー等の血管炎症状に注意してください * 社内資料 : 特発性の慢性蕁麻疹患者を対象とした国際共同試験 動脈血栓塞栓イベント 特発性の慢性蕁麻疹患者を対象とした日本を含む国際共同臨床試験において 動脈血栓塞栓イベ ントの発現頻度は 本剤 300mg 群の 1.4%(1/73 例 冠動脈閉塞 ) プラセボ群の 1.4%(1/74 例 血中ク レアチンホスホキナーゼ増加 ) に認められましたが いずれも治験薬との関連は否定されています * 一方 国内及び海外の投与期間 8 週間以上無作為化プラセボ対照二重盲検臨床試験において 動脈血栓塞栓イベントの発現頻度は 本剤群 3,342 例で2.69 例 /1,000 人 年 (5 例 /1,856 人 年 ) 対照群 2,895 例で2.38 例 /1,000 人 年 (4 例 /1,680 人 年 ) でした ( 発現頻度比 :1.13[95% 信頼区間 : ]) 内訳は 本剤群で心筋梗塞が2 例 脳卒中 不安定狭心症 一過性脳虚血発作がそれぞれ 1 例 対照群で心血管死が3 例 不安定狭心症が1 例でした また 5 年間の追跡調査を行った気管支喘息患者を対象とした海外の市販後観察研究においては 本剤群 5,007 例で7.52 件 /1,000 人 年 (115 件 /15,286 人 年 ) 対照群 2,829 例で5.12 件 /1,000 人 年 (51 件 /9,963 人 年 ) であり ベースラインの心血管危険因子で調整した多変量解析では ハザード比 1.32[95% 信頼区間 : ] でした * 社内資料 : 特発性の慢性蕁麻疹患者を対象とした国際共同試験 本剤投与により 抗オマリズマブ抗体が発現することがあります その他の副作用については添付文書をご参照ください 血小板減少症 特発性の慢性蕁麻疹患者を対象とした日本を含む国際共同臨床試験において 血小板減少症の発現はありませんでした また 血小板数で臨床的に注目すべき異常値の基準 ( L ) に該当した被験者もいませんでした * 一方 気管支喘息患者を対象とした国内成人臨床試験 (1304 試験 1307 試験 ) において 血小板数の減少は0.4%(2/284 例 ) に認められました ** * 社内資料 : 特発性の慢性蕁麻疹患者を対象とした国際共同試験 **Ohta, K. et al.: Respirology 14(8), 1156, 2009 XOLJ00021 Ohta, K. et al.: Allergol. Int. 59(2), 167, 2010 XOLM00054

7 1 与方法臨床試験における副作用発現状況 特発性の慢性蕁麻疹患者を対象として実施された日本を含む国際共同臨床試験において 本剤を投与した 144 例 ( 日本人 69 例含む ) 中 13 例 (9.0%) に副作用 ( 臨床検査値異常を含む ) が認められました 主な臨床症状は 頭痛 3 例 (2.1%) 鼻咽頭炎 2 例 (1.4%) 等でした 日本人患者では 69 例中 9 例 (13.0%) に副作用が認められました ( 効能又は効果の一変承認時までの集計 ) 日本を含む国際共同臨床試験 (2306 試験 ) における副作用発現状況 1. m 15m 1 調製と投与方法 投与の準備 ゾレアは用時溶解して用いる注射用凍結乾燥製剤です 本剤 1バイアルを所定の溶解方法 (P.14~15) で溶解した溶液 0.6mLはオマリズマブの投与量 75mg に 1.2mLはオマリズマブの投与量 150mgに相当します 特発性の慢性蕁麻疹には 1 回 300mgを皮下注射するため 75mgバイアルの場合は 4 本 150mgバイアルの場合は 2 本を使用します 必要な数のバイアル (75mg/150mg) バイアルと同数の注射筒及び注射針(18ゲージ 25ゲージ ) を準備してください 準備するもの およ () ().. () ().. () () 11.. およ 投与 の状 () () ゾレア R 皮下注用 75mg/150mg ( バイアル ) = 1 バイアル毎に 施設でご用意いただくもの日局注射用水溶解に必要な容量 75mgバイアル :0.9mL 150mgバイアル :1.4mL 投与量により複数のバイアル 注射筒 注射針が必要です 18 ゲージの注射針 ( 注射用水 溶液吸引用 ) 25 ゲージの注射針 ( 溶液投与用 ) 2.5mL の注射筒 溶液は粘性があるためルアーロック式が望まれます () ().. およ () () 臨床 () ().. () () およ () () 11.. およ () () 皮 およ 皮下 () () 調製と投

8 調製と投与方法溶解方法 注意! 本剤の溶解には日局注射用水以外は使用しないこと 生理食塩液や5% ブドウ糖液などで溶解しないこと 1 バイアルのキャップのみを外して ゴムキャップ部分をアルコール綿などで拭いてください 5 次いで 約 5 分毎に5~10 秒間バイアルを回します 溶液中にゲル状の粒子が見えなくなるまで この操作を繰り返してください 完全に溶解すると 溶液は無色になります 溶解時に小さな泡立ちがみられることがありますが しばらく静置すると消えます 注意! 溶解には約 15~20 分程度を要しますが 40 分以内に溶解しない場合には使用しないでください 完全に溶解すると 溶液は無色になります 溶解時に小さい泡立ちがみられることがありますが しばらく静置すると泡は消えます 2 2.5mL 注射筒に 18 ゲージの注射針を装着し 日局注 射用水を吸引します 吸引する注射用水の容量 75mg バイアル :0.9mL 150mg バイアル :1.4mL 3 水平な面にバイアルをまっすぐに立たせ 日局注射用 水全量を粉末にかかるように注入します 注入後は注射針 注射筒をバイアルから外します 注意! 外観に凝集や結晶などの異常を認めた場合には使用しないでください 溶液の注射筒への充填方法 1 溶液が栓の方に流れ落ちるまでバイアルを逆さまにしてください 注意! 複数のバイアルを使用する場合は 溶解するバイアル毎に針を交換してください 4 バイアルをまっすぐ立たせた状態で約 1 分間渦を描くようにゆっくり回転させ溶解してください 2 2.5mL 注射筒に装着した 18ゲージの注射針を 逆さまにしたバイアルに挿入します 吸引時 注射針の先端が溶液の水面に突き出ないように 溶液の底に位置するようにしてください 注意! 本剤は泡立ちやすい製剤です バイアルは振ったりせず静かに回し 泡立たないようにしてください たてに振らない 3 逆さまにしたバイアルから溶液を全量吸引してください 注意! 溶液は粘性があるため 0.6mL( オマリズマブの投与量 75mg) 又は 1.2mL( オマリ ズマブの投与量 150mg) を得るためにはバイアル中の溶液を全量吸引しなければな りません 75mg バイアル :1 バイアルを日局注射用水 0.9mL に溶解した溶液 0.6mL がオマリズマブの投与量 75mg に相当します 150mg バイアル :1 バイアルを日局注射用水 1.4mL に溶解した溶液 1.2mL がオマリズマブの投与量 150mg に相当します

9 Q&A投与方法 Q&A ゾレアの投与は皮下投与のみとし 静脈内及び筋肉内への投与は行わないでください 1 溶液を吸引後 25ゲージの注射針に交換し 注射筒内の空気を除いた後 注射筒内の溶液を投与量の 0.6mL( オマリズマブの投与量が75mgの場合 ) 又は1.2mL( オマリズマブの投与量が150mgの場合 ) に調製してください 注意! 溶解後は速やかに使用し すぐに使用しない場合は2~8 で保存し 8 時間以内に使用してください 残液は使用しないでください 2 溶液は粘性があるため 5~10 秒かけてゆっくり投与してください 皮下注射可能な部位に投与してください ( 上腕外側 大腿部前面など ) 注意! 注射部位 1ヵ所につきオマリズマブ150mg 以下の投与量としてください 2 回以上の注射を必要とする患者には 同一部位に投与しないようにしてください 特発性の慢性蕁麻疹患者の選択について Q 1 : 小児への投与は可能か? A 1 :12 歳以上の小児への投与は可能です しかし 特発性の慢性蕁麻疹においては 低出生体重児 新生児 乳児 幼児又は12 歳未満の小児に対する安全性は確立していません ( 使用経験がない ) 5. 小児等への投与 を参照 Q 2 : 妊婦 産婦 授乳婦等への投与は可能か? A 2 : 妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には 治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与してください 授乳中の婦人には投与を避けることが望ましく やむを得ず投与する場合には授乳を避けるよう指導してください 動物実験( サル ) で本剤が胎盤を通過することが報告されている 動物実験( サル ) で乳汁中への移行が報告されている 4. 妊婦 産婦 授乳婦等への投与 を参照 Q 3 : 高齢者への投与は可能か? A 3 : 高齢者には慎重に投与してください 特発性の慢性蕁麻疹患者を対象とした日本を含む国際共同臨床試験において ゾレア 300mg 群の有害事象の発現率は 18 歳以上 65 歳未満は54.5%(36/66 名 ) 65 歳以上で40%(2/5 名 ) でした 65 歳以上の被験者数が少なく 年齢間の厳密な評価は困難ではあるものの 部分集団間で大きく異なるという傾向はみられませんでした しかし 一般に高齢者では生理機能 ( 腎機能 肝機能 免疫機能等 ) が低下していることから 慎重に投与してください 3. 高齢者への投与 を参照 Q 4 : 投与禁忌はあるか? A 4: 本剤の成分 ( オマリズマブ 遺伝子組換え ) に対し過敏症の既往歴のある患者に対しては投与禁忌です 禁忌 を参照 Q 5 : 投与するために必要な検査項目は? A 5 : 気管支喘息患者への投与時と異なり 特発性の慢性蕁麻疹患者への投与に際しては 必要な検査項目はありません

10 Q&A調製方法について 投与方法について Q 6 : 溶解時に泡立ってしまったらどうしたらよいか? A 6 : 小さな泡立ち程度でしたら しばらく静置すると泡は消えます ゾレアを日局注射用水で溶解するのに約 15~20 分程度かかります このとき 小さい泡立ちがみられることがありますが しばらく静置すると泡は消えます Q 9 : 注入速度はどのぐらいが適当か? A 9 : 溶液には粘性があるため 5~10 秒間かけてゆっくり注入してください ゾレア溶液は粘性があるため 注入時の針は25ゲージを用いてゆっくり注入してください 注入速度が速すぎると 注射時に患者さんの痛みが強く感じられます また 注射針が外れるおそれがありますのでルアーロック式を推奨いたします Q10:300mgに相当する投与量を1 回で1ヵ所に注射してよいか? A10: 全投与量を1 回で1ヵ所に注射しないでください 皮下注射ですので 患者さんの負担を考慮し 1ヵ所当たり 1.2mLを超えないようにする必要があります ゾレア 1バイアルを所定の溶解方法 (P.14~15) で溶解した溶液 1.2mLはオマリズマブの投与量 150mgに相当しますので 1バイアルにつき 1 回 1ヵ所への投与としてください (300mg 投与は2 回 ) 1 回毎に注射部位を変えて投与してください Q 7 : 溶液はどのぐらい保存が可能か? A 7 : すぐに使用しない場合は2~8 で保存し 8 時間以内に使用してください 溶解後はできるだけ速やかに使用し 溶解後の残液は使用しないでください 溶解後の安定性は以下のとおりです Q11: ヒスタミン H 1 受容体拮抗薬からゾレアに切り替えることができるか? A11: 切替投与について検討した報告はありません ヒスタミン H1 受容体拮抗薬に追加して投与してください 既存治療で効果不十分な12 歳以上の特発性の慢性蕁麻疹患者 ( ヒスタミン H 1 受容体拮抗薬で効果不十分な患者 ) を対象としたプラセボ対照二重盲検比較試験では 本剤をヒスタミン H 1 受容体拮抗薬に上乗せして投与されていました 臨床成績 を参照 温度 保存時間 保存法 結果 5 24 時間 溶解後バイアルを倒立させて放置 安定であった 30 8 時間 社内資料 : 溶解後の安定性 XOLU00010 Q 8 :75mgバイアル 4 本での調製は可能か? A 8 : 可能です 複数のバイアルを使用する場合は バイアルの数だけ針を用意する必要がありますのでご注意ください 詳細はP.13~16を参照 安全性について Q12: ショック アナフィラキシーはどのような症状がみられるのか? A12: 気管支痙攣 呼吸困難 血圧低下 失神 蕁麻疹 舌浮腫 口唇浮腫 咽 喉頭浮腫等がみられます ( 1) 重大な副作用 を参照 Q13: ショック アナフィラキシーがあらわれたときの対処法は? A13: ゾレアの投与を中止し 直ちに適切な処置を行ってください ゾレアの投与によりショック アナフィラキシーが発現する可能性があるため 観察を十分に行ってください 異常が認められた場合には投与を中止し 直ちに適切な処置を行ってください さらに 患者さんにはアナフィラキシーの徴候となる症状について説明し それらの症状が発現した場合は速やかに受診するように指示する必要があります 詳細はP.7~8を参照 Q14: 注射部位反応があらわれたときの対処法は? A14: 必要に応じて適切な処置を行ってください 国内臨床試験で認められた注射部位に関連する有害事象は ほとんどが軽度であり 処置を必要としませんでした 中等度と判定された 1 例については 注射部位そう痒感 注射部位紅斑が認められましたが 冷却措置によりいずれも 1 日で回復しています ゾレア皮下注用申請資料概要より

11 その他 Q15 インフルエンザワクチンなどを注射するタイミングでの併用は可能か A15 同時に接種することは可能です ゾレア投与中の患者へのインフルエンザワクチンの接種を制限する報告はありません しかしながら ゾレアは皮下注で 投与する薬剤であり 注射部位での副作用 注射部位の紅斑やそう痒感 腫脹など を認めるため インフルエンザワク チンの接種部位は ゾレアの接種部位と離したほうがよいと考えられます 20 特発 性 の 慢性蕁麻疹 既存治療で効果不十分な患者に限る 治療におけるゾレアの使用にあたって 21

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